曲紹介
どこやらが砂漠だとか何やで揉めてるらしいので曲にしてみました。
ブームはその引力であたりかまわず才能を集め巨大化しやがてはその自重に耐えきれず弾け飛ぶわけですが、また20年くらいしたらなんか面白いこと生み出すんじゃないでしょうか。
80年代の『バンドやろうぜ』と10年代の『ボカロPlus』の両方に載ってる人は他にいないかも。
歌詞
（動画より書き起こし）
何もない砂以外は
草も生えない不毛の土地だ
ここが実り溢れるホコ天だったと
今ではもう知る者すらいない
ラバーソールにガーゼシャツ羽織り
ダイエースプレーの香り漂わせ
男は独り風に吹かれてた
年代物のテレキャスぶら下げて
ホコ天 イカ天 宝島
ネネネあなたと私でバンドブーム
五百のバンドがメジャーデビュー
異常だった1991年
あの日砂漠に植えた林檎の木は
二十年後にボカロを実らせた
ブームはいつも消えてゆくだけだけれど
二十年もすりゃまた咲く花もあるだろう
在学中にデビューできた
ヤツらはまだ運に恵まれてた
留年や院進で籍を残し
新卒としてやり直しできた
就職後にデビュー決まり
会社辞めてアーティスト気分
鳴かず飛ばずで契約解除
レジ打ちしながらインディーズ活動
初音ミク ニコ動 ボカロP
ネネネあなたも私もボカロブーム
粗製乱造でメジャーデビュー
異常だった2012年
あの日あなたが植えた林檎の木は
いつか大きな実を実らせるだろうか
砂漠はこのまま腐ちてゆくだろうけれど
二十年もすりゃまた咲く花もあるだろう
オンガクで食っていきたいなら
こんな砂漠からオサラバをして
もっと陽のあたるところを
探せばいいだろ
あの日砂漠に植えた林檎の木は
二十年後にボカロを実らせた
ブームはいつも消えてゆくだけだけれど
二十年もすりゃまた咲く花もあるだろう
コメント
最終更新：2024年01月23日 17:12
