EV127に見る、RP評価について


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EV127に見る、RP評価について

RP評価は掲示板ゲームにおいて提出されるRPに、
そのクオリティに応じてボーナス修正を与えるルールである。

普通+0
面白い+1
凄く面白い+3

RPは400字以上1000文字以内を原則とし、<t:要求されるパーティロールプレイ>及び選択した行動と関連性を持たさないとならない。
たとえば、協調しての装甲判定、帝国元帥の支援や治療などを受ける場合はそのロールも必要とする。
 また、<t:要点>や<t:周辺環境>を満たす必要はない。

例外ルール:
RPの文章量を400~2000字まで提出できるチャンスがあり、その場合のRPボーナスは3倍となる。(過去2回)
ゲーム中1回のみ、イラストを使用することが出来る。なお、文章は規定量どおりに必要。(EV127)


RP評価の判定方(EV127の場合)


評価はまず、3名以上の審査員によって普通、面白い、凄く面白い、に審査される。
集計から一番上と一番下の評価を抜いた平均が評価となる。



1(普通、面白い、凄く面白い)

普通と凄く面白いを抜いた、面白いが評価となる。

2(普通、面白い、面白い、面白い)

普通と面白いを一個抜いて、平均の面白いが評価となる。



EV127で凄い面白いを得たロール一覧

(全8例、うちイラスト込み1例)

【FEG人騎兵団 1回目】


○カード

L:戦闘準備(EV127-00)={
 t:名称=戦闘準備(EV127-00)(戦闘)
 t:要点=兵士達,準備風景,テント
 t:周辺環境=FVB国境付近
 t:説明文 ={戦士たちは準備をしている}
 t:とれる行動={

t:この場面で得られる効果 =ここでは5AR分を使って戦闘の準備が出来る


○取った行動

  • その他訓練2回
  • 是空とおる後期型個人騎士団とバンド
  • 待機(EV127-02)へ移動


○提出したRP

f:FEG人騎兵団のRP={

「まさか、この機体を出すことになるとは思いませんでした」
 宰相府から届いたその機体は馴染みのI=DでもRBでもなく、古代の土人形を思わせるシルエットをしていた。整備用テントの中にも入りそうな、小柄(と兵器に言うのもおかしいかも知れないけど)な機体。
「人騎兵か。古代レムーリアの武装だったようだ」
 総一郎は、なぜか以前から知っていたように機体のメンテナンスを行うと、当たり前のように座席に座った。
 見渡してみればそんなにおかしな部品はない。なんとか、操作系統は感覚で理解できそうだ。
「…まあ、今回の仕事は露払いだ。おまけに集合場所はFVBの国境付近ときた。…人目につかないうちに片づけてさっさと帰るぞ」
「人目につかないうちに?このターンでは帝国と共和国協同で、外交に当たりましたよね」
 首をかしげる私に、総一郎冷めた目のまま語る。
「それは第七世界人の都合だ。別に何か特別な取り決めをしたわけじゃないし、帝國の国民がどれだけそれを理解している人間かは分からないだろう。浮かれるのはまだ早いんじゃないのか」
 その会話は、二度目だった。
「それも、…そうですね。ただ、簡単には終わらない気もします」
「どういう手品を使ったか知らないが敵は、ニューワールドの物理域を変えているしな」
「それがもう一度起きるかも知れない、ですしね」
 膝の上に置いた手はいつの間にか青くなっていた。緊張していたせいだろうか。
「何か出たところでその都度出来ることで対処するだけだ、そんな引きつった顔をするな」
 そうですね、と答えた瞬間、是空藩王から出撃の指示が入る。
「…はい、分かりました。移動の後、ひとまず待機ですね」
とりあえず、手のひらで軽く頬をたたいてから、操縦桿を握ることにした。

718文字




【是空とおる後期型個人騎士団 1回目】


○カード

L:戦闘準備(EV127-00)={
 t:名称=戦闘準備(EV127-00)(戦闘)
 t:要点=兵士達,準備風景,テント
 t:周辺環境=FVB国境付近
 t:説明文 ={戦士たちは準備をしている}
 t:とれる行動={

