作品別用語集 - Piyo Cycling Manager 用語編



動画の基本情報・アイドルたちの能力などは概要編へ。


用語


一般ロードレース用語

レース
1日で決着する1dayレースや、数日~数週間(各レースを「ステージ」という)にわたる順位を競うツアーレースなど形態は様々であるが、個人の総合順位あるいはチーム総合順位(チーム上位3選手の合計タイムから算出)が重要視される場合が多い。
レース決着時、集団の競り合いによるトラブルを抑制するために1秒以上の差がない選手たちを同時間でのゴールにするという独特の措置がとられる。リザルトに表示されるs.t.とはsame timeの意味であり、そうなるとタイム差が付きにくくなるが、レースによってはスプリントポイントやゴール順位によりボーナスタイムが付くことがある。

リーダー
多くのチームにとってチームリーダーの勝利=チーム全体の勝利であるから、必ずしもチーム全員が好成績を収める必要はなく、よって参加チームは、レースプロフィールや選手のコンディションなどを考慮してリーダーを事前に選出し、そのリーダーを上位入賞させることを基本戦術とする。
ただしこれは一般論であって、総合優勝を狙えないチームはステージ勝利や中間ポイント獲得などに焦点を絞る場合もある。
PCMにおいてはレース前に出場する各選手にリーダー・スプリンター・アシストなどの役割を振り当てる必要がある。

アシスト
自転車レースは風の影響を受けやすいため、風よけ役として集団もしくは自チームのリーダーの前で走って牽引することがある。これを"牽き(引き)"と呼ぶ。チームロードレースの大きな特徴のひとつといえるが、これらは主にアシストと呼ばれる選手たちの仕事である。
風よけの選手に牽かれた状態で走る場合、単独で走行することに比べて数割の力で走ることができるとされる。よってスプリンターなどレース終盤に仕事がある選手は、これらアシスト選手のサポートを受けて最後に備えるケースが多い。
ところでレースは長時間におよぶことがあるため途中での食料や水分補給が必要不可欠である。これらの補給物資をチームカーからチームメイトに手渡すのもアシストの大事な役割の一つである。
その他、リーダーやエーススプリンターの自転車がパンクした際などは(牽くために)復帰を待って留まったり、あるいは自分のタイヤを差し出すことも実際のレースではあり、つまりアシストとはチームメイトを勝利に導くために何でもする選手のことである。
PCMにおけるアシストの仕事は以下のようなものがあり、プレイヤーはこれらをリアルタイム(一時停止もできる)で指示する必要がある。
  • 飲み物の確保と配布
  • 自チームのリーダー・スプリンターを牽き、ケアする
  • 集団の先頭で牽き、逃げ集団との距離を調整するためにペースメイクする
  • 他チームのアタックに追従し、逃げを潰す

アタック
加速すること、あるいは集団から抜け出すこと。状況により「逃げ」とも呼ばれる。
アタックは、レース開始直後に仕掛ける(俗に「0kmアタック」などと呼ばれる)ものや、巧拙の現れやすい山岳の上り・下りでしかけるもの、ポイント獲得だけを狙った独走などあらゆるシーンでみられる。ちなみにアタックのための立ち漕ぎのことを日本では俗に「ダンシング」と呼ぶ。
他チームがアタックをかけた場合の対応も展開によって様々で、逃げを容認することあれば、そのアタックに追走して潰しにかかることもあるし、それにとどまらず追いついたところで一気に抜き去っていくこともあり、これは「カウンター」と呼ばれる。
区間ポイントやゴール付近でのアタックを特に「スプリント」と呼び、PCMにおいてはアタックとスプリントは別物とされ、必要なパラメータも別に設定されている。スプリントに特化した選手をスプリンターと呼ぶ。

列車・トレイン
同一チームの選手数名が縦に隊列を組んで、集団あるいは自チームのリーダー等を牽いて走ること。
これは、列の先頭の選手が風除けとなって後続の選手たちの巡航速度をアップさせること、あるいはそれらの選手たちの体力を温存させることを目的としている。
また狭義として、この隊列を組んだままの状態で最後の数km~数百mのゴールスプリントに突入する状態のことを指す場合がある。すなわちトレインを率いるアシスト数名は隊列の最後尾にいる自チームのエースパイロットの体力を温存させつつ全力で加速し、切り離しロケットのように力尽きた順に隊列から離れていき、最後のスプリント勝負に自チームのスプリンターをベストの状態で参加させる。
実際のレースではよく見かけるこのトレインだが、PCMにおいてスプリントのために効果的なトレインを組むことは仕様により困難とされている。

