このページにはゲームの楽しみを損なうネタバレを含みますのでご注意下さい。
以下の内容はVer0.960、Nativeの仕様に基づきます。
以下の内容はVer0.960、Nativeの仕様に基づきます。
プレイ開始前に
体験版と製品版の違い
体験版ではプレイヤーがLv6になるか、もしくはゲーム内時間で30日間まで遊ぶ事ができます。
それ以外の制限も違いもありませんので、体験版でもMODを遊ぶ事もできます。
体験版で使用したセーブデータはレジスト後もそのまま使用できます。
購入方法は「DLと購入方法」を参照して下さい。
キャラメイク
NewGameを選ぶと、RPGではお馴染みのキャラメイクが始まります。
早速いくつか質問されるので、ここで性別や出自(出身)などを選んで下さい。
何を選んでも極端な差が出る訳では無いので、
質問の内容がよく分からなければ本能の赴くまま気まぐれで選んでしまえば良いです。
体験版で遊ぶ場合は、出自を貴族{An impoverished noble}にする事をお薦めします。理由は後述します。
一通りの問答が終わると、最後にポイントの分配(Character画面)と顔の整形をします。
Character画面になると直ぐにダイアログが出ます。
プレイ中オートセーブにするか、それとも自由にセーブが出来るようにするか選んで下さい。
後者を選んでも別にペナルティはありません。
- Realistic!~:戦闘終了後などにオートセーブされます。ゲームの終了時以外セーブできません。
- Allow me~:戦闘中を除き、どこでも自由にセーブができます。
○ポイントの分配
Attribute PointとSkill Point、Proficiency Pointをそれぞれ割り振ります。
「Attributes」・「Skills」・「Proficiencis」を見ながら、自分の好みに応じて割り振って下さい。
割り振りが終わったら、名前を入力します(画面上部にある赤字の箇所)。
以降はキャラメイク時の注意点を説明します。
○得物を選ぶ
長柄武器{Polearms}にするか、片手武器{One Handed}+盾で戦うか、それとも両手武器{Two Handed}で戦うか。
間接武器は弓矢にするか、クロスボウか。或いは投擲武器{Throwing}にするか。
近接武器は気まぐれで持ち替えても特別なスキルが要らないため影響は少なくて済みますが、
間接武器はそれぞれ専用のスキルを必要とし(クロスボウ除く)、熟練を積まないと照準が定まらないため、
どれか一つに絞らなければ満足に扱いこなすことができません。
何を持って戦うのか、予め考えておいて下さい。
間接武器のいずれか一つには精通しておいた方が無難です。
距離を保ちながら矢を浴びせてくる弓騎兵を近接武器だけで倒すのは非常に手間がかかるため、
打倒するための有効な手段はやはり同じ間接武器をおいて他にありません。
○乗馬スキルの重要性
キャラメイクの時点で乗馬{Riding}スキルだけはLv2にしておく事を強くお勧めします。
Lv1で乗れる馬(Saddle Horse)では歩兵を蹴り飛ばして突破することも満足にできないため、
運が悪いとそれが仇になり負けてしまう恐れがあるからです。
○出自「貴族」の利点
出自が没落した貴族{An impoverished noble}であれば、最初から若干の名声{Renown}を持っています。
名声は仕官の条件に関係するので、名声が多少でもあれば仕官が楽になります。
体験版ではLv6までの制限があるため、最初は貴族を出自に選ぶ事をお薦めします。
ポイントの割り振りが終わり、名前も記入し終わると、最後に顔の整形を行います。
もっとも今行わなくてもゲーム中にCharacter画面でEdit Faceを選べばいつでも整形できますので、
面倒であれば後回しにしても構いません。
Optionいじり
起動画面、もしくはゲーム内でEscキーを押すとOptionの項目が現れます。
ここでグラフィックの設定やマウスの感度の設定などが行えます。必要に応じて調整して下さい。
他、戦闘中に表示されるログやレティクル(照準)、敵味方の識別(名札)の有無なども設定できます。
不要だと思えば個別に除外することができます。
○難易度の設定
プレイヤー・味方NPCへの被ダメージの軽減、AIのレベルを設定できます。
デフォルトの状態では最も簡単な難易度(被ダメージ1/4、味方被ダメージ2/3、AI:Poor)に設定されています。
アクションものが得意なら本来の難易度に近づけて試してみて下さい。
不安がある場合は何も弄らず様子を見ると良いです。
○BattleSizeの変更
戦場で参加できる兵士数(敵含む)の上限を設定できます。
例えばBattleSizeが40なら、敵味方合わせて一度に40人まで参戦できます。
余った兵士は戦況が不利になった場合の後詰めとして待機します。
デフォルトでは100人までが限度ですが、ツールを使う事でそれ以上に引き上げることができます。
