99% ◆7pf62HiyTE
ここで再び時間を戻そう。レイの方は自身に割り当てられた調査範囲の調査を早々に終えていた。真面目な話すぐさま下で待つルルーシュの所に戻っても何ら問題は無い。
だが、レイはルルーシュの所に戻ろうとはしなかった。その理由は至極単純、単独で行動出来るこのタイミングを利用して今後の方針を考えておきたかったからだ。
レイの目的は十代を守る事、その為にすべき事は殺し合いに乗った参加者を殺す事である。殺し合いに乗った参加者を全て殺せば十代の身を守る事が出来るからだ。
が、実際の所現実は甘いものではなかった。その理由の1つが殺し合いに乗った凶悪にして強大な参加者が数多くいるという事実。
どれぐらい強大かは既になのは達が殺されているという事からも明白であり、スバル達が遭遇した再生能力を持つ赤いコートの男やルルーシュの右腕を瞬時に切り落とし彼の力も通用しなかった金髪の男の存在がそれを証明している。
断言しよう、レイ1人では目的を達成する事はおろか生き残る事すらほぼ不可能だということを。一応、レイ自身にも使える武器はある。しかし現状の手持ちだけで殺し合いに乗った参加者全てを仕留める事は不可能だ。
さて、1人で無理となれば当然誰かと手を組むべきではあるが……レイの方針を考えると現状ではこれまた厳しい。
今現在レイはスバル達のグループと同行しているもののスバルとこなたは仮に殺し合いに乗った参加者と遭遇しても絶対に相手を殺したりはしないだろう。
確かに完全に無力化出来るならそれでも良いかも知れないが、中途半端なダメージで取り逃がした場合は後々になって脅威になるのは誰にだってわかるはずだ。
それがわからないスバルでは無いだろうが、それでもスバルは殺人者を殺そうとはしないだろう。
一方、ルルーシュは見た所危険人物を排除する事に戸惑いは無いだろう。その意味ではレイの行動方針と合致する。しかしここで問題なのはその危険人物に自分も入っている可能性が高いという事だ。
当然の話だ、この状況で全く知らない人物を信用する事など愚行でしかない。自分が危険人物として警戒されても全く不思議はない。実際、ルルーシュ達の立場から見れば自分は危険人物と言っても差し支えはない。
勿論、警戒されているだけならばまだ良いだろう。それならば何れは出し抜ける可能性がある。
しかし、相手が悪すぎた。ルルーシュの知略はレイが知る誰よりも秀でている。レイの浅知恵などまず通じない。
しかもだ、ルルーシュにはギアスと呼ばれる絶対遵守の力がある。この場では制限が掛けられている様だが真面目な話レイの立場から考えればそんな事など全く意味を成さない。
たった1度しか使えないという話だがその1度の『命令』によってトドメを刺される可能性は高い。
何しろ『高層ビルの屋上から飛び降りろ』、『H-4(既に禁止エリア)へ向かって走れ』と命令すれば簡単に殺せるし、命令次第で盾にも鉄砲玉にも出来る。
それ以前にギアスの命令次第ではデュエルゾンビの様に戦いを求めるだけの存在になりかねない。それを避けるには何かしらの方法でギアスを無駄撃ちさせるしかないが、あまりにもリスクが大きいし、ルルーシュがそんなミスをするとは思えない。
こうなれば人知れずルルーシュを抹殺するしかないが……ハッキリ言って実行出来るとは思えないし、ルルーシュの力は利用出来る事に変わりはないのでやるべきではない。
だが、レイはルルーシュの所に戻ろうとはしなかった。その理由は至極単純、単独で行動出来るこのタイミングを利用して今後の方針を考えておきたかったからだ。
レイの目的は十代を守る事、その為にすべき事は殺し合いに乗った参加者を殺す事である。殺し合いに乗った参加者を全て殺せば十代の身を守る事が出来るからだ。
が、実際の所現実は甘いものではなかった。その理由の1つが殺し合いに乗った凶悪にして強大な参加者が数多くいるという事実。
どれぐらい強大かは既になのは達が殺されているという事からも明白であり、スバル達が遭遇した再生能力を持つ赤いコートの男やルルーシュの右腕を瞬時に切り落とし彼の力も通用しなかった金髪の男の存在がそれを証明している。
断言しよう、レイ1人では目的を達成する事はおろか生き残る事すらほぼ不可能だということを。一応、レイ自身にも使える武器はある。しかし現状の手持ちだけで殺し合いに乗った参加者全てを仕留める事は不可能だ。
さて、1人で無理となれば当然誰かと手を組むべきではあるが……レイの方針を考えると現状ではこれまた厳しい。
今現在レイはスバル達のグループと同行しているもののスバルとこなたは仮に殺し合いに乗った参加者と遭遇しても絶対に相手を殺したりはしないだろう。
確かに完全に無力化出来るならそれでも良いかも知れないが、中途半端なダメージで取り逃がした場合は後々になって脅威になるのは誰にだってわかるはずだ。
それがわからないスバルでは無いだろうが、それでもスバルは殺人者を殺そうとはしないだろう。
一方、ルルーシュは見た所危険人物を排除する事に戸惑いは無いだろう。その意味ではレイの行動方針と合致する。しかしここで問題なのはその危険人物に自分も入っている可能性が高いという事だ。
当然の話だ、この状況で全く知らない人物を信用する事など愚行でしかない。自分が危険人物として警戒されても全く不思議はない。実際、ルルーシュ達の立場から見れば自分は危険人物と言っても差し支えはない。
勿論、警戒されているだけならばまだ良いだろう。それならば何れは出し抜ける可能性がある。
しかし、相手が悪すぎた。ルルーシュの知略はレイが知る誰よりも秀でている。レイの浅知恵などまず通じない。
しかもだ、ルルーシュにはギアスと呼ばれる絶対遵守の力がある。この場では制限が掛けられている様だが真面目な話レイの立場から考えればそんな事など全く意味を成さない。
たった1度しか使えないという話だがその1度の『命令』によってトドメを刺される可能性は高い。
何しろ『高層ビルの屋上から飛び降りろ』、『H-4(既に禁止エリア)へ向かって走れ』と命令すれば簡単に殺せるし、命令次第で盾にも鉄砲玉にも出来る。
それ以前にギアスの命令次第ではデュエルゾンビの様に戦いを求めるだけの存在になりかねない。それを避けるには何かしらの方法でギアスを無駄撃ちさせるしかないが、あまりにもリスクが大きいし、ルルーシュがそんなミスをするとは思えない。
こうなれば人知れずルルーシュを抹殺するしかないが……ハッキリ言って実行出来るとは思えないし、ルルーシュの力は利用出来る事に変わりはないのでやるべきではない。
「どうしたらいいかな……」
真面目な話、身動きの取れない状況だ。下手を打てばすぐにギアスをかけられる。慎重にならなければならない。
だが既にデュエルアカデミアに来てから8時間だ。無駄に滞在しすぎたとは言わないが、もうそろそろ行動を起こさなければ不味い。
しかし単独での行動は実質不可能に近いし、仮に出来たとしても強大な殺害者がいる以上良策とは言えない。グループで行動した方が良いのは明白だろう。
グループとしての行動方針は纏まっている。ハイパーゼクターを使う為のベルトの入手、首輪を外す為の首輪の入手、その後解析が出来た施設へ移動し解析、そして仲間達との合流だ。
