裏設定倉庫1

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実はあの喫茶店、廃棄されていたボーグキューブをシーンが直し、そのまま内部に店舗を設けたものらしいらしい。 どうやってあの超技術の塊であるボーグ・ドローンの神経リンクや同化プログラムを制したかは不明である。 ちなみにボーグキューブは一辺が3km近くある巨大な立方体を成しており、実はマクロス並にでかい。 搭載されている技術に関しても転送、シールド、フェイザー、スリップストリームテクノロジーだの、同じ攻撃を数回受けただけで完璧な対策を取ったりと原作どおりなら30世紀クラスの技術がわんさか入っている脅威の立方体である。ただあまりに設定が強過ぎて数字の神様に嫌われs(ry どうやら3つに分割できるっぽい **【宇宙戦艦リーブラ━何時もご苦労様です━】 何故かしらステラの私物になってる超巨大戦艦。 ミリアルドお兄さんが指揮する某ホワイトファングの拠点でもあったが、何でステラんとこにあるかは不明。 そしてらんどはらんど… その凶悪な重装備は使われず、大量のMS・MD生産設備の大半は撤去され、各種わぁいグッズを作成する為の変態工廠に早変わり。 主砲のリーブラ砲なんて某勇者の影響でメロンソーダを発射する始末。 何がこの戦艦をこんな惨めにしたのだろうか、真相は誰にも分からない。 また、やっぱり強い設定はお嫌いなのか、実はらんどで一番弱いらしい。 事あるごとに炎上、炎上ガンマ。 そして気が付くと完全修理されて戻ってくる辺り、イエッタの資金が大きく働いているのかもしれない。 ちょっと待て、お 前 小 暮 で ど ん な プ レ イ さ せ て 売り上げを(ry なお、リーブラの(議長スレでの)国際法上の地位については、↓の『自由艦艇』を見てね。 ---- *【技術】 **【Another L.E.D. ━白い悪魔の系譜━】 果て無き戦いの運命を背負った二機のモビルスーツ――ZGMF-X42S「デスティニー」とZGMF-X10A「フリーダム」。 長い戦いの中で、この二機はどちらも共通する&ruby(イレーザーエンジン){光子変換外燃機関}を搭載する事となった。 それも単なるイレーザーではなく、騎士団の旗騎Mirage B「L.E.D.」や、らんどのファルク・U・ログナー&イエッタの愛乗騎Mirage S2「ヴォルケシェッツェ」に搭載される物と全く同じ、世界最小にして比類なき高出力を誇る最強のエンジン「イレーザー1051」――スーパーイレーザーであった。 デスティニーのスーパーイレーザーはSpec2へ改修する際に、当時騎士団の盟主の座にあった「同志」より贈与され、フリーダムのそれはデスティニーに対抗する形で搭載へと踏み切ったものと思われる。 どちらもL.E.D.開発時にテストベッドとなった試作騎から流用されている。 その開発過程には数多くの謎が存在するL.E.D.だが、少なくとも試作騎としてはE-S(イーエス)、E-N(イーエヌまたはイーノウ)、E-L(イーエル)の三騎が存在した事が確認されている。フリーダムにはE-S、ディスティニーにはE-Nに仮搭載していたエンジンがMSへの搭載を想定して再調整され転用されたものと思われる。 残るE-Lのエンジンは長く所在が判らなかったが、第488話「スパイ・非情の掟」にてラクシズが保有し、フリーダムに搭載していた事が判明した。換装時期については、ラクシズのジャブロー攻撃(第224話「ラヴ・アンド・ヘヴン・ヴィータ」)でフリーダムが撃墜され、それまで搭載していたE-Sのエンジンが銀河帝国のダース・ベイダーによって切断された後と推定される。 パイロットのキラ・ヤマトによれば、E-Lのエンジンは当初ZGMF-X09A「ジャスティス」に搭載される予定だったという。ジャスティスのパイロットであるアスラン・ザラは極初期の段階でテロリストAA(ラクシズの前身)を離脱しており、またジャスティス自体も持ち去られていた為、エンジンだけがラクシズに残されたのであろう。これはラクシズのスポンサーであるツィマッドの技術力をもってしてもオリジナル1051以外のスーパーイレーザーの製造が不可能である事を示している。 なお、試作型1051はL.E.D.やヴォルケシェッツェに搭載された量産型はもちろん、やはりらんどが有するMirage D「ザ・ナイト・オブ・ゴールド」に搭載されたプロトタイプ「チューンド1050」とも全く別個の性質を有する可能性も存在する。 E-Sには000、E-Nには001、E-Lには002のナンバーが振られており、L.E.D.の先行量産型である事を示している。 スーパーイレーザー搭載に際しデスティニーSpec2には、制御及びパイロット補佐用として、のちに「デス子」と愛称で呼ばれるようになる高度な擬似人格AIも搭載され、基本的にデス子を欠いての起動は不可能となったが、フリーダムにも同様のAIが存在するかは謎に包まれている。 **【実剣・光剣】 モーターヘッドの主兵装の剣は二種類ある。 本物の刀身を持つ太刀タイプの『実剣』(スパイド)と、レーザーで刀身を形成する、いわゆるビームサーベルの『光剣』(スパッド)である。 実剣はメルカテカクロム鋼という希少金属から作られており、その破壊力は光剣の比ではない。 本来メルカテカクロム鋼はジョーカー太陽星団のボォス星やカーマントー星でしか採掘されず、本来ならば議長スレ世界の太陽系には存在しないはずだが、騎士団は何らかの手段を用いて何処からか入手していたようだ。 ファルク・U・ログナーや「凸」ことデコース・ワイズメルが持つ刀もサイズは小型化されているものの、基本的にはモーターヘッド用の実剣・光剣と同様のものである。 ミラージュ騎士団のメンバーには「血の十字架」の印が入った光剣が授けられ、実戦用のみならず統治領内での身分証明の役目も負っている。もっとも議長スレでのミラージュ系騎士は無常矜持によるクーデター後、ルルイエ戦で全滅しており、ゴッズ/ノイエ・シルチス/AP/ルーン/ランナバウト系騎士が主流を占める現在の騎士団(旧アグリアス派及びネクロン派-ともに銀河帝国傘下-。九郎派は解散し所属一般兵は四散)における光剣がどのようなものかは詳らかではない。 恐らくイリヤスフィール・フォン=アインツベルンやアセルス、ガリアン、さらには(かねてから噂されている「ミラージュ系騎士正体説」が事実とすれば)らんどのバビロン盗撮団も貰っている筈だが、本人達が使うかどうかは不明。 **【モータードーリー】 モーターヘッドを搭載する大型陸上輸送ビーグルの総称。 MHと同じく永久機関のイレーザーエンジンを主動力として稼動する。 一見すると巨大なカタツムリか長靴のような外観であり、サイズにもよるが一般的なタイプで一騎から数騎のMHを同時に搭載出来る。 ドーリー内部では簡易的ではあるがMHの整備や破損箇所の修復も可能であり、戦闘で消耗し易い剣や盾といった武器・防具の予備をストックしている場合も多い。また、車内にはヘッドライナー、ファティマ、その他数名の人間が生活する為の設備(寝室・キッチン・風呂etc)が存在し、移動拠点としての性質も兼ね備えている。 なお、ドーリーの中でも飛行するタイプはエア・ドーリーと呼ばれ区別される。 議長スレ世界では英国内戦(いわゆる"The Majestic Stand")後騎士団を実質的に吸収した銀河帝国が保有している他、初期騎士団にもっとも近い組織とされるらんどでもリーブラまたはバルジ内部にK.O.G及びヴォルケシェッツェの輸送の為最低でも一輌のドーリーが格納されているものと推測される。加えて、騎士団の創設者である同志と関係が深い[[ラクシズ]]にもドーリーが存在する可能性は否定出来ない。 **【装甲材】 ***【ガンダリウム合金(ルナ・チタニウム合金)】 宇宙世紀においてモビルスーツ(MS)の装甲材として幅広く使用されている合金。 月面で採掘される幾つかの金属を調合して精製されるルナ・チタニウム合金の異称である。ガンダリウムという名称は一年戦争において地球連邦軍が開発したRX-78「ガンダム」の装甲にルナ・チタニウムが採用され、ザクマシンガンの120mm弾を弾き返すなど驚異的な防御力を発揮した事実に肖って名づけられたもの。一年戦争当時はルナ・チタニウムは貴重であり、コスト的な問題からガンダムの量産型であるRGM-79「ジム」には採用されなかった。 一年戦争終結から7年後のグリプス戦役の時代には更に堅牢なガンダリウムγをアクシズが実用化し、その後アナハイム・エレクトロニクス社を通じてエゥーゴや地球連邦軍(ティターンズ)も技術を入手。リニアシートやムーバブルフレームと共に第二世代MSの標準装備となった。ガンダリウムγはマラサイやバーザムなど量産型MSにも採用されており、この時代においてはもはやガンダムだけが持つ特殊装甲という概念は完全に消滅していると言っても過言ではない。 その後の時代ではコスト面での問題から量産型MSの装甲材はチタン合金セラミック複合材が主流となって行くが、ガンダムの名を冠したMSの装甲には高い確率でガンダリウム合金セラミック複合材が採用されている。ガンダムだけが持つ装甲という意味では、UC.100年代以降の状況はまさしく先祖返りを果たしたと言える。ただし、チタン合金セラミック複合材は技術の進歩によりグリプス戦役時代のガンダリウムβと同等以上の性能を実現しており、必ずしもガンダリウム合金に比べて脆弱であるという訳ではない。 