Last/L


作詞:カステラ
作曲:煎茶
編曲:煎茶
唄:鏡音リン

曲紹介

  • 朧で儚げながらも芯のある、宗教や哲学的な世界を感じさせる不思議な曲。
  • 特徴的な譜割りと韻律、一つ一つしっかり効かせた音とが世界を表現する。


歌詞


何にもない場所で待ちぼうけてるあいだ
考えてた話 これから始めるよ、

 ――残念、手つかずのままの空と、
 あの青ざめた指先も、
 しんと静かに冷えていった音、遠く千切れた面影さえ、

 泡のひとつを抱いて離せない花は、明日にも息を閉ざすでしょう

 哀しまなくてもいいよ
 この世界は今さっき、ほんの五分前に始まったばかりの自鳴琴。

“涙と分かてない 滲んでく曇天が 初めの空の色”
それで片付くこと。

最初、きみはああ言ってたけれど。
「最後。」きみは簡単に言うでしょう?

最初、僕はそう言ってたけれど、
「最後。」そうも簡単にいくの。

過去のひとつを抱いて離せない僕は、今にも夢を閉ざしてく。
昼夜問わずそこにいると思ってた、
君の不在を確かめるだけの朝はもういらない。

“五分前に適当で始まった世界なら
 空っぽも仕方ないな、きみのこえ、僕自身も。”

 ひとつ叩いてみればわかるでしょう?
 ほら、やけに軽い音色で
 ずっと抱いてた泡沫の中は空。そしていま、割れてくよ。

君の不在を僕に告げたがる朝が、懲りずに扉叩くけど

“悲しまなくて、もういいよ
 この世界は今さっき、ほんの五分前に始まったばかりの自鳴琴。”


コメント

  • ああ、やっぱりページ上部のリンクがおかしくなった…。でもタイトルで文字コード使うのも問題ありそうだしなあ&br()とりあえず、DTM+板のおすすめ投票しておきながらページを作ってなかったので、煎茶さんのページと一緒に作成させて頂きました -- 名無しさん (2010-01-10 13:09:33)
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  • 2009年

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最終更新:2023年12月11日 20:42