グループとしてすべき事についてはこれで問題はない。しかしそれ以外にもグループとしては当然今いるメンバーを守る必要があるし、同時に敵対勢力の排除もあるのは明白だ。
結論を言おう、たった5人のメンバーでそれだけの行動をとるにはすべき事が多すぎる。
「なんとかグループ分けが出来ればいいけど……」
レイが考えたのは今いるグループを2つに分ける事だ。すべき事が多いならデュエルアカデミア内部探索同様手分けして行えば良い。そうすれば出来る事も多くなる。
しかもこのアイデアにはレイにとって別のメリットも存在する。
それはレイ自身身動きを取りやすくするというものだ。前述の通りこの状況で単独行動はまずあり得ないだろうから2人と3人のグループを作る事になる。そうなると、警戒すべき相手は減るため今よりも動きやすくなる。
だが、賛同してくれるかは微妙だ。まずスバルが反対する可能性が高い、スバルから見れば自分達3人は守るべき対象だからだ。
また、ルルーシュの反応も問題だ。ルルーシュならばこの案のメリットを察するだろうが、逆に自分の狙いをも看破する危険性もありこれによりギアスをかけられる可能性もある。
故に案を出す事については慎重になった方が良いだろう。
真面目な話、身動きの取れない状況だ。下手を打てばすぐにギアスをかけられる。慎重にならなければならない。
だが既にデュエルアカデミアに来てから8時間だ。無駄に滞在しすぎたとは言わないが、もうそろそろ行動を起こさなければ不味い。
しかし単独での行動は実質不可能に近いし、仮に出来たとしても強大な殺害者がいる以上良策とは言えない。グループで行動した方が良いのは明白だろう。
グループとしての行動方針は纏まっている。ハイパーゼクターを使う為のベルトの入手、首輪を外す為の首輪の入手、その後解析が出来た施設へ移動し解析、そして仲間達との合流だ。
グループとしてすべき事についてはこれで問題はない。しかしそれ以外にもグループとしては当然今いるメンバーを守る必要があるし、同時に敵対勢力の排除もあるのは明白だ。
結論を言おう、たった5人のメンバーでそれだけの行動をとるにはすべき事が多すぎる。
「なんとかグループ分けが出来ればいいけど……」
レイが考えたのは今いるグループを2つに分ける事だ。すべき事が多いならデュエルアカデミア内部探索同様手分けして行えば良い。そうすれば出来る事も多くなる。
しかもこのアイデアにはレイにとって別のメリットも存在する。
それはレイ自身身動きを取りやすくするというものだ。前述の通りこの状況で単独行動はまずあり得ないだろうから2人と3人のグループを作る事になる。そうなると、警戒すべき相手は減るため今よりも動きやすくなる。
だが、賛同してくれるかは微妙だ。まずスバルが反対する可能性が高い、スバルから見れば自分達3人は守るべき対象だからだ。
また、ルルーシュの反応も問題だ。ルルーシュならばこの案のメリットを察するだろうが、逆に自分の狙いをも看破する危険性もありこれによりギアスをかけられる可能性もある。
故に案を出す事については慎重になった方が良いだろう。
続いて考える事はこれまでの情報の整理だ。まず挙げられるのは参加者が異なる時間軸及び並行世界から連れて来られているという事実だ。考えても見ればレイがこれまで出会った人物は皆異なる時間軸そして並行世界から連れて来られていた。
最初に出会ったフェイトは10年以上前の時間軸から連れて来られ、
アカデミアで出会ったスバルは自分の世界に来たスバルとは別の世界の彼女、
こなたやルルーシュ、リインもスバルとは違う世界……それも皆がそれぞれ違う世界から連れて来られている。
もしかしたら、アカデミアに向かう途中で出会いフェイトの足止めをさせた戦闘服を着た女性も自分及びスバル達とは別の世界の人だったかも知れない。
この事実を踏まえれば恐らく参加者の殆どは異なる世界及び時間軸から連れて来られた可能性が非情に高い。
なお、並行世界に関する情報についてはメンバー全員が認識しているが、時間軸に関して知っているのはレイだけでまだスバル達には話していない(だが、実はこのタイミングでルルーシュはそれを知ってしまったが……)。
話を戻そう、ここで重要なのは1点だ。レイの仲間であるはずの十代、万丈目準、天上院明日香もまたレイとは違う時間軸もしくは並行世界から連れて来られている可能性があることだ。
それから察するにもしかしたら十代達が自分を知らないという可能性があるという事だ。しかし……
「……でも十代様は十代様よね」
レイにとっては大して違いは無いという結論に落ち着いた。どちらにしてもやるべき事に変わりは無いと判断した。
次に考えるのは放送で話していた優勝者への御褒美の話だ。死者蘇生も出来ると話していたわけだが……
「まず無理よね」
レイは死者蘇生の話を信じてはいなかった。
アリサ蘇生に関してはデュエルモンスターズで使われるソリッドビジョンを使うなりすれば十分にそう見せかける事は可能だし、それでなくても異なる並行世界からそれぞれアリサを連れて来れば簡単に実行できる話だ。
しかもだ、レイはフェイトから彼女の家庭環境を聞いている……その中にはプレシアとフェイトの関係も含まれている。フェイトがアリシアを失ったプレシアが生み出したクローンだという事実も……。
つまりだ、プレシアはアリシアの復活を望んでいる事をレイは知っているのだ。仮にプレシアの目的がアリシア復活だとするならばそんな技術をこんな殺し合いで使わずにアリシア復活で使えば済む話だ。故に死者蘇生は嘘だと判断していた。
大方、知り合いや友人達の死を知らされた参加者を殺し合いに乗せる為にそんな手の込んだ仕掛けを行ったのだろう。
「フェイト、大丈夫かな……?」
ここで頭に浮かぶのはこの場で出会ったフェイトの事だ……既になのは、クロノ・ハラオウンと言った新しい家族や友人を失っている。彼女がなのは達の復活の為に殺し合いに乗ってしまう可能性は……
「いや、フェイトが殺し合いに乗ったりするはずはないよね……」
だが、レイはそれを否定した。フェイトは殺し合いはしないと断言していたし、何より殺し合いに乗った参加者でさえも殺さないと言っていた。それ故にレイとの方針が一致しない為、2人は別れる羽目になったのだ。
そんなフェイトが甘い言葉で殺し合いに乗るわけがない。レイはそう考えていた。
最初に出会ったフェイトは10年以上前の時間軸から連れて来られ、
アカデミアで出会ったスバルは自分の世界に来たスバルとは別の世界の彼女、
こなたやルルーシュ、リインもスバルとは違う世界……それも皆がそれぞれ違う世界から連れて来られている。
もしかしたら、アカデミアに向かう途中で出会いフェイトの足止めをさせた戦闘服を着た女性も自分及びスバル達とは別の世界の人だったかも知れない。
この事実を踏まえれば恐らく参加者の殆どは異なる世界及び時間軸から連れて来られた可能性が非情に高い。
なお、並行世界に関する情報についてはメンバー全員が認識しているが、時間軸に関して知っているのはレイだけでまだスバル達には話していない(だが、実はこのタイミングでルルーシュはそれを知ってしまったが……)。
