登場兵器一覧 「か」~「き」

「登場兵器一覧 「か」~「き」」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

登場兵器一覧 「か」~「き」」(2017/03/27 (月) 04:18:10) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*登場兵器一覧 「か」~「き」 数多くの兵器が登場する議長スレ ここではその兵器の解説をしていきたいと思う ---- ■諸注意 ・一部の勇者ロボ、一般兵のようなキャラ=ロボの場合は分類をキャラと判別 ・記載する場合はキャラ紹介と被らないよう注意 ・上書き可、不明の場所も情報確定次第書き換えを ・ロボ以外の記載も問題なし 戦車や小型銃から戦艦、MSもOK ・「設計」「製造」「建造」などの項目で< >で括った箇所は原作・現実でのもの ---- ◆要覧 +この項目は【か】行「か」~「き」となっております。 +「A」~「E」までのアルファベットは[[こちら>登場兵器一覧 「A」~「E」]] +「F」~「J」までのアルファベットは[[こちら>登場兵器一覧 「F」~「J」]] +「K」~「O」までのアルファベットは[[こちら>登場兵器一覧 「K」~「O」]] +「P」~「T」までのアルファベットは[[こちら>登場兵器一覧 「P」~「T」]] +「P」~「T」までのアルファベットは[[こちら>登場兵器一覧 「U」~「Z」]] +「あ」行「あ」~「う」は[[こちら>登場兵器一覧 「あ」~「う」]] +「あ」行「え」~「お」は[[こちら>登場兵器一覧 「え」~「お」]] +「か」行「く」~「こ」は[[こちら>登場兵器一覧 「く」~「こ」]] +「さ」行「さ」~「し」は[[こちら>登場兵器一覧 「さ」~「し」]] +「さ」行「す」~「そ」は[[こちら>登場兵器一覧 「す」~「そ」]] +「た」行「た」~「つ」は[[こちら>登場兵器一覧 「た」~「つ」]] +「た」行「て」は[[こちら>登場兵器一覧 「て」]] +「た」行「と」は[[こちら>登場兵器一覧 「と」]] +「な」行は[[こちら>登場兵器一覧 「な」]] +「は」行は[[こちら>登場兵器一覧 「は」]] +「ま」行は[[こちら>登場兵器一覧 「ま」]] +「や」行以降と「数字、記号」は[[こちら>登場兵器一覧 「や」~]] ---- #contents ---- *か行 「か」~「き」 **ガーベラ・テトラ/AGX-04 "GERBERA-TETRA" |型式|MS| |形式番号|AGX-04| |所属|シーマ艦隊([[木星帝国]]→[[動物帝国ZAFT]]→[[銀河帝国]])<デラーズ・フリート>| |建造|<アナハイム・エレクトロニクス>| |生産形態|試作機| |全高|18.0m|  |本体重量|46.7t| |全備重量|73.2t| |ジェネレーター出力|1,710kw | |スラスター総推力|216,000kg| |装甲材質|ルナ・チタニウム合金/ガンダリウム合金| |センサー有効半径|11,300m| |武装|110mm機関砲×4、ビームサーベル×2、ビームマシンガン| |主な搭乗者|シーマ・ガラハウ| |原作|TVアニメ『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』| 【解説】 一年戦争の終結後、地球連邦軍への徹底抗戦を訴え旧ジオン公国領アクシズへの再集結を選ばなかったエギーユ・デラーズ大佐に同調し、彼が率いる「デラーズ・フリート」に参加したシーマ・ガラハウ中佐が物語終盤に搭乗するMS。 