水銀燈観察日記@Wiki 5日目


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5日目


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僕の名はジュン、裁縫の新人類にしてひきこもりの王、そして今はお人形遊びの達人だ。
真紅がサイドボードからブランデーを発見した。紅茶に垂らしてくれとのりに注文をつけている。
…よし、呑ませてみるか。
ややあって、水銀燈襲来。黒い羽を撒き散らして相変わらず派手な登場だ。
水銀燈はいつもの口上を述べようと周りも見回し、顔をしかめた。
なぜなら、うちの人形達はみなへべれけだからだ。
「まあ、座れよ、たまにはお茶くらい出してやる」
僕がそう語りかけると、彼女は警戒しつつも素直に腰を下ろし、紅茶に手をつけた。無論ブランデー入り。
抵抗されるかと予想していたが、通販で取り寄せた高級茶葉の芳醇な香りが彼女を従わせたようだ。
…ほんのりピンク色の水銀燈、僕の胸が高鳴ってる。これはなんだ、水銀燈め、新手の精神攻撃か?
彼女は結局3杯おかわりして帰っていった。
少し酔ったのか、ふらついてモニターに頭をぶつけてしゃがみ込んでいたが。


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僕の名前は桜田ジュン、ちょっとシャイな引きこもり。
いつも控えめな水銀燈観察、今日は一線を超えてみよう。
液晶画面から出てきた彼女は、いつも通り口上を始めた瞬間、僕は指を鳴らす。
「おやすみなさいですぅ~」翠星石のハリセンで彼女は気絶した。
さて僕の心から彼女の心へ、以前開かれた通路を通り侵入して状況開始だ。
僕は壊された人形を修理し、真紅はその人形を操つりながら壊れた街を直す。
蒼星石は暗雲を裂き陽の光を導いて、その下で翠星石が花を植え、水を与える。
完璧なリフォームだ。
この間、雛苺は水銀燈の目が覚めないように、彼女を張り倒し続けている。
十数時間後、そこには明るく活気ある瀟洒な街が現れた。
現実に戻り最後の仕上げ、眠る彼女自身を黒ドレスから白いドレスに着替えさせる。
純白のヘッドドレスにあしらう薔薇は、真紅のそれにも負けない。
さぁ、スーパー観察タイムだ。
やがて目を覚ました水銀燈、少しの間ぼーっとしてたが、真紅と目が合うと
涙ぐんで抱きつき泣きじゃくる。『うぅっ真紅ぅー、私とても怖い夢を見たのぉ。
みんなに意地悪したり、人形を壊したり…すごく怖かったのぉ。』
僕や他の人形たちも、肩を震わせ涙ぐんで彼女を気遣う。笑うのをこらえながら。
カマトト水銀燈、しかし彼女が完全なら、これが本来の姿だったのかも知れない。


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ぼくの名はJUM観察、裁縫、ひきこもりのマエストロ
オーソドックスに水銀燈を観察したく、今回はあまり派手な演出は控えようと思う。
とりあえず、鏡は全てカバーをかけ鏡からの侵入を阻む彼女の行動は読みやすい、
こうすれば選択肢はモニタか窓のどちらかしかない、さあおいで
・・・彼女が入ってきた、窓からだ、割られては困るので割れても差し支えない、演出用の砂糖の窓を用意しておいた。
キレイな銀の髪に透明な砂糖の粉が絡みつく、漆黒のドレスにもその洗礼は平等に訪れた。
さて、観察は観察、たとえ、雛苺が少々の飲酒で正気を失っててもそれは変わらない。
アンマァ~にゃの~と水銀燈の髪やドレスを嘗め回す雛苺。
最初は何度か払い落としていたが雛苺の舌が耳に至ったとたん
―――――ッッッ!!!
と顔を真っ赤にして砂糖を撒き散らしながら去って行った。
なるほど、耳か・・・おい雛苺、僕のミルクは甘くないぞ。


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今回の作戦を真紅達に話したらノリノリで参加してくれた。特に翠星石。
水銀燈が来る前に部屋の模様替えと着替えをする。下品な馬鹿笑いは止めろ翠星石。
ディスプレーのある位置に代わりに置いた鏡から水銀燈が現れる。
いつもと全く違う光景に驚く水銀燈。
カツラにワンピース、コンタクトと
通販で買った蝶ネクタイ型変声機(そのままだと変なのでリボンで隠した)に身を包んだ僕が話し掛ける。
「あら、珍しい所からお客さんね。お茶でもどう?」
水銀燈は最初は戸惑っていたが、目の前の少女(僕だが)が敵でないとわかると素直に応じた。
穏やかなティータイム。今まで見たことの無い表情を見れた。
それと同時に僕がかなり嫌われていることを知ってちょっと凹んだ。
翌日、水銀燈はディスプレーから顔だけ出すとすぐに引っ込み、それからしばらく来なくなった。
きっとあの少女を探しているのだろう。この世に存在していない少女を。

余談だが、それから僕の着替えの中にのりの物ではない女物の下着や服が混じるようになった。
のりの僕を見る目も少し変わった。何を企んでいる。


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あれはゾウですか?
いいえ、あれはネコです。
こんな会話を一度してみたい僕は天才裁縫師桜田ジュン。
いつも通り水銀燈が来たので、今日は趣向を変えて歓迎してみることにした。
人形共がクラッカーを鳴らし、僕が軽いノリで「ようこそおちんちんランドへ!」と言ってみる。
見るからに水銀燈はドン引きしていたが、なんのこれしき。
水銀燈が小言を言いに人形に近づいた刹那、僕はガムテープでモニターを貼りたくった。
そして大音量でおちんちんランドの歌を鳴り響かせた。
当然僕や人形共は耳栓済み。

20分後、水銀燈は気絶した。
というかよく20分間耐えたなと感心した。


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僕の名前はジュン、意外とかっこいいと評判だ
いつも僕の観察記を見ている「」達に「ちょっと外道」といわれ始めたので今回は軽いものにしようと思う
内容を真紅たちに伝える
そして、「学級文庫と言って」と書かれた紙も渡した
そして、水銀燈は何も知らずにやってきた
僕はスタンバイに入る
真紅と水銀燈はいつものとおりくどくどと話し合いを始めた
もはや僕には目もくれない
完全なるシカトだ 大丈夫、慣れてる
そのスキをついて僕は水銀燈の背後に立った
そして、彼女の顔の前に手を伸ばし 頬を左右に引っ張った
「真紅!!覚悟しにゃひゃい!!」
翠星石の口元が歪んだ
僕に頬をつままれた水銀燈は、一瞬ビクッとしが、何もなかったようにまま喋りだした
だが、喋る言葉は全部酔っ払い口調だった
「ひんくぅ、きぃへるのぉ?」
翠星石は転げ回っている
と、ここで予め真紅に渡しといた紙を水銀燈に見せるようウインクして知らせた

