キャロ・ル・ルシエ
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, -――‐ヾ、―‐-、
/,イ  ̄ ̄ ̄ }) ̄ ̄ヽ
/ / /\ / ,へ、 \
/ / /. . . . ー''―'. . . .ヽ、 ヽ
l / / . . /. . . . . . . .ヽ. . ヾヽ ',
|| ,'. .. ./i. .i .| ,ヘ. . . .l. . . lヾゝ|
l」 |: . : .!フニ!ミi;/ !ァ;ニ_}. . . |: ::| l
ヽ |. . : <l !` 'l .!〉. . |:.i:.|ノ
\l. . . .lゝ- ' , `-'j , , レり ふふふ、まっててねえりおくん
∧. . lu" r‐ァ "イ//人 うふふあはははは
/l: :ヽト、>、 __ ,イ/ノイ::}、〉
レVV': :゛:|ー┐┌|: : }リV
r‐'´\: :|\ 二ノvV⌒)ー、
/`ー--_リ'⌒7rjヘi⌒ヽ/ _)
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ヽ___イ7 / ヽ::::イ_,イ l ',
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出典:魔法少女リリカルなのはStrikerS
死亡時期:1日目・午後
殺害者:フェイト・T・ハラオウン(A's)
最期の言葉:だいすきだよ……エリオくん――
死亡時期:1日目・午後
殺害者:フェイト・T・ハラオウン(A's)
最期の言葉:だいすきだよ……エリオくん――
【ロワ内での活躍】
この殺し合いを止めるために、行動を開始する。
怯える自身を奮い立たせ、戦う覚悟を決めたキャロだったが、そこへ襲い掛かったのはナイブズ。
圧倒的な実力を前に、徹底的に痛めつけられ、遂には死すら覚悟した彼女は、そのまま意識を失ってしまう。
次に彼女が目を覚ました時、既にナイブズの姿はなく、代わりにそこにはギンガとインテグラがいた。
状況は飲み込めなかったが、人がいるとのことでギンガが出て行った後、その場に残ったインテグラと、ひとまず自己紹介を交わす。
しかし、平穏は長くは続かなかった。
突如放たれた雷撃がインテグラを直撃、彼女に黒こげ寸前の重傷を与えたのだ。
攻撃の主・エネルの姿と、見るも無惨なインテグラの姿に、キャロは恐怖しパニックに陥る。
そこに助け舟を出したのが、騒ぎを聞きつけ戻ってきたギンガだった。
インテグラを背負った彼女と共に、キャロは必死でその場から脱出。
道中でインテグラの人となりと、その重要性を聞いた彼女だったが、そこに襲い掛かるものがある。
上半身裸のエネルとは似ても似つかぬ、全身を黒い鎧で覆った戦士――仮面ライダーカリスだ。
新たな強敵の到来に対し、ギンガはキャロへと防御魔法の展開を指示する。
その一瞬の隙を突いて、彼女が相手を吹っ飛ばすというのだ。
再び攻撃を仕掛けてくるカリスに対し、キャロもまた防御魔法を発動。
一瞬の膠着を生み出すことに成功したが、ギンガの追撃が来ることはなく、遂にバリアを破られてしまう。
これは一体どういうことだ。振り返ったその場所には、なんとギンガの姿すらなかった。
彼女には逃げられた、とカリスは言う。
つまり自分はインテグラを連れて逃げるための囮として、捨て石にされてしまったというのか。
いつの間にかその場から消えていたカリスにも取り残され、孤独になったキャロは、1人悲嘆と絶望に暮れる。
幼少期と同じように、またも他人から捨てられたショックから、動くこともできずにいた彼女。
そしてそこへ新たに、天道と名乗る男が現れる。
不思議な雰囲気を纏ったその男は、殺し合いには乗っていないと言った。
それを信じ、そして彼が負傷していることを悟ったキャロは、彼へと治癒魔法をかける。