本機は元々RX-78GP01「ガンダムゼフィランサス」やRX-78GP02「ガンダムサイサリス」、RX-78GP03「ガンダムデンドロビウム」と同じく、地球連邦軍とアナハイム・エレクトロニクス(AE)が進めていた「ガンダム開発計画」に基づいて開発された四番目の試作機「RX-78GP04『ガンダムガーベラ』』であった。ゼフィランサスとコンセプトが重なったことが災いし、発注はキャンセルされてしまったが、AEは社内で極秘裏に開発を進め、最終的にガンダムとはかけ離れた外見を持つAGX-04「ガーベラ・テトラ」として完成するという数奇な運命を辿った。 UC.0083のデラーズ紛争の勃発に伴い、本機は当時のAE常務オサリバンを介したAEとデラーズ・フリートとの裏取引によりシーマ艦隊に譲渡され、艦隊指揮官シーマ・ガラハウの愛機となった。 性能面ではゼフィランサスの宇宙戦仕様「RX-78GP01-Fb『ガンダムゼフィランサス・フルバーニアン』」と同じく、後のグリプス戦役時代の可変MSをも凌駕する大推力を備え、両腕に各2門ずつ装備する110mm機関砲や高速連射可能なビームマシンガンなどの武装を有する強力な強襲型MSとなっている。また「シュトゥルム・ブースター」と呼称される追加ブースターを装備する事で機動性の強化と航続距離の更なる延長が可能となっている。 議長スレでもやはりシーマ・ガラハウの愛機として登場。 当初は[[木星帝国]]所属であったが、シーマ艦隊の離反後は艦隊とともに[[動物帝国ZAFT]]→[[銀河帝国]]と移っている。 第441話「千の言葉、万の銃弾、億のエゴ、零の大義」ではリィンフォースⅡの駆るキュベレイを鹵獲し、サイコガンダムMk-2を撃破するなどの活躍を見せた。 **懐園剣(ミストブレーカー)/Mist Breaker |型式|剣(実剣と光剣)| |所属|その時期によって異なる<その時代によって異なる>| |製作者|不明<天照・メル・グランド・フォーチュン・エイダス・フィフス(カレン)>| |生産形態|-| |全長|約2m(実剣)、約30cm(光剣・柄部) | |重量|実剣、光剣共に不明| |材質|メトロ・テカ・クロム鋼(実剣)| |原作|漫画『ファイブスター物語』| 【所有者の変遷】 |話数|所有者|所有剣|備考| |---|同志|両方|騎士団ネクロン派が持ち出した文献による| |???|ステラ・ルーシェ|両方|善悪最合体時の余剰肉塊から出現| |500?|シュウ・シラカワ|両方|ステラから貸与| |512|シン・アスカ|雄剣|ステラの心に応え転送 ルーミア戦で折損するもBF団の手で打ち直され「飛鳥」と名づけられる| |512|一橋ゆりえ|雌剣|雄剣と共にシンに転送されるもステラがゆりえに投げ渡す| |843|---|雌剣|ゆりえ戦死。雌剣は行方不明に| 【解説】 原作では、主人公アマテラスとメインヒロイン・ラキシスの子である「カレン」が生み出した一対の剣。「雄剣」と呼ばれる実剣(太刀)と「雌剣」と呼ばれる光剣(ライトセーバー)から構成される。その目的や、原作の舞台であるジョーカー太陽星団に持ち込まれた理由には謎が多い。 威力は雄剣、雌剣共に普通の実剣、光剣と同等だが、超常の存在と対する時にのみ、秘められた力を発揮するとされる。ただし雌剣はジョーカー太陽星団でしか使えず、雄剣はジョーカーとは別の世界である「タイカ宇宙」でしか使えない(鞘から抜く事すら出来ない)。 製作者であるカレンが約56億年後の世界の人物(というか神)である事からも察せられるように、この剣は過去・現在・未来を行き交いながら絶えず持ち主を代えている。作中では、雌剣は長くダグラス・カイエンの手元にあり、星団暦3030年のバッハトマ魔法帝国によるハスハ連合共和国侵攻戦(魔導大戦)の最中、死を予期したカイエンから、カイエンのパートナーだったファティマ・アウクソーの手に託され、雄剣はコーラス王朝の王族でありながら傭兵としてハスハに参陣したアルル・フォルティシモ・メロディ4世が所有する。