真紅は足元にあった紙を拾い上げ、ボクシングのウンドガールのように持って水銀燈に見せた
水銀燈は、それに気づいたようだ
「が、がっきゅううん・・」
最後の文字を言う前に何かに気づいたのか、ハッとしてそのまま口を閉じてしまった
翠星石は丸まって痙攣を起こしているようだ
そのうち、水銀燈が泣き出してしまったので僕は手を離してあげた
彼女は、すぐに飛び立っていってしまったが その頬は赤く染まっていた
なんだ、やっぱり僕に恋をしてるんじゃないか


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観察対象にニックネームをつける
それは野生動物研究における基本の一つだ、薔薇乙女行動学におけるローレンツである僕も倣うことにした
水銀燈を水銀燈と呼ぶのはイヌをイヌ、アグモンをアグモン、巴を巴と呼ぶに等しい
そうだな、薔薇乙女たちと出会えた幸運に感謝して「ラッキー」という名はどうだろう
実にいい、今にも毛深いメルマック星人に追い回されそうな良い名だ
そして彼女がやってきた

「はあい、真紅ぅ」
「来たわねラッキー、 毎度懲りないこと」
「雛もラッキーと戦うのー!」
「チビ人間はひっこむですよ、ラッキーの相手は任せるですぅ!」
「何よラッキーって、私のことかしらぁ?勝手に変なあだ名付けないでちょうだぁい」
平静を装うが不意打ちに面食らった様子だ、人間なら変な汗のひとつも流しているところだろう
「行くわよラッキー!」
「往生しやがれですぅ!」
「だから変な名前で呼ばないでぇ!」
結局小競り合いだけで帰っていった。
はぐれ雌ラッキーはAグループのα真紅に挑み敗北、群れの順位は変動せず、と
―水銀燈、いやラッキー、これからもよろしくんくん

「ラッキー… かぁ、  ふん、あだ名なんて…くだらなぁい」


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僕の名は桜田ジュン。
世界最高峰の服飾師にしてオンライン売買王、
かつ次期サイエンスプロデューサーとなることを生まれながらに約束されているべきだと思う男。
今回の実験で使用するのは、工業用の三相モーター。コンセントはエアコンのものが流用できるだろう。
これを回転軸が上を向くように床に置き、軸先に円盤を付けターンテーブルのようにする。
この盤上に鏡を縦置きで固定。例によって家中の他の鏡は封じておく。
これで準備完了。後は水銀燈が来る時間を見計らってスイッチを入れるのみ。

今日の彼女は、仰々しく登場した。
高速回転する鏡から水平方向にロケット花火のように打ち出され、僕の机に一直線に派手に突っ込んだ。
頭を押さえながら起き上がると、目に涙を浮かべながら混乱した表情で辺りを見回している。
スチールの引出が凹んでいた。さすが名人形師、素材選びからして一味違うぜ。


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僕の名前は桜田ジャム。姉により、上履きに合うように名前を変えられてしまった男。
今日も定刻通りに水銀燈がやって来たので、観察スタート。
椅子に座っている僕の目の前には、天井から謎の紐が垂らされている。
これを気にしながらも、水銀燈はいつものように演説を始めた。
演説が盛り上がり、水銀燈のテンションも上がってきたところで紐を引く。
すると天井からタライが落下し、カイーンといい音をさせて水銀燈の頭に命中した。
水銀燈の動きがピタリと止まる。
このタライはドールの大きさに合わせた特注品。もちろん水銀燈のいつもの立ち位置に仕掛けたのは僕だ。
数秒後、水銀燈は何も無かったかのように、もう一度最初から演説を始めた。
盛り上がったところで再び紐を引いてタライを落とす。命中。
再び動きを止めた水銀燈は、無言のまま右に数歩移動し、そこで演説を再開した。
だが甘い。君のその動きを僕は予想していたのだ。
紐を引くと見事に水銀燈の頭にタライが命中する。カイーン。

それから何度も立ち位置を変えて演説をするものの、どこに移動してもタライからは逃げられない。
そしてついに水銀燈は、僕を横目に見ながら演説を始めた。どうやら紐とタライの関係に気がついたらしい。
例の如く、演説の盛り上がりに合わせて紐を引く。
水銀燈はそれを見ると、両手を上にかざした。タライを受け止めるつもりなのだろう。
でもね、水銀燈。君がそうするってことも、水銀燈観察のプロである僕にはわかっていたんだ。
ドサッという音とともに水銀燈が白に染まる。
今回落ちてくるのはタライではなく、小麦粉だったのだ。
天井から降り注いだ大量の小麦粉によって服も翼も真っ白になった水銀燈は、
さすがに気力が尽きたのか、とぼとぼと帰っていった。
必死に笑いを堪えようとしている真紅、
笑い転げる雛苺、
呼吸困難に陥っている翠星石。
今回の観察はドールたちには好評だったようだ。
ドリフのビデオを見ながら次の計画を練る。今度は爆発でアフロかな。


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今日の水銀燈はいつもと違う。冷笑の下に決意というか悲壮感すら感じる
ま、いいや。僕は水銀燈に近づくとその頭にヤジロべーくんくんを設置。
しかし彼女はそんな事にはお構いなしに真紅を見据え、その在り方を苛烈に否定する。
当の真紅は左右に揺れ動くヤジロベーに魅了されており、まったく話を聞いていない。
焦れた水銀燈は・・・頭上のヤジロベーが大きく揺らぎ、慌ててバランスをとっている。
真紅の持つアリスゲームへの甘い認識を罵倒しつつ、水銀燈は巧みにバランスを取り戻した。
やりやがる。これも蒼星石のミスティカの力なのか?これがアリスに近づくということか?
僕はこの瞬間、はじめてローゼンメイデンに本気の畏怖を覚えた。
少々自慢気になった口調で己の正当性を語る水銀燈は、再び真紅に歩み寄ろうとする
・・・が、踏み止まった。目に涙を溜め、両手を突き出し声にならない声を上げる真紅を見てしまったから。
彼女はそんな真紅を見据え、その在り方を苛烈に否定・・・ん?あれ?
話題が尽きて2週目に入った水銀燈。恍惚としている真紅。
桜田家の午後はとても穏やかだ。がんばれ!くんくんの放送時間まであと3時間だ。


