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[[http://mig3.sovietwarplanes.com/mig3/projectx.html]]
- ポリカルポフは I-16 などの先進的な戦闘機を開発し、「戦闘機の王様」と呼ばれていた。
- I-16 の後継として I-180 を開発したが、1938年に欠陥を抱えた試作機が初飛行で墜落する。ポリカルポフの側近のトマシェビッチが逮捕されたりしてポリカルポフ設計局がやばいことに。
- そんな中、高出力(1400hp)の高高度用エンジンAM-37の完成の目処が立ち、設計者のミクーリンはポリカルポフにこれを使って高性能戦闘機を作ってはどうかと持ち掛ける。
- ポリカルポフは「X 計画」として具体化する(1939年)。内容:
-- 1400馬力の AM-37 エンジン使用
-- 最高速度670km/h at 高度7100m
-- 上昇力は5000mまで5.6分
-- 出力の劣るAM-35Aエンジンを使用する案もあり。
- その傍らの1939年10月、ポリカルポフはドイツへ視察へ向かう。
- ポリカルポフの留守中、彼に無断でX計画の詳細が空軍に報告される。これを受けた空軍は試作命令を出す。
- X計画実現のために実験設計部(OKO-1)が設立される。主任設計者はミコヤンで、ポリカルポフ設計局の技術者の40%がこれに加わる。
- ドイツから帰ってきたポリカルポフはのけ者にされる。
- 1940年3月、ミコヤン・グレビッチ設計局が正式に設立される。
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