ロードバイク
過酷なロードレースで勝ち上がるためには、軽量かつ丈夫、そしてコースコンディション(山岳コース、石畳コースなど)に適したフレームやタイヤを用意したいものである。
ただしプロ用ロードバイク、およびそのパーツ類は非常に高価であり、市販される高品質なロード用自転車の中には自動車なみの高額バイクもある。実際のプロ選手が使う特注ロードバイクとなるとその価値は計り知れない。
PCMにおいてはフレーム・ホイール・ヘルメットを購入可能であり、それぞれに「平地」「山岳」「タイムトライアル」の性能値が設定されている。

落車とパンク
落車とは自転車搭乗中に転倒することで、競馬の「落馬」を元にしたと思われる日本独自の呼び名である。
ヨーロッパの山岳道路にはガードレールが設置されていない場合もあり、そうした下りエリアでの落車はまさに命にも関わる。ツール・ド・フランスなどの大きなレースの場合、骨折などの大怪我を負ったまま完走する選手も中にはいる。
ロードレースに落車やパンクはつきものであるから、レース中はサポートカーなどが追走・併走してそのケアにあたる。
PCMでも石畳コース、雨天時、スプリント時、あるいは何でもないところで落車やパンクが発生する。その場合、数分のタイムロス、もしくは途中棄権、最悪の場合は選手のケガに発展してしまう。

スポンサー
スポンサーが居ないと活動できないのはプロスポーツの常である。つまりは結果を出すこと、もしくは目立つことでスポンサーを獲得し、満足させなければならない。「走る広告塔」たる選手たちは、たとえ総合優勝は無理でも、ポイント賞、区間優勝、山岳賞、敢闘賞(俗に「逃げ賞」と呼ばれる)など、TVに映るチャンスを勝ち取って目立たねばならない。プロのスポーツ選手として必須の仕事である。
PCMのスポンサーはキーレースを指定してくる場合がある。動画における社長の無茶振りのことであるが、これはスポンサー料とは別のいわばボーナスのようなものであり、指定されたレースで「ステージ10位以内入賞」などの課題をクリアすると特別給がチームに与えられる。指定レースの格が高いほど、あるいは課題の難易度が高いほどもらえる資金は高い。

グルペット
主に山岳ステージのあるレースで使われる言葉で、山岳コースの苦手な選手たちがタイムアウトにならないように集団で走ること。
これは単独~少人数で逃げることに比べて集団で走ることは体力の観点から有利だからであり、山岳コースを苦手とする選手たちはタイムアウトを避けるため、もしくは得意なステージに向けて体力を温存するためにこうした戦術を活用することになる。
大声で「グルペット!(grupetto:イタリア語で「小さな集団」の意)」と叫ぶことをきっかけとして形成され始める。大きいレースでは後述のマキュアンなどがこの役割を担うことが多い。
上りの苦手な選手の集団なので山岳エリアでは比較的ゆっくり走ることになるのだが、そのままではタイムアウトになってしまうので、かわりに平地エリアで通常よりも高い巡航速度で走行することがあるという。

紳士協定
ロードレースは紳士のスポーツであるため文字通り紳士的でなければならず、それを遵守するためにロードレースならではの取り決め、いわゆる暗黙の了解が存在する。
  • 先頭交代への参加
  • 逃げ集団内でポイントの強引な独り占めをしない
  • ステージレースで総合優勝や新人賞狙いの選手はステージ優勝を譲る
  • リーダージャージを抱えるチームが集団の先頭を積極的に引く
  • アクシデントにつけ込まない
といった事などがその代表であり、大雑把に言ってしまえば空気を読めといったところである。
詳しくはwikiを参照。


実在するライバル選手たち


モロー(先生)
フランスの選手「Christophe Moreau(クリストフ・モロー)」のこと。ベテラン選手であるためか先生と呼ばれる。
横風や集団の速度アップがあるとまろやかに千切れ(ついて行けずに置いてけぼりを食うこと)てしまう人。
「風が吹けばモローが遅れる」。
投稿者コメント欄に彼の名が登場した際「次回先生クルー?」といった期待のコメントが寄せられたが、どうやらそれは次回アップがまろやかに遅れるという意味だったらしい。