話を戻そう、ここで重要なのは1点だ。レイの仲間であるはずの十代、万丈目準、天上院明日香もまたレイとは違う時間軸もしくは並行世界から連れて来られている可能性があることだ。
それから察するにもしかしたら十代達が自分を知らないという可能性があるという事だ。しかし……
「……でも十代様は十代様よね」
レイにとっては大して違いは無いという結論に落ち着いた。どちらにしてもやるべき事に変わりは無いと判断した。
次に考えるのは放送で話していた優勝者への御褒美の話だ。死者蘇生も出来ると話していたわけだが……
「まず無理よね」
レイは死者蘇生の話を信じてはいなかった。
アリサ蘇生に関してはデュエルモンスターズで使われるソリッドビジョンを使うなりすれば十分にそう見せかける事は可能だし、それでなくても異なる並行世界からそれぞれアリサを連れて来れば簡単に実行できる話だ。
しかもだ、レイはフェイトから彼女の家庭環境を聞いている……その中にはプレシアとフェイトの関係も含まれている。フェイトがアリシアを失ったプレシアが生み出したクローンだという事実も……。
つまりだ、プレシアはアリシアの復活を望んでいる事をレイは知っているのだ。仮にプレシアの目的がアリシア復活だとするならばそんな技術をこんな殺し合いで使わずにアリシア復活で使えば済む話だ。故に死者蘇生は嘘だと判断していた。
大方、知り合いや友人達の死を知らされた参加者を殺し合いに乗せる為にそんな手の込んだ仕掛けを行ったのだろう。
「フェイト、大丈夫かな……?」
ここで頭に浮かぶのはこの場で出会ったフェイトの事だ……既になのは、クロノ・ハラオウンと言った新しい家族や友人を失っている。彼女がなのは達の復活の為に殺し合いに乗ってしまう可能性は……
「いや、フェイトが殺し合いに乗ったりするはずはないよね……」
だが、レイはそれを否定した。フェイトは殺し合いはしないと断言していたし、何より殺し合いに乗った参加者でさえも殺さないと言っていた。それ故にレイとの方針が一致しない為、2人は別れる羽目になったのだ。
そんなフェイトが甘い言葉で殺し合いに乗るわけがない。レイはそう考えていた。
―――そうして考えを纏めている内に時は過ぎていき
「そろそろ戻らないとルルーシュに怪しまれるかも……」
と、レイが下に戻ろうとした時、
「そろそろ戻らないとルルーシュに怪しまれるかも……」
と、レイが下に戻ろうとした時、
『6時間ぶりね。
みんな、ちゃんと聞いているかしら。』
みんな、ちゃんと聞いているかしら。』
2回目の放送が始まった。まず、禁止エリアが伝えられるが現状気にする必要はない。神社が禁止エリアになるものの遠く離れている為問題はない。
そして続いて伝えられるのは死者の名前……五十音順にその名が呼ばれていく―――
そして続いて伝えられるのは死者の名前……五十音順にその名が呼ばれていく―――
『ギンガ・ナカジマ』
スバルの姉が呼ばれた。下にいるであろうスバルは何を思っているのだろうか―――?
『ザフィーラ
フェイト・T・ハラオウン』
フェイト・T・ハラオウン』
この時点で明日香の生存が確認出来たわけだが、それと同じくらい気になるのはフェイトの名前が呼ばれた事だ。
(このフェイト、どっちだろう……)
この場にはフェイトが2人いる。レイが出会ったフェイトとそうでないフェイトだ。レイと出会った方ではない彼女の場合はデュエル・ゾンビになっている彼女である可能性があった為、不謹慎ながらも安堵は出来るわけだが……
他にもリインの家族であるザフィーラが呼ばれた事も気にかかっていたが放送はまだ続く―――
(このフェイト、どっちだろう……)
この場にはフェイトが2人いる。レイが出会ったフェイトとそうでないフェイトだ。レイと出会った方ではない彼女の場合はデュエル・ゾンビになっている彼女である可能性があった為、不謹慎ながらも安堵は出来るわけだが……
他にもリインの家族であるザフィーラが呼ばれた事も気にかかっていたが放送はまだ続く―――
『ブレンヒルト・シルト
武蔵坊弁慶』
武蔵坊弁慶』
この時点で万丈目の生存が確認される。正直デュエル・ゾンビとなっている可能性がある為不安はある物の、無事だったのが嬉しくないわけがない―――
『八神はやて』
なのは達の友人にしてリインの家族。彼女も2人いる為、どちらかはわからないがやはりリイン達は悲―――
『遊城十代』
「……え……?」
今、何て言ったのだろうか? 一番呼ばれてはならない人物の名前では無かったのだろうか? レイは自らの耳を疑った。しかし無情にも放送は流れ続けていった―――
「一体……誰が……を……」
そして、放送が終わり、そこには腰を落とした少女の姿があった―――
「十代様……」
レイの目からは涙が溢れていた。守るべき対象であった十代が死んだという起こってはならない事が起こってしまったからだ。
いや、真面目な話あり得ない話ではなかった。なのは達といった強者も死亡する状況なのだ、十代が生き残れる道理など全く無い。
自分がもう少し上手くやればよかったのか? いや、確かにルルーシュ達に捕まったのは手痛いミスだったかもしれない。それでも周囲に危険人物がひしめく状況であった事を考えるとそれ程悪いとは言えないだろう。
どちらにしても確実な事がある。最早、十代を守る為に戦うという事には意味がない。既にその十代はいないのだから。
「そんなのはイヤァァァァァァァ……」
だが、それを認められるレイではない。何とかして十代を取り戻したいと思うのは当然だ。
今まで友人や家族が呼ばれた人の気持ちを理解していたつもりになっていた。だが、本当は全く理解などしていなかったのだ。本当に大切な人を失ったならばそのショックは並大抵の物ではない。
レイの目からは涙が溢れていた。守るべき対象であった十代が死んだという起こってはならない事が起こってしまったからだ。
いや、真面目な話あり得ない話ではなかった。なのは達といった強者も死亡する状況なのだ、十代が生き残れる道理など全く無い。
自分がもう少し上手くやればよかったのか? いや、確かにルルーシュ達に捕まったのは手痛いミスだったかもしれない。それでも周囲に危険人物がひしめく状況であった事を考えるとそれ程悪いとは言えないだろう。
どちらにしても確実な事がある。最早、十代を守る為に戦うという事には意味がない。既にその十代はいないのだから。
「そんなのはイヤァァァァァァァ……」
だが、それを認められるレイではない。何とかして十代を取り戻したいと思うのは当然だ。
今まで友人や家族が呼ばれた人の気持ちを理解していたつもりになっていた。だが、本当は全く理解などしていなかったのだ。本当に大切な人を失ったならばそのショックは並大抵の物ではない。
そう、プレシアが言った死者蘇生の言葉に釣られて優勝を目指し殺し合いに乗る人間の気持ちがよくわかる……これならばフェイトは殺し合いに乗る。今死んだ者の中にはフェイトによって殺された参加者がいても不思議ではない。
どちらにしても十代を取り戻すにはもはや優勝して生き返らせるしか手段はない―――
どちらにしても十代を取り戻すにはもはや優勝して生き返らせるしか手段はない―――
―――だが、果たして本当にそれが可能なのだろうか?
