Leaf作品

Leaf(リーフ)

株式会社アクアプラスのゲーム専用ブランド名のひとつ。
主にパソコン向けの恋愛アドベンチャーゲームを作成している。
通称「葉っぱ」、「葉」。Key(通称「鍵」)とひとまとめにして「葉鍵」という分類をされることも。
元々音楽業界からゲーム業界へ参入した事から、作中のBGMの評価が高いことが多い。
また、新しいジャンル開拓に意欲的なメーカーでもあり、チュンソフトのサウンドノベルをヒントに
「ビジュアルノベル」というジャンルを生み出し『LEAF VISUAL NOVEL SERIES』を発売、
「To Heart」の次に発売された「WHITE ALBUM」は浮気ゲーというジャンル、
「こみっくパーティー」はコミケと同人をメインにと、今まであまり触れなかった業界を持ち込んだ。
事実、この2作品の後に浮気ゲーやオタク・同人が話の中心に来る作品が増えたことは否定できない。
しかし、新しすぎるがためにコケることもしばしば。
アニメーションを取り入れた「誰彼」や主人公が退廃的な鬱ゲー「天使のいない12月」をはじめ、
高い売り上げや評価を得られなかった作品も少なからず存在する。

人の出入りが激しいメーカーとしても知られており、創立メンバーとして折戸伸治氏(現在Key所属)が
3作目までの作曲に関わっていた。

1995年に設立。ちなみに、デビュー作は脱衣マージャンである「DR2ナイト雀鬼」。
しかし激しく売れ残り(ちなみに、近年発売した麻雀ゲーム「フルアニ」も地雷ゲーと呼ばれる。)
2作目のRPG「Filsnown」もレズシーンが多いこともあって売り上げが伸びず、会社自体が傾いたといわれる。
しかし、1996年にビジュアルノベル『雫』『痕』をリリースし異色の作風でゲームマニアに存在をアピール、
1997年に5作目「To Heart」の大ヒットでアダルトゲームメーカーのトップクラスへと急成長した。
その後入社した老舗アダルトゲームメーカーF&Cの離脱組を中心に東京開発室が設立され、
開発拠点が本社の大阪と並立する形になり現在に至る。
特に東京開発室は「こみっくパーティー」「うたわれるもの」と、
コンシューマ・アニメ化を果たしたヒット作品を連発し短期間でその存在感を見せ付けた。
コンシューマには本社も比較的積極的に取り組んでおり近年は移植を一気に4作発表、
その他副業や携帯ゲームハード製造まで手を出すなど、良くも悪くもフットワークの軽い社風である。

ニコニコ動画での知名度はあまり高くないが、mugenの強キャラクター「エルクゥ」や
アニメ「うたわれるもの」の原作を作った会社として知っている人も居るだろう。

……ところで、ラピュタの飛行石が「Filsnown」のクリスタルに見えるのは気のせいか?

関連項目

To Heartシリーズ

痕(きずあと)

雫(しずく)

うたわれるものシリーズ

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最終更新:2008年06月04日 20:31