詳しくはFAQ内の「もっと多くの兵士を参加させたい」を参照して下さい。
プレイ開始
開始直後
あなたは無名のぺーぺーとしてCalradia大陸の何処かに放り出されました。
(キャラメイクの度に放り出される場所が異なるようです)
グローバルマップには都市・城・村があり、それぞれの勢力(国)が割拠しています。
グローバルマップではプレイヤーの他に諸勢力の部隊や賊が自律して動いており、
他の部隊と接触すると対話が始まり、場合によっては降伏か戦闘になります。
グローバルマップ上で他より一際大きな文字が都市です。とりあえず、最寄りの都市に向かいましょう。
都市ではMarket Placeで買い物ができます。キャラメイクでRidingスキルを2にしたなら、Rank2の馬を買う事を強く勧めます。
余ったSaddle Horseは売ってもお金にならないので荷袋に放り込んでおいて下さい。荷馬として使えます。
武器・防具は必要と思えば購入して下さい。
各施設の説明
○都市
友好的、もしくは中立の場合
- トーナメント{join the tournament}:不定期で開催されており、優勝すれば賞金と名声が得られます。
- 都市に滞在している諸侯との面会{Go to the castle}:諸侯からクエストを請けることができます。
- 町を歩く{Take a walk~}:Guild Masterに会えばクエストを請けられます。
- 酒場{Tevern}:本屋や奴隷商、雇用主を探す傭兵やコンパニオンがいます。
- アリーナ{Arena}:バトルロイヤル制。最後まで生き残れば賞金が貰えます。
- 市場{Market Place}:武具、馬、交易品や食糧を売買できます。
- 宿泊{Wait here~}:左クリックするまで高速で時間が経過します。この間は傷の治りが早くなります。
敵対勢力の場合
- 都市に滞在している諸侯との面会
- 包囲の開始
- 忍び込む(守衛に見つかる危険性があります)
○城(~Castle)
友好的、もしくは中立の場合
まず守衛に開門してもらうように頼みます(その城の主との関係が悪いと開いてもらえません)
- 城に滞在している諸侯との面会
- 宿泊(我城であれば無料)
- 我城のみ:兵の駐屯(守兵)、捕虜の収容
敵対勢力の場合
- 城に滞在している諸侯との面会
- 包囲の開始。城攻めを参照
○村
- 新兵の雇用
- 食糧の売買
- 略奪(村との関係が悪化するのでお薦めしません)
村との関係が友好であれば、一度により多くの新兵が志願してきます。
村と友好な関係を築きたいなら、その村の村長に会って依頼を請けて達成して下さい。
○トレーニング場(Training Field)
馬術や弓術の練習ができます。
名声について
名声{Renown}は仕官の条件と引率できる兵数の上限に関係します。
名声を得る手段は戦闘での勝利と、トーナメントでの優勝があります。
トーナメントでの優勝は一律+20。単純計算で8回優勝すれば仕官の条件(名声:160)を満たせます。
戦闘は不利な状況であればあるほど沢山の名声が貰えます。
逆に自軍が有利な状況であれば名声はほとんど貰えません。
なので、仕官するまではあまり沢山の兵を連れずに寡兵で留めておく方が早く仕官できます。
何処かの国に仕官しようにも、無名だと全く相手にしてもらえません。
逆に名声が高まってくると、諸国の方から仕官を誘いに来ます。
上にも書きましたが、仕官に必要な名声値は160です。
160に達すれば勝手にラブレターが届くようになりますが、
もし仕官したい国があるならその国の王に自分から出向いて話をすれば仕官できます。
名声はプレイヤーが率いる事のできる兵士の数の上限に影響します。
名声が160に達すれば、特殊な目的を除いてそれ以上必要とする事はありません。
ですが前述の通り、名声が上がればより多くの兵士を率いることができるので、
多ければ多いほどそれに越したことはありません。
プレイヤーの成長、レベルアップと熟練度の上昇
戦闘で敵を倒したり、クエストを達成すると経験値が入ります。
経験値を一定まで積むとレベルが上がり、Attibute PointとSkill Pointを1つずつ得られます。
これを割り振っていく事で、キャラクターは徐々に強くなっていきます。
割り振りはCharacter画面で行います。割り振りの要領はキャラメイクの際と同じです。
ある程度までレベルが上がると必要な経験値が莫大に増え、レベルの上昇速度は鈍くなります。
あれもこれも…と欲張ると器用貧乏に陥りかねないため、なるべく早い間に方針は固めておく事が大切です。
武器を使い続けていると熟練度が上昇します。
間接武器は熟練度が上昇すると狙った場所に飛んで行く様になります。
トーナメントに参加する
各都市で不定期に行われているトーナメントに参加して優勝すれば賞金と名声が得られます。
優勝しなければ何も貰えません。参加するからには優勝するつもりで臨んで下さい。
