「わがまま」(2010/07/17 (土) 23:38:40) の最新版変更点
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*わがまま ◆Vj6e1anjAc
そうか、これが死だったか。
ごふ、と口元から血を垂らしながら、最強の吸血鬼は認識する。
薄ぼんやりと遠ざかる意識の中で、自らの身体へと意識を向けた。
命が遠ざかっていく。
身体の中に抱え込んだ、やかましいほどの命の声が、次々と口を噤んでいく。
あれはかつての十字軍。あれはインドかどこかの兵士だったか。
今息絶えていったのは、南米のホテルを襲った兵士達。
ああ、ちょうど今消えていったのは、トバルカイン・アルハンブラとかいった、トランプ使いの伊達男か。
嫌になるほど味わってきた、五感の喪失感と共に。
長らくろくに味わってこなかった、第六感や意識そのものさえも、ゆっくりと喪失していく感触。
これが、死か。
これが死というものだったか。
かつてまだ人であった時、あれほどに怖れ拒絶した死。
かつて伯爵を名乗っていた時、胸に杭を突き立てられ、擬似的に味わったかりそめの死。
そして今、この身体に、今度こそ本当の死を感じている。
ああ、そうか。
こんなものが死だったのか。
こんなにも静かで穏やかなものを、かつての私は怖れていたのか。
諦めが人を殺す。
人間に死を与えるものは、絶対的な力でもなければ、圧倒的な悪意でもない。
力や悪意に立ち向かうのをやめ、諦め抵抗を捨てた時点で、ようやく人間の敗北は確定する。
だが、裏を返せば、諦めない限りは人間は無敵だ。
たとえみっともなく逃げおおせたとしても、たとえ恥を忍んで頭を下げたとしても。
生き延びてまた立ち向かおうとする限り、人の可能性は無限大だ。
化物達(フリークス)よりも遥かに弱く、遥かに短命であるからこそ。
限りある短い生命に、生きた証を残さんと、化物以上に懸命になれるからこそ。
人とはどこまでも愛おしく、果てしなく高潔で、何物にも代えがたい強さを持った生命たり得るのだ。
「チッ……結局、相討ちか……」
故に誇るがいい、紅の鉄騎よ。
小さくも雄々しき心を抱いた、誇り高き守護騎士(ヴォルケンリッター)よ。
お前は今まさに成し得たのだ。
人の尊厳とたくましさを、その身をもって証明したのだ。
力及ばず朽ち果てた、真紅の竜を操りし少年ですらも。
化物じみた力を持ちながら、しかしどこまでも人であった神父ですらも。
人であることに耐えかねて、化物へと化生した剣士ですらも、お前の領域までは至れなかった。
お前は今まさに私を倒した。
このあまりにも死ににくい化物の、夢の狭間を終わらせたのだ。
「アーカード……てめぇは……本当にこれで、死ぬんだよな……?」
どうか誇ってほしい。
自分は人間だったのだと。
その意志で化物を打ち倒し、人間の尊厳を証明したのだと。
それが何よりの弔いだ。
そうであれば、お前の踏み台になったこの私も、幾分かは報われるというものだ。
「ああ」
そう。
もう、これでおしまいだ。
本当に私はこれで死ぬ。
永らく渇望していた死を、今度こそ本当に迎えることができる。
改めて思い起こしてみれば、あまりに長すぎるものではあったが、それなりに楽しい人生だった。
何人もの狗や人間や化物が、私を殺さんと立ち向かってきた。
ギリギリの命のせめぎ合いが、その度に私の生涯に充足を与えてくれた。
もちろん、心残りがないわけではない。
主インテグラの最期の命令(ラスト・オーダー)を果たせず、中途で投げ出してしまったこと。
アンデルセンやセフィロスの仇を見つけ出し、この手で殺すことができなかったこと。
狂った少佐の率いる最後の大隊(Lazte Battalion)に、今度こそ引導を渡してやることができなかったこと。
だが残念ながら、それはもはやどうしようもないことだ。
それを叶える力も時間も、今の私には残されていない。
ないものねだりをしたところで、できないことはできないのだ。
私は人間に対峙された、哀れな人間なのだから。
「これで、本当に――――――」
ふと、視線を傾け空を仰ぐ。
ああ、今夜は満月だったのか。今更になって気がついた。
なるほど、こんな戦場には似つかわしくない、黒く澄み渡ったいい夜空だ。
二日も満月が続くというのに、妙な違和感を覚えはしたが、それは無粋というものだろう。
こんなに月が明るくて、こんなに星が眩いのだ。
本当に、いい夜だと思う。
静かで、美しくて、いい夜だ。
こんな夜なのだから。
「――――――さよならだ」
まぁ――死にたくもなるさ。
&color(red){【アーカード@NANOSING 死亡確認】}
◆
めらめらと燃え盛る炎が、アーカードの死体を焦がしていく。
あの忌々しいくらいに死ににくかった化け物が、再生もへったくれもないままに、静かに灰へと変わっていく。
ああ、本当にやったんだ。