考えてもみて欲しい、前述の通りレイ単独ではまず不可能なのは自身がよくわかっているから考えるまでもない。また、グループを組んで行動した所で最終的にはその仲間達……スバル達を殺さなければならない。
そもそも、幾ら十代を生き返らせる為とは言えスバル達やこなた達まで殺すという事には抵抗がある。いや、十代を取り戻す為ならば実行しても良い。だが、実行しようとしたところでスバルやルルーシュに無力化されるのがオチだ。
それ以前に、プレシアの言葉が真実であるという保証など全く無い。大体、死者蘇生が嘘だと判断したばかりではないか。
いや、仮に可能だとしてもだ、プレシアがわざわざ願いを叶えてくれるだろうか? 考えてもみて欲しい、自分の娘ですら平気で殺し合いに放り込む様な外道が此方の願いを叶えるという殊勝な事などするだろうか? 裏切る可能性の方が高いだろう。
そう……レイが最後の1人になる可能性は限りなく低く、同時に優勝しても願い事を叶える可能性もまた低い、十代をこの手に取り戻す可能性など99%無いと言っても良いぐらいだろう。
「どうして十代様が死ななきゃならないのぉぉぉ……」
そもそもの話、あまりにも理不尽な話だ。何故十代がこの殺し合いに巻き込まなければならないのだ? 巻き込む人なら他にも幾らでもいるだろうが。十代は只のデュエリストでしかないはずだ。巻き込まれなければならない理由は無いはずだ。
大体、プレシアは様々な時間軸や並行世界から参加者を連れてきているのだろう、だったら他の世界から連れてくれば事足りる話だ。何故わざわざ自分や十代のいる世界から―――
そもそも、幾ら十代を生き返らせる為とは言えスバル達やこなた達まで殺すという事には抵抗がある。いや、十代を取り戻す為ならば実行しても良い。だが、実行しようとしたところでスバルやルルーシュに無力化されるのがオチだ。
それ以前に、プレシアの言葉が真実であるという保証など全く無い。大体、死者蘇生が嘘だと判断したばかりではないか。
いや、仮に可能だとしてもだ、プレシアがわざわざ願いを叶えてくれるだろうか? 考えてもみて欲しい、自分の娘ですら平気で殺し合いに放り込む様な外道が此方の願いを叶えるという殊勝な事などするだろうか? 裏切る可能性の方が高いだろう。
そう……レイが最後の1人になる可能性は限りなく低く、同時に優勝しても願い事を叶える可能性もまた低い、十代をこの手に取り戻す可能性など99%無いと言っても良いぐらいだろう。
「どうして十代様が死ななきゃならないのぉぉぉ……」
そもそもの話、あまりにも理不尽な話だ。何故十代がこの殺し合いに巻き込まなければならないのだ? 巻き込む人なら他にも幾らでもいるだろうが。十代は只のデュエリストでしかないはずだ。巻き込まれなければならない理由は無いはずだ。
大体、プレシアは様々な時間軸や並行世界から参加者を連れてきているのだろう、だったら他の世界から連れてくれば事足りる話だ。何故わざわざ自分や十代のいる世界から―――
「待って……」
ここで、レイはある可能性に気が付いた。それはあまりにも都合が良すぎる考えだというのは重々承知している。しかしだ、可能性はある……というよりは99%わからない話だ―――
「もし……と十代様が違う世界から……違う時間から連れて来られているとしたら……?」
仮にレイと十代が違う世界もしくは違う時間軸から連れて来られているとしよう。この場合どうなるだろう?
ややこしい説明をする前に先に結論を述べようか、レイ自身がいた世界に戻れば変わらず十代がいる可能性が高いと見ていいだろう。
違う世界から連れて来られている場合……これはあまりにもわかりやすい、違う世界から連れて来られているならばそもそもレイのいた世界の十代は連れて来られていないのだから当然戻れば何事もなく十代がそこにいる。
さて、違う時間軸の場合だ……これは2つの可能性があり得るだろう。十代の方が過去の場合とレイの方が過去の場合だ。
十代の方が過去の場合だとするならば……レイが記憶する限り、レイがこの殺し合いに巻き込まれる前まで十代が行方不明になったという事は無かった。だとしたら最早十代がいた時間軸と自身のいた時間軸はパラレルワールドになっている可能性がある。
つまり、この場合でも元の世界に戻れば十代がそこにいることになる。極端な事を言えば時間軸が変わっても並行世界と同じ扱いといえるという事だ。
とはいえ、レイの方が過去の場合だとそうなっているとは言い切れない。仮にレイが生き残って元の世界に戻っているなら死んだ十代が元の世界に戻ったレイからこの殺し合いの話を聞いていたという可能性がある。
この場合だと、仮に元の世界に戻って十代と再会出来ても後に十代が行方不明になって帰らぬ人になる可能性がある。だが、もしかしたらパラレルワールドになっているという可能性もある。
纏めよう、絶対とは言い切れないものの元の世界に戻りさえすれば再び十代に出会える可能性があるという事だ。
「もし……と十代様が違う世界から……違う時間から連れて来られているとしたら……?」
仮にレイと十代が違う世界もしくは違う時間軸から連れて来られているとしよう。この場合どうなるだろう?
ややこしい説明をする前に先に結論を述べようか、レイ自身がいた世界に戻れば変わらず十代がいる可能性が高いと見ていいだろう。
違う世界から連れて来られている場合……これはあまりにもわかりやすい、違う世界から連れて来られているならばそもそもレイのいた世界の十代は連れて来られていないのだから当然戻れば何事もなく十代がそこにいる。
さて、違う時間軸の場合だ……これは2つの可能性があり得るだろう。十代の方が過去の場合とレイの方が過去の場合だ。
十代の方が過去の場合だとするならば……レイが記憶する限り、レイがこの殺し合いに巻き込まれる前まで十代が行方不明になったという事は無かった。だとしたら最早十代がいた時間軸と自身のいた時間軸はパラレルワールドになっている可能性がある。
つまり、この場合でも元の世界に戻れば十代がそこにいることになる。極端な事を言えば時間軸が変わっても並行世界と同じ扱いといえるという事だ。
とはいえ、レイの方が過去の場合だとそうなっているとは言い切れない。仮にレイが生き残って元の世界に戻っているなら死んだ十代が元の世界に戻ったレイからこの殺し合いの話を聞いていたという可能性がある。
この場合だと、仮に元の世界に戻って十代と再会出来ても後に十代が行方不明になって帰らぬ人になる可能性がある。だが、もしかしたらパラレルワールドになっているという可能性もある。
纏めよう、絶対とは言い切れないものの元の世界に戻りさえすれば再び十代に出会える可能性があるという事だ。
この仮説はあくまでも可能性レベルの話だ。虫の良い話なのはわかっている。だが、皆殺しにして願いを叶えるのに比較した所で大した違いなど無いだろう。
その可能性に気が付いた瞬間、レイに思考が急速に戻ってくる……いや、以前よりも冷静になってきている。可能性が見えてきたのだ、只泣いている事に意味などは無い。レイは考える……これからどうするべきかを……。
結論自体は単純だ、レイ自身が生き残り元の世界に帰れば良い話だ。勿論、最後の1人になるかプレシアを打ち倒すかはこの際問わない。
とはいえ現状ではプレシアを打ち倒す方向で良いだろう。最後の1人になるよりは現状可能性は高いし、警戒されてはいるものの丁度今はスバル達のグループにいる、悪い状況ではない。
真面目な話、十代を死なせた元凶であるプレシアに従いたくはないという理由もあるにはある。もっとも、状況次第では優勝狙いに切り替えざるを得ないかもしれないが今はまだその時ではない。
それを見極めるのに必要なのは情報だ。それは十代が自分と同じ世界及び時間軸から連れて来られているかの情報だ。それを確かめなければ今後のレイの行動が徒労に終わる可能性がある。何しろ十代のいない世界に戻った所で意味など無いのだから。
では仮に最悪の事態……レイと十代が同じ世界かつ同じ時間軸から連れて来られた事が判明したらどうすればいいだろうか? この場合はプレシアの言葉に従う以外の選択は無いのか?
