ゲルギエフ

実在のロシアの指揮者「ヴァレリー・アビサロヴィッチ・ゲルギエフ」氏の事。
現代における世界最高峰の指揮者の一人と言われる。
その高速の指揮が紡ぎだす演奏は、クラシックという舞台にも関わらず観る者・聴く者を興奮のるつぼに落とす。

33話のアイテムショップおよび完成版の18話では
彼の演奏が入った「ゲルギエフCD」を入手することができ、これを聴く事で剣士が「剣の舞」を覚える。
完成版では剣士の技習得アイテムは剣士が言葉しかいない *1 ため一度しか使用できないが、
このアイテムに限り動画で登場した時点で1回使いきりの仕様になっていた。

剣の舞(つるぎのまい)

上記アイテム「ゲルギエフCD」で習得できる技。戦闘で使用するとこの曲の一節が流れる。
34話動画で使用した際にはRPGの技としてはSEが異常に長く、
他キャラの行動時にも平然とこのSEが流れていたが、35話動画および完成版では
ピッチが2倍速となり演奏時間が大幅に短縮された。

元ネタはゲルギエフ氏の演奏曲の代表作であるアラム・ハチャトゥリアン作曲のバレエ音楽「ガイーヌ」の中の一曲。
この曲の初演の際「剣を持って戦いの踊りを踊る」という場面が追加される事となり、そのため急遽作曲された。
極めて活気に満ちたリズムであるためアラム氏の代表作となり、現在ではクラシック音楽の定番となっている。
ちなみにハチャトゥリアンはアルメニアの旧国歌を作成したこともある超人物。
また『スターリンの詩』というある意味凄まじい曲も作っている。

また味方一人の攻撃力を大幅に上げるという効果から考えて、
ポケットモンスターシリーズの同名の技「つるぎのまい」も元ネタのひとつであると考えられる。
というより、アイテム名や発動時のエフェクトから楽曲の剣の舞の方が目立っているが、
特にこの曲自体が何かのネタになっているわけではないため、技自体のネタの基礎はこちらであると思われる。
原作での効果は、こうげきを2段階、いわゆる「ぐーんと」上げることができるわざで、
カマのような刃や棒状の武器を持つポケモンが主に覚える事ができた。
ちなみにリザードンも習得可能。

運動会プロテインパワー」や「最強トンガリコーン」等と違い最大限まで強化する事はできないが、
エキプロ化よりもはるかに効率が良い攻撃力強化を言葉自身で行う事ができるようになった点は非常に大きい。
また他のキャラにも使用できるのでサポート役としても活躍させる事ができ、まさに「に金棒」である。
 また、言葉がバランスブレイカーともいえるストーム1より素早いため、初手でいきなりあの強力な通常攻撃をドーピングできる。

余談だが、「ドラゴンクエストシリーズ」「ファイナルファンタジーシリーズ」にも同名の技が登場する。
前者では、1発の与えるダメージは通常攻撃より少ないものの、数回連続で敵に攻撃できるというもの。
後者では、通常攻撃の4倍のダメージを与えるが、発動するかはランダムというもの。

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