t:この場面で得られる効果 =ここでは5AR分を使って戦闘の準備が出来る


○取った行動

  • 防御訓練2回
  • 隠蔽絶対成功を用いて隠蔽
  • 待機(EV127-02)へ移動

備考:
FEG人騎兵団にバンドを受ける


○提出したRP

是空とおる後期型個人騎士団のロールプレイ={

 風が吹いていた。少しばかり湿った。ぬるい風が。
 FVB。バラの園にはもう少しさわやかな風こそが相応しい。

 アンデット軍団VS帝國&共和のテラ藩国の戦いが始まろうとするその直前。
 ひとりの男がFVB近隣へと移動していた。

 是空とおる。いまやダガーマンの方が通りが良いことは語るまでもない。
 超人に近い、ただの人間。短剣だけですべてを乗り越える男。

 彼もまた、あらゆるメンバーが総括されるこの空間に足を踏み込んでいた。

 今回の戦いには当初出撃の予定はなかった。
 盟友海法からは「作戦はカンペキ、ぜくやんの出番は無いよw 俺らを信じて大統領選挙頑張ってね」という一文をもらっていた。

 嫌な予感がしていた。
 FVBを襲った緑のオーマはあらゆる意味で人の心を挫く戦略を好む。
 目の前だけの戦力で戦うのは緑らしくない。黒か黄にでも転職したのか?

 久我あゆみから一報が入る。
「是空さん! 魔法陣があるそうです!!」

 冒険艦、各種設備の陥落、続報が次々と入る……やはりな。緑らしい。

 続報は出兵のあとだった。本来は間に合わない距離である。
 しかし、是空はココに居た。
 国庫を投下し、切り札でもある松井の機体を無事に送り届けるために個人騎士団を編成したのだ。

 国庫が無駄になってもかまわない。皆の安全を買おう。
 その決断にての、出撃だった。

「出番がないなら、それはそれでOKだ」

 国の選挙はもうひとりのダガーマンに任せ、俗称でもある後期型をFVBに派遣するFEG。

 理由は簡単だ。

「俺は、ダガーマンだからな」

 なんで来ちゃったの? という松井のセリフによくわからん返答を返す是空。
 翻訳すると、ひとりの国民も護れないで平和は護れんよ。
 と、いいたいらしいのだが……。

「俺の仕事はお前等を活かすことだ」
「やっかいな攻撃は全部おれが引き受ける」

「とにかく、戦況を見て、切り札であるお前等を無事に送り届けるよ」

 是空は、妖精号をダガーの腹でコン。と叩くと、FVBの王城を見つめた。

「王城行って帰る。ただそれだけのことだ、気楽に行こうぜ」

 緑の恐ろしさは知っている。だが、藩王たるもの国民と共にある限り、すべてを導かなければいけない。

 戦いが、始まる。


#約920文字




【FEG人騎兵団 3回目】


○カード

L:魔法陣破壊部隊投入(EV127-21)={
 t:名称=魔法陣破壊部隊投入(EV127-21)(戦闘)
 t:要点=ボス,不死兵団,巨大魔法陣
 t:周辺環境=荒野
 t:説明文 ={魔法陣を破壊するしかこのピンチを潜り抜ける方法はない。だがそれこそはクーリンガンの狙いであった。}
 t:とれる行動={

  t:この場面で得られる効果 ={
   ここではARが尽きるまで戦闘できる。
   なお、空を飛ぶユニットは稲妻に撃たれる。ARにかかわらず装甲で40の判定を行い、失敗すれば死亡する。
  }


○取った行動

  • 魔法陣が破壊されるAR10まで待機
  • 敵高弟へ白兵攻撃4回
  • 強制リクエスト幸運3回、装甲2回
  • ゲーム終了(EV127-99)へ移動

備考:
ARが足りなくなるため、小鳥遊敦分隊の整備を受けている。
敵高弟が1人1部隊であったため、妖精号の
「妖精号は白兵戦闘行為ができ、この時、白兵戦闘の攻撃、防御判定は必ず成功する。ただし、この時に破壊できるのは常に1機だけである。(部隊まとめて攻撃できない) 」
が発動した。


○提出したRP

f:FEG人騎兵団のRP={

 軽い頭痛がする、ような気がする。
 目の前がちかちかしている、ような気もする。
 背筋がぞわわっと冷えるのも、きっと周囲にこもる魔力のせいにちがいない。
「わー、変な汗が出て来ました。これはかなりの鉄火場ですね」
 ふるると震える背中を押さえ込むように身をすくめて、前を見た。
「前から思っていたんだが、どこでそういう言葉を覚えてくるんだ」
 黒いスーツの後ろ姿はびくともしない。丈夫なひとだ。
「細かいことはいいじゃないですか、敵の皆さんもたいしたお大尽ですね。これはちょっと頑張らないとダメですね」 
 変な感覚はきっと気のせい、考えすぎだ。ここまで来てびくびくしてるのはかなり恥ずかしい。

