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第2章について

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2.1  日本における季節風
 大気汚染物質はどのようにして日本に運ばれてきているのであろうか。日本の上空では偏西風や季節風が吹いているが、偏西風は世界規模で1年中一定方向に吹く風であるのに対し、季節風は特定の地域で季節ごとに違う方向に吹く風である。このそれぞれの特徴の違いから、越境汚染に関わるのは地域がある程度限定された季節風であると推定される。さらに、雨を降らせる雲が生成されるのは対流圏であるが、偏西風は対流圏界面で吹いている。したがって越境汚染による酸性雨問題を考えるにあたり、偏西風は関連が高いとは言えない。それに対し季節風は日本の気象に影響をもたらすものであるから、直接関わると考えることが出来る。季節風とは、海と陸の温度差によって生じる気圧の差が生み出す風のことである。海は暖まりにくく冷めにくい、陸は暖まりやすく冷めやすい性質をもち、夏は海の方が比較的低温、逆に冬は陸の方が低温となる。気温が低いところは下降気流が発生し、高気圧が生まれるため、夏は海側から陸側へ、冬は陸側から海側へと風が吹く。つまり日本では夏季は太平洋からの南東の風、冬季は大陸側からの北西の風、ということになる。
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