ヒナマツリ

3月3日のキャリーベース

シェルド「あ、エターナさん・・・何ですかそのフィギュアは?」
エターナ「今日は日本という国のイベントで『ヒナマツリ』といって18歳未満の女の子は部屋にカップルのフィギュアを飾るそうです♪」
シェルド「・・・誰がそんなことを?」
エターナ「クレアから教えてもらったんです、このフィギュアもクレアから♪」
シェルド「へぇー・・・」(つっこみどころがいくつかあるけど命に関わるからやめとこ)

ノーラン「ニキ、クレアが言ってたんだけど今日は女の子の日らしい」
ニキ「お、女の子の日ですか///私は先週でしたけど///」
ノーラン「いや、その女の子の日じゃなくて・・・」(素でボケたー!!そしてどんだけウブー?!」

リコル「艦長ーなんかクレアさんが『マツリだから』とか言ってカタパルトの上に飾りつけたX1フルクロスと派手なABCマント着けたディオナを放置してるんですけどー」
ゼノン「・・・今日中は許可するが、あとでクレアに片付けさせろ」

ブラッド「フフフ、ヒナマツリとやらにあわせて食い物を用意した、思う存分食らうがいい小娘ども」
パメラ「すごいですブラッドさん、おいしそーう」
マリア「季節に合わせた和食に、えーとヒナマツリに食べるという菱もち、雛あられ、白酒、鯛のお吸い物まで、ブラッドさんて本当に料理上手いのね・・・」

ノーラン「ヒナマツリというのは、桃の節句ともいうらしいね」
ニキ「モモのセック/////」
ノーラン(セックで赤くなったー!!小学生か?!)
ルナ「ヒナマツリ?ああ年の初めに男女がゴニョゴニョするという・・・」
ニキ「///////////////」
ノーラン「それ多分違うー!!大丈夫かニキー??」

ラ「艦長ークレアが今度はカタパルトにガズLガズR、ドム3機、ジム5機を置いていいか許可をー」
ゼノン「それは許可できん!!そもそもそんなに置けん!!」

クレア「ごめんケイ姉!ヒナマツリMSは不許可だって」
ケイ「せっかく『ゴニンバヤシ』ジムの楽器まで造ったのにねえ」
エリス「ノリノリですね・・・」

キリシマ「アタイは実家から送ってもらったモノホンがあるからな、見事なものでございましょう?」
エルフリーデ「ほう、これはなかなか見事な」
キリシマ「あ、そうやって触るもんじゃ・・・
ポキッ
ネリィ「首が・・・エルフリーデさん、貴方意外とがさつな所がありますから気をつけたほうが」
キリシマ「もう遅えよ・・・ウッ(´;ω;`)」
エルフリーデ「す、すまない(´・ω・`)」

クレア「MSがダメならこの秘蔵の『ヒナマツリコスプレセット』を出すしかないみたいね!これで記念撮影よ!」
エリス「そんなの持ってるんだ」
レイチェル「アタシはこの『サンニンカンジョ』ってのがいいな、ミリアムは?」
ミリアム「やっぱり『オヒナサマ』よね、プリンセスって感じがして」
ミンミ「自分も『オヒナサマ』がいいであります!」
エリス「さすがにコスプレ撮影会なんてやろうものなら、艦長怒りのスーパーモードになると思うけど」
クレア「明鏡止水の心で許すと思うけど」