現在までに公開されている設定では、雄剣は魔導大戦中に、カイエンとミース・シルバー・バランシェの受精卵にクローム・バランシェの遺したプログラムをインストールして誕生した「星団暦で最初に生み出された『純血の騎士』」マキシマム・ハルトフォラス(マキシ)の手に渡り、3225年のスタント遊星攻防戦中にマキシとともにタイカ宇宙に転送されるという。 現在の公式表記は「『懐』園剣」であるが、初期の表記である「『壊』園剣」を用いるFSSファンも未だ多い。 議長スレでは、アンセスターに洗脳されたシン・アスカによって「善のステラ」と「悪のよしこ」に分離させられたステラ・ルーシェがイエッタの手で再合体した際、余剰の肉片から出現した。当初雄剣には鍔の部分に盗撮団員のマスクが十字状に4つ取り付けられていたが、シンの手に渡った際に取り外されている。原作とは逆に、議長スレ世界では雄剣しか使用できない(雌剣を鈍器として使用することは可能)。 三角同盟崩壊時に[[騎士団]]が分裂した際ネクロン派によって持ち出された資料によると、この剣はもともと騎士団の創設者「同志」が所有していたものであったらしい。同志が無常矜持に殺害されると懐園剣も姿を消したとされ、無常は表向きは剣の存在を否定したものの、極秘裏に捜索を進めていたようだ。しかしそれが果たせぬまま無常はハイネ・ヴェステンフルスとの戦いで行方不明となり、レーダー王以後の歴代団長は懐園剣の存在自体知らされていなかったと思われる。 何らかの意思を持っているらしく、自己もしくは特定の対象を次元移動させる能力と、世界が引き起こす事象に共鳴して震動する事が判明している。前者のケースでは、戦場で一時行方不明になったゼクス・マーキスをリーブラに転送、また一時戦意を失ったシンを思いやるステラの心情に呼応して自らシュウ・シラカワの手元からオーブのシンの元に転送されている。後者ではジェナス・ディラが孕ませた動物帝国ZAFTの牝牛がキングギドラ(=夏候惇)とルルーシュ・ランペルージを出産した際やラクス・クラインがアークエンジェル内で生命活動停止(死亡?)に陥った時に共振現象を起こしている。 **ガイキング/GAIKING |型式|スーパーロボット| |形式番号|-| |所属|[[大ショッカー]]| |建造|大ショッカー<大文字博士>| |生産形態|-| |全高|50m| |本体重量|220t| |動力源|-| |装甲材質|ゾルマニウム合金| |武装|キラーバイト、デスパーサイト、パライザー、カウンターパンチ、バウンドミサイル、カウンタークロス、ザウルガイザー、ハイドロブレイザー| |搭乗者|ドクターギバ| |原作|TVアニメ『大空魔竜ガイキング』| 【解説】 原作では大文字博士によって大空魔竜と共に建造されたスーパーロボット。 分離した大空魔竜の頭部(パート3)を挟み込むようにパート1(腕部)、パート2(脚部)が合体して完成する。ザウルカイザー、カウンターパンチ、カウンタークロスなど多彩な武装を持ち、大空魔竜隊の中核戦力として活躍した。 なお、劇中では高性能化する暗黒怪獣に対抗する為、強化型へのパワーアップが図られている。強化型ガイキングは頭部装甲をパージしたフェイスオープンと呼ばれる形態を取る事が可能であり、多様な武装が内蔵された超兵器ヘッドの破壊力はまさに圧巻である。 議長スレでは[[大ショッカー>グランショッカー]]のドクター・ギバの愛機として登場。 ドクター・ギバはそれ以前にもショッカーロボという専用機を有しており、彼が搭乗する巨大ロボとしては二代目にあたる。 初代ガイキングのみならず、後年のリメイク作品である『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』に登場する同名の機体の設定も盛り込まれている模様である。