ペタッキ
グランツールでも大活躍しているイタリアの高速スプリンター「Alessandro Petacchi(アレサンドロ・ペタッキ)」。
ゴール前のトレイン合戦でその真価を発揮する典型的なステージレーサーであり、ジロ・デ・イタリアのステージ勝利数の最多記録を持つ。
ただしこの動画で登場するのは主に名前だけ。名前の響きがなんとなく某アイドルを彷彿とさせるものであるが故か。

アホの子
フランスの「Thomas Voeckler(トマ・ヴォクレール)」のこと。
ひまわりを持って走行、意味不明なタイミングでのアタック、TTにノーマルヘルメットで参加など、度々アレな行動を披露するために日本のネットや2chで抜群の人気を誇り、果ては上記のあだ名を得ることに。近年の活躍に敬意を表して「アホの神」「社長」と呼ばれることも。
実際にはフランスが誇るスター選手で、ツール・ド・フランスでのリーダージャージ(マイヨ・ジョーヌ)着用経験もありステージ勝利も挙げている。鋭いアタックと粘り強い走りが魅力。

豪腕・剛腕
アメリカ人選手ランス・アームストロングのこと。本名「Lance Edward Armstrong」。元トライアスロン選手。
大手術から奇跡の復活後、前人未踏のツール・ド・フランス7連覇を果たした歴史的な有名選手であり絶対王者。
オールランダーだが特に山岳での高ケイデンスのアタックは強烈で、このパフォーマンスこそランスの代名詞ともいえる。同じく山岳ステージにおいて圧巻の多段式アタックを見せたやよいを評してその名が動画内でコメントされた。
…がその栄光はドーピングのお陰であったとして2012年に過去の記録の全抹消とロードレース界から永久追放となった。
関連サイト→ニコニコ大百科 ランス・アームストロングとは

パンターニ
イタリアの英雄「Marco Pantani(マルコ・パンターニ)」のこと。クライマーとしてあまりにも有名。
ジロ・デ・イタリアおよびツール・ド・フランスの同一年度内個人総合優勝(ダブルツール)を果たすなど輝かしい戦績を残すも、2004年に34歳の若さで突如この世を去り、イタリア国内はもとよりロードレース界に大きな衝撃を与えた。
上記のやよいの山岳アタック時、ランスの名と共に彼の名がコメントされた。ちなみにそのランスとはライバル関係でもあった。
関連動画→追悼 マルコ・パンターニ

マキュアン(会長)
「Robbie McEwen(ロビー・マキュアン)」のこと。
幾多の大舞台で勝利を挙げる高速スプリンターであるが、一方で山岳ステージを大の苦手としており、グランツールなどにおけるグルペットはマキュアンを中心に形成されることが多い。ロードレース解説者の栗村修はこれを「マキュアン友の会」と呼称しており、ネットでは彼のことを「マキュアン会長」あるいは単に「会長」と呼ぶ者もいる。
派手なレースパフォーマンスと破天荒な性格で人気を博す。ウィリーと頭突き、忠則を得意技とする。
尚リアルでは2012年のTOC(ツアー・オブ・カリフォルニア)を最後に引退。


イギリスはマン島出身、チーム・コロンビア所属(その後チームスカイ→クイックステップ、2016年からはディメンションデータ(現MTN-キュベカ)に移籍)の「Mark Cavendish(マーク・カベンディッシュ)」のこと。ロードレースにおいて壁といえば彼のことを指すと思って間違いない。
現ロードレースにおける最強最速のスプリンターであり、「マン島エクスプレス」の異名も持つ。ツール・ド・フランスでも数多くのステージ勝利を上げている。ただし多くのスプリンターと同じく山岳の上りを苦手としている。
ついには動画にも登場。併走していたiM@Sチームの選手を一瞬で置き去りにし、その規格外なスピードでライバルたちをねじ伏せる様はまさに世界の「壁」。

シュレク兄弟(兄妹)
兄「Frank Schleck(フランク・シュレク)」と弟「Andy Schleck(アンディ・シュレク)」のこと。
TTや下りは苦手とするものの、兄弟ともに現ロードレースを代表するクライマーであり、いずれもツール・ド・フランスでステージ勝利を挙げている。
言うまでもなく男の兄弟なのだが、兄思いで線が細く可愛らしい風貌の弟アンディは2chで「妹(妹者)」と呼ばれることがある。ちなみに兄フランクは「兄者」。尚、アンディは2014年限りで引退。

