歌詞
君のうつろな目が 僕の心を貫いた夏
淡い線香花火のように 残る
古い街の記憶 過ぎ去っていく日々の幻
誰にも言えないような秘密 二人だけのものさ
あの夏に置いてきた 思い出たちは
帰る場所を探して 消えた
セピア色に褪せた写真のようなあの日のこと
擦り切れてボロボロになった二人
君の細い腕が 空の青さに溶け込んでいく
誰も知ることのない弱さを 落とす
白と赤の雨に打たれた君は
泣くことすらできず
夕立の街を背に 僕らは逃げた
どこまでも
君のうつろな目が 色を無くしたつめづめの日は
雨と雪の妙に静かな朝だったな
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最終更新:2023年12月12日 03:22