手順案 ( 1動画分について )
- DLされたファイルの切り出しと素材化
- 出力されたファイルと元画像を合成(NiVEを使用)
具体的作業
※動画の埋め込みソフトにNiVEを使うことを前提とした手順,作業です.よって,NiVE以外のソフトを使う場合はこれらの手順,作業と違う場合があります.
※画面キャプチャーソフトが使える場合,下記の作業は,「指定された10秒をただキャプチャーするだけ」と,大幅に簡略化できます.但し,fps(1秒間に撮影する画像数.frame per second)が低いものは使えないかも知れません.第6回のまとめ動画は常に25fps以上だったと思います.
■flvファイルの場合
1.DLされたFLVファイルの切り出し
FLVファイルをそのまま切り出せるソフト
RichFLVをDLします.
任意の10秒程度を切り取ります.AVIに変換する際にかなりの容量を食うので,10秒ちょいくらいを切り取りたいところです.しかし,切り出しの始点については細かく設定できない(動画を解析してキーフレームがいくつか作られている模様)ので,どうしても意図した始点とずれてしまう場合のみ,前後するなど調節して長めに切り取ります.
「Export->FLV」を押すと,とてもあっさりとファイルが出力されます.
2.切り出されたFLVファイルをAVIファイルとWAVファイルに出力して素材化
FLVなどをAVIに変換できるソフト
hugflashをDLします.
リンク先でも言及されていますが,FLVの形式によってエラーが出るのを防ぐ為に,
VP6のVFWコーデックもインストールします.
また,AVIは容量が急激に増えてしまう(10秒程度の動画で数10MB!)ので,
Huffyuvというコーデックを入れておくといいっぽいです.(良く分かりませんがHuffyuvは可逆圧縮で劣化しなくて良いらしいです.NiVEでも使うので入れておいた方がいい気がします.)
出力は,先ほどインストールしたHuffyuvってやつが無難だと思われます.
困ったら無圧縮,練習用ならDivXといったあたり.(DivXで十分な気もするんですけど,いかんせん右下のロゴがw)
ここら辺は要検討ですかね.ほとんど画質に影響しないのに無駄に容量を食うのであればほとんど意味がないわけですし.
教えて圧縮に詳しい人...
※因みに,AVIの映像ファイルとWAVの音声ファイルの2種類を分けて出力するのは,NiVEの仕様の為です.(プラグインを入れれば分ける必要はないですが.)
■swfファイルの場合
- DLしたswfファイルを、とりあえずデスクトップに置いて、名前を半角のみにする。←コレ大事!
- Aviutlのプラグインに Shockwave Flash VFAPI Plug-In(swf.vfp)(まるも製作所)入れる。
- これで、デスクトップに置いたswfが開けられるので、
- AviUtlで範囲を設定して、avi出力。
swfファイル=ニコニコムービーメーカー(NMM)=静止画の連続
なので,画面録画ソフトを使っても品質に影響はしない.但し,この時「システム音源」を録音できるソフトが望ましい.
MacならiShowUというソフトの体験版で対応出来る.その他,画面の切り替わりが激しくない動画についても,対応できる.
画面録画が出来れば,容量も食わず,ファイル形式にも悩まされず,非常に楽ができる.
■mp4ファイルの場合
- AviUtlのプラグインに、DirectShow File Reader プラグイン for AviUtl(DSinputとか)(AviUtl実験室)を入れると、AviUltでmp4は開けられるはず。
- AviUtlで範囲を設定して、avi出力。
もしくは、CravingExplorerで、aviでまるまるDL。
多機能モーショングラフィックスソフトの
NiVEをDLします.
解凍したファイル内の"NicoVisualEffects.exe"をダブルクリックすると起動します.(以下一応説明)
ファイル->新規プロジェクト->新規プロジェクト(そのままでOKなはず)->
でOKかと.(フレームレートは30fpsのままでもいいかも.24fpsでも見た感じが変わらないっぽいので,それなら少しでも容量を少なくしたい欲求がw.長さ10秒はここできっちり設定した方が楽な気がしました.後から"設定->コンポジション設定"で変えられるので気楽に.)
まず,
設定->環境設定
で"操作ごとにプレビューを更新する"にチェックを入れておくとリアルタイムでプレビューが表示されて便利なようです.
ファイル->読み込み->VFWInputでAVIファイル(下記例ではdefault3.avi)
ファイル->読み込み->WaveInputでWAVファイル(下記例ではdefault3.wav)
ファイル->読み込み->ImageInputで画像ファイル(下記例では
embed_test1.bmp)
をそれぞれ読み込みます.
読み込んだファイルを順にダブルクリックして,タイムラインに挿入します.(タイムラインのところは順番によって重なりの順番が変わります.プレビューで確認しながらドラッグ&ドロップで順番を入れ替えて下さい.)
開始1フレーム目のマテリアル->位置,スケールを下記のように変更します.
※位置は埋め込みスペースに来るように変えます.(数字打ち込むよりドラッグの方が楽?)
※今回の画像に限っては,埋め込みスペースの中心座標が(190,234)に来るように作ったのでこの値を直接打ち込んでも良いです.
※スケールに関しては,ニコニコ動画から普通にDLすると,標準サイズの512*384で画面めいっぱいだと思います.
62%という数字は,320*240に近くなるかなぁと思っただけで,60%にすれば第2回の時と同様の308*230くらいの大きさに縮小されます.大きさに関しては画像作成者の埋め込みスペースのサイズに依りますねw
10秒よりも長いAVI,WAVファイルの場合は,どの10秒部分にするかを調節します.
この際,映像ファイルと音声ファイルは一致するように調節します.ここらへんも面倒なので,やはり10秒切り出す時にほぼ10秒ほど切り出せていた方がいい気がします.
因みに,プレビュー再生については,デフォルトでミュートになっていますし,ミュート解除しても音はブツギレ(仕様らしい)なのでびっくりしないように.
あとは,
ファイル->書き出し->VFWOutput
でaviファイルが作られます.
圧縮形式については,hugflashの時と同様です.
ここで無圧縮を選択すると,100MBを軽く超えてきたりします.
これで一人分なのを考えると,もし30人分などとなれば3GBオーバーとなりますね.Huffyuvだと半分くらいになるようです.
全員分をNiVEで作るよりは,人数分作ったAVIファイルをWindowsムービーメーカーで合体させる方が無難な気がします…が,どうでしょうかね?
>>そんな気がします。まとめて埋め込み部分をムービーメーカーで作り、AviUtlでついでにサイズも一緒に変換してNiVE用にavi出力しました。
とりあえず,任意のニコニコ動画をDLし,任意の10秒程度を切りだし,AVIとWAVに変換.
あとはその2ファイルと,
こちらの画像ファイルを使って合成する練習をしてみて下さい.
あと,意味ない気がめちゃくちゃしますが上記例のNiVEのファイル
New Project2.nvpも置いておきます.流石に11KBしかないw!
因みに,使い方は,
"NiVE"でタグ検索するとかなり出てきますので,この説明でぴんとこなかった方はそちらも参考にして下さい.NiVEというソフトの威力はこんなもんじゃないことも分かりますw
最終更新:2010年01月15日 23:29