だが、冷静さを取り戻したレイは別の考える。プレシアに従う事も嫌だったし、何か別の方法があるはずだと……そして考えた。仮に人を復活させる手段があるのであればその手段をプレシアから奪えばいいのだと。
それならばプレシアの言葉に従って殺し合いをする必要も無くなるし、十代も取り戻す事が出来る。困難な道なのは承知しているが、レイが取れる手段としては最善と言っても良い。
勿論……前述の通り優勝狙いに切り替えざるを得ない可能性はある。だが、あくまでもそれは最終手段だ。99%わからない以上今はまだその時ではない、本当に他に手段が無いと判断したその時までは―――
その可能性に気が付いた瞬間、レイに思考が急速に戻ってくる……いや、以前よりも冷静になってきている。可能性が見えてきたのだ、只泣いている事に意味などは無い。レイは考える……これからどうするべきかを……。
結論自体は単純だ、レイ自身が生き残り元の世界に帰れば良い話だ。勿論、最後の1人になるかプレシアを打ち倒すかはこの際問わない。
とはいえ現状ではプレシアを打ち倒す方向で良いだろう。最後の1人になるよりは現状可能性は高いし、警戒されてはいるものの丁度今はスバル達のグループにいる、悪い状況ではない。
真面目な話、十代を死なせた元凶であるプレシアに従いたくはないという理由もあるにはある。もっとも、状況次第では優勝狙いに切り替えざるを得ないかもしれないが今はまだその時ではない。
それを見極めるのに必要なのは情報だ。それは十代が自分と同じ世界及び時間軸から連れて来られているかの情報だ。それを確かめなければ今後のレイの行動が徒労に終わる可能性がある。何しろ十代のいない世界に戻った所で意味など無いのだから。
では仮に最悪の事態……レイと十代が同じ世界かつ同じ時間軸から連れて来られた事が判明したらどうすればいいだろうか? この場合はプレシアの言葉に従う以外の選択は無いのか?
だが、冷静さを取り戻したレイは別の考える。プレシアに従う事も嫌だったし、何か別の方法があるはずだと……そして考えた。仮に人を復活させる手段があるのであればその手段をプレシアから奪えばいいのだと。
それならばプレシアの言葉に従って殺し合いをする必要も無くなるし、十代も取り戻す事が出来る。困難な道なのは承知しているが、レイが取れる手段としては最善と言っても良い。
勿論……前述の通り優勝狙いに切り替えざるを得ない可能性はある。だが、あくまでもそれは最終手段だ。99%わからない以上今はまだその時ではない、本当に他に手段が無いと判断したその時までは―――
さてここまで読んで頂いた方の中には十代が死んだ事を伝えられたレイが優勝狙いに切り替えなかった事を意外に思っている人も多いだろう。
実の所、レイが出会ったフェイトはなのは達を生き返らせる為に殺し合いに乗っているし、同じ事を考えている参加者は他にもいる。
しかし、フェイト達とレイには決定的な違いがある。それは参加者が違う世界から連れて来られている事を知っているかの違いだ。
真面目な話、生き返らせようとするのは元の世界に戻ってもその対象がいないからでしかない。だが、元の世界に戻っても変わらずその対象が無事でいるならば……生き返らせる意味合いは大分薄まるのは当然の理と言えよう。
勿論、不幸にも同じ世界から連れて来られている可能性は否定出来ない。だが、必ずしも言い切れない話だ。生きている可能性があるならばその可能性を懸けたり信じたりするのは当然の事だろう。本質的には優勝して願いを叶える事との差は殆ど無い。
実の所、レイが出会ったフェイトはなのは達を生き返らせる為に殺し合いに乗っているし、同じ事を考えている参加者は他にもいる。
しかし、フェイト達とレイには決定的な違いがある。それは参加者が違う世界から連れて来られている事を知っているかの違いだ。
真面目な話、生き返らせようとするのは元の世界に戻ってもその対象がいないからでしかない。だが、元の世界に戻っても変わらずその対象が無事でいるならば……生き返らせる意味合いは大分薄まるのは当然の理と言えよう。
勿論、不幸にも同じ世界から連れて来られている可能性は否定出来ない。だが、必ずしも言い切れない話だ。生きている可能性があるならばその可能性を懸けたり信じたりするのは当然の事だろう。本質的には優勝して願いを叶える事との差は殆ど無い。
閑話休題、レイはそろそろルルーシュの所に戻ろうと考えた。とりあえず最優先ですべき事は報告だ。十代がいなくなった以上は焦る必要は無い。ルルーシュ達に対しても全面的に協力しても良いだろう。
更に言えば、殺し合いに乗った参加者をスバル達と衝突してまで無理に殺す必要も無い。十代が殺されるという心配が無い以上、スバル達と対立してまでそれを行うメリットなど無いのだから。勿論、必要ならば殺しても構わないわけだが。
但し―――ある人物だけは絶対にこの場で殺すとレイは考えていた。
更に言えば、殺し合いに乗った参加者をスバル達と衝突してまで無理に殺す必要も無い。十代が殺されるという心配が無い以上、スバル達と対立してまでそれを行うメリットなど無いのだから。勿論、必要ならば殺しても構わないわけだが。
但し―――ある人物だけは絶対にこの場で殺すとレイは考えていた。
「十代様を殺した奴だけは……」
そう、十代を殺した人物だけはその理由が何であれ殺すつもりでいた。もしかしたら事故だったのかも知れないし、後で生き返らせるつもりで殺したのかも知れない。
だが、そんな理由などレイにとってはどうだって良い。十代を殺した事を正当化してのうのうと生きている事など決して許されない。
例え死んだ十代がレイと違う世界の十代であっても、十代が十代である事に変わりは無いし、十代がいた世界の自分がどれだけ辛いのかを考えれば決して許せるものではない。
故にレイは十代が別の世界の十代であっても彼を殺した相手は絶対に殺すと考えていた。
誰が殺したのかが不明という問題はあるが、それについては確実ではないものの方法はある。先程放送で述べていた御褒美の話だ。それを利用すれば十代を殺した人物を教えてもらえるのではないのだろうか?
