最初からクライマックスなのか!? ◆WslPJpzlnU
不意に、風が吹いた。
千万億の枝葉が揺すられ、ざ、と擦れ合う音が幾重にもなる。
揺れる木々と葉音。日中ならば爽やかだろうそれも、深夜にあっては不吉さを醸し出していた。
樹木の密集地は月光の僅かな光も遮り、夜空以上の暗澹を生み出している。そこで一斉に木々がざわめけば、不気味さも一入だ。
加えて、森林を二分する川もある。
せせらぐ音、地と空気と問わずに濡らす湿気、それは夜の冷気によって温感と触感を常に粟立たせた。
だが相川始の感じる悪寒は、それに原因するものではない。
「………………」
川沿いで立ち止まった彼は、カリスの姿をとっている。
黒と白の外殻に深紅の色どり、V字型に膨らんだ赤い眼もとは額から伸びる触覚も相まって、どこか蟷螂を思わせる形状だった。右手にはデイバックの肩掛けベルトを揃えて握っている。
徹頭徹尾をアンデットの外殻で覆った始に、表情を表すことはできない。
だが、全身から滲み出る緊迫が彼の内心を表していた。
「――アンデット、か」
原因の名を呟いた頃には、風と木々のざわめきは止んでいた。悪寒も然りだ。
しかし、始の緊迫は解かれない。夜空に浮かぶ市街地の影を、遠くに見続けている。
……そこにいるのか……
断言するのは、始が根拠に出来る能力を持っているからだ。
相川始には、いくつかの能力がある。
カリスラウザーを出現させる力。
アンデットに変身する力。
そして、アンデットの戦闘を感知する力。
アンデットが怪物の姿で闘うのなら、始はそれを悪寒として察知出来る。
しかし、
……妙だな……
そう思うのは、感知したアンデットの戦闘が二か所別々で起こったものだからだ。
確認した名簿において、始が知るアンデットの名は一つだけ。しかし感知したのは二体分の戦闘。ならばここには、自分も知らないアンデットがまだいると考えるべきだ。
「どうしたものかな」
正直な話、金居に関してはあまり問題視していなかった。人間体での名も姿も知っている以上、最大限の警戒は出来る。だが他にアンデットがいるのだとしたら、それは問題だ。自分はそのアンデットの名前を知らず、必然的に姿も知らない。
……誰がアンデットか解らない、か……
始はデイバックを下ろし、中から名簿を取り出した。開かれたファイルには見開きを埋める名前の羅列がある。
数にして七十に及ぶ、殺し合いに招かれた者どもの名だ。そこには倒すべきものの名があり、愛すべき家族の友人と思しき名があり、それをはるかに超える数の見知らぬ者達の名があった。
始は羅列を幾度か見返して、
「無意味だな」
溜息をついた。どれほど読み返しても、文字は読み手が知る以上の情報を伝えることはない。読み返しは再確認以上の成果を作らなかった。
解ってはいたことだが、と自嘲し、ファイルを閉じ、
「……待て」
ようとした時、始の脳裏に一つの思考が閃いた。
閉じかけたファイルを開き、名前の羅列を読み返す。やはり字の羅列は、何度読み返しても新事実を教えてはくれない。
しかし推論を立てる、その助けとなった。
「アンデットは全部で五十三体。内、人間の姿になれるのは……十二体」
俗に上級アンデットと呼ばれるものどもだ。それ以外のアンデットは知能が低く、人間の姿にもなれない。
つまり人間の名を持たない。
「ハートスートの三体は封印されていると考えて……九体」
Aから10までのカテゴリーに属するハートスートのアンデットは、封印された状態で自分に与えられた。ならばJ、Q、Kも封印されて誰かに支給されたか、誰にも支給されていないかのどちらかだろう。
つまり殺し合いには、最大でも九体のアンデットしかいない。
殺し合いが行われている、この世界には。
……おそらくここは、俺がいた場所とは途絶した場所にある……
始がいた場所と今いるこの場所は、あまりにも違い過ぎている。
景色や環境が、ではなく、空間が。
空間や空気が持っている、匂いが。
途絶された空間に、最大でも九体のアンデット。
それらが封印されたとしたら、どうなるのか。