パメラ「艦長ークレアが
ゼノン「不許可

クレア「不許可だったけど、なんとか頼み込んで『オヒナサマ』と『オダイリサマ』のコスプレの許可はもらってきた」
リコル「それだと女性一人だけですねー」
クレア「残念だけど、クジ作ってきたから女性全員引いてねー、『オダイリサマ』は男性陣がクジ引いてるから」
んで
クレア「んじゃ、みんな一斉にね、せーの」
ミンミ「あ、自分であります!」
レイチェル・ミリアム・リコル・パメラ「いーなー」
エターナ・ルナ・キリシマ・ブランド「チッ」
ノーラン(舌打ちするぐらい着たかったのかあんたら・・・エターナ、黒くなってるよ・・・)
クレア「で?男のほうは?」
ラナロウ「・・・俺だ」
エリス「そんな嫌そうに」
ラナロウ「マークが無理にクジ引かせるからだ」
ミンミ「責任重大なる役目を承った以上は全力を尽くす所存であります!!ですがこの服はどうやって着るのでありますか?!」
マリア「誰かわかる人いました?」
ソニア「しょうがないねえ、あたしが着付けてやるよ、メイクもしてやるからおいでミンミ」
ラ「流石ですねえソニアさん、年の功ってやつですね、エターナさんもこれくらい開きなお(もがもが
ケイ「言葉に気をつけな・・・」
エルフリーデ「異国の衣裳・・・一度は着てみたいものだ」
ネリィ「ええ、(今度実家に帰ったらいろいろ揃えてみましょう)
ちなみに『オダイリサマ』はゼフィールが着付けました

クレア「準備かんりょー、写真撮るよー」
ミンミ「了解であります!!」ラナロウ「・・・おう」
クレア「いくよー、バァーニィィィーハロッ(カシャ
そしてこの写真はしばらく食堂に飾られて、ミンミに贈られた

クレア「さーて今度は端午の節句、男性陣にキンタローのコスプレでもさせるかな♪」
ニキ「タンゴの//////セック////////キンタ//////////////」

 

キャリーベースの5月5日

「みんな、おっはよー!!」
5月5日の朝、元気な声を響かせるクレア・ヒースローの前に立ち塞がったのは2人の青年
「どうしたの?そんな怖い顔して、マークさん?ウッヒさん?」
不思議がる彼女の問いに答えず、その2人の青年は彼女を両脇から抱えるとそのまま引きずっていく
「え?ちょ?なに~?!」
後ろ向きに引きずられながら叫ぶクレア
3人がたどり着いたのはキャリーベース下層の営倉、そしてその中にクレアは押し込まれる
「あたし何もやってないよー!!酷い!ひどすぐる!!」
と言いながら、よよと崩れ落ちるクレアにかけられたマークの言葉には容赦というものがなかった
「艦長命令だクレア、「ヒナマツリ」だの何だの言ってMSを勝手に動かしたり、コスプレ大会を開こうとするだの、その素行は目に余る聞けば今日(5月5日)は男子の成長を祝う日だとか、艦長はお前が騒ぐのを見越して閉じ込めることにしたんだ、もちろん罰ではないからちゃんと飯もあるし、暇しないようにPS2とGジェネも準備したからおとなしくしてるんだ」
クレアが抗議する間もなくマークとウッヒは扉を閉じてその場を去った
「ひどいー!横暴だ!!侵害だ!!」
などと叫んでいたクレアだったが周囲に人がいなくなったと感じると、急に口調を変える
「ふふふふふ、甘い!甘いぞゼノン!既に同志たちが動き出しているぞ!ふはははははは!・・・・・・Gジェネやろ」