LLサンチェス、LLS
スペイン出身「Luis Leon Sanchez(ルイス・レオン・サンチェス)」のこと。
TTやスプリントが強く、上りもこなせるオールラウンダーであるが、一番の特色はダウンヒルの桁外れな速さであり、戦慄すら覚えるそのパフォーマンスに魅せられたファンも多い。
同じくスペイン出身でサンチェス姓を持ち、かつ同様のレーススタイル(下りが速いオールラウンダー)であるトップレーサー、サミュエル・サンチェスとの混同を避けるために上記の略称が用いられることがある。

カンチェ
「Fabian Cancellara(ファビアン・カンチェラーラ)」のこと。
現役最強のTTスペシャリストであり、その速さはしばしば「異次元」などと称される。クラシックレーサーとしても超一流で、近年は弱点とされていた上りの能力も強化されつつある。
ツボにはまった時のレースパフォーマンスは見る者に強烈なインパクトを与え、その一方アシストとして参加したレースでは懸命にチームメイトを牽く姿も見られ、なおかつルックスも良く、そのわりにお茶目な一面も併せ持つなど多くの魅力を持った選手であり、日本でも非常に多くのファンを持つ。
関連サイト→ニコニコ大百科 ファビアン・カンチェラーラとは

コンタ
スペインの「Alberto Contador(アルベルト・コンタドール)」のこと。
史上5人目のグランツール制覇者であり、オールラウンダーとして傑出したその能力はあの王者ランスですら一目置くほど。中でも山岳上りの勝負どころでみせるハイスピードアタックは文字通り一撃必殺の切れ味を持つ。
ゴール時に指でピストルを撃つポーズをとる。BQN(バキューン)ポーズなどと呼ばれており、ネットでは賛否が上がることもあるが本人は気に入っているらしい。

クネゴ(師匠)
イタリアの「Damiano Cunego(ダミアーノ・クネゴ)」のこと。
弱冠22歳で3大ツールの一つジロ・デ・イタリアを制す。そのためクライマーとみられていたが脚力強化のために筋力アップをした結果、得意なはずの山岳で遅れるなど若干残念な経歴を持つ。期待に結果が伴わなことが多く、スペインのアレハンドロ・バルベルデらとともに師匠呼ばわりされる。なお近年はワンデーレースでの活躍が目立つ。
2011年ツール・ド・スイスにおいて2分近い大差で総合首位をキープするも最終個人TTで大逆転され、4秒差で敗退する。それにちなんで1クネゴ=4秒という単位が一部ネットで広がりを見せつつある。

ボーネン
クラシックハンターでありスプリンターの「Tom Boonen(トム・ボーネン)」のこと。
クラシックコースの単独巡航力はもちろんであるが、それに加えてゴール前でのスプリント力も併せ持つ。並のクラシックレーサーでは到底太刀打ち出来ない能力を有し、現在のクラシック王者として世界にその名を馳せる。
些か調子にムラがあるきらいがあり、全く調子が上がらないままシーズンを過ごすこともある。しかし好調時はまさに手がつけられないほど勝ちまくることがあり、自国ベルギー国内はもとより世界中に熱狂的なファンを持つ選手の一人である。

フーさん
ノルウェーの「Thor Hushovd(トル・フースホフト)」のこと。
他の愛称に「蓮」(かつて「トル・ハスホフト」と呼ばれていたため)、「雷神」(名前のトルから)がある。
一応スプリンターとしてチームには登録されており、体格も相当な巨体だが、ツール・ド・フランスにおいて超級山岳を含むステージで勝利したり、マイヨ・ヴェール(ポイント賞)を着用しながら山岳ステージで逃げたりなど単純なスプリンターの枠では収まらない活躍を見せている。この登坂力を生かして山岳ステージでの中間スプリントポイントを荒稼ぎすることでツール・ド・フランスでは2度(2005、2009年)マイヨ・ヴェールを獲得している(特に2005年はステージ0勝ながら獲得)。又2010年にはアルカンシェル(世界選手権優勝)も獲得した。
動画内では美希が丘超えコースや激坂コースで活躍する際に度々名前が登場する。又何故か動画内では2シーズン目には無職となっている。
尚余談ではあるが同郷の「Edvald Boasson Hagen(エドヴァルド・ボアソン・ハーゲン)」も似たようなタイプであり、「美希はいつからノルウェー人になった!?」とコメントされることがしばしばある。
2014年限りで引退した。

