真紅眼の黒竜

青き龍は勝利をもたらす。しかし、赤き竜がもたらすのは勝利にあらず、可能性なり…

「真紅眼の黒竜」(レッドアイズ・ブラックドラゴン)は、「遊☆戯☆王」における
カードゲーム「デュエルモンスターズ」を代表するモンスターカードの一枚である。

(※以下「レッドアイズ」と記載)
☆(レベル)7の最上級モンスターであるが、その能力値は攻撃力2400/守備力2000と控えめで、
レッドアイズ自体は別段特殊な効果を持っている訳でもない。
☆7以上のモンスターは勿論、生贄1体で召喚できる☆5~6の上級モンスターの中にも、
能力値や効果でレッドアイズを上回るモンスター自体は数多くいる。
しかしサポートカードの多さや、本編ストーリーの重要な局面で度々登場することもあって、その人気はとても高い。

攻撃時の技名は「黒炎弾」。口から大きな火球を吐いて攻撃する。
なお技名は、文字通り「こくえんだん」と読む場合と、「ダーク・メガ・フレア」と読む場合がある。
その後現実のカードゲーム「遊戯王OCG」でレッドアイズ専用の魔法カード「黒炎弾」が登場したため、
遊戯王GXでは「ダーク・メガ・フレア」で統一されている。
また、「ダーク・メガ・フレア」は「メタル化・魔法反射装甲」によって
レッドアイズがパワーアップした姿である「レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン」の技名でもある。

原作では「決闘者の王国編」で初登場。
「マニア価格で数十万円はする」という文字通りの超レアカードであり、当初はデュエルモンスターズの
全国大会2位(当時)の実績を持つ「ダイナソー竜崎」(ニコニコRPG未登場)の切り札として登場した。
レッドアイズの召喚で勝利を確信した竜崎は、対戦相手の城之内にアンティ(賭け)ルールを持ちかける。
しかしその直後に城之内の「時の魔術師」の特殊能力が発動、デュエルは城之内の劇的な逆転勝利に終わった。
結果アンティルールによってレッドアイズは城之内の手に渡り、以降は彼の切り札として活躍していくこととなる。

東映版「遊☆戯☆王」の劇場版にも登場し、そこでは「勝利ではなく可能性をもたらす竜」といわれていた。
それは原作やテレビ東京版でも変わらず、レッドアイズが相手のライフを0にしたことはほとんどないが、
召喚に成功した後には必ず勝負の流れが良い方向に傾く。
そういう意味では、青眼の究極竜よりも優遇されているのかもしれない。
もっとも、あちらはどちらかというと使用者の采配ミスという部分が大きいが…

原作ではこの後バトルシティ出場を決めた城之内がレアカード窃盗団「グールズ」に目を付けられ、
グールズの団員とのデュエルに負けレッドアイズを奪われてしまう。
その後遊戯がデュエルを挑んで勝利しレッドアイズを取り戻すのだが、レッドアイズを返そうとする遊戯に対し
城之内は「オレが真のデュエリストになるまで預かっていてくれ」と告げた。
遊戯は城之内の意思を酌み、その時が来るまでこのカードを預かることにしたのである。
ニコニコRPGで遊戯がレッドアイズを所持していたのもここから来ていると思われる。*1
その後グールズの首領・マリクに操られた城之内を救う際にレッドアイズが重要な役割を果たした事で
遊戯と城之内の友情の絆を象徴するカードにもなった。

アニメでは伝説の龍と合体して剣になったりエロ天使を食べたりしている。

アニメ遊☆戯☆王の続編である遊戯王GXにおいても、天上院吹雪のカードとして登場。

今なお関連カードが作られ続け、アニメでも引き続き活躍しているあたり
このカードがいかに人気であるかがうかがえる。

ニコニコRPGでは、デュエルモンスターズに登場するモンスターの中で唯一戦闘アイテム扱いになっている。
(他のモンスターは敵キャラもしくは技で登場)
MPを消費せずにブラック・マジシャンとほぼ同等の威力を発揮する使い勝手の良いデュエリスト専用アイテムで、
バーサーカーソウル究極嫁などとにかくMP消費が激しい遊戯・海馬には心強いアイテムだが
完成版では一戦闘につき3回*2までの使用制限があるため、ボス相手の長期戦では使い所が難しいアイテムである。*3


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最終更新:2023年11月16日 23:57

*1 ただしRPG作中では「ラーの翼神竜」の入手の経緯でも見られるようにグールズの首領・マリクが登場していないため、本編でグールズの話がどこまで反映されているかは不明である

*2 この回数についてはデュエルモンスターズのOCG公式ルールにある「同じカードは3枚までしか入れられない」というものから来ていると思われる。

*3 回数制限は動画版の最終章から設定されており、体験版ではとくに制限はない。