トーナメントはチーム戦になります。
初回の方は3-4チームに分かれて多くの参加者が一度に戦うため、非常に混戦します。
決勝に近づけば近づくほど敵味方の数は少なくなり、後半になれば1対1で戦う事も多くなります。
プレイヤーを含めた各参加者は試合開始時に武器(馬含む)が支給されます。
何が与えられるかはランダムなため、いい加減な分配による出来レースも多々あります。
試合中に倒れた者の武器を拾う事もできるので、苦手な場合は武器を拾って持ち換えることもできます。
トーナメントでは自分にお金を賭ける{Place a bet on yourself}こともできます。
予め賭けておけば優勝時に貰える賞金がその分だけ多くなるので、
自信があれば毎試合ごとにお金を賭けると良いです。
まだキャラクターが未熟な状態だと、大半の参加者はプレイヤーよりも格上になります。
なので一人で無理して戦わず、味方と一緒に動いて2対1や3対1に持ち込んで有利に進めてください。
休息する、本を読む(Campコマンドの使用)
グローバルマップで、下段の「Camp」を押すとCamp画面になります。
ここでは休息や休息中に読む本の選択、捕虜から志願兵を募ることができます。
○休息する(野営する)
時間が高速で経過します。左クリックを押すと野営を終了します。
歩き回っている間にも体力は少しずつ回復しますが、野営したり都市や城で休息した方がより早く回復します。
夜を明かしたり、従軍中などしばらく待機する必要がある場合にも使います。
休息中は周囲に賊や敵部隊がいないかどうか気をつけて下さい。
○本を選ぶ
休息中に読む本を選びます。本については「Books」を参照して下さい。
○捕虜から志願兵を募る
一日に一度だけ、捕虜を味方に誘う事ができます。詳しくは「兵士を雇う」を参照。
クエストを請ける 1
各国の諸侯(貴族)や村の村長からクエストを請ける事ができます。
大抵のクエストは手間と報酬とが割に合いませんが、首尾よく達成すれば諸侯や村との関係が良好になります。
具体的な内容については「クエスト」を参照して下さい。
クエストの主な目的は諸侯との関係を良くしたり、村を懐柔することにあります。
同じ国に所属する味方と関係が良ければ必要な時に従軍してくれますし、
村との関係が良ければ敵対国の村であっても兵を供出してくれます。
- 村へ逃亡した犯罪者を懲罰して欲しい
- 村から税を徴収してきて欲しい
- 貸したお金を返さない○○からお金を返して欲しい
- 捕虜交換のために敵国の兵士(捕虜)が欲しい
- 敵国の都市に忍び込んでいる間者に伝言を伝えてもらいたい
- 敵国の間者を尾行し、証拠を掴んだ後に捕縛して欲しい
クエストを請ける 2
諸侯や村の他に、隊商や都市にいるGuild Masterからクエストを請ける事もできます。
具体的な内容については「クエスト」を参照して下さい。
○隊商の護衛(自国の隊商限定。どこの国にも所属していない場合は請けられません)
移動中の隊商に話しかけ、護衛の話を持ちかければ相手が目的地と報酬の額を提示します。承諾すればクエスト開始。
道中を護衛し、目的の都市に近づいたところで話しかければ報酬と共にクエストが完了します。
○都市でクエストを請ける
都市で請けられるクエストを紹介します。
- 都市付近にいる賊を掃討してほしい
- 賊に身代金を届けて人質を救出してほしい
- 対立国同士の間に停戦協定を結ばせ、交易を行いたい
傭兵頭になる
何処かの勢力の諸侯からクエストを請けようとすると、傭兵頭にならないか誘われる事があります。
承諾すれば、以後その国の一部隊として所属する事になります。
傭兵頭と正規軍の士官との違いは「旗の有無」と「領地(城や村)の有無」です。
傭兵頭の間に城を落としても自分の城にする事はできません。
他、国王から気持ち程度のお給料が貰えます。
国に仕官する
有名(名声160以上)になれば諸国から仕官の誘いが来るようになります。
誘いに応じた場合、その国の王のもとへ参じて仕官の宣誓を行えば晴れて一士官(貴族)として認められます。
逆に誘いを断るとその国の王との関係が若干悪化します。
誘いが来なくても、名声の条件を満たしていれば自分から国王に出向いて仕官することもできます。
仕官後
旗の選択
仕官後、少し経つとプレイヤーは自部隊の象徴となる旗を選ぶ事になります。
(一度選ぶと変更できないので注意して下さい)
選んだ旗の柄は盾や一部装備にも反映されます。上級兵はプレイヤーの旗と同じ柄の鎧や盾を装備してくれます。
出自が貴族の場合はゲーム開始直後に旗を選ぶので、この作業はありません。
対立と和平(諸国間の闘争)
Swadia王国やVaegir王国などの諸国はそれぞれ敵対・中立関係にあり、
何処と何処の国が敵対・中立関係であるかはゲームを始める度に微妙に異なります。
諸国は時に戦争を始め、或いは和平を結び、外交関係はゲームをプレイしている間にも刻々と変化していきます。