 敵は4体。総一郎曰くかなりしっかりした結界を貼っていて、それを崩して攻撃しないといけない。
「詠唱戦が終わったら直ぐに斬り込むぞ。タイミングは俺が測る」
「了解」
 逆にこれさえ何とかすれば、ひっくり返せる。
 王様が居ないのも、頭が痛いのも、目がちかちかするのも、ついでに猫妖精のしっぽがシートに挟まってちょっと邪魔なのも、何とかなる。そう信じることにする。

 ふと、機体をノックする音が聞こえたような気がした。
「良くご無事で!」
 ほとんど生身に近い整備士のアイドレス姿でやって来たのは小鳥遊さん。
 作戦部にいたと思えば外交をしたり多才な人で、ただの整備士さんではないとは聞いていたけど度胸も人一倍のようだ。
 まるで魔法のような手際で、整備をこなしていく。
 最後にコツコツ、と機体を叩く。いってらっしゃい、と言ってくれたのか。
「いい仕事だな」
「はい、近距離白兵戦闘、もう一度行きます」

 こもる魔力のせいか周りがよく見えない。味方は足りるのか、攻撃はとどくのか。
 思わず操縦桿を掴む手に力がこもり、指につけた金属の感触が食い込む。

 そう言えば、この国は蛇の神に守られているらしい。
《指輪は蛇だ。蛇は知識を司るとされる》
 そんな言葉を思い出しつつ、蛇の神様、護りをちょっと分けて貰えませんか、と指輪を付けた手をぎゅっと握りしめてみた。


833文字




【小鳥遊敦分隊 3回目】


○カード

L:魔法陣破壊部隊投入(EV127-21)={
 t:名称=魔法陣破壊部隊投入(EV127-21)(戦闘)
 t:要点=ボス,不死兵団,巨大魔法陣
 t:周辺環境=荒野
 t:説明文 ={魔法陣を破壊するしかこのピンチを潜り抜ける方法はない。だがそれこそはクーリンガンの狙いであった。}
 t:とれる行動={

  t:この場面で得られる効果 ={
   ここではARが尽きるまで戦闘できる。
   なお、空を飛ぶユニットは稲妻に撃たれる。ARにかかわらず装甲で40の判定を行い、失敗すれば死亡する。
  }


○取った行動

  • FEG人騎兵団を整備
  • 強制リクエスト幸運に自動失敗し、”一時敗退(EV127-40)”へ移動


○提出したRP

f:小鳥遊敦分隊のRP= {

そこはまさに、修羅場だった。
小鳥遊敦が到着したとき、戦端がまさに開こうとしていた。
丸腰かつ装甲も無い小鳥遊は即座に物陰にかくれ、コソコソと妖精号の姿を探す。
いた。敵に見つからないように妖精号へ接近を図る。

なんとか到着。幸いまだAR消費が無いお陰で、ズレも無い。手早く工具を取り出し、準備にかかる。

「松井さん、総一郎さん、お待たせしました。パパっと済ませますね」

I=Dとはまったく違う人騎兵という機体ではあるが、幸い国元でヒマを見ては妖精号のデータを開いてた小鳥遊、整備に支障は無いはずである。
幻想的なその機体に工具を走らせ、そのARの回復を図る。

いや、この機体を直接いじれる日がこようとは。
この男、修羅場にあってご機嫌である。松井いつかの入国時、妖精号を見て一番キャーキャー騒いでた男である。まさに本望であろう。

だが、いざ整備を始めようとして、問題に気が付いた。戦闘が困難を極め、妖精号には整備の為に割く時間もない。
一瞬だけ躊躇して、小鳥遊敦は覚悟を決めた。

「……松井さん、このまま仕掛けてください。なんとかかんとか、機動の合間に整備を行います」
我ながら無茶もいいところだと分ってはいるが、他に方法はない。整備に時間をとられれば、それだけ自分も味方も危機に近づく。
松井いつかは驚いたようだが、総一郎のほうはスグに承諾したようだ。妖精号が戦闘態勢に入る。

覚悟を決める間すら惜しい。その間にも工具を走らせ、整備を実施する。
妖精号が切り込む刹那、手早く離れ、すぐさまその後を追う整備士。身を低くして駆け、妖精号の離脱位置を予測する。
妖精号が一撃切りつけ、目標と距離を置いたその隙に、再度妖精号に取り付く。
妖精号の再突入タイミングに呼吸を合わせ、作業工程を構築する。
妖精号が切り込もうとするその前に、工具をまとめて機体から離れる。
攻撃を完了して間合いを取ったとき、もう一手加えれば大丈夫だろう。