本当にこの手で、こいつを倒すことができたんだ。
人間、やればできるもんなんだな。まぁ、厳密にゃあたしは人間じゃねえんだけど。
《ヴィータ! おいヴィータ、しっかりしろよっ!》
頭の中で響くアギトの声が、今はぼんやりとしか聞こえない。
本格的にやばいんだな、これ。
もう、ほとんど意識が保ててねぇんだ。
無理もねぇだろうな。いくら闇の書のプログラムっつったって、基本的には人体の再現なんだ。
そりゃあこんだけの血を喪って、脊髄も筋肉もメタメタに潰されたら、生きてなんていられないだろうさ。
「悪ぃ、な……最後の最後で……ドジ、っちまった……」
これは嘘だ。
こんなのは、ドジでも何でもなかった。
どの道死因が変わるだけだ。ここまで痛めつけられた身体だったら、そのうち衰弱死してただろうさ。
それにアギトが気付けなかったのは、多分、初めてのユニゾンだったからなんだろう。
ま、それはそれでよかったかもしれねぇな。余計な気遣いや負い目を、あいつにさせねぇで済んだわけだから。
《畜生……なんで、なんでこうなっちまうんだよぉ……っ!》
なんだ、こいつ泣いてるのか。
あたしなんかが死にそうになってるのを、悲しいって思ってくれてるのか。
不謹慎かもしれねぇけど、なんかちょっと、嬉しいもんだな。
もう随分長いこと生きてきたけど、誰かに泣くほど心配されたのなんて、これが初めてかもしれねぇから。
人殺しだの辻斬りだのやってきた気味悪い兵器が、こうして誰かに人間として、死ぬのを悲しんでもらえてるんだから。
「……なぁ……はやて……」
嬉しいついでに、もう1つだけわがままを言わせてほしい。
声をかける相手は、あのいけ好かない偽はやてだ。
「ヴィヴィオ、って娘……なんだけどな……そいつ……助けて、やって、ほしいんだ……
あたしが……守る、って……助けてやるって……約束……した、から……」
本当は、あまり頼みたくなんてない。
あいつがいい奴かどうかはまだ分からないし、何より自分の引き受けた仕事を、他人に押しつけたくなんてない。
でも、そいつはもう無理な話だ。
あたしはこのままここで死ぬ。
ギルモンとの約束は、もう二度とあたしの手では果たせねぇ。
そのままあたしの命と一緒に、ヴィヴィオを助けるって約束も消えちまうよかは、誰かが引き受けてくれた方がよっぽどいい。
「……分かった。約束する」
ともあれ、これでもう用事は全部済んだ。
生きているうちに言っておきたいことは、これで全部言い終わった。
あとはゆっくりと、自分が死んでいくのを待つだけだ。
ああ……にしても、これでホントに終わりなんだな。
闇の書の主の守護騎士として、何百年も続けてきた戦いも、これで終わっちまうんだな。
何もかもが、必ずしも満足だったってわけじゃない。
まだまだはやてとしたいことはたくさんあった。
行きたい場所もたくさんあったし、食べたいものもたくさんあった。
そうでなくても、はやての足を、この手で治してやりたかった。
でも、ごめんな。
あたしはここまでみたいなんだ。
もうあたしは、はやてと一緒に生きられない。
大好きなはやての力になることも、足を治してやることもできない。
駄目な子だよな。ごめん、叱ってくれてもいい。
無理に欲張っちまったから、結局こんな道しか選べなかった。
身に余る結果を求めたから、自分を犠牲にすることしかできなかった。
でも、はやて。
許してくれるなら、せめて1つだけ言わせて。
あたしは確かに、何もかも全部満足したわけじゃない。
この世に未練はまだまだあったし、本当なら死にたくなんてなかったって思ってる。
でもさ。
はやてと一緒に生きてる間は、本当に楽しかったんだ。
戦うことだけしてきたあたし達が知らなかったことを、はやてはたくさん教えてくれた。
嬉しい時には笑うことも、笑えるくらい嬉しいことが、この世界にたくさんあることも。
あたし達ははやてに会えたから、人間みたいに生きることができたんだ。
あたしははやてに会えたから、人間みたいに死ぬことができたんだ。
だから、さ。
「……ありがとな……」
あたしはホントのホントに――――――幸せだったんだよ。
&color(red){【ヴィータ@魔法少女リリカルなのはA's 死亡確認】}
◆
「使えそうなものは、この首輪だけか」
感情の希薄なクールな声で、金居がぼそりと呟いている。
左手に握られているものは、あの吸血鬼の背中に背負われていた、すっかり炭化したデイパック。
ああまで焼けてしまったのだ。アグモンなる者の首輪以外は、残らず全滅してしまったらしい。
「そっちはどうだ?」
正宗を拾い上げながら、金居がはやてへと問いかける。
逆に彼女の左手には、ヴィータが投げ捨てたデイパックが握られていた。
「ああ……ちゃんとご褒美とやらが入っとったわ」
緩んだ鞄の口に突っ込んだ右手が、その中に入っていたものを取り出す。
禍々しい意匠の刻み込まれた、異様な風体の短剣だ。
魔獣の爪のような刃が、何故か3枚重なって生えている。
