曲紹介
「報われない恋」がテーマです。単なる片思いじゃなくて、報われない恋。
歌詞
君の涙が透き通って見えるのは
白い瞳に闇を含ませ過ぎたから
探った指先に
優しさがぶつかる
迷いの果てには
いつか縛られた自由
連れ出して羽ばたく、星の散らばる夜に
かっこよく生きられないこんな僕も強くなれる
握り締めた腕を君は離さないまま
それでも苦しいなら二人のまま果てなしく墜ちてゆくよ
羽があるんだ、寒い水の底でも
二人包んで孤独を舐め合う、そのため
治ることのない病
だけど笑って
誰も彼も独りの
影に傷ついたまま
凍てついた手のひら、合わせて確かめ合う
鏡越しの誰かに出会えたなら滅ぶ強さ
抱き締めたものから砂になり消えてゆく
それでも愛しいから僕ら穢し合って虚(うろ)に融けてゆく
正しいことを生きられない恋なら
滅びのままに、君のその手を引いて
何も生み出せずに奏でる虚の歌が
かっこよく生きられない二人には優しく響く
止まる風の音と灯り出す明かり見て
「綺麗だね」と呟き、流れた滴を確かめ合おう
コメント
最終更新:2023年12月11日 22:31