目標を撃破した妖精号が、一度敵と距離を大きく取る。そこに急いで駆け込む整備士。
あとは仕上げだ、と最後の工程を完了させる。これでいいはずだ。

「はい、一丁アガリですっ」

そう言って機体を叩き、妖精号と敵から一気に距離を取る。
すでに戦端が開き、激しい戦闘になっている。完全な非戦闘アイドレスの自分ではもう長居は出来ない。

味方の無事を祈りながら、小鳥遊は退路を求め、慎重に後退を始めた。

}(約982文字)




【FVB詠唱部隊 3回目】


○カード

L:防衛戦(EV127-12)={
 t:名称=防衛戦(EV127-12)(戦闘)
 t:要点=包囲,不死兵団,巨大魔法陣
 t:周辺環境=荒野
 t:説明文 ={戦士たちは包囲されて戦いを始めた。次なる罠が起動した。敵は最初からそれを狙っていたように戦線に厚みをまして蹂躙にかかった}
 t:とれる行動={
  t:この場面で得られる効果 ={
   ここではARが尽きるまで戦闘できる。敵部隊10以上を撃破して次の戦闘のアイドレスを選ぶもしくは撤退を選択しなければ部隊は敵に飲み込まれて全滅する。強制リクエストを受けなければならない。
   なお、空を飛ぶユニットは稲妻に撃たれる。ARにかかわらず装甲で40の判定を行い、失敗すれば死亡する。
  }


○取った行動


  • 強制リクエスト装甲2回
  • スケルトン部隊へ近距離攻撃
  • 一時敗退(EV127-40)へ移動

備考:
  • 装甲はPPGとバンドして協調判定
  • 元帥の補正を受けるため、命令を受けるRPが必要


○提出したRP

f:パーティロールプレイ={
 帝國元帥より、瞑想通信を介した指令が届いた。
 これより反撃を開始する。罠にはめたと包囲殲滅にかかるアンデッドどものあぎとを食い破ってみせろと。
 士気は一気に高まった。これはサムライにとっての大祖国戦争だった。
「ぜっていに元に戻してやるそれまで待っていてくれ」
「ごめん…後で必ず助けるから絶対に!」
 菩鋳螺と光儀が目を輝かせながら杖を振りかざした。
 敵はゾンビというものの、かつての知人であり、部下であり、もしかしたら家族であるかも知れないのだ。しかし、そこで臆していては彼らを救うことなどできはしない。
 敵を人と思わず、アンデッドとさえ思わず、ただ「倒すべき敵」として認識するだけである。
 もちろん闇雲に攻撃すればいいと言うものではない。
「あっちに見えます。もう視力関係ないくらいたくさん来てますけど」
 鍋野沙子が正確な偵察報告を持ち帰り、それに従って陣が変更された。
「元パイロットでしたので、視力はいいです」
 これからが本当の戦いだ。祖国奪還に賭けるサムライたちのマスラヲぶりを見せてくれよう。
 栗田雷一が声高く叫んだ。
「総員、杖構え!」
 号令でザッと杖が一斉に掲げられる。
「唱え!」
 詠唱開始。理力使いたちが唱える呪が次第に大きくなっている。
「放てー!」
 貯められた力場が一気に放出され、敵の先鋒部隊を吹き飛ばした。
 敵の進撃スピードはゆるまないが、こちらの攻撃とて負けてはいない。
「休んでいる暇はないぞ!次の詠唱準備!」
 帝國元帥による指揮が、敗走寸前だった各部隊を1つの巨大な戦闘獣として再構築しつつあった!( 648文字 )




【後ほねっこ整備分隊 3回目】


○カード

L:防衛戦(EV127-12)={
 t:名称=防衛戦(EV127-12)(戦闘)
 t:要点=包囲,不死兵団,巨大魔法陣
 t:周辺環境=荒野
 t:説明文 ={戦士たちは包囲されて戦いを始めた。次なる罠が起動した。敵は最初からそれを狙っていたように戦線に厚みをまして蹂躙にかかった}
 t:とれる行動={
  t:この場面で得られる効果 ={
   ここではARが尽きるまで戦闘できる。敵部隊10以上を撃破して次の戦闘のアイドレスを選ぶもしくは撤退を選択しなければ部隊は敵に飲み込まれて全滅する。強制リクエストを受けなければならない。
   なお、空を飛ぶユニットは稲妻に撃たれる。ARにかかわらず装甲で40の判定を行い、失敗すれば死亡する。
  }