色々と探ってみると、何か仕掛けでもあったのだろうか、じゃきんと刃が広がった。
左右に展開された刃と、上を向いたままの刃。
三つ又の歪な切っ先のシルエットは、子供が遊ぶ風車を彷彿とさせる。
更に中を探ってみると、これと同じものがもう1つあった。どうやら2本1対の双剣だったらしい。
「……ヴィータのことは、残念だが」
ぴくり、と。
金居の口にした名前に、微かに肩が強張った。
「それでも、俺達に立ち止まっている時間はない。行くぞ。お前に調べてもらいたいことがある」
冷たく事務的に言い放つと、踵を返して歩いていく。
かつかつと遠ざかる靴音に、はやてもまた、屈んだ姿勢から立ち上がって続いた。
そうだ。
ヴィータは死んだ。
あのアーカードと刺し違えて、そのまま炎の中で死んでいった。
最期の瞬間、彼女は自分に、ヴィヴィオを助けてほしいと言った。
あの時は「はやてらしさ」を装うために、一応返事をしておいたが、さて、一体どうしたものだろうか。
一方アギトはデイパックの中で、しくしくと涙を流している。
一番近くにいたというのに、守ることができなかったのだ。確かに無念ではあるだろう。
それでも彼女は戦いの時、確かに啖呵を切ったのだ。
あのゼスト・グランガイツが望むのなら、自分も戦ってやる、と。
今はまだ泣かせておけばいい。役に立ってほしい時には、必ず役立ってくれるはずだ。
(それよりも……問題はヴィータやな)
半ば炭と化した死体へと、視線を向ける。
確かにアーカードを倒すことはできた。しかしそれと引き換えに、得難い駒を喪ってしまったのだ。
蓋を開けて見てみれば、大失態と言っていい結果である。
鉄槌の騎士が死亡したということは、これで異世界のヴォルケンリッターが、残らず全滅してしまったということになる。
あれほど便利で扱いやすい駒は、もう手に入ることはなくなってしまった。
これから先のプランにも、あるいは大幅に支障を来たすかもしれない。
(そう、それだけなんや)
それだけのはずだ。
駒を失っただけなのだ。
戦略上困難になるだけで、さして感傷を覚えるには至らないはずだ。
それなのに。
(何で、こないな気分になる)
この胸に込み上げる不快感は何だ。
この胸を締め付ける寂寥感は何だ。
一体自分はどうしたというのだ。
あんなもの、家族の皮を被った偽物が、勝手に戦って死んだだけではないか。
そもそも偽りのヴォルケンリッターの死など、シャマルを切り捨てた時に経験していたではないか。
あの時は屁でもなかったというのに、何故この期に及んで同情したがる。
今更いい子ちゃんぶろうとするな。情に左右されて目的を見失うな。
しっかりしろ。
らしくないぞ、八神はやて。
クアットロの言葉がそんなに堪えたのか。
ヴィータの姿にそんなに胸を打たれたのか。
感傷になんて浸ってどうする。こんなにも簡単に情けに流されてどうする。
ぺちぺち、と頬を両手で叩きながら、視線をヴィータの亡骸から背けた。
その姿から逃げるようにして。
その想いを封じるようにして。
元の毅然とした表情を作り直し、はやては金居の後に続いていった。
(そういえば、あの銃……)
と、その時。
不意に違和感を覚え、立ち止まる。
(あんなもん……あいつの持ち物にあったか……?)
【1日目 夜】
【現在地:E-5 崩壊した市街地】
【八神はやて(StS)@魔法少女リリカルなのはFINAL WARS】
【状態】疲労(中)、魔力消費(大)、肋骨数本骨折、内臓にダメージ(小)、複雑な感情、スマートブレイン社への興味
【装備】憑神刀(マハ)@.hack//Lightning、夜天の書@魔法少女リリカルなのはStrikerS、
ジュエルシード@魔法少女リリカルなのは、ヘルメスドライブ(破損自己修復中で使用不可/核鉄状態)@なのは×錬金、
【道具】支給品一式×3、コルト・ガバメント(5/7)@魔法少女リリカルなのは 闇の王女、
トライアクセラー@仮面ライダークウガA’s ~おかえり~、S&W M500(5/5)@ゲッターロボ昴、
デジヴァイスic@デジモン・ザ・リリカルS&F、アギト@魔法少女リリカルなのはStrikerS、
ゼストの槍@魔法少女リリカルなのはStrikerS、虚空ノ双牙@魔法少女リリカルなのはsts//音が聞こえる
首輪(セフィロス)、デイパック(ヴィータ、セフィロス)
【思考】
基本:プレシアの持っている技術を手に入れる。
1.……ヴィータ……
2.手に入れた駒は切り捨てるまでは二度と手放さない。
3.キング、クアットロの危険性を伝え彼等を排除する。自分が再会したならば確実に殺す。
4.以上の道のりを邪魔する者は排除する。
5.メールの返信をそろそろ確かめたいが……
6.自分の世界のリインがいるなら彼女を探したい……が、正直この場にいない方が良い。
7.金居を警戒しつつ、一応彼について行く。
8.ヴィータの遺言に従い、ヴィヴィオを保護する?