そうだ、立ち止まっている暇はない。自分にはできることがあり、それをやらなければならないという義務があるのだ。
殺し合いを止めるという目的を思い出し、キャロは天道が気を失ってなお、懸命に治療を施していた。
そんな所へ現れたのは、自らをキングと称する少年。
どこか不気味な笑顔を浮かべた彼を、彼女は最初危険なのではないかと勘ぐった。
だが、はやてと顔を合わせたという彼と言葉を交わしていくうちに、その不信感も薄れていく。
キングが信用できる人間なら、一緒に天道をここから運び出し、より適切な治療のできる場所に連れて行けるのではないか。
そう判断し、協力を依頼しようとするキャロ。
しかしその瞬間、第一回目の定時放送が始まった。
そしてそれは親友エリオの死を告げる、彼女にとっては最悪の放送でもあった。
絶望に襲われたキャロの耳に、キングのささやきが飛び込んでくる。
殺し合いに乗れば、彼を生き返らせることができるんじゃないか、と。
そんなことはできるはずもない、と困惑するキャロに、なおもキングは言葉を重ねる。
このままだとエリオを助けることはおろか、自分が生き残ることもできない、と。
瞬間、キングはコーカサスアンデッドの本性を現し、驚愕するキャロへと襲い掛かった。
迷っていては死ぬ。だが殺し合いに乗れるはずもない。しかしそれではエリオが帰ってこない。
恐怖と混乱で完全に恐慌状態に陥ったキャロは、瞬間、再び己の死を意識する。
だがそこに、聞こえるはずのない声が響いた。
既に死んだはずのエリオが、彼女の前に現れたのだ。
困惑するキャロの背中を、彼はひどく優しい言葉をもって押す。
後から後悔しないためにも、今はキャロのしたいようにすればいい。キャロの行きたい方へ行けばいい。
その言葉を受け入れた彼女は、遂に己の進む道を決意する。
望むものはエリオの笑顔。選ぶ道は修羅の道。
忌むべき選択肢を選んだ瞬間、遂にキャロの人格は、最悪の方向へと歪んでしまった。
それまで使い方の分からなかった憑神鎌(スケィス)を発動させ、彼女は猛然とキングへと斬りかかる。
これを殺害するには至らなかったものの、撃退することには成功した。
彼女は次なる獲物を求め、エリオの面影を残す得物と共に、1人市街地へと向かう。
極限状態を超えたキャロは、エリオを生き返らせるために、殺し合いへと乗ってしまったのだ。
殺意に支配された彼女は、地上本部にてクアットロと遭遇。
これをまたも取り逃がしてしまうものの、あのクアットロのプライドを粉微塵に打ち砕くほどの、狂気と凶暴性を発揮する。
しかし彼女の心は、その狂気とは裏腹に沈んでいた。
二度も敵を取り逃がしたことで、自分には殺し合いに勝ち残る実力がないのでは、と、不安を覚えてしまったのだ。
そこで彼女が見つけたのは、地上本部最上階の魔法陣。
この殺し合いを制する力として、聖王のゆりかごに目をつけたキャロは、転移魔法陣を発動する。
ワープした先で出会ったのは、自分よりも更に年下の、10年前のフェイトだった。
予期せぬ恩人との遭遇に、思わず駆け寄るキャロだったが、フェイトは殺意と共に武器を向ける。
それだけならまだ納得がいった。なのはが死んでしまった以上、彼女にも自分同様に、殺し合いに乗る理由があった。
だが彼女が次に口にした言葉は、完全に予想外のものであった。
この殺し合いの優勝者になることで、この場の全員を生き返らせる、と。
予期せぬフェイトの言葉に、むしろ感動すら覚えたキャロは、同じ殺し合いに乗った者同士、協力し合わないかと持ちかける。
彼女の思想には賛同できたし、単純に戦力が増えるだけでも、ありがたいことだと思えたのだ。
しかしそこへ、第二の放送が流れた瞬間、彼女に1つの疑問が浮かぶ。
目の前でフェイトが生きているのに、何故フェイトの名前が呼ばれたのか、と。
その問いかけに対し彼女は、それは自分のクローンの方だと答える。
名簿に2つずつ名前の記された、なのはやはやてに関しても、同じではないかと推測した。