戦争を始めるか停戦するかは国王の機嫌次第です。
王が何処とも交戦を認めず、良くも悪くも平和な時は新兵の訓練でもしてのんびり待ちましょう。
各地の村と友好関係を築く
基本的に、敵対勢力の村からは新兵を募る事ができません。
ですが、もし友好的であれば敵対国の村であっても新兵を募る事が出来る上、通常より多くの者が志願してきます。
屈強な歩兵が欲しければNordの村を懐柔し、騎兵がいないNordやRhodokに所属しているならSwadiaやVaegirの村と友好的になれば騎兵を確保できます。
村と友好な関係を築くには、その村の村長からクエストを請けて下さい。主なクエストは以下の通りです。
- 牛が欲しい:各地の村で牛を買い集め、誘導して村に届けます。とっても面倒臭い。
- 小麦が欲しい:各地の村や都市で小麦を買い集めて届けます。
- 訓練してほしい:賊を退治するために村人を訓練します。訓練後、自部隊も含め賊と戦闘になります。
村で請ける依頼のほとんどは金銭面で損な上、なかにはとても手間がかかる物もあります。
村から請ける依頼はその村と友好関係を築くためにあるようなもので、そのための手間と金と思えば十分にお釣りが来ます。
もちろん仕官前から準備を始めればそれだけ楽になります。
従軍命令
一士官になると、たまに王や元帥から従軍命令の沙汰が来ます。(扱いはクエストになります)
沙汰が来た場合は指定された以上の数の兵を連れ、呼び出し人の下へ参じて下さい。
大抵は攻城戦のために呼び出される事が多いです。元帥が窮地に陥ると呼び出してくる事もあります。
合流後は、次の指示があるまで呼び出した王や元帥の傍で待機して下さい。
傍を離れてしまうと警告を受けます。もし最後通告を無視してしまうとクエスト失敗になりますので気をつけて下さい。
従軍中に敵地の斥候を頼まれる事もよくあります。
指定された都市・城・村全てに接近して偵察を終えればクエスト完了のログが出るので、引き返して報告すれば終了です。
しばらくすればクエストは完了になり、再び自由に動けるようになります。
元帥の投票と任官
○仕官して暫らくすると、「新しい元帥を決めるから投票してよ」という沙汰がやってきます。
更に少し経つと投票画面に切り替わり、まず諸侯が投票を始めます。
最後にプレイヤーが投票する事になります。投票が終わり、支持の多い方が次の元帥として任官します。
投票した相手との関係は良くなりますが、もう一方とは悪化するので気をつけて下さい。
プレイヤーが諸侯から推薦される事もあります。「元帥任官」参照。
城攻め
それなりの数の部下を従える様になったら、そろそろ城攻めに出かけましょう。
敵対勢力の城に接触し、まず包囲を開始します。(兵糧攻めも可能ですが、ここでは省きます)
準備が整うまでしばらくかかります。その間に敵の援軍が到来する可能性もあるので注意して下さい。
準備が整えばいよいよ戦闘です。地形は守る側が遥かに有利なため、野戦よりも難儀な戦いになります。
城攻めでは馬が使えません。そのため、ここでの主役は歩兵と射手になります。
もし城を落とす事ができたなら、王様におねだりの手紙を送りましょう。
名声が高ければ数日後には了承の手紙が返ってくるはずです。
王の許可を得られれば、落とした城はプレイヤーの我城になります。
城主以降の流れ
城には兵士を駐屯させることができ、駐屯した兵士は守兵としてプレイヤーの留守を預かります。
敵対勢力はプレイヤーの城を狙う事もあり、我城が包囲された場合は急使が報告に来ます。
陥落直後の城は防備が手薄になりがちなため、第三勢力が漁夫の利を狙って遠征に来る事が多々あります。
攻囲しに来た場合、単独ではなく多くの諸侯を引き連れています。
一度に全員を相手にするとほぼ勝ち目はありません。
- 1対1なら勝てる自信があれば、敵部隊を一隊ずつおびき寄せ、引き離してから各個撃破
- 戦力に余裕が無い場合は、敵軍を指揮している部隊(大抵は王の部隊)だけをおびき寄せ撃破
前者は連戦になるため、できるだけ部下の被害を抑えながら戦う必要があります。
王直属の部隊は他の部隊より多くの兵を有しているため、
運良く王の部隊だけを狙えたとしても物量の面ではこちらに不利です。
おびき寄せるところまで首尾よく運んだとして、それでも苦しい戦いを強いられます。
先の攻城戦で手勢の損害も大きいはず。
精兵は城に預け、各地で新兵を募って賊を相手にして調練に明け暮れるといいです。
精兵を同行させると一人当たりに分配される経験値の量が減ってしまい、成長速度が鈍くなってしまいます。
手練れの兵は最低限に留め、ほぼ新兵だけの構成にすると調練が滞りなく進みます。
戦線が膠着している間に各地で志願兵を募り、新兵を連れて手頃な賊相手に調練し、
諸国の動きが不穏になれば鍛えた兵を連れ各地を駆ける―城主以降はこういう流れになります。
領地の獲得と喪失、国の滅亡
前の項目でも触れましたが、プレイヤーと同じ様に他の部隊もまた城を奪取するために動いています。
自軍の城や都市が包囲されるとその都度報告が入ります。