おじさん
元選手でドイツの「Erik Zabel(エリック・ツァベル)」のこと。
愛称の由来は愛嬌のある笑顔から。
スプリンターだが登りも得意とは言えないまでもそれなりにこなせるため、この能力を存分に生かしてツール・ド・フランスにおいて1996年~2001年まで6年連続マイヨ・ヴェールを獲得した。
がどちらかと言えばネタ方面での活躍が目立っていた。ステージ優勝よりも2位・3位が圧倒的に多い(勝利数自体は200を超えている。又、活躍していた時期には同チームにヤン・ウルリッヒがおり、自分へのアシストが足りなかったという状態も影響した)、ガッツポーズをしたら差されて優勝を逃す大失態(2004年ミラノ~サンレモ、差したのは「Oscar Freire(オスカル・フレイレ)」)、逆にガッツポーズしている人間を差して優勝(2003年パリ~ツール、差されたのは用語集にもあるペタッキ)など2chでは多大な人気を博していた。
引退後は古巣とも言えるコロンビアのコーチに就任し、カベンディッシュなどを指導しており、その成果かカベンディッシュは苦手だった登りを少しずつ克服している。が、チームが解散となって何の運命のイタズラか2012年からは上述の因縁があったフレイレのいるカチューシャに移籍している。
遂には動画にも登場。あずさのアタックに釣られるという動画内でもネタ扱いをされてしまった。
(引退したのは2008年のシーズン終了後。本作品はPCM2008なのでまだ選手として存在していた)

その他PCMでみかける用語やコメント


無理ゲー
無理難題のこと。
発足して数ヶ月のチームに対してレース目標を優勝に設定するとか、それなんて無理ゲー?
主に社長(正確にはスポンサー)が得意とする技だが仕様なので仕方ない。

毛ガニ
スペインのチーム「CAISSE D'EPARGNE(ケスデパーニュ)」のこと。2011年からはスポンサーが代わりチーム名も「モビスター」に変更(2chではらき☆すたをもじった「もび☆すた」と呼ばれている)
黒地に赤と白のロゴが入ったユニフォームが目印で、チームエンブレムが日本語文字で「毛 ガ ニ」と書かれているように見えることから(実際はリスをモチーフにしているらしい)。
詳しくは「ケスデパーニュ」でイメージ検索を。

忠則
「ただ乗り」の意。無賃乗車とも。転じて「今田忠則(今だ ただ乗り)」なども。
他チームのトレイン後方にこっそり付いてスプリントを狙うことであり、実際のロードレースにおける忠則の筆頭はロビー・マキュアンとされている。
動画内でも他チームの選手がiM@Sチームのトレインに忠則するシーンや、逆にiM@Sチームの選手が他の列車に忠則するシーンも見られる。

わーわー作戦
上記のアホの子、あるいは彼が所属したフランスのチーム、旧ブイグテレコムの得意技の一つとされる。
最後のスプリント合戦でトレインを組むのではなく、アホの子を含むスプリント力のある数名で適当にスプリントになだれ込み、誰かが上位になれたらオイシイです!という大雑把で目の粗い戦法のこと。なお、これらをはじめネタの多いブイグテレコムチームは「ブイグテレコム幼稚園」もしくは「~小学校」と呼ばれ2chで大いに親しまれた。
iM@Sチームが似たような戦術を用いた際にこのコメントが散見される。ただしiM@Sチームのそれは似ているだけであってスプリントを狙っているわけではない。文字通りプロトン(集団)内でわーわーするだけの作戦にすぎないのかもしれないので用法には注意を。

クリリン
レース解説者、栗村修(くりむらおさむ)の愛称。もちろん動画には登場しない。
豊富な知識や経験を元にした話、瞬時に選手を識別する目、親しみやすい喋りなどで好評を博すが、一方でネタ的な意味での人気も高く、特にJ-sportsの実況アナウンサーSascha(サッシャ)とのコンビは、自転車や選手にまつわる話で脱線、迷走、暴走、妄想アテレコとフリーダム化することが多く、通称「我らワールド」として親しまれる。
迷言・珍解説も多く、中でも「意味が分からない!」はロードレース界(主にネット上)では有名。
ネットでの愛称はクリリンが広く定着しているが、TDF2009中継における視聴者からのメールで「シュークリーム(修 栗村→しゅーくりむら→シュークリーム)」という新たなニックネームを授与され、こちらも広まりをみせつつある。

