Ts.ナツァグドルジ


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Ts.ナツァグドルジ(Tsogzolyn Natsagdorj, b.1951)
 ドンドゴビ県生まれ。66年中学校からウランバートルの師範学校音楽教育科に入り、70年卒業後72年まで同校で音楽理論、和声学講師。72年にウラル音楽院に留学。作曲科でN.プゼイに師事。78年に帰国し音楽舞踊中学校にて理論、書法、和声学の講師を務めた後82年から2年間文化省芸術課長、84~87年国立歌劇場長、87年より作曲科同盟器楽作品部会代表、同同盟国際部長、84~90年同同盟書記長。94年より再び国立歌劇場長。93年に国家賞。それまで作曲家がひとりで何でもこなす(音楽活動においても作風においても)のが普通だと考えられていたモンゴル音楽界において、ハンガルやナツァグドルジの世代からは個々の作曲家が独自の路線で活動を始めた。同世代でナツァグドルジと同じく管弦楽作品の多いハンガルが感傷性や現代的な激しい表現主義的な作風を押し出したのに対し、ナツァグドルジは穏健で均整の取れた作風が特徴といわれている。また管弦楽作家を自負し多くの交響曲、管弦楽序曲・組曲、協奏的作品を書いている。また民族楽器と西洋オーケストラの協奏曲(馬頭琴のために書いた4曲の他、横笛、角笛、三線、揚琴など)が多いことでも知られる。

代表作
オペラ《雲のごとき運命》(台本:Sh.シャジンバト)(1988)、オペラ《オゴタイ・ハーン》(1991)、序曲《ウルガ(都)の祭》(1994)、揚琴とオーケストラのための協奏曲(1999)、《馬頭琴とオーケストラのための協奏曲第3番》(2004)、交響曲第5番(2002)など