「――暫定的なバトルファイトの勝者となる……?」
立てた推論の答えはそれだった。
この場所で封印されていないアンデットは、自分を除いて最大九体。途絶されているなら、ここにいないアンデットは除外されたと考えられないだろうか。
だとしたら、この殺し合いはバトルファイトを一気に終極まで推し進めたものという事にある。
普通のアンデットなら、それで何というわけでもない。普通のアンデットは勝利という結果を統制者に捧げ、そこではじめて自らの種族を栄えさせる力を得られる。
しかし相川始はそれに含まれない。
相川始は普通ではないから。
相川始はジョーカーだから。
「俺は勝者となった時、統制者からの授与無く、力を発揮する」
滅亡の力。
ジョーカーの眷属。
ダークローチ。
「俺以外のアンデットを全て封印したら、あの力が使えるのか?」
ヒューマンアンデットの影響で温情を抱いた為に、忌避すべきと思っていた力。
だが今は、ヒューマンアンデットの影響を受けて温情を持った故に、欲する力。
アンデットに及ばないとはいえ。
殺せる存在であるとはいえ。
地上から全ての命を刈り取るまで、始の影より自動的に増殖する傀儡の群。
もしあれが使えるなら、自分は最強の殲滅力を持つこととなる。
参加者を一気に掃討する、圧倒的な数を。
「……しかし」
そこまで思い、反論も浮かんできた。
そもそも、本当にこの場所が途絶された空間なのか、という根本的な疑問だ。勢いでここまで理論だててみたものの、本当に途絶された空間など作れるのか。
確かにこの殺し合いを仕組んだ、あのプレシアなる女は自分達に空間転移をやってのけた。アンデットの中には時間を止めるものもいる。
空間を区切る能力、想像することはできる。
しかしそれが実在するという根拠にはならない。
「制限もある」
先ほど人間を殺し損ねた時に気づいた事だが、今の自分は全力を出せない状態のようだ。おそらくプレシアの小細工なのだろう。
身体能力や攻撃力が抑えられているのに、あの圧倒的製造能力が抑えられていない、という事があるのだろうか。
……或いは……
それが狙いなのかもしれない、と始は思った。
自分にダークローチを生み出す能力を目覚めさせ、この殺し合いの場にいる者達を殲滅する。それも有りだ、という風に考えているのかもしれない。見せしめのように一人の少女を殺した、あのプレシアの挙動を回想して始は思う。
等々と思いあぐね、出した結論は、
「試すのも悪くないか」
その一言だった。
そもそも自分は、出会った者は皆殺しにすると決意した。
アンデットの封印にしたところで、結局は闘って倒す必要がある。ならば対処は同じだ。
もし巻き込みたくない誰かがいたのなら、この選択肢はない。
しかし現実には、誰もいない。
護りたい人など、誰もいない。
だから試すことも、辞さない。
成功すればそれでよし。失敗しても損はない。
「要は優先順位の問題だ」
アンデットと思しき者を率先して倒す。
それ以外も殺すが、優先順位はアンデット以下とする。
「俺はジョーカーだ。……そう言えば、ある程度は見極められるか」
上級アンデットどもは、ジョーカーの存在を知っている。恐れ忌み嫌っている。だから自分から告白すれば動揺を誘えるだろう。
確認はそれぐらいで十分だ。
だってどのみち、遭遇した相手は皆殺しだから。
護りたい人なんて、一人もいやしないんだから。
どうせ自分は、ジョーカーなのだから。
「こんな所か」
浮かんだ推論と取るべき行動、その折衷案を完成させて始は頷く。
気づけば、いつの間にか腕を組んでいた。それを解き、足下に置いていたデイバックを掴み上げて胸の内に意思を作る。
……市街地を目指そう……
屈めた身を起し、始は再び遠地を見つめた。分断された木々より見える夜空、そこには変わらずビル群の影がある。
先ほど名簿と共に確認した地図によれば、傍を流れるこの川は市街地も横断している。
市街地ならば、アンデットでなくとも人は集まり易いだろう。戦闘のために遭遇を望むなら、そこに向かうのは当然というものだ。
