作品別用語集 - 土佐級戦艦(続・天海提督の決断)



■土佐級戦艦(続・天海提督の決断)


概要

 50口径51cm砲を12門、米国製対空火器に高温高圧機関を備えた、大日本帝国海軍最後にして最強の戦艦。速力は33ノットを誇る上に、連装両用砲20基40門・機銃255門を備える防空戦艦でもある。第十一艦隊旗艦。同型艦は『讃岐』
 その戦力は、史実における史上最強の戦艦である『大和』型を凌駕する空前の超弩級戦艦。艦橋や艦形こそ『大和』型に類似しているが、新兵器である 51cm砲12門を積み、かつ33ノットの高速を達成する機関を装備するため『大和』型よりもひと回り以上大きい船体を持つ
+ ...
しかし、独最大最強の戦艦『カイザー』型と比較するとやや能力的に見劣りしていたのか、バルト海決戦においては2対2の同数で撃ち負けている。
 本艦のモデルとしては艦形・スペック・設計思想から子竜螢氏著作の『不沈戦艦紀伊』の「紀伊」「尾張」がある。(主砲51cm砲装備。但し門数は『大和』型と同じ3連装3基9門)
 命名の由来は春香が主人公の「閣下立志伝」・・・ではなく艦名と同じ土佐国が舞台の「春香さんが大名になったようです」→「土佐のころび姫」からと推察(宇垣Pも言うとおり 「天海提督」 は「春香」が『長官』であって「閣下」ではないので)

 なお、史実における「土佐」は八八艦隊・『長門』型の改良型に当たる加賀型戦艦の2番艦として建造されたが、ワシントン海軍軍縮条約の影響で完成することなく海軍に引き渡され、新型砲弾や防御力向上の研究のために使われた後、豊後水道に沈められた。砲塔のみが壱岐・対馬に極秘に砲台として設置されたという。また、同型艦の「加賀」もワシントン海軍軍縮条約で廃艦となるはずだったが、関東大震災の影響で建造が中止された空母「天城」の代わりに空母に改装。遂に加賀型戦艦は一隻も完成することなく、歴史の闇に消えたのである。


艦歴

+ 土佐
1944年5月19日 第十艦隊に所属、同艦隊旗艦となる
7月20日 ニューヨーク沖海戦に参加
10月14日 遣欧第1機動艦隊に所属、同艦隊旗艦となる
10月29日 ドーバー沖海戦に参加
1945年3月10日 バルト海海戦に参加、大破する
+ 讃岐
1944年5月19日 第十艦隊に所属
7月20日 ニューヨーク沖海戦に参加
10月14日 遣欧第1機動艦隊に所属
10月29日 ドーバー沖海戦に参加
1945年3月10日 バルト海海戦に参加、大破する

(妄想)性能諸元

 排水量 130000トン
 全長 320m
 全幅 水線幅:45m
 吃水 11m
 機関 主缶:ロ号艦本式専焼缶14缶
 艦本式タービン6基6軸 330000hp
 速力 33 ノット
 航続距離 16ノットで7,200カイリ
 乗員 3800名
 兵装 55口径51cm3連装砲塔 4基
 60口径15.5cm3連装砲塔 2基
 40口径12.7cm連装高角砲20基 25mm3連装機銃70基 25mm単装機銃25基 13mm連装機銃10基
 装甲 舷側 450mm
 甲板 350mm~380mm
 主砲防盾 750mm
 艦橋 600mm
 搭載機 7機(カタパルト2基)
+ ...
大和型戦艦の規模、長門型と大和型の装甲厚の差から割り出しているので本当にこの通りであるのかは不明

エピソード

 戦争終結後の連合艦隊旗艦が大和級「播磨」であった事を考えると、土佐級は史実の大和級のように秘匿されているか、最終決戦において大破修理不能と判断され廃棄処分となったと考えられる。

参考文献



  • 51cm砲12門で舷側装甲650mmだと、大和型の縦横比(長さ×幅)で13万トン超えるぞ・・・ -- 名無しさん (2009-02-26 21:56:02)
  • そうなんですか。とりあえず本編動画にあった330m9万トンと言うコメをそのまま持って来ただけで計算もしてなかったので無茶苦茶な事になってますね。どうせ防御力的にはカイザー級に負ける(同数で撃ち負けているから)ようなので、装甲をごっそり削っておきます。 -- これ書いた人 (2009-02-28 02:45:27)
  • いえいえ。私も基礎的な知識しかないですし^^;ただ・・・仮に9万トンの船体で30万馬力が発生できる缶・タービン(重量は大和、出力アイオワ級の3割増し)にして、51cm三連装砲塔4基(+対空兵器)載っけても33ノット出せるとすると・・・装甲に回せるソースが殆ど無くて下手すると「扶桑」並の紙装甲になっちゃいます。ぶっちゃけると20インチに耐えられる装甲となると少なめ(大和の舷側410ミリ)にしても9万トン+15000トン程ですw -- 先に書いた者 (2009-02-28 15:24:34)
  • 大和と同程度の装甲で105000トンですか…、ただ、日本海軍のセオリーからして、大和より破壊力の大きな砲を積むのに装甲厚は同じ、なのは納得出来ないんですよね。防御力が今書いてあるままで計算すると13万トンぐらいになると思うのですが、その場合、そんな戦艦を33ノットで航行させるには何万馬力必要か教えていただけませんか? 正直、蒼鳥級は大鳳と翔鶴級のスペック@wikiと睨めっこして何とか出せたんですが(大鳳級にやや劣る装甲などのヒントも出てた事ですし)、土佐級だとそれは通用しないんですよね… -- これ書いた人 (2009-03-01 02:45:10)
  • スペックの弾き出しですが、一応大和のスペックと小説「レッドサン ブラッククロス」に登場する「播磨」(挿絵が大和そっくりで三連装砲塔4基)の要目を参考に。大和と同じ形(全長と全幅の比率が同じ)で51cm三連装砲塔4基載せたという前提の船体を計算するとかなり大雑把ですが、全長が約315m、全幅が42.8mになります。これに33ノットを出せる機関を入れるとなると当時のアイオワ級の主機が212,000馬力で33ノットですが、アイオワは全長が273mの割に全幅が33mしかないので水の抵抗が大和の約8割程度にしかなりません(かなりザックリ計算したんで詳細はちがうでしょうが;)。そのため「土佐」「讃岐」にはアイオワの缶を2割増しした上で主砲が2回りも違うのを4基載せます。重装甲のアメリカ軍の戦艦では主砲一基に付き出力の必要性は大体5%程です。更に対空砲が大和の3割増しなので軽量砲でも増えた主砲塔と併せると5000トンは下りません。大体8%ぐらい?大和並に機関の安全マージンも取るとなると後5割は缶を増やす必要があります。更に大和以上の装甲(大体1割増の460mm)を乗せると9000トンは増えるので約5%はロスします。そこから計算すると、33ノットを出すには大体330,000馬力は必要になります・・・って前より増えてしまった(汗) -- 先に書いた者 (2009-03-01 20:35:22)
  • でここから更に船体の排水量を弾き出したら基準排水量は13万トンを超えるという寸法です。 -- 先に書いた者 (2009-03-01 20:38:57)
  • ありがとうございます。 -- これ書いた人 (2009-03-02 13:49:02)
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最終更新:2009年03月02日 13:50
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