山菜
2ch発祥の俗称で、つまりは落車のこと。もしくは元ケスデパーニュの「David Arroyo(ダビ・アロヨ)」のこと。
TDF2007の第8ステージ下りでアロヨが落車してガードレール越え、にもかかわらず無傷で崖下から這い上がってきた様を見て、2ch実況スレで「山菜採りでもしてたのか?」と話題になったことから。
ちなみにアロヨはPCMの第8話に毛ガニのエースとして登場し、そして落車している。
近年はシュレク兄弟(主に兄者)も山菜採りスペシャリストとして名を上げつつある。

大作戦
速度の上がりにくい横風区間であえて集団を鬼牽きして集団を分断(中切れ)させる戦法のこと。
振り落としのための戦術でありチームCSCが得意としていた。他にアスタナ大作戦、コロンビア大作戦など。
モローが遅れる。

つるぺた・巨乳
前者は平坦コース、後者は山岳コースのこと。2chの実況スレ等でコースプロフィール(断面図)の形状をこう形容する場合が稀によくある。
当然ながら強力なスプリンターを擁するチームはつるぺたコースで力を発揮し、クライマーやオールランダーのいるチームは巨乳コースで本領を発揮することが多い。iM@Sチームは山岳向きの選手がやや少ないのでつるぺたコースを狙うことが多いようである。

発射台
ゴール直前のスプリントにおいて、ステージ優勝を狙う選手の体力を温存するためにアシストが風除けになること。
ラインの先頭を走る選手が力尽きると後ろの選手が次の風除けになり、最後にスプリンターが飛び出す形になる。

クラシック(3人)組
亜美、真美、そして雪歩のこと。
つまりクラシック巧者3人のことであるが、本格的なクラシックレースは春先に集中しており、つまりそれ以外の時期にエース級として出場する機会はあまり無いため、必然的に平時のレースでサポートとして駆り出されることになる。さらに言えば本格的なクラシックレースに登場するライバルたちは、まさに世界トップクラスのライダー勢揃いであり、はっきり言って現状で太刀打ちできるようなものでは無い。
それらの境遇に対する憐憫の情もあるだろうが、しかし何よりサポートとして参加したレースにおける献身的かつ精力的な働きを評価する声(コメント)が多く、この3人組の人気は動画内でも一定以上のものとなっているようである。3人の共通点として、豊富なスタミナを誇り、平地の巡航性能に優れ、かつそれ以外の能力もそれなりにこなせるという、サポート要員としてまさにうってつけの能力が挙げられる。
なお、同様のタイプとしてTTスペシャリストの律子も挙げられるが、やはりこちらもサポートや逃げの要員として度々駆りだされているようである。

○○に惚れる動画<タグ>
他のiM@S架空戦記ではあまり見られない、PCMシリーズ特有のタグ。
現在のところリーダーよりもむしろアシスト選手の活躍を評するタグとしての意味合いが強く、初出はPCM(7)における伊織の鬼牽きを讃えたもの、次いで美希、さらには亜美、雪歩などもこのタグを得る。
ただし美希については~惚れる動画(笑)という用いられ方をしており、時代が美希に追いついた際には本来の意味でのタグが付くものと期待されていたが、PCM(19)においてゴールスプリントの最終発射台として才能を遺憾なく発揮し改めてこのタグをもって賞賛を受けた。

謎の○○賞<タグ>
双海亜美、双海真美の得意技とされる。
逃げ要員として出場することの多い二人であるから、中間スプリントや山岳ポイントを高順位で獲りまくるのは必然であり、結果、特に狙ってもいなかった水玉ジャージ(山岳賞の証とされる)を着ていてもちかたない訳である。
しかし月間新人賞に選ばれた件については謎が残るばかりである。
なお、同じような動きをしている春香と雪歩も山岳ジャージの着用経験がある。



その他ロードレースについて詳しくはwikipediaなどを参照のこと。



  • 編集乙です。実在選手の解説が分かりやすくてしかも面白かったw -- 名無しさん (2012-07-17 23:03:49)
  • フーさんとおじさん追加。ちょっと長くなったか… -- 名無しさん (2012-07-25 22:34:20)
  • 若干だけ現状に合わせた方向で用語集を修正。豪腕は消してもよかったかもしれんが -- 名無しさん (2015-09-30 09:49:20)
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最終更新:2015年09月30日 09:49
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