実の所、レイは十代の死を伝えられた時こう口走っていた。
だが、そんな理由などレイにとってはどうだって良い。十代を殺した事を正当化してのうのうと生きている事など決して許されない。
例え死んだ十代がレイと違う世界の十代であっても、十代が十代である事に変わりは無いし、十代がいた世界の自分がどれだけ辛いのかを考えれば決して許せるものではない。
故にレイは十代が別の世界の十代であっても彼を殺した相手は絶対に殺すと考えていた。
誰が殺したのかが不明という問題はあるが、それについては確実ではないものの方法はある。先程放送で述べていた御褒美の話だ。それを利用すれば十代を殺した人物を教えてもらえるのではないのだろうか?
実の所、レイは十代の死を伝えられた時こう口走っていた。
『一体……誰が十代様を……?』
仮にそれがプレシアの耳に届いているならば検討してもらえる可能性はある。正直プレシアの狙いに乗るのは癪だが、十代を殺した奴を殺す為ならばその言葉に乗るのも致し方ない。
勿論、誰か殺さないとその情報を得る事は出来ないが、ルルーシュと同行していれば殺し合いに乗った参加者を殺す機会は訪れるし、自分じゃなくてもルルーシュがその御褒美をもらえるならばルルーシュに頼んで利用させてもらう事だって出来るので問題はない。
とは言え、この案が採用されるかは不明だ。しかし、仮にその手段が使えなくても意地でも十代を殺した相手を見つけ出し殺すつもりである。
間違いなくスバル達はそれを止めようとするだろう。しかしこれに関してだけは譲るつもりはない。手持ちのカード……『レッド・デーモンズ・ドラゴン』を使ってでも必ず成し遂げるつもりだ。その結果がどのようなものになっても―――
勿論、誰か殺さないとその情報を得る事は出来ないが、ルルーシュと同行していれば殺し合いに乗った参加者を殺す機会は訪れるし、自分じゃなくてもルルーシュがその御褒美をもらえるならばルルーシュに頼んで利用させてもらう事だって出来るので問題はない。
とは言え、この案が採用されるかは不明だ。しかし、仮にその手段が使えなくても意地でも十代を殺した相手を見つけ出し殺すつもりである。
間違いなくスバル達はそれを止めようとするだろう。しかしこれに関してだけは譲るつもりはない。手持ちのカード……『レッド・デーモンズ・ドラゴン』を使ってでも必ず成し遂げるつもりだ。その結果がどのようなものになっても―――
ところで……話は脱線するが、レイの行動次第では十代の死を避ける事が出来た可能性がある事に気が付いているだろうか?
レイがデュエルアカデミアに向かう背後で十代が北へ向けて走っていたから遭遇出来た可能性があった……という事を語るつもりはない。もっと別の話だ。
細かい説明は省くが、十代の死には殺し合いに乗ったフェイトが関わっている。そう、レイと遭遇したフェイトだ……
つまり……フェイトが殺し合いに乗るのを止める事が出来れば十代の死を避ける事が出来た可能性があるという事だ。
だが、そんな事が可能なのか? 可能性はある。レイはデュエルアカデミアに向かう途中新庄・運切と出会っている。彼女もまたレイやフェイトとは違う世界から連れて来られている。
そう、3人が合流し落ち着いて冷静に話し合えば参加者が違う世界及び時間軸から連れて来られている事実をフェイトが知る可能性があった。
そして、フェイトがこの事実を知った上でなのはの死を知ったとしても……別の世界のなのはのかもしれないと考える可能性があるのだ。それならば殺し合いに乗らない可能性がある。そしてフェイトが殺し合いに乗らなければ十代が死ぬ事は無かったという事だ。
勿論、知ったとしてもフェイトが殺し合いに乗る可能性はある。だが、乗らない可能性もあった。
つまりだ……レイは十代を守らなければならないという焦りからフェイトと別れ単独でデュエルアカデミアに向かった事が十代の死に関わってしまったという事だ。
『レイが十代を殺した』と断じるつもりはないが、レイの行動が十代の死に繋がった可能性がある……
当然の事だがそんな事実など当事者達は気付いていないし、主催者側でさえもまず気付いていないだろう……この事はあくまでもレイ達の行動を分析した上でわかる話なのだから。主催者側にそんな事をする趣味など全く無いだろう。
レイがデュエルアカデミアに向かう背後で十代が北へ向けて走っていたから遭遇出来た可能性があった……という事を語るつもりはない。もっと別の話だ。
細かい説明は省くが、十代の死には殺し合いに乗ったフェイトが関わっている。そう、レイと遭遇したフェイトだ……
つまり……フェイトが殺し合いに乗るのを止める事が出来れば十代の死を避ける事が出来た可能性があるという事だ。
だが、そんな事が可能なのか? 可能性はある。レイはデュエルアカデミアに向かう途中新庄・運切と出会っている。彼女もまたレイやフェイトとは違う世界から連れて来られている。
そう、3人が合流し落ち着いて冷静に話し合えば参加者が違う世界及び時間軸から連れて来られている事実をフェイトが知る可能性があった。
そして、フェイトがこの事実を知った上でなのはの死を知ったとしても……別の世界のなのはのかもしれないと考える可能性があるのだ。それならば殺し合いに乗らない可能性がある。そしてフェイトが殺し合いに乗らなければ十代が死ぬ事は無かったという事だ。
勿論、知ったとしてもフェイトが殺し合いに乗る可能性はある。だが、乗らない可能性もあった。
つまりだ……レイは十代を守らなければならないという焦りからフェイトと別れ単独でデュエルアカデミアに向かった事が十代の死に関わってしまったという事だ。
『レイが十代を殺した』と断じるつもりはないが、レイの行動が十代の死に繋がった可能性がある……
当然の事だがそんな事実など当事者達は気付いていないし、主催者側でさえもまず気付いていないだろう……この事はあくまでもレイ達の行動を分析した上でわかる話なのだから。主催者側にそんな事をする趣味など全く無いだろう。
レイが下に戻る為立ち上がる。そしてふと窓を見る。そこには市街地の変わらぬ街並みが―――
「え……?」
「え……?」
★ ★ ★ ★ ★
では、冒頭場面に話を戻そう。
こなた達は窓の外で煙が上がっているのを見たのだ。
地図を確認した所方角から見てレストランのある辺りだ、そこで何が起こっているのかは不明だが確実に言える事はそこには誰かがいるという事だ。もしかしたらかがみ達やヴィータ達の可能性はある。ルルーシュ達に伝えるべきなのは言うまでもない。
そして大急ぎで下に戻ろうとしたら同じように下へ戻ろうとしているレイと鉢合わせになったのだ。
放送で十代の名前が呼ばれた以上、レイが受けたショックは計り知れない。殺し合いに乗った可能性だってある。故にこなたとリインはレイを気遣いたい一方警戒をしていたのだ。
しかし、こなた達の真意を察してか察せずかは不明だがレイの返答は予想外のものであった。
「ああ、ボクなら大丈夫だから。それより早く戻らないと……外で煙が……」
「レイも見たですか! 早くスバル達に伝えないと!」
と、再び足を進める。そう、レイも外の煙を見ていたのだ。そこには殺し合いに乗った参加者……もしかしたら十代を殺した奴がいるかも知れない。レイ自身がそこに向かうのかはともかく無視出来るわけがない。
思惑はどうあれ3人のすべき事は一致している。故に3人は走る、下で待つルルーシュの所へ……
こなた達は窓の外で煙が上がっているのを見たのだ。
地図を確認した所方角から見てレストランのある辺りだ、そこで何が起こっているのかは不明だが確実に言える事はそこには誰かがいるという事だ。もしかしたらかがみ達やヴィータ達の可能性はある。ルルーシュ達に伝えるべきなのは言うまでもない。
そして大急ぎで下に戻ろうとしたら同じように下へ戻ろうとしているレイと鉢合わせになったのだ。
放送で十代の名前が呼ばれた以上、レイが受けたショックは計り知れない。殺し合いに乗った可能性だってある。故にこなたとリインはレイを気遣いたい一方警戒をしていたのだ。
しかし、こなた達の真意を察してか察せずかは不明だがレイの返答は予想外のものであった。
「ああ、ボクなら大丈夫だから。それより早く戻らないと……外で煙が……」
「レイも見たですか! 早くスバル達に伝えないと!」
と、再び足を進める。そう、レイも外の煙を見ていたのだ。そこには殺し合いに乗った参加者……もしかしたら十代を殺した奴がいるかも知れない。レイ自身がそこに向かうのかはともかく無視出来るわけがない。
思惑はどうあれ3人のすべき事は一致している。故に3人は走る、下で待つルルーシュの所へ……
その一方、こなたはある事が気になった。
(レイってボクッ娘だったっけ……?)
