秋月公記

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*■秋月公記 『信長の野望・天下創世PK』 別所就治Pの「美希の天下創世」や宗像氏貞Pの「律子の野望」の影響を少なからず受けたと明かしており、 「信長の野望・天下創世PK」の世界を舞台にして描かれる戦国で生きるアイドル達のiM@S架空戦記シリーズ。 主人公は秋月律子・秋月涼の秋月従姉弟。 何気にDS組が出演している「信長の野望」としては初のシリーズでもある。 「律子の野望」とは舞台が被っているが、ベースを変更しているため重複部分はほとんどない。 (キャラ設定の一部でリスペクトしている部分はある) 実プレイ及び舞台設定はシナリオ1「家督相続」(1551年春)をSSGを用いて1557年夏に変更した改造シナリオ。 ゲームスタート自体は1557年秋開始となっている。 凝り性のちくぜんPらしく、大量の史実の追加武将(350人以上)や大名の増加(65家→77家)といったシナリオとしても完成度の高いのが特徴。また、史料に基づく小ネタがストーリー上でかなり多く含まれている他、近現代の歴史小説(遠藤周作『王の挽歌』等)や評論を取り入れている部分もあり、ストーリーの重厚さにも定評がある。 史実で既に死亡している一部のキャラを登録武将で登場させて存命中という設定にしているため、 IF的なドラマとしても楽しめる。(ゲーム開始時の例として、スーパーGの尼子経久や龍造寺家兼などが健在) また大寧寺の変が1557年にずれ込んでいるため、大内家が健在である。(シナリオ開始時に毛利が大内から独立した扱いとなっている) 詳細は関連動画の補完 其の壱を参照。 ちくぜんP自身は拙い腕と謙遜しているがPLとしては熟練者で、速度5で戦場を操作できる。また搦め手を駆使して2万4千の軍勢を3千5百でやぶった攻城戦や強行状態のCPUの猛攻を不利な配置でもしのぐなど、ニコマス歴戦系Pでも戦神級の技量を持っている一人。また創世AIの挙動の不可解さを紙芝居でカバーするなど構成にも定評がある。合戦エディタを用いたCPU同士の疑似再現の戦闘パートも好評。 主役となるアイマスキャラの各地に点在しており、初期から秋月家にいるのは律子・涼を除くと雪歩のみ。 登録されているアイマスキャラ武将は補完 其の壱の地点では23人とのこと。 |[[【アイドルマスター】「秋月公記」第1話>http://www.nicovideo.jp/watch/sm14051290]]&nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm14051290){297,198}| |[[【アイドルマスター】「秋月公記」 補完 其の壱>http://www.nicovideo.jp/watch/sm14104265]]&nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm14104265){297,198}| |[[【アイドルマスター】「秋月公記」 補完 其の弐>http://www.nicovideo.jp/watch/sm14864785]]&nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm14864785){297,198}| *マイリスト &nicovideo_mylist(<iframe width="312" height="176" src="http://www.nicovideo.jp/thumb_mylist/24789055" scrolling="no" style="border:solid 1px #CCC;" frameborder="0"><a href="http://www.nicovideo.jp/mylist/24789055">【ニコニコ動画】</a></iframe>) ---- *◆登場人物 ---- -アイマスキャラの登場年齢は1557年を基準としたSPの年齢に準拠(DS組はDS準拠) -全体的に義理は高めに設定されているが、他の能力はキャラごとに得手不得手がある。 -ほぼ全員が特技を3つ持っているので能力以上に強い。(例外として現在判明している武将では亜美・真美・サイネリアのみ2つ) -「アイマスキャラ」「ストーリー初期の時点で秋月家所属」のいずれでもない武将については、足利義輝・鳥居景近のみ当ページで紹介。他の人物は[[Part.2>作品別用語集 - 秋月公記 Part.2]](作成途中)にて紹介。 ---- *◆登場人物 :アイドルマスターのキャラクター ---- **秋月律子 -初登場:1話 -初期能力 政治:85 統率:57 知略:85 教養:80 義理:70 特技:槍衾壱、収拾、破壊 #region(close) のちに西国探題職を得て、かつ遠江守に任官しており、統率+7・政治+6 #endregion -秋月文種の姪で秋月涼・晴種・種実の従姉。15歳から2年間、京で足利義輝に使えたのち帰国。帰国後は一門衆として文種を補佐する。 -いろいろあって、秋月文種の養女となり、秋月家の第16代当主となる。 -沈着冷静かつ聡明。侵攻してきた大友家の『雷神』戸次鑑連を筆頭とした大友諸将も参戦していた大軍を7分の1の兵力で撃退し、その勇名が全国規模で轟く。 -上記のように完璧なキャラに見えるが、精神的に脆いところがあるほか、なかなか自信を持てない性格。特に涼が絡むとかなりの弱さを見せることも。 --実際、自身を当主として適格な器ではないと考えており、何か大義名分が立つならば晴種に家督を譲渡することを望んでいる。 -原作通りではあるが、涼を溺愛している。本人にあまり自覚はないが…… --鍋島直茂に「涼が妻を取らないのは律子が居るからではないか?」と問われ、激しく動揺している。 --律子はそれが恋愛感情かどうかまでは量りかねているように見えるが、自分から判断を避けているようである。 --実際に涼に対する溺愛は完全に依存といっても過言ではないレベルであり、涼が絡むと普段の知的・秀才の面が消えうせ、感情が全く制御できないほど動揺した素顔を見せる。 --特に大友家に連なる女性が涼と親しくなることは、自分の目が届かないこともあってか、大友に調略されるのではないかと過度に恐れている様子が伺える。 ---ぶっちゃけると女性の方が完全に涼に惹かれたり友誼を結んでいるような状態なので、むしろ敵対している相手の方が疑心暗鬼になっているのだが、このヲチは当然律子は知る由もない。 --本作における律子の涼に対する溺愛には下述もしているが京都での恋が破れたトラウマも影響しているようで、心を本当の意味で許せる異性が涼しかいなくなってしまったというのも影響している模様。 -足利家臣の如月千早やある有名な旅芸人の一座に所属している天海春香とは京で知り合った親友の間柄。星井美希とも知己。 -京に奉公していた頃にある人物と知り合い親しくなる……が、辛い思い出になってしまったため、奉公していた頃の話は滅多にしない。 -足利義輝自身にも認められる才であったと推測され、事実かなり期待を掛けている様子が見受けられた。 -リッチャンハ、カワイイデスヨ **秋月涼 -初登場:1話 -初期能力 政治:71 統率:39 知略:83 教養:77 義理:70 特技:混乱、収拾、挑発 -秋月文種の甥で秋月律子・晴種の従弟、種実の従兄。登場年度に元服したばかり。 -唯一の男性アイドルキャラだが恐ろしく非力。 -初見ではまず武将に見えない、というか人を安心させるような雰囲気を持っている。涼の素性を知った上で悪感情を持っている相手は別だが…… --本編では従弟である種実や松浦隆信の家臣だった籠手田安経(涼との交戦で敗死)の直臣あたりが該当している。 -性格は穏やかでお人よしと謀略には向かず、武将向きの性格ではない。 --そのため、一度(涼自身が一方的であっても)友誼を結んだ相手は何があっても助けようとする。 #region(close,考察1<コメント>) -その性格ゆえに、相互に親しくなった女性からは依存されてしまう傾向がある。あるエピソードで出奔騒ぎを起こした際にそのことが表面化しており、このことから万が一にでも涼を失えば秋月家中の姫武将は瓦解してしまう可能性が高い。秋月家のみならず、敵方で友誼を結んだ姫武将にも同様の傾向が見えている。 #endregion -能力的にも統率が全アイドルキャラではダントツのワースト1位。 -流されやすい性格だが、一度決めると非常に芯は強い。 -律子にも劣らない聡明さを持ち、特に戦術や情報収集に関しては律子を凌ぐほどの冴えを見せる。 --性格的に向かない謀略を除き、それ以外の計略に関しては天性のものを持つ。 --特に相手に合わせた上での作戦立案や状況判断をすることに長けており、大友・小弐・大内・龍造寺をことごとく破っている。 ---一部は「相手を篭絡したの間違いではないか?」と視聴者からは言われることも。 --大友軍師・角隈石宗に『伏竜』と言わせしめた。 ---涼が生死不明になった際に愛弟子の絵理が臥せってしまったことから、秋月一門で最も警戒すべき相手と評した。 --後に直茂には聡明さだけでなく、度量もあると評される。 ---性格に加えて更に武勇を全く持たないため、彼を天性の計略家と知っているのは古処山で散々な目にあった大友家中などに限られる。 ---事実、鍋島直茂は涼のことを一門衆だから重用されていたと侮っていた。 ---だが戦場において自身の知略をことごとく上回られ、3度目の戦いでようやく計略が涼のものと気付き驚愕した。 --ただし秋月家が筑前・筑後・豊前・肥前の4ヶ国を平定して九州最大勢力になったことで、律子以外に名のある秋月家の一門衆として他国にも警戒されるほどになっている。 ---もっとも「戦績」と「結果」のみが伝わっているため、面識のない相手に対しては「秋月家拡大に貢献した可能性がある若き謀将」と思われてしまっている。 ---そのため涼と面識がある人がこの評を聞けば「間違ったことは言っていない……けどなんか違う」って状態になること間違いなしである。 --イメージ的には斉藤・織田に仕えた竹中重治か。重治自身も体躯は女性的だったとの説もある。 #region(close,考察2<コメント>) -あまりの聡明さに涼を溺愛している律子すら恐怖することがあるほどである。例えば上記の例に挙げた竹中重治とは対照的に黒田孝高は最終的に秀吉に干されてしまったという逸話が(実際にあったかどうかは別として)存在している。もし涼があの性格でなかったら、とっくに遠ざけられるか最悪処断されていてもおかしくないと思われる。 #endregion -私服でも女性に間違われるほどの中性的な容姿をしている。そのため小姓などからは大人気である、本人にとっては悪夢だが。 --その容姿に堕落した人間は多い。元凶の文種や女房役の夢子はまだマシな方である。 --特に小弐一族で秋月に降った兄弟の二人に至っては人格そのものが変わってしまった。小弐の旧臣からすれば、どうしてこうなった?である。 --データ的には相性が極めて悪いはずの、とある日向伊東家の旧臣が一発で登用に応じてしまったことがあり、これをネタにした外伝までできてしまった(ちくぜんPの説明では、単純に政治力の高さが理由だろうとのことだが)。 -文種に半ば騙される形で女装させられ、以後は何かにつけて女装させられる羽目に(むしろ「涼以外には誰もできない特殊な策」として積極的に利用されている)。特に諜報任務の際は常時女装とやたら不憫に。 --本編に何一つ関係ないが、アイマスキャラの中では武将列伝が(ネタ的な意味で)酷い。顔グラも女装モード……涼は不憫。 --そんなグラなので、(男言葉丸出しの)ボイスやテキストは違和感ありまくりである。&bold(){だがそれがいい。} ---あのような見た目で「貴様ら!!」と言われ、逆に萌える視聴者もいるようだ。 --あまりに女装させられ続けたせいで、本人曰く「人前で女装をするのも慣れてしまった」とのこと。 -もっとも、当の本人には衆道の趣味は全く無く、律子の胸元に視線が向いてどぎまぎするなど、(現代の価値観的には)普通の健全な男子。 -人当たりがいいため、一部の人物を除けば嫌われることもほとんどなく、勝手に(秋月家にとっても有利な)人脈や友人関係を作っていることが多い。 --特に斥候任務中だった立花山で出会ったばかりの日高愛・水谷絵理と友情を誓ったエピソードはその筆頭に当たる。 --それに限らず、しっかりとした面識さえ持ってしまえば降将や中立・敵方の人物にも好意を持たれることが多い。涼自身も縁があったら積極的に打ち解けたいと考えて行動しているフシがある。 --そういう行動を計算ではなく素で行うため、民衆からの人気も高い。 --特に相手が姫武将だったりすると一発で「落ちる」ことが多い。それが双方の恋愛感状かどうかは別にしてだが。 --本作ではっきりと涼と敵対関係に近いのは一方的に涼を嫌っている種実ぐらいしか登場しておらず、実際に命を狙われたのは籠手田安経を討ったことによる怨恨絡みの襲撃ぐらいなものである。その時ですら襲撃者には人格と能力は認められていた。 -傍系の男子として本来ならば政略結婚含みの養嗣子に出されそうな立場だが、本人の結婚観が完全に「からっぽ」である上、律子自身も特段のメリット無しと考えているため、そのような動きはない。 --それに関連してか、本人が恐ろしく女性の好意(恋愛感情)に鈍いのは原作準拠。 ---ぶっちゃけると涼自身が「大切に想う異性ほど手を出さない」という観念を持っている上、自分が恋愛対象として好かれているとは露にも思っていない。 ---好意を持った女性陣からすれば厄介極まりない話である。 --複数の家から涼に娘を嫁がせようという話が出るくらいである。政略結婚という意味合いもあるだろうが、涼の人柄によるもの方が大きい。 --上記の政略結婚に関連する話だが、ついに史実の未亡人(吉岡林子)の家臣に「林子様を娶ってもらえないだろうか?」とまで要望されてしまう。 ---この縁談は涼なりの「正論」で断った。 ---ただし誠実な(涼にとっては普通の)行動を続けた結果、最初は警戒していた林子もあっさり打ち解けてしまった。 --1562年だと設定上は20才なので、本来は妻を取っていてもいい頃なのだが…… --ただし「いつかは(誰を妻に取るか)決めなきゃいけない」という自覚は一応ある模様。 -武勇を持たないことは涼自身に取って相当なコンプレックスとなっており、いずれも種実が2回吹きこんだ際に国が弱体化しかねない事態を引き起こしている。 --1回目は出奔騒ぎ、2回目は夢子と仲違いした挙句に矢部川で小勢の相良に惨敗する原因となった。 #region(close,考察3<コメント>) -基本的に自分から女性に手を出さないが、実は心が弱っている場合に限り、双方向で好意を持っている女性に後先考えずに手を出す悪癖がある。1回目の絵理のときは涼自身が体調不良だったため未遂に終わったが、2回目のときは未亡人である林子には抗いきれず59話にて手を出してしまうことになる。結果として林子自身も抱かれることを望んでいたこととはいえ秋月家から出奔してしまうことになり、涼自身も勢いで抱いてしまったことを後悔することになる。 -この特性を利用していればとっくに夢子が涼をGET出来ていたのではないか?とか言っては行けない。 -なお過程は別として、この通過儀礼を通った後は何故か&bold(){涼の精神状態は復調する}あたり、潜在的に女性と相互に甘えたい部分がある模様。 #endregion -酒に弱い上に酒癖も悪い。酔うと空気を読まない本音も出るため、はっきりいって傍目ではどうしようもないダメ男と化す。オマケに記憶も飛ぶ。 -九州北部をほぼ完全に秋月領としたのを機に、北西部(肥前など)と当地の旧臣を律子に代わり統括する立場となる。 -リョウチンモ、カワイイデスヨ **萩原雪歩 -初登場:2話(会話パートでは4話) -初期能力 政治:60 統率:69 知略:50 教養:69 義理:80 特技:破壊、鼓舞、鉄壁 -秋月家と同盟関係にある萩原衆の次期棟梁。ゲーム上は秋月家臣。 --武将列伝によると萩原衆が秋月と同盟を結んだのは律子の薦めがあったからとのこと。それまでは秋月家と距離をとった中立の立場だったらしい。 --大友軍を古処山で撃破後、萩原衆が秋月家に帰順し、正式に秋月家臣となる。晴種と並んで秋月家の筆頭家臣を務める。 -性格は原作準拠でやや弱気だが、覚悟を見せると強さを見せる。 --会話パートではおどおどしてるが、戦場での働きは凄まじい。お前はいったい何を言っているんだと言わんばかりの活躍である。 --またお茶に対してのこだわりは強い。秋月の筆頭家臣になってもお茶は自身で用意するほどである。 -何かあると、屋外・屋内を問わずすぐ穴を掘って埋まる。掘った穴に人が落ちたこともある。 --掘った穴は基本的に律子の命令で埋め戻すようだ。律子がいない場合はそのままなのだろうか……? -涼を初見では女性と勘違いした。涼が男性だとわかった後、女装の話題が出ると涼に冷たい視線を向けるように。 -とはいえそれ以外では涼のとの仲は良好なので上記の事象限定。 -真とは知り合った直後から気が合い、親友同士となる。(データ上では親友武将の相互設定) -何故か龍造寺隆信に気に入られてしまう。雪歩も隆信の持つ独特の愛嬌ゆえか、特に苦手にしていない。これが、「雪歩の熊殺し」として伝えられることになる。 **桜井夢子 -初登場:2話(会話パートでは4話) -初期能力 政治:55 統率:70 知略:69 教養:65 義理:49 特技:突撃壱、混乱、挑発 -登場時は江上武種家臣であるため、小弐家の陪臣にあたる。元は商家の娘であったが、店が潰れて母と共に放浪中のところを武種に救われ、恩を返すため仕官した。 -以後、店を潰した相手に復讐するため、手段を選ばない謀にも手を染め、成り上がることだけを考えて生きてきていた。 --武将列伝では上昇志向が強く、主家の小弐家一門や馬場鑑周といったあたりとは反りが合わなかったとのこと。 -秋月家の調略中に偶然互いに正体を知らないまま涼と知り合い、互いの正体を知った際に因縁が出来た。 -1559年に秋月家との合戦で敗退した際、涼の部隊に包囲されたが…… #region(close,ネタバレ<コメント>) ネタバレ<コメント> 追い詰められ、自害を試みようとするが涼が体を張って阻止し、命を拾うことになる。 BGMも相まって作中でも屈指の名場面。 ただ傍から見れば涼が夢子を説得したというより、 どっちかと言うと口説くとか手篭めにしたといったニュアンスの方が正しいのだが。 #endregion -秋月家に仕官するまで涼のことを姫武将だと勘違いしていた一人。男だと正体を知って以降は一途に涼を想う(設定上は夢子→涼のみ親友武将設定) --涼が鈍いため相思相愛にはなっていないが、傍から見るとどう見ても夫婦漫才をやっているようにしか見えなかったりする。 --もっとも、秋月家の将兵には(当の涼を除き)完全にバレバレである。 --涼が鈍いだけではなく、夢子が正面切って告白出来ないヘタレとも言えなくもない? --仲が進展しない内にライバルが増えている有様である。林子(神通)や律子はまだしも、涼と仲が良く、かつて煽ってきた絵理に対しては強烈な敵愾心を燃やしている。 --さっさと涼に正面切って告白して、仲を進展させるほうがよほどいいのではないかと思われる。超がつく朴念仁がそれに気づけるかはまた別だが…… -上昇志向の強さや目的のために謀を用いることがある一方で、基本的には優しい性格のために無理をしていることが多く、根本的には謀略に向いていない。 --このことはかつての上司である武種からも心配されており、涼の副将になってからはそういうことには手を染める必要がなくなったことに安堵していた。 -因縁がある相手だと冷静さを失うことがあるが、知勇に長けた将として小弐家・秋月家の双方に認められている。 --ただし行動全般においてやや突出癖があり、戦場で負傷することも多々ある。 ---その突出癖が秋月家臣の麻生鎮里らに利用されることも。で、たいていの場合は秋月家にとって悪い話にはならないので役には立っている。 --基本的に色ボケしてない時の方が優秀なのはお約束。とはいえ涼に救われてからはかつてみたいに謀略に手を染めることはしなくなっている。 --色ボケしててもゆメーターがマックスだと活躍することもある。例として柳河城攻略戦では敵将を次々と倒していた。 -恩人・江上武種とは上司と部下というより年齢差もあって父と娘のような関係。本人達もそう思っているようだが口には出さない。 -龍造寺の降伏後は直茂と組むことも多くなっている。この二人は会話こそ尖っているが、なかなかいいコンビとなっている。 **菊地真 -初登場:8話 -初期能力 政治:50 統率:83 知略:35 教養:55 義理:80 特技:鼓舞、槍衾壱、突撃壱 -龍造寺家臣。父は肥前でも有数の剣の達人と知られ道場も持っていたが、ある事件で引退。以後は龍造寺への奉公と道場を次いだ。 --この一件からするに、既に武の才覚は当時の時点で父を凌いでいたと見られる。 -美少年と見紛うほどの端正な容姿で、剣や武術の腕では肥前でもトップクラス。その実力は龍造寺四天王を4人同時に相手にしても圧倒するほど。 -雪歩とは出会った直後から気が合い、親友同士となる。(データ上では親友武将の相互設定) --いつか一緒に茶を囲む約束をしていたが、戦乱の中で先延ばしとなってしまう。 -涼とも同時に知り合い、同じく仲も良くなるが、涼の性別を知っているかは邂逅地点では不明であった。 --後にまったく気付いていなかったことが明かされた。さらにある人物の手によって発覚時の事態がややこしくなることが確定してしまった。 -性格は純粋であり、家中でも鍋島直茂などにもそれが好まれている様子。謀も嫌う優しい性格だが、いざ戦となれば割り切りは出来るなど分別はつく。 #region(close,ネタバレ<コメント>) ネタバレ<コメント> 義理に厚く筋を通す性格も影響している。 秋月家との戦いにおいても対外的に雪歩や涼と個人的な友誼を結んでいることも隠していない。 乗り気でこそなかったが、秋月家との戦いでは直茂や(執行)種兼、 龍造寺四天王らとともに奮戦し、手を抜くことは一切なかった。 龍造寺が敗れた後も、親友の雪歩や涼がいる秋月に降らずに将として戦うことを選ぶ。 #endregion -実は響と因縁がある。(とはいえライバル的な意味でだが) -龍造寺中興の祖、龍造寺家兼に猫可愛がりされている。 --家兼は隆信の正室にしようとしたらしいが、隆信が拒否した(武将列伝より)。 -可愛さや格好良さに対して人とずれた感性を持っており、上司にあたる鍋島直茂に心配されている。 #region(close,40話以降<コメント>) 40話以降<コメント> -龍造寺家滅亡の際、鍋島直茂の手引きで落城寸前の日野江城から脱出させられ、筑後の方に逃亡した後、大友方の蒲池鑑盛に保護され、その義と恩に対して報いる決意をする。 --ゲーム上では滅亡時に登用できず、在野で大友に流れた模様。 -その際に鑑盛に大友家中で身を狙われている絵理の副将を兼ねた護衛も同時に頼まれている。 -調練にてベッキーこと戸次鑑連の輿に楽しんで乗るなど根っからの武人肌。その結果、絵理とは別の意味で気に入られた。 --雑賀出身の二人が輿に乗るのを恐怖することを考えると、その胆力は相当なものである。 --後に生まれた娘の誾千代があんな性格になったのは真の影響もあるのではないかとも思えるほど……かもしれない。 #endregion **水谷絵理 -初登場:3話 -初期能力 政治:52 統率:76 知略:80 教養:68 義理:75 特技:槍衾壱、収拾、鉄壁 -登場時は南蛮寺に引き篭もっており無所属だったが、角隈石宗に五顧の礼で迎えられ弟子入り。後に推挙される形で大友家に仕官する。ゲーム上では最初から大友家臣。 -雑賀が滅んだあと、大友家まで流れてきた鈴木重秀に気に入られるが、初対面時は明らかに苦手にしていた。 --実際にゲーム上では、信仰する宗教の兼ね合いから相性が良くない。 --最近は馴れてきたのか、親友の弟として大事に思っているようである。 -サイネリアとは引き篭もっていた頃からの親友同士(データ上はサイネリア→絵理のみ親友武将設定) -石宗に迎えられたということで戸次鑑連にも注目され、なかば強制的に師事させられる羽目に。(輿がトラウマになったが) -上記の出来事のせいか、ゲーム的には元が引き篭もりとは思えないほど能力が高い。統率・知略ではアイドルでは高水準の貴音を凌ぐほど。 --ついでにかなりアクティブになっている。原作で言うならベストエンド後の状態に近い。 --面白いという理由で流れるように嘘を吐いたり、静観することも。いわゆる今日の水谷さん。 --最近では石宗の弟子というだけではなく、雷神の後継者にもなりつつある。 --制裁対象はほぼサイネリア・孫一(・雷神の許可込みで義鎮)限定である。 -石宗やベッキーの直弟子に当たるせいか、他の武将との連携に優れると評される知将。 -特に軍事に関しては天才的なセンスを持っており、特に寡兵での戦い方に関しては定評がある。 --劣勢の戦場であった耳川では島津軍を翻弄したほか、柳川では大敗で敗走した大友軍の殿を僅か700の手勢で成し遂げた。 --特に柳川の撤退戦では直茂・夢子率いる5000の追撃隊を撃破し、さらに6000の別働隊を率いていた阿蘇惟豊の封鎖をすり抜けて府内までの撤退に成功した。 ---ただし総大将の惟豊が『絵理の生死を問わない』方針を採っていたら討ち取られていた可能性の方が高かったのも事実。後述している個人的な縁があったことが彼女の命脈を保った。 -半面、軍事以外での判断には致命的に甘い部分があり、特に敵将本人や自分に向けられる悪意における対処は非常に危なっかしい。 --護衛の彩音衆をはじめとした雑賀衆や、鑑盛の命で副将についた真らがいなければ、政敵(扱いされている相手)や敵将相手に非常に危ない場面も多々あるほど。 -立花山で日高愛・秋月涼と家柄の壁を越えた友情を誓う。 --しかし大友重臣の立場として、涼や愛と友情を誓っていることは隠している。 ---作中では日高舞や阿蘇惟豊ぐらいしか直接的に涼と親しいことを知っている人物はいないようである。 ---ただしある事件で涼が絵理に秋月領内で看病されてしまったこともあって、秋月家中の一部に知られた可能性は否定できない。 --秋月涼とは本来敵同士に当たる間柄。しかしこれが後に互いを救うことになる。 ---夢子とある事件で邂逅、この邂逅時に涼が絡むとすっかり腑抜けとなってしまった彼女に対して発破に近い言葉をかけることとなる。 ---この事件がきっかけで夢子に戦場で付けねらわれる羽目に。実際53話では危なかったが護衛の雑賀勢のおかけで事なきを得た。 --涼の優しさに触れ、ある事件以降は涼に想いを寄せるが…… --涼への想いの寄せ方は非常に強く、相良勢との戦いで一時涼が生死不明の方が届いた際には臥せってしまった。 #region(close,48話以降<コメント>) 48話以降<コメント> -大友義鎮の養女となって、涼に嫁ぐという政略結婚の話が大友重臣の間で持ち上がってしまった。 -このことについては49話で絵理が快諾し、石宗にも涼との関係を話したのだが、結局その話がまとまる前に秋月に攻め込まれて以下の経緯で破談してしまった。 --開戦前に大友側の停戦和議の使者に来た石宗を(場に涼がいなかったとはいえ)律子が感情的に追い返してしまった。 ---その先日に直茂に煽られていなければ、本来和議を望んでいた律子は間違いなく蹴らなかったであろう。 ---上記の出来事は大友の動きが直茂に察知されていたと深読みすることも出来る。真相は不明だが…… ---柳川城奪取後、律子が涼に表向きの事情を説明している。筋は通っているが、前後のやり取りを見る限り律子の後付けである。 --当人同士の好意とは別の形となっているので、流石の絵理も最初は戸惑っていた。 --最も上記の話が実現したらしたでいろいろ問題があった可能性もあるのだが。 --ただし領内で(極度のキリスト教アンチである)奈多夫人一派に目をつけられているので、絵理の身にとっても悪いことばかりではないのだが。 --ついに奈多夫人が53話にて自分に賛同する武将を強引に煽動して、絵理に対する悪意のある流言を流した上、絵理たちが滞在していた南蛮寺を夜襲するという暴挙に…… --護衛のサイネリアと重秀が時間を稼いでいる間に、絵理を信頼する別の将が駆けつけたことで事なきを得た。 #endregion -作中のアイマスキャラではサイネリアを除くと唯一の耶蘇(キリスト)教信者。 --当時のキリスト教に関連した世相を反映する独自エピソードも多い。 --武将や民衆から支持される反面、大友義鎮正室の奈多夫人の一派に目をつけられている。 ---武将の場合、宗教的には相性が悪い人物でも彼女の人格を支持する人間は多い。阿蘇惟豊や宗像氏貞といった神道関連の重鎮にも、個人として認められていることから、その器量が窺える。 ---ただし耶蘇教信徒ではなく、個人として見てもらうために、絵理と面識があるかという点がかなり重要なことになってしまっている。事実、知勇に優れた有馬晴純ですら、自身の価値観との相違や大友政情の混乱の事実から、絵理を秋月家に関わらせること自体を反対している。 --上記のことを師に当たる石宗や大友屈指の義将として知られる蒲池鑑盛が心配している。 **鈴木彩音【サイネリア】 -初登場:3話 -初期能力 政治:55 統率:73 知略:58 教養:40 義理:82 特技:斉射壱、挑発 -登録名の表記を鈴木彩音、読み仮名をサイネリアとしている。 -絵理のいた南蛮寺にどこからか流れてきた。絵理より年上だが何故か「センパイ」と読んで慕っている。 --実は雑賀衆棟梁・鈴木重意の娘。雑賀孫一こと鈴木重秀は実弟に当たる。 --重秀にとっては恐怖の姉として認識されている。 --雑賀衆とは縁を切っているが、家族としては大事に思っていることが描写されている。 --そもそも重意の手引きで雑賀から九州に脱出していることから、一族との絆は切れていないことが窺える。 -何度も石宗を追い返したが、たまたまいないときに絵理を連れて行かれる。 --反対したが、泣き落とされて何も言えなくなった、ちかたないね。 -その辺のゴロツキを叩きのめして心服させる。これらをまとめて自身は棟梁となり「彩音衆」として絵理の直臣となった。 -絵理に関しては偏愛ともいえるほど慕っているが割りと単純。互いに親友同士で気を許せる間柄(データ上はサイネリア→絵理のみ親友武将設定) -尾崎玲子との関係性に対するオマージュとしての設定ゆえか、石宗にはそのヘアスタイルを揶揄した呼び方をする。 #region(close,ネタバレ<コメント>) ネタバレ<コメント> -雑賀を出奔したのは、当地に就いていた本願寺坊官の横暴を正そうと行動するも、逆にその坊官にレイプされかける事件があったことから、父・重意が身の安全を懸念して逃亡させたため。 -九州にたどりついてから本願寺との決別としてキリスト教に入信し、その縁で絵理と知り合っている。 -重秀から言葉遣いや性格まで変わってしまったと指摘されている。ちなみに本作での雑賀にいたころの性格は不明である。 #endregion **日高愛 -初登場:8話 -初期能力 政治:30 統率:82 知略:4 教養:40 義理:74 特技:突撃弐、鼓舞、破壊 -相良家臣で日高家の一人娘。幼少時に父を失い、母である舞の手で育てられた。 --データ上では親友武将の相互設定。ゲームの仕様上、女性同士で血縁関係を設定できないため。 -相良家の次期当主・万福丸(相良義陽)とは一つ年下にあたる幼馴染の間柄。兄妹のように仲が良いが…… #region(close,ネタバレ<コメント>) -のち(43話)に義陽が政略含みの結婚をしたことで、淡い初恋の終わりを迎えることになる。 #endregion -剣や武術では母親譲りで体格や幼さに見合わず相当強く、上記の義陽に負けたことは一度もない。 -一方で脳筋。知略4・教養40と難しいことを考えるのは完全に捨てている。 --知略が4しかないため、天下創世のシステム上では鼓舞が完全に死に特技である。 -天真爛漫で人懐っこい性格。立場なんかより直感で突撃するタイプ。 --それがいい方向に転がるという、ある意味で才能の持ち主。 --感情が高ぶって泣き落としに入ってしまうこともあるため、結果的にみんなが折れて自然にまとまってしまうことが多い。 --立花山で水谷絵理・秋月涼と家柄の壁を越えた友情を誓った。 --涼の優しい性格に即座に懐いた。男性だということはまだ知らないが。 ---大友家と対秋月で共闘した際に絵理から教えてもらったらしい。 ---それと同時に改めて会いたいという気持ちもある様子。 -次期当主・義陽と仲がいいため、相良家内部の一部からその存在を疎まれており非常に危険な立場。 --つまり本人が知らない所で政争に巻き込まれている。 --相良家内の内紛を無意識で引き起こす存在であることから、風魔小太郎より「混沌の徒花」と呼ばれる。 **日高舞 -初登場:8話 -初期能力 政治:52+5 統率:95 知略:58 教養:92 義理:70 特技:突撃参、斉射参、軍神、(鉄壁) 官位:上野介  -相良家臣で日高家の陣代。夫の急死もあって現在の立場に。 -愛を一人で真っ直ぐに育てた。本当に大事にしていることが伝わってくる。(データ上では親友武将の相互設定) -雷神と真っ向から渡り合える凄まじい指揮能力の持ち主。剣や武術の腕も一流で大友家を何度も退けた。 --能力・特技を見る限り、搦め手抜きで真っ向から負かせる相手は限られる。それくらいチートなので仮に秋月家に加入したとしても戦闘参加はまずないであろう。 --ちなみに登録武将の軍神及びアイテムによる鉄壁は弱めに設定されているため、雷神よりは白兵戦で劣る。ただし突撃と斉射持ちなので鉄砲か騎鉄の部隊を率いていた場合は雷神よりも厄介だと思われる。 -その実力は伊達ではなく、矢部川では約4000の手勢で約4倍の兵を率いていた秋月軍を破った。 --最も秋月家の中核であるりょうゆめが仲違いして、布陣と戦術に穴があったのも大きいが。 -一方でただの武辺者でもなく、政治的な力関係を見極めた上での駆け引きにも長ける(愛を守ることを最優先に考えての結果とも言えるが)。 -舞姫としても名を轟かせており、神長瑠衣と双璧と謳われた。 -子持ちであることを忘れる程の妖艶さも備えており、露出の多い衣装で踊りを披露した際には、主君を始め多くの男性が鼻血を噴いて卒倒する事態になった。 -相良家中興に大いに貢献した謀将・上村頼興に上記の愛の件もあって疎まれており、互いに政敵同士である。 --そのため愛を守ることに苦心している。 --※史実では上村頼興・相良晴広は本来没しているが、シナリオベースが1551年のため当作では両者が生存している。 #region(close,ネタバレ<コメント>) -本作においては、頼興と舞の間を保っていた晴広が1561年冬(42話)に死去したため、日高家そのものが非常に危険な立場に立たされることに。 #endregion -立花山で絵理や涼と知り合い、その才能を認め、かつ愛の友人として信用に足ると判断している。 --その一環で涼を婿養子候補として狙っている。物件としてお買い得なため、かなり本気であると思われる。 **岡本まなみ -初登場:19話 -非登録武将だが、相良家臣・岡本頼氏の従妹で、日高母娘に仕えているという設定が明示されている。 **水瀬伊織 -初登場:5話 -初期能力 政治:51 統率:65 知略:74 教養:80 義理:82 特技:斉射壱、鼓舞、挑発 -毛利元就の娘、毛利三兄弟の末妹に当たる。 --ちなみに、水瀬家の姓は跡継ぎがいなかった名跡を譲り受けたためである。 -ひょんなことから尼子経久と遭遇。父・元就すら凌ぐほどの強大な相手に優秀な兄達を超えて毛利の柱石になることを誓う。 --後に一矢報い、初登場のときから一目置かれていた経久に更に評価されることとなる。 --一矢報いた時の一連の行動から目付だった国司元相に姫武将として認められた。 -46話の前~中編では伊織の成長途上の回となっている。 --低ランクの頃の伊織を髣髴とさせるじゃじゃ馬だったが、兄である隆元や目付けとなった国司元相らの尽力で姫武将として開花していく。 --謀将・宇喜多直家との戦いを通じて、また一段と成長した。このことが上記の経久に一矢報いる原動力となった。 --ちなみに余談だが20話中編と46話の時系列は話数こそ離れているが、時系列は同時期である。 -中国三大謀将全てと面識を持つため、まだ見ぬ秋月涼を「倒すべき謀略家」と見て敵愾心を燃やす。 --実物を見たときのギャップが今から楽しみである。 -能力的には万能型だが、流石に兄よりは総合的な能力は劣る。弓を最も得意としている。 --父や兄姉達を尊敬する一方で、能力で及ばないことに劣等感や焦りを持っている。 --最も尊敬の念が勝っていることや目指すべき・超えるべき将の姿が一門の人間ではないため、劣等感が表に出るのは比較されたときぐらいである。 --三兄弟の年の離れた同母妹という立ち位置とそれを補佐できる才覚が毛利家においてよい影響を与えており、一般的には良好の仲だったと伝えられる三兄弟像が結果的に実現されている。 ---史実の三兄弟は元春と隆景が武将として隆元より優れていたため、隆元の生前はどちらかといえば険悪であった。 -原作同様に気性は激しいために状況を見失うこともあるが、同時に頭も良いため判断力自体は高い。 --上記とは若干違う部分の欠点になるのだが、他人を風聞と結果だけで決めつける悪癖があり、この点は特に長兄の隆元から心配されている。 --一方で一度でもまともに対峙した人物を見誤ることは少ないので、あまり表面化することはないのだが…… #region(close,ネタバレ<コメント>) --大内滅亡後、隆元の命により毛利に下った小鳥を補佐につけられた。 #endregion -登場アイドル共通だが、歌や芸を好んでいる。 --その影響か支配を任された「美作」の部下が伊織に先鋭化していたりする。 --具体的にいうと秋月家の涼の秘密結社の面々並みの状態である。最早手遅れ(ry --宇喜多直家の調略能力・情報分析力をもってしても、「奇妙な病」であること以上の情報をつかめず、「罹患者」への内応工作が完全に失敗する有様であった。 --ちなみに伊織の部下(釘宮病患者)と春香のファン(主に愚民)は何故か非常に仲が悪い。具体的には罵倒合戦の末に小競り合いを起こすぐらいに。 --その仲の悪さは毛利-尼子の和睦中にすら1000人規模で乱闘を起こすほど。騒ぎを鎮めようとした尼子の将を水瀬家が逆に捕縛する凶行を起こし、和議は破綻してしまった。 --当人同士は毛利-尼子の和解会談で個人的な友人同士になっているので、二人にとっても単なるはた迷惑である。 -やよいとは河野家の戦で名前を知ることになるが、実際に邂逅したのは46話。(設定上は親友武将の相互設定) --戦場で殺伐とした初邂逅だったが、紆余曲折があって海に転落したところをやよいに助けられた。 --やよいの純粋な性格もあって結果的に打ち解け、親友同士となる。 --恩を帰すため一条家との戦いではやよいの副将として参戦し、勝利に貢献する。 --戦後は香宗我部親泰との捕虜交換で、自領に無事帰還する。 ---ある理由から、実は元就は伊織の助命を最優先の条件にしていた。 #region(close,「ある理由」とは?<コメント>) 実は長男の隆元よりも先に毛利家には女子が生まれていたが、 外交上のもつれにより、人質に出した先の他家で命を落としていた。 このため、元就やその正室にとって、伊織は亡き姫への思慕も 重なって強い愛情を傾けていた存在なのである。 ※この事件は架空ではなく、当時の安芸・石見方面の国人・高橋家との 間でそのようなトラブルがあったとされる(但し、1次史料が現存しない)。 #endregion **高槻やよい -初登場:24話 -初期能力 政治:66 統率:72 知略:40 教養:40 義理:100 特技:槍衾壱、神速、鼓舞 -能力的には意外にも政治が高い。多分性格もあって周りにいい影響を与えるためかと思われる。 -長宗我部の一領具足。ただし元親やその親族に可愛がられているため、直臣に近い厚遇を受けている。 -元気いっぱいの明るい性格。また異様に釣りが上手い。 -戦場に出れば部隊の士気をあげるなど、かなりの統率力を持ち敵将を捕らえたこともあり、まさに土佐弁で言う「ハチキン」。 --武技の腕前こそ不明だが、見た目や性格とは裏腹に身体能力は高く、その部分は46話にて発揮されることとなる。 -河野家の戦を通じて伊織のことを知るが、実際に邂逅したのは46話。(設定上は親友武将の相互設定) --戦場で伊織に追い詰めらたものの、一瞬の隙をついて優劣をひっくり返して逆に追い詰めたのだが、その直後に船が沈没し、また揉み合いで負傷していた伊織が海に転落してしまったのだが、それを自ら飛び込んで救った。 ---伊織自身は雑兵や幸盛をあしらうほどの実力者であり、そんな伊織に追い詰められた状況から逆転したのだから相当なものである。 ---また飛び込んだ海も冬で水温が低く、さらに気絶していた伊織を1人で救ったことは高い身体能力を裏付けるものとなっている。 --助けた伊織を2日間看病し、意識が戻った後も真っ直ぐな態度で接し続けた結果、伊織と打ち解けた。 --直後の一条家との戦では伊織の手助けの申し出を打算も無く承諾し、その協力を得て戦場で大活躍する。 --戦後、自領に戻った伊織に地元特産のみかんの実や苗木を送ったとのこと。 -何故か謎の物体や現象を引き寄せる性質があり、常識では説明できないようなものを他人に関わらせてしまうことがある。 --具体的には瀬戸内海の海洋生物がUMAだらけになるぐらいに。 **三浦あずさ -初登場:15話 -初期能力 政治:?? 統率:60 知略:59 教養:?? 義理:?? 特技:斉射壱、収拾、鼓舞 -元は長尾景虎の姉・仙桃院の侍女だったが素養を評価され、長尾家家臣として推挙される。 -仙桃院に溺愛されているため、姉に逆らえない景虎を始め、家中で異様に気を使われている。 -最大の理由は原作同様の迷子癖である。ワープとしか思えないこともあるため、一人で外に出してはいけない人物。 --その特性?もあって、京に交渉へ向かっていた涼や井田親之と知己を得た。 --コメントで移動経路の一部に「呂宋」が推測として挙げられていたのも、あながち単なる憶測ではない? --作中では何故か海を越えて佐渡島で発見された事例もあるとの事。 -例によって、所属する家の者たちの中にはその胸の虜になってしまっている者がいる。 -アイドルの武将としては平均的な能力だが、迷子癖が結果として「わけのわからない場所から出現する伏兵」として相手側の脅威になっている……だがこれは大丈夫なのか? --天下創世AIが慣れた人にとっては微妙な挙動をすることを逆手に取ったちくぜんP苦心の演出なのだが、それを実行できるあたりが凄い。 --上記による敵への撹乱が評価されてか、長尾家が上野国方面への進出を成功させた際に城主に抜擢され、以後は上野国に滞在。しかしその間に迷子騒ぎがあったかどうかは不明。 **双海亜美・真美 -初登場:8話 -初期能力 政治:20 統率:66 知略:77 教養:53 義理:70 特技:斉射壱、混乱(亜美) 突撃壱、鼓舞(真美) -登録は個々でだが、特技以外の能力は同じ。 -風魔衆棟梁・風魔小太郎に保護された夫婦から生まれ、小太郎に仕込まれた忍者。ゲーム上では風魔衆に属し、北条家臣。 -本来の主である小太郎のことを「兄ちゃん」と呼んで慕う一方、表向きの棟梁である風斎を何故か「おかしら」と呼んでいる。 -幼いが忍としての腕はかなりのもの。捕虜になった際もそれに気づかせなかったことで脱走に成功している。 --よく捕まるのは亜美の方である。亜美の方が調子に乗りやすいということだろうか? -九州から本拠地が遠いため、ゲストとしての登場が多い。 -ふざけているのか素で知らないのかは不明だが、故事成語や熟語の言い回しを派手に間違える(「孔明」→「マーメイ」など)。 **天海春香 -初登場:19話(回想では15話に登場) -初期能力 政治:64 統率:65 知略:66 教養:67 義理:65 特技:突撃壱、鼓舞、破壊 --アイマスキャラのほとんどがどこかでハイレベルな能力値であるゆえどれも目立たないように見えるが、天下創世では60強でも良いほうに当たるので、実は「全てにおいて中の上」である。 -高木座長や神長瑠衣が率いる座の所属役者として登場。 -立花山で涼や愛と知り合い、親しくなる。 --実は尼子家の人間で晴久の娘。義久の妹に当たる。 ---初出の時点で天海姓を名乗っているが、伊織ほど細かい事情の説明はなく、視聴者の想像に任されている。 ---というか「うっかり初登場時に『天海』を名乗らせてしまった」とのこと(ちくぜんPのマイリストコメントより) --あることで喧嘩別れしていたが、愛や涼に説得される形で帰国し、和解している。 --元々互いの主張をぶつけた結果だったため、互いに嫌いあっていた訳ではなかったのだが…… --よく転ぶので「出雲(尼子)の転び姫」の異名を持つ。また愚民らしきものが増えてきているのを瑠衣達が心配していた。 -京に奉公していたことがあり、千早や律子とは親友の間柄。美希とも知己。 --武将データは46話終了時点で公開。千早とは親友武将の相互設定。 -山中幸盛(鹿之介)からひそかに想いを寄せられているが、彼の空想の中では完全なる「閣下」バージョンである。 --城内で摘んだ椿の花を春香から贈られたことでなおさら燃え上がり、かの有名な月への誓いも趣旨が大きく変わってしまった。 ---※ちくぜんPの注釈では、椿の花を武家には縁起の悪いものとする価値観は、少なくとも江戸時代以前には無かったという。そもそも、徳川秀忠が御殿内の花畑に椿を多く栽培させ愛玩した事実(『武家深秘録』)や、同時代にも日本各地で事業として育成されていたことから、早くとも幕末、場合によっては明治時代に移行してからの後付けな話だという説もある。 **如月千早 -初登場:15話(名前のみなら8話に登場) -初期能力 政治:52+3 統率:72+7 知略:72 教養:72 義理:91 特技:槍衾壱、挑発、鉄壁 アイテム:大般若長光 官位:左衛門少尉 -数値72や鉄壁はもはや「お約束」。 -足利将軍家家臣。足利義輝の直臣で、信頼も厚い優秀な人物。官位名から、「如月左衛門少尉(きさらぎさえもんのしょうじょう)」と呼ばれることがある。 --義輝との関係については、いちじょーPの「二条に歌声は響いて」をリスペクトしている部分もある。 -父が足利家臣、母が三好と縁がある人物という、どう考えても不幸にしかならないフラグで両親が別れることに。その後の戦乱で弟も含めて家族全員を失った。 --そのため、相手に事情があったとしても親しい相手を悲しませた人物には厳しい態度を取る。 --父親の死に松永久秀が関与しており、久秀と戦場で共闘する状況でも強烈な皮肉をぶつけている。 -京に奉公したことのある春香・律子・美希とは親友同士。 --特に春香はデータ的にも親友武将の相互設定。 --涼とも顔見知りとなった他、ひびたかとも顔を合わせたことがある。 -公私の区別をかなり厳格に考える傾向があり、義輝が律子に高位の官職を与えようとしたときには、周辺勢力との政治的パワーバランスの崩壊を懸念して猛反対している。 #region(close,キャラクター設定について<コメント>) -ちくぜんPの説明するところでは、政治力がやや低めなのは、知的能力は高いが応用力や柔軟性を欠く性格という印象を受けているためと言う。 -義輝死後に殉死しようとしたが、藤孝と義昭に止められる。 #endregion **星井美希 -初登場:15話 -朝倉景鏡家臣。景鏡や鳥居景近(登録武将)と特に親しい様子。 -事実上潰れている星井家再興の期待が掛かるが、本人が面倒くさがっているため望み薄な状態。 -京に奉公していたことがあり、千早を慕っていた様子。 --周囲から才能を認められており、特に律子が期待をかけていた。 --その律子の厳しさに反発することが多くて素直になれないまま、律子が帰国する際に体調不良で寝込んでしまったため、結果としてお別れをしっかり出来なかったことを後悔している。 **音無小鳥 -初登場:5話 -初期能力 政治:70 統率:66 知略:70 教養:75+10 義理:60 特技:槍衾壱、収拾、混乱 アイテム:青磁松本 -陶晴賢家臣。流浪の身であったところを晴賢に救われたことがあり、一心に尽くす忠臣。 -弁舌に長け、血気に逸ることがある晴賢に諌言・説得が出来る数少ない人物。 --その立ち回りで古参の大内家臣に認められるなど、「綺麗な小鳥」と動画上では言われている。 --外伝では駄目なところをさらけ出しているため、タガが外れた後も綺麗なのかはいまいち不明である。 -攻守や機知に長けた優秀な将だが、経験という意味では秋月家の諸将には劣る。 -保有アイテム名に「本」の字があるため、ステータス紹介の際には例の薄い本を持っているのかと勘違いする視聴者が続出した。 **我那覇響 -初登場:10話 -初期能力 政治:38 統率:86+10 知略:24 教養:66 義理:64 特技:神速、槍衾弐、突撃弐 アイテム:三日月宗近 -黒井衆配下。ゲーム上は織田家臣。 -アイドル中、唯一の剣豪設定。 -戦闘能力は全アイドル中最強で、紙芝居パートでは気持ちが高ぶると更に能力が上がるというチート振りである。 --データ的には舞さんを除けば統率が最も高い。 -一方で脳筋。教養はそこそこあるものの、戦闘以外ではあまり役には経たない。 -貴音の護衛役であると同時に親友同士。(データ上では親友武将としての設定はなし) -戦闘以外だと天真爛漫な性格で、少々天然気味、と言うより悪い意味で無邪気な性質であり、貴音が内心酷く心配している。 #region(close,具体的には…<コメント>) -黒井衆加入後、黒井崇男の『弱肉強食』思想を盲信しており、戦闘、あるいは黒井の指示の遂行が絡むと、人を殺すことや再起不能に追い込むことをまったく悪いと思っていない。 --そのことで恨みを買っても、それで襲い掛かってきた相手も消してしまえばいいと考えているので一層危険である。 -そのため、いっそ悪役として全うさせたほうがよいとの視聴者コメントも多い。 -なお、後にちくぜんPにより「殺人狂の剣客に兄を惨殺された過去があり、それを黒井が持論を正当化する事例として利用している」というフォロー設定が加えられている。 #endregion -京に交渉に来ていた涼と顔見知りとなる。 **四条貴音 -初登場:10話 -初期能力 政治:77 統率:70 知略:77 教養:92 義理:90 特技:斉射弐、軍神、収拾、(突撃壱) アイテム:小笠原流庭乗 -黒井衆配下。ゲーム上は織田家臣。 -高家出身だが、アイドル中で最も知勇に長け、剣の腕もトップクラス。さらに部隊を率いては鉄砲隊を自在に運用する。 --その出自ゆえか教養はアイマスキャラの中でも舞さんと並びトップであり、政治の能力もアイドル武将では律子に次いで2位である。 --純粋な戦闘関連の能力は絵理に劣るが十分高い上に斉射と突撃を持つ。更に軍神に加え、響の低い知略をカバーするように収拾まで持っているので十分チートである。 -頭の回転も速く、響の親友であると同時に押さえ役でもある。(データ上では親友武将としての設定はなし) --黒井衆の主要武将とは思えないほどの人格者で、また交渉能力や洞察力も高い。必要とあらば的確な助言や諫言も出来る才女。 --ゆえに親友であり相棒でもある響の極端な思考を心配している。 -京で出会った涼に「自信を持つように」と助言を送っている。 **高木順一朗 -初登場:19話 -神長瑠衣らの有名な役者を抱える座長として登場。 -昼行灯な部分があり、顔も広い様子。 -ゲーム上では登場していないが、黒井崇男の敵対武将に設定されているため、登録武将である。 -晴久と喧嘩別れした春香を役者として育てる。また密かに保護も兼ねていて、尼子家に動向を伝えていた。 **神長瑠衣 -初登場:19話 -日高舞と並び称された伝説の舞姫の一人。二人そろえば数万人が動員できるといわれるほど。 -実は高貴な家の出身らしいが、詳細は不明。 -アイドル関連の登録武将かは不明だが、暫定的にこちらの項目に入れている。 #region(close,考察2<コメント>) -本作では常陸平氏の流れを組む岩城氏の出身ということが61話にて判明。 #endregion **黒井崇男 -初登場:10話 -初期能力 政治:95 統率:61 知略:78 教養:85 義理:100 特技:混乱、挑発、鉄壁 -本編のラスボス候補で、黒井衆棟梁。ゲーム上は織田家臣。 -義理100なのは絶対相手に屈しないことを表現する設定であり、ぶっちゃけ義理のかけらもない。 --なので、ボンバーマンこと松永久秀と似たもの同士的な意味である。二人が揃うと画面も真っ黒である。 -表向きは武器商人だが、裏では私兵を持ち、敵対者はあらゆる手を使って潰すことで知られる。 --夢子にとって仇敵に当たる。 -響や貴音を見出したが、黒井衆が成り上がる為の「道具」扱いである。表には側近を除きそんな素振りは出さないが…… --特に響に対しては彼女が持つ『負の感情』を利用して、半ば洗脳に近い状態で利用しているといっても過言ではない。 -高木座長とは因縁がある可能性が高い。(データ上で高木順一朗が敵対武将になっている) ---- *◆登場人物 :アイドルマスター以外のオリジナル設定のキャラクター ---- **風魔小太郎 -初登場:第8話 -初期能力 非登録武将のためデータなし。表向きの棟梁である風斎は登録武将として登場。 -北条家に仕える風魔忍軍の棟梁。 -本作では史実どおりの容貌というか、戦国無双シリーズの風魔小太郎その人。設定もゲーム準拠。 -そのため行動は神出鬼没であり、氏康や風斎も動向を完全には把握できていない。 -初登場時は菊池家に手をかし、大友からの独立のために暗躍していた。 -以後も主に九州を中心とした政情に積極的に絡み、戦火を拡大させようとしている。 -言動は中二病くさいが、忍者としての実力はもちろん、正面からの武においても底が知れない。 --作中のアイドルでは最強である本気になった響でも仕留められず、貴音が救援に入ってようやく撃退できたほど。 -原作どおりの設定なのに、面倒見がいいため亜美真美に「兄ちゃん」と懐かれており、本人も二人に対して過保護。 --上記の言動とのギャップのためか、配下である風斎や忍者たちも心の中でツッコミを入れることも。 **吉岡林子 -初登場:第49話 -立ち絵:神通(艦隊これくしょん) 雪歩ベースの改変絵。 -吉岡長増の子である吉岡鑑興の正妻とされる。むしろ出家後の法名である妙林尼で知られる女傑。 -史実では鶴崎城において寡兵で何度も島津を破り、最終的に和睦に持ち込んでいる。 -その後の秀吉の九州征伐時には豊臣側について、野村文綱を負傷させ、結果的に戦死させたといわれている。 -九州征伐後の足取りは不明とされている。 --最も彼女の資料はほとんど現存しておらず、上記は『大友興廃記』『両豊記』の記述によるもので、史実と言うより通説と言われている。 ---『大友興廃記』は江戸初期の軍記物であり、『両豊記』に至っては成立が江戸幕府第10代の時期である。いちおう、著者はいずれも大友家にある程度近い関係にあった人とされるが、厳密な史料外的批判の観点では信ぴょう性があまり無いとされる。 --そのため史実の出来事としては疑わしいとされるだけでなく、彼女自体が創作の人物であり実在しなかったとされる説もある。 -本作では史実よりもはるかに早く島津との戦で夫がなくなっており、上記の攻城戦の出来事は対秋月家で発揮された。 -直茂と夢子は彼女が守る久留米城を落とせず、最終的には涼と雪歩が救援してようやく勝利し、降伏に追い込んだ。 #region(close,ネタバレ<コメント>) ネタバレ<コメント> -城を守れなかった責をとり、自決しようとしたが涼に止められた。 --この際の出来事は夢子のときとほとんど同じである。(場に夢子もいて、当時のことを思い出していた) -涼の言葉を聞いた後、彼女を慕う家臣たちも生きて欲しいと願われたことで、自身も生きて秋月に降ることを決意した。 #endregion -その戦を終えたあと、彼女の家臣が林子に無断で「涼様に嫁としてとってもらえないか?」と縁談を持ち込んだが、視聴者の予想通り縁談は涼に一刀両断された。 --またも場にいた夢子が安堵したのは言うまでもない。 --どうもこの一件は林子の家臣が(勝手に)仕組んだ謀略だった可能性もある。最も涼は(夢子に釘を刺されたこととは関係なしに)素で突き返していたので、どのみち何も起こらなかったのだが…… -その後、久留米城を預る涼の誠実な人柄に触れ、「頼りない風貌だけど、信じるに足る人」と評した。 --涼と一緒に行動するうちに、最初の警戒心はどこへやらあっさりと打ち解けてしまった。具体的には夢子が嫉妬するぐらいに。 --川内が柳川で騒ぎを起こした際にも、(久留米安堵が確約されていたのもあるが)大友家より涼のほうを信頼するぐらいになっており、大事になる前に律子に報告していた。 --涼に対する好意が増大していく中でその感情を持て余しているようで、林子自身が涼に寄せる好意も恋愛感情に変わりつつある様子。 ---一方58話では最終的に義父である長増のいる大友につくか、自分に親身に接し久留米安堵も約束した涼がいる秋月につくか、胸中が完全に定まっていない様子を見せた。 #region(close,ネタバレ<コメント>) ネタバレ<コメント> -結局59話にて種実のせいで苦しんでいた涼に自身も心の奥底で望んでいたとはいえ、結果的に抱かれることとなる。 -前夫に対する好意を無碍にしたことや秋月家の一門に手を出したことに責任を感じ、そのまま出家しようとしてしまう。 #endregion **川内 -初登場:第51話 -立ち絵:川内改二(艦隊これくしょん) 真ベースの改変絵。 -本作では吉岡長増直属のくノ一。 -久留米城に篭城すると決めた林子の為に、長増が護衛としてつける。 -原典通りに夜戦大好きで長増や林子にも知られていたほど。 --作中で林子に従って夜襲のために共に出陣、くノ一らしい活躍を見せる。 --夜襲成功後、林子の命により長増のところに戻る。 -長増と府内に引き返した後、久留米城が陥落したと聞いて、長増の静止も聞かず飛び出していってしまう。 -上記の行動から能力は高いものの、少々人の話を聞かないところがある。 --その結果、柳川城において潜入騒ぎを起こしている。 #region(close,ネタバレ<コメント>) ネタバレ<コメント> -しかし、「涼と夢子の関係」「秋月の家風」「林子の正義と自身の正義に齟齬が生じていること」などを理解しないでいた事が災いし、自身の性格的短所を突いた罠にことごとく引っ掛けられ、まさに孫子のいう「敵を知り己を知れば百戦危うからず」の完全なる逆の状況を作ってしまった。 -最終的には、利敵行為を今後一切しないことを条件に助命され、林子専属の護衛として生きる道を選ぶ。 -涼の林子に対する接し方がある意味で残酷であることに不満を持っており、涼を糾弾したこともある。 -林子が女性としての幸せを選ばないことにもどかしさを感じている。 #endregion -元ネタを知っている人ならば当然に想像のつくことだが、実は川内のほうが生まれが早く、林子にとっては従者だけでなく姉的存在でもある。 ---- *◆登場人物 :秋月家 ---- **秋月文種 -初登場:1話 -初期能力 政治:36 統率:63 知略:20 教養:47 義理:50 特技:槍衾壱 -秋月家の第15代当主。筑前の国人でも最大勢力といわれ、後漢の霊帝の末裔を称する大蔵氏を祖とする古い家柄でもある。 --史実では大内方に属する豪族で、大内義隆死後は大友に仕えた。しかし1557年、毛利と内通した際に大友に攻められ孤立無援ながら奮戦するも嫡男の晴種と共に自害。 --大内・大友の間で外交で活躍したといわれるが、信長の野望では一度家を潰したせいか総じて統率以外の能力は低めと厳しい評価である。天下創世以外のシリーズでも、戦闘関連以外の能力値は低い傾向。 -本作ではOP戦闘で小弐勢と戦い、当主の冬尚を敗死させた。その結果「秋月侮り難し」の評価を強めている。 -その後、大内義隆死後に千手城で陶晴賢の手勢と戦うが謀略に掛かり惨敗、その隙をつかれ本拠の古処山城に大友の主力を総動員した大軍に侵攻を許す羽目となった。 -律子・涼・雪歩の奮戦で大友を撤退に追い込んだが、先の千手城で負傷した傷が元で隠居を決意、姪の律子を養子にとって家督を継がせた。 --その際に晴種を廃嫡している。晴種の同意があったとはいえ、お家騒動にならなかったのは古処山での勝利が効いていたためだと思われる。 -性格はよき父親といったところ。実子の晴種・黒法師(種実)のみならず、一族の律子や涼も実の子同然として接している。 -精神的な脆い面のある律子や涼を常に見守り時には発破をかける、頼れる人物。 -ただし涼の容姿関連となると紳士スイッチが入る。「自重してください」 --後に「涼を女装させて目の保養にしよう」みたいな秘密結社を秋月家内で勝手に作っている。 --この団体が、涼に(衆道的な意味で)惹かれる将兵が実は少数派ではないことを如実に表すものとなっており、本作におけるコメディパートの主要な一翼を担っている。 **秋月晴種【登録武将】 -初登場:2話 -初期能力 政治:50 統率:58 知略:28 教養:49 義理:66 特技:槍衾壱 #region(close) のちに紀伊守護職を得て、統率+4 #endregion -文種の長男。史実では古処山で文種と共に敗死している。 --彼に関する現存史料がほとんど無いことから、登場時17歳という年齢もはじめとした人物像等についてはほぼ本作オリジナル設定である。しかし、違和感を持たせないストーリーテリングがなされている点は作者の技量を表すものと言えよう。 ---「寛政重修諸家譜」によれば弘治3年(1557年)において19歳であり、逆算すれば天文8年(1539年)生ということになるが、この史料は少なくとも慶長の年代以前に関しては信ぴょう性に疑問ありとの説も。 -本作では涼や黒法師にとって尊敬する兄貴分としての役回りが強く面倒見も良い。年上とはいえ傍系の律子をしっかり立てるなど身分に驕らず礼儀も正しい。 -武勇に長け、萩原衆救援戦では小弐冬尚を討ち取って小弐勢を敗走させた。その後も田北鎮周を討ち取るなど秋月では屈指の猛将である。 -性格は一本気ではあるものの、秋月家内での良心で評判も良い人格者。彼がツッコミを入れないと話が脱線しそうになることも多い。 --阿蘇惟豊の見立てだと将器においては一門の中では劣ると見られている。 --最も晴種自身も荒事以外(特に行政)が苦手だというのを自覚している。それを踏まえて周囲の意見をしっかり聞くので人望は厚い。 --その性格から秋月一族や譜代のみならず外様である神代勝利や有馬晴純が信頼し、また龍造寺の宿将である鍋島直茂に秋月家への帰順を選ばせたほど。 --おそらく彼が家督を継いでいても家が潰れる心配はなかったであろう。 -従弟である涼と同様に押しに弱い面もある。 -実はかなりの酒豪でかつザル。飲み比べをやると大抵相手が潰れるか酔っ払っていることがほとんど。 -本作では精神的な成長が遅れている種実を危惧している。 -21歳のときに、麻生鎮里の娘と婚約した。 //<編集注記>性格に関して「直情傾向」と入力されていたが、「直情径行」の誤りであろう。また、そちらも本来の出典『礼記』では「他人の状況や立場に配慮せずもっぱら自分の思うままに行動する」という意味であるため、作中での晴種の人物像としては不適切な表現。 #region(close,<独自考察と推測>) <独自考察と推測> -おそらく最大の敵は寿命。史実では1557年に自害しているため、寿命などの設定を忠実に反映している以上、いつ死亡してもおかしくない可能性がある。 -さらに種実の性格の危うさに気付き、それを危惧しているのは秋月家中では晴種だけというのもポイントである。 --もし寿命で亡くなった場合、彼の死の描写や秋月家中を割る争いのエピソードが挿入されるかもしれない。 -その意味でも律子や涼とは別の意味で秋月の柱石たる彼の存在は、非常に重要である。 #endregion **秋月種実【幼名:黒法師】 -初登場:13話(名前のみなら1話) -文種の次男。史実では秋月家第16代当主。 --史実では古処山落城の際、毛利に落ち延びるが再起。2年後に本拠地を奪還し、大友に抵抗しながら秋月氏の最大版図を築いた。 --僅か10歳で父と兄を失う辛酸をなめ、毛利で技術を吸収し旧臣とともに12歳で旧領を奪回。その8年後には休松の戦いの夜襲で大友軍に大打撃を与えたさまはまさに麒麟児である。この時の夜襲で大友方は兵の損害以上に将を失う羽目となり、特に直接攻め込まれた戸次本陣の被害は甚大で、戸次氏は一族と家臣が大打撃を受け9人も戦死した。 --とはいえこの戦いでも総大将の鑑連の本隊のみは夜襲に対応出来ており、この戦いも含めて雷神には生涯を通じて勝てなかった。また秀吉の九州討伐戦では空気を読めず、ギリギリのところの機知で改易こそ免れたが転封され、失意のうちに病没した。 --天下創世での能力は何故か辛目、特に50に届かない統率の低さが目を引く。 ---※本来の初期能力 政治:54 統率:47 知略:59 教養:55 義理:59 特技:収拾 ---ちなみに革新以降では再評価されており、特に天道や創造では統率や知略が70前後の能力になっている。 -本作では史実とは違い辛酸をなめなかったせいか、才はあるが分を弁えられない子どもと描かれている。 -武芸や槍働きが出来ない涼を一方的に嫌っている。いわゆる武断派気質と言い換えてもいいかもしれない。 --そのため涼のほうが格段に上と評価されていることを理解できず、上記の傾向にいっそうの拍車をかけている。 --その上で涼が手柄を立てているため功を焦っている面がある。さらに目上や目付けの意見すら聞かないことあるため、秋月家そのものの命取りにならなければいいのだが…… -秋月家の親族ではほとんど持っていないはずの野心を内に秘めており、それに加えてなまじ武技や軍事関連の才では晴種を軽く超えるものがあるだけ余計に性質が悪いともいえる。 --下述するが、阿蘇惟豊は種実について「律子や涼と互角の才を持つ」と見立てている。 #region(close) -律子が涼を村中城主に任命したことで秋月城から涼がいなくなったことを機に、涼を律子の心から排斥し、あわよくば律子を手籠めにしようとする始末である。 -慕っている晴種の存在が辛うじて暴走を抑えていると言っても過言ではないほど。 #endregion #region(close,<独自考察と推測>) <独自考察と推測> ちくぜんP曰く戦死しない限り能力値を一部強化して活躍させる予定らしいが、 現状では晴種が万が一にも亡くなった場合、暴走する可能性しか見えない描写が多い。 涼憎しのあまり、下手をすれば秋月従姉弟派と種実派で家中を割らんほどの独断専行も目立つ。 どうストーリーを展開させるか気になるところではある。 #endregion -ただし上記の行動は野心も含め、あくまで晴種や律子への思慕が肥大化したものであるというのも疑いようがないのも事実である。 --元々武芸がからっきしで当時9歳の自分にも歯が立たずに情けないところばっかりが目立っていた涼が大内軍との初陣で文種と晴種が戦死寸前までいったのに涼自身が何もできなかったことが最大の原因であるのだが。 --刺客に襲われた際の涼が抵抗一つできなかったことも、それに拍車を掛けてしまっている。 -子どもゆえに自分の見たままでしか涼を評価できないのは仕方ないことであるとちくぜんPも評している。 --もし古処山の攻城戦で彼が城に残っていれば、汚名返上と言わんばかりの獅子奮迅の活躍をした涼への見方や自身の生き方は180°変わっていたかもしれない。 -元服後、立花山城城代として晴種の補佐の任務に就いた。これを機に顔グラフィックが成人バージョンに変更されている。 --戦線にも立つようになっているが、同僚の将をわざわざ煽って怒らせる言動が見られるなど、人格や言動に懸念を抱いている者も家中にいる。 --ちなみに晴種の副将についたときにも、明らかに格上の龍造寺隆信に勝手に突っかかったり、独断で作戦変更を進言するなど、本来なら処罰されてもおかしくない問題行動も多い。 --ベテランの将から戦術論を学ぼうとする姿勢を見せているが、学んだことを何もかも、最終的には涼への批判に結び付けて自己完結させており、また周囲にそれを是正できる人がいない状態である。 --53話にて歴戦の将である阿蘇惟豊に律子よりも将才では将来性があると評された。 --種実自身も一門以外の歴戦の将に認められたのは嬉しかったらしく、一層惟豊を慕うようになっている。厳しさを併せ持つ惟豊から学ぶことで、人の長所を認められる将へと成長出来れば化けるかもしれない。 -涼を嫌う傾向は時がたつほどエスカレートしており、56話では涼に訓練という名の実質的な暴行を振るった上に余計なことまで吹き込む始末である。そのことが原因で涼と夢子が仲違いを起こした上、その影響で57話の矢部川において兵力4分の1の相良勢に秋月側が惨敗。この戦では涼と仲違いを起こした夢子は舞に無謀な突撃をして部隊が壊滅した上に捕縛され、涼自身も無策で舞と交戦するという無謀な行動をした結果、部隊が一瞬で壊滅しており、涼自身も最悪のケースでは戦死もありえた。 --ここまでの影響となると勝てる戦も勝てない状況に陥っていると言っても過言で無い。 --この敗戦でより種実は涼を軽蔑するであろうから、完全な悪循環である。 --ただし流石に戦前の軍議ですら影響があったため、晴種が直茂に涼に大将としての心構えの指南をするように友として依頼。涼が自分を見失わくなれば未だ砂上の楼閣と言えど安定しそうではあるが…… --これだけ涼を嫌っているのに、涼自身が普通に接してくるためとまどうことも。ある意味ヤンデレかもしれない。 **井田親之 -初登場:4話(戦闘パートでは2話) -初期能力 政治:25 統率:53 知略:36 教養:54 義理:64 特技:槍衾壱 -秋月家臣。左馬助と称す。史実では大友軍に子・親氏を討たれた際、仏壇の柱に和歌一首を書き付けて、子の霊に手向けた。 -秋月家では唯一の初期からの古参家臣。 -性格は常識人で家中の信頼も厚い。律子・涼の護衛役や、秋月一門の副将を任せられることが多い。 **麻生鎮里 -初登場:9話(名前だけなら6話) -初期能力 政治:40 統率:35 知略:34 教養:37 義理:23 -花尾城(北九州市八幡西区)を拠点とする国人領主。 -本作では登場当初から秋月家臣。 -親子ぐらい年が離れているだけあって、秋月従姉弟を手玉に取るような話術も見せたり、経験を生かした献策をすることも。 --また完全にリツコスキー。一方で律子に意見や献策しても大抵の場合はやり込めているのは年の功か? --よく見ると顔がやたら謀将っぽい。紙芝居パートだけ見たら能力詐欺に見えるぐらい活躍していたりする。 -ゲーム上では能力は低く、初期ではキャラもあまり立ってなかったが、徐々に紙芝居パートで頭角を発揮、28話以降では「CV・水谷豊」、食えないキャラという立場を確立した。 --その影響か献策は「胡散臭くロクでもない策」が多いが、「秋月家にとって悪い話ではない」という妙な状態になっている。 --城井家の足止め策において「緘口令を破って少しウソもついたが、結果的に寡兵ながらほぼ被害0で城井軍を敗走させた」という実績がある。 ---同僚で小倉城主になっていた有馬晴純も「本当に大丈夫なのか?」と思うような策だったのだが。 --あまりの胡散臭さに、吉岡林子は柳川城の川内進入騒ぎの対応策を聞く前に「この人の策に任せて大丈夫なの?」と評した。 **麻生元重 -初登場:13話 -初期能力 政治:36 統率:27 知略:51 教養:40 義理:38 -史実では山鹿城(福岡県遠賀郡芦屋町)を拠点とする国人領主。麻生鎮里とは同族なのは確かだが出自がはっきりしていない。 -上記のとおり、ゲーム上の能力は良くも悪くも並より低め。 -登場時16歳であるが、顔グラは老けている(違 -作中ではむしろ文種の側近中の側近。文種が作った秘密結社の同士1号的な意味で。文種の密命を受け、「南蛮女中装束」なる特殊アイテム(?)を見つけてきた。 ---- *◆登場人物 :その他の武将 ---- **足利義輝 -初登場:15話 -初期能力 政治:60+9 統率:95+22 知略:22 教養:73 義理:79 特技:槍衾弐、城門一閃 アイテム:童子切安綱 官位:参議 役職:征夷大将軍 -室町幕府13代将軍。ご存じ「剣豪将軍」。 -秋月家との外交交渉の場で初登場。使者である涼を男だと知っているような発言をしたことで、涼を感激させた。 --実際には千早が事前にレクチャーしていたためであるが。 -役職をかなり気前よくくれる(律子に実際の領地と同じ「筑前守護」職を下賜したときは驚く視聴者(ちくぜんP含む)が相次いだ)が、千早に反対意見を出されることもある。 --もともと義輝と秋月一門衆では、相性値の誤差が極めて小さい。 -im@s架空戦記の中では、比較的真面目な言動である。 -当たり前だが剣術の腕に優れており、響ともほぼ対等に渡り合える。 #region(close,ネタバレ<コメント>) ネタバレ<コメント> 1561(永禄4年)冬(作中の時制では44話)、三好勢によるクーデター(永禄の変)が勃発。万夫不当と言うべき大立ち回りを演じて奮戦するも、衆寡敵せず、26年の波乱の生涯に終止符を打つ。 #endregion **鳥居景近【登録武将】 -初登場:15話 -朝倉家臣。通称は兵庫助。生年不詳であり、本作では1557年地点で22歳として扱う。 -史実では当主義景の側近であり、主君の最期まで随行し、その介錯を務めた後に自害した。 -資料に乏しい人物であり、生年をはじめとした詳しい来歴がほとんどわかっていない。 --コーエー作品でも影が薄い存在で、家庭用ゲームでは初期の太閤立志伝以外の出演がほとんどない。 --そんな彼が有名になったのは漫画「センゴク」による影響が大きい。 ***以下本作の独自設定 -朝倉に仕える前は京に在住していた教養人。 -将軍義輝に仕えていた時期があり、律子・春香・千早とは親しい間柄、かつ慕われていた。 --律子が京から帰郷する時に一緒に筑前に行こうかと誘われたが、断っている。 --上記の一件が律子にとって辛い思い出となったため、そのことを知る千早からは嫌われてしまっている。 -ゲーム開始の時間軸では朝倉家臣である美希や、史実では因縁のある朝倉景鏡とともに行動していることが多い。 -その性格設定や京にいた時のエピソードからして、モデルは言うまでもなくプロデューサーである。 以下順次追加予定 ---- - 何故かマイリストが貼れなかった・・・なぜ? -- 名無しさん (2012-12-12 23:02:28) - 誤字あったので修正しました -- 名無しさん (2013-03-06 10:17:01) - 誤字どころか誤用してましたorz 修正乙です -- 名無しさん (2013-04-06 16:16:25) - part 2 に龍造寺家を追加したため、龍造寺家兼に関する記述を移転させました。 -- 名無しさん (2015-01-26 13:26:00) - part 2 に尼子家の項目新設のため、尼子経久の記述を移動 -- 名無しさん (2015-07-02 12:28:12) #comment