(包囲されている城や都市にカーソルを合わせると「under siege」と表示されます)
少々の事では陥落しませんが、複数の国と交戦状態にあると戦線が広がり、友軍も手が回らない場合があります。
特に奪取したばかりの城は防備が手薄なため、敵対勢力から狙われやすい傾向にあります。
奪ってそのまま放置していると直ぐに陥落してしまい、骨折り損になりかねません。
これはプレイヤーが張り切らない限り起こり得ない事ですが、
もし全ての都市と城が陥落し、残党も全て殲滅するとその勢力は滅亡します。
滅亡した勢力の諸侯は他の諸勢力に召し抱えられます。
部隊の運営
兵士を雇う
兵を募る方法は4つあります。
1.村で志願兵を募る
各勢力の新兵を雇うことができます。
各地で新兵を雇い、精兵まで育て上げるのが最も基本的な方法…なのですが、
新兵はとても弱いので、普通に戦わせれば直ぐに死んでしまいます。
ある程度熟練した兵士を混ぜて、弱い賊相手に戦わせながら地道に鍛えてやる事が重要です。
2.敵部隊から解放した捕虜を組み入れる
敵対勢力の部隊を倒した際、相手が有していた捕虜を味方に組み込む事ができます。
解放した捕虜の処遇はプレイヤーの自由ですので、
運が良ければ精強な兵士を労せずして部下にする事も可能です。
ただし、捕虜を連れた敵はそうそう見つからないので、
この方法だけで一定以上の兵力を常に維持する事は難しいです。
3.捕虜を帰順させる
一日に一度だけ、自部隊の捕虜を勧誘することができます。
捕虜が応じれば味方になりますが、同時に部下からの反発も招きます(モラルの低下)。
なので、勧誘するなら戦闘前にする事をお薦めします。戦闘に勝てば、多少モラルが低下しても十分取り戻せます。
ただ困った事に、帰順したと見せかけて夜逃げする場合が多々あります。
3人帰順して、2人残れば御の字と言ったところでしょうか。
それでも徴兵と調練の手間をある程度省けるため、勧誘はマメに行っておくと得です。
傾向として、精兵ほど帰順する望みは薄いです。
正規軍の騎士の様な、格の高い兵士はどれだけ時間をかけてもほぼ帰順しません。
帰順する見込みの薄い者を連れ回し続けるより、新兵を精兵まで育てる方がよっぽど早いです。
なので帰順させるために捕縛するなら中堅程度の兵士までにした方が現実的です。
4.都市の酒場にいる傭兵を誘う
酒場にいる傭兵に話しかければ勧誘する事ができます。必要なのはお金だけです。
お金はかかるものの、即席でそれなりに強い兵士が手に入ります。
しかし、傭兵は正規軍に比べて雇用費が割高な上に、騎兵の質は正規軍より一歩も二歩も劣ります。
食事とモラル(士気)
食糧を荷物に入れておくと自動的に消費します。
食糧が尽きると警告が出ます。それを無視し続けると士気が著しく下がり脱走兵が現れるので注意して下さい。
食糧には様々な種類があり、食事がバラエティに富んでいれば兵士の士気も高くなります。
食糧は各地の村や都市で購入できるほか、隊商{Caravan}を襲えば交易品と一緒に手に入ります。
攻城戦や遠征の際は食糧の残量に特に気を配って下さい。
モラルは行軍速度と戦場での指示に対する反応の速さに関わります。
規律が行き届いている部隊の行軍は無駄が無く、
戦場では素早く隊伍を組み、前進や後退を行う事ができます。
逆にモラルが低くなると行軍は鈍り、更に低くなれば離反する者も出始めます。
士気は常に高い状態を保つ事を忘れないで下さい。
モラルは食事の他、戦闘での勝利や略奪などで上昇します。
戦闘で勝ち続ければモラルは常に完璧な状態を保てるので、わざわざ略奪をするメリットはありません。
手勢が多くなると規律の維持が難しくなり、食糧の消費も早くなります。
攻城戦を除き、兵は多ければ多いほど良いとは必ずしも限りません。
部下の雇用費
部下にとっては嬉しい嬉しい給料日。プレイヤーにとっては嬉しくない給料日。
プレイヤーは週に一度、部下に給料を払わなければなりません。
給料の額は兵士のランクに応じて変わります。精兵ほど雇用費は高くなります。
雇用費はParty画面の右下に総額が表示されています。ユニットをクリックすれば個別で確認できます。
金の切れ目が縁の切れ目。ちゃんと給料が払えないと
食糧が底を尽きた時と同様に離反されるので注意して下さい。
ちなみに、城の守兵は雇用費が若干割安になります。
部下の昇格
プレイヤーと同じ様に、一般兵士も経験を積むことでより上位の階級に上がります。
初めは頼りない新兵も、昇格すればやがて立派な兵士になります。(もちろん雇用費も膨らみます)
昇格条件を満たした者が現れた場合はログで出ます。
Party画面で昇格待ちのユニット(名前の隣に「+」が付いています)を選び、出てきた選択肢を選べば昇格できます。
兵士はランクが上がる過程で騎兵や射手に分岐します。
Nativeの場合、大抵は新兵{Recuruit}から新兵上がり{Footman,Militia}になり、それからまず射手か歩兵に分岐します。射手はそのまま一本道になり、歩兵を選んだ場合は次の昇格で騎兵か歩兵のまま特化するか選択します。
