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ヴァン・ヘルシング(VANHELSING)




【ストーリー】
モンスターハンター・ヴァン・ヘルシングがバチカンの特命で、ドラキュラ伯爵を倒しに行く。ヤツと長年戦ってきた一族の生き残りと合流、ドラキュラの花嫁とやらにもからまれ~の、フランケンシュタイン博士の怪物にも出会い~の、なんかいろいろピンチの連続。

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【CAST】
ヴァン・ヘルシング(ヒュー・ジャックマン)
アナ王女(ケイト・ベッキンセール)
ヴェルカン(ウィル・ケンプ)
ドラキュラ伯爵(リチャード・ロクスバーグ)
カール(デイヴィッド・ウェンハム)
イゴール(ケヴィン・J・オコナー
フランケンシュタイン(シュラー・ヘンズリー)
アリーラ(エレナ・アナヤ)
ヴェローナ(シルヴィア・コロカ)
マリーシュカ(ジョージー・マラン)


【STAFF】
スティーヴン・ソマーズ(監督・脚本)


【宇宙人の見方】

展開が早すぎて、何がなんだかよく分からないままポンポン進む。
でもアクションがメインなんで特に問題なし。


ヴァンくんが常時ゆとりを持った風に装うもののイッパイイッパイなところが、なんだかおかしくて仕方が無い。
デフォルトでお尋ね者、冒頭でいきなり任務失敗するし。
掴みはオッケー。

何故かこの手のアクション映画には珍しく、主人公なのにあんまり強くない。

常人よりは並外れて強いのだけども、この映画に常人がほとんど出てこないのと常人じゃない方々がえらく強いのとで、本来はスゲェ人なのに「がんばれー」て声を送りたくなってしまう。
いや、たぶん頑張らなくてもダイジョウブなんだけど、がんばれー。

なんとも特殊な主人公。スゴイのに、全然スゴク見えない。


脇を固めるキャラクターたちも、なんだかイッパイイッパイ。
しかもみんながみんな生き急いでいるというか、なんというか。

たぶん脳に酸素が行き渡ってないなと思われる判断力しかなく、何度もピンチや葛藤を招くものの全てをアクションで乗り越えるという解決法をみると、世の中生きていくのに希望が沸いてくる気がしてきますねハイ。

たまに機転を利かせてこちらを唸らせるようなこともあるものの、そもそもそこで機転を働かせるならばその状況に陥らないようにできなかったのかと、ちょっと疑問に思う。


極めつけはカールくんがヴァンくんのところへ、ある薬を持っていこうと塔と塔の間の橋を移動するシーン。

橋が途中で破壊され、カールくんは立ち往生。アナ王女に助けを求める。
アナ王女、機転を利かせてターザンよろしくロープアクション。カールくんから放られた薬を空中キャッチして橋の向こう側へ。

スゲェ格好イイ。なんてチームワーク。
輝きだす脇役たち。


その直後、カールくん、橋の残骸を渡って向こう側へ。

おいおい、オマエ向こうまで行けるんじゃねーか!
その薬、かなり重要なものなのに橋の上から投げるんじゃねーよッ!!

先ほどの輝きが一瞬でセピア色に。
ツッコミどころが全編通じて満載だが、ここはもう最大値。


しかしアナ王女にいたってはなんと、ツッコミ査定を振り切ってしまうから恐ろしい。

ヴァンくんを余所者は信じられねーといいつつ、噂どおりの実力だーと認めたのかと思いきや、私は単独でやるんじゃー、兄さんを助けるんじゃーと大騒ぎ、結局ヴァンくんと共闘するものの気が強くってスゲー好戦的で大暴走。

挙句、敵に捕まったりするし。

もうね、信じられない。
人生を賭けて戦って亡くなっていった御先祖様たち、この娘が一族代表では不憫でならねー。


だがこの映画、まだまだこんなものじゃない。
そんなカロリー高い脇役たちをさらに出し抜く、ヴァンくんの敵たちが登場するのだ。


その代表例、ドラキュラの花嫁たちは、もうやることなすことおかしくって仕方がない。
酸素の問題じゃなくて、脳容量に致命的な差があるんだろうと推測される。

あそこまでもったいぶっておいて、結局やられて逃げ帰るあたり、常人の感覚では理解できない。

なにかとクネクネ、ドラキュラの言葉にストロングオーバーアクション。

そして三者三様のなんともマヌケな散り様。溜息でちゃうくらいおかしい。


そして、作品中最も強いであろう、そして最もブザマにみえるであろう、ラブリースーパーな敵役、ドラキュラ伯爵。

登場時の格好よさからズルズルとメッキがはがれ、最終的にはホンマに情けない。
駄々っ子よろしくギャーギャーするだけ、ってあーた。
永遠の存在のくせに俺のコドモたちにも命をー、ってあーた。


こんなヤツ等のために命削って必死に頑張るヴァンくんを、やはりがんばってーと応援するしか無いわ。


とにかくアクションに次ぐアクションで、何も考えたくない時にいいかも。