その証拠に対馬レオのライキング及びラムダデルタのバルキングと合体してガイキング・ザ・グレートとなる事も可能となっている。 なお、ガイキング・ザ・グレートは当初対馬レオが操縦を担当していたが、その後ドクターギバによる稼動も可能である事が判明した。 **ガオガイガー/GBR-01 "GAOGAIGAR" |型式|勇者ロボ| |形式番号|GBR-01| |所属|[[勇者新党]]| |建造|<緑の星(ギャレオン),GGG(各ガオーマシン)>| |生産形態|-| |全高|31.5m | |本体重量|630.0t| |最大出力|750万kw| |最高速度|176km/h| |最高飛行速度|マッハ3.0| |F. F.所要時間|62.318秒(注:初回 以後更新)| |装甲材質|レーザーコーティングスーパーG装甲| |武装|ブロウクンマグナム(ブロウクンファントム)、ドリルニー、プロテクトシェード(プロテクトウォール)、プラズマホールド| |必殺技|ヘル・アンド・ヘブン  ハンマーヘル・アンド・ヘブン| |主な搭乗者|獅子王凱| |原作|TVアニメ『勇者王ガオガイガー』/『勇者王ガオガイガーFINAL』| 【解説】 **ガオファイガー(ファイティングガオガイガー)/GBR-11 "FIGHTING GAOGAIGAR" |型式|勇者ロボ| |形式番号|GBR-11| |所属|[[勇者新党]]| |建造|<GGG>| |生産形態|-| |全高|31.5m | |本体重量|630.0t| |最大出力|1500万kw以上| |最高飛行速度|マッハ5.0| |装甲材質|レーザーコーティングウルトラG装甲| |武装|ブロウクンファントム、ドリルニー、プロテクトウォール、プラズマホールド| |必殺技|ヘル・アンド・ヘブン  ハンマーヘル・アンド・ヘブン| |主な搭乗者|獅子王凱| |原作|TVアニメ『勇者王ガオガイガーFINAL』| 【解説】 **ガタックエクステンダー/GATACK Extender |型式|特殊強化車輌| |ベース車輌|ホンダXR250 モタード| |所属|[[喫茶ピアース]]| |生産形態|仮面ライダーガタック専用マシン| |製造元|<ZECT>| |全長|2,100mm (3,230mm)| |全幅|770mm(1,850mm)| |全高|1,350mm (610mm)| |車体重量|???| |動力源|マイクロ波放電式イオンエンジン| |最高速度|410km/h (700km/h)| |武装|エクスアーム、光子ビームライト他| |主な搭乗者|加賀美新(=仮面ライダーガタック)| |原作|TVドラマ『仮面ライダーカブト』| (注:()内の数値はエクスモード時) 【解説】 対ワーム非公然武装組織「ZECT」(ゼクト)によって製作されたマスクドライダーシステム第4号「ガタック」専用のバイク型ビーグル。 後述のカブトエクステンダーと同様にキャストオフ機能を備え、二段階に変形する事が可能。変形前のオフロードバイク型ビーグルはスピードこそカブトエクステンダーに劣るものの不整地での高い走破性を持ち、ワームの追跡任務などに威力を発揮する。 変形後のクワガタムシ型ビーグルは一転して飛行メカであり、エクスアームを使用した攻撃のほか、ガタックのライダーキックを推進力として敵に突撃する荒業も可能となっている。 普段は加賀美新が所属する喫茶ピアースの格納庫に収納されていると推測される。 **ガデッサ/GNZ-003 "GADESSA" |型式|MS| |形式番号|GNZ-003| |所属|[[イノベイター]]、[[最後の大隊]]| |建造|<アロウズ>| |生産形態|少数生産機| |全高|24.8m(通常時)、21.4m(接地時)| |本体重量|60.4t| |動力源|擬似GNドライヴ| |装甲材質|Eカーボン| |武装|GNメガランチャー、GNバルカン、GNビームサーベル、GNカッター| |搭乗者|ロキ、ヒリング・ケア| 【解説】 原作では独立治安維持部隊アロウズに配備されたイノベイター専用の新型MS。 