部下の負傷と戦死
戦闘中、味方ユニットのHpが0になるとそのユニットは倒れてしまいます。
戦闘で負傷した兵士はしばらく戦闘に参加できませんが、時が経てば回復して復帰できます。
野営して休息したり、都市や城に宿泊すると傷の治りが早くなります。
鈍器以外の武器で倒された兵士は死亡してしまいます。(コンパニオンは除く)
死亡したユニットはそのままロストしてしまいます。どんなに精強な兵士でも死ねばそれまでです。
そのため、プレイヤーはできるだけ被害を出さないように立ち回る必要があります。
もし部隊のなかでSurgeryスキルに精通している者がいれば、
死亡するはずの兵士を一定確率で負傷扱いに留めることができます。
Surgeryスキルが高ければ味方の大半は死亡せず負傷扱いになるので、
多少の無茶も出来るようになり部隊の運営がかなり楽になります。
コンパニオン(ヒーローユニット)を雇う
各都市の宿屋では、たまに名前付きのNPCに出会う事があります。
彼らと話せば自部隊に誘う事が出来ます。(場合によっては見返りを要求される場合もあります)
コンパニオンは戦場で経験を積むとレベルアップし、スキルを割り振る事ができる他に装備も自由に変更できます。
(Party画面でユニットを選択し、Talk)
要するに扱いはプレイヤーと全く同じです。
プレイヤーだけでは全てのパーティ系スキルを満足に得る事ができないので、
彼らに自分の足りない部分を補ってもらえば、部隊の運営をより円滑にする事が可能です。
コンパニオン同士には相性があり、そりの合わない者同士が一緒にいると離反してしまいます。
また、彼らには信条や好みもあるため、非力な農民を襲ったり村を略奪することを快く思わない者も多いです。
コンパニオンを連れる時は彼らの相性や性格に注意して下さい。
コンパニオンは戦場で倒れても死ぬ事はありません。ですが、プレイヤーと同様に少しずつしか回復しません。
戦闘関係
戦闘に加勢する・加勢される
どちらか一方がプレイヤーと中立・友好的で、もう一方が敵対関係であれば助勢する事ができます。
どちらとも中立、ないし友好的であれば介入できません。
プレイヤーと敵対部隊が接触した際、その周囲に友好的な部隊・敵対している部隊がいれば、彼らも加勢してきます。
敵部隊と交戦する際は、その付近に他の敵部隊がいないかどうか注意して下さい。
戦場から撤退する
周囲に敵がいない状態でTabキーを押すと撤退{retreat}できます。
撤退と言っても実質は仕切り直しで、戦力差があると戦場からは離脱{Leave}できません。
戦闘後の処理(戦利品の獲得と敵兵の処遇)
戦闘に勝利し、Tabキーを押すとインベントリー画面に切り替わります。
左側がその戦闘で得た戦利品なので、売れそうな物や使えそうな物を回収します。
次に敵兵の処遇になります。敵部隊が抱えていた捕虜は自部隊の兵士として自由に取り込めます。
生き残った敵兵は捕虜にすることもできます。
戦闘終了後、まれに敵部隊の指揮官を捕縛する事もあります。
捕虜とせずそのまま解放すればその指揮官との関係が友好になり、加えて栄誉{Honor}を得られます。(名声とは異なります)
捕虜にすると人質となり、敵国が釈放のため交渉(身代金の提示)に来ます。
なお、解放した時点で感謝されても、再び会うと何故か逆恨みされる事もあります。
戦いを有利に進めるために
主に野戦でのお約束ごとなど
- 数の力は強力です。どんなに屈強な兵士でも、雑兵数名にタコ殴りにされると何も出来ません。
- 乱戦になった際は、敵を倒す事より味方の支援を意識して立ち回ると結果として被害が少なく済みます。味方が押している場所より押されている場所を支援してやって下さい。味方が一人生き残ればその分だけ全員にかかる負担が減ります。
- 味方騎兵の頭や尻に敵歩兵が張り付いている時は蹴散らしたり薙ぎ払ってやれば動けるようになります。
- 味方騎兵が弓騎兵を倒すことに期待するのは難しいです。弓騎兵一人の後ろを味方騎兵が何騎も追いかけ、前線が兵力不足に陥り予想外の苦戦を強いられる事は珍しくありません。戦力の四散を防ぐため、弓騎兵はできるだけプレイヤーの手で迅速に始末してやって下さい。
○盾を構えた歩兵の崩し方(馬上の場合)
- 盾を構えた敵歩兵に斬りつけてもほぼ確実に防がれてしまいます。この場合はまず馬を当てて、相手の態勢を崩してから間髪入れずに斬りつけると効果的です。
○夜戦は不利
- 夜戦はできるだけ避けた方が無難です。夜は視界が悪く、視認が遅れたり敵との間合いを測り損ねることがしばしばあります。逆に相手は夜だろうが霧の中だろうが、特に射手は正確にこちらを狙ってきます。夜戦で不利を被るのはプレイヤーだけなので、急ぎでなければ夜が明けるまで交戦を控える事をお薦めします。
○地形の選択