だがその返答は、キャロの思考を180度転向させることになる。
目の前のフェイトを名乗る少女は、クローンのなのはなら殺してしまっても構わないと思っている。
だが本来のフェイトならば、自身やエリオと同じ存在であるクローンを、そうも容易く切り捨てたりはしないはずだ。
この娘は本物のフェイトではない。ましてやフェイトを名乗る資格すらない。
最愛の恩人と親友を冒涜されたキャロの思考は、憎悪に塗りつぶされて完全に破綻する。
彼女の刃は迷うことなくフェイトの左腕を切り裂き、彼女の放つ魔力弾は、落ちた左腕を塵一つ残さず消し飛ばす。
憎しみに駆られたその姿は、フェイトにプレシア以上の恐怖すら抱かせた。
そうして逃げ回る彼女と追いかけっこを演じるキャロだったが、彼女を見つけるよりも先に、別の少女と遭遇する。
ヴィヴィオを連れたルーテシアが、玉座の間へと侵入していたのだ。
データドレインを放ったキャロは、魔力を大幅に消費したものの、ほとんど苦戦することもなく彼女を殺害する。
遂に1人目を殺すことに成功した。キャロはようやく勝ち取った成功に歓喜し、怖気をふるうほどに無邪気な笑い声を上げる。
その後聖王ヴィヴィオの絶大なパワーを利用しようと企んだ彼女は、
ルーテシアの遺体からレリックを掘り起こし、強引に融合させようとする。
プログラム自体はルーテシアが組み立て終えていたので、作業はスムーズに進められた。
しかしその結果を見ることはかなわなかった。
突如放たれた銃弾が、キャロの胸を貫いたのだ。
致命傷を負った彼女の前に、再びエリオが現れる。
彼はこう問いかけた。この殺戮は、本当にキャロが望んだことなのか、と。
そうだと肯定するキャロに、今度は彼はこう言った。
今目に浮かんでいる涙が、本当はこんなことを望んでいなかった証ではないのか、と。
彼女に良心が残されていたのか、もしくは本当に最初から狂っていたのか。
それは誰にも分からないし、彼女自身にすらも分からない。
確かなことは、求めてやまなかったエリオの胸で眠るキャロの寝顔が、幸福に満たされていたということだけだった。
マーダーへ豹変して以降のキャロは、やることなすこと全てにおいて完全に狂っており、
もはや原作の面影など欠片も残さぬヤンデレスマイルは、SS登場人物・読者を問わず、見る者全てを恐怖のどん底に叩き落とした。
その姿は恐らくなのはロワ中最恐クラスと言っても過言ではないだろうし、ある意味でこのロワ最大の被害者の1人と言っても過言ではないだろう。
そんなわけでここのAAから目のハイライトを消させていただきましたが、
なにぶんAAをいじくるスキルがない身ですので、もっとヤンデレ目に見せられるぞという方がいらっしゃいましたら、
どなたか狂化……もとい強化改造をお願いします。
この殺し合いを止めるために、行動を開始する。
怯える自身を奮い立たせ、戦う覚悟を決めたキャロだったが、そこへ襲い掛かったのはナイブズ。
圧倒的な実力を前に、徹底的に痛めつけられ、遂には死すら覚悟した彼女は、そのまま意識を失ってしまう。
次に彼女が目を覚ました時、既にナイブズの姿はなく、代わりにそこにはギンガとインテグラがいた。
状況は飲み込めなかったが、人がいるとのことでギンガが出て行った後、その場に残ったインテグラと、ひとまず自己紹介を交わす。
しかし、平穏は長くは続かなかった。
突如放たれた雷撃がインテグラを直撃、彼女に黒こげ寸前の重傷を与えたのだ。
攻撃の主・エネルの姿と、見るも無惨なインテグラの姿に、キャロは恐怖しパニックに陥る。
そこに助け舟を出したのが、騒ぎを聞きつけ戻ってきたギンガだった。
インテグラを背負った彼女と共に、キャロは必死でその場から脱出。
道中でインテグラの人となりと、その重要性を聞いた彼女だったが、そこに襲い掛かるものがある。
上半身裸のエネルとは似ても似つかぬ、全身を黒い鎧で覆った戦士――仮面ライダーカリスだ。