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待機場所を部屋の隅からスタートして、彼女の来訪の度に50cmずつ近づいていく仕様にした。

一日目、始めこそ警戒の色を示したが差し障り無く進行、
帰り際に羽の上下動が確認できたため満足したことが窺える

二日目、今回も上々、弁舌も爽やかで、冷静であるべき僕も少なからず聞き惚れた。
帰り際に落す羽根が前日に比べ増している

三日目、のっけから上機嫌、心なしか顔色も良くなっている様子である。
警戒は僕に対しての一瞥にとどまった。羽量は増加の傾向

四日目、今回は初頭に多少難色を示した、
しかし僕が行動する様子が無いのを確認するといつもの調子を取り戻した。少し肌寒い

五日目、今回は部屋に入ってこようとせず、鏡の向こう側からの威嚇にとどまった。
この実験は次回が最後となろう

六日目、今回は水銀燈が訪れることは無かった。
いささか気落ちしたが実験に挫折はつきものである。服を着て観察を終わる

考察  接近の度に着衣を一枚ずつ脱いだことが対象の警戒を仰いだと予測できる


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私の名はメグ。長い病院暮らしとゲロのような餌に辟易しつつ、水銀燈観察に目覚めた”美”少女。
帰ってきた水銀燈の顔が紅い。ふわふわと宙に浮いて気持ちよさそうに漂っている。
JUM君のメールによると少しお酒を飲ませたとのこと。
…なんだろう、緩みきった水銀燈の顔を見ていると、イタズラしてやりたくなる。
これがJUM君の言ってた探究心なのかしら。
私は水銀燈に縄跳びのかたっぽを結わえた。もうかたっぽは私が持つ。
そして病室を歩きまわる。縄跳びに引っ張られて水銀燈が宙に浮いたまま移動する。まるで風船だ。
…少し疲れたので今日はこのくらいで終わりにしよう。
私は手が空いた縄跳びのかたっぽをベッドに結わえて眠りに就いた。
病人の朝は早い。目を覚ますと水銀燈は結わえ付けられた縄跳びを見てオロオロしている。
どうやら私が結んだものを外していいのかと迷っているようだ。
…かわいい奴め


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今日は嗜好を凝らしてみる。禁句ゲームだ。
ルールはいたって簡単。張り紙に書いてある言葉を言うと退場だ。
壁にドでかく「何よ・おばかさん・ローザミスティカ・おとうさま」と張り紙をし、待機。
8時1分24秒、水銀燈がPCモニタからやってくる。ようこそ桜田家へ。
禁句を書いた張り紙をみた水銀燈は、意外にも余裕の表情を浮かべる。
─なぁにぃ?また変なお遊びなの?水銀燈も混ぜてぇ、おばk…。 おっと危ない。
早くも禁句を言いかけた水銀燈だが、持ち前の薔薇乙女根性で口上を続ける。
─真紅ぅ、ローザミスティk…。 ギリギリセーフ。
─まったく、下らない遊びばっかりして、おばかs…。 ちょっと心配になってきた。
─私もアリスゲームを終わらせたいのよぉ、早くおとうs…。 見てるこっちが焦る。
─…なにy…、…貴方たちも何か喋りなさいよぉ、つまんなぁい。 すねてきた。
3分後、水銀燈は何も喋らなくなってしまった。今日もかわいいよ水銀燈。


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真紅と入れ替わってみる。
裁縫の新人類たる桜田ジュンにとって、人間大のドレスを繕う事など造作も無い。
真紅には特製桜田ジュンコスプレセットを着せておく。メガネ付。
水銀燈がやってきた。身長が2倍超に増えた真紅…まぁ僕なわけだが…を見て、
一瞬壮絶な表情をする。
しかしそれでも臆することなく罵倒を開始する。良かった気づいてない。
そんな水銀燈に対し僕はくんくんさえカバー可能な幅広い声域を駆使し煽り返す。
見下げられることに畏怖があるのか、段々と声のトーンが低くなる水銀燈。
漆黒の羽根はヘタリと垂れ下がり、尋常ではないバイブレーションのアクセント。
僕が一歩進むと水銀燈は一歩下がる。僕が進むと彼女は下がる。それを繰り返す。
…壁際に追いやられた。僕を見上げる水銀燈は涙目だ。今日もかわいいよ水銀燈。


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今日も今日とて水銀燈はやってくる。毎度の客人といえどもしっかりともてなすのが
天才裁縫師にして古今無双の引き篭もり侍、桜田ジュンの流儀。
本日のテーマは武士の魂。紋付袴を着込みばっちり正装でお迎えする。
水銀燈がやってきた。深々と頭を垂れて歓迎の意と茶をたてることを伝える。
そんなことはどうでもいいから真紅を出しなさいと冷たく断る水銀燈。
これでは面子が丸つぶれだ。僕はすかさず渾身の気迫を込めて諸肌を脱ぐ。
仮とは言え一家の主人ともあろう者が客人それもおなごに無視されるとは武士の恥、
このような辱めを受けては生きてはいけぬ、この場で腹を切らせてもらう!と
通販で取り寄せた模造刀を手に凄んでみせる演技派の僕。タッキーなど屁でもないぜ。
水銀燈もサムライハラキリぐらいは知っていたのだろう、僕の気迫に圧倒され、、
お茶ぐらい付き合うから落ち着きなさいと思わず言った。僕の勝ちだ。
気勢をそがれたせいか水銀燈は茶を飲むとそのまま帰っていった。
本日の観察の収穫、正座のせいで足が痺れ、必死で平静を装いつつもぞもぞする水銀燈。