○取った行動

  • 他の後ほねっこ2部隊(航路・深夜分隊)と協調して、強制リクエスト装甲2回
  • 一時敗退(EV127-40)へ移動

備考:
同調判定は深夜分隊の深夜が行う
帝国軍のオペレーション及び、元帥の命令を受ける
なお、共和国側(深夜分隊、航路分隊)と本部側(整備分隊)が分かれていたので同調は不成立。
整備部隊は単独で装甲判定を受けた。


○提出したRP

f:後ほねっこ整備分隊のロールプレイ={
予想外の、いや、予想されてはいた敵の策略に、
しかしなすすべなく後退する前線部隊。
せめてひと塊となり被害を局限するべく合流する後方部隊。
後ほねっこ整備分隊も、その中にいた。

「アンデッドだらけわん、ピンチわん」
整備現場用のヘルメットを被った犬士が周囲を確認して呟く。
なんとか合流したものの、このときにはすでに敵はこちらを包囲していた。
勇敢な部隊が縦深を増した不死兵団と戦闘を繰り広げているが、状況は決して芳しくない。
「援護するわん!」
「援護ってどうするわん?」
「盾になるわん! 全員ヘルメット被るわん! 整備道具で使えそうなものも持っていくわん!」
「おお! 了解わん!」
溶接用のシールドに、交換用の装甲板まで持ち出して、詠唱戦分隊の元に急ぐ整備分隊。
「配置をちゃんと確認するわん! 元帥からの指示をよく聞いて隊列を整えるわん!」
「司令部からも通信がきてますわん。みんながんばるですわん!」
『おー!』
ヘルメットと工具やら何やらを携えた犬士たちは、
詠唱戦分隊のところにたどり着くと、その前に並んで防御体勢を取る。
「みんながんばるわん! みんなはうちらが守るわん!」
「任せるわん! こっちもちゃんと防御するわん、心配無用わん!」
互いにしっかりと頷き合い、再び集合した後ほねっこ部隊は一丸となって防衛戦を開始する。
「ここを乗り切ればひとまずは撤退できます。深夜分隊、航路分隊、整備分隊、全員がんばりましょう!」
『おーーー!!!』




【後ほねっこ航路分隊 3回目】


○カード

L:防衛戦(EV127-12)={
 t:名称=防衛戦(EV127-12)(戦闘)
 t:要点=包囲,不死兵団,巨大魔法陣
 t:周辺環境=荒野
 t:説明文 ={戦士たちは包囲されて戦いを始めた。次なる罠が起動した。敵は最初からそれを狙っていたように戦線に厚みをまして蹂躙にかかった}
 t:とれる行動={
  t:この場面で得られる効果 ={
   ここではARが尽きるまで戦闘できる。敵部隊10以上を撃破して次の戦闘のアイドレスを選ぶもしくは撤退を選択しなければ部隊は敵に飲み込まれて全滅する。強制リクエストを受けなければならない。
   なお、空を飛ぶユニットは稲妻に撃たれる。ARにかかわらず装甲で40の判定を行い、失敗すれば死亡する。
  }


○取った行動

  • 他の後ほねっこ2部隊(整備・深夜分隊)と協調して、強制リクエスト装甲2回
  • 深夜分隊と協調しスケルトンへ詠唱攻撃
  • 一時敗退(EV127-40)へ移動

備考:
同調判定は深夜分隊の深夜が行う
帝国軍のオペレーション及び、元帥の命令を受ける
なお、共和国側(深夜分隊、航路分隊)と本部側(整備分隊)が分かれていたので同調は不成立。
整備部隊は単独で装甲判定を受けた。


○提出したRP

後ほねっこ航路分隊のロールプレイ={
航路:「全員、協調行動を! アンデッドに連携で負けたら生き物失格です!」

腕を振り上げ、脚を踏み鳴らし、周りの皆を鼓舞する。
同調する声が、部隊のそこかしこから上がった。

いも子:「はいですっ。生き物失格とまで言われちゃあ…!」

強がりかもしれない。
蟷螂の斧にも等しい、暴挙なのかもしれない。

たらすじ:「こっちの連携が強いってところを見せてやりましょう!」

だが、彼らは生ける死者たちに向かって、一歩も引かぬ構えを取る。
その顔に浮かんでいるのは、捨て鉢な自棄でもなければ、絶望でもない。
事ここに至ってもなお、生還を、勝利を諦めるものなど誰一人としていなかった。
弱兵でその名を轟かす後ほねっこ男爵領にとって、苦境は戦場においてごく当たり前の日常であり、腐れ縁の友人とさえ言えた。
彼らには、この程度の苦境で絶望するなどという贅沢は許されないのだった。