9.金居はどこであの拳銃(=デザートイーグル)を手に入れたのか?
【備考】
※プレシアの持つ技術が時間と平行世界に干渉できるものだと考えています。
※ヴィータ達守護騎士に心の底から優しくするのは自分の本当の家族に対する裏切りだと思っています。
※キングはプレシアから殺し合いを促進させる役割を与えられていると考えています(同時に携帯にも何かあると思っています)。
※自分の知り合いの殆どは違う世界から呼び出されていると考えています。
※放送でのアリサ復活は嘘だと判断しました(現状プレシアに蘇生させる力はないと考えています)。
※エネルは海楼石を恐れていると思っています。
※放送の御褒美に釣られて殺し合いに乗った参加者を説得するつもりは全くありません。
※この殺し合いにはタイムリミットが存在し恐らく48時間程度だと考えています(もっと短い可能性も考えている)。
※「皆の知る別の世界の八神はやてなら」を行動基準にするつもりです。
【アギト@魔法少女リリカルなのはStrikerS】の簡易状態表。
【思考】
基本:ゼストに恥じない行動を取る
1.畜生……
2.はやて(StS)らと共に殺し合いを打開する
3.金居を警戒
【備考】
※参加者が異なる時間軸や世界から来ている事を把握しています。
※デイパックの中から観察していたのでヴィータと遭遇する前のセフィロスをある程度知っています。
【金居@魔法少女リリカルなのは マスカレード】
【状況】健康、ゼロ(キング)への警戒
【装備】正宗@魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使
【道具】支給品一式、トランプ@なの魂、砂糖1kg×8、USBメモリ@オリジナル、イカリクラッシャー@魔法少女リリカルなのはSTS OF HUNTER、
デザートイーグル@オリジナル(5/7)、首輪(アグモン、アーカード)、
アレックスのデイパック(支給品一式、Lとザフィーラのデイパック(道具①と②)
【道具①】支給品一式、首輪探知機(電源が切れたため使用不能)、ガムテープ@オリジナル、
ラウズカード(ハートのJ、Q、K)@魔法少女リリカルなのは マスカレード、
レリック(刻印ナンバーⅥ、幻術魔法で花に偽装中)@魔法少女リリカルなのはStrikerS、首輪(シグナム)、首輪の考察に関するメモ
【道具②】支給品一式、ランダム支給品(ザフィーラ:1~3))
【思考】
基本:プレシアの殺害。
1.基本的に集団内に潜んで参加者を利用or攪乱する。強力な参加者には集団をぶつけて消耗を図る(状況次第では自らも戦う)。
2.利用できるものは利用して、邪魔者は排除する。
3.はやてと共に地上本部跡地へ向かい、転移魔法陣を調べる。
4.同行者の隙を見てUSBメモリの内容を確認する。
5.工場に向かい、首輪を解除する手がかりを探す振りをする。
【備考】
※この戦いにおいてアンデットの死亡=封印だと考えています。
※殺し合いが難航すればプレシアの介入があり、また首輪が解除できてもその後にプレシアとの戦いがあると考えています。
※参加者が異なる世界・時間から来ている可能性に気付いています。
※ジョーカーがインテグラと組んでいた場合、アーカードを止められる可能性があると考えています。
※変身から最低50分は再変身できない程度に把握しています。
※プレシアが思考を制限する能力を持っているかもしれないと考えています。
【全体の備考】
※E-5にアーカードとヴィータの死体と、アーカードのデイパックが放置されています。
デイパックは焼け焦げており、中に入っていた支給品は、ボーナス支給品ごと全滅しました。
※フィールド中では、何故か2晩連続で満月が出ているようです。
【デザートイーグル@オリジナル】
金居のデイパックに転送されたボーナス支給品。
現実に存在する銃で、50口径弾を発射することができる、世界最強の威力を持った拳銃。
ただしそれ故に相当な重量とサイズを有しており、反動も大きく、使い勝手は悪い。
【虚空ノ双牙@魔法少女リリカルなのはsts//音が聞こえる】
ヴィータのデイパックに転送されたボーナス支給品。
謎の少年・カイトが用いていた双剣。
普段は禍々しい鉈のような形をしているが、戦闘時には刃を展開し、風車のような三つ又の形状に変形する。
|Back:[[BRAVE PHOENIX]]|時系列順で読む|Next:[[Lを継ぐ者/Sink]]|
|~|投下順で読む|Next:[[Lを継ぐ者/Sink]]|
|~|&color(red){ヴィータ}|&color(red){GAME OVER}|
|~|&color(red){アーカード}|&color(red){GAME OVER}|
|~|八神はやて(StS)|Next:[[Round ZERO ~GOD FURIOUS]]|