*■秋月公記 『信長の野望・天下創世PK』 別所就治Pの「美希の天下創世」や宗像氏貞Pの「律子の野望」の影響を少なからず受けたと明かしており、 「信長の野望・天下創世PK」の世界を舞台にして描かれる戦国で生きるアイドル達のiM@S架空戦記シリーズ。 主人公は秋月律子・秋月涼の秋月従姉弟。 何気にDS組が出演している「信長の野望」としては初のシリーズでもある。 「律子の野望」とは舞台が被っているが、ベースを変更しているため重複部分はほとんどない。 (キャラ設定の一部でリスペクトしている部分はある) 実プレイ及び舞台設定はシナリオ1「家督相続」(1551年春)をSSGを用いて1557年夏に変更した改造シナリオ。 ゲームスタート自体は1557年秋開始となっている。 凝り性のちくぜんPらしく、大量の史実の追加武将(350人以上)や大名の増加(65家→77家)といったシナリオとしても完成度の高いのが特徴。また、史料に基づく小ネタがストーリー上でかなり多く含まれている他、近現代の歴史小説(遠藤周作『王の挽歌』等)や評論を取り入れている部分もあり、ストーリーの重厚さにも定評がある。 史実で既に死亡している一部のキャラを登録武将で登場させて存命中という設定にしているため、 IF的なドラマとしても楽しめる。(ゲーム開始時の例として、スーパーGの尼子経久や龍造寺家兼などが健在) また大寧寺の変が1557年にずれ込んでいるため、大内家が健在である。(シナリオ開始時に毛利が大内から独立した扱いとなっている) 詳細は関連動画の補完 其の壱を参照。 ちくぜんP自身は拙い腕と謙遜しているがPLとしては熟練者で、速度5で戦場を操作できる。また搦め手を駆使して2万4千の軍勢を3千5百でやぶった攻城戦や強行状態のCPUの猛攻を不利な配置でもしのぐなど、ニコマス歴戦系Pでも戦神級の技量を持っている一人。また創世AIの挙動の不可解さを紙芝居でカバーするなど構成にも定評がある。合戦エディタを用いたCPU同士の疑似再現の戦闘パートも好評。 主役となるアイマスキャラの各地に点在しており、初期から秋月家にいるのは律子・涼を除くと雪歩のみ。 登録されているアイマスキャラ武将は補完 其の壱の地点では23人とのこと。 |[[【アイドルマスター】「秋月公記」第1話>http://www.nicovideo.jp/watch/sm14051290]]&nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm14051290){297,198}| |[[【アイドルマスター】「秋月公記」 補完 其の壱>http://www.nicovideo.jp/watch/sm14104265]]&nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm14104265){297,198}| |[[【アイドルマスター】「秋月公記」 補完 其の弐>http://www.nicovideo.jp/watch/sm14864785]]&nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm14864785){297,198}| *マイリスト &nicovideo_mylist(<iframe width="312" height="176" src="http://www.nicovideo.jp/thumb_mylist/24789055" scrolling="no" style="border:solid 1px #CCC;" frameborder="0"><a href="http://www.nicovideo.jp/mylist/24789055">【ニコニコ動画】</a></iframe>) ---- *◆登場人物 ---- -アイマスキャラの登場年齢は1557年を基準としたSPの年齢に準拠(DS組はDS準拠) -全体的に義理は高めに設定されているが、他の能力はキャラごとに得手不得手がある。 -ほぼ全員が特技を3つ持っているので能力以上に強い。(例外として現在判明している武将では亜美・真美・サイネリアのみ2つ) -「アイマスキャラ」「ストーリー初期の時点で秋月家所属」のいずれでもない武将については、足利義輝・鳥居景近のみ当ページで紹介。他の人物は[[Part.2>作品別用語集 - 秋月公記 Part.2]](作成途中)にて紹介。 ---- *◆登場人物 :アイドルマスターのキャラクター ---- **秋月律子 -初登場:1話 -初期能力 政治:85 統率:57 知略:85 教養:80 義理:70 特技:槍衾壱、収拾、破壊 #region(close) のちに西国探題職を得て、かつ遠江守に任官しており、統率+7・政治+6 #endregion -秋月文種の姪で秋月涼・晴種・種実の従姉。15歳から2年間、京で足利義輝に使えたのち帰国。帰国後は一門衆として文種を補佐する。 -いろいろあって、秋月文種の養女となり、秋月家の第16代当主となる。 -沈着冷静かつ聡明。侵攻してきた大友家の『雷神』戸次鑑連を筆頭とした大友諸将も参戦していた大軍を7分の1の兵力で撃退し、その勇名が全国規模で轟く。 -上記のように完璧なキャラに見えるが、精神的に脆いところがあるほか、なかなか自信を持てない性格。特に涼が絡むとかなりの弱さを見せることも。 --実際、自身を当主として適格な器ではないと考えており、何か大義名分が立つならば晴種に家督を譲渡することを望んでいる。 -原作通りではあるが、涼を溺愛している。本人にあまり自覚はないが…… --鍋島直茂に「涼が妻を取らないのは律子が居るからではないか?」と問われ、激しく動揺している。 --律子はそれが恋愛感情かどうかまでは量りかねているように見えるが、自分から判断を避けているようである。 --実際に涼に対する溺愛は完全に依存といっても過言ではないレベルであり、涼が絡むと普段の知的・秀才の面が消えうせ、感情が全く制御できないほど動揺した素顔を見せる。 --特に大友家に連なる女性が涼と親しくなることは、自分の目が届かないこともあってか、大友に調略されるのではないかと過度に恐れている様子が伺える。 ---ぶっちゃけると女性の方が完全に涼に惹かれたり友誼を結んでいるような状態なので、むしろ敵対している相手の方が疑心暗鬼になっているのだが、このヲチは当然律子は知る由もない。 --本作における律子の涼に対する溺愛には下述もしているが京都での恋が破れたトラウマも影響しているようで、心を本当の意味で許せる異性が涼しかいなくなってしまったというのも影響している模様。 -足利家臣の如月千早やある有名な旅芸人の一座に所属している天海春香とは京で知り合った親友の間柄。星井美希とも知己。 -京に奉公していた頃にある人物と知り合い親しくなる……が、辛い思い出になってしまったため、奉公していた頃の話は滅多にしない。 -足利義輝自身にも認められる才であったと推測され、事実かなり期待を掛けている様子が見受けられた。 -リッチャンハ、カワイイデスヨ **秋月涼 -初登場:1話 -初期能力 政治:71 統率:39 知略:83 教養:77 義理:70 特技:混乱、収拾、挑発 -秋月文種の甥で秋月律子・晴種の従弟、種実の従兄。登場年度に元服したばかり。 -唯一の男性アイドルキャラだが恐ろしく非力。 -初見ではまず武将に見えない、というか人を安心させるような雰囲気を持っている。涼の素性を知った上で悪感情を持っている相手は別だが…… --本編では従弟である種実や松浦隆信の家臣だった籠手田安経(涼との交戦で敗死)の直臣あたりが該当している。 -性格は穏やかでお人よしと謀略には向かず、武将向きの性格ではない。 --そのため、一度(涼自身が一方的であっても)友誼を結んだ相手は何があっても助けようとする。 #region(close,考察1<コメント>) -その性格ゆえに、相互に親しくなった女性からは依存されてしまう傾向がある。あるエピソードで出奔騒ぎを起こした際にそのことが表面化しており、このことから万が一にでも涼を失えば秋月家中の姫武将は瓦解してしまう可能性が高い。秋月家のみならず、敵方で友誼を結んだ姫武将にも同様の傾向が見えている。 #endregion -能力的にも統率が全アイドルキャラではダントツのワースト1位。 -流されやすい性格だが、一度決めると非常に芯は強い。 -律子にも劣らない聡明さを持ち、特に戦術や情報収集に関しては律子を凌ぐほどの冴えを見せる。 --性格的に向かない謀略を除き、それ以外の計略に関しては天性のものを持つ。 --特に相手に合わせた上での作戦立案や状況判断をすることに長けており、大友・小弐・大内・龍造寺をことごとく破っている。 ---一部は「相手を篭絡したの間違いではないか?」と視聴者からは言われることも。 --大友軍師・角隈石宗に『伏竜』と言わせしめた。 ---涼が生死不明になった際に愛弟子の絵理が臥せってしまったことから、秋月一門で最も警戒すべき相手と評した。 --後に直茂には聡明さだけでなく、度量もあると評される。 ---性格に加えて更に武勇を全く持たないため、彼を天性の計略家と知っているのは古処山で散々な目にあった大友家中などに限られる。 ---事実、鍋島直茂は涼のことを一門衆だから重用されていたと侮っていた。 ---だが戦場において自身の知略をことごとく上回られ、3度目の戦いでようやく計略が涼のものと気付き驚愕した。 --ただし秋月家が筑前・筑後・豊前・肥前の4ヶ国を平定して九州最大勢力になったことで、律子以外に名のある秋月家の一門衆として他国にも警戒されるほどになっている。 ---もっとも「戦績」と「結果」のみが伝わっているため、面識のない相手に対しては「秋月家拡大に貢献した可能性がある若き謀将」と思われてしまっている。 ---そのため涼と面識がある人がこの評を聞けば「間違ったことは言っていない……けどなんか違う」って状態になること間違いなしである。 --イメージ的には斉藤・織田に仕えた竹中重治か。重治自身も体躯は女性的だったとの説もある。 #region(close,考察2<コメント>) -あまりの聡明さに涼を溺愛している律子すら恐怖することがあるほどである。例えば上記の例に挙げた竹中重治とは対照的に黒田孝高は最終的に秀吉に干されてしまったという逸話が(実際にあったかどうかは別として)存在している。もし涼があの性格でなかったら、とっくに遠ざけられるか最悪処断されていてもおかしくないと思われる。 #endregion -私服でも女性に間違われるほどの中性的な容姿をしている。そのため小姓などからは大人気である、本人にとっては悪夢だが。 --その容姿に堕落した人間は多い。元凶の文種や女房役の夢子はまだマシな方である。 --特に小弐一族で秋月に降った兄弟の二人に至っては人格そのものが変わってしまった。小弐の旧臣からすれば、どうしてこうなった?である。 --データ的には相性が極めて悪いはずの、とある日向伊東家の旧臣が一発で登用に応じてしまったことがあり、これをネタにした外伝までできてしまった(ちくぜんPの説明では、単純に政治力の高さが理由だろうとのことだが)。 -文種に半ば騙される形で女装させられ、以後は何かにつけて女装させられる羽目に(むしろ「涼以外には誰もできない特殊な策」として積極的に利用されている)。特に諜報任務の際は常時女装とやたら不憫に。 --本編に何一つ関係ないが、アイマスキャラの中では武将列伝が(ネタ的な意味で)酷い。顔グラも女装モード……涼は不憫。 --そんなグラなので、(男言葉丸出しの)ボイスやテキストは違和感ありまくりである。&bold(){だがそれがいい。} ---あのような見た目で「貴様ら!!」と言われ、逆に萌える視聴者もいるようだ。 --あまりに女装させられ続けたせいで、本人曰く「人前で女装をするのも慣れてしまった」とのこと。 -もっとも、当の本人には衆道の趣味は全く無く、律子の胸元に視線が向いてどぎまぎするなど、(現代の価値観的には)普通の健全な男子。 -人当たりがいいため、一部の人物を除けば嫌われることもほとんどなく、勝手に(秋月家にとっても有利な)人脈や友人関係を作っていることが多い。 --特に斥候任務中だった立花山で出会ったばかりの日高愛・水谷絵理と友情を誓ったエピソードはその筆頭に当たる。 --それに限らず、しっかりとした面識さえ持ってしまえば降将や中立・敵方の人物にも好意を持たれることが多い。涼自身も縁があったら積極的に打ち解けたいと考えて行動しているフシがある。 --そういう行動を計算ではなく素で行うため、民衆からの人気も高い。 --特に相手が姫武将だったりすると一発で「落ちる」ことが多い。それが双方の恋愛感状かどうかは別にしてだが。 --本作ではっきりと涼と敵対関係に近いのは一方的に涼を嫌っている種実ぐらいしか登場しておらず、実際に命を狙われたのは籠手田安経を討ったことによる怨恨絡みの襲撃ぐらいなものである。その時ですら襲撃者には人格と能力は認められていた。 -傍系の男子として本来ならば政略結婚含みの養嗣子に出されそうな立場だが、本人の結婚観が完全に「からっぽ」である上、律子自身も特段のメリット無しと考えているため、そのような動きはない。 --それに関連してか、本人が恐ろしく女性の好意(恋愛感情)に鈍いのは原作準拠。 ---ぶっちゃけると涼自身が「大切に想う異性ほど手を出さない」という観念を持っている上、自分が恋愛対象として好かれているとは露にも思っていない。 ---好意を持った女性陣からすれば厄介極まりない話である。 --複数の家から涼に娘を嫁がせようという話が出るくらいである。政略結婚という意味合いもあるだろうが、涼の人柄によるもの方が大きい。 --上記の政略結婚に関連する話だが、ついに史実の未亡人(吉岡林子)の家臣に「林子様を娶ってもらえないだろうか?」とまで要望されてしまう。 ---この縁談は涼なりの「正論」で断った。 ---ただし誠実な(涼にとっては普通の)行動を続けた結果、最初は警戒していた林子もあっさり打ち解けるどころか、それを飛び越して涼に惹かれるところまでいってしまう事態に。 ---このことが後にちょっとした騒動に繋がってしまうことになるのだが…… --1562年だと設定上は20才なので、本来は妻を取っていてもいい頃なのだが…… --ただし「いつかは(誰を妻に取るか)決めなきゃいけない」という自覚は一応ある模様。 -武勇を持たないことは涼自身に取って相当なコンプレックスとなっており、いずれも種実が2回吹きこんだ際に国が弱体化しかねない事態を引き起こしている。 --1回目は出奔騒ぎ、2回目は夢子と仲違いした挙句に矢部川で小勢の相良に惨敗する原因となった。 #region(close,考察3<コメント>) -基本的に自分から女性に手を出さないが、実は心が弱っている場合に限り、双方向で好意を持っている女性に後先考えずに手を出す悪癖がある。1回目の絵理のときは涼自身が体調不良だったため未遂に終わったが、2回目のときは未亡人である林子には抗いきれず59話にて手を出してしまうことになる。結果として林子自身も抱かれることを望んでいたこととはいえ秋月家から出奔してしまうことになり、涼自身も勢いで抱いてしまったことを後悔することになる。&s(){ついでに律子を疑心暗鬼に陥らせる結果となった。} -この特性を利用していればとっくに夢子が涼をGET出来ていたのではないか?とか言っては行けない。 -なお過程は別として、この通過儀礼を通った後、涼の精神状態は回復しているので、潜在的に女性とは相互に甘えたい部分がある模様。 #endregion -酒に弱い上に酒癖も悪い。酔うと空気を読まない本音も出るため、はっきりいって傍目ではどうしようもないダメ男と化す。オマケに記憶も飛ぶ。 -九州北部をほぼ完全に秋月領としたのを機に、北西部(肥前など)と当地の旧臣を律子に代わり統括する立場となる。 -リョウチンモ、カワイイデスヨ **萩原雪歩 -初登場:2話(会話パートでは4話) -初期能力 政治:60 統率:69 知略:50 教養:69 義理:80 特技:破壊、鼓舞、鉄壁 -秋月家と同盟関係にある萩原衆の次期棟梁。ゲーム上は秋月家臣。 --武将列伝によると萩原衆が秋月と同盟を結んだのは律子の薦めがあったからとのこと。それまでは秋月家と距離をとった中立の立場だったらしい。 --大友軍を古処山で撃破後、萩原衆が秋月家に帰順し、正式に秋月家臣となる。晴種と並んで秋月家の筆頭家臣を務める。 -性格は原作準拠でやや弱気だが、覚悟を見せると強さを見せる。 --会話パートではおどおどしてるが、戦場での働きは凄まじい。お前はいったい何を言っているんだと言わんばかりの活躍である。 --またお茶に対してのこだわりは強い。秋月の筆頭家臣になってもお茶は自身で用意するほどである。 -何かあると、屋外・屋内を問わずすぐ穴を掘って埋まる。掘った穴に人が落ちたこともある。 --掘った穴は基本的に律子の命令で埋め戻すようだ。律子がいない場合はそのままなのだろうか……? -涼を初見では女性と勘違いした。涼が男性だとわかった後、女装の話題が出ると涼に冷たい視線を向けるように。 -とはいえそれ以外では涼のとの仲は良好なので上記の事象限定。 -真とは知り合った直後から気が合い、親友同士となる。(データ上では親友武将の相互設定) -何故か龍造寺隆信に気に入られてしまう。雪歩も隆信の持つ独特の愛嬌ゆえか、特に苦手にしていない。これが、「雪歩の熊殺し」として伝えられることになる。 **桜井夢子 -初登場:2話(会話パートでは4話) -初期能力 政治:55 統率:70 知略:69 教養:65 義理:49 特技:突撃壱、混乱、挑発 -登場時は江上武種家臣であるため、小弐家の陪臣にあたる。元は商家の娘であったが、店が潰れて母と共に放浪中のところを武種に救われ、恩を返すため仕官した。 -以後、店を潰した相手に復讐するため、手段を選ばない謀にも手を染め、成り上がることだけを考えて生きてきていた。 --武将列伝では上昇志向が強く、主家の小弐家一門や馬場鑑周といったあたりとは反りが合わなかったとのこと。 -秋月家の調略中に偶然互いに正体を知らないまま涼と知り合い、互いの正体を知った際に因縁が出来た。 -1559年に秋月家との合戦で敗退した際、涼の部隊に包囲されたが…… #region(close,ネタバレ<コメント>) ネタバレ<コメント> 追い詰められ、自害を試みようとするが涼が体を張って阻止し、命を拾うことになる。 BGMも相まって作中でも屈指の名場面。 ただ傍から見れば涼が夢子を説得したというより、 どっちかと言うと口説くとか手篭めにしたといったニュアンスの方が正しいのだが。 #endregion -秋月家に仕官するまで涼のことを姫武将だと勘違いしていた一人。男だと正体を知って以降は一途に涼を想う(設定上は夢子→涼のみ親友武将設定) --涼が鈍いため相思相愛にはなっていないが、傍から見るとどう見ても夫婦漫才をやっているようにしか見えなかったりする。 --もっとも、秋月家の将兵には(当の涼を除き)完全にバレバレである。 --涼が鈍いだけではなく、夢子が正面切って告白出来ないヘタレとも言えなくもない? --仲が進展しない内にライバルが増えている有様である。林子(神通)や律子はまだしも、涼と仲が良く、かつて煽ってきた絵理に対しては強烈な敵愾心を燃やしている。 --さっさと涼に正面切って告白して、仲を進展させるほうがよほどいいのではないかと思われる。超がつく朴念仁がそれに気づけるかはまた別だが…… -上昇志向の強さや目的のために謀を用いることがある一方で、基本的には優しい性格のために無理をしていることが多く、根本的には謀略に向いていない。 --このことはかつての上司である武種からも心配されており、涼の副将になってからはそういうことには手を染める必要がなくなったことに安堵していた。 -因縁がある相手だと冷静さを失うことがあるが、知勇に長けた将として小弐家・秋月家の双方に認められている。 --ただし行動全般においてやや突出癖があり、戦場で負傷することも多々ある。 ---その突出癖が秋月家臣の麻生鎮里らに利用されることも。で、たいていの場合は秋月家にとって悪い話にはならないので役には立っている。 --基本的に色ボケしてない時の方が優秀なのはお約束。とはいえ涼に救われてからはかつてみたいに謀略に手を染めることはしなくなっている。 --色ボケしててもゆメーターがマックスだと活躍することもある。例として柳河城攻略戦では敵将を次々と倒していた。 -恩人・江上武種とは上司と部下というより年齢差もあって父と娘のような関係。本人達もそう思っているようだが口には出さない。 -龍造寺の降伏後は直茂と組むことも多くなっている。この二人は会話こそ尖っているが、なかなかいいコンビとなっている。 **菊地真 -初登場:8話 -初期能力 政治:50 統率:83 知略:35 教養:55 義理:80 特技:鼓舞、槍衾壱、突撃壱 -龍造寺家臣。父は肥前でも有数の剣の達人と知られ道場も持っていたが、ある事件で引退。以後は龍造寺への奉公と道場を次いだ。 --この一件からするに、既に武の才覚は当時の時点で父を凌いでいたと見られる。 -美少年と見紛うほどの端正な容姿で、剣や武術の腕では肥前でもトップクラス。その実力は龍造寺四天王を4人同時に相手にしても圧倒するほど。 -雪歩とは出会った直後から気が合い、親友同士となる。(データ上では親友武将の相互設定) --いつか一緒に茶を囲む約束をしていたが、戦乱の中で先延ばしとなってしまう。 -涼とも同時に知り合い、同じく仲も良くなるが、涼の性別を知っているかは邂逅地点では不明であった。 --後にまったく気付いていなかったことが明かされた。さらにある人物の手によって発覚時の事態がややこしくなることが確定してしまった。 -性格は純粋であり、家中でも鍋島直茂などにもそれが好まれている様子。謀も嫌う優しい性格だが、いざ戦となれば割り切りは出来るなど分別はつく。 #region(close,ネタバレ<コメント>) ネタバレ<コメント> 義理に厚く筋を通す性格も影響している。 秋月家との戦いにおいても対外的に雪歩や涼と個人的な友誼を結んでいることも隠していない。 乗り気でこそなかったが、秋月家との戦いでは直茂や(執行)種兼、 龍造寺四天王らとともに奮戦し、手を抜くことは一切なかった。 龍造寺が敗れた後も、親友の雪歩や涼がいる秋月に降らずに将として戦うことを選ぶ。 #endregion -実は響と因縁がある。(とはいえライバル的な意味でだが) -龍造寺中興の祖、龍造寺家兼に猫可愛がりされている。 --家兼は隆信の正室にしようとしたらしいが、隆信が拒否した(武将列伝より)。 -可愛さや格好良さに対して人とずれた感性を持っており、上司にあたる鍋島直茂に心配されている。 #region(close,40話以降<コメント>) 40話以降<コメント> -龍造寺家滅亡の際、鍋島直茂の手引きで落城寸前の日野江城から脱出させられ、筑後の方に逃亡した後、大友方の蒲池鑑盛に保護され、その義と恩に対して報いる決意をする。 --ゲーム上では滅亡時に登用できず、在野で大友に流れた模様。 -その際に鑑盛に大友家中で身を狙われている絵理の副将を兼ねた護衛も同時に頼まれている。 -調練にてベッキーこと戸次鑑連の輿に楽しんで乗るなど根っからの武人肌。その結果、絵理とは別の意味で気に入られた。 --雑賀出身の二人が輿に乗るのを恐怖することを考えると、その胆力は相当なものである。 --後に生まれた娘の誾千代があんな性格になったのは真の影響もあるのではないかとも思えるほど……かもしれない。 #endregion **水谷絵理 -初登場:3話 -初期能力 政治:52 統率:76 知略:80 教養:68 義理:75 特技:槍衾壱、収拾、鉄壁 -登場時は南蛮寺に引き篭もっており無所属だったが、角隈石宗に五顧の礼で迎えられ弟子入り。後に推挙される形で大友家に仕官する。ゲーム上では最初から大友家臣。 -雑賀が滅んだあと、大友家まで流れてきた鈴木重秀に気に入られるが、初対面時は明らかに苦手にしていた。 --実際にゲーム上では、信仰する宗教の兼ね合いから相性が良くない。 --最近は馴れてきたのか、親友の弟として大事に思っているようである。 -サイネリアとは引き篭もっていた頃からの親友同士(データ上はサイネリア→絵理のみ親友武将設定) -石宗に迎えられたということで戸次鑑連にも注目され、なかば強制的に師事させられる羽目に。(輿がトラウマになったが) -上記の出来事のせいか、ゲーム的には元が引き篭もりとは思えないほど能力が高い。統率・知略ではアイドルでは高水準の貴音を凌ぐほど。 --ついでにかなりアクティブになっている。原作で言うならベストエンド後の状態に近い。 --面白いという理由で流れるように嘘を吐いたり、静観することも。いわゆる今日の水谷さん。 --最近では石宗の弟子というだけではなく、雷神の後継者にもなりつつある。 --制裁対象はほぼサイネリア・孫一(・雷神の許可込みで義鎮)限定である。 -石宗やベッキーの直弟子に当たるせいか、他の武将との連携に優れると評される知将。 -特に軍事に関しては天才的なセンスを持っており、特に寡兵での戦い方に関しては定評がある。 --劣勢の戦場であった耳川では島津軍を翻弄したほか、柳川では大敗で敗走した大友軍の殿を僅か700の手勢で成し遂げた。 --特に柳川の撤退戦では直茂・夢子率いる5000の追撃隊を撃破し、さらに6000の別働隊を率いていた阿蘇惟豊の封鎖をすり抜けて府内までの撤退に成功した。 ---ただし総大将の惟豊が『絵理の生死を問わない』方針を採っていたら討ち取られていた可能性の方が高かったのも事実。後述している個人的な縁があったことが彼女の命脈を保った。 -半面、軍事以外での判断には致命的に甘い部分があり、特に敵将本人や自分に向けられる悪意における対処は非常に危なっかしい。 --護衛の彩音衆をはじめとした雑賀衆や、鑑盛の命で副将についた真らがいなければ、政敵(扱いされている相手)や敵将相手に非常に危ない場面も多々あるほど。 -立花山で日高愛・秋月涼と家柄の壁を越えた友情を誓う。 --しかし大友重臣の立場として、涼や愛と友情を誓っていることは隠している。 ---作中では日高舞や阿蘇惟豊ぐらいしか直接的に涼と親しいことを知っている人物はいないようである。 ---ただしある事件で涼が絵理に秋月領内で看病されてしまったこともあって、秋月家中の一部に知られた可能性は否定できない。 --秋月涼とは本来敵同士に当たる間柄。しかしこれが後に互いを救うことになる。 ---夢子とある事件で邂逅、この邂逅時に涼が絡むとすっかり腑抜けとなってしまった彼女に対して発破に近い言葉をかけることとなる。 ---この事件がきっかけで夢子に戦場で付けねらわれる羽目に。実際53話では危なかったが護衛の雑賀勢のおかけで事なきを得た。 --涼の優しさに触れ、ある事件以降は涼に想いを寄せるが…… --涼への想いの寄せ方は非常に強く、相良勢との戦いで一時涼が生死不明の方が届いた際には臥せってしまった。 #region(close,48話以降<コメント>) 48話以降<コメント> -大友義鎮の養女となって、涼に嫁ぐという政略結婚の話が大友重臣の間で持ち上がってしまった。 -このことについては49話で絵理が快諾し、石宗にも涼との関係を話したのだが、結局その話がまとまる前に秋月に攻め込まれて以下の経緯で破談してしまった。 --開戦前に大友側の停戦和議の使者に来た石宗を(場に涼がいなかったとはいえ)律子が感情的に追い返してしまった。 ---その先日に直茂に煽られていなければ、本来和議を望んでいた律子は間違いなく蹴らなかったであろう。 ---上記の出来事は大友の動きが直茂に察知されていたと深読みすることも出来る。真相は不明だが…… ---柳川城奪取後、律子が涼に表向きの事情を説明している。筋は通っているが、前後のやり取りを見る限り律子の後付けである。 --当人同士の好意とは別の形となっているので、流石の絵理も最初は戸惑っていた。 --最も上記の話が実現したらしたでいろいろ問題があった可能性もあるのだが。 --ただし領内で(極度のキリスト教アンチである)奈多夫人一派に目をつけられているので、絵理の身にとっても悪いことばかりではないのだが。 --ついに奈多夫人が53話にて自分に賛同する武将を強引に煽動して、絵理に対する悪意のある流言を流した上、絵理たちが滞在していた南蛮寺を夜襲するという暴挙に…… --護衛のサイネリアと重秀が時間を稼いでいる間に、絵理を信頼する別の将が駆けつけたことで事なきを得た。 #endregion -作中のアイマスキャラではサイネリアを除くと唯一の耶蘇(キリスト)教信者。 --当時のキリスト教に関連した世相を反映する独自エピソードも多い。 --武将や民衆から支持される反面、大友義鎮正室の奈多夫人の一派に目をつけられている。 ---武将の場合、宗教的には相性が悪い人物でも彼女の人格を支持する人間は多い。阿蘇惟豊や宗像氏貞といった神道関連の重鎮にも、個人として認められていることから、その器量が窺える。 ---ただし耶蘇教信徒ではなく、個人として見てもらうために、絵理と面識があるかという点がかなり重要なことになってしまっている。事実、知勇に優れた有馬晴純ですら、自身の価値観との相違や大友政情の混乱の事実から、絵理を秋月家に関わらせること自体を反対している。 --上記のことを師に当たる石宗や大友屈指の義将として知られる蒲池鑑盛が心配している。 **鈴木彩音【サイネリア】 -初登場:3話 -初期能力 政治:55 統率:73 知略:58 教養:40 義理:82 特技:斉射壱、挑発 -登録名の表記を鈴木彩音、読み仮名をサイネリアとしている。 -絵理のいた南蛮寺にどこからか流れてきた。絵理より年上だが何故か「センパイ」と読んで慕っている。 --実は雑賀衆棟梁・鈴木重意の娘。雑賀孫一こと鈴木重秀は実弟に当たる。 --重秀にとっては恐怖の姉として認識されている。 --雑賀衆とは縁を切っているが、家族としては大事に思っていることが描写されている。 --そもそも重意の手引きで雑賀から九州に脱出していることから、一族との絆は切れていないことが窺える。 -何度も石宗を追い返したが、たまたまいないときに絵理を連れて行かれる。 --反対したが、泣き落とされて何も言えなくなった、ちかたないね。 -その辺のゴロツキを叩きのめして心服させる。これらをまとめて自身は棟梁となり「彩音衆」として絵理の直臣となった。 -絵理に関しては偏愛ともいえるほど慕っているが割りと単純。互いに親友同士で気を許せる間柄(データ上はサイネリア→絵理のみ親友武将設定) -尾崎玲子との関係性に対するオマージュとしての設定ゆえか、石宗にはそのヘアスタイルを揶揄した呼び方をする。 #region(close,ネタバレ<コメント>) ネタバレ<コメント> -雑賀を出奔したのは、当地に就いていた本願寺坊官の横暴を正そうと行動するも、逆にその坊官にレイプされかける事件があったことから、父・重意が身の安全を懸念して逃亡させたため。 -九州にたどりついてから本願寺との決別としてキリスト教に入信し、その縁で絵理と知り合っている。 -重秀から言葉遣いや性格まで変わってしまったと指摘されている。ちなみに本作での雑賀にいたころの性格は不明である。 #endregion **日高愛 -初登場:8話 -初期能力 政治:30 統率:82 知略:4 教養:40 義理:74 特技:突撃弐、鼓舞、破壊 -相良家臣で日高家の一人娘。幼少時に父を失い、母である舞の手で育てられた。 --データ上では親友武将の相互設定。ゲームの仕様上、女性同士で血縁関係を設定できないため。 -相良家の次期当主・万福丸(相良義陽)とは一つ年下にあたる幼馴染の間柄。兄妹のように仲が良いが…… #region(close,ネタバレ<コメント>) -のち(43話)に義陽が政略含みの結婚をしたことで、淡い初恋の終わりを迎えることになる。 #endregion -剣や武術では母親譲りで体格や幼さに見合わず相当強く、上記の義陽に負けたことは一度もない。 -一方で脳筋。知略4・教養40と難しいことを考えるのは完全に捨てている。 --知略が4しかないため、天下創世のシステム上では鼓舞が完全に死に特技である。 -天真爛漫で人懐っこい性格。立場なんかより直感で突撃するタイプ。 --それがいい方向に転がるという、ある意味で才能の持ち主。 --感情が高ぶって泣き落としに入ってしまうこともあるため、結果的にみんなが折れて自然にまとまってしまうことが多い。 --立花山で水谷絵理・秋月涼と家柄の壁を越えた友情を誓った。 --涼の優しい性格に即座に懐いた。男性だということはまだ知らないが。 ---大友家と対秋月で共闘した際に絵理から教えてもらったらしい。 ---それと同時に改めて会いたいという気持ちもある様子。 -次期当主・義陽と仲がいいため、相良家内部の一部からその存在を疎まれており非常に危険な立場。 --つまり本人が知らない所で政争に巻き込まれている。 --相良家内の内紛を無意識で引き起こす存在であることから、風魔小太郎より「混沌の徒花」と呼ばれる。 **日高舞 -初登場:8話 -初期能力 政治:52+5 統率:95 知略:58 教養:92 義理:70 特技:突撃参、斉射参、軍神、(鉄壁) 官位:上野介  -相良家臣で日高家の陣代。夫の急死もあって現在の立場に。 -愛を一人で真っ直ぐに育てた。本当に大事にしていることが伝わってくる。(データ上では親友武将の相互設定) -雷神と真っ向から渡り合える凄まじい指揮能力の持ち主。剣や武術の腕も一流で大友家を何度も退けた。 --能力・特技を見る限り、搦め手抜きで真っ向から負かせる相手は限られる。それくらいチートなので仮に秋月家に加入したとしても戦闘参加はまずないであろう。 --ちなみに登録武将の軍神及びアイテムによる鉄壁は弱めに設定されているため、雷神よりは白兵戦で劣る。ただし突撃と斉射持ちなので鉄砲か騎鉄の部隊を率いていた場合は雷神よりも厄介だと思われる。 -その実力は伊達ではなく、矢部川では約4000の手勢で約4倍の兵を率いていた秋月軍を破った。 --最も秋月家の中核であるりょうゆめが仲違いして、布陣と戦術に穴があったのも大きいが。 -一方でただの武辺者でもなく、政治的な力関係を見極めた上での駆け引きにも長ける(愛を守ることを最優先に考えての結果とも言えるが)。 -舞姫としても名を轟かせており、神長瑠衣と双璧と謳われた。 -子持ちであることを忘れる程の妖艶さも備えており、露出の多い衣装で踊りを披露した際には、主君を始め多くの男性が鼻血を噴いて卒倒する事態になった。 -相良家中興に大いに貢献した謀将・上村頼興に上記の愛の件もあって疎まれており、互いに政敵同士である。 --そのため愛を守ることに苦心している。 --※史実では上村頼興・相良晴広は本来没しているが、シナリオベースが1551年のため当作では両者が生存している。 #region(close,ネタバレ<コメント>) -本作においては、頼興と舞の間を保っていた晴広が1561年冬(42話)に死去したため、日高家そのものが非常に危険な立場に立たされることに。 #endregion -立花山で絵理や涼と知り合い、その才能を認め、かつ愛の友人として信用に足ると判断している。 --その一環で涼を婿養子候補として狙っている。物件としてお買い得なため、かなり本気であると思われる。 **岡本まなみ -初登場:19話 -非登録武将だが、相良家臣・岡本頼氏の従妹で、日高母娘に仕えているという設定が明示されている。 **水瀬伊織 -初登場:5話 -初期能力 政治:51 統率:65 知略:74 教養:80 義理:82 特技:斉射壱、鼓舞、挑発 -毛利元就の娘、毛利三兄弟の末妹に当たる。 --ちなみに、水瀬家の姓は跡継ぎがいなかった名跡を譲り受けたためである。 -ひょんなことから尼子経久と遭遇。父・元就すら凌ぐほどの強大な相手に優秀な兄達を超えて毛利の柱石になることを誓う。 --後に一矢報い、初登場のときから一目置かれていた経久に更に評価されることとなる。 --一矢報いた時の一連の行動から目付だった国司元相に姫武将として認められた。 -46話の前~中編では伊織の成長途上の回となっている。 --低ランクの頃の伊織を髣髴とさせるじゃじゃ馬だったが、兄である隆元や目付けとなった国司元相らの尽力で姫武将として開花していく。 --謀将・宇喜多直家との戦いを通じて、また一段と成長した。このことが上記の経久に一矢報いる原動力となった。 --ちなみに余談だが20話中編と46話の時系列は話数こそ離れているが、時系列は同時期である。 -中国三大謀将全てと面識を持つため、まだ見ぬ秋月涼を「倒すべき謀略家」と見て敵愾心を燃やす。 --実物を見たときのギャップが今から楽しみである。 -能力的には万能型だが、流石に兄よりは総合的な能力は劣る。弓を最も得意としている。 --父や兄姉達を尊敬する一方で、能力で及ばないことに劣等感や焦りを持っている。 --最も尊敬の念が勝っていることや目指すべき・超えるべき将の姿が一門の人間ではないため、劣等感が表に出るのは比較されたときぐらいである。 --三兄弟の年の離れた同母妹という立ち位置とそれを補佐できる才覚が毛利家においてよい影響を与えており、一般的には良好の仲だったと伝えられる三兄弟像が結果的に実現されている。 ---史実の三兄弟は元春と隆景が武将として隆元より優れていたため、隆元の生前はどちらかといえば険悪であった。 -原作同様に気性は激しいために状況を見失うこともあるが、同時に頭も良いため判断力自体は高い。 --上記とは若干違う部分の欠点になるのだが、他人を風聞と結果だけで決めつける悪癖があり、この点は特に長兄の隆元から心配されている。 --一方で一度でもまともに対峙した人物を見誤ることは少ないので、あまり表面化することはないのだが…… #region(close,ネタバレ<コメント>) --大内滅亡後、隆元の命により毛利に下った小鳥を補佐につけられた。 #endregion -登場アイドル共通だが、歌や芸を好んでいる。 --その影響か支配を任された「美作」の部下が伊織に先鋭化していたりする。 --具体的にいうと秋月家の涼の秘密結社の面々並みの状態である。最早手遅れ(ry --宇喜多直家の調略能力・情報分析力をもってしても、「奇妙な病」であること以上の情報をつかめず、「罹患者」への内応工作が完全に失敗する有様であった。 --ちなみに伊織の部下(釘宮病患者)と春香のファン(主に愚民)は何故か非常に仲が悪い。具体的には罵倒合戦の末に小競り合いを起こすぐらいに。 --その仲の悪さは毛利-尼子の和睦中にすら1000人規模で乱闘を起こすほど。騒ぎを鎮めようとした尼子の将を水瀬家が逆に捕縛する凶行を起こし、和議は破綻してしまった。 --当人同士は毛利-尼子の和解会談で個人的な友人同士になっているので、二人にとっても単なるはた迷惑である。 -やよいとは河野家の戦で名前を知ることになるが、実際に邂逅したのは46話。(設定上は親友武将の相互設定) --戦場で殺伐とした初邂逅だったが、紆余曲折があって海に転落したところをやよいに助けられた。 --やよいの純粋な性格もあって結果的に打ち解け、親友同士となる。 --恩を帰すため一条家との戦いではやよいの副将として参戦し、勝利に貢献する。 --戦後は香宗我部親泰との捕虜交換で、自領に無事帰還する。 ---ある理由から、実は元就は伊織の助命を最優先の条件にしていた。 #region(close,「ある理由」とは?<コメント>) 実は長男の隆元よりも先に毛利家には女子が生まれていたが、 外交上のもつれにより、人質に出した先の他家で命を落としていた。 このため、元就やその正室にとって、伊織は亡き姫への思慕も 重なって強い愛情を傾けていた存在なのである。 ※この事件は架空ではなく、当時の安芸・石見方面の国人・高橋家との 間でそのようなトラブルがあったとされる(但し、1次史料が現存しない)。 #endregion **高槻やよい -初登場:24話 -初期能力 政治:66 統率:72 知略:40 教養:40 義理:100 特技:槍衾壱、神速、鼓舞 -能力的には意外にも政治が高い。多分性格もあって周りにいい影響を与えるためかと思われる。 -長宗我部の一領具足。ただし元親やその親族に可愛がられているため、直臣に近い厚遇を受けている。 -元気いっぱいの明るい性格。また異様に釣りが上手い。 -戦場に出れば部隊の士気をあげるなど、かなりの統率力を持ち敵将を捕らえたこともあり、まさに土佐弁で言う「ハチキン」。 --武技の腕前こそ不明だが、見た目や性格とは裏腹に身体能力は高く、その部分は46話にて発揮されることとなる。 -河野家の戦を通じて伊織のことを知るが、実際に邂逅したのは46話。(設定上は親友武将の相互設定) --戦場で伊織に追い詰めらたものの、一瞬の隙をついて優劣をひっくり返して逆に追い詰めたのだが、その直後に船が沈没し、また揉み合いで負傷していた伊織が海に転落してしまったのだが、それを自ら飛び込んで救った。 ---伊織自身は雑兵や幸盛をあしらうほどの実力者であり、そんな伊織に追い詰められた状況から逆転したのだから相当なものである。 ---また飛び込んだ海も冬で水温が低く、さらに気絶していた伊織を1人で救ったことは高い身体能力を裏付けるものとなっている。 --助けた伊織を2日間看病し、意識が戻った後も真っ直ぐな態度で接し続けた結果、伊織と打ち解けた。 --直後の一条家との戦では伊織の手助けの申し出を打算も無く承諾し、その協力を得て戦場で大活躍する。 --戦後、自領に戻った伊織に地元特産のみかんの実や苗木を送ったとのこと。 -何故か謎の物体や現象を引き寄せる性質があり、常識では説明できないようなものを他人に関わらせてしまうことがある。 --具体的には瀬戸内海の海洋生物がUMAだらけになるぐらいに。 **三浦あずさ -初登場:15話 -初期能力 政治:?? 統率:60 知略:59 教養:?? 義理:?? 特技:斉射壱、収拾、鼓舞 -元は長尾景虎の姉・仙桃院の侍女だったが素養を評価され、長尾家家臣として推挙される。 -仙桃院に溺愛されているため、姉に逆らえない景虎を始め、家中で異様に気を使われている。 -最大の理由は原作同様の迷子癖である。ワープとしか思えないこともあるため、一人で外に出してはいけない人物。 --その特性?もあって、京に交渉へ向かっていた涼や井田親之と知己を得た。 --コメントで移動経路の一部に「呂宋」が推測として挙げられていたのも、あながち単なる憶測ではない? --作中では何故か海を越えて佐渡島で発見された事例もあるとの事。 -例によって、所属する家の者たちの中にはその胸の虜になってしまっている者がいる。 -アイドルの武将としては平均的な能力だが、迷子癖が結果として「わけのわからない場所から出現する伏兵」として相手側の脅威になっている……だがこれは大丈夫なのか? --天下創世AIが慣れた人にとっては微妙な挙動をすることを逆手に取ったちくぜんP苦心の演出なのだが、それを実行できるあたりが凄い。 --上記による敵への撹乱が評価されてか、長尾家が上野国方面への進出を成功させた際に城主に抜擢され、以後は上野国に滞在。しかしその間に迷子騒ぎがあったかどうかは不明。 **双海亜美・真美 -初登場:8話 -初期能力 政治:20 統率:66 知略:77 教養:53 義理:70 特技:斉射壱、混乱(亜美) 突撃壱、鼓舞(真美) -登録は個々でだが、特技以外の能力は同じ。 -風魔衆棟梁・風魔小太郎に保護された夫婦から生まれ、小太郎に仕込まれた忍者。ゲーム上では風魔衆に属し、北条家臣。 -本来の主である小太郎のことを「兄ちゃん」と呼んで慕う一方、表向きの棟梁である風斎を何故か「おかしら」と呼んでいる。 -幼いが忍としての腕はかなりのもの。捕虜になった際もそれに気づかせなかったことで脱走に成功している。 --よく捕まるのは亜美の方である。亜美の方が調子に乗りやすいということだろうか? -九州から本拠地が遠いため、ゲストとしての登場が多い。 -ふざけているのか素で知らないのかは不明だが、故事成語や熟語の言い回しを派手に間違える(「孔明」→「マーメイ」など)。 **天海春香 -初登場:19話(回想では15話に登場) -初期能力 政治:64 統率:65 知略:66 教養:67 義理:65 特技:突撃壱、鼓舞、破壊 --アイマスキャラのほとんどがどこかでハイレベルな能力値であるゆえどれも目立たないように見えるが、天下創世では60強でも良いほうに当たるので、実は「全てにおいて中の上」である。 -高木座長や神長瑠衣が率いる座の所属役者として登場。 -立花山で涼や愛と知り合い、親しくなる。 --実は尼子家の人間で晴久の娘。義久の妹に当たる。 ---初出の時点で天海姓を名乗っているが、伊織ほど細かい事情の説明はなく、視聴者の想像に任されている。 ---というか「うっかり初登場時に『天海』を名乗らせてしまった」とのこと(ちくぜんPのマイリストコメントより) --あることで喧嘩別れしていたが、愛や涼に説得される形で帰国し、和解している。 --元々互いの主張をぶつけた結果だったため、互いに嫌いあっていた訳ではなかったのだが…… --よく転ぶので「出雲(尼子)の転び姫」の異名を持つ。また愚民らしきものが増えてきているのを瑠衣達が心配していた。 -京に奉公していたことがあり、千早や律子とは親友の間柄。美希とも知己。 --武将データは46話終了時点で公開。千早とは親友武将の相互設定。 -山中幸盛(鹿之介)からひそかに想いを寄せられているが、彼の空想の中では完全なる「閣下」バージョンである。 --城内で摘んだ椿の花を春香から贈られたことでなおさら燃え上がり、かの有名な月への誓いも趣旨が大きく変わってしまった。 ---※ちくぜんPの注釈では、椿の花を武家には縁起の悪いものとする価値観は、少なくとも江戸時代以前には無かったという。そもそも、徳川秀忠が御殿内の花畑に椿を多く栽培させ愛玩した事実(『武家深秘録』)や、同時代にも日本各地で事業として育成されていたことから、早くとも幕末、場合によっては明治時代に移行してからの後付けな話だという説もある。 **如月千早 -初登場:15話(名前のみなら8話に登場) -初期能力 政治:52+3 統率:72+7 知略:72 教養:72 義理:91 特技:槍衾壱、挑発、鉄壁 アイテム:大般若長光 官位:左衛門少尉 -数値72や鉄壁はもはや「お約束」。 -足利将軍家家臣。足利義輝の直臣で、信頼も厚い優秀な人物。官位名から、「如月左衛門少尉(きさらぎさえもんのしょうじょう)」と呼ばれることがある。 --義輝との関係については、いちじょーPの「二条に歌声は響いて」をリスペクトしている部分もある。 -父が足利家臣、母が三好と縁がある人物という、どう考えても不幸にしかならないフラグで両親が別れることに。その後の戦乱で弟も含めて家族全員を失った。 --そのため、相手に事情があったとしても親しい相手を悲しませた人物には厳しい態度を取る。 --父親の死に松永久秀が関与しており、久秀と戦場で共闘する状況でも強烈な皮肉をぶつけている。 -京に奉公したことのある春香・律子・美希とは親友同士。 --特に春香はデータ的にも親友武将の相互設定。 --涼とも顔見知りとなった他、ひびたかとも顔を合わせたことがある。 -公私の区別をかなり厳格に考える傾向があり、義輝が律子に高位の官職を与えようとしたときには、周辺勢力との政治的パワーバランスの崩壊を懸念して猛反対している。 #region(close,キャラクター設定について<コメント>) -ちくぜんPの説明するところでは、政治力がやや低めなのは、知的能力は高いが応用力や柔軟性を欠く性格という印象を受けているためと言う。 -義輝死後に殉死しようとしたが、藤孝と義昭に止められる。 #endregion **星井美希 -初登場:15話 -朝倉景鏡家臣。景鏡や鳥居景近(登録武将)と特に親しい様子。 -事実上潰れている星井家再興の期待が掛かるが、本人が面倒くさがっているため望み薄な状態。 -京に奉公していたことがあり、千早を慕っていた様子。 --周囲から才能を認められており、特に律子が期待をかけていた。 --その律子の厳しさに反発することが多くて素直になれないまま、律子が帰国する際に体調不良で寝込んでしまったため、結果としてお別れをしっかり出来なかったことを後悔している。 **音無小鳥 -初登場:5話 -初期能力 政治:70 統率:66 知略:70 教養:75+10 義理:60 特技:槍衾壱、収拾、混乱 アイテム:青磁松本 -陶晴賢家臣。流浪の身であったところを晴賢に救われたことがあり、一心に尽くす忠臣。 -弁舌に長け、血気に逸ることがある晴賢に諌言・説得が出来る数少ない人物。 --その立ち回りで古参の大内家臣に認められるなど、「綺麗な小鳥」と動画上では言われている。 --外伝では駄目なところをさらけ出しているため、タガが外れた後も綺麗なのかはいまいち不明である。 -攻守や機知に長けた優秀な将だが、経験という意味では秋月家の諸将には劣る。 -保有アイテム名に「本」の字があるため、ステータス紹介の際には例の薄い本を持っているのかと勘違いする視聴者が続出した。 **我那覇響 -初登場:10話 -初期能力 政治:38 統率:86+10 知略:24 教養:66 義理:64 特技:神速、槍衾弐、突撃弐 アイテム:三日月宗近 -黒井衆配下。ゲーム上は織田家臣。 -アイドル中、唯一の剣豪設定。 -戦闘能力は全アイドル中最強で、紙芝居パートでは気持ちが高ぶると更に能力が上がるというチート振りである。 --データ的には舞さんを除けば統率が最も高い。 -一方で脳筋。教養はそこそこあるものの、戦闘以外ではあまり役には経たない。 -貴音の護衛役であると同時に親友同士。(データ上では親友武将としての設定はなし) -戦闘以外だと天真爛漫な性格で、少々天然気味、と言うより悪い意味で無邪気な性質であり、貴音が内心酷く心配している。 #region(close,具体的には…<コメント>) -黒井衆加入後、黒井崇男の『弱肉強食』思想を盲信しており、戦闘、あるいは黒井の指示の遂行が絡むと、人を殺すことや再起不能に追い込むことをまったく悪いと思っていない。 --そのことで恨みを買っても、それで襲い掛かってきた相手も消してしまえばいいと考えているので一層危険である。 -そのため、いっそ悪役として全うさせたほうがよいとの視聴者コメントも多い。 -なお、後にちくぜんPにより「殺人狂の剣客に兄を惨殺された過去があり、それを黒井が持論を正当化する事例として利用している」というフォロー設定が加えられている。 #endregion -京に交渉に来ていた涼と顔見知りとなる。 **四条貴音 -初登場:10話 -初期能力 政治:77 統率:70 知略:77 教養:92 義理:90 特技:斉射弐、軍神、収拾、(突撃壱) アイテム:小笠原流庭乗 -黒井衆配下。ゲーム上は織田家臣。 -高家出身だが、アイドル中で最も知勇に長け、剣の腕もトップクラス。さらに部隊を率いては鉄砲隊を自在に運用する。 --その出自ゆえか教養はアイマスキャラの中でも舞さんと並びトップであり、政治の能力もアイドル武将では律子に次いで2位である。 --純粋な戦闘関連の能力は絵理に劣るが十分高い上に斉射と突撃を持つ。更に軍神に加え、響の低い知略をカバーするように収拾まで持っているので十分チートである。 -頭の回転も速く、響の親友であると同時に押さえ役でもある。(データ上では親友武将としての設定はなし) --黒井衆の主要武将とは思えないほどの人格者で、また交渉能力や洞察力も高い。必要とあらば的確な助言や諫言も出来る才女。 --ゆえに親友であり相棒でもある響の極端な思考を心配している。 -京で出会った涼に「自信を持つように」と助言を送っている。 **高木順一朗 -初登場:19話 -神長瑠衣らの有名な役者を抱える座長として登場。 -昼行灯な部分があり、顔も広い様子。 -ゲーム上では登場していないが、黒井崇男の敵対武将に設定されているため、登録武将である。 -晴久と喧嘩別れした春香を役者として育てる。また密かに保護も兼ねていて、尼子家に動向を伝えていた。 **神長瑠衣 -初登場:19話 -日高舞と並び称された伝説の舞姫の一人。二人そろえば数万人が動員できるといわれるほど。 -実は高貴な家の出身らしいが、詳細は不明。 -アイドル関連の登録武将かは不明だが、暫定的にこちらの項目に入れている。 #region(close,考察2<コメント>) -本作では常陸平氏の流れを組む岩城氏の出身ということが61話にて判明。 #endregion **黒井崇男 -初登場:10話 -初期能力 政治:95 統率:61 知略:78 教養:85 義理:100 特技:混乱、挑発、鉄壁 -本編のラスボス候補で、黒井衆棟梁。ゲーム上は織田家臣。 -義理100なのは絶対相手に屈しないことを表現する設定であり、ぶっちゃけ義理のかけらもない。 --なので、ボンバーマンこと松永久秀と似たもの同士的な意味である。二人が揃うと画面も真っ黒である。 -表向きは武器商人だが、裏では私兵を持ち、敵対者はあらゆる手を使って潰すことで知られる。 --夢子にとって仇敵に当たる。 -響や貴音を見出したが、黒井衆が成り上がる為の「道具」扱いである。表には側近を除きそんな素振りは出さないが…… --特に響に対しては彼女が持つ『負の感情』を利用して、半ば洗脳に近い状態で利用しているといっても過言ではない。 -高木座長とは因縁がある可能性が高い。(データ上で高木順一朗が敵対武将になっている) ---- *◆登場人物 :アイドルマスター以外のオリジナル設定のキャラクター ---- **風魔小太郎 -初登場:第8話 -初期能力 非登録武将のためデータなし。表向きの棟梁である風斎は登録武将として登場。 -北条家に仕える風魔忍軍の棟梁。 -本作では史実どおりの容貌というか、戦国無双シリーズの風魔小太郎その人。設定もゲーム準拠。 -そのため行動は神出鬼没であり、氏康や風斎も動向を完全には把握できていない。 -初登場時は菊池家に手をかし、大友からの独立のために暗躍していた。 -以後も主に九州を中心とした政情に積極的に絡み、戦火を拡大させようとしている。 -言動は中二病くさいが、忍者としての実力はもちろん、正面からの武においても底が知れない。 --作中のアイドルでは最強である本気になった響でも仕留められず、貴音が救援に入ってようやく撃退できたほど。 -原作どおりの設定なのに、面倒見がいいため亜美真美に「兄ちゃん」と懐かれており、本人も二人に対して過保護。 --上記の言動とのギャップのためか、配下である風斎や忍者たちも心の中でツッコミを入れることも。 **吉岡林子 -初登場:第49話 -立ち絵:神通改二(艦隊これくしょん) 雪歩ベースの改変絵。 -吉岡長増の子である吉岡鑑興の正妻とされる。むしろ出家後の法名である妙林尼で知られる女傑。 -史実では鶴崎城において寡兵で何度も島津を破り、最終的に和睦に持ち込んでいる。 -その後の秀吉の九州征伐時には豊臣側について、野村文綱を負傷させ、結果的に戦死させたといわれている。 -九州征伐後の足取りは不明とされている。 --最も彼女の資料はほとんど現存しておらず、上記は『大友興廃記』『両豊記』の記述によるもので、史実と言うより通説と言われている。 ---『大友興廃記』は江戸初期の軍記物であり、『両豊記』に至っては成立が江戸幕府第10代の時期である。いちおう、著者はいずれも大友家にある程度近い関係にあった人とされるが、厳密な史料外的批判の観点では信ぴょう性があまり無いとされる。 --そのため史実の出来事としては疑わしいとされるだけでなく、彼女自体が創作の人物であり実在しなかったとされる説もある。 -本作では史実よりもはるかに早く島津との戦で夫がなくなっており、上記の攻城戦の出来事は対秋月家で発揮された。 -直茂と夢子は彼女が守る久留米城を落とせず、最終的には涼と雪歩が救援してようやく勝利し、降伏に追い込んだ。 #region(close,ネタバレ<コメント>) ネタバレ<コメント> -城を守れなかった責をとり、自決しようとしたが涼に止められた。 --この際の出来事は夢子のときとほとんど同じである。(場に夢子もいて、当時のことを思い出していた) -涼の言葉を聞いた後、彼女を慕う家臣たちも生きて欲しいと願われたことで、自身も生きて秋月に降ることを決意した。 #endregion -その戦を終えたあと、彼女の家臣が林子に無断で「涼様に嫁としてとってもらえないか?」と縁談を持ち込んだが、視聴者の予想通り縁談は涼に一刀両断された。 --またも場にいた夢子が安堵したのは言うまでもない。 --どうもこの一件は林子の家臣が(勝手に)仕組んだ謀略だった可能性もある。最も涼は(夢子に釘を刺されたこととは関係なしに)素で突き返していたので、どのみち何も起こらなかったのだが…… -その後、久留米城を預る涼の誠実な人柄に触れ、「頼りない風貌だけど、信じるに足る人」と評した。 --涼と一緒に行動するうちに、最初の警戒心はどこへやらあっさりと打ち解けてしまった。具体的には夢子が嫉妬するぐらいに。 --川内が柳川で騒ぎを起こした際にも、(久留米安堵が確約されていたのもあるが)大友家より涼のほうを信頼するぐらいになっており、大事になる前に律子に報告していた。 --涼に対する好意が増大していく中でその感情を持て余しているようで、林子自身が涼に寄せる好意も恋愛感情に変わりつつある様子。 ---一方58話では最終的に義父である長増のいる大友につくか、自分に親身に接し久留米安堵も約束した涼がいる秋月につくか、胸中が完全に定まっていない様子を見せた。 #region(close,ネタバレ<コメント>) ネタバレ<コメント> -結局59話にて種実のせいで苦しんでいた涼に自身も心の奥底で望んでいたとはいえ、結果的に抱かれることとなる。 -前夫に対する好意を無碍にしたことや秋月家の一門に手を出したことに責任を感じ、そのまま出家しようとしてしまう。 #endregion **川内 -初登場:第51話 -立ち絵:川内改二(艦隊これくしょん) 真ベースの改変絵。 -本作では吉岡長増直属のくノ一。 -久留米城に篭城すると決めた林子の為に、長増が護衛としてつける。 -原典通りに夜戦大好きで長増や林子にも知られていたほど。 --作中で林子に従って夜襲のために共に出陣、くノ一らしい活躍を見せる。 --夜襲成功後、林子の命により長増のところに戻る。 -長増と府内に引き返した後、久留米城が陥落したと聞いて、長増の静止も聞かず飛び出していってしまう。 -上記の行動から能力は高いものの、少々人の話を聞かないところがある。 --その結果、柳川城において潜入騒ぎを起こしている。 #region(close,ネタバレ<コメント>) ネタバレ<コメント> -しかし、「涼と夢子の関係」「秋月の家風」「林子の正義と自身の正義に齟齬が生じていること」などを理解しないでいた事が災いし、自身の性格的短所を突いた罠にことごとく引っ掛けられ、まさに孫子のいう「敵を知り己を知れば百戦危うからず」の完全なる逆の状況を作ってしまった。 -最終的には、利敵行為を今後一切しないことを条件に助命され、林子専属の護衛として生きる道を選ぶ。 -涼の林子に対する接し方がある意味で残酷であることに不満を持っており、涼を糾弾したこともある。 -林子が女性としての幸せを選ばないことにもどかしさを感じている。 #endregion -元ネタを知っている人ならば当然に想像のつくことだが、実は川内のほうが生まれが早く、林子にとっては従者だけでなく姉的存在でもある。 ---- *◆登場人物 :秋月家 ---- **秋月文種 -初登場:1話 -初期能力 政治:36 統率:63 知略:20 教養:47 義理:50 特技:槍衾壱 -秋月家の第15代当主。筑前の国人でも最大勢力といわれ、後漢の霊帝の末裔を称する大蔵氏を祖とする古い家柄でもある。 --史実では大内方に属する豪族で、大内義隆死後は大友に仕えた。しかし1557年、毛利と内通した際に大友に攻められ孤立無援ながら奮戦するも嫡男の晴種と共に自害。 --大内・大友の間で外交で活躍したといわれるが、信長の野望では一度家を潰したせいか総じて統率以外の能力は低めと厳しい評価である。天下創世以外のシリーズでも、戦闘関連以外の能力値は低い傾向。 -本作ではOP戦闘で小弐勢と戦い、当主の冬尚を敗死させた。その結果「秋月侮り難し」の評価を強めている。 -その後、大内義隆死後に千手城で陶晴賢の手勢と戦うが謀略に掛かり惨敗、その隙をつかれ本拠の古処山城に大友の主力を総動員した大軍に侵攻を許す羽目となった。 -律子・涼・雪歩の奮戦で大友を撤退に追い込んだが、先の千手城で負傷した傷が元で隠居を決意、姪の律子を養子にとって家督を継がせた。 --その際に晴種を廃嫡している。晴種の同意があったとはいえ、お家騒動にならなかったのは古処山での勝利が効いていたためだと思われる。 -性格はよき父親といったところ。実子の晴種・黒法師(種実)のみならず、一族の律子や涼も実の子同然として接している。 -精神的な脆い面のある律子や涼を常に見守り時には発破をかける、頼れる人物。 -ただし涼の容姿関連となると紳士スイッチが入る。「自重してください」 --後に「涼を女装させて目の保養にしよう」みたいな秘密結社を秋月家内で勝手に作っている。 --この団体が、涼に(衆道的な意味で)惹かれる将兵が実は少数派ではないことを如実に表すものとなっており、本作におけるコメディパートの主要な一翼を担っている。 **秋月晴種【登録武将】 -初登場:2話 -初期能力 政治:50 統率:58 知略:28 教養:49 義理:66 特技:槍衾壱 #region(close) のちに紀伊守護職を得て、統率+4 #endregion -文種の長男。史実では古処山で文種と共に敗死している。 --彼に関する現存史料がほとんど無いことから、登場時17歳という年齢もはじめとした人物像等についてはほぼ本作オリジナル設定である。しかし、違和感を持たせないストーリーテリングがなされている点は作者の技量を表すものと言えよう。 ---「寛政重修諸家譜」によれば弘治3年(1557年)において19歳であり、逆算すれば天文8年(1539年)生ということになるが、この史料は少なくとも慶長の年代以前に関しては信ぴょう性に疑問ありとの説も。 -本作では涼や黒法師にとって尊敬する兄貴分としての役回りが強く面倒見も良い。年上とはいえ傍系の律子をしっかり立てるなど身分に驕らず礼儀も正しい。 -武勇に長け、萩原衆救援戦では小弐冬尚を討ち取って小弐勢を敗走させた。その後も田北鎮周を討ち取るなど秋月では屈指の猛将である。 -性格は一本気ではあるものの、秋月家内での良心で評判も良い人格者。彼がツッコミを入れないと話が脱線しそうになることも多い。 --阿蘇惟豊の見立てだと将器においては一門の中では劣ると見られている。 --最も晴種自身も荒事以外(特に行政)が苦手だというのを自覚している。それを踏まえて周囲の意見をしっかり聞くので人望は厚い。 --その性格から秋月一族や譜代のみならず外様である神代勝利や有馬晴純が信頼し、また龍造寺の宿将である鍋島直茂に秋月家への帰順を選ばせたほど。 --おそらく彼が家督を継いでいても家が潰れる心配はなかったであろう。 -従弟である涼と同様に押しに弱い面もある。 -実はかなりの酒豪でかつザル。飲み比べをやると大抵相手が潰れるか酔っ払っていることがほとんど。 -本作では精神的な成長が遅れている種実を危惧している。 -21歳のときに、麻生鎮里の娘と婚約した。 //<編集注記>性格に関して「直情傾向」と入力されていたが、「直情径行」の誤りであろう。また、そちらも本来の出典『礼記』では「他人の状況や立場に配慮せずもっぱら自分の思うままに行動する」という意味であるため、作中での晴種の人物像としては不適切な表現。 #region(close,<独自考察と推測>) <独自考察と推測> -おそらく最大の敵は寿命。史実では1557年に自害しているため、寿命などの設定を忠実に反映している以上、いつ死亡してもおかしくない可能性がある。 -さらに種実の性格の危うさに気付き、それを危惧しているのは秋月家中では晴種だけというのもポイントである。 --もし寿命で亡くなった場合、彼の死の描写や秋月家中を割る争いのエピソードが挿入されるかもしれない。 -その意味でも律子や涼とは別の意味で秋月の柱石たる彼の存在は、非常に重要である。 #endregion **秋月種実【幼名:黒法師】 -初登場:13話(名前のみなら1話) -文種の次男。史実では秋月家第16代当主。 --史実では古処山落城の際、毛利に落ち延びるが再起。2年後に本拠地を奪還し、大友に抵抗しながら秋月氏の最大版図を築いた。 --僅か10歳で父と兄を失う辛酸をなめ、毛利で技術を吸収し旧臣とともに12歳で旧領を奪回。その8年後には休松の戦いの夜襲で大友軍に大打撃を与えたさまはまさに麒麟児である。この時の夜襲で大友方は兵の損害以上に将を失う羽目となり、特に直接攻め込まれた戸次本陣の被害は甚大で、戸次氏は一族と家臣が大打撃を受け9人も戦死した。 --とはいえこの戦いでも総大将の鑑連の本隊のみは夜襲に対応出来ており、この戦いも含めて雷神には生涯を通じて勝てなかった。また秀吉の九州討伐戦では空気を読めず、ギリギリのところの機知で改易こそ免れたが転封され、失意のうちに病没した。 --天下創世での能力は何故か辛目、特に50に届かない統率の低さが目を引く。 ---※本来の初期能力 政治:54 統率:47 知略:59 教養:55 義理:59 特技:収拾 ---ちなみに革新以降では再評価されており、特に天道や創造では統率や知略が70前後の能力になっている。 -本作では史実とは違い辛酸をなめなかったせいか、才はあるが分を弁えられない子どもと描かれている。 -武芸や槍働きが出来ない涼を一方的に嫌っている。いわゆる武断派気質と言い換えてもいいかもしれない。 --そのため涼のほうが格段に上と評価されていることを理解できず、上記の傾向にいっそうの拍車をかけている。 --その上で涼が手柄を立てているため功を焦っている面がある。さらに目上や目付けの意見すら聞かないことあるため、秋月家そのものの命取りにならなければいいのだが…… -秋月家の親族ではほとんど持っていないはずの野心を内に秘めており、それに加えてなまじ武技や軍事関連の才では晴種を軽く超えるものがあるだけ余計に性質が悪いともいえる。 --下述するが、阿蘇惟豊は種実について「律子や涼と互角の才を持つ」と見立てている。 #region(close) -律子が涼を村中城主に任命したことで秋月城から涼がいなくなったことを機に、涼を律子の心から排斥し、あわよくば律子を手籠めにしようとする始末である。 -慕っている晴種の存在が辛うじて暴走を抑えていると言っても過言ではないほど。 #endregion #region(close,<独自考察と推測>) <独自考察と推測> ちくぜんP曰く戦死しない限り能力値を一部強化して活躍させる予定らしいが、 現状では晴種が万が一にも亡くなった場合、暴走する可能性しか見えない描写が多い。 涼憎しのあまり、下手をすれば秋月従姉弟派と種実派で家中を割らんほどの独断専行も目立つ。 どうストーリーを展開させるか気になるところではある。 #endregion -ただし上記の行動は野心も含め、あくまで晴種や律子への思慕が肥大化したものであるというのも疑いようがないのも事実である。 --元々武芸がからっきしで当時9歳の自分にも歯が立たずに情けないところばっかりが目立っていた涼が大内軍との初陣で文種と晴種が戦死寸前までいったのに涼自身が何もできなかったことが最大の原因であるのだが。 --刺客に襲われた際の涼が抵抗一つできなかったことも、それに拍車を掛けてしまっている。 -子どもゆえに自分の見たままでしか涼を評価できないのは仕方ないことであるとちくぜんPも評している。 --もし古処山の攻城戦で彼が城に残っていれば、汚名返上と言わんばかりの獅子奮迅の活躍をした涼への見方や自身の生き方は180°変わっていたかもしれない。 -元服後、立花山城城代として晴種の補佐の任務に就いた。これを機に顔グラフィックが成人バージョンに変更されている。 --戦線にも立つようになっているが、同僚の将をわざわざ煽って怒らせる言動が見られるなど、人格や言動に懸念を抱いている者も家中にいる。 --ちなみに晴種の副将についたときにも、明らかに格上の龍造寺隆信に勝手に突っかかったり、独断で作戦変更を進言するなど、本来なら処罰されてもおかしくない問題行動も多い。 --ベテランの将から戦術論を学ぼうとする姿勢を見せているが、学んだことを何もかも、最終的には涼への批判に結び付けて自己完結させており、また周囲にそれを是正できる人がいない状態である。 --53話にて歴戦の将である阿蘇惟豊に律子よりも将才では将来性があると評された。 --種実自身も一門以外の歴戦の将に認められたのは嬉しかったらしく、一層惟豊を慕うようになっている。厳しさを併せ持つ惟豊から学ぶことで、人の長所を認められる将へと成長出来れば化けるかもしれない。 -涼を嫌う傾向は時がたつほどエスカレートしており、56話では涼に訓練という名の実質的な暴行を振るった上に余計なことまで吹き込む始末である。そのことが原因で涼と夢子が仲違いを起こした上、その影響で57話の矢部川において兵力4分の1の相良勢に秋月側が惨敗。この戦では涼と仲違いを起こした夢子は舞に無謀な突撃をして部隊が壊滅した上に捕縛され、涼自身も無策で舞と交戦するという無謀な行動をした結果、部隊が一瞬で壊滅しており、涼自身も最悪のケースでは戦死もありえた。 --ここまでの影響となると勝てる戦も勝てない状況に陥っていると言っても過言で無い。 --この敗戦でより種実は涼を軽蔑するであろうから、完全な悪循環である。 --ただし流石に戦前の軍議ですら影響があったため、晴種が直茂に涼に大将としての心構えの指南をするように友として依頼。涼が自分を見失わくなれば未だ砂上の楼閣と言えど安定しそうではあるが…… --これだけ涼を嫌っているのに、涼自身が普通に接してくるためとまどうことも。ある意味ヤンデレかもしれない。 **井田親之 -初登場:4話(戦闘パートでは2話) -初期能力 政治:25 統率:53 知略:36 教養:54 義理:64 特技:槍衾壱 -秋月家臣。左馬助と称す。史実では大友軍に子・親氏を討たれた際、仏壇の柱に和歌一首を書き付けて、子の霊に手向けた。 -秋月家では唯一の初期からの古参家臣。 -性格は常識人で家中の信頼も厚い。律子・涼の護衛役や、秋月一門の副将を任せられることが多い。 **麻生鎮里 -初登場:9話(名前だけなら6話) -初期能力 政治:40 統率:35 知略:34 教養:37 義理:23 -花尾城(北九州市八幡西区)を拠点とする国人領主。 -本作では登場当初から秋月家臣。 -親子ぐらい年が離れているだけあって、秋月従姉弟を手玉に取るような話術も見せたり、経験を生かした献策をすることも。 --また完全にリツコスキー。一方で律子に意見や献策しても大抵の場合はやり込めているのは年の功か? --よく見ると顔がやたら謀将っぽい。紙芝居パートだけ見たら能力詐欺に見えるぐらい活躍していたりする。 -ゲーム上では能力は低く、初期ではキャラもあまり立ってなかったが、徐々に紙芝居パートで頭角を発揮、28話以降では「CV・水谷豊」、食えないキャラという立場を確立した。 --その影響か献策は「胡散臭くロクでもない策」が多いが、「秋月家にとって悪い話ではない」という妙な状態になっている。 --城井家の足止め策において「緘口令を破って少しウソもついたが、結果的に寡兵ながらほぼ被害0で城井軍を敗走させた」という実績がある。 ---同僚で小倉城主になっていた有馬晴純も「本当に大丈夫なのか?」と思うような策だったのだが。 --あまりの胡散臭さに、吉岡林子は柳川城の川内進入騒ぎの対応策を聞く前に「この人の策に任せて大丈夫なの?」と評した。 **麻生元重 -初登場:13話 -初期能力 政治:36 統率:27 知略:51 教養:40 義理:38 -史実では山鹿城(福岡県遠賀郡芦屋町)を拠点とする国人領主。麻生鎮里とは同族なのは確かだが出自がはっきりしていない。 -上記のとおり、ゲーム上の能力は良くも悪くも並より低め。 -登場時16歳であるが、顔グラは老けている(違 -作中ではむしろ文種の側近中の側近。文種が作った秘密結社の同士1号的な意味で。文種の密命を受け、「南蛮女中装束」なる特殊アイテム(?)を見つけてきた。 ---- *◆登場人物 :その他の武将 ---- **足利義輝 -初登場:15話 -初期能力 政治:60+9 統率:95+22 知略:22 教養:73 義理:79 特技:槍衾弐、城門一閃 アイテム:童子切安綱 官位:参議 役職:征夷大将軍 -室町幕府13代将軍。ご存じ「剣豪将軍」。 -秋月家との外交交渉の場で初登場。使者である涼を男だと知っているような発言をしたことで、涼を感激させた。 --実際には千早が事前にレクチャーしていたためであるが。 -役職をかなり気前よくくれる(律子に実際の領地と同じ「筑前守護」職を下賜したときは驚く視聴者(ちくぜんP含む)が相次いだ)が、千早に反対意見を出されることもある。 --もともと義輝と秋月一門衆では、相性値の誤差が極めて小さい。 -im@s架空戦記の中では、比較的真面目な言動である。 -当たり前だが剣術の腕に優れており、響ともほぼ対等に渡り合える。 #region(close,ネタバレ<コメント>) ネタバレ<コメント> 1561(永禄4年)冬(作中の時制では44話)、三好勢によるクーデター(永禄の変)が勃発。万夫不当と言うべき大立ち回りを演じて奮戦するも、衆寡敵せず、26年の波乱の生涯に終止符を打つ。 #endregion **鳥居景近【登録武将】 -初登場:15話 -朝倉家臣。通称は兵庫助。生年不詳であり、本作では1557年地点で22歳として扱う。 -史実では当主義景の側近であり、主君の最期まで随行し、その介錯を務めた後に自害した。 -資料に乏しい人物であり、生年をはじめとした詳しい来歴がほとんどわかっていない。 --コーエー作品でも影が薄い存在で、家庭用ゲームでは初期の太閤立志伝以外の出演がほとんどない。 --そんな彼が有名になったのは漫画「センゴク」による影響が大きい。 ***以下本作の独自設定 -朝倉に仕える前は京に在住していた教養人。 -将軍義輝に仕えていた時期があり、律子・春香・千早とは親しい間柄、かつ慕われていた。 --律子が京から帰郷する時に一緒に筑前に行こうかと誘われたが、断っている。 --上記の一件が律子にとって辛い思い出となったため、そのことを知る千早からは嫌われてしまっている。 -ゲーム開始の時間軸では朝倉家臣である美希や、史実では因縁のある朝倉景鏡とともに行動していることが多い。 -その性格設定や京にいた時のエピソードからして、モデルは言うまでもなくプロデューサーである。 以下順次追加予定 ---- - 何故かマイリストが貼れなかった・・・なぜ? -- 名無しさん (2012-12-12 23:02:28) - 誤字あったので修正しました -- 名無しさん (2013-03-06 10:17:01) - 誤字どころか誤用してましたorz 修正乙です -- 名無しさん (2013-04-06 16:16:25) - part 2 に龍造寺家を追加したため、龍造寺家兼に関する記述を移転させました。 -- 名無しさん (2015-01-26 13:26:00) - part 2 に尼子家の項目新設のため、尼子経久の記述を移動 -- 名無しさん (2015-07-02 12:28:12) #comment

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