そう、レイの一人称が『ボク』になっていたのだ。いや、そもそもレイの一人称は基本的には『ボク』だった。だが、恋する乙女であるレイはその相手……十代の前では『私』と意図的に変えていたのだ。
しかし、十代の死の影響がそこにはあったのだ。無意識の内に戻したのか、意識的に戻したのかは不明ではあるが。
とはいえそれは些細な問題だ。些細な問題であるが故、はやて達の死のショックから抜け切れていないリインは気付かなかったし、今その事を話している余裕はない。
だからこそ、こなたはその事については今は気にしない事にした。しかし、そんなレイの姿を見て何故か不安な気持ちが強まるのを止める事など出来なかった。
(レイってボクッ娘だったっけ……?)
そう、レイの一人称が『ボク』になっていたのだ。いや、そもそもレイの一人称は基本的には『ボク』だった。だが、恋する乙女であるレイはその相手……十代の前では『私』と意図的に変えていたのだ。
しかし、十代の死の影響がそこにはあったのだ。無意識の内に戻したのか、意識的に戻したのかは不明ではあるが。
とはいえそれは些細な問題だ。些細な問題であるが故、はやて達の死のショックから抜け切れていないリインは気付かなかったし、今その事を話している余裕はない。
だからこそ、こなたはその事については今は気にしない事にした。しかし、そんなレイの姿を見て何故か不安な気持ちが強まるのを止める事など出来なかった。
【1日目 日中】
【現在地 G-7 デュエルアカデミア】
【泉こなた@なの☆すた】
【状態】健康、ギアス
【装備】なし
【道具】支給品一式、投げナイフ(9/10)@リリカル・パニック、バスターブレイダー@リリカル遊戯王GX、
リインフォースⅡ@魔法少女リリカルなのはFINAL WARS
【思考】
基本 かがみん達と共に家族の元に帰る為、自分の出来る事をする
0.ギアスによる命令:自分の一人称を『ボク』に変えろ
1.下で待つルルーシュに外の煙や調査結果について報告
2.自分にかけられたギアスの持続時間を計測する
3.リイン、レイ、スバルが心配。
4.アーカード(名前は知らない)を警戒
5.後でフェイトとプレシアの関係を確認してみる
6.かがみん達……大丈夫だよね?
7.おばさん(プレシア)……現実とゲームを一緒にしないで
【備考】
・参加者に関するこなたのオタク知識が消されています。ただし何らかのきっかけで思い出すかもしれません
なお、オタク知識については思い出してはいないものの消されているという事実には気が付きました
しかしそれをスバル達に話すつもりはありません
・パラレルワールドの可能性に行き当たり、かがみ達が自分を知らない可能性に気が付きましたが、
彼女達も変わらない友達だと考える事にしました
・参加者達が異なる時間軸から呼び出されている可能性に気付いていません
・ルルーシュの世界に関する情報を知りました
・この場所には様々なアニメやマンガ等に出てくる様な世界の人物や物が集まっていると考えています。
・ギアスの持続時間は後続の書き手さんにお任せします
・「月村すずかの友人」からのメールを読みました。送り主はフェイトかはやてのどちらかだと思っています
・地図に載っていない施設が存在する可能性があると考えています
・PT事件の概要(フェイトとプレシアの関係は除く)をリインから聞きました
・自分に割り振られた調査エリアを調べ終えました。何かを見つけたか否かは、後続の書き手さんにお任せします
【リインフォースⅡ思考】
基本 スバル達と協力し、この殺し合いから脱出する
1.はやて(StS)や他の世界の守護騎士達と合流したい
2.下で待つルルーシュに外の煙や調査結果について報告
3.こなたにかけられたギアスの持続時間を計測する
4.こなたと話した他の施設や隠し施設の事をルルーシュに話してみる
5.はやて(StS)やヴィータ、シャマルが心配。殺し合いに乗っているならそれを止める
※スバル達が自分とは違う世界から来ていることに気付きました
※リインフォースⅡの参戦時期は第四話ではやてと会話する前(つまり眠っている間)です。制限は次の書き手にお任せします
【現在地 G-7 デュエルアカデミア】
【泉こなた@なの☆すた】
【状態】健康、ギアス
【装備】なし
【道具】支給品一式、投げナイフ(9/10)@リリカル・パニック、バスターブレイダー@リリカル遊戯王GX、
リインフォースⅡ@魔法少女リリカルなのはFINAL WARS
【思考】
基本 かがみん達と共に家族の元に帰る為、自分の出来る事をする
0.ギアスによる命令:自分の一人称を『ボク』に変えろ
1.下で待つルルーシュに外の煙や調査結果について報告
2.自分にかけられたギアスの持続時間を計測する
3.リイン、レイ、スバルが心配。
4.アーカード(名前は知らない)を警戒
5.後でフェイトとプレシアの関係を確認してみる
6.かがみん達……大丈夫だよね?