|~|金居|Next:[[Round ZERO ~GOD FURIOUS]]|
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*わがまま ◆Vj6e1anjAc
そうか、これが死だったか。
ごふ、と口元から血を垂らしながら、最強の吸血鬼は認識する。
薄ぼんやりと遠ざかる意識の中で、自らの身体へと意識を向けた。
命が遠ざかっていく。
身体の中に抱え込んだ、やかましいほどの命の声が、次々と口を噤んでいく。
あれはかつての十字軍。あれはインドかどこかの兵士だったか。
今息絶えていったのは、南米のホテルを襲った兵士達。
ああ、ちょうど今消えていったのは、トバルカイン・アルハンブラとかいった、トランプ使いの伊達男か。
嫌になるほど味わってきた、五感の喪失感と共に。
長らくろくに味わってこなかった、第六感や意識そのものさえも、ゆっくりと喪失していく感触。
これが、死か。
これが死というものだったか。
かつてまだ人であった時、あれほどに怖れ拒絶した死。
かつて伯爵を名乗っていた時、胸に杭を突き立てられ、擬似的に味わったかりそめの死。
そして今、この身体に、今度こそ本当の死を感じている。
ああ、そうか。
こんなものが死だったのか。
こんなにも静かで穏やかなものを、かつての私は怖れていたのか。
諦めが人を殺す。
人間に死を与えるものは、絶対的な力でもなければ、圧倒的な悪意でもない。
力や悪意に立ち向かうのをやめ、諦め抵抗を捨てた時点で、ようやく人間の敗北は確定する。
だが、裏を返せば、諦めない限りは人間は無敵だ。
たとえみっともなく逃げおおせたとしても、たとえ恥を忍んで頭を下げたとしても。
生き延びてまた立ち向かおうとする限り、人の可能性は無限大だ。
化物達(フリークス)よりも遥かに弱く、遥かに短命であるからこそ。
限りある短い生命に、生きた証を残さんと、化物以上に懸命になれるからこそ。
人とはどこまでも愛おしく、果てしなく高潔で、何物にも代えがたい強さを持った生命たり得るのだ。
「チッ……結局、相討ちか……」
故に誇るがいい、紅の鉄騎よ。
小さくも雄々しき心を抱いた、誇り高き守護騎士(ヴォルケンリッター)よ。
お前は今まさに成し得たのだ。
人の尊厳とたくましさを、その身をもって証明したのだ。
力及ばず朽ち果てた、真紅の竜を操りし少年ですらも。
化物じみた力を持ちながら、しかしどこまでも人であった神父ですらも。
人であることに耐えかねて、化物へと化生した剣士ですらも、お前の領域までは至れなかった。
お前は今まさに私を倒した。
このあまりにも死ににくい化物の、夢の狭間を終わらせたのだ。
「アーカード……てめぇは……本当にこれで、死ぬんだよな……?」
どうか誇ってほしい。
自分は人間だったのだと。
その意志で化物を打ち倒し、人間の尊厳を証明したのだと。
それが何よりの弔いだ。
そうであれば、お前の踏み台になったこの私も、幾分かは報われるというものだ。
「ああ」
そう。
もう、これでおしまいだ。
本当に私はこれで死ぬ。
永らく渇望していた死を、今度こそ本当に迎えることができる。
改めて思い起こしてみれば、あまりに長すぎるものではあったが、それなりに楽しい人生だった。
何人もの狗や人間や化物が、私を殺さんと立ち向かってきた。
ギリギリの命のせめぎ合いが、その度に私の生涯に充足を与えてくれた。
もちろん、心残りがないわけではない。
主インテグラの最期の命令(ラスト・オーダー)を果たせず、中途で投げ出してしまったこと。
アンデルセンやセフィロスの仇を見つけ出し、この手で殺すことができなかったこと。
狂った少佐の率いる最後の大隊(Lazte Battalion)に、今度こそ引導を渡してやることができなかったこと。
だが残念ながら、それはもはやどうしようもないことだ。
それを叶える力も時間も、今の私には残されていない。
ないものねだりをしたところで、できないことはできないのだ。
私は人間に対峙された、哀れな化物なのだから。
「これで、本当に――――――」
ふと、視線を傾け空を仰ぐ。
ああ、今夜は満月だったのか。今更になって気がついた。
なるほど、こんな戦場には似つかわしくない、黒く澄み渡ったいい夜空だ。
二日も満月が続くというのに、妙な違和感を覚えはしたが、それは無粋というものだろう。
こんなに月が明るくて、こんなに星が眩いのだ。
本当に、いい夜だと思う。
静かで、美しくて、いい夜だ。
こんな夜なのだから。
「――――――さよならだ」
まぁ――死にたくもなるさ。
&color(red){【アーカード@NANOSING 死亡確認】}
◆
めらめらと燃え盛る炎が、アーカードの死体を焦がしていく。
あの忌々しいくらいに死ににくかった化け物が、再生もへったくれもないままに、静かに灰へと変わっていく。
ああ、本当にやったんだ。
本当にこの手で、こいつを倒すことができたんだ。