議長スレにおいては[[木星帝国]]と[[連邦]]の両組織がガンダリウム合金製の装甲を持つMSを多数保有している。どちらも月面に大規模な拠点を置いたり、月に本社を置く有力企業と強い繋がりを持つなど月への強い影響力を持っており、ルナ・チタニウムの採掘権を二組織だけで独占している可能性は高い。それを端的に示す証拠として、同じくMSを主力とする[[議長軍]]ではガンダリム合金は装甲材として殆ど使用されていないという事実がある。また地上を本拠地とする[[オーブ]]や[[国際連合]]もルナ・チタニウムの採掘が不可能な事から、どちらも機動兵器の装甲にはガンダリウム合金以外の素材を用いている。なお、[[グランショッカー]]は月にバダンニウムの採掘権を有するが、ガンダリウム合金の原料にバダンニウムが含まれているかは明らかにされていない. ***【レーザーコーティングスーパーG装甲】 ガオガイガーなどGGGのメカニックに用いられている装甲材。 本項では「Laser Coating Super G」を省略してLCSG装甲と呼称する。 元々は『北極ライオン』ことギャレオンの装甲材質であり、三重連太陽系の緑の星で生まれた技術である。その後ギャレオンの調査に当たったGGGによって解析され、GBR-4「ボルフォッグ」とGBR-10「ポルコート」を除くGBRシリーズの超AIロボの装甲材として採用された。 原理は不明だが、恐らくはGストーンに関連する何らかの加工を施す事によって完成すると推測される。その名称から何らかの対ビーム防御が為されている可能性はあるが、物理的な衝撃以外への耐性の有無については明らかにされていない。実戦ではGパワーバリアシステムとの併用によって物理・光学兵器に対して高い防御力を発揮する。 単純な耐久性ならばガンダリウム合金を遥かに超える堅牢さを有するが、その反面コストパフォーマンスや生産性は極めて劣悪であり、勇者ロボのコストが高騰する原因の一つともなっていた。しかし、地理的な事情でルナ・チタニウムを入手出来なかった当時の[[国際連合]]にとって、機界文明に対抗し得る機動兵器の装甲材としてLCSG装甲以外の選択肢が存在しなかった事も事実である。 国連でMS用装甲材としてEカーボンが本格的に実用化され、[[勇者新党]]が離反した現在ではLCSG装甲の新規生産は中止されている。従来の一点豪華主義から量産性重視へと国連の機動兵器運用の方針が大きく転換した事から、今後はこのような性質の装甲が製造される事はないと思われる。 なお、LCSG装甲を更に強化した(レーザーコーティング)ウルトラG装甲と呼ばれる装甲材も存在している。これは現在までにゴルディーマーグとGBR-11「ガオファイガー」への採用が確認されているのみという希少な材質である。 ***【Eカーボン】 近年[[国際連合]]で開発されたMS用装甲材。 その名前から推測してカーボンナノチューブ(CNT)などの炭素系素材が用いられていると考えられる。軽量ながらガンダリウム合金に匹敵する強度と高い伸縮性を実現する。アメリカ合衆国のフラッグやヨーロッパ連合のイナクトの装甲に採用されている他、中華連邦のティエレンにも同様の技術を用いた武装が装備されているとの噂がある。 いつ、どのような経緯を経て国連がEカーボンの技術を実用化したかは謎に包まれている。それまで国連の保有するオーバーテクノロジーを用いた装甲と言えばレーザーコーティングスーパーG装甲のみであり、少なくともEカーボンと同様の技術に基づいて製造されたものは存在しなかった。 近頃アザディスタン王国に出現した所属不明のガンダムが残していった装甲を[[最後の大隊]]が検証した結果、Eカーボンが使用されている事が判明した。更に同じく大隊に残されていたブラックアウトの装甲表面から剥離した物質とEカーボンの分子構造とが合致した事から、恐らくはセイバートロン星に関係する技術ではないかと推測される。 ***【ネオキチン】 モーターヘッド(MH)に用いられている装甲材。 シリコンをベースとしているが、その組織構造は植物の細胞に近い。パーツ成型時に形状を記憶し、損傷した場合自然に元通り修復されるというユニークな性質を持つ。もっとも完全修復には3~5年かかり、また自然修復が可能な損傷限度はパーツ全体の体積の1/5程度までで、それ以上は損傷した時点の状態で固定されてしまうなど、実戦では実用的でない。そのため実戦においては自然修復を待たずパーツ交換がなされる。とはいえ、硬度自体は在来の合金装甲の2.5倍とかなりのものなので、MHもしくはそれに近い運動能力を持つ機動兵器(MS、モビルアーマー、ヘビーメタル、バトロイドなど)以外による実体弾や光線兵器では、瞬時に相当量の集中砲火を浴びせない限り破壊は不可能といわれる。 [[騎士団]]の独占マテリアルであったが、同組織の度重なる内紛で流出し、現在は主に[[銀河帝国]]と[[らんど>らんどの住人]]に伝わっている。その他にもL.E.D.ミラージュ用スーパーイレーザーを搭載する(現在はその100%クローンを搭載していると思われる)[[ラクシズ]]のストライクフリーダムガンダムや、Spec.3改修に際し部品の多くをシュペルター(ウォータードラゴン)から転用した[[シンと愉快な仲間達]]のディスティニーガンダムの装甲及び内部構造にもネオチキン材質が使用されている可能性はある。 銀帝傘下の騎士団ネクロン派では、保有していたサイレンA~D型をS型(アルセイデス)に改修する際、上述した自然修復機能の限界をカバーするため、ネクロン族のもたらした生体金属層の上にネオキチン層を重ね、ネオキチン層が損傷すると直ちに生体金属が損傷箇所を埋め、ネオキチン層の自然修復を待つというハイブリッド構造(人間の外傷の治癒の仕組みに近い)が採用されている(もっとも、在来の合金装甲の1/4と極めて軽い重量を持つネオキチンと、流動体とはいえ分子構造上は固体と変わらない生体金属を併用した結果、アルセイデスはオリジナルのサイレンに比べて幾分重くなってしまったが)。 **【フェイクGSライド】 OVA『勇者王ガオガイガーFINAL』及びその関連作品に登場する犯罪組織バイオネットが保有する技術。原作ではGGG中国支部から得たGSライドのデータを基に、同フランス支部から強奪した物質瞬間創世艦”フツヌシ”の創世炉を用いて複数が製造された。 フツヌシと言えども三重連太陽系のオーバーテクノロジーの産物であるGストーンの完全な複製は出来なかったが、それでも再現し得る限りの範囲でのコピーは行われているため動力源としてはかなりの高性能を有している。バイオネットにおいては主に巨大ロボットやメタルサイボーグの動力源として使用され、GGGの勇者ロボ軍団を大いに苦しめた。 議長スレではバイオネットは[[勇者新党]]によって既に壊滅しているが、第474話「巨火の宴、あるいは修羅行き姫」にてバイオネットの生き残りを名乗る男によって[[国際連合]]に技術が提供された。この男がGSライドを譲渡する取引の際に国連側へ提示した条件は、自らの拠り所だったバイオネットを滅ぼした勇者新党への復讐であった。組織壊滅までにバイオネット総帥ドクター・タナトスによって30基のフェイクGSライドが建造されており、現在その全てが国連の管理下にある。 Gストーンが使用者の精神エネルギー(勇気)に応じて無限大のパワーを引き出すのに対して、Gストーンを持たないフェイクGSライドはカタログスペック以上の性能を発揮する事はない。しかし、Gストーンには高出力を発揮する為には強い勇気の持ち主が必要不可欠であり、また使用者の精神状態によっても出力が大幅に左右されるという不安定性が存在した。一方、精神エネルギーという不確定要素を完全に排除したフェイクGSライドは使用者の資質やコンディションに左右されることなく安定した出力を発揮する事が可能であり、特別な資質を持たない者でも運用が可能である。 (使用者を問わず安定した出力を生み出すという性質はソール11遊星主が使用するラウドGストーンのそれに近い) バイオネットからの技術提供を受け、国連ではレイフ・エイフマン教授の下でフェイクGSライドを搭載したGN-X(ジンクス)と呼ばれる新型MSを開発、第490話「グラウンド・ゲロ」において初の実戦演習を行った。この演習では投入された29機のGN-Xの内2機が失われ、創設以来実験部隊を率いてきたロベリア・ミズホ・イノウエ=ランプリングことザ・ボスが戦死したものの、戦果は緒戦としては上々で、フェイクGSライドが復元生産不可能という難題を抱えるものの、今後の国連MS開発計画に弾みをつける結果となった。 なお、この演習でザ・ボスが搭乗したフラッグカスタムには、従来機の改修案として試験的にフェイクGSライドが搭載されていた。 **【電気自動車(エレカ)とレプリカ】 [[木星帝国]]や[[連邦]]、[[議長軍]]の保有する居住コロニー(プラント)では化石燃料を用いた内燃機関の使用が全面的に禁止されている。これは内燃機関が排出するガスは一酸化炭素や窒素化合物を含有し、完全な密閉空間であるコロニー内では深刻な公害となり得る為である。このような排出ガスによる大気汚染を未然に防止する為、各コロニーでは自動車は一切排出ガスを出さない電気自動車(エレカ)のみが許可されている。 内燃機関が稼動に際して多大な熱量を発生させる事からホットモーターと呼ばれるのに対して、エレカに搭載される充電式のモーターエンジンはクールドモーターと呼ばれる。エレカにはフォルクスワーゲンやジープに酷似した外見を持つ物が確認されているが、これらは全て旧世紀に製造された車両のレプリカである。