この川を沿って歩けば、やがては市街地に至る。
ならばこれに沿って歩けば、やがては市街地に至るだろう。
「――待っていろ」
まだ見ぬ化物どもに向け。
まだ見ぬ人間どもに向け。
相川始の声は、足音とともに放たれた。
千万億の枝葉が揺すられ、ざ、と擦れ合う音が幾重にもなる。
揺れる木々と葉音。日中ならば爽やかだろうそれも、深夜にあっては不吉さを醸し出していた。
樹木の密集地は月光の僅かな光も遮り、夜空以上の暗澹を生み出している。そこで一斉に木々がざわめけば、不気味さも一入だ。
加えて、森林を二分する川もある。
せせらぐ音、地と空気と問わずに濡らす湿気、それは夜の冷気によって温感と触感を常に粟立たせた。
だが相川始の感じる悪寒は、それに原因するものではない。
「………………」
川沿いで立ち止まった彼は、カリスの姿をとっている。
黒と白の外殻に深紅の色どり、V字型に膨らんだ赤い眼もとは額から伸びる触覚も相まって、どこか蟷螂を思わせる形状だった。右手にはデイバックの肩掛けベルトを揃えて握っている。
徹頭徹尾をアンデットの外殻で覆った始に、表情を表すことはできない。
だが、全身から滲み出る緊迫が彼の内心を表していた。
「――アンデット、か」
原因の名を呟いた頃には、風と木々のざわめきは止んでいた。悪寒も然りだ。
しかし、始の緊迫は解かれない。夜空に浮かぶ市街地の影を、遠くに見続けている。
……そこにいるのか……
断言するのは、始が根拠に出来る能力を持っているからだ。
相川始には、いくつかの能力がある。
カリスラウザーを出現させる力。
アンデットに変身する力。
そして、アンデットの戦闘を感知する力。
アンデットが怪物の姿で闘うのなら、始はそれを悪寒として察知出来る。
しかし、
……妙だな……
そう思うのは、感知したアンデットの戦闘が二か所別々で起こったものだからだ。
確認した名簿において、始が知るアンデットの名は一つだけ。しかし感知したのは二体分の戦闘。ならばここには、自分も知らないアンデットがまだいると考えるべきだ。
「どうしたものかな」
正直な話、金居に関してはあまり問題視していなかった。人間体での名も姿も知っている以上、最大限の警戒は出来る。だが他にアンデットがいるのだとしたら、それは問題だ。自分はそのアンデットの名前を知らず、必然的に姿も知らない。
……誰がアンデットか解らない、か……
始はデイバックを下ろし、中から名簿を取り出した。開かれたファイルには見開きを埋める名前の羅列がある。
数にして七十に及ぶ、殺し合いに招かれた者どもの名だ。そこには倒すべきものの名があり、愛すべき家族の友人と思しき名があり、それをはるかに超える数の見知らぬ者達の名があった。
始は羅列を幾度か見返して、
「無意味だな」
溜息をついた。どれほど読み返しても、文字は読み手が知る以上の情報を伝えることはない。読み返しは再確認以上の成果を作らなかった。
解ってはいたことだが、と自嘲し、ファイルを閉じ、
「……待て」
ようとした時、始の脳裏に一つの思考が閃いた。
閉じかけたファイルを開き、名前の羅列を読み返す。やはり字の羅列は、何度読み返しても新事実を教えてはくれない。
しかし推論を立てる、その助けとなった。
「アンデットは全部で五十三体。内、人間の姿になれるのは……十二体」
俗に上級アンデットと呼ばれるものどもだ。それ以外のアンデットは知能が低く、人間の姿にもなれない。
つまり人間の名を持たない。
「ハートスートの三体は封印されていると考えて……九体」
Aから10までのカテゴリーに属するハートスートのアンデットは、封印された状態で自分に与えられた。ならばJ、Q、Kも封印されて誰かに支給されたか、誰にも支給されていないかのどちらかだろう。
つまり殺し合いには、最大でも九体のアンデットしかいない。
殺し合いが行われている、この世界には。
……おそらくここは、俺がいた場所とは途絶した場所にある……
始がいた場所と今いるこの場所は、あまりにも違い過ぎている。