人間、やればできるもんなんだな。まぁ、厳密にゃあたしは人間じゃねえんだけど。
《ヴィータ! おいヴィータ、しっかりしろよっ!》
頭の中で響くアギトの声が、今はぼんやりとしか聞こえない。
本格的にやばいんだな、これ。
もう、ほとんど意識が保ててねぇんだ。
無理もねぇだろうな。いくら闇の書のプログラムっつったって、基本的には人体の再現なんだ。
そりゃあこんだけの血を喪って、脊髄も筋肉もメタメタに潰されたら、生きてなんていられないだろうさ。
「悪ぃ、な……最後の最後で……ドジ、っちまった……」
これは嘘だ。
こんなのは、ドジでも何でもなかった。
どの道死因が変わるだけだ。ここまで痛めつけられた身体だったら、そのうち衰弱死してただろうさ。
それにアギトが気付けなかったのは、多分、初めてのユニゾンだったからなんだろう。
ま、それはそれでよかったかもしれねぇな。余計な気遣いや負い目を、あいつにさせねぇで済んだわけだから。
《畜生……なんで、なんでこうなっちまうんだよぉ……っ!》
なんだ、こいつ泣いてるのか。
あたしなんかが死にそうになってるのを、悲しいって思ってくれてるのか。
不謹慎かもしれねぇけど、なんかちょっと、嬉しいもんだな。
もう随分長いこと生きてきたけど、誰かに泣くほど心配されたのなんて、これが初めてかもしれねぇから。
人殺しだの辻斬りだのやってきた気味悪い兵器が、こうして誰かに人間として、死ぬのを悲しんでもらえてるんだから。
「……なぁ……はやて……」
嬉しいついでに、もう1つだけわがままを言わせてほしい。
声をかける相手は、あのいけ好かない偽はやてだ。
「ヴィヴィオ、って娘……なんだけどな……そいつ……助けて、やって、ほしいんだ……
あたしが……守る、って……助けてやるって……約束……した、から……」
本当は、あまり頼みたくなんてない。
あいつがいい奴かどうかはまだ分からないし、何より自分の引き受けた仕事を、他人に押しつけたくなんてない。
でも、そいつはもう無理な話だ。
あたしはこのままここで死ぬ。
ギルモンとの約束は、もう二度とあたしの手では果たせねぇ。
そのままあたしの命と一緒に、ヴィヴィオを助けるって約束も消えちまうよかは、誰かが引き受けてくれた方がよっぽどいい。
「……分かった。約束する」
ともあれ、これでもう用事は全部済んだ。
生きているうちに言っておきたいことは、これで全部言い終わった。
あとはゆっくりと、自分が死んでいくのを待つだけだ。
ああ……にしても、これでホントに終わりなんだな。
闇の書の主の守護騎士として、何百年も続けてきた戦いも、これで終わっちまうんだな。
何もかもが、必ずしも満足だったってわけじゃない。
まだまだはやてとしたいことはたくさんあった。
行きたい場所もたくさんあったし、食べたいものもたくさんあった。
そうでなくても、はやての足を、この手で治してやりたかった。
でも、ごめんな。
あたしはここまでみたいなんだ。
もうあたしは、はやてと一緒に生きられない。
大好きなはやての力になることも、足を治してやることもできない。
駄目な子だよな。ごめん、叱ってくれてもいい。
無理に欲張っちまったから、結局こんな道しか選べなかった。
身に余る結果を求めたから、自分を犠牲にすることしかできなかった。
でも、はやて。
許してくれるなら、せめて1つだけ言わせて。
あたしは確かに、何もかも全部満足したわけじゃない。
この世に未練はまだまだあったし、本当なら死にたくなんてなかったって思ってる。
でもさ。
はやてと一緒に生きてる間は、本当に楽しかったんだ。
戦うことだけしてきたあたし達が知らなかったことを、はやてはたくさん教えてくれた。
嬉しい時には笑うことも、笑えるくらい嬉しいことが、この世界にたくさんあることも。
あたし達ははやてに会えたから、人間みたいに生きることができたんだ。
あたしははやてに会えたから、人間みたいに死ぬことができたんだ。
だから、さ。
「……ありがとな……」
あたしはホントのホントに――――――幸せだったんだよ。
&color(red){【ヴィータ@魔法少女リリカルなのはA's 死亡確認】}
◆
「使えそうなものは、この首輪だけか」
感情の希薄なクールな声で、金居がぼそりと呟いている。
左手に握られているものは、あの吸血鬼の背中に背負われていた、すっかり炭化したデイパック。
ああまで焼けてしまったのだ。アグモンなる者の首輪以外は、残らず全滅してしまったらしい。
「そっちはどうだ?」
正宗を拾い上げながら、金居がはやてへと問いかける。
逆に彼女の左手には、ヴィータが投げ捨てたデイパックが握られていた。
「ああ……ちゃんとご褒美とやらが入っとったわ」
緩んだ鞄の口に突っ込んだ右手が、その中に入っていたものを取り出す。
禍々しい意匠の刻み込まれた、異様な風体の短剣だ。
魔獣の爪のような刃が、何故か3枚重なって生えている。
