曲紹介
- 爽やかな初恋の歌。
- やや文語体よりの歌詞が雰囲気を出している。
- ナタP5thアルバム『Forest』収録曲。
歌詞
うらら晴天より落下する稲光
ぽつり立つる一つ木を貫いた
涼風人の心知るならば
あまねくなにそれより麗し髪を揺らせよ
息を吐いて止めた 風に震える君の前髪
僕のヌースは弾けて吹き飛んだ
まだ意識の底の底で ただ鼓動が脈を打つ
霞雲霧雨となって地を濡らし
土を巡りて森に人に芽を吹かす
ああ水よ彼女にも染むならば
見えざるその胸の奥深くしのび知らせよ
まるで春は渺々(びょうびょう) 花もはじらう芳し香り
神のロゴスもかすんで地に堕ちた
祇園の鐘はまだ遠く
君は満ちる月の光
君は明けゆく東の尾根の空
僕の目には君のみいまそかり
ただ春の夜夢深く
突風吹きて踊る神に時雨の降れば
雨の滴るいつくしうなじ
僕のヌースは弾けて吹き飛んだ
まだ意識の底の底で ただ鼓動が脈を打つ
コメント
- 14歳の初恋の心象とクロスオーバーして、ロゴスとかいまそかりとか古語が瑞々しさを取り戻しているシビレル歌詞。 -- すもけ (2011-07-28 19:31:16)
最終更新:2023年12月11日 22:56