Workout: The Directors Cut

2000年頃に発売された、ビリー・ヘリントンが登場する北米のゲイ向けポルノDVD。「ワークアウト ザ・ディレクターズカット」。ニコニコ動画には07年8月に初めてうpされる(現在のものは再うp版)。
『workout』はこの場合、スポーツジムに通うなどしてカラダを鍛える、という意味。
このDVDから抜粋され「パンツレスリング」シリーズと名を冠された動画群は、そのハイテンションでバカバカしい内容と
空耳で独特の存在感を醸しだし、現在のニコニコ動画を代表するシリーズの1つとなって支持を得ている(性的な意味ではない。多分)。
クリスマスイヴやバレンタインデーなど恋人たちのイベントがある日には誰かに対してのイヤがらせなのか関連動画が大量にランキングに入る。
08年の、ビリー・ヘリントンこと兄貴の誕生日とされる7/14には、「兄貴誕祭」としてニコニコ動画内で非公式の大規模な祝賀活動が至る所で行われ、マイリストランキングなどは計測される1位から300位までのうちほぼ9割方がガチムチ動画に制圧されてしまうほどであった。最終的には「後夜祭会場」として運営削除上等の局部無修正版「本格的パンツレスリングSPECIAL」がうpされ、熱い雄どものコメントが雄叫びとなって一晩中木霊していた。
参考:7/14午前9時頃に更新されたマイリストランキングの様子⇒

当初、ニコニコ動画にうpされてからしばらくは、悪ふざけによるランキング操作工作が疑われたり、
サムネイル画像でエッチな動画と思わせながら、いざクリックして再生するといきなりアッー!
なインパクトを食らわせる釣り動画の素材として悪名高い存在であった(↓の関連動画参照)。
が、徐々に「兄貴動画を見てると自演とか捏造とかどーでもよくなってきた」
「エロスはいいから兄貴を出せ!兄貴はどこだ!」
といった内容のコメントと共に、兄貴目当ての固定ファンが増えていくようになっていったという。
参考⇒(雑誌Windows100%・08年6月号)
そしていつの間にか「本格的 ガチムチパンツレスリング」は再生数総合100位以内にランクインするほどの人気動画となってしまった。
現在は彼の相手方にも「木吉カズヤ」という愛称がつき(これも空耳ネタ)、
その他のガチムチレスラーの面々と共にさまざまなパロディ動画に登場している。

「森の妖精」と「哲学」

兄貴の登場する動画に「森の妖精」や「哲学」タグが貼られるのはお約束である。
ニコニコRPG18話や32話とて例外ではない。
森の妖精」の由来は↓の関連動画2つの冒頭部分で、彼が妖しげなスタイルで木々の間を悠然と歩む姿から。また、妖精とはfairyという英語を日本訳した言葉で、主に非日常的な超自然現象などを指す言葉であるが、男性に向けてこの表現をした場合、スラングとして同性愛の男、ホモセクシャルの意味にもなる。
厳密には、ヘヴィメタルなのに「森の妖精」なるファンシーな異名を持つことで一部の洋楽マニアに有名な
フィンランドのロックバンド、コルピクラーニの珍妙なPV動画(曲名:Wooden Pints 公式邦題: 酒場で格闘ドンジャラホイ)がニコニコ最初期にうpされたことによってこの言葉がニコニコ動画内で認知され、その後に兄貴動画に転用されたらしいのだが、現在では余り馴染みがない様子。

哲学」は、ガチムチに関わることで広義の人生、特に精神的な生き方について考えさせられる傾向が強いこと(※↓)からつけられたものと思われる。類似タグに「科学」、「義務教育」なんてのも。特に、何の前触れもなくハダカが出るなどして無茶苦茶な展開を始めたストーリー?部分を「哲学タイム」と呼ぶ(↓の関連動画を参照)。 こちらも「森の妖精」同様に兄貴の登場以前からニコニコ動画内に存在していたタグのようで、意味の分からないMAD動画等へ主に付けられていたものらしい。