- 自部隊の主力が騎兵の場合は平野で戦う事を心がけ、山岳地帯や森林は出来る限り避ける必要があります。敵部隊を見つけても直ぐには仕掛けず、相手を平野まで追い出したり誘い込めば騎兵はその力を存分に発揮する事ができます。
○至近距離での射撃
- 盾を構えた敵に弓矢や投擲はほぼ通用しません。ですが、後一歩で相手の武器の間合いに入る手前まで距離を詰めると敵は必ず武器を構えてきます。その一瞬の隙を狙えば、確実に当てる事ができます。外せば無防備なまま相手の間合いに入ってしまうため、手痛い反撃を受ける事になります。リスクは付きまといますが、真正面から防御を崩さずに迫ってくる敵騎兵や、長盾を構えた歩兵相手には有効な方法になります。
○指示の活用
- 騎兵と歩兵の混成部隊の場合、そのまま何も指示せず突撃させると騎兵だけが先行してしまい、味方歩兵が前線に到着するまで物量差による苦戦を強いられます。そのためまず歩兵を先行させ、歩兵と騎兵がほぼ同時に突撃できるように調整してやることが大切です。
- 敵が多くの射手を有していると歩兵が間合いを詰めるまでに矢雨を浴びる事になり、いたずらに被害を出してしまいます。この場合は騎兵を若干先行させて撹乱すれば、歩兵が被る矢の量が少なくなり被害をかなり抑えられます。
○「突き」の有効性
- 斬撃→斬撃よりも、斬撃→突きの方が若干早く攻撃できます。後一歩で倒せそうな時は突きを使えば相手に反撃を許すことなく攻撃することができます。
- 馬上からの突きは、斧の様な突く事ができない武器を持った歩兵に有効です。
- 馬上の斬撃では届かない角度の敵には突きを使うなど、上手く使い分ければ馬上での死角を減らせます。
○「防御」の活用
- もし武器を空振りさせてしまった場合は、そのまま振り切るのを待たずにすぐ防御すると武器を素早く手元に戻す事ができます。
○馬上での上段斬り
- 片手武器のみで使える上段切り(振り下ろし)は、混戦になり敵味方が密集しスピードボーナスが得られないような状況では有効な攻撃方法になります。振り下ろすことにより歩兵の頭部に当たるためボーナス無しでも安定したダメージを与えられます。
戦場での指揮
賊は大抵何も考えず突っ込んできますが、正規軍の部隊は隊伍を組みながら徐々に前進してきたり、
戦場の最奥で弓兵を前に出し防御の構えを取る場合もあります。
指揮を執らずに戦う事も可能ですが、相手を見て指揮を執る必要があるかどうか見極めて下さい。
命令のコマンドは操作方法を参照して下さい。ここではその一部を紹介します。
歩兵・弓兵・騎兵それぞれ別々の指示を出す事もできます。
- 突撃{Charge}:突撃させます。何も指示しない場合もこの状態です。
- 待機{Hold this position}:プレイヤーが命令を発した場所で待機させます。
- 追従{Follow me}:プレイヤーの後を追います。プレイヤーが止まるとその周囲で待機します。
- 10歩前進、後退{Advance(Fall back) Ten paces}:連打すればその分だけ進みます。(例:5回連打すれば50歩前進・後退)
野戦で友軍と共闘する場合、友軍はプレイヤーの部隊とは別に独自の指揮で動きます。
もし第三勢力との共闘であれば、わざと自部隊を後方に控えさせて友軍に任せても良いかもしれません。
遅かれ早かれいずれは敵になる相手ですから、
わざわざ彼らのために必死に戦い犠牲を払う必要はありません。
戦場での敗北
戦闘で敗北してしまうとモラルを損ないます。
完敗してしまい、逃げる事も叶わなかった場合は金品の一部を失い敵部隊の捕虜になってしまいます。
しばらく捕虜として連れまわされた後、釈放されるなり脱走するなりして再び動けるようになりますが、
一緒に捕虜となった部下はそのまま敵部隊の捕虜として残ります。
プレイヤーが死ぬ事はありませんが、その代償は決して小さくありません。
その他
各地の賊(中立勢力の存在)
諸国の他に、何処の国にも属していない中立勢力が存在します。
Manhunterのみプレイヤーに友好的で、それ以外は全て敵対しているので注意して下さい。
○Manhunter
賞金稼ぎ。Nord領~Vaegir領の境にいる友好的な勢力。
捕獲した賊を奴隷商に売り飛ばすためか、いずれも鈍器で武装しているのが特徴。
○Looter
旧RiverPirates。大陸の至る所で見かけ、賊の中でも最弱。
裸一貫であらゆる困難に立ち向かい、
始めたばかりのプレイヤーに戦場のセの字を教えてくれる人達。
○Mountain Bandits
Swadia領とVaegir領の境にいる賊。
騎兵・弓騎兵・歩兵・射手と全ての兵科を揃えている上、攻撃力は弱く、防具も脆弱。
程よい数の騎兵がいて、かつ馬はSaddleHorseなので簡単に落馬させられます。
要するにプレイヤーの練習にこれ以上無いほど最適な相手。
この賊と何度も戦えば一通りの戦い方が身につきます。
○Forest Bandits
Swadia領とRhodok領の境にいる賊。全員射手なのが特徴。
