蜃気楼、或いは真夏の蝉の詩

しんきろう、あるいはまなつのせみのうた【登録タグ:2011年 初音ミク 夕闇P

作詞:夕闇P
作曲:夕闇P
編曲:夕闇P
唄:初音ミク

曲紹介

  • 終焉と、終わらない祈りの歌……とかなんとか。(作者コメ転載)
  • Webミニアルバム『夏空ディスタンス』収録曲。日頃のご愛顧に感謝の意も込めて、無料で誰でもダウンロードが可能になっている。

歌詞

例えば

この雑踏の中で今
私が消えていったとして
そんなことを気にとめる人は
きっと誰もいないでしょう

この雑音の中で今 愛を
哀を歌ったとして
振り向いてくれる人なんて
きっと誰もいないでしょう

鳴り止まない孤独の音
繰り返すあなたの声
壊れた レコードのよう

志だけが残ったからっぽの人形
屍のようだとたとえ笑われようと
それでも擦り切れた声で希望の歌を歌う
祈りはきっと輝きに変わっていく

例えば

私の残り時間が後
七日間だとわかったとして
それでも誰かの心の隅に
居場所を求め歌うでしょう

ただ流したその涙が
少しずつ少しでもこの今日と明日を繋ぐものになるように

微笑みを届けたいと願っている道化
絵空事だとたとえ蔑まれようと
それでも擦り切れても希望の歌を歌いたい
言葉はいつかきっと誰かに届くから

真夏に立ち上る蜃気楼のように
つながりとは儚いものでしょうか

志だけが残ったからっぽの人形
屍のようだとたとえ笑われようと
それでも擦り切れた声で希望の歌を歌う
祈りはきっと輝きに変わっていく

きっと届くから

コメント

  • 素敵ですね。 -- かりの (2015-08-22 20:31:41)
  • いいですね。 -- 如月 (2015-08-22 21:05:59)
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最終更新:2024年01月07日 01:30