犬士1:「がるるるる。生きて帰るんです。生きて帰らないと南天さん怒ります。」


そして、戦場では常に、最後まで諦めないものにだけ、希望が訪れる。

犬士2:「元帥からも指示が来てますわん。心強いですわん」
犬士3:「ではみんなで、遠吠えを!」

通信小隊の犬士たちが一斉に遠吠えを始める。
その吠え声に、希望を乗せて。

犬士:「わお~ん!」
犬士:「わおーーん!」
犬士:「わんわんわん!!わお~~ん!」
犬士:「わおーん!」
犬士:「わおぉぉぉ~ん!」

犬士は全員耳を澄ませている。仲間の遠吠えを聞いている
内容を把握した顔に、先ほどにもまして戦意が漲っていくのが分かる。

犬士3:「司令部から瞑想指令、各軍、協調して攻撃の指示です!」

犬士2:「スケルトンに岩でもぶつけてやるですわん!」

協調をすべく、深夜分隊を率いるやせっぽちの指揮官の幻影が投影される。
カウントを開始する。

犬士古強者「さあいくわん! 声高らかに詠唱するわん!」
たらすじ:「せーの!」
犬士’s「うわぉ~~~ん!!」

天をも破らんと高らかに詠いあげられた言霊が、破壊の力を顕現させた。

(文字数:スペース込み876 スペース無視825)

 t:→次のアイドレス =一時敗退(EV127-40)




【後ほねっこ航路分隊 3回目】


○カード

L:防衛戦(EV127-12)={
 t:名称=防衛戦(EV127-12)(戦闘)
 t:要点=包囲,不死兵団,巨大魔法陣
 t:周辺環境=荒野
 t:説明文 ={戦士たちは包囲されて戦いを始めた。次なる罠が起動した。敵は最初からそれを狙っていたように戦線に厚みをまして蹂躙にかかった}
 t:とれる行動={
  t:この場面で得られる効果 ={
   ここではARが尽きるまで戦闘できる。敵部隊10以上を撃破して次の戦闘のアイドレスを選ぶもしくは撤退を選択しなければ部隊は敵に飲み込まれて全滅する。強制リクエストを受けなければならない。
   なお、空を飛ぶユニットは稲妻に撃たれる。ARにかかわらず装甲で40の判定を行い、失敗すれば死亡する。
  }


○取った行動

  • 他の後ほねっこ2部隊(整備・航路分隊)と協調して、強制リクエスト装甲2回
  • 航路分隊と協調しスケルトンへ詠唱攻撃
  • 一時敗退(EV127-40)へ移動

備考:
同調判定は深夜が行う
帝国軍のオペレーション及び、元帥の命令を受ける
なお、共和国側(深夜分隊、航路分隊)と本部側(整備分隊)が分かれていたので同調は不成立。
整備部隊は単独で装甲判定を受けた。


○提出したRP

後ほねっこ深夜分隊のロールプレイ={
額にざっくりとした傷を残した犬士が風の匂いを嗅いだ。
何事かを確信したのか、小さく呟く。

「ああ、うん。これには見覚えがある。死地だ」

呟きを聞いた別の犬士が肩をすくめた。

「海賊さんは正面決戦とかは苦手なのよ。奇襲なら得意なんだが」

その言葉どおり、あまりにも状況は冴えなかった。
相手の強化戦法を甘く見て、戦力を分散させた挙句、歯が立たないと初手から逃げ回るだけの戦場。
気が付けば、周囲を幾重にもアンデッドに囲まれていた。

「逃げ場なし、ですか。まあ、状況は極めて分かりやすくなりましたね……それでは皆さん、できることから始めましょう」

自らを奮い立たせるように、声を張り上げる。

「ロッド、構え! 詠唱戦準備!」


「誰かターンアンデッド使えないかなぁ」

形ばかり神に祈ったところで、アンデッドならではの整然とした歩みが止まるはずもない。

「ターンアンデッドは僧侶が使う白魔法みたいなものじゃね?うちらは攻撃系の黒魔法っぽいから使えるわけもなく」

「調伏は愛鳴さんところがやってるって話を」

いいなぁ、という声が上がる。
軽口を叩き合うのは、少しでも不安を紛らわせるためだ。
ロッドを握り締める掌にじわりと汗が湧く。
果たして、何人が生きて帰れるのか。いや、そもそもこの重囲を突破することなど可能なのか……?
不安が不安を呼び、恐怖にに脚を取られそうになる。
だが、そのとき、他部隊との通信を試みていた通信手が目を見開いた。
その表情には、紛れもない喜びがある。