7.おばさん(プレシア)……現実とゲームを一緒にしないで
【備考】
・参加者に関するこなたのオタク知識が消されています。ただし何らかのきっかけで思い出すかもしれません
なお、オタク知識については思い出してはいないものの消されているという事実には気が付きました
しかしそれをスバル達に話すつもりはありません
・パラレルワールドの可能性に行き当たり、かがみ達が自分を知らない可能性に気が付きましたが、
彼女達も変わらない友達だと考える事にしました
・参加者達が異なる時間軸から呼び出されている可能性に気付いていません
・ルルーシュの世界に関する情報を知りました
・この場所には様々なアニメやマンガ等に出てくる様な世界の人物や物が集まっていると考えています。
・ギアスの持続時間は後続の書き手さんにお任せします
・「月村すずかの友人」からのメールを読みました。送り主はフェイトかはやてのどちらかだと思っています
・地図に載っていない施設が存在する可能性があると考えています
・PT事件の概要(フェイトとプレシアの関係は除く)をリインから聞きました
・自分に割り振られた調査エリアを調べ終えました。何かを見つけたか否かは、後続の書き手さんにお任せします
【リインフォースⅡ思考】
基本 スバル達と協力し、この殺し合いから脱出する
1.はやて(StS)や他の世界の守護騎士達と合流したい
2.下で待つルルーシュに外の煙や調査結果について報告
3.こなたにかけられたギアスの持続時間を計測する
4.こなたと話した他の施設や隠し施設の事をルルーシュに話してみる
5.はやて(StS)やヴィータ、シャマルが心配。殺し合いに乗っているならそれを止める
※スバル達が自分とは違う世界から来ていることに気付きました
※リインフォースⅡの参戦時期は第四話ではやてと会話する前(つまり眠っている間)です。制限は次の書き手にお任せします
【早乙女レイ@リリカル遊戯王GX】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式×2、『フリーズベント』@リリカル龍騎、『光の護封剣』@リリカル遊戯王GX、
『レッド・デーモンズ・ドラゴン』@遊戯王5D's ―LYRICAL KING―、
リインフォースⅡのお出かけバッグ@魔法少女リリカルなのはFINAL WARS、情報交換のまとめメモ
【思考】
基本:十代のいる世界に戻る
1.下で待つルルーシュに外の煙や調査結果について報告、グループ分けのアイデアを伝えるかは状況次第
2.情報を集める、特に十代がどの世界及び時間軸から連れて来られたかと死者蘇生が可能かどうかを確かめたい。死者蘇生が可能ならその技術を手に入れたい
3.各施設を回りカードとデュエルディスクを手に入れる。できればチューナーを手に入れたい
4.ルルーシュとは共闘、但し警戒(特にギアス)は怠らない
5.十代を殺した者については絶対に殺害する。スバル達に反対されても譲るつもりは全くない
6.十代を殺した者を知りたい、その為ならば御褒美を利用する事も視野に入れる
7.殺し合いに乗った者を殺害する事については現状スバル達と対立してまで行うつもりはない
8.レッド・デーモンズ・ドラゴン……使えるかな?
9.最悪の場合は優勝を狙う事も視野に入れておく
10.フェイト(StS)、万丈目を強く警戒
【備考】
・リリカル遊戯王GX10話から参戦です
・フェイト(A's)が過去から来たフェイトだと思っています
・フェイト(StS)、万丈目がデュエルゾンビになっていると思っています
スバル達には、「自分の世界のフェイトは、敵に洗脳されているかもしれない」と説明しました
・ここではカードはデュエルディスクなしで効果が発動すると知りました
・デュエルデュスクを使えばカードの効果をより引き出せると思っています
・カードとデュエルディスクは支給品以外にも各施設に置かれていて、それを巡って殺し合いが起こると考えています
・デュエルアカデミアの3分の2を調べました、どの場所を調べたかについては次の書き手さんにお任せします
・レッド・デーモンズ・ドラゴンが未来の世界のカードだと考えています
・シンクロ召喚の方法がわかっていません、
チューナーとチューナー以外のモンスターが必要という事は把握済みですがレベルの事はわかっていません
・正しい召喚手順を踏まなければレッド・デーモンズ・ドラゴンを召喚出来ないかどうかは不明です
・ギアスの能力を知ったことで、ルルーシュに逆らうことができるかどうかと、若干の不安を抱えています
・「月村すずかの友人」からのメールを読みました。送り主はフェイトかはやてのどちらかだと思っています
・参加者が異なる並行世界及び時間軸から連れて来られている事を把握しており、十代達もその可能性があると考えています。その場合、元の世界に戻れば十代に再び会えると考えています
・死者蘇生については半信半疑ですが、可能性は捨てていません
・御褒美については十代を殺した相手を知りたいと考えています
・自分に割り振られた調査エリアを調べ終えました。何かを見つけたか否かは、後続の書き手さんにお任せします
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式×2、『フリーズベント』@リリカル龍騎、『光の護封剣』@リリカル遊戯王GX、
『レッド・デーモンズ・ドラゴン』@遊戯王5D's ―LYRICAL KING―、
リインフォースⅡのお出かけバッグ@魔法少女リリカルなのはFINAL WARS、情報交換のまとめメモ
【思考】
基本:十代のいる世界に戻る
1.下で待つルルーシュに外の煙や調査結果について報告、グループ分けのアイデアを伝えるかは状況次第
2.情報を集める、特に十代がどの世界及び時間軸から連れて来られたかと死者蘇生が可能かどうかを確かめたい。死者蘇生が可能ならその技術を手に入れたい
3.各施設を回りカードとデュエルディスクを手に入れる。できればチューナーを手に入れたい
4.ルルーシュとは共闘、但し警戒(特にギアス)は怠らない
5.十代を殺した者については絶対に殺害する。スバル達に反対されても譲るつもりは全くない
6.十代を殺した者を知りたい、その為ならば御褒美を利用する事も視野に入れる
7.殺し合いに乗った者を殺害する事については現状スバル達と対立してまで行うつもりはない
8.レッド・デーモンズ・ドラゴン……使えるかな?
9.最悪の場合は優勝を狙う事も視野に入れておく
10.フェイト(StS)、万丈目を強く警戒
【備考】
・リリカル遊戯王GX10話から参戦です
・フェイト(A's)が過去から来たフェイトだと思っています
・フェイト(StS)、万丈目がデュエルゾンビになっていると思っています
スバル達には、「自分の世界のフェイトは、敵に洗脳されているかもしれない」と説明しました
・ここではカードはデュエルディスクなしで効果が発動すると知りました
・デュエルデュスクを使えばカードの効果をより引き出せると思っています
・カードとデュエルディスクは支給品以外にも各施設に置かれていて、それを巡って殺し合いが起こると考えています
・デュエルアカデミアの3分の2を調べました、どの場所を調べたかについては次の書き手さんにお任せします
・レッド・デーモンズ・ドラゴンが未来の世界のカードだと考えています
・シンクロ召喚の方法がわかっていません、
チューナーとチューナー以外のモンスターが必要という事は把握済みですがレベルの事はわかっていません
・正しい召喚手順を踏まなければレッド・デーモンズ・ドラゴンを召喚出来ないかどうかは不明です
・ギアスの能力を知ったことで、ルルーシュに逆らうことができるかどうかと、若干の不安を抱えています
・「月村すずかの友人」からのメールを読みました。送り主はフェイトかはやてのどちらかだと思っています
・参加者が異なる並行世界及び時間軸から連れて来られている事を把握しており、十代達もその可能性があると考えています。その場合、元の世界に戻れば十代に再び会えると考えています
・死者蘇生については半信半疑ですが、可能性は捨てていません
・御褒美については十代を殺した相手を知りたいと考えています
・自分に割り振られた調査エリアを調べ終えました。何かを見つけたか否かは、後続の書き手さんにお任せします
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