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Last update 2007年10月27日

パニックハウス 著者:ホクト


そのニュースを流しおえると、TVは一斉に白くなった。

気がつくと、俺らがいた建物以外は一面の焼け野原・・・



「いったい何が起きたんだろうか?」

そんなことを考えながら、外を見回した。



「何かの漫画で読んだことがある これってもしかして・・・・」

そう思った瞬間に、口を閉ざした。



幸いにも一人ではなく友人といたので、話しながら様子を伺う。



おれの名前は飛田浩二。 友人の角川と一緒につるんでいるので「飛車角コンビ」と言われるくらい仲が良い。



そんな親友ともいえる角川からこんなことを言われた。

「もしかしなくてもやばい状況じゃないのか?」



確かにそうかも知れない。 しかし、ここまできても現実から逃げたいと思っているので

「よくわからん」と言ってしまう。



ここでパニックになってしまったのか口論が始まる

「とにかく外に出て様子を探らなきゃならないだろ?」

「空気が汚染されていたらその時点でアウトなんだから、ちょっと待とうぜ!!」

「どっちにしても俺らしかいなかったらアウトだろ?だから出るんだよ!!」

「待て待て!! そのまえに家の中で使えそうな物を探すのはどうだい?」



角川も同意してくれたので、まずは家の中を探すことになった。

ここである異変に気付いた。



電気が切れていないし水道も普通に使える





この異変に気付いてか、二人とも困惑気味だ。



しばらくの沈黙が続いて、重い空気の中で角川に聞いてみた。



「普通に考えれば、電気・水道は使えないよな?」



すぐに答えてくれた

「そう思う。 考えれば考えるほどわからない」



そしてこう付け加えた

「電気・水道はOKだと思うので、残りは空気だ!」





そして大丈夫かどうか、不安になりながらも家捜しを続けていたときに、窓が半開きになっているのに気付いた。



お互いに顔を見合わせて笑いが起きた。





少しリラックスできたところで、角川が俺に言ってきた。

「準備して外に様子を見に行くか?」



「そうだな!!」



意を決して外に出たが、思っていたより暑かった。

二人ともすぐに家に戻った。



そして暑さ対策で準備をしなおす。





俺はけっこう暑がりなのでつらいかもしれない。

そんなことを思いながら、つい口を滑らせた。





「人間って、うえ死にするのは割と大変らしいけど、かわき死にするのって、割とすぐみたいじゃない」




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