「瞑想通信の通信帯域をあわせてください! 宰相府が指揮を代行するそうです!」

何とかなるかもしれないという希望が、胸に満ちる。
宰相府の指揮能力の噂は、一種の伝説となって犬士たちの間に流布していた。

「帯域変更…確認っと。」

犬士たちは並んでぴんと耳を立てている。瞑想なのに癖らしい

「宰相府藩国からの通信、来ます。以後、指揮権限を宰相府に移譲し、指揮に服します」

さきほどまでとは打って変わって、生気に満ちた動作で、ロッドが構えられる。

「航路分隊との協調の後、詠唱戦を仕掛ける!」

やせっぽちの指揮官が、協調行動のために幻影を航路部隊に投影。
カウントダウンが始まる。3…2…1……。

「目標、前方スケルトン部隊! 詠唱開始!」

一糸乱れぬタイミングで、杖が振り下ろされた。
(文字数:スペース込み996 スペース無視937)

t:→次のアイドレス =一時敗退(EV127-40),




【石塚弘史個人騎士団 3回目】


○カード

L:防衛戦(EV127-12)={
 t:名称=防衛戦(EV127-12)(戦闘)
 t:要点=包囲,不死兵団,巨大魔法陣
 t:周辺環境=荒野
 t:説明文 ={戦士たちは包囲されて戦いを始めた。次なる罠が起動した。敵は最初からそれを狙っていたように戦線に厚みをまして蹂躙にかかった}
 t:とれる行動={
  t:この場面で得られる効果 ={
   ここではARが尽きるまで戦闘できる。敵部隊10以上を撃破して次の戦闘のアイドレスを選ぶもしくは撤退を選択しなければ部隊は敵に飲み込まれて全滅する。強制リクエストを受けなければならない。
   なお、空を飛ぶユニットは稲妻に撃たれる。ARにかかわらず装甲で40の判定を行い、失敗すれば死亡する。
  }


○取った行動

  • 強制リクエスト装甲2回
  • スケルトン部隊へ白兵攻撃
  • 一時敗退(EV127-40)を選択


○提出したRP

f:石塚弘史個人騎士団のRP={

多くの部隊が撤退したためか、辺りはもうもうと砂埃が立ちこめており、視界はきわめて悪い。

その砂塵の中に、先ほどの銀髪の男が居た。
「また会ったな、伝令かい?」
「いや、もう次のに引き継いだ。部隊は違えど布陣は同じだから、会いもするだろう」
男はそう言って、タバコに火をつけた。
「敵は真直ぐやってくるようだな」
「追撃か」
「正面対決になる」
「そうだな」
火器が使えればと思う。防衛戦で、飛び道具のない戦いは未だやったことがない。
ゲリラ戦ならいざ知らず。
「死にたくねぇなぁ」
銀髪の男がぽつりと言った。
「そうかい?」
「怖くないのか?あんたは」
「怖くはないな。でも死ぬと大騒ぎされる」
「………コレ?」男は小指を立てた。
「さてね」

辺りに腐臭が漂う。
「来たぞ!」
遥か彼方から、砂埃と地響きを立てて、死の固まりがやってくる。
「なんだ……あれは!」
「敵の戦力が!」
怒濤のように押し寄せるアンデッドの群れ。
悲鳴があちらこちらで上がる。

「参ったねこれは」
とても単騎、しかもナイフごときで相手出来る数ではない。
しかし。
「おい、あんた逃げないのかよ!」
「ここで逃げると……いろいろあるんでね」
駆け出す。
男の声が遠くなる。
カラカラと音を立てて襲い来るスケルトン。
「こういうのは……足だね」
スケルトンの足をなぎ払う。
さすがに重力に逆らうほどの魔力は貰ってないらしい。
スケルトンは崩れ落ちた。

