第一篇第一章

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第一篇 科学的観点から見た道徳的動機について 義務の第一の諸等価物 第一章 生の強度と行為の動機 形而上学的思弁があるがままのものとして、つまり思弁として現れる限りでは、われわれは道徳における形而上学的思弁の役割をすべて拒絶するつもりはない。またわれわれは自らもっと後で、その重要性を論証するつもりである。だがある厳格な方法が、ひとえに事実に基礎づけられる道徳でありえるもの、したがってそれ自体で形而上学的命題であろうようなアプリオリな命題からもアプリオリな法則からも出発しないものを、まず第一に追及するようにわれわれを強いる。出発点そして到達点はいかなるものだろうか?道徳における「科学」の厳密な領域とはいかなるものだろうか?そこにはわれわれが検討しなければならないものがある。

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