[[最後の大隊]](首都警含む)の保有兵器のように組織的な保守管理がなされていない民生車両の場合、20世紀に作られたオリジナル車輌は極一部を除いて既に現存していない。こうした事情もあり、マニアにとっては20世紀前半に製造されたオリジナル・ブラフシューペリアのエルメスなどは文字通り垂涎の一品であろう。 **【超空間航法】 ***【フォールド航法】 南アタリア島に墜落したASS-1(後のSDF-1)「マクロス」から得られた超時空航行技術。 マクロスから得られた一連のOTM(Over Technology of Macross)の中でも代表的な物である。 フォールド航法は「Fold(折り曲げる)」という語が意味するように、異なる地点に存在する二つの座標を空間を歪曲させる事で接合するという原理でワープを実現している。例えるならば、平面の地図上に描かれたA点とB点を紙そのものを折り曲げて重ね合わせるようなものである。これによって通常航行では途方もない年月を要する光年単位の距離を短時間で移動する事が可能となり、人類は太陽系を超えて外宇宙への進出が可能となった。 フォールド航法には起点と目的地の空間が入れ替えられるという性質があり、その関係で移転先の座標に惑星などの大質量物体がある場合はフォールドを行う事は出来ない。更にフォールド断層と呼ばれる通過不可能な障壁の存在も確認されており、必ずしも移動手段として万能であるという訳ではない。また時間の流れの違いからフォールド中の1時間は通常空間での10日間に相当し、中にはフォールド酔いという時差ボケに近い症状を訴える者もいる。 原作通り[[連邦]]のマクロス級戦艦にはフォールドシステムが標準装備されている。また連邦の最新鋭艦であるアークエンジェル級戦艦にはフォールドシステムは標準装備こそされていないものの、外付けのフォールドブースターを装着する事で超空間航法を行う事が可能である事が明らかになっている。このようにフォールド技術はこれまで連邦の専売特許であったが、近年では[[木星帝国]]もゼントラーディ軍の艦船を鹵獲しており、今後の研究次第では同様の技術を獲得する可能性もある。 ***【スペースブリッジ】 [[デストロン]]が保有する超空間航行装置の名称。 正式名称はインターギャラクティック・トランスポート・システムといい、スペースブリッジとは二つの地点を結ぶと考えられている仮想的な架け橋の名称である。ただし、劇中ではシステムそのものを指してスペースブリッジと呼ばれている。 原作ではアニメ第一作においてデストロン軍団が地球とセイバートロン星を接続する為に開発し、自前のスペースブリッジも持たないサイバトロンもしばしばこれを利用していた。 超空間を通って遠距離を短時間で移動するという概要はその他のワープシステムと同様だが、スペースブリッジは時差が殆ど発生せず、転送もほぼ一瞬で完了するなどの特長がある。あらかじめスペースブリッジのターミナルが置かれた地点同士を結んでいるため、未確認の座標にワープアウトする他のシステムに比べると安全性は格段に高い。その一方で、ターミナルが存在する地点以外の場所には飛べず、起点と終点の両方の機材が正常に作動していないとどこに飛ばされるか分からないなどの欠点も存在する。 本スレではデストロンが意図的にスペースブリッジの起点だけを作動させ、[[勇者新党]]と[[ラクシズ]]を宇宙の彼方へと放逐している。 ---- **【ダブル・イプシロン】 ラクシズのキラ・ヤマトとアスラン・ザラが最後の大隊によって究極生物に改造されたことはよく知られているが、大隊はこの時に採ったデータから、二人の染色体にある特徴がある事を発見した。 それは、二人のカリオタイプの最後の1対=性染色体が「xx yy yy」となっていたことである。 本来性染色体が「xx yy yy」となっていれば「スーパー男性」と呼ばれる染色体異常とされる。だが染色体異常は遺伝子を調整された人間であるコーディネーターには起こりえない。だとすれば、二人は当初から意図的に性染色体を「xx yy yy」にされていたことになる。 大隊はこの謎に対し、2つの文献から解明を進めつつある。一つは、かって少佐に反旗を翻し粛清された前情報部長の遺稿である。そこには、キラとアスランを指す言葉として「ダブル・イプシロン」という表現が存在していた(「イプシロン」はドイツ語で「Y」。転じてy染色体を指す)。それは、クローム・バランシェの母アルセニック・バランスが「モナーク・セイクレッド」と共に求めていたものであるという。 もう一つは、バランシェが鷹野三四の出産に立ち会った折、友人であるドクに渡した研究ノートである。そこにも「ダブル・イプシロン」という言葉が存在していた。それによれば、「ダブル・イプシロン」とは騎士団の創設者として知られる「同志」の下でバランシェらが進めていたある研究において期待されていた成果だという。それは「個体進化」と呼ばれる「遺伝という煩わしいプロセスに拠らず、個体同一性を維持したまま記憶と経験を反映させた進化」(バランシェのノートより)の研究であった。しかしバランシェによれば研究は失敗に終わり、サンプルとして使われたコーディネーターの嬰児のうち、生き残った1名ないしは2名は同志に引き取られた。そして「ダブル・イプシロン」という言葉の意味を知る人物は、同志とバランシェ自身を除き、「15年前の戦争」までに死亡したという。 「ダブル・イプシロン」という言葉の両端にぶら下がった「同志が引き取った嬰児」と「本来ありえない染色体を持つキラ・ヤマトとアスラン・ザラ」。この2つがイコールであるか否か。果たしてバランシェ(バランス)一族と同志は何を求めていたのか。それはラクシズ(同志はラクシズの前身・テロリストAAのパトロンであった)にどう関わっているのか。 この事に関連して、大隊情報局長とバランシェの間で、一つの謎めいた問答が行われている。 情報局長「ラクス・クライン。彼女は何者なのです?」 バランシェ「遺伝子学的には何の変哲もないコーディネーターだ。だからこそ恐ろしくもある。あれらの存在を表すのに最も簡単な言葉を用いるには常識が邪魔をしすぎる」 情報局長「これで、我々の前情報部長が、かって我々大隊をラクス・クラインに売ろうとした理由が掴めました」 大隊による解析は現在も続いている。 ---- *【必殺技・特殊能力】 **【大・変・身! ━仮面ライダーガタックX(仮称)━】 Dr.バランシェによって改造手術を受け、晴れて改造人間となった加賀美新。 改造によって変身後の能力が底上げされただけではなく、変身前も強化がなされている。 走力・握力・跳躍力など基礎的な身体能力や五感が大幅に増強されただけに留まらず、爆発や銃撃を受けても無事でいられるレベルにまで身体強度が引き上げられている。 だが、全身に施した改造手術の最大の効果は、やはり単独での変身能力であろう。 ゼクター無しでも掛け声とポーズだけでライダーフォームへの変身が可能になっている。 ただし、ガタックゼクターが無い状態ではジョウントで転送されてくる武装は使えない上、クロックアップも出来ない文字通りの普通の仮面ライダーなので強さは正直微妙である。 ライダーキックも自分で叫ぶしかないので、ちょっと寂しい感があるのは否めない。 だ が そ れ が い(ry **【発動!弾丸GX!】 勇者新党の党首獅子王凱は、第120話「さらば勇者王!獅子王凱 上海に死す!」において銀河帝国のグリーヴァス将軍に敗れ戦死、地獄に降りた。 その地で凱は英雄王ギルガメッシュに志願し、最下層「コキュートス」で厳しい修行を積んだ。その末に習得した新たな必殺技――それが「弾丸GX」である。 EI-01戦で使用されたミラクルツール「弾丸X」と同種の効果を単体で発動させる技である。 ガオファイガーに搭載されていたエヴォリアルウルテクパワーの発展強化版であり、凱の意思でGストーンより発生するGパワーを極限まで解放する荒技である。 この技の発動によりガオガイガーの諸性能は通常時と比較しておよそ数倍に跳ね上がるものの、本来なら生命維持に回されるはずのGパワーさえ攻撃転用される為、殆ど丸裸同然になるという文字通りの諸刃の剣でもある。 それ故、発動回数は1スレにつき一度が限度となっている。 過度の発動はGパワーの枯渇、つまりGストーンと一体化したエヴォリュダーの死を意味する。 現在でも使用に値するタイミングを見極める難しさからか、滅多に実戦で使用される事はない幻の技となっている。 ---- *【人】 **【議長スレの戦隊たちの裏】 今表舞台で活躍している(いた)のは ダークナイト(科学戦隊ダイナマン/連邦) アトールⅤ 黒騎士ヒュウガ(聖獣戦隊ギンガマン/元喫茶店) ブルタウラス タイムファイヤー(未来戦隊タイムレンジャー/銀河帝国) Vレックス デカレンジャー(特捜戦隊デカレンジャー/シンゆか) デカレンジャーロボ他 ボウケンレッド・ボウケンシルバー(轟轟戦隊ボウケンジャー/オーブ) ゴーゴービークル チーフ曰く他メンバーはどうしてるかの状況 ・ダイナマン5人・・・知らない ・マスクマン…神出鬼没の勢いで出てくる 反省会でタイムファイヤーをオーラパワーで殉職させた ・ターボレンジャー…ロボがちょっとだけSPDにパクられていたらしい ・ギンガマン5人・・・照英さんがTV番組に出てる以外は知らない ・タイムレンジャー・・・4人は未来にいます 竜也は知らない ・ボウケンジャー真墨、蒼太、菜月、さくら・・・サージェスにおるっぽい ・ズバーン・・・たまにチーフの隣にいます、九郎の迷惑もかけます、塩だけ買ってきます **【M.