色々と探ってみると、何か仕掛けでもあったのだろうか、じゃきんと刃が広がった。
左右に展開された刃と、上を向いたままの刃。
三つ又の歪な切っ先のシルエットは、子供が遊ぶ風車を彷彿とさせる。
更に中を探ってみると、これと同じものがもう1つあった。どうやら2本1対の双剣だったらしい。
「……ヴィータのことは、残念だが」
ぴくり、と。
金居の口にした名前に、微かに肩が強張った。
「それでも、俺達に立ち止まっている時間はない。行くぞ。お前に調べてもらいたいことがある」
冷たく事務的に言い放つと、踵を返して歩いていく。
かつかつと遠ざかる靴音に、はやてもまた、屈んだ姿勢から立ち上がって続いた。
そうだ。
ヴィータは死んだ。
あのアーカードと刺し違えて、そのまま炎の中で死んでいった。
最期の瞬間、彼女は自分に、ヴィヴィオを助けてほしいと言った。
あの時は「はやてらしさ」を装うために、一応返事をしておいたが、さて、一体どうしたものだろうか。
一方アギトはデイパックの中で、しくしくと涙を流している。
一番近くにいたというのに、守ることができなかったのだ。確かに無念ではあるだろう。
それでも彼女は戦いの時、確かに啖呵を切ったのだ。
あのゼスト・グランガイツが望むのなら、自分も戦ってやる、と。
今はまだ泣かせておけばいい。役に立ってほしい時には、必ず役立ってくれるはずだ。
(それよりも……問題はヴィータやな)
半ば炭と化した死体へと、視線を向ける。
確かにアーカードを倒すことはできた。しかしそれと引き換えに、得難い駒を喪ってしまったのだ。
蓋を開けて見てみれば、大失態と言っていい結果である。
鉄槌の騎士が死亡したということは、これで異世界のヴォルケンリッターが、残らず全滅してしまったということになる。
あれほど便利で扱いやすい駒は、もう手に入ることはなくなってしまった。
これから先のプランにも、あるいは大幅に支障を来たすかもしれない。
(そう、それだけなんや)
それだけのはずだ。
駒を失っただけなのだ。
戦略上困難になるだけで、さして感傷を覚えるには至らないはずだ。
それなのに。
(何で、こないな気分になる)
この胸に込み上げる不快感は何だ。
この胸を締め付ける寂寥感は何だ。
一体自分はどうしたというのだ。
あんなもの、家族の皮を被った偽物が、勝手に戦って死んだだけではないか。
そもそも偽りのヴォルケンリッターの死など、シャマルを切り捨てた時に経験していたではないか。
あの時は屁でもなかったというのに、何故この期に及んで同情したがる。
今更いい子ちゃんぶろうとするな。情に左右されて目的を見失うな。
しっかりしろ。
らしくないぞ、八神はやて。
クアットロの言葉がそんなに堪えたのか。
ヴィータの姿にそんなに胸を打たれたのか。
感傷になんて浸ってどうする。こんなにも簡単に情けに流されてどうする。
ぺちぺち、と頬を両手で叩きながら、視線をヴィータの亡骸から背けた。
その姿から逃げるようにして。
その想いを封じるようにして。
元の毅然とした表情を作り直し、はやては金居の後に続いていった。
(そういえば、あの銃……)
と、その時。
不意に違和感を覚え、立ち止まる。
(あんなもん……あいつの持ち物にあったか……?)
【1日目 夜】
【現在地:E-5 崩壊した市街地】
【八神はやて(StS)@魔法少女リリカルなのはFINAL WARS】
【状態】疲労(中)、魔力消費(大)、肋骨数本骨折、内臓にダメージ(小)、複雑な感情、スマートブレイン社への興味
【装備】憑神刀(マハ)@.hack//Lightning、夜天の書@魔法少女リリカルなのはStrikerS、
ジュエルシード@魔法少女リリカルなのは、ヘルメスドライブ(破損自己修復中で使用不可/核鉄状態)@なのは×錬金、
【道具】支給品一式×3、コルト・ガバメント(5/7)@魔法少女リリカルなのは 闇の王女、
トライアクセラー@仮面ライダークウガA’s ~おかえり~、S&W M500(5/5)@ゲッターロボ昴、
デジヴァイスic@デジモン・ザ・リリカルS&F、アギト@魔法少女リリカルなのはStrikerS、
ゼストの槍@魔法少女リリカルなのはStrikerS、虚空ノ双牙@魔法少女リリカルなのはsts//音が聞こえる
首輪(セフィロス)、デイパック(ヴィータ、セフィロス)
【思考】
基本:プレシアの持っている技術を手に入れる。
1.……ヴィータ……
2.手に入れた駒は切り捨てるまでは二度と手放さない。
3.キング、クアットロの危険性を伝え彼等を排除する。自分が再会したならば確実に殺す。
4.以上の道のりを邪魔する者は排除する。
5.メールの返信をそろそろ確かめたいが……
6.自分の世界のリインがいるなら彼女を探したい……が、正直この場にいない方が良い。
7.金居を警戒しつつ、一応彼について行く。
8.ヴィータの遺言に従い、ヴィヴィオを保護する?