食堂、昼食時
艦長であるゼノンはギルバート・タイラーと談笑していた
「まったく彼女の無茶苦茶には振り回されてばっかりだったからな、強行策をとらせてもらったよ」
「はは、艦長も無茶苦茶なことをしなさる、しかし艦長今日のイベントがこの昼食のデザート「カシワモチ」だけってのも寂しいもんですな」
そこから少し離れたテーブルではシェルド・フォーリーが昼食を終えていた
「「シェルドく~ん」」
と猫なで声でその後ろから近づいてきたのはラ・ミラ・ルナとケイ・ニムロッドの2人
彼女らは左側にケイ、右側にラという形でシェルドを挟むとその両脇から抱え上げる
「お姉さんたちとオモシロイことしましょう」
普段とは違う声色でささやいたケイにシェルドは危機感を覚えて、周囲に助けを求める
「トニー!ビリーさん!助けて!」
名を呼ばれた2人は目線すら合わせなかった、引きずられていくシェルドに憐れみの視線が集中した
「な、何をするんです?!」
キャリーベースの廊下を引きずられながらシェルドは問いとも叫びともつかない声をあげる
「オモシロイことだよ」とケイ
「シェルドくん、今日は男の子の成長を祝う日らしいの、その記念撮影をね・・・」とラ
そのとき、ケイのジャンパーの内側から一枚の紙が落ちてシェルドの足元に表向きに舞い降りる
それにはほぼ裸で赤いエプロン?を身に着け、斧を担いだ少年が熊にまたがっているといった形の人形の画像がプリントされていた
立ち止まる3人、シェルドは両側の女性の顔を見る、そこには彼の理解できない笑顔が2つ
「う、うわあぁぁぁぁぁぁぁ!」
MSのカタパルト並みの瞬発力で2人の拘束から抜け出すシェルド
ラがすぐさまインカムに叫ぶ
「目標の確保に失敗!!各員確保の準備を!」
キャリーベースの廊下を走り続けるシェルドは考える、こんなこと考えたのはクレアに違いないと、もちろん彼女が軟禁されたのも知って
いる、ただ彼女のお遊びにつきあっているのは誰と誰なのか、敵味方がわからなかった
敵の可能性がある者と味方の可能性がある者とを脳内で分けていたシェルドは足元のロープに気づかずに思いっきりすっ転ぶ
「つかまえたーっ!」
うつ伏せの彼の体に少女2人分の体重がかかる
「こんな単純なトラップでよかったのかな?」
ひっかかったシェルドに呆れるというより、単純な罠を仕掛けた自分らに呆れたような口調でエリスは相方のレイチェルに話しかける
「これでいいの、シェルドはもうこんなこと考えたのはクレアだと気づいたはず、いつもクレアといるアタシたちの姿見たら逃げちゃうよ、諦めてね、シェルド」
同世代の美少女2人に背後からのしかかられている状況は普段ならうれしいところだが、この後何をされるのか考えるとそんな余裕はない
少女2人がシェルドを起こそうと服をつかんだ時に彼は素早くジャンパーを脱ぎ捨てつつ起き上がる
「きゃ」と2人がジャンパーをつかんだまま尻餅をつくのを感じながら、シェルドはまた走り出した
何処かに隠れてやり過ごしたほうがいい
そう考えた彼はとりあえず隠れ場所を探すことにした
「シェルドさん、シェルドさん」
いつの間にかシェルドは医務室の前を通りがかっていた、声をかけたのは医務室のドアから半身を出したリコル
一瞬警戒したシェルドに対して彼女は言葉を続ける
「大丈夫です、マリアさんもいますよ」

真面目を形にしたような女性の名を聞いて彼は安心した、よかったここで匿ってもらおう・・・
「災難ねシェルドくん、クレアのお遊びに付き合わされて」
マリアに同情の言葉をかけられて気持ちが落ち着いたシェルドは椅子に腰掛ける
「ほんと、クレアさん達って何でこんな騒ぎが好きなのかわからないです」
リコルが呆れたように首を振る
「シェルドくん疲れたでしょう、水を飲んでゆっくり休んで」
「あ、ありがとうございます」
シェルドはマリアが差し出したコップを受け取る、そして喉を潤そうとそれを口へ運ぼうとしたところで気づく
このコップの水はいつ入れたんだ?
「どうしたの?早く飲みなさい」
マリアの言葉にも何か急かす感じがあるのを彼は感じた
「やっぱりいいです、自分の部屋に行きます」
「駄目よ、水を飲んで」
シェルドはマリアの目が今まで見たことのない表情をしているのに気づいた
「クレアの遊びに付き合うことないじゃないですか!」
いきなり核心を突いたつもりのシェルドだったがマリアは動じずに言葉を返す
「最初はクレアの遊びだったけど今は違うの・・・いいから飲みなさい」
いやです、と答えたシェルドは医務室のドアへ走り出す、ドアの前にはリコルが陣取っていたがコップの水を彼女へかけて怯ませたあと外へ飛び出す
「あ~ぁ逃げちゃいました~ぐぅ~」
リコルはその場でふにゃりと眠ってしまった、コップの水は強力な睡眠導入剤入りだった