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僕の名前は桜田ジュン、いま最も完璧な乙女アリスに近い少年だ。
今日も今日とて時報より正確に定刻出勤してくる水銀燈。
なんとなくディスプレイから20cm先に鏡を立てかけおいたら
水銀燈はそのままnのフィールドへと帰っていってしまった。
…しまった。これでは水銀燈の観察が出来ない。
桜田ジュン一生の不覚。

この悲しみは通過途中の水銀燈の生写真を
「水銀燈のボディパーツ発見!」
と、銘打って公開することでしか癒されそうにない。


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nのフィールドの入り口たる大鏡、彼女がそこに姿を現した
薔薇乙女たちの宿命、アリスゲーム。今宵も可憐な姿の少女人形が残酷な戦士として襲い来る
鏡の向こうから真紅を挑発する水銀燈、
揺るがぬ視線で真紅が言い返すと徐々に場の空気が緊張し、且つ盛り上がる
鏡から出てくる水銀燈、一歩、二歩、今だ
設置した回転床が作動、
下半身が回転、遅れて衣服に引っ張られた上半身がついて行き一瞬見事なツイストを描いた


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いつものように水銀燈がやってきた
毎回毎回微妙に言い回しが違うが内容は変わっていないご高説が始まる
まったく、こいつは子供か?
今日は大掛かりな仕掛けなど作っていない
ただ僕のパソコンを大きなプロジェクターに接続してあるだけだ
水銀燈もそのことには気付いたようだが何も映っていないので気にせず演説している
「そろそろか・・・」
水銀燈の演説が盛り上がりを見せようか、という所で僕はおもむろにパソコン、プロジェクターを起動し
ペンライトまで使ってある解説を始めた
説明のあとビデオでこういうものだというフォローも忘れない
始めは無視していた水銀燈の演説がだんだんトーンダウンしていく
ついには耳を塞ぎ目を瞑りしゃがみこんでしまった
僕のありがたい演説が終わると彼女は虚ろな目で
『赤ちゃんはコウノトリさんがはこんで来るのよぉ…』
と呟き帰って行った。ふっ案外ウブなやつ。

ちなみに真紅はかなり始めの辺りで卒倒した
雛苺はわけがわかっていないようだ。お子ちゃまめ
蒼星石は鋏を構え始めた。なぜこちらを向く?
翠星石は『赤ちゃんはコウノトリさんがキャベツ畑に運んできてきてくれるです。
ジュン変なこと言うなですぅ』などと言っていた
水銀燈だけでなく他のドールの観察も有りかなと思った土曜の夜だった


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いつものように漆黒の人形はnのフィールドから出現した。…何だここは?
人形は確かに倒すべき敵の住み処へ向かったはずだった。
しかし目の前に広がるのは、一面に広がる色とりどりの空間。
鮮やかな原色の光がキラキラと輝き、美しい幾何学模様を描きながら遥か彼方まで広がっていた。
人形は飛び上がろうとした。しかしなぜか、少し飛んだだけでフィールドへ戻ってしまう。
この空間では、彼女の動ける範囲はごく限られているらしい。
仕方なくその場であたりを見渡そうとした人形の目が、或る一点で止まった。
人形の背後にそびえ立つのは、無限に続くと思われる巨大な壁。
そしてその表面を隙間なく埋め尽くす、らんらんと輝く無数の瞳だった。
驚き戸惑う人形と「それ」の視線が交わった。
壁の瞳のすべてが寸分違わぬ動きですうっと細くなる……そして次の瞬間、一斉に白目を剥いたのだ。
夢幻のような色と光の楽園に、悪夢に蝕まれた絶叫がこだました──

「意外と脆い精神だな。今回の実験は失敗か…」
少年は物足りなそうにつぶやくと、覗いていた万華鏡を無造作に机の上に置いた。
階下で少年の姉の、洗面台が使えないとぼやく声がした。


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てなわけで、やって来た水銀燈に向かって僕は手にした豆を投げつける。
「鬼はー外!鬼はー外!」軽快に豆を撒く僕だが水銀燈の反応は無い。
いつものスルーかと思ったが、どうやら節分を知らないらしい。ヤレヤレだ。
ジェントルたる僕が、節分の何たるかをその起源から40分かけて説明してやったのは言うまでも無い。
刹那、水銀燈は空になったティーカップを投げ捨て、豆を奪うと僕に投げつけてきた。
そりゃもうガッツンガッツンと!投げる右腕は鞭のようにしなっている。
真っ赤に染まったその美貌、涙が滲んだ紅玉の瞳。まるで鬼でも見るような・・・
そうか!!水銀燈は投げる側になってみたかったんだな。フフフ、こやつめ節分の虜となりおった。
・・・痛い。痛い、イタイ、いたい!!やべぇ目がマジだ。
まるで泣かされた子供が腕を振り回して襲ってくるような・・・ああ、柏葉を思い出す。
そんな回顧を砕くほどのとてつもない激痛。って、シャレで仕込んだ鉄片エリアに入った!?
思い思いの時を過ごす真紅達。泣きながら豆(鉄片)を投げ続ける水銀燈。
太陽に透かすまでもなく真っ赤に流れる僕の血潮・・・。それは桜田家の優しい昼下がり。


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やぁ! 僕は桜田ジュン!
東風荘での描き麻雀の得意技は「引きこもリーチ」!
脱衣麻雀のやりすぎで、点数計算なんて出来ないのは内緒だ!

さて、以前凹面鏡ネタで思いっきり滑ってしまった僕だが、まだ諦めては居なかった。
常に過去に拘泥する、それこそ引きこもりの正しいあり方だと信じている。
あのときはきっと、鏡の方が悪かったのだ。
そう、もっとこう……おどろおどろしい念のこもった曰くありげなものなら……もっと違う結果が出せるかも知れない。
そんなわけで、今回は早速曰くありげな品をのりに買ってこさせた。
ネット以外の買い物は小間使いの仕事だ。

入手した鏡……それはかつて帝国海軍が探照灯に使っていたという巨大な……直径150cmのものだ。
なお、現在生産可能な工房はないが不良在庫故5万円也。
実にいい買い物をした。後は水銀燈がくるのを待つのみだ。


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さて、今回は旧海軍がらみということで、六尺ふんどし一丁が僕のコスチュームだ。
5分前から鏡の前で待ち続ける、そして……
きた! きた! 黒い濡羽を煌めかせ、水銀燈がやってきた!
って…………おいおいおいなんじゃこりゃああああ!?
でKeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!
でかい、でかい、でかすぎるぞ水銀燈!
呪いの凹面鏡、そいつで拡大されて出現した水銀燈は人間サイズ通り越して巨人だ、
天井と床を支えるようなその姿はまさに「ちちびんたリカ」そのもの!
いやさらにでかくなる! うわ、ちょ、もうやめ、やめ!