9.金居はどこであの拳銃(=デザートイーグル)を手に入れたのか?
【備考】
※プレシアの持つ技術が時間と平行世界に干渉できるものだと考えています。
※ヴィータ達守護騎士に心の底から優しくするのは自分の本当の家族に対する裏切りだと思っています。
※キングはプレシアから殺し合いを促進させる役割を与えられていると考えています(同時に携帯にも何かあると思っています)。
※自分の知り合いの殆どは違う世界から呼び出されていると考えています。
※放送でのアリサ復活は嘘だと判断しました(現状プレシアに蘇生させる力はないと考えています)。
※エネルは海楼石を恐れていると思っています。
※放送の御褒美に釣られて殺し合いに乗った参加者を説得するつもりは全くありません。
※この殺し合いにはタイムリミットが存在し恐らく48時間程度だと考えています(もっと短い可能性も考えている)。
※「皆の知る別の世界の八神はやてなら」を行動基準にするつもりです。
【アギト@魔法少女リリカルなのはStrikerS】の簡易状態表。
【思考】
基本:ゼストに恥じない行動を取る
1.畜生……
2.はやて(StS)らと共に殺し合いを打開する
3.金居を警戒
【備考】
※参加者が異なる時間軸や世界から来ている事を把握しています。
※デイパックの中から観察していたのでヴィータと遭遇する前のセフィロスをある程度知っています。
【金居@魔法少女リリカルなのは マスカレード】
【状況】健康、ゼロ(キング)への警戒
【装備】正宗@魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使
【道具】支給品一式、トランプ@なの魂、砂糖1kg×8、USBメモリ@オリジナル、イカリクラッシャー@魔法少女リリカルなのはSTS OF HUNTER、
デザートイーグル@オリジナル(5/7)、首輪(アグモン、アーカード)、
アレックスのデイパック(支給品一式、Lとザフィーラのデイパック(道具①と②)
【道具①】支給品一式、首輪探知機(電源が切れたため使用不能)、ガムテープ@オリジナル、
ラウズカード(ハートのJ、Q、K)@魔法少女リリカルなのは マスカレード、
レリック(刻印ナンバーⅥ、幻術魔法で花に偽装中)@魔法少女リリカルなのはStrikerS、首輪(シグナム)、首輪の考察に関するメモ
【道具②】支給品一式、ランダム支給品(ザフィーラ:1~3))
【思考】
基本:プレシアの殺害。
1.基本的に集団内に潜んで参加者を利用or攪乱する。強力な参加者には集団をぶつけて消耗を図る(状況次第では自らも戦う)。
2.利用できるものは利用して、邪魔者は排除する。
3.はやてと共に地上本部跡地へ向かい、転移魔法陣を調べる。
4.同行者の隙を見てUSBメモリの内容を確認する。
5.工場に向かい、首輪を解除する手がかりを探す振りをする。
【備考】
※この戦いにおいてアンデットの死亡=封印だと考えています。
※殺し合いが難航すればプレシアの介入があり、また首輪が解除できてもその後にプレシアとの戦いがあると考えています。
※参加者が異なる世界・時間から来ている可能性に気付いています。
※ジョーカーがインテグラと組んでいた場合、アーカードを止められる可能性があると考えています。
※変身から最低50分は再変身できない程度に把握しています。
※プレシアが思考を制限する能力を持っているかもしれないと考えています。
【全体の備考】
※E-5にアーカードとヴィータの死体と、アーカードのデイパックが放置されています。
デイパックは焼け焦げており、中に入っていた支給品は、ボーナス支給品ごと全滅しました。
※フィールド中では、何故か2晩連続で満月が出ているようです。
【デザートイーグル@オリジナル】
金居のデイパックに転送されたボーナス支給品。
現実に存在する銃で、50口径弾を発射することができる、世界最強の威力を持った拳銃。
ただしそれ故に相当な重量とサイズを有しており、反動も大きく、使い勝手は悪い。
【虚空ノ双牙@魔法少女リリカルなのはsts//音が聞こえる】
ヴィータのデイパックに転送されたボーナス支給品。
謎の少年・カイトが用いていた双剣。
普段は禍々しい鉈のような形をしているが、戦闘時には刃を展開し、風車のような三つ又の形状に変形する。
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|~|&color(red){ヴィータ}|&color(red){GAME OVER}|
|~|&color(red){アーカード}|&color(red){GAME OVER}|
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|~|金居|Next:[[Round ZERO ~GOD FURIOUS]]|
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