千年パズル

千年パズル(千年錘)は、遊☆戯☆王に登場した、主人公・武藤 遊戯が所有する千年アイテムの一つ。
四角錘型のパズルで、遊戯に解かれるまでは誰一人として解くことが出来なかった。
その中には古代エジプトのファラオの記憶が封じ込められている。

相棒と王様はこのパズルが近くに無ければ人格交代できない。
パズル本来の力は「ファラオ(=王様)の記憶の投影」だが、
そんな能力が必要になる機会は最終章まで無かった。
両人格の絆の象徴として描かれることのほうが圧倒的に多い。

千年アイテムとは、カードとは別の方向性で「遊戯王」の物語の鍵を握った古代エジプトの遺宝であり、
パズルのほかに「千年輪」「千年眼」「千年首飾り」「千年錫杖」「千年秤」「千年錠」
の計7つが存在している。

所有者となれば、ゲーム内の現象が実体化する「闇のゲーム」と、その敗者に加える「罰ゲーム」を
行うための力が与えられる。
コレは古代エジプトにおいて、ゲームが裁判として扱われていたためであり、要するに「試練」と「裁き」なのである。
実はこの力を使えば普通の少年漫画張りにリアルファイトも可能なのだが、
そのやり方の場合、所有者同士が争うと力が相殺して意味が無いため、やはりゲームをするのが一番ということになる。
このほかにもそれぞれが固有の能力を備え、また記憶・人格・魂の類を封じ込める器にもなる
(遊戯のほかに、海馬の前世の記憶は千年錫杖に収められていたし、闇サトシのネタ元であるバクラ(ゾーク)も千年輪に封印されていた)。

誰でも身に付けられるわけではなく、アイテムそれぞれに意志があり、気に入ってもらえなければ「魂を焼かれ」て焼死してしまう。
パズルの意志は王様、輪の意志はバクラ(と初代所有者?)。
他のアイテムの意志は人格と呼べるほどの完成した意識体としては描かれていないが、眼は物語の陰で暗躍しており、首飾りは空気が読める子。
何にせよ王様曰く 千年アイテムに邪悪な意志が宿っていることは確か であり、自分も邪悪な意志の一人なのかと苦悩していた。

遊戯王オフィシャルカードゲームデュエルモンスターズには、
オリジナルの千年アイテムとして「千年の盾」が存在するが、
原作設定と合わないので単なる古品ということにされた。
同様に斧らしき千年アイテムを持つ「千年原人」は、
再販されていないため現在も放置されている。
そもそも遊戯王の古いゲームの設定は、原作の展開を先取りする意欲を見せすぎたせいで
今では殆ど原作と並行世界になっている。
あまり突っ込むのも野暮なのかもしれない。

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