一人一人は決して強くありませんが、密集して矢雨を降らせてくるので、味方歩兵が距離を詰めるまでに被害が出る恐れがあります
もし多少の騎兵がいるなら先行させて撹乱し、歩兵の前進を援護してやれば無用な被害はほぼ防げます。
○Steppe Bandits
Kergit領内を縄張りにする賊。SteppeHorseに跨っているのが特徴。
弓騎兵が多いので、始めたばかりのプレイヤーには苦しい相手です。
ある程度スキルが成長すれば、対Khergitを想定した練習相手として重宝します。
○Sea Raiders
Nord領を縄張りにする賊。海の男達。
歩兵しかいませんが、賊の中では一番強いです。始めたばかりの頃に挑むと簡単に死ねます。
それなりに経験を積んだ正規軍の兵士でも乱戦になると悲惨な憂き目に遭います。
なかなか質の良い防具を持っているので、連中から防具を剥ぎ取れば当面は店で買う必要が無くなります。
○Deserters
正規軍くずれの賊。1種類の兵で構成されているのが特徴。
兵卒上がりのぺーぺーもいれば、中堅格の兵もいます。
たまに異常な数の賊もいるので要注意。
武器防具と馬の質
武器防具や馬には質があり、同じ武器でも粗悪{Batter,Chippedなど}な物もあれば上質{Thick,Reinfoceなど}な物もあります。
馬も同様に、じゃじゃ馬やビビリもいれば丈夫な馬もいます。
戦利品で得られる物の大半は傷んでおり、これらは店で売り払って換金するのが主な用途で、
使うのであればお金が貯まるまでのツナギになります。
○武器について
武器にはリーチと振りの速さがあります。リーチが長く、振りが速い武器ほど優秀ですが、
基本的に重く(=強く)長い武器ほど振りの速さは遅くなります。
振りが遅いと徒歩で敵と肉迫した際、相手に一方的に攻撃され反撃できない恐れがあるので注意して下さい。
武器による攻撃には属性があり、以下の3種に分かれます。
(武器の威力の真横に書かれているアルファベット―20cや15pなど)
- Cは斬撃です。剣や斧で斬りつける攻撃など、最も一般的な属性。
- Pは刺突攻撃です。プレートメイルなど頑丈な装備をした相手に有効。槍や剣による突きがこれに該当します。
- Bは鈍器による殴打です。刺突同様、硬い鎧相手に有効。殴打で倒した相手は必ず気絶状態になり、死亡しません。捕虜として確保したい場合に使います。
○防具について
防具は数値が高い物ほど優秀になりますが、その分だけ重くなる傾向があります。
馬上での重装備は大した影響がありませんが、徒歩の速度には装備重量が大きく影響します。
○馬について
ビビリ{Swaybacked}や弱った馬{Lame}は戦場で使い物になりません。
馬の良し悪しはプレイヤーの生死に直に関わるため、
どうしても他に代わりが無い場合を除いて惰弱な馬の使用は避けて下さい。
ちなみに、どんな馬でも荷袋に入れておけば荷馬として使う事ができます。
荷馬がいると食糧など重い物を携行する事による行軍速度の低下を抑えてくれます。
予備の馬も含め、2,3頭は荷馬として荷袋のなかに詰め込んでおく事をお薦めします。
各種兵科の特徴とAI
○歩兵
最も基本的な兵科。騎兵や射手に枝分かれする前、要するに新兵は大抵ここから始まります。
騎馬戦が華のこのゲームでは騎兵を際立たせるための存在とも言えますが、
混戦になり敵味方が入り乱れると騎兵は満足に走り回れないため、戦場の主役は歩兵に変わります。
山岳地や川辺などでは騎兵よりも歩兵の方が機動に優れます。
○騎兵
野戦において非常に強力な兵科であり、このゲームの華とも言える存在。
縦横無尽に駆け巡り続けている限りなかなか倒れませんが、
乱戦になり歩兵に囲まれるなどして動けなくなると途端に弱体化します。
騎兵の数が多過ぎると隊伍を組もうとしただけで下馬したり、
前線で味方同士ぶつかり合って停止→歩兵に包囲されるお馬鹿さんが発生します。
強力なユニットではありますが、数が多過ぎると逆効果になる場合もあるので運用には注意して下さい。
攻城戦・篭城戦では自慢の馬が使えません。ここでは徒に特化した歩兵の出番になります。
○弓騎兵
弓を持っている間は近寄ると距離を保って逃げ続けます。
弓騎兵自体も脅威ですが、弓騎兵が真価を発揮するのは槍騎兵と連携した時です。
目の前の弓騎兵に気を取られ、死角から槍騎兵に突かれないよう注意して下さい。
○射手
AIに問題があり、野戦ではあまり使えません。
数を集めて防御に徹すればその真価を発揮できますが、そこかしこで死体撃ちをするため扱いが難しいです。
他方、城の守兵では最も重要な存在になります。
夜盗との遭遇
夜中に村や都市に入ろうとすると、たまに夜盗の襲撃を受けます。
村はともかく、守衛がいるはずの都市でどうしてこんな状況に陥るのかよく分かりませんが、
とにかく夜襲を受けた場合はプレイヤー1人でこの窮地を抜け出さなければなりません。
全ての賊を倒すか、外まで逃げ切れば終了します。
賊自体は強くありません。ですが町では死角が多いので油断しないで下さい。