アロウズの主力MSであるGN-XⅢやアヘッドと同じく、背部に搭載した擬似太陽炉で稼動する。 アレハンドロ・コーナーの主導で開発されたGN-X系の機体とは異なり、ヴェーダから入手したソレスタルビーイング製ガンダムの技術を基に作られている。ガデッサは技術的にはヴァーチェの発展型として位置づけられており、GNバズーカを改良した大型のGNメガランチャーを装備しているのが最大の特徴である。 劇中ではイノベイターのリヴァイヴ・リヴァイバル及びヒリング・ケアが個別の機体に搭乗。CBとの交戦で度々撃墜されるものの、時間を置かず新しい機体で戦線復帰していた事から、ガデッサは複数存在していたと推測される。 ガデッサの姉妹機としては格闘戦型のガラッゾ、ガッデスなどがある。 議長スレでは[[イノベイター]]に合流したロキ(アーエル)の愛機として登場。 ロキ専用機として大型MAレグナントが開発されてからも本機は平行して使用され続けたが、宇宙要塞ソレスタルビーイングにおける決戦でドレッドノートを庇って大破した。 その後生存していた事が判明したロキと共にガデッサもジル・バレンタイン率いる新生イノベイターへ合流する。 第725話「三度目の終局」にてイノベイターが壊滅後は国連軍で保管されていたが、紆余曲折を経てアーエル=ロキの元へと戻った。 **(故)カブトエクステンダー/KABUTO Extender |型式|特殊強化車輌| |ベース車輌|ホンダCBR1000RR| |所属|[[議長軍]]?→[[シンと愉快な仲間達]]→[[オーブ]]| |生産形態|仮面ライダーカブト専用マシン| |設計|<ZECT>| |製造元|<ZECT>| |全長|2,020mm (3,030mm)| |全幅|700mm| |全高|1,117mm (1,170mm)| |車体重量|???| |動力源|マイクロ波放電式イオンエンジン| |最高速度|410km/h (900km/h)| |武装|エクスアンカー、光子ビームライト他| |主な搭乗者|天道総司(=仮面ライダーカブト)| |原作|TVドラマ『仮面ライダーカブト』| (注:()内の数値はエクスモード時) 【解説】 原作ではZECTのマスクドライダーシステム第1号「カブト」のために作られたバイク型ビーグル。 ライダー同様にマスクドアーマーのキャストオフ機能を持っている事が最大の特徴。 カウルを排除すると同時に車体が変形、三輪ビーグルのエクスモードへと変形する。 特殊金属ヒヒイロカネで作られたエクスアンカーは相当な強度を持っており、 高速走行中に地面に突き刺して方向転換するなどの荒業も可能だった。(過去形) また戦闘のみならず、天道の日常の足としても使われていた。(過去形) 議長スレでも同様だが、凱にパチられ、雷龍に轢かれ、天道に鍋の材料にされ、 九郎に食われた不運のバイクってそれどこのバトルホッパー? 「今までありがとうカブトエクステンダー…    そしてさようならカブトエクステンダー…    君の事は多分忘れない…」 by天道 **月輪(がちりん)/ARGYROS "gatirin" |型式|NEXT| |形式番号|ARGYROS| |所属|[[その他、フリー]]| |建造|<トーラス>| |生産形態|実験機| |全高|約12m| |本体重量|1.47t| |全備重量|1.97t| |ジェネレーター出力|37,345kw| |ブースター推力|メイン16,823kg バック6,303kg サイド5,910kg| |クイックブースト推力|メイン58,208kg バック44,066kg