新たな強敵の到来に対し、ギンガはキャロへと防御魔法の展開を指示する。
その一瞬の隙を突いて、彼女が相手を吹っ飛ばすというのだ。
再び攻撃を仕掛けてくるカリスに対し、キャロもまた防御魔法を発動。
一瞬の膠着を生み出すことに成功したが、ギンガの追撃が来ることはなく、遂にバリアを破られてしまう。
これは一体どういうことだ。振り返ったその場所には、なんとギンガの姿すらなかった。
彼女には逃げられた、とカリスは言う。
つまり自分はインテグラを連れて逃げるための囮として、捨て石にされてしまったというのか。
いつの間にかその場から消えていたカリスにも取り残され、孤独になったキャロは、1人悲嘆と絶望に暮れる。
幼少期と同じように、またも他人から捨てられたショックから、動くこともできずにいた彼女。
そしてそこへ新たに、天道と名乗る男が現れる。
不思議な雰囲気を纏ったその男は、殺し合いには乗っていないと言った。
それを信じ、そして彼が負傷していることを悟ったキャロは、彼へと治癒魔法をかける。
そうだ、立ち止まっている暇はない。自分にはできることがあり、それをやらなければならないという義務があるのだ。
殺し合いを止めるという目的を思い出し、キャロは天道が気を失ってなお、懸命に治療を施していた。
そんな所へ現れたのは、自らをキングと称する少年。
どこか不気味な笑顔を浮かべた彼を、彼女は最初危険なのではないかと勘ぐった。
だが、はやてと顔を合わせたという彼と言葉を交わしていくうちに、その不信感も薄れていく。
キングが信用できる人間なら、一緒に天道をここから運び出し、より適切な治療のできる場所に連れて行けるのではないか。
そう判断し、協力を依頼しようとするキャロ。
しかしその瞬間、第一回目の定時放送が始まった。
そしてそれは親友エリオの死を告げる、彼女にとっては最悪の放送でもあった。
絶望に襲われたキャロの耳に、キングのささやきが飛び込んでくる。
殺し合いに乗れば、彼を生き返らせることができるんじゃないか、と。
そんなことはできるはずもない、と困惑するキャロに、なおもキングは言葉を重ねる。
このままだとエリオを助けることはおろか、自分が生き残ることもできない、と。
瞬間、キングはコーカサスアンデッドの本性を現し、驚愕するキャロへと襲い掛かった。
迷っていては死ぬ。だが殺し合いに乗れるはずもない。しかしそれではエリオが帰ってこない。
恐怖と混乱で完全に恐慌状態に陥ったキャロは、瞬間、再び己の死を意識する。
だがそこに、聞こえるはずのない声が響いた。
既に死んだはずのエリオが、彼女の前に現れたのだ。
困惑するキャロの背中を、彼はひどく優しい言葉をもって押す。
後から後悔しないためにも、今はキャロのしたいようにすればいい。キャロの行きたい方へ行けばいい。
その言葉を受け入れた彼女は、遂に己の進む道を決意する。
望むものはエリオの笑顔。選ぶ道は修羅の道。
忌むべき選択肢を選んだ瞬間、遂にキャロの人格は、最悪の方向へと歪んでしまった。
それまで使い方の分からなかった憑神鎌(スケィス)を発動させ、彼女は猛然とキングへと斬りかかる。
これを殺害するには至らなかったものの、撃退することには成功した。
彼女は次なる獲物を求め、エリオの面影を残す得物と共に、1人市街地へと向かう。
極限状態を超えたキャロは、エリオを生き返らせるために、殺し合いへと乗ってしまったのだ。
殺意に支配された彼女は、地上本部にてクアットロと遭遇。
これをまたも取り逃がしてしまうものの、あのクアットロのプライドを粉微塵に打ち砕くほどの、狂気と凶暴性を発揮する。
しかし彼女の心は、その狂気とは裏腹に沈んでいた。
二度も敵を取り逃がしたことで、自分には殺し合いに勝ち残る実力がないのでは、と、不安を覚えてしまったのだ。
そこで彼女が見つけたのは、地上本部最上階の魔法陣。
この殺し合いを制する力として、聖王のゆりかごに目をつけたキャロは、転移魔法陣を発動する。