数秒後、桜田家は見事な家屋倒壊を起こした。
僕の頭の中にで、チョーさんが「次いってみよー!」と叫んだ。


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鞄ごと水銀燈を持ってきた
彼女が目覚める前に正面に全裸で待機
そして目覚め、鞄を空け刹那固まる
僕と目が合う
鞄を閉められた
僕のジュニアが挟まれた
水銀燈が泣き出した


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今日の気分はレトロ。
と、いうわけでいつものようにやってきた水銀燈を無理矢理誘ってマリオをやってみた。
思いのほか水銀燈は上手く、あっと言う間にクリアしてしまった。
悔しいのでワープを使って8面まで行ったら泣かれてしまった。
僕がなにをしたと言うのか。


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私の名はメグ、病院という名の監獄に閉じ込められた薄幸の”美”少女。
最近の水銀燈はどうも疲れが溜まっているようだ。
無理も無い。毎日あの変タ…ごふぉ、JUM君に弄繰り回されては弱りもするだろう。
彼女はいつものように「…歌って」とすがり付いてくる。ふふ、愛い奴よ。
「め、めぐぅ、お願いだから変な声ださないでぇ」
私は彼女の為に唄い続ける、渾身の「ホーミー」を。


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いつものネットサーフィンの真っ只中、ディスプレイに突如光の波紋が走る。
特に驚くことなく一歩下がると、やはりと言うか水銀燈が姿を現す。
ところが彼女は上半身を出した時点で止まった。そのまま何かを見つめている。
視界の先にあるもの・・・お茶請けのひよこ饅頭だ。
なにやらとても関心を持ったらしい。まじまじと見詰めたかと思うと、指でつついたりしている。
いつもと種類の違うスルーっぷりに困惑する僕の目の前で、終いには頭を撫で始めた。
当然そのひよこは饅頭だ。水銀燈に勧めてみたのだが・・・
彼女は拒絶も露に「わからなぁい」とか「どうでもいい」とか喚き散らす・・・涙目で。
「お菓子は美味しく食べてもらうのが一番嬉しいんだ」となぜか必死に説得している僕がいた。
結局、ハンカチに包んであげたひよこ饅頭を手土産に水銀燈は帰っていった・・・引っ込んだとも言うが。
唐突に思い出す。昔、同じ理由でお姉ちゃんを困らせたっけ・・・。
なんとなく、本当になんとなく、今夜はみんなと夕飯を食べようと思った。
後日、近所?の小柄な女の子『金糸雀』とハトサブレでまた事件が起きる。桜田家はいつも平和だ。


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ハト時計のハトのように時間通りに水銀燈参上。
相変わらずノリノリで演説を始めるのだが、真紅はもはや完全に無視していた。
まるでゲッツに飽きられたダンディの舞台のような、微妙な空気が流れる。
半べそをかいた水銀燈が一生懸命言い回しを変えるが
「語彙が中学生の書いた自分大活躍小説と同レベルね」と真紅が一蹴。
とうとう水銀燈はしゃくりをあげながらnのフィールドに帰ってしまった。

久しぶりに観察オンリーというのもありだと思う引篭もり王、桜田ジュンであった。


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私はひきこもりの王にしてツーハンの魔術師、桜田ジュン。
せっかくオーダーメイドで買ったイスだ、
このイスにふさわしい姿で水銀燈を迎えなければならなかったのだ。
態度のみ変えていてはダメだ、という水銀燈の心遣いに感謝しながら待つ。
いつもの時間に彼女は来た。が、目を逸らされてしまった。
なぜだ、古い書物にあった「バカには見えない服」をまたしてもオーダーメイドで作ってもらったのに。
もしかして水銀燈、バカなのか?


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今日は観察のみすることにした。
その代わり、真紅に頑張ってもらおうと思う。
いつもの時間のいつもの場所に水銀燈が来る。
前フリの口上を述べようとした、その時、
真紅が立ち上がり、水銀燈のセリフ、仕草、立ち回りを全てやってしまった。
もう何回何十回と聞いている水銀燈の演説、真似するなんて造作もない。
水銀燈は泣きながら帰って行ってしまった。


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私は「めぐ」
心と身体に美しさ故のハンデを負った、薄幸の少女。
水銀燈の女の子らしい、というか子供らしい姿をネット経由で観察し、とても微笑ましい気分。
彼女は拒絶も露に「わからなぁい」とか「どうでもいい」とか喚き散らす・・・涙目で。
ああ、このあたりなんて、なんて可愛らしくておばかさんなのでしょう!

水銀燈が帰ってくる。
「もらっちゃった、もらっちゃった、ひよこさんもらっちゃったぁ」
とはしゃぐ水銀燈。
「私に頂戴ぃ?」
と両手を差し出す私。
喜んで私の手にちいさな「ひよこ」を乗せる水銀燈。
頭からがぶりといく私。絶叫する水銀燈。

……色々、ごちそうさま、JUM。


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今日は皆と打ち合わせの上で観察をしてみようと思う。

いつも通り鏡から出てくる水銀燈、僕たちの姿を見て硬直してしまう。
何故なら僕たちは全員で頭の上に蜜柑を乗せていたからだ。
僕は開口一番「蜜柑を頭に乗せてないなんて流行遅れ!常識外れ!」と罵る。
真紅や雛苺も僕に続いて水銀燈を囃し立てる。
どうやら自分は遅れてるようだと思ったのか、慌てて帰ってしまう水銀燈。