「シェルド・フォーリー!下着泥棒をするとは万死に値する!そこへなおれ!」
「見損ないましたわ、シェルドさん」
「大人しくお縄につきなぁ(ププ」
エルフリーデ(サーベル装備)とネリィ(ラクロスラケット装備)とキリシマ(モップ装備)がシェルドの前に立ち塞がった
「だ!騙されてますエルフリーデさん!ネリィさん!キリシマさんはわかってやってるでしょ!」
「悪いなシェルド、標的リストの2番目が僕なんだ、だから逃がすわけにはいかない」
「そして僕が3番目」
親友のジュナスとルークも彼の前に立ちはだかった
「ああ、もう誰も信じられないよ・・・」
追っ手を振り切ったシェルドだったが肉体的にも精神的にも疲労の極致にあった、へろへろと歩く彼の前に現れた人影は

それは銀髪の細身の女性
「どうしたのシェルド」
「ああ・・・エターナさん助けてくださいぃ・・・」
彼は彼女がこんなくだらないことに加担するとは一切考えずに助けを求め、よろよろと近づいた
しかしエターナの反応は彼の予想外だった、彼女に向けて伸ばされた右手をとり、そのまま素早く彼の後ろに回り腕をねじ上げ、そしてその細い左腕で首を締め上げる
「助けてあげるわシェルド、このまま眠れば終わりよ」
シェルドはもう彼女が何を言ってるのか理解できなかった
ああ・・・やっぱりエターナさんて胸(ガク

夕刻
「ふう、ヒゲとメガネがドムトロのバズーカ食らうからイライラしちゃったよ、で?どうなった?誰が餌食に?」
やっと営倉から解放されたクレアがケイに問いかける
「クレアの計画通りに「食堂のカシワモチにカラシ入り当たりを入れて男子に配り、当てた人をコスプレ撮影」をやろうとしたんだけどねぇ」
「あれ?できなかった?」
「エターナさんがそれをやめて初めからシェルド狙いを推すから結局それにしたんだ、目が怖いんだよあの人」
「ふんふん、それで?」
「結局艦を上へ下への大騒ぎ、エターナさんが男子を脅したり、エルフリーデ達を騙したり、最終的にはエターナさん本人が目標確保」
「えー」
「んで、何故かエターナさん以外が艦長にこってり絞られてる間、エターナさんの部屋で撮影終了」
ケイがクレアに写真を差し出す
「うわ・・・」
それにはいわゆる金太郎のコスプレで熊のヌイグルミにまたがったシェルドが写っていたが、半泣きなのと後ろ手に縛られているせいで違う趣旨の写真に見える
「ちょっと引いた・・・かわいそうだから永久封印ね」
「みんな流石に引いたよ、フォトデータはエターナさんが保管することになったけど」
「シェルドに悪いことしたかな?」
反省したようなクレアの言葉にケイが何故か照れたように答える
「大丈夫じゃない?まだシェルドはエターナさんの部屋から解放されてないから、充分癒されてるかも」
それを聞いたクレアも表情を変える
「なーんだ、男の子の日に男になっちゃうわけねフヒヒ」
そばにいたレイチェルとエリスが声を揃えて突っ込む
「クレア、言い方が下品」

 


MSハンガーで
「今日のカラシ入りのモチは美味しかった・・・」
とエイブラムが呟いたことを誰も知らない・・・

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