恒星
- 核融合反応でエネルギーを持続的に生産し、そのエネルギーで光り輝いている天体のこと。
- 太陽は最も身近な恒星といえる。
- 夜空に見える星は大部分は、はるか遠くで莫大な光を放つに恒星の姿である。
- この宇宙に存在する物質のほとんどは水素とヘリウムで占められる。恒星はそれを反映してほとんどが水素とヘリウムからできている。
- 核融合反応は高温高圧の条件下でのみ起こる。恒星のような巨大な天体の中心部はその条件を満たしており、核融合反応が持続的に起きている。核融合で生産されたエネルギーは表層に伝わり、光をはじめとする電磁波となって放出されている。
- 質量が小さい天体の場合は核融合反応を全く起こすことが出来ないか、起きても継続できない。理論的には、核融合が起きるか起きないかの境界に当たる質量は太陽の8%とされる。恒星と同じようなメカニズムで作られながら、この質量に達しなかった(つまり恒星になり損ねた)星のことを褐色矮星という。
最終更新:2008年03月10日 13:15