次来た時には水銀燈は蜜柑を乗せてきたが、もちろん僕らは今回はそんな事はしていない。


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今日も今日とて水銀燈がやってきた。いつもように演説を始めている。
今朝がた真紅に聞いた話では水銀燈はダーツが好きらしい。
ならばその嗜好を引き出し白日のもとに晒すのはこの僕、桜田ジュンしかいるまい。
日本人の観察意欲は異常なのだ。
視線を戻す。ひとしきり言いたい事は吐き出したのか、
水銀燈が盛大な威嚇射撃を始めるべく羽を広げた。今だ。
まさに大量の羽根が打ち出されようとする瞬間、
僕は引き篭もりにはあるまじき瞬発力で水銀燈の前に躍り出た。
身長差によって羽根は僕の太腿の内側を直撃する。ここで彼女のダーツ欲をくすぐる台詞を発動だ。
「はう! 8点ですぞ! 8点ですぞ!」
さすがメガネのレンズといい勝負な羽根鉄砲。この刺激を求めていたという感じだ。実に心地よい。
「あふぅ! はぁん! さあ10点に! 早く10点に!! ふおぁぁ!!」

ふと我に返った僕がブリッジから起き上がると、水銀燈の姿は既に消えていた。
なんたる失態だ、観察者が自分を失うとは。今日の観察は失敗だ……。


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僕の名はジュン。親が純粋に育つように付けてくれた名だ。その通りに育っていると思う。
尊敬するヒトはスペランカー先生。彼のような究極のインドア派になりたい。
さて、もうすぐ水銀燈がやってくる時間だ。
最近少し彼女を苛め過ぎだと真紅たちに言われた。
だから今日は趣を変えて、観察はやめておくことにする。
いつものお詫びに、今日は彼女に自分がどれほど素晴らしい価値ある存在か理解して貰うために、ある人を呼んだ。
鑑定士、「岩崎 紘昌」アンティーク業界で知らぬ者はいない。らしい。詳細はぐぐれ。
こんな知り合いがいるのも、僕のネットバイヤーとしての顔のお陰だ。

さて、今日も定時にモニターから水銀燈が現れた。
だが、モニターから出てきた水銀燈の顔色が変わった。
当然だ。いつも僕がいるべき場所には、にこやかで脂ぎった中年のおっさんが座っていたのだから。
訳もわからず逃げ出そうとする水銀燈。
しかし、歴戦の鑑定士が眼前のお宝を逃すはずが無い。
がっちりと水銀燈を捕まえると、体じゅう嘗め回すように鑑定を始める。
流石だ。僕は部屋を後にする。これで自分の評価を聞けば、水銀燈も喜ぶだろう。
だが数分後、部屋を覗いてみればマジ泣きしながら帰っていく水銀燈の姿があった。
やっぱり、腹がないと駄目だったか。


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ふと思いついた事があったので、実験用資材をネットにて購入。
かなり大きく、自室へ運ぶのが骨だったが、
のり姉は荷物を見るなりへたり込んだため使い物にならない。面倒だなぁ。
その晩、いつもの通り水銀燈が出現。恒例の高説が始まった。
ここで僕は、購入した器具──映画撮影用の大型送風機──を、彼女に向けて起動させる。
たちまち部屋中に吹き荒れる大型台風級の暴風。
一瞬で彼女のヘッドドレスが吹き飛び、抜けた黒い羽根が後方の壁にへばりつく。
…数十分が経過。
「浮遊状態」という致命的なハンデを負っているはずの水銀燈は、驚くべきことに、
最初と同じその空域に留まり続けていたのだ。
風が無効化されている訳ではない。時折姿勢が崩れるので分かる。…“姿勢が崩れる”!?
そう、彼女はただ留まっていた訳ではなかった。
自らの誇り、唯一その為に、あえて直立不動の──空気抵抗が最大となる──姿勢をとり続けているのだ。
ドレスの肩や裾がはだけ、
装飾は大半が千切れ飛び、
ざんばら髪となってなお、
必死で不敵な表情を保ちながら語り続ける水銀燈。
今僕は、自らの考え、いや経験自体の甘さを認めるよりなかったのだ……。


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私はめぐ。色々あって病気してる超“美”少女。
検査が終わって病室に戻ってみれば、水銀灯が背中に哀愁を背負ってさめざめと泣いていた。
聞けば、ぶっちゃけ3万円だったとかなんとか。
そんな彼女に、私にとって水銀燈はお金なんかには代えられない存在であるという事を、
ゆっくりやさしく、無知の人間にモノを教えるが如く語った。
するとすぐに、今度は喜びに目を潤ませて、水銀燈は笑った。

その夜、私は財布から3万円を抜き出して隠した。
目が覚めたら、大事な3万円が無いと大騒ぎする予定である。


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日常とは湖面のようなもの。ゆえに根底から揺らぐこともある。
いつものように現れた水銀燈。対峙する真紅。その背後に立っている僕。
水銀燈は在り得ないものを見るように僕を見詰めている。真紅ではなく僕を、だ。
そんな彼女を一瞥もせず、真っ青な顔で僕を見上げる真紅。
必死に顔を覆って泣きじゃくる雛苺と、生気無くうな垂れる翠星石。
ふと見ると、水銀燈は小刻みに震えている。
それでも必死に言葉を紡ごうとするものの、戦慄く可憐な唇が声を乗せることは無い。
それどころか歯の鳴る音すら聞こえてくるようだ。
僕は桜田ジュン。開始30秒でアリスゲームを制したヒキコモリだ。
ちなみに蒼星石は、何度も転びながらお姉ちゃんを呼びに行っている。
・・・何なんだよ?寒いから服を着たままだっただけなのに。
桜田家は阿鼻叫喚の地獄絵図。被害はさらに拡大する・・・。


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今日は少々変わった趣向で水銀燈を攻めてみようと思う。
いつも通りにやってきた水銀燈を「今日はホントに何もしない!ホントに!」と必死で説得する。
敷いてあった座布団にまだ少し警戒しつつも腰を下ろす水銀燈。
その瞬間、座布団がいい音を鳴らす…そう、往年のドッキリアイテム、ブーブークッション。
長い間人々に愛されているが、現実では引っかかったことのある人は居ないであろうアイテムで水銀燈を引っ掛ける。
僕が「屁コキドール!」と喝を入れると、赤面し涙目になった後手で顔を隠して帰っていった。
少し可哀想な事をしてしまっただろうか。