ナガノ博士】 モビルスーツ開発者にしてモーターヘッドマイスターという稀有な才能を持つ人物。 かつてはBANDAIグループ傘下のアナハイム・エレクトロニクスのMS開発部門に在籍していたが、現在は独立している。 A.E.時代には旧ジオン軍の試作型MSを再設計したRMS-117「ガルバルディβ」を始め、RMS-099 「リック・ディアス」やMSN-00100「百式」、RX-139「ハンブラビ」などの傑作機の設計・開発を手掛けた。またMSに人間の骨格と同様の構造を導入する事で飛躍的に稼動範囲を広げたムーバブルフレームや、カメラからの映像を投影した球状の空間に操縦席を浮かべる事で広大な視界を確保するリニアシート(全天周囲モニター)といったその後のMSには欠かせない機構の数々の考案者としても知られており、彼の存在がMS産業に与えた影響は計り知れない。その後独立に伴ってA.E.とは疎遠になり、それに伴ってMS開発の最前線からも遠ざかるようになる。 一説にはMSZ-010「ZZガンダム」及びMSN-04「サザビー」のコンペティションに原案を持ち込んだものの、あまりにも独創的な設計思想やデザインがA.E.上層部の不興を買い、それがA.E.との決別に繋がったとも言われているが定かではない。 独立後は自身の美意識を追求した末にモーターヘッドマイスターへと転向し、[[旧騎士団>騎士団]]や[[らんどの住人]]もしばしばMHの修繕・レストアを依頼していた事が本スレで明らかになっている。なお、[[木星帝国]]もリィンフォースⅡの専用機AMX-004「キュベレイ」の開発を依頼するなど、博士の腕前を高く買っている様子が窺える。加えて[[銀河帝国]]の騎士団ネクロン派が所有していたサイレン(A~D型)をS型(アルセイデス)へと改修したクリス.M.ナガノ博士も(明らかにされてはいないが)同一人物である可能性が高い。 このように数多の業績を持つナガノ博士だが、仕事の遅さは業界内でも有数という事もよく知られている。作業の停滞によりキュベレイは未完成の状態で出撃せざるを得なかったほどである。らんどが銀帝を急襲し、ナイト・オブ・ゴールドとヴォルケシェッツェの部品を確保すべく騎士団旧アグリアス派が有していたミラージュマシンの大半を奪取したのも、このことが遠因と言われている。 ---- *【政治】 国際連合(United Nations)については[[別項>国際連合]]を参照。 **【月における領土・諸権益まとめ】 ※過去スレ判明分 ***【列強領土】 -ゲンガナム市(連邦領) -ダイダロス基地(連邦領 旧地球連合軍基地) -木星帝国基地(場所不明 レクイエムが設置) -エンデュミオン基地(国連軍管理下 旧地球連合軍基地→連邦領) ***【中立国・地域】 -スフィア王国(経緯度原点:月面緯度 北緯32.8度 月面経度 西経15.6度〔『晴れの海』近辺〕) -フォン・ブラウン自由市(経緯度原点:月面緯度 0度 月面経度 東経23.5度〔『静かの海』近辺〕) -グラナダ自由市(経緯度原点:不明〔いわゆる「月の裏」に位置〕) -ローレンツ・クレーター (上記以外の地域も中立地帯である) ***【権益】 -アナハイム・エレクトロニクス他BANDAIグループ企業施設(木星帝国・BF団資本) -スフィア近郊のカカオ農場(モルドールのバージルの私有地 エンデュミオン基地奪取協力への報酬として国連が権益を保障) -スフィア領内のメロン畑(勇者新党のエクスカイザーの私有地 - エクスカイザーと連邦のブラッドレイ大総統との協定により開墾) -ローレンツ・クレーター近郊のバダンニウム試掘地(グランショッカーが保有) -コーヒー農園(場所不明 喫茶ピアース直営地) ***【その他】 マスドライバー基地(連邦軍管理下 かつて月-地球間戦争で地上攻撃に使用された施設?) **【オーストラリアにおける諸勢力の基地・権益などまとめ】 【議長軍】 ・カーペンタリア湾基地 【木星帝国】 ・オーストラリア・シティ 【最後の大隊】 ・ブリズベン、ケアンズなどクイーンズランド州珊瑚海沿岸地帯(おそらく)の諸基地・鉄道 ・オーストラリア・シティ内のバーミヤン店舗 **【太陽-地球系ラグランジュポイントにおける諸勢力の基地・権益などまとめ】 【L4】 ・ラクシズ支配下 【L5】 ・プラント(議長軍)本土 **【自由艦艇】 [[らんど>らんどの住人]]の拠点「リーブラ」、[[シンと愉快な仲間達]]の拠点「ユーチャリス」の、議長スレ世界の国際法上における地位。[[喫茶ピアース]]が入居する「旧ボーグキューブ跡」は艦艇ではないが、自由艦艇に準じた地位を持つ(後述)。 いかなる主権国家・交戦団体にも所属しない1隻の艦艇のみで構成され、地上拠点(領土扱い)を持たない事が基本要件。要は「沈黙の艦隊」の「やまと」みたいなもの。 艦艇及び乗員は治外法権を認められており、外交交渉においては主権国家あるいは交戦団体と同等である。 地上拠点を持たないので、補給や乗員の休息など航行上必要な業務のために、自由艦艇が外国の港湾・宇宙港に寄港することは、原則として侵略行為とみなされない。 自由艦艇の存在が問題になったのは、らんどが自組織制作の書籍やビデオで得た収入に各国が課税できない事がきっかけであった。自由艦艇という地位は特定の国家に偏しない活動のために設けられた経緯があったが、念頭に置かれたのは戦争難民保護や公宙上での海賊行為取締りなどであり、自由艦艇が自艦内で生産活動や収益行為を行う事態を想定していなかった。 国連や連邦、各国は自由艦艇の収益行為に課税するべく、根拠法である「特定の国家に所属しない宇宙艦艇の地位に関するクールー条約」(クールーはフランス領ギアナの町。フランスのロケット発射基地「ギアナ宇宙センター」がある)の改定を幾度か試みたが、その度に他の自由艦艇からの猛反対を受け頓挫に追い込まれている。 この結果、いかなる国家からも自身の収益に対して課税される事のないらんどは着々と資産を増やし、太陽系随一の「お金持ち」とまで言われるようになった。 (らんどの資産総額は判然としないが、投資していたオーストラリアの木星帝国領ミッドガルが勇者新党の攻撃を受けて壊滅した後も、日本円に換算して1兆円近い資産が残ったと言われる。しかもこの金額はリーブラとバルジという動産を抜いてのものらしい) なお、木星遺跡事件(魔大陸事件)時にらんどがバルジを入手した際、らんどの地位を「自由艦艇から(法的制約が掛けやすい)交戦団体に変更すべきではないか」との主張が一部の国からあったが、らんどを代表して折衝に当たったランドアンド・スパコーン公爵は「バルジは自力航行が可能なのは事実だが、リーブラと違い艦艇としての運用を前提としていない。あくまでもリーブラの擬似衛星的施設である」と突っぱねている。 余談だが、この時ランド公は反論の一つとして「『リーブラとその乗員』(=らんど)を交戦団体にせよと主張する諸国は喫茶ピアースが交戦団体とされていることを根拠にしているが、武装しているとはいえスペースデブリを改修して非軍事事業を営んでいるに過ぎない一事業主とその被用者を交戦団体としているのはいかなる理由からか」と疑問を突きつけている。各国・勢力はこのランド公の指摘に明確な回答を見出せず、その結果喫茶ピアースは交戦団体から外され、現在は自由艦艇と同様の扱いとされている。 **【付表:議長スレにおける他勢力・NPC組織の国際法上の地位】 |主権国家|プラント(議長軍)、銀河帝国、木星帝国、オーブ連合首長国、モルドール、ミケーネ帝国、動物帝国ZAFT、フォン・ブラウン自由市、スフィア王国| |交戦団体|勇者新党(国際連合傘下だが独立した外交・軍事権限を持つ)、最後の大隊、騎士団、ラクシズ、BF団、グランショッカー、ランペルージ・ファミリー| |その他|地球連邦、国際連合(いずれも主権国家の連合体)、ケフカ一味(地位未確定)|
[[裏設定]]である程度まとまった書き込みを移動・保管する倉庫です。 こちらでは「基地・拠点」「技術」「必殺技・特殊能力」「人」「政治」の各分野を取り扱います。 「経済」についてはこちら→[[裏設定倉庫2]] 「社会」についてはこちら→[[裏設定倉庫3]] 「情報・メディア」「地理」、既存のカテゴリに当てはまらない事柄についてはこちら→[[裏設定倉庫4]] ---- #contents ---- *【基地・拠点】 **【種御殿━愚かなる者の牙城━】 通称「シードパレス」。 この戦いの発端となった負債が自らの居城として築き上げた要塞の名称である。 現在までに確認されただけでも、シードパレスと正式に呼称される建造物は二つ存在する。一つは負債が開戦に際して本拠地として使用した城砦であり、極初期に戦闘で崩壊した。 この初代シードパレスについては黒歴史12スレの中で興亡したという事もあり、詳細な記録は存在しない。 残る一つは負債討伐、そして陛下暗殺の後に本格的に独立を果たした当時のテロリストAA(現ラクシズ)が保有するものである。これは初代シードパレスとの差別化の為に当時から『ネオシードパレス』と便宜的に呼ばれている。 このネオシードパレスは地下工場を保有しており、最後の大隊による破壊工作で生産中のドムが破壊されている。 また別館と呼ばれるロケット発射施設も敷地内に備えていた為、アークエンジェルの打ち上げを巡って全勢力との間で壮絶な戦いの舞台となった事もあった。