デュエルモンスターズ

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漫画「[[遊☆戯☆王]]」のなかで広く遊ばれているトレーディングカードゲーム(TCG)で、漫画本編では「マジック&ウィザーズ」、アニメでは「デュエルモンスターズ」という名称。開発者はアメリカ人のペガサス・J・クロフォード。 現実世界ではコナミから「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」として発売された。以降メディアミックスに伴って多少名称を変えながら展開を続けている。 略称は「遊戯王OCG」(「Official Card Game」の頭文字)。単に「遊戯王カード」とも呼ばれる。 作中ではこのカードゲームで勝負を行う人々を「決闘者([[デュエリスト]])」と呼ぶ。 初登場時から「決闘者の王国編」あたりまではTRPGの趣があり、ややゲーム性に疑問のあるルールだったが、 後半になるにつれ戦略や駆け引きが重要なゲームとなっていった。 また、作中の世界では、海馬コーポレーションが開発した「[[デュエルディスク]]」により カードに描かれたモンスターなどを実体化させて戦うことができる。厳密にはソリッドビジョンという立体映像で表現しているだけなのだが、演出上はほとんど差異なく扱われる。 その実態は単なるゲームではなく、古代エジプトの神官の転生者であり現代の世ではゲームデザイナーになっているペガサスが、在りし日の精霊術を今風の形で甦らせたものである。 [[遊戯>武藤 遊戯]]を始めとする能力者が使えば、大邪神と戦う武器にさえなる大変な代物なのである。 もっとも作中世界でも一部の人間しか知らないことだが。 モンスターは実際に精霊界から呼び出されている。 「人間の思念によって創られた世界」だそうなので、カードと連動しているのも納得できる。 この世界から精霊界に渡ることは原則不可能だが、遊戯の心の中には精霊界への入り口があったりする (遊戯王の世界観では人は誰でも心の中に部屋を持つ)。 「精霊界は12個ある」という発言がアニメ3作目にあるが、この設定が2作目や4作目でも通用するかというと疑問があり、実態は不明。 原作・アニメには一般人でも物理的なダメージを受けているような描写がある。 ただ、ダイレクトアタックを最初に受けた[[城之内]]によると、「本当に殴られたような気がする」なので、気のせいなのだろう。 派手に吹っ飛ばされている人たちは、ほとんどが思い込みの強い人なのかも知れない。 作中において行われる「闇のゲーム」でのデュエルの場合は、ダメージがそのまま精神的ダメージとして蓄積されるため、まんざら「気のせい」ではないだろうが。 漫画『遊戯王GX』によれば演技でリアクションを取るものもいるようだ。 アニメではデュエルで直接殴り合っていたような気もするが、見なかったことにした方がいいかも。 我々の世界では、「リーフファイト」とともに、「ポケットモンスターカードゲーム」に次ぐ歴史を持つ国産TCGの古典。 初期のTCGには珍しく、マジック:ザ・ギャザリングとのルール上の類似が見られない。 特徴的なのが&bold(){体系的なコストの不在}で、つまりカードは大別して 「コスト不要」か「固有のコストが必要」に分けられる。 よく「遊戯王はコストがいらないから強いカード使い放題!」などと他のTCGプレイヤーからやっかみ混じりでいわれるが、 実態は全くその逆で、コスト概念が薄いからこそ汎用性の高いカードを制作できなくなっている。((例としては、カードを2枚ドローするために、墓地を空にした上で規定数のカードを除外したり、自分の手札とフィールドを全て吹き飛ばしたり、単体では何の役にも立たない装備魔法を出しておかなければならなかったりするなど。遊戯王では特別珍しいことでもない。最近は、コストとして特定のモンスターカードを捨てる、除外するなどすれば良い場合もあるのだが。)) また長期間続いたTCGの宿命として、徐々にではあるがカードの性能のインフレが進んでいる。 初期の頃のレアカードが、現在のノーマルカードにも劣る性能である場合も少なからず存在する。 一方で、初期の頃に登場したにも関わらず現在に至るまで愛用され続けているカードも存在している。 作中で[[遊戯>武藤 遊戯]]などが使用した「光の護封剣」や(長らく禁止カードとなってはいたが)[[死者蘇生]]などがその良い例だろう。 余談だが、遊戯たち主役級の人物は演出上、土壇場で必要なカードを引き当て逆転勝利することも多い。 一部のゲーム版にはこの引きをプレイヤーが体験できる「ディスティニードロー」という機能が搭載されている。 意識したのかは不明だが『涼宮ハルヒの約束』のポーカー・ミニゲームでも[[ハルヒ>涼宮 ハルヒ]]が「ディスティニードロー」を必殺技として発動してくる。