景色や環境が、ではなく、空間が。
空間や空気が持っている、匂いが。
途絶された空間に、最大でも九体のアンデット。
それらが封印されたとしたら、どうなるのか。
「――暫定的なバトルファイトの勝者となる……?」
立てた推論の答えはそれだった。
この場所で封印されていないアンデットは、自分を除いて最大九体。途絶されているなら、ここにいないアンデットは除外されたと考えられないだろうか。
だとしたら、この殺し合いはバトルファイトを一気に終極まで推し進めたものという事にある。
普通のアンデットなら、それで何というわけでもない。普通のアンデットは勝利という結果を統制者に捧げ、そこではじめて自らの種族を栄えさせる力を得られる。
しかし相川始はそれに含まれない。
相川始は普通ではないから。
相川始はジョーカーだから。
「俺は勝者となった時、統制者からの授与無く、力を発揮する」
滅亡の力。
ジョーカーの眷属。
ダークローチ。
「俺以外のアンデットを全て封印したら、あの力が使えるのか?」
ヒューマンアンデットの影響で温情を抱いた為に、忌避すべきと思っていた力。
だが今は、ヒューマンアンデットの影響を受けて温情を持った故に、欲する力。
アンデットに及ばないとはいえ。
殺せる存在であるとはいえ。
地上から全ての命を刈り取るまで、始の影より自動的に増殖する傀儡の群。
もしあれが使えるなら、自分は最強の殲滅力を持つこととなる。
参加者を一気に掃討する、圧倒的な数を。
「……しかし」
そこまで思い、反論も浮かんできた。
そもそも、本当にこの場所が途絶された空間なのか、という根本的な疑問だ。勢いでここまで理論だててみたものの、本当に途絶された空間など作れるのか。
確かにこの殺し合いを仕組んだ、あのプレシアなる女は自分達に空間転移をやってのけた。アンデットの中には時間を止めるものもいる。
空間を区切る能力、想像することはできる。
しかしそれが実在するという根拠にはならない。
「制限もある」
先ほど人間を殺し損ねた時に気づいた事だが、今の自分は全力を出せない状態のようだ。おそらくプレシアの小細工なのだろう。
身体能力や攻撃力が抑えられているのに、あの圧倒的製造能力が抑えられていない、という事があるのだろうか。
……或いは……
それが狙いなのかもしれない、と始は思った。
自分にダークローチを生み出す能力を目覚めさせ、この殺し合いの場にいる者達を殲滅する。それも有りだ、という風に考えているのかもしれない。見せしめのように一人の少女を殺した、あのプレシアの挙動を回想して始は思う。
等々と思いあぐね、出した結論は、
「試すのも悪くないか」
その一言だった。
そもそも自分は、出会った者は皆殺しにすると決意した。
アンデットの封印にしたところで、結局は闘って倒す必要がある。ならば対処は同じだ。
もし巻き込みたくない誰かがいたのなら、この選択肢はない。
しかし現実には、誰もいない。
護りたい人など、誰もいない。
だから試すことも、辞さない。
成功すればそれでよし。失敗しても損はない。
「要は優先順位の問題だ」
アンデットと思しき者を率先して倒す。
それ以外も殺すが、優先順位はアンデット以下とする。
「俺はジョーカーだ。……そう言えば、ある程度は見極められるか」
上級アンデットどもは、ジョーカーの存在を知っている。恐れ忌み嫌っている。だから自分から告白すれば動揺を誘えるだろう。
確認はそれぐらいで十分だ。
だってどのみち、遭遇した相手は皆殺しだから。
護りたい人なんて、一人もいやしないんだから。
どうせ自分は、ジョーカーなのだから。
「こんな所か」
浮かんだ推論と取るべき行動、その折衷案を完成させて始は頷く。
気づけば、いつの間にか腕を組んでいた。それを解き、足下に置いていたデイバックを掴み上げて胸の内に意思を作る。
……市街地を目指そう……
屈めた身を起し、始は再び遠地を見つめた。分断された木々より見える夜空、そこには変わらずビル群の影がある。
先ほど名簿と共に確認した地図によれば、傍を流れるこの川は市街地も横断している。