今なお語り継がれる【フリーダム90台5発撃墜】などのエピソードはこの戦いが出典である事を併せて記しておこう。 (このAA打ち上げ作戦は失敗に終り、ラクスは報復の為サイクロプスを作動させ全勢力の壊滅を目論んだ) このように議長スレ初期の戦いでシードパレスは負債側のシンボル的役割を果たしてきた。 だが、歴史的にはデビルゲッターガンダム戦以降から徐々にシードパレスの登場頻度は減少して行く。 その後は後述するフロートテンプルの登場やラクスの洗脳解除、そしてテロリストAA自体の休眠期突入などにより遂には完全にスレから姿を消してしまう。 時おり、もはや人っ子一人いなくなった真夜中のネオシードパレスの回廊に煌々と明りが灯っているという風説の真偽は不明である。 **【喫茶ピアース━浮遊する喫茶店の原型━】 実はあの喫茶店、廃棄されていたボーグキューブをシーンが直し、そのまま内部に店舗を設けたものらしいらしい。 どうやってあの超技術の塊であるボーグ・ドローンの神経リンクや同化プログラムを制したかは不明である。 ちなみにボーグキューブは一辺が3km近くある巨大な立方体を成しており、実はマクロス並にでかい。 搭載されている技術に関しても転送、シールド、フェイザー、スリップストリームテクノロジーだの、同じ攻撃を数回受けただけで完璧な対策を取ったりと原作どおりなら30世紀クラスの技術がわんさか入っている脅威の立方体である。ただあまりに設定が強過ぎて数字の神様に嫌われs(ry どうやら3つに分割できるっぽい **【宇宙戦艦リーブラ━何時もご苦労様です━】 何故かしらステラの私物になってる超巨大戦艦。 ミリアルドお兄さんが指揮する某ホワイトファングの拠点でもあったが、何でステラんとこにあるかは不明。 そしてらんどはらんど… その凶悪な重装備は使われず、大量のMS・MD生産設備の大半は撤去され、各種わぁいグッズを作成する為の変態工廠に早変わり。 主砲のリーブラ砲なんて某勇者の影響でメロンソーダを発射する始末。 何がこの戦艦をこんな惨めにしたのだろうか、真相は誰にも分からない。 また、やっぱり強い設定はお嫌いなのか、実はらんどで一番弱いらしい。 事あるごとに炎上、炎上ガンマ。 そして気が付くと完全修理されて戻ってくる辺り、イエッタの資金が大きく働いているのかもしれない。 ちょっと待て、お 前 小 暮 で ど ん な プ レ イ さ せ て 売り上げを(ry なお、リーブラの(議長スレでの)国際法上の地位については、↓の『自由艦艇』を見てね。 **【フロートテンプル━妄執の天空宮殿━】 断片的事実を一つだけ以下に記す。その他はしばし待たれよ。 なお、テンプル城主のハインド・キル伯爵、テンプル警備の責任者であったランドアンド・スパコーン公爵は、後にテンプル崩壊の責任を取ってミラージュナンバーを返上している(いわゆるノーナンバー)。 フロートテンプルが沈んだ地点は現在格好の漁場となっているほか、ここに沈んでいるといわれる財宝を狙って各地から探検に訪れる者も多い。 しかし最近、旧日本海軍の特殊潜航艇「甲標的」を思わせる超小型潜水艦を擁する「海のヤンキー」と呼ばれる海賊が出没し、この海域に立ち入る船舶に魚雷攻撃を仕掛けているという。 ---- *【技術】 **【Another L.E.D. ━白い悪魔の系譜━】 果て無き戦いの運命を背負った二機のモビルスーツ――ZGMF-X42S「デスティニー」とZGMF-X10A「フリーダム」。 長い戦いの中で、この二機はどちらも共通する&ruby(イレーザーエンジン){光子変換外燃機関}を搭載する事となった。 それも単なるイレーザーではなく、騎士団の旗騎Mirage B「L.E.D.」や、らんどのファルク・U・ログナー&イエッタの愛乗騎Mirage S2「ヴォルケシェッツェ」に搭載される物と全く同じ、世界最小にして比類なき高出力を誇る最強のエンジン「イレーザー1051」――スーパーイレーザーであった。 デスティニーのスーパーイレーザーはSpec2へ改修する際に、当時騎士団の盟主の座にあった「同志」より贈与され、フリーダムのそれはデスティニーに対抗する形で搭載へと踏み切ったものと思われる。 どちらもL.E.D.開発時にテストベッドとなった試作騎から流用されている。 その開発過程には数多くの謎が存在するL.E.D.だが、少なくとも試作騎としてはE-S(イーエス)、E-N(イーエヌまたはイーノウ)、E-L(イーエル)の三騎が存在した事が確認されている。フリーダムにはE-S、ディスティニーにはE-Nに仮搭載していたエンジンがMSへの搭載を想定して再調整され転用されたものと思われる。 残るE-Lのエンジンは長く所在が判らなかったが、第488話「スパイ・非情の掟」にてラクシズが保有し、フリーダムに搭載していた事が判明した。換装時期については、ラクシズのジャブロー攻撃(第224話「ラヴ・アンド・ヘヴン・ヴィータ」)でフリーダムが撃墜され、それまで搭載していたE-Sのエンジンが銀河帝国のダース・ベイダーによって切断された後と推定される。 パイロットのキラ・ヤマトによれば、E-Lのエンジンは当初ZGMF-X09A「ジャスティス」に搭載される予定だったという。ジャスティスのパイロットであるアスラン・ザラは極初期の段階でテロリストAA(ラクシズの前身)を離脱しており、またジャスティス自体も持ち去られていた為、エンジンだけがラクシズに残されたのであろう。これはラクシズのスポンサーであるツィマッドの技術力をもってしてもオリジナル1051以外のスーパーイレーザーの製造が不可能である事を示している。 なお、試作型1051はL.E.D.やヴォルケシェッツェに搭載された量産型はもちろん、やはりらんどが有するMirage D「ザ・ナイト・オブ・ゴールド」に搭載されたプロトタイプ「チューンド1050」とも全く別個の性質を有する可能性も存在する。 E-Sには000、E-Nには001、E-Lには002のナンバーが振られており、L.E.D.の先行量産型である事を示している。 スーパーイレーザー搭載に際しデスティニーSpec2には、制御及びパイロット補佐用として、のちに「デス子」と愛称で呼ばれるようになる高度な擬似人格AIも搭載され、基本的にデス子を欠いての起動は不可能となったが、フリーダムにも同様のAIが存在するかは謎に包まれている。 **【実剣・光剣】 モーターヘッドの主兵装の剣は二種類ある。 本物の刀身を持つ太刀タイプの『実剣』(スパイド)と、レーザーで刀身を形成する、いわゆるビームサーベルの『光剣』(スパッド)である。 実剣はメルカテカクロム鋼という希少金属から作られており、その破壊力は光剣の比ではない。 本来メルカテカクロム鋼はジョーカー太陽星団のボォス星やカーマントー星でしか採掘されず、本来ならば議長スレ世界の太陽系には存在しないはずだが、騎士団は何らかの手段を用いて何処からか入手していたようだ。 ファルク・U・ログナーや「凸」ことデコース・ワイズメルが持つ刀もサイズは小型化されているものの、基本的にはモーターヘッド用の実剣・光剣と同様のものである。 ミラージュ騎士団のメンバーには「血の十字架」の印が入った光剣が授けられ、実戦用のみならず統治領内での身分証明の役目も負っている。もっとも議長スレでのミラージュ系騎士は無常矜持によるクーデター後、ルルイエ戦で全滅しており、ゴッズ/ノイエ・シルチス/AP/ルーン/ランナバウト系騎士が主流を占める現在の騎士団(旧アグリアス派及びネクロン派-ともに銀河帝国傘下-。九郎派は解散し所属一般兵は四散)における光剣がどのようなものかは詳らかではない。 恐らくイリヤスフィール・フォン=アインツベルンやアセルス、ガリアン、さらには(かねてから噂されている「ミラージュ系騎士正体説」が事実とすれば)らんどのバビロン盗撮団も貰っている筈だが、本人達が使うかどうかは不明。 **【モータードーリー】 モーターヘッドを搭載する大型陸上輸送ビーグルの総称。 MHと同じく永久機関のイレーザーエンジンを主動力として稼動する。 一見すると巨大なカタツムリか長靴のような外観であり、サイズにもよるが一般的なタイプで一騎から数騎のMHを同時に搭載出来る。 ドーリー内部では簡易的ではあるがMHの整備や破損箇所の修復も可能であり、戦闘で消耗し易い剣や盾といった武器・防具の予備をストックしている場合も多い。また、車内にはヘッドライナー、ファティマ、その他数名の人間が生活する為の設備(寝室・キッチン・風呂etc)が存在し、移動拠点としての性質も兼ね備えている。 なお、ドーリーの中でも飛行するタイプはエア・ドーリーと呼ばれ区別される。 議長スレ世界では英国内戦(いわゆる"The Majestic Stand")後騎士団を実質的に吸収した銀河帝国が保有している他、初期騎士団にもっとも近い組織とされるらんどでもリーブラまたはバルジ内部にK.O.G及びヴォルケシェッツェの輸送の為最低でも一輌のドーリーが格納されているものと推測される。加えて、騎士団の創設者である同志と関係が深い[[ラクシズ]]にもドーリーが存在する可能性は否定出来ない。 **【装甲材】 ***【ガンダリウム合金(ルナ・チタニウム合金)】 宇宙世紀においてモビルスーツ(MS)の装甲材として幅広く使用されている合金。 月面で採掘される幾つかの金属を調合して精製されるルナ・チタニウム合金の異称である。ガンダリウムという名称は一年戦争において地球連邦軍が開発したRX-78「ガンダム」の装甲にルナ・チタニウムが採用され、ザクマシンガンの120mm弾を弾き返すなど驚異的な防御力を発揮した事実に肖って名づけられたもの。