くぁwせdrftgyふじこlp

くぁwせdrftgyふじこlpは、インターネットスラングの一つ。
主にパニックに陥ったときや焦っている時などの感情表現として使われる。
故にこの語は音読不能であるが、語中のひらがなより、この文字列は「ふじこ」と呼称される。
ローマ字かな変換を前提にしているため、通常は全角で表記される。
音読不能表現として他にもorzなども存在する(こちらはオルツ、オーズと読まれる事も)。

これはQWERTY配列のキーボードを用い、ローマ字かな変換モードの日本語入力時に、フルキーの3段目と2段目を交互に入力することによってできる文字列である。
一般にはフルキーの左端、「Q」のキーに右手の中指を、「A」のキーに同じく人差し指を置き、そのまま右に指を滑らせることで入力できる。
ただし、使用する日本語入力システムによっては必ずしもこの文字列になるとは限らない。
例えば、ATOKの場合は「qあwせdrftgyふじこlp」となる。
いずれの場合でも大抵は「ふじこ」というひらがな表記が入るが、この原理はローマ字の母音を示す5文字中、「U」「I」「O」の3文字が連続して並んでいること、その斜め下のキー3文字が「H」「J」「K」であったというQWERTY配列による偶然の産物でしかない。
つまり、QWERTY配列のキーボードではフルキーの3段目と2段目を交互に入力すれば自動的に「HUJIKO」と入力される、という極めて単純な原理である。
簡単に出す事は出来るが一応慣れは必要。練習すればすぐ出来るようになる。

初出は2003年5月17日に2ちゃんねるのニュース速報板に立てられた「キーボードの上から三段目と四段目を二本指で左からダーすると」というスレッドである。
当初は、「なぜか『ふじこ』と出てくる」と単に面白がって入力がされているだけであったが、そのうちに首記の用法が広まった。
なお、亜種としては、キーを右まで滑らせきった「くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」」や、変換キーを押すことで出現する(これは変換ソフトによっても違う)「くぁw背drftgy富士子lp」、「qあwせdrftgyふじこlp@;」や、「くぁwせdrftgyるぱんlp;@:「」」(「るぱん」の部分は適宜漫画『ルパン三世』の登場人物に置き換えられる。これは、『ふじこ』の部分が同作の登場人物「峰不二子」を連想させる為)、めちゃくちゃ感を出す気など微塵も感じられない、通称そのままの「ふじこ」だけのもの、などが認められる。

こうした文字や言葉にならない「声」を表現する工夫は、特に漫画の世界で試行錯誤が続けられてきた。
多く使われる例として、各種記号をでたらめに並べた「◎△$♪×¥●&%#?!」といったようなものが存在するが、コンピュータ上でこのような大量の記号をいちいち入力するのは面倒であり、印刷物に比べて使える記号も限られている。
そのためハードウェアの特徴により生まれた「面白さ」があり、入力が楽でタイピング高速性の優れたこの表記が広まったと推測される。
『電車男』にもこの文字列が用いられ、原作書籍のほか漫画版各種、映画版、ドラマ版にも引用された。

ニコニコRPGでは操られたクラッシャー、ラスボス・テラカオスの断末魔、修羅場の中心となったが使用。
いずれもいろんな意味で極限状態での使用である。