漫画「[[遊☆戯☆王]]」のなかで広く遊ばれているトレーディングカードゲーム(TCG)で、漫画本編では「マジック&ウィザーズ」、アニメでは「デュエルモンスターズ」という名称。開発者はアメリカ人のペガサス・J・クロフォード。 現実世界ではコナミから「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」として発売された。以降メディアミックスに伴って多少名称を変えながら展開を続けている。 略称は「遊戯王OCG」(「Official Card Game」の頭文字)。単に「遊戯王カード」とも呼ばれる。 作中ではこのカードゲームで勝負を行う人々を「決闘者([[デュエリスト]])」と呼ぶ。 初登場時から「決闘者の王国編」あたりまではTRPGの趣があり、ややゲーム性に疑問のあるルールだったが、 後半になるにつれ戦略や駆け引きが重要なゲームとなっていった。 また、作中の世界では、海馬コーポレーションが開発した「[[デュエルディスク]]」により カードに描かれたモンスターなどを実体化させて戦うことができる。厳密にはソリッドビジョンという立体映像で表現しているだけなのだが、演出上はほとんど差異なく扱われる。 その実態は単なるゲームではなく、古代エジプトの神官の転生者であり現代の世ではゲームデザイナーになっているペガサスが、在りし日の精霊術を今風の形で甦らせたものである。 [[遊戯>武藤 遊戯]]を始めとする能力者が使えば、大邪神と戦う武器にさえなる大変な代物なのである。 もっとも作中世界でも一部の人間しか知らないことだが。 モンスターは実際に精霊界から呼び出されている。 「人間の思念によって創られた世界」だそうなので、カードと連動しているのも納得できる。 この世界から精霊界に渡ることは原則不可能だが、遊戯の心の中には精霊界への入り口があったりする (遊戯王の世界観では人は誰でも心の中に部屋を持つ)。 「精霊界は12個ある」という発言がアニメ3作目にあるが、この設定が2作目や4作目でも通用するかというと疑問があり、実態は不明。 原作・アニメには一般人でも物理的なダメージを受けているような描写がある。 ただ、ダイレクトアタックを最初に受けた[[城之内]]によると、「本当に殴られたような気がする」なので、気のせいなのだろう。 派手に吹っ飛ばされている人たちは、ほとんどが思い込みの強い人なのかも知れない。 作中において行われる「闇のゲーム」でのデュエルの場合は、ダメージがそのまま精神的ダメージとして蓄積されるため、まんざら「気のせい」ではないだろうが。 漫画『遊戯王GX』によれば演技でリアクションを取るものもいるようだ。 アニメではデュエルで直接殴り合っていたような気もするが、見なかったことにした方がいいかも。 我々の世界では、「リーフファイト」とともに、「ポケットモンスターカードゲーム」に次ぐ歴史を持つ国産TCGの古典。 初期のTCGには珍しく、マジック:ザ・ギャザリングとのルール上の類似が見られない。 特徴的なのが&bold(){体系的なコストの不在}で、つまりカードは大別して 「コスト不要」か「固有のコストが必要」に分けられる。 よく「遊戯王はコストがいらないから強いカード使い放題!」などと他のTCGプレイヤーからやっかみ混じりでいわれるが、 実態は全くその逆で、コスト概念が薄いからこそ汎用性の高いカードを制作できなくなっている。((例としては、カードを2枚ドローするために、墓地を空にした上で規定数のカードを除外したり、自分の手札とフィールドを全て吹き飛ばしたり、単体では何の役にも立たない装備魔法を出しておかなければならなかったりするなど。遊戯王では特別珍しいことでもない。最近は、コストとして特定のモンスターカードを捨てる、除外するなどすれば良い場合もあるのだが。)) また長期間続いたTCGの宿命として、徐々にではあるがカードの性能のインフレが進んでいる。 初期の頃のレアカードが、現在のノーマルカードにも劣る性能である場合も少なからず存在する。 一方で、初期の頃に登場したにもかかわらず現在に至るまで愛用され続けているカードも存在している。 作中で[[遊戯>武藤 遊戯]]などが使用した「光の護封剣」や(長らく禁止カードとなってはいたが)[[死者蘇生]]などがその良い例だろう。 余談だが、遊戯たち主役級の人物は演出上、土壇場で必要なカードを引き当て逆転勝利することも多い。 一部のゲーム版にはこの引きをプレイヤーが体験できる「ディスティニードロー」という機能が搭載されている。 意識したのかは不明だが『涼宮ハルヒの約束』のポーカー・ミニゲームでも[[ハルヒ>涼宮 ハルヒ]]が「ディスティニードロー」を必殺技として発動してくる。

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