一年戦争当時はルナ・チタニウムは貴重であり、コスト的な問題からガンダムの量産型であるRGM-79「ジム」には採用されなかった。 一年戦争終結から7年後のグリプス戦役の時代には更に堅牢なガンダリウムγをアクシズが実用化し、その後アナハイム・エレクトロニクス社を通じてエゥーゴや地球連邦軍(ティターンズ)も技術を入手。リニアシートやムーバブルフレームと共に第二世代MSの標準装備となった。ガンダリウムγはマラサイやバーザムなど量産型MSにも採用されており、この時代においてはもはやガンダムだけが持つ特殊装甲という概念は完全に消滅していると言っても過言ではない。 その後の時代ではコスト面での問題から量産型MSの装甲材はチタン合金セラミック複合材が主流となって行くが、ガンダムの名を冠したMSの装甲には高い確率でガンダリウム合金セラミック複合材が採用されている。ガンダムだけが持つ装甲という意味では、UC.100年代以降の状況はまさしく先祖返りを果たしたと言える。ただし、チタン合金セラミック複合材は技術の進歩によりグリプス戦役時代のガンダリウムβと同等以上の性能を実現しており、必ずしもガンダリウム合金に比べて脆弱であるという訳ではない。 議長スレにおいては[[木星帝国]]と[[連邦]]の両組織がガンダリウム合金製の装甲を持つMSを多数保有している。どちらも月面に大規模な拠点を置いたり、月に本社を置く有力企業と強い繋がりを持つなど月への強い影響力を持っており、ルナ・チタニウムの採掘権を二組織だけで独占している可能性は高い。それを端的に示す証拠として、同じくMSを主力とする[[議長軍]]ではガンダリム合金は装甲材として殆ど使用されていないという事実がある。また地上を本拠地とする[[オーブ]]や[[国際連合]]もルナ・チタニウムの採掘が不可能な事から、どちらも機動兵器の装甲にはガンダリウム合金以外の素材を用いている。なお、[[グランショッカー]]は月にバダンニウムの採掘権を有するが、ガンダリウム合金の原料にバダンニウムが含まれているかは明らかにされていない. ***【レーザーコーティングスーパーG装甲】 ガオガイガーなどGGGのメカニックに用いられている装甲材。 本項では「Laser Coating Super G」を省略してLCSG装甲と呼称する。 元々は『北極ライオン』ことギャレオンの装甲材質であり、三重連太陽系の緑の星で生まれた技術である。その後ギャレオンの調査に当たったGGGによって解析され、GBR-4「ボルフォッグ」とGBR-10「ポルコート」を除くGBRシリーズの超AIロボの装甲材として採用された。 原理は不明だが、恐らくはGストーンに関連する何らかの加工を施す事によって完成すると推測される。その名称から何らかの対ビーム防御が為されている可能性はあるが、物理的な衝撃以外への耐性の有無については明らかにされていない。実戦ではGパワーバリアシステムとの併用によって物理・光学兵器に対して高い防御力を発揮する。 単純な耐久性ならばガンダリウム合金を遥かに超える堅牢さを有するが、その反面コストパフォーマンスや生産性は極めて劣悪であり、勇者ロボのコストが高騰する原因の一つともなっていた。しかし、地理的な事情でルナ・チタニウムを入手出来なかった当時の[[国際連合]]にとって、機界文明に対抗し得る機動兵器の装甲材としてLCSG装甲以外の選択肢が存在しなかった事も事実である。 国連でMS用装甲材としてEカーボンが本格的に実用化され、[[勇者新党]]が離反した現在ではLCSG装甲の新規生産は中止されている。従来の一点豪華主義から量産性重視へと国連の機動兵器運用の方針が大きく転換した事から、今後はこのような性質の装甲が製造される事はないと思われる。 なお、LCSG装甲を更に強化した(レーザーコーティング)ウルトラG装甲と呼ばれる装甲材も存在している。これは現在までにゴルディーマーグとGBR-11「ガオファイガー」への採用が確認されているのみという希少な材質である。 ***【Eカーボン】 近年[[国際連合]]で開発されたMS用装甲材。 その名前から推測してカーボンナノチューブ(CNT)などの炭素系素材が用いられていると考えられる。軽量ながらガンダリウム合金に匹敵する強度と高い伸縮性を実現する。アメリカ合衆国のフラッグやヨーロッパ連合のイナクトの装甲に採用されている他、中華連邦のティエレンにも同様の技術を用いた武装が装備されているとの噂がある。 いつ、どのような経緯を経て国連がEカーボンの技術を実用化したかは謎に包まれている。それまで国連の保有するオーバーテクノロジーを用いた装甲と言えばレーザーコーティングスーパーG装甲のみであり、少なくともEカーボンと同様の技術に基づいて製造されたものは存在しなかった。 近頃アザディスタン王国に出現した所属不明のガンダムが残していった装甲を[[最後の大隊]]が検証した結果、Eカーボンが使用されている事が判明した。更に同じく大隊に残されていたブラックアウトの装甲表面から剥離した物質とEカーボンの分子構造とが合致した事から、恐らくはセイバートロン星に関係する技術ではないかと推測される。 ***【ネオキチン】 モーターヘッド(MH)に用いられている装甲材。 シリコンをベースとしているが、その組織構造は植物の細胞に近い。パーツ成型時に形状を記憶し、損傷した場合自然に元通り修復されるというユニークな性質を持つ。もっとも完全修復には3~5年かかり、また自然修復が可能な損傷限度はパーツ全体の体積の1/5程度までで、それ以上は損傷した時点の状態で固定されてしまうなど、実戦では実用的でない。そのため実戦においては自然修復を待たずパーツ交換がなされる。とはいえ、硬度自体は在来の合金装甲の2.5倍とかなりのものなので、MHもしくはそれに近い運動能力を持つ機動兵器(MS、モビルアーマー、ヘビーメタル、バトロイドなど)以外による実体弾や光線兵器では、瞬時に相当量の集中砲火を浴びせない限り破壊は不可能といわれる。 [[騎士団]]の独占マテリアルであったが、同組織の度重なる内紛で流出し、現在は主に[[銀河帝国]]と[[らんど>らんどの住人]]に伝わっている。その他にもL.E.D.ミラージュ用スーパーイレーザーを搭載する(現在はその100%クローンを搭載していると思われる)[[ラクシズ]]のストライクフリーダムガンダムや、Spec.3改修に際し部品の多くをシュペルター(ウォータードラゴン)から転用した[[シンと愉快な仲間達]]のディスティニーガンダムの装甲及び内部構造にもネオチキン材質が使用されている可能性はある。 銀帝傘下の騎士団ネクロン派では、保有していたサイレンA~D型をS型(アルセイデス)に改修する際、上述した自然修復機能の限界をカバーするため、ネクロン族のもたらした生体金属層の上にネオキチン層を重ね、ネオキチン層が損傷すると直ちに生体金属が損傷箇所を埋め、ネオキチン層の自然修復を待つというハイブリッド構造(人間の外傷の治癒の仕組みに近い)が採用されている(もっとも、在来の合金装甲の1/4と極めて軽い重量を持つネオキチンと、流動体とはいえ分子構造上は固体と変わらない生体金属を併用した結果、アルセイデスはオリジナルのサイレンに比べて幾分重くなってしまったが)。 **【フェイクGSライド】 OVA『勇者王ガオガイガーFINAL』及びその関連作品に登場する犯罪組織バイオネットが保有する技術。原作ではGGG中国支部から得たGSライドのデータを基に、同フランス支部から強奪した物質瞬間創世艦”フツヌシ”の創世炉を用いて複数が製造された。 フツヌシと言えども三重連太陽系のオーバーテクノロジーの産物であるGストーンの完全な複製は出来なかったが、それでも再現し得る限りの範囲でのコピーは行われているため動力源としてはかなりの高性能を有している。バイオネットにおいては主に巨大ロボットやメタルサイボーグの動力源として使用され、GGGの勇者ロボ軍団を大いに苦しめた。 議長スレではバイオネットは[[勇者新党]]によって既に壊滅しているが、第474話「巨火の宴、あるいは修羅行き姫」にてバイオネットの生き残りを名乗る男によって[[国際連合]]に技術が提供された。この男がGSライドを譲渡する取引の際に国連側へ提示した条件は、自らの拠り所だったバイオネットを滅ぼした勇者新党への復讐であった。組織壊滅までにバイオネット総帥ドクター・タナトスによって30基のフェイクGSライドが建造されており、現在その全てが国連の管理下にある。 Gストーンが使用者の精神エネルギー(勇気)に応じて無限大のパワーを引き出すのに対して、Gストーンを持たないフェイクGSライドはカタログスペック以上の性能を発揮する事はない。しかし、Gストーンには高出力を発揮する為には強い勇気の持ち主が必要不可欠であり、また使用者の精神状態によっても出力が大幅に左右されるという不安定性が存在した。一方、精神エネルギーという不確定要素を完全に排除したフェイクGSライドは使用者の資質やコンディションに左右されることなく安定した出力を発揮する事が可能であり、特別な資質を持たない者でも運用が可能である。 (使用者を問わず安定した出力を生み出すという性質はソール11遊星主が使用するラウドGストーンのそれに近い) バイオネットからの技術提供を受け、国連ではレイフ・エイフマン教授の下でフェイクGSライドを搭載したGN-X(ジンクス)と呼ばれる新型MSを開発、第490話「グラウンド・ゲロ」において初の実戦演習を行った。