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今日も観察オンリーで行くことにする。

何時もの時間に呪いの人形達と共に水銀燈を出迎えた。
水銀燈は出てくるなり僕を探そうときょろきょろとし、僕を見つけるとギョットしたような表情を見せた。
僕は観察してるだけだというのに。マジメな顔で真紅達に仰向けで踏まれながら。
ショックが引いた水銀燈は強気な顔を作ると、僕をあざけり
そんな契約者を持つ真紅たちを侮辱したを交えて何時もの口上を始めた。
けれど、先にこうなるだろうと言い含めておいた真紅たちの表情は変わらない。
もちろん僕もだ、って雛苺さんそこはあっ強く踏まないっでって駄目もうおおきくなっちゃう
そそこを踏まれると私とっても、あぁん御褒美ですぅぅぅぅ

僕の意識が白い光につつまれてから戻ってくると水銀燈はもう帰った後だった。


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私の名前はMEG。MEGMILKのMEG。牛乳は好き。
だけど口から飲めば口からリバース、発酵ヨーグルト美少女。
私が水銀燈に好かれるのはこれのせいに決まっている。私は乳酸菌そのものなのだ。
今日の晩餐は梅粥、お深厚、蜜柑、そしてデザートには錠剤。
飲み物はミルク。相変わらずゲロのような病院食。そして私はこれを還元、リバースだ。
いつもリバースするのはもったいないので、水銀燈にあげる。薬はあげない。飲まないと死ぬ。
水銀燈はとても喜んで食べていたが、蜜柑だけは食べなかった。
頭の上に乗せて、「これが流行りなのよぉ」と喜んでいる。

・・・私の美少女脳はブリーフの目論見を一瞬で悟る。
「そうなの、水銀燈が流行に乗り遅れないために用意しておいたのよ!」
「乗せちゃった乗せちゃった、メグの蜜柑乗せちゃったぁ!」
とても楽しい病室だ。このかわいいおバカの明日の反応が楽しみだ。


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態度も服装も気に入らないと言うのか、水銀燈。
ここでひいてはひきこもりの王の名がすたる。
とりあえずまたも昔の文献に頼るとしよう。
ロバ耳を付けてみた。もちろん「バカには見えない服」装備で。
水銀燈はなにもいわずに出て行った。
どこかの穴に「ジュンの耳はロバの耳」と吹き込みにでも行ったのだろうか。


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僕の名前は、桜田ジュン。近々、僕をモデルにした引き篭もりのケンカ漫画がドラマ化されるそうだ。
今日はモニタールームから我が家を覗く、まるで神になったような気分が味わえる至福の時だ。
ふと、僕の部屋を見てみると水銀燈があらわれた。
こんな時間に珍しい・・・彼女は僕の部屋をなにやら物色しているようだ。
なるほど、敵状視察というわけか・・・やるね。
だが神たる今の僕はそのくらいは許せてやれそうな気分だ。思う存分観察するが良い。
水銀燈が僕のパソコンをいじり始めた。モニターを3カメに移す。
html plugin Error : このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。 水銀燈は僕のエロマンガフォルダを開いたようだ。
「ごめんください。」別のモニタを見るとトゥモエが玄関にいる。
「あら巴ちゃん、ちょうどいいわ。みんなでジュン君を呼びにいきましょう。」

ほほう、これは面白いことになってきた。
水銀燈は真剣な眼差しで僕のエロマンガを読んでいる・・・もう後半か。
水銀燈の手がスカートに触れたまさにその刹那!!
「ジュン君!みんなでお茶・で・・・も・・・」
html plugin Error : このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。 見事な間の悪さだ。さすがヤマトのり。
「ち、違うのよぅ。こ、これはぁ・・・」
狼狽する水銀燈。・・・いまだ真紅!僕が仕込んだあの技を使え!!
「あぁあぁぁ、ダメェッダメエヘぇぇっ!!でりゃうぅのだわっっ!!」
「チンポッ!メスチンポからえっちな、ザーメンミルクがっ!でちゃうぅぅなのーー!!」
「しゅきっ!チンポしゅきっ!!たまりまくった特濃メスミルクがでちゃうよぉぉっですぅ!!」
html plugin Error : このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。 見事だ、我がドール達。アドリブでよくぞここまで・・・
水銀燈は耳まで真っ赤にして帰っていった。
html plugin Error : このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。 その後、トゥモエが帰る前にこう言った。
「みさくらなんこつも悪くないけど、私はA-10をオススメするわ。」
さすがは求道者だ、着眼点がちがう・・・


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くそ、やられた。
あれだけ大仕掛けやっておいて水銀燈にまけてしまうとは。
「おお、ジャムよ、まけてしまうとはなさけない」
とか真紅がすました顔で僕に言う。
僕はこの一言で、外道なリベンジを誓った。

だが、さすがにちょっと予算ピンチなので仕掛けは単純にせざるを得なかった。
というか水銀燈に掛ける金も今は憎いわ!
そんなわけで今回の観察備品は「駅前で乗りに拾ってこさせた小汚い段ボール」
水銀燈が出現する鏡に段ボールハウスをソレで造った。

水銀燈が現れる。しかし段ボールハウスの中。
嘲笑を浮かべつつお茶を楽しむ僕たち。
とどめに真紅が「あら、路上詩人の気分がでてるじゃない」とキッツイ一言。
水銀燈は泣きながら帰った。
真紅が口元に、嫌な笑いを浮かべていた……。


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僕の名前はジュン。人形観察においてはローゼン氏すらも超えたかもしれない男。
今日も懲りずに水銀燈がやってきた。
いつものように僕を無視して前口上を述べ始めたので、
その隙に自慢の裁縫セットから糸を一本取り出し机の脚に一端を括り付ける。
そのまま真紅に対して見栄を切っている水銀燈の後ろに周り、糸のもう一端を水銀燈の髪の毛に括り付けた。

そして口上が終わり戦闘が始まった瞬間、グキッという鈍い音が部屋中に響き渡った。

水銀燈は必死で糸を解こうとするが、首は傾いているし焦れば焦るほど糸は絡まり解けない。
だんだん涙目になってきても糸はますます絡まって行く。
いいかげん飽きたのでハサミで糸を切ってやると、水銀燈は傾いた首を押さえて泣きながら帰って行った。


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今日はある物を用意して水銀燈を待つ。
いつも通り現れる水銀燈、しかし僕の様子を見て怪訝そうな顔つきになる。
そんな事にはお構いなく僕は水銀燈に「これ…」と震える声で一冊の本を手渡す。
その題名は普及の名作「ごんぎつね」。
最初は朗読してあげようとも思ったのだが、題名を見た瞬間に涙腺が緩んでしまった。
なので、読み上げるのは諦めて自主的に呼んでもらう事にする。
最初は流し読みだったが、次第にのめり込むように読み、最後にはハラハラと涙を流していた。
しきりに「ごん…ごん…なんでよぉ…」と呟きながらさめざめと泣いているので、二人してしばらく泣いた。
今日は何故か彼女と心が通じたような気がした。