市街地ならば、アンデットでなくとも人は集まり易いだろう。戦闘のために遭遇を望むなら、そこに向かうのは当然というものだ。
この川を沿って歩けば、やがては市街地に至る。
ならばこれに沿って歩けば、やがては市街地に至るだろう。
「――待っていろ」
まだ見ぬ化物どもに向け。
まだ見ぬ人間どもに向け。
相川始の声は、足音とともに放たれた。
――――ハートのカテゴリー2が、くすんだ気がした。
【1日目 深夜】
【現在地 A-7 川(崖)付近】
【相川始@魔法少女リリカルなのは マスカレード】
【状況】健康、カリス形態
【装備】ラウズカード(ハートのA~10)@魔法少女リリカルなのは マスカレード
【道具】支給品一式、ランダム支給品×1
【思考】
基本:栗原親子の元へ戻るために優勝を目指す。
1.アンデット(もしくはそれと思しき者)を優先的に殺す
2.見つけた参加者は全員殺す
3.川を辿って市街地を目指す
4.あるのならハートのJ、Q、Kがほしい
【備考】
※参戦時期はACT.5以前。なのは達の事は名前のみ天音より聞いた事がある(かもしれない)程度です。
※自身にかけられた制限にある程度気づきました。
※首輪を外す事は不可能だと考えています。
※「他のアンデットが封印されると、自分はバトルファイト勝者となるのではないか」という推論を立てました。
※相川始本人の特殊能力により、アンデットが怪人体で戦闘した場合、その位置をおおよそ察知できます。
※カリスラウザーは相川始本人の特殊能力によって発現する物です。任意で自在に出現させられます。
【相川始@魔法少女リリカルなのは マスカレード】
【状況】健康、カリス形態
【装備】ラウズカード(ハートのA~10)@魔法少女リリカルなのは マスカレード
【道具】支給品一式、ランダム支給品×1
【思考】
基本:栗原親子の元へ戻るために優勝を目指す。
1.アンデット(もしくはそれと思しき者)を優先的に殺す
2.見つけた参加者は全員殺す
3.川を辿って市街地を目指す
4.あるのならハートのJ、Q、Kがほしい
【備考】
※参戦時期はACT.5以前。なのは達の事は名前のみ天音より聞いた事がある(かもしれない)程度です。
※自身にかけられた制限にある程度気づきました。
※首輪を外す事は不可能だと考えています。
※「他のアンデットが封印されると、自分はバトルファイト勝者となるのではないか」という推論を立てました。
※相川始本人の特殊能力により、アンデットが怪人体で戦闘した場合、その位置をおおよそ察知できます。
※カリスラウザーは相川始本人の特殊能力によって発現する物です。任意で自在に出現させられます。
【ダークローチ】
相川始(ジョーカー)がバトルファイトの勝者(始以外の全アンデットが倒された状態)になった際、始の影から出現する怪人の群。
地上に存在する全生物を絶滅させる事を本能とし、それを完遂するまで無限に影から這い出してくる。自我はなく、近辺の生物を自動的に襲う。なので始にも制御は出来ない。
アンデットではない為、戦闘力・治癒力は遠く及ばず、殺すことは出来る。
ダークローチ製造能力が使用可能かどうかは、後の書き手さんにお任せします。
相川始(ジョーカー)がバトルファイトの勝者(始以外の全アンデットが倒された状態)になった際、始の影から出現する怪人の群。
地上に存在する全生物を絶滅させる事を本能とし、それを完遂するまで無限に影から這い出してくる。自我はなく、近辺の生物を自動的に襲う。なので始にも制御は出来ない。
アンデットではない為、戦闘力・治癒力は遠く及ばず、殺すことは出来る。
ダークローチ製造能力が使用可能かどうかは、後の書き手さんにお任せします。
Back:舞い降りた翼 | 時系列順で読む | Next:仮面の告白 |
Back:童子切丸は砕けない(後編) | 投下順で読む | Next:仮面の告白 |
Back:誰がために彼の者は行く | 相川始 | Next:残酷な神々のテーゼ(前編) |