この演習では投入された29機のGN-Xの内2機が失われ、創設以来実験部隊を率いてきたロベリア・ミズホ・イノウエ=ランプリングことザ・ボスが戦死したものの、戦果は緒戦としては上々で、フェイクGSライドが復元生産不可能という難題を抱えるものの、今後の国連MS開発計画に弾みをつける結果となった。 なお、この演習でザ・ボスが搭乗したフラッグカスタムには、従来機の改修案として試験的にフェイクGSライドが搭載されていた。 **【電気自動車(エレカ)とレプリカ】 [[木星帝国]]や[[連邦]]、[[議長軍]]の保有する居住コロニー(プラント)では化石燃料を用いた内燃機関の使用が全面的に禁止されている。これは内燃機関が排出するガスは一酸化炭素や窒素化合物を含有し、完全な密閉空間であるコロニー内では深刻な公害となり得る為である。このような排出ガスによる大気汚染を未然に防止する為、各コロニーでは自動車は一切排出ガスを出さない電気自動車(エレカ)のみが許可されている。 内燃機関が稼動に際して多大な熱量を発生させる事からホットモーターと呼ばれるのに対して、エレカに搭載される充電式のモーターエンジンはクールドモーターと呼ばれる。エレカにはフォルクスワーゲンやジープに酷似した外見を持つ物が確認されているが、これらは全て旧世紀に製造された車両のレプリカである。[[最後の大隊]](首都警含む)の保有兵器のように組織的な保守管理がなされていない民生車両の場合、20世紀に作られたオリジナル車輌は極一部を除いて既に現存していない。こうした事情もあり、マニアにとっては20世紀前半に製造されたオリジナル・ブラフシューペリアのエルメスなどは文字通り垂涎の一品であろう。 **【超空間航法】 ***【フォールド航法】 南アタリア島に墜落したASS-1(後のSDF-1)「マクロス」から得られた超時空航行技術。 マクロスから得られた一連のOTM(Over Technology of Macross)の中でも代表的な物である。 フォールド航法は「Fold(折り曲げる)」という語が意味するように、異なる地点に存在する二つの座標を空間を歪曲させる事で接合するという原理でワープを実現している。例えるならば、平面の地図上に描かれたA点とB点を紙そのものを折り曲げて重ね合わせるようなものである。これによって通常航行では途方もない年月を要する光年単位の距離を短時間で移動する事が可能となり、人類は太陽系を超えて外宇宙への進出が可能となった。 フォールド航法には起点と目的地の空間が入れ替えられるという性質があり、その関係で移転先の座標に惑星などの大質量物体がある場合はフォールドを行う事は出来ない。更にフォールド断層と呼ばれる通過不可能な障壁の存在も確認されており、必ずしも移動手段として万能であるという訳ではない。また時間の流れの違いからフォールド中の1時間は通常空間での10日間に相当し、中にはフォールド酔いという時差ボケに近い症状を訴える者もいる。 原作通り[[連邦]]のマクロス級戦艦にはフォールドシステムが標準装備されている。また連邦の最新鋭艦であるアークエンジェル級戦艦にはフォールドシステムは標準装備こそされていないものの、外付けのフォールドブースターを装着する事で超空間航法を行う事が可能である事が明らかになっている。このようにフォールド技術はこれまで連邦の専売特許であったが、近年では[[木星帝国]]もゼントラーディ軍の艦船を鹵獲しており、今後の研究次第では同様の技術を獲得する可能性もある。 ***【スペースブリッジ】 [[デストロン]]が保有する超空間航行装置の名称。 正式名称はインターギャラクティック・トランスポート・システムといい、スペースブリッジとは二つの地点を結ぶと考えられている仮想的な架け橋の名称である。ただし、劇中ではシステムそのものを指してスペースブリッジと呼ばれている。 原作ではアニメ第一作においてデストロン軍団が地球とセイバートロン星を接続する為に開発し、自前のスペースブリッジも持たないサイバトロンもしばしばこれを利用していた。 超空間を通って遠距離を短時間で移動するという概要はその他のワープシステムと同様だが、スペースブリッジは時差が殆ど発生せず、転送もほぼ一瞬で完了するなどの特長がある。あらかじめスペースブリッジのターミナルが置かれた地点同士を結んでいるため、未確認の座標にワープアウトする他のシステムに比べると安全性は格段に高い。その一方で、ターミナルが存在する地点以外の場所には飛べず、起点と終点の両方の機材が正常に作動していないとどこに飛ばされるか分からないなどの欠点も存在する。 本スレではデストロンが意図的にスペースブリッジの起点だけを作動させ、[[勇者新党]]と[[ラクシズ]]を宇宙の彼方へと放逐している。 ---- **【ダブル・イプシロン】 ラクシズのキラ・ヤマトとアスラン・ザラが最後の大隊によって究極生物に改造されたことはよく知られているが、大隊はこの時に採ったデータから、二人の染色体にある特徴がある事を発見した。 それは、二人のカリオタイプの最後の1対=性染色体が「xx yy yy」となっていたことである。 本来性染色体が「xx yy yy」となっていれば「スーパー男性」と呼ばれる染色体異常とされる。だが染色体異常は遺伝子を調整された人間であるコーディネーターには起こりえない。だとすれば、二人は当初から意図的に性染色体を「xx yy yy」にされていたことになる。 大隊はこの謎に対し、2つの文献から解明を進めつつある。一つは、かって少佐に反旗を翻し粛清された前情報部長の遺稿である。そこには、キラとアスランを指す言葉として「ダブル・イプシロン」という表現が存在していた(「イプシロン」はドイツ語で「Y」。転じてy染色体を指す)。それは、クローム・バランシェの母アルセニック・バランスが「モナーク・セイクレッド」と共に求めていたものであるという。 もう一つは、バランシェが鷹野三四の出産に立ち会った折、友人であるドクに渡した研究ノートである。そこにも「ダブル・イプシロン」という言葉が存在していた。それによれば、「ダブル・イプシロン」とは騎士団の創設者として知られる「同志」の下でバランシェらが進めていたある研究において期待されていた成果だという。それは「個体進化」と呼ばれる「遺伝という煩わしいプロセスに拠らず、個体同一性を維持したまま記憶と経験を反映させた進化」(バランシェのノートより)の研究であった。しかしバランシェによれば研究は失敗に終わり、サンプルとして使われたコーディネーターの嬰児のうち、生き残った1名ないしは2名は同志に引き取られた。そして「ダブル・イプシロン」という言葉の意味を知る人物は、同志とバランシェ自身を除き、「15年前の戦争」までに死亡したという。 「ダブル・イプシロン」という言葉の両端にぶら下がった「同志が引き取った嬰児」と「本来ありえない染色体を持つキラ・ヤマトとアスラン・ザラ」。この2つがイコールであるか否か。果たしてバランシェ(バランス)一族と同志は何を求めていたのか。それはラクシズ(同志はラクシズの前身・テロリストAAのパトロンであった)にどう関わっているのか。 この事に関連して、大隊情報局長とバランシェの間で、一つの謎めいた問答が行われている。 情報局長「ラクス・クライン。彼女は何者なのです?」 バランシェ「遺伝子学的には何の変哲もないコーディネーターだ。だからこそ恐ろしくもある。あれらの存在を表すのに最も簡単な言葉を用いるには常識が邪魔をしすぎる」 情報局長「これで、我々の前情報部長が、かって我々大隊をラクス・クラインに売ろうとした理由が掴めました」 大隊による解析は現在も続いている。 ---- *【必殺技・特殊能力】 **【大・変・身! ━仮面ライダーガタックX(仮称)━】 Dr.バランシェによって改造手術を受け、晴れて改造人間となった加賀美新。 改造によって変身後の能力が底上げされただけではなく、変身前も強化がなされている。 走力・握力・跳躍力など基礎的な身体能力や五感が大幅に増強されただけに留まらず、爆発や銃撃を受けても無事でいられるレベルにまで身体強度が引き上げられている。 だが、全身に施した改造手術の最大の効果は、やはり単独での変身能力であろう。 ゼクター無しでも掛け声とポーズだけでライダーフォームへの変身が可能になっている。 ただし、ガタックゼクターが無い状態ではジョウントで転送されてくる武装は使えない上、クロックアップも出来ない文字通りの普通の仮面ライダーなので強さは正直微妙である。 ライダーキックも自分で叫ぶしかないので、ちょっと寂しい感があるのは否めない。 だ が そ れ が い(ry **【発動!弾丸GX!】 勇者新党の党首獅子王凱は、第120話「さらば勇者王!獅子王凱 上海に死す!」において銀河帝国のグリーヴァス将軍に敗れ戦死、地獄に降りた。 その地で凱は英雄王ギルガメッシュに志願し、最下層「コキュートス」で厳しい修行を積んだ。その末に習得した新たな必殺技――それが「弾丸GX」である。 EI-01戦で使用されたミラクルツール「弾丸X」と同種の効果を単体で発動させる技である。 ガオファイガーに搭載されていたエヴォリアルウルテクパワーの発展強化版であり、凱の意思でGストーンより発生するGパワーを極限まで解放する荒技である。 この技の発動によりガオガイガーの諸性能は通常時と比較しておよそ数倍に跳ね上がるものの、本来なら生命維持に回されるはずのGパワーさえ攻撃転用される為、殆ど丸裸同然になるという文字通りの諸刃の剣でもある。 