ワープした先で出会ったのは、自分よりも更に年下の、10年前のフェイトだった。
予期せぬ恩人との遭遇に、思わず駆け寄るキャロだったが、フェイトは殺意と共に武器を向ける。
それだけならまだ納得がいった。なのはが死んでしまった以上、彼女にも自分同様に、殺し合いに乗る理由があった。
だが彼女が次に口にした言葉は、完全に予想外のものであった。
この殺し合いの優勝者になることで、この場の全員を生き返らせる、と。
予期せぬフェイトの言葉に、むしろ感動すら覚えたキャロは、同じ殺し合いに乗った者同士、協力し合わないかと持ちかける。
彼女の思想には賛同できたし、単純に戦力が増えるだけでも、ありがたいことだと思えたのだ。
しかしそこへ、第二の放送が流れた瞬間、彼女に1つの疑問が浮かぶ。
目の前でフェイトが生きているのに、何故フェイトの名前が呼ばれたのか、と。
その問いかけに対し彼女は、それは自分のクローンの方だと答える。
名簿に2つずつ名前の記された、なのはやはやてに関しても、同じではないかと推測した。
だがその返答は、キャロの思考を180度転向させることになる。
目の前のフェイトを名乗る少女は、クローンのなのはなら殺してしまっても構わないと思っている。
だが本来のフェイトならば、自身やエリオと同じ存在であるクローンを、そうも容易く切り捨てたりはしないはずだ。
この娘は本物のフェイトではない。ましてやフェイトを名乗る資格すらない。
最愛の恩人と親友を冒涜されたキャロの思考は、憎悪に塗りつぶされて完全に破綻する。
彼女の刃は迷うことなくフェイトの左腕を切り裂き、彼女の放つ魔力弾は、落ちた左腕を塵一つ残さず消し飛ばす。
憎しみに駆られたその姿は、フェイトにプレシア以上の恐怖すら抱かせた。
そうして逃げ回る彼女と追いかけっこを演じるキャロだったが、彼女を見つけるよりも先に、別の少女と遭遇する。
ヴィヴィオを連れたルーテシアが、玉座の間へと侵入していたのだ。
データドレインを放ったキャロは、魔力を大幅に消費したものの、ほとんど苦戦することもなく彼女を殺害する。
遂に1人目を殺すことに成功した。キャロはようやく勝ち取った成功に歓喜し、怖気をふるうほどに無邪気な笑い声を上げる。
その後聖王ヴィヴィオの絶大なパワーを利用しようと企んだ彼女は、
ルーテシアの遺体からレリックを掘り起こし、強引に融合させようとする。
プログラム自体はルーテシアが組み立て終えていたので、作業はスムーズに進められた。
しかしその結果を見ることはかなわなかった。
突如放たれた銃弾が、キャロの胸を貫いたのだ。
致命傷を負った彼女の前に、再びエリオが現れる。
彼はこう問いかけた。この殺戮は、本当にキャロが望んだことなのか、と。
そうだと肯定するキャロに、今度は彼はこう言った。
今目に浮かんでいる涙が、本当はこんなことを望んでいなかった証ではないのか、と。
彼女に良心が残されていたのか、もしくは本当に最初から狂っていたのか。
それは誰にも分からないし、彼女自身にすらも分からない。
確かなことは、求めてやまなかったエリオの胸で眠るキャロの寝顔が、幸福に満たされていたということだけだった。
マーダーへ豹変して以降のキャロは、やることなすこと全てにおいて完全に狂っており、
もはや原作の面影など欠片も残さぬヤンデレスマイルは、SS登場人物・読者を問わず、見る者全てを恐怖のどん底に叩き落とした。
その姿は恐らくなのはロワ中最恐クラスと言っても過言ではないだろうし、ある意味でこのロワ最大の被害者の1人と言っても過言ではないだろう。
そんなわけでここのAAから目のハイライトを消させていただきましたが、
なにぶんAAをいじくるスキルがない身ですので、もっとヤンデレ目に見せられるぞという方がいらっしゃいましたら、
どなたか狂化……もとい強化改造をお願いします。
追悼コメント
- 桂言葉と同じく愛と欲望と狂気に溺れたか。 -- 熊本 (2010-07-27 18:33:09)