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今日もいつものように水銀燈がやって来た。パチンと指を鳴らしてBGMスタート。
流れてくるのはご存知『オリーブの首飾り』。
この曲をかけたからにはやることは一つ。そう、マジックだ。
今日はいつも観察させてもらっているお礼に、密かに練習していたマジックで楽しんでもらおうという企画だ。
まずはトランプ、コイン、ボールなどを使ったテーブルマジックを水銀燈に披露する。
手先の器用さを十二分に発揮した僕のマジックは、既にプロと比べても見劣りしないレベル。
水銀燈は、トランプの数字を当てれられれば不思議そうに首を傾げ、
手の中のコインが消えれば目を見開いて驚き、
カップの中のボールがヤクルトに変わったときなどは「すごぉい、すごぉい」と手を叩いて喜んだ。

子供のように目をキラキラさせた水銀燈にこの企画の成功を確信した僕は、
他のドールたちをアシスタントにして少々大掛かりなマジックを披露することにした。
真紅を箱に入れて胴体切断マジック。
次に翠星石を箱に入れて胴体切断マジック。
さらに雛苺を箱に入れて胴体切断…というところで水銀燈は逃げ帰ってしまった。
まあ、あれだ、いくら僕の自信作とはいえ、同じマジックを連発されて飽きちゃったんだろうね。
それにしても残念だ。最後に一番の大作、病院と中継を結んでの遠隔胴体切断マジックが残っていたんだけどな。


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ふと、随分昔の格闘ゲームをやりたくなった。
エリアルも超必殺もない、プレーンな格ゲー。
そう、格ゲーブームをつくった「スト2」だ。

ひきこもり故使用キャラはガイル。
もちろんしゃがみっぱなしのガイルだ。
それをみた真紅、何を考えてかザンギエフで乱入。
はん、そんな弱キャラを……と思っていると、数分後、投げまくられる僕が居た。
真紅はそのとき「これは使えるわ」と呟いた。

例によって水銀燈登場、面倒だからはしょる。
例によって水銀燈演説、真紅ここで吸い込む!
しかしスクリューパイルドライバーでなく、何故かトルネードブリーカー!
これで胴体がぐっきりと……。
いかずに、水銀燈の心がぐっきりと折れた。


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最近ボクの頭の中は水銀燈のことで一杯だ
真紅にビンタをくらい、雛苺に『めっめーよぅ』と言われ(屈辱だ)蒼星石には蔑んだ目で見られた
こんなとき一番にわめきそうな翠星石がボクの手伝いをしてくれたのが以外だったが、まぁいい
とにかくボクは大量の手乗り銀ちゃん人形を作った
翠星石には真紅人形を作って貰っている
水銀燈がやってきてvs真紅戦が始まる
ちょっと違うかもしれないが好みの問題だろうか、やはりお互いに自分自身を模した人形を使役している
戦況は圧倒的に水銀燈有利だ
『当たり前じゃないか!
 翠星石が作ったヒトデ型の真紅人形とスーパーマエストロたるボクが作った完璧な水銀燈人形。
 比べるまでもない!! 圧倒的ではないか!!』
このセリフの後翠星石がキレた
戦闘の結果はいつもどおり、他のドールが参加したため結局は痛み分けだ
帰り際、水銀燈に手作り手乗り銀ちゃんグゥレィトを2体渡してやった
さて彼女のマスター?は今日はどんな返事を送ってくれるかな


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趣向を変えて水銀燈に旅情を楽しんでもらうことにした
テーマは未開のジャングル
僕は通販で手に入れたコテカを装着し、一番奥に座する
ドール達にもそれなりの格好をさせ、演技指導を終えた
「こんばんわぁ、おばk」
鏡から現れた水銀燈を容赦なく引きずり出す雛苺翠星石
彼女を担ぎ上げ、僕の前にひったてる ウホホヤホホ
「酋長、侵入者なのだわ」
槍を手にした真紅、演技も完壁だ
「ここへ運べ」
僕は威厳をもって答える、コテカで前が見え辛い
ウホホヤホホ「ちょっ、放しなさいよぉ!このおばかさんたちぃ!」
「ほう、この村に外の人間が来るとは珍しい。皆のもの、この者は客人として丁重に迎えよ」
ジャングルの奥ー桜田族の村でー
ジャンクがー人形を愛する裸族にー  であったー(ナレーション・下条アトム)


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水銀燈観察を始めてから何日経っただろうか?
ちょっと小休止をいれて、水銀燈と共に夕食を取ることにした。
なお、この仕込みのために「めぐ」に連絡して例によって水銀燈は絶食状態にしてある。
写メールで送られてきためぐの食事風景、
思いっきり引きつった笑いだったがよくがんばったぞ、濃縮還元女。

で、夕食。
囲んで食べるならこれ、下町人情の「もんじゃ焼き」にすることにした。
広島風にも出来るように焼きそばもたっぷり用意したぞ、ギギギ、と。
しかし、ヒキコモリの神は僕に安息を許さない。
今日も今日とて運命の歯車が回る。

リビングのTVから登場した水銀燈、
空腹なのか習性なのか、焼く前のもんじゃ焼きのもと、素で喰った。
さすがにドン引きした。


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どうも僕です。僕こと桜田ジュンです。
今日は水銀灯の観察日記を箇条書きにしてみることにした。

水銀灯、登場。無視される。
水銀灯、何事も無かったように一緒にTVを見始める。
水銀灯、テレビの電源を消そうとして電卓と2時間格闘。
水銀灯、真紅に「首を洗って待ってなさい」といわれ、困惑。
水銀灯、雛苺と「あさり貝は燃えるゴミか」について熱いトークを交わす。
水銀灯、僕の漫画コレクションにハマる。お気に入りは『寄生獣らしい。
水銀灯、毎週買う漫画雑誌を尋ねられ、「月刊少年ジャンプよぉ」。
水銀灯、洗濯機の中で遊んでいると、間違ってスタートボタ