つまり、「こいつら一体ナニをやってるんだ?」「そんなパンツ、どこで売ってるんだ?(実はこういうとこ⇒)」「いくらアダルトビデオだからって、脱ぐタイミングが不自然過ぎないか?」「こんなもの作って、オレたちをどうさせたいんだ?」「大体、ゲイでもないのにこんなの見てるなんて、オレなにやってんだろ?」的なコメントが多くついたことから・・・らしい。
また、「ガチムチ(;´Д`)⇒我知無知(´・ω・`)⇒我、知らないを知る(`・ω・´)⇒哲学!(゚∀゚)」という意味だとか、他にもこういったおカタい単語で検索してきた人間をユーワクしてやれ、という意図もあるとかなんとか。由来の詳細は不明。

(以上、この項目の要旨は『本格的ガチムチパンツレスリングまとめwiki』より引用⇒

彼らが残した主な空耳

★「あぁん?あんかけチャーハン?
  • 兄貴のゲスト参戦時に使用可能な技の元ネタ。体力を回復。 How'd you like that, huh?=(どうだっ?あん? )の空耳

★「最強☆とんがりコーン
  • 同上。攻撃力をアップさせる。
カズヤ『So how're you doing?』(で、どんな気分だい?)
兄貴『I'm ready for more』 (もう1回やるぞ)という会話の空耳らしい。

★「結構すぐ脱げるんだね…仕方ないね。
  • 32話でアナゴを追い詰めたときのセリフの元ネタ。
Take your souvenir. Turn around=(お土産(※パンツのこと)頂いたよ。振りかえって(見て)ごらん
Stand up right now.=さっさと立ちなよ
と言っており、元ネタ動画ではセリフの内容や状況的に兄貴のパンツを奪ったカズヤの発言らしいのだが、このとき喋っているはずのカズヤの口がほとんど動いていないので、ファンの間では兄貴が言ったセリフとされている。
うん、分かりづらいのは仕方ないね。

★「いやぁ、サーセンwww
  • エンディングで極限流道場に現れた兄貴のセリフの元ネタ。"That's what I'm saying"(そういうことさ)の空耳
★「新日暮里(しんにっぽり)!!」=Two can play it!=(相討ち狙いで)二人もろともだ!
★「あぁん、最近だらしねぇな?」=Like embarrassing me huh!?=惑わせようってのか!?
★「ナウい息子」=Now even score =これで、おあいこだな。
★「ホイホイチャーハン?」
★「変な乳して海老臭い!」
★「お前人の物をっ!」=Oh my shoulder! =俺の肩がっ!
★「歪みねぇな」=You got me mad now =おまえ、俺を怒らせたな。

関連項目

キャラクター

用語


本家パンツレスリングは赤さんや光で股間が隠れているわけではない。しかし直接的な性描写があるわけでもない。
当然、正式なルールに則ったレスリングの試合をしているわけでもない。本当に何故こんなものを撮ったのか意味不明w

「森の妖精」タグの起源候補その1。
18話戦闘時の画像はこの動画のサムネイル画像にもなっている4:16~以降のシーンから抜粋したものだろうか。
動画を見れば分かるだろうが、このシーンで兄貴は上半身にボンデージ(通称:TDNアーマー)を身につけているので、
RPG内でも全裸では無いと思われる。・・・まぁ、更によく見れば分かるように、すぐ脱ぎたがる人なんですけどね。

「森の妖精」タグの起源候補その2。異様に長く感じる3分間。「バイク編」(⇒★)へ続く。

兄貴の仲間である「木吉カズヤ」と「鎌田吾作」(いずれも空耳によってついた愛称)が活躍するガチムチ改め哲学動画。
スーパー哲学タイム」を知りたい方は2:19~からどうぞ。万人向けとは言い難い内容なので「我こそは上級者!
という方のみ御鑑賞下さい。忠告はしましたよ!

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最終更新:2009年01月24日 14:05