文学 in the 少女

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作詞:HaTa
作曲:HaTa
編曲:HaTa
イラスト:テグリ32号
唄:初音ミク

曲紹介

曲名:『文学 in the 少女』(ぶんがく in the しょうじょ
  • HaTaです。コンピアルバム「Anemone」の収録曲をリメイクしました。(作者コメ転載)
  • 「ぼくたちの頭はちょうど神様と同じ重さ
    ほら、二つを正確に測ってごらん
    ちがうとすれば、それは
    言葉と音のちがいほど」
    エミリー・ディキンソン(作者ブログより)

歌詞

piaproより転載したものに動画に合わせて編集)

寄る辺のない孤独な旋律は
たおやかに(こだま)する夜の声と消え
幸福はアイスのように溶け落ちて
少女は淡い本の上で踊る

呵々(かか)と笑う鈍色の月
不束(ふつつ)かな夢を一齣(ひとくさり)の言葉で結べ、
繰り返す放課後はやがて時を止め
少女はかくて夜に溺れていく

憂い、惑い、(くら)い、未来
救い、期待、宵待ちに浮つく
(狭い狭い檻の中、近い近い夜を待つ)

メランコリア、いつまでも
いつまでもその声を聴かせて
(狭い狭い檻の中、近い近い夜を待った)

此の世の果てまで
汽車で連れていってよ

何もないようなこの世界のページに色を塗るから
頭の中に限りない空の(あお)を広げて
ひとりぼっちだと気づいてたけど
いつか大人になるまではそばに居て欲しいから

閑となる図書館の寝息、
蛇行する階段(きざはし)を登ったセカイで
想像と現実は(たもと)を分かち
少女は暗い本の上で眠る

目眩(めくるめ)く捲られゆくページ
やがて来ん一日(ひとひ)に砂糖菓子の栞を挟めば
()る程にくぐもった夜気が満ち、
少女はかくて徒花(あだばな)と散りゆく

憂い、惑い、(くら)い、未来
淡い、想い、耳鳴りの向こうへ
(狭い狭い檻の中、近い近い夜を待つ)

メランコリア、いつまでも
いつまでもその声で語って
(狭い狭い檻の中、近い近い夜を待った)

あなたが見ている
景色を見させてよ

味気ないようなこの世界の続きを書き換えるから
頭の中に限りない海の(あお)を注いで
意味は無いのだと分かってたけど
いつかあなたがいてくれて良かったと思うから


コメント

  • すっごい好き!「頭の中に海の碧を注いで」とか、「世界のページに色を塗るから」とか、 -- あいく (2018-03-11 22:30:18)
  • もっと評価されて欲しい!! -- ななし (2018-09-11 12:57:03)
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最終更新:2024年04月16日 19:27