元ネタは改造マリオワールドコース「全自動マリオ」シリーズ。
文字通り“コントローラーに一切触れず”ステージをクリアするという動画。
要するに「ステージがマリオをゴールまで運んであげる」動画である。
もちろん通常のステージでは不可能なので、ツールでROMを改造し、ソレ用にステージを作る必要がある。
文字だけではつまらなさそうな印象を受けるが、最低限動く床、移動足場のタイミングを合わせなければならず、
魅せる動画を作る為にはステージのギミックを全て熟知する必要があり、実際には相当計算しないとまず作れない。
なおかつ面白い動画になったとき、ある意味感動すら覚える。
ここから派生した作品として、特定のボタンを押し続けることでステージクリアできる全自動ならぬ「半自動マリオ」、
ニコニコ動画でのヒット曲に動きを合わせ、あたかもマリオのSEで演奏しているかのように見える
「自動マリオシーケンサ」なども生まれている。
また逆に“触らなければクリアできる”のを他者に教えず、プレイさせる動画などもある。
知名度が上がるにつれ「自動マリオシーケンサ」シリーズを中心に多くの作品が生まれてはファンの支持を獲得し、
遂には曲の長さが10分以上にも及ぶ「
組曲『ニコニコ動画』」ともシンクロした。
しかし、知名度が高くなりすぎたこと、改造マリオのほとんどが違法に入手したROMを使用していることもあり、特にアンチの多いジャンルでもある。
コメントの半数以上が批判・荒らしで占められることも珍しくない。
なお、現在はほとんどの動画が権利者削除されている。(一部動画は有志により再うpされている)
また、黄昏フロンティアの「
Super Marisa Land」を使って同じように作られた全自動マリサや、マリオのJavaクローンである正男で作られた「全自動正男」というものも存在する。
関連動画
全自動マリサ
こんなものも
全自動カービィ
スマブラXで全自動マリオ
最終更新:2008年10月18日 11:49