「さて…まだ一体だ。先は長い」
気の遠くなる様な敵の群れ。
彼はその中に飛び込んでいった。







「凄く面白い」考察

※上記の判例を用いて分析していますが、考察という内容上、勝手な憶測も含まれています。
あらかじめご了承ください。

まず、「凄い面白い」については、本来は滅多に取れません。
芝村さんもそう言ってます。

現実的に目指せるのは「面白い」までであり、「凄く面白い」に頼るというのは無茶というものです。

また、判定チームごとの「凄い面白い」の基準には多少のズレがあります。
判定員が3~4人というシステム上、一人の好みに左右される度合いも高いのです。

現にイラスト補正を除いた7つの「凄く面白い」は2つの判定チームに集中してます。
逆に言えば、判定の厳しいチームだとどうやっても取れないのが凄く面白いです。
このRPであの判定チームなら「凄く面白い」だった、というケースも当然存在します。

※凄く面白いを取った人のクオリティを貶める意図はありません。

繰り返しますが、凄く面白いは、もともと滅多に取れないのが前提です。
貰えりゃラッキー程度のものと考えて、それよりは面白いを継続的に貰う力をつけるべきでしょう。



ダメなポイント、面白くするポイントからRPを改善してみる

※以下は、個人的見解です。
こうすれば面白くなるかも程度の勝手な意見ですので、参考程度にどうぞ。


「評価普通を参考に改善する」


○○「~台詞」の羅列型は普通になりやすい
  • RPチャットのものをそのまま用いられているもので、
中には、この時点で普通判定をする人もいる。(と思う)
  • 改善点としては、余計な台詞を削ったり。○○を削ったり、情景描写を挟んでみるのがよい。

読みづらい文章について
  • そもそもプレイボードは、前提として1行が詰まって読みづらい。
適当な文字数で折り返すわけでもないので、1行が長いと文が横に伸びる。
(だいたい1行に60文字以上あると、人は読みづらいと感じる。)
  • 段落の頭をスペースであけるなどの作法を守れていない。
(意図的に破ってる場合は除く)
(一般的には、文の区切りがわからず読みづらい)

  • 改善としては、改行を利用して文章の見栄えをよくするにつきる。
(改行は文字数に含まれないので、いくらでもできる)
 とはいえ1行ごとに全部改行すると逆に見づらいので、段落ごとに改行するなど、それなりの工夫がいる。
  • 長い文章は読みづらい。文章を整理して、1行が長くなりすぎないようにまとめよう。


備考:以上は基本的な文章作法であり、これを改善をした文章でも評価普通は多い。
 更なる工夫が必要である。



「評価面白いを参考に改善する」


状況が面白いと面白いを取りやすい
  • 題材が面白いと面白いロールを書きやすいという意味。
  • ある意味どうしようもない。


ゲーム序盤を活用する
  • 前提として、判定員はその部隊国の特徴、設定を全く知らない(有名人でもない限り)。
 そのため、まず判定員に部隊を覚えて貰う必要がある。

  • 序盤はRP修正必要ないことも多いので、ここで部隊編成、PC、部隊の特徴などを印象づけるのがいい。
 序盤で審査員に印象づけできてないと、後半でも評価を期待しにくい。
 まず、自分たちの部隊とおかれた状況を理解して貰うことが肝心。



状況を説明する
  • 戦場をきちんと描写する。
  • 見える景色、立っている場所、色、臭い、周囲の音、etc...
  • 要点などを用い、部隊の能力、敵の能力、戦況などを分析し、
自分たちの置かれた現状を詳細に描写する。
  • 過去の似たような戦いと比較するなどするとわかりやすい。

  • 悲惨な状況などは、何がどう悲惨なのかを丁寧に書きつづる。
その絶望的な戦いに立ち向かう兵、などはヒロイックで評価が高い(ぽい)が、
それを書くのであれば、現状がいかに絶望的であるかをしっかり説明する必要がある。



小技を使う
  • /*/でシーンを区切る。
  • 改行を多用して間を作る。
  • 回想で死亡フラグを張ってみる。
  • 序盤のカードで伏線を張ってみる。
  • 歌を載せてみる
  • ギャグでたたみかける
  • 設定と特殊から必殺技を考えてみる。


うまい文章を書く
  • 審査員をおおっと思わせる
  • へーっと思わせる
  • なんかかっこいいぞと思わせる
  • とにかく感動させる
  • ニヨニヨさせる
  • ひと工夫を加えて文章を面白くしましょう。

要求されたロールだけこなすのでは、評価は低いです。


まとめ

RP判定はある意味、文族の腕の見せ所だと思います。
普通でめげずに、面白いを取りつづけて、いつか凄く面白いを取りたいものです。

※憶測ばかりの勝手な記事ですみませんでした。
全ての判定員とRPを書かれた方々、本当にお疲れ様でした。



(はる)