それ故、発動回数は1スレにつき一度が限度となっている。 過度の発動はGパワーの枯渇、つまりGストーンと一体化したエヴォリュダーの死を意味する。 現在でも使用に値するタイミングを見極める難しさからか、滅多に実戦で使用される事はない幻の技となっている。 ---- *【人】 **【議長スレの戦隊たちの裏】 今表舞台で活躍している(いた)のは ダークナイト(科学戦隊ダイナマン/連邦) アトールⅤ 黒騎士ヒュウガ(聖獣戦隊ギンガマン/元喫茶店) ブルタウラス タイムファイヤー(未来戦隊タイムレンジャー/銀河帝国) Vレックス デカレンジャー(特捜戦隊デカレンジャー/シンゆか) デカレンジャーロボ他 ボウケンレッド・ボウケンシルバー(轟轟戦隊ボウケンジャー/オーブ) ゴーゴービークル チーフ曰く他メンバーはどうしてるかの状況 ・ダイナマン5人・・・知らない ・マスクマン…神出鬼没の勢いで出てくる 反省会でタイムファイヤーをオーラパワーで殉職させた ・ターボレンジャー…ロボがちょっとだけSPDにパクられていたらしい ・ギンガマン5人・・・照英さんがTV番組に出てる以外は知らない ・タイムレンジャー・・・4人は未来にいます 竜也は知らない ・ボウケンジャー真墨、蒼太、菜月、さくら・・・サージェスにおるっぽい ・ズバーン・・・たまにチーフの隣にいます、九郎の迷惑もかけます、塩だけ買ってきます **【M.ナガノ博士】 モビルスーツ開発者にしてモーターヘッドマイスターという稀有な才能を持つ人物。 かつてはBANDAIグループ傘下のアナハイム・エレクトロニクスのMS開発部門に在籍していたが、現在は独立している。 A.E.時代には旧ジオン軍の試作型MSを再設計したRMS-117「ガルバルディβ」を始め、RMS-099 「リック・ディアス」やMSN-00100「百式」、RX-139「ハンブラビ」などの傑作機の設計・開発を手掛けた。またMSに人間の骨格と同様の構造を導入する事で飛躍的に稼動範囲を広げたムーバブルフレームや、カメラからの映像を投影した球状の空間に操縦席を浮かべる事で広大な視界を確保するリニアシート(全天周囲モニター)といったその後のMSには欠かせない機構の数々の考案者としても知られており、彼の存在がMS産業に与えた影響は計り知れない。その後独立に伴ってA.E.とは疎遠になり、それに伴ってMS開発の最前線からも遠ざかるようになる。 一説にはMSZ-010「ZZガンダム」及びMSN-04「サザビー」のコンペティションに原案を持ち込んだものの、あまりにも独創的な設計思想やデザインがA.E.上層部の不興を買い、それがA.E.との決別に繋がったとも言われているが定かではない。 独立後は自身の美意識を追求した末にモーターヘッドマイスターへと転向し、[[旧騎士団>騎士団]]や[[らんどの住人]]もしばしばMHの修繕・レストアを依頼していた事が本スレで明らかになっている。なお、[[木星帝国]]もリィンフォースⅡの専用機AMX-004「キュベレイ」の開発を依頼するなど、博士の腕前を高く買っている様子が窺える。加えて[[銀河帝国]]の騎士団ネクロン派が所有していたサイレン(A~D型)をS型(アルセイデス)へと改修したクリス.M.ナガノ博士も(明らかにされてはいないが)同一人物である可能性が高い。 このように数多の業績を持つナガノ博士だが、仕事の遅さは業界内でも有数という事もよく知られている。作業の停滞によりキュベレイは未完成の状態で出撃せざるを得なかったほどである。らんどが銀帝を急襲し、ナイト・オブ・ゴールドとヴォルケシェッツェの部品を確保すべく騎士団旧アグリアス派が有していたミラージュマシンの大半を奪取したのも、このことが遠因と言われている。 ---- *【政治】 国際連合(United Nations)については[[別項>国際連合]]を参照。 **【月における領土・諸権益まとめ】 ※過去スレ判明分 ***【列強領土】 -ゲンガナム市(連邦領) -ダイダロス基地(連邦領 旧地球連合軍基地) -木星帝国基地(場所不明 レクイエムが設置) -エンデュミオン基地(国連軍管理下 旧地球連合軍基地→連邦領) ***【中立国・地域】 -スフィア王国(経緯度原点:月面緯度 北緯32.8度 月面経度 西経15.6度〔『晴れの海』近辺〕) -フォン・ブラウン自由市(経緯度原点:月面緯度 0度 月面経度 東経23.5度〔『静かの海』近辺〕) -グラナダ自由市(経緯度原点:不明〔いわゆる「月の裏」に位置〕) -ローレンツ・クレーター (上記以外の地域も中立地帯である) ***【権益】 -アナハイム・エレクトロニクス他BANDAIグループ企業施設(木星帝国・BF団資本) -スフィア近郊のカカオ農場(モルドールのバージルの私有地 エンデュミオン基地奪取協力への報酬として国連が権益を保障) -スフィア領内のメロン畑(勇者新党のエクスカイザーの私有地 - エクスカイザーと連邦のブラッドレイ大総統との協定により開墾) -ローレンツ・クレーター近郊のバダンニウム試掘地(グランショッカーが保有) -コーヒー農園(場所不明 喫茶ピアース直営地) ***【その他】 マスドライバー基地(連邦軍管理下 かつて月-地球間戦争で地上攻撃に使用された施設?) **【オーストラリアにおける諸勢力の基地・権益などまとめ】 【議長軍】 ・カーペンタリア湾基地 【木星帝国】 ・オーストラリア・シティ 【最後の大隊】 ・ブリズベン、ケアンズなどクイーンズランド州珊瑚海沿岸地帯(おそらく)の諸基地・鉄道 ・オーストラリア・シティ内のバーミヤン店舗 **【太陽-地球系ラグランジュポイントにおける諸勢力の基地・権益などまとめ】 【L4】 ・ラクシズ支配下 【L5】 ・プラント(議長軍)本土 **【自由艦艇】 [[らんど>らんどの住人]]の拠点「リーブラ」、[[シンと愉快な仲間達]]の拠点「ユーチャリス」の、議長スレ世界の国際法上における地位。[[喫茶ピアース]]が入居する「旧ボーグキューブ跡」は艦艇ではないが、自由艦艇に準じた地位を持つ(後述)。 いかなる主権国家・交戦団体にも所属しない1隻の艦艇のみで構成され、地上拠点(領土扱い)を持たない事が基本要件。要は「沈黙の艦隊」の「やまと」みたいなもの。 艦艇及び乗員は治外法権を認められており、外交交渉においては主権国家あるいは交戦団体と同等である。 地上拠点を持たないので、補給や乗員の休息など航行上必要な業務のために、自由艦艇が外国の港湾・宇宙港に寄港することは、原則として侵略行為とみなされない。 自由艦艇の存在が問題になったのは、らんどが自組織制作の書籍やビデオで得た収入に各国が課税できない事がきっかけであった。自由艦艇という地位は特定の国家に偏しない活動のために設けられた経緯があったが、念頭に置かれたのは戦争難民保護や公宙上での海賊行為取締りなどであり、自由艦艇が自艦内で生産活動や収益行為を行う事態を想定していなかった。 国連や連邦、各国は自由艦艇の収益行為に課税するべく、根拠法である「特定の国家に所属しない宇宙艦艇の地位に関するクールー条約」(クールーはフランス領ギアナの町。フランスのロケット発射基地「ギアナ宇宙センター」がある)の改定を幾度か試みたが、その度に他の自由艦艇からの猛反対を受け頓挫に追い込まれている。 この結果、いかなる国家からも自身の収益に対して課税される事のないらんどは着々と資産を増やし、太陽系随一の「お金持ち」とまで言われるようになった。 (らんどの資産総額は判然としないが、投資していたオーストラリアの木星帝国領ミッドガルが勇者新党の攻撃を受けて壊滅した後も、日本円に換算して1兆円近い資産が残ったと言われる。しかもこの金額はリーブラとバルジという動産を抜いてのものらしい) なお、木星遺跡事件(魔大陸事件)時にらんどがバルジを入手した際、らんどの地位を「自由艦艇から(法的制約が掛けやすい)交戦団体に変更すべきではないか」との主張が一部の国からあったが、らんどを代表して折衝に当たったランドアンド・スパコーン公爵は「バルジは自力航行が可能なのは事実だが、リーブラと違い艦艇としての運用を前提としていない。あくまでもリーブラの擬似衛星的施設である」と突っぱねている。 余談だが、この時ランド公は反論の一つとして「『リーブラとその乗員』(=らんど)を交戦団体にせよと主張する諸国は喫茶ピアースが交戦団体とされていることを根拠にしているが、武装しているとはいえスペースデブリを改修して非軍事事業を営んでいるに過ぎない一事業主とその被用者を交戦団体としているのはいかなる理由からか」と疑問を突きつけている。各国・勢力はこのランド公の指摘に明確な回答を見出せず、その結果喫茶ピアースは交戦団体から外され、現在は自由艦艇と同様の扱いとされている。 **【付表:議長スレにおける他勢力・NPC組織の国際法上の地位】 |主権国家|プラント(議長軍)、銀河帝国、木星帝国、オーブ連合首長国、モルドール、ミケーネ帝国、動物帝国ZAFT、フォン・ブラウン自由市、スフィア王国| |交戦団体|勇者新党(国際連合傘下だが独立した外交・軍事権限を持つ)、最後の大隊、騎士団、ラクシズ、BF団、グランショッカー、ランペルージ・ファミリー| |その他|地球連邦、国際連合(いずれも主権国家の連合体)、ケフカ一味(地位未確定)|

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