サイド67,954kg| |オーバードブースター推力|80,500kg| |動力源|コジマジェネレーター| |最高速度|1700km/h(Mach1.3)| |武装|ハイレーザーライフル「HLR01-CANOPUS」、プラズマライフル「FLUORITE」、アサルトキャノン「LETHALDOSE」PA回復装置「ADDICT」| |主な搭乗者|ネオニダス| |原作|ゲーム『ARMORED CORE for Answer』| 【解説】 新興軍需企業「トーラス」が開発した標準機「ARGYROS」をベースに開発された実験ネクストAC。反クレイドル体制組織「ORCA旅団」に所属するリンクス「ネオニダス」の愛機である。 ネクストACに搭載される独自の機構はコジマ技術をブースタに応用した推進機関、瞬間的に爆発的な加速を得ることができる「オーバードブースター」。 桁外れのエネルギー供給とAMSによる高精度制御を前提とした、短距離ではあるが前後左右への瞬間的な急加速という、独特の挙動を可能にするにする瞬発機構「クイックブースト」。 多くの攻撃に対して、極めて高い防御力を発揮し、その威力を大幅に減衰、または無効化することができる、大気中に放出したコジマ粒子を安定還流させた防護膜(防御障壁)「プライマルアーマー」が上げられる。 ノーマルACと異なり前方にメインブースター、後方にバックブースター、左右にサイドブースター、コア後方にオーバードブースターと性能や特性の異なるブースターを機体各所に選んで取り付けられるのも特徴である。 またこの機体に搭載されているオーバードブースターには、本来機体の防御機構として使用されるプライマルアーマーを爆発的に縮退・膨張させることで、自機を中心とした高濃度コジマ爆発を発生させる特殊兵装「アサルトアーマー」が実装されている。 機体の特徴はフレーム本体の防御力、耐久性能を重視しPAの濃度に影響する整波性能が高い事により強固なPAを展開する事を可能とした。機動力と瞬発力を最大の武器とするネクストの中では、全体的に優れた防御性能を持つ事が上げられる。増大した重量による機動性と運動性の低下は、大容量コジマジェネレーターと各部に搭載された大出力ブースターの組み合わせでカバーしている。 OB起動のギミックにも特徴があり、展開後はコア背面からコジマ粒子を直接噴射して推力の向上を図っている。 重量級ネクストの豊富な積載量を生かして、強力なエネルギー兵器を装備しているが最大の武器は背部に搭載された「アサルトキャノン」である。アサルトキャノンはアサルトアーマーの破壊力を強化し、指向性を与える事で前方への射出を可能とした拡張兵装である。 「大型機動兵器、戦艦、拠点の破壊、巨大生物の駆逐」をコンセプト開発されたこの武器は誘導性が皆無で、真っ直ぐにしか飛ばないが脅威的な貫通力を射程を有し、直撃すれば絶大なダメージと致命的なコジマ汚染を敵に与える事が可能であるそうだ。 これは数多くの戦闘データを収集してきたトーラスの技術者達がオーバーテクノロジーを有したの強力な兵器や様々な魑魅魍魎に対抗する為に開発したらしく、「宇宙人や人外どもに技術屋の底力を見せ付けたい」というトーラス技術者の奇妙な情念込められている、曰くつきの一品らしい。 議長スレでも原作同様ネオニダスが搭乗しているが、原作の歴史的背景である「国家解体戦争」が発生していないため、トーラスがプレゼンテーションと戦闘データ収集のために各勢力に貸し出す形となっている。513話現在、月輪とネオニダスは[[国際連合]]に派遣されている。 **ガンダムAGE-1/Gundam AGE-1 |型式|MS| |形式番号|AGE-1| |所属|[[連邦]]| |生産形態|ワンオフ機| |全高|18.9m| |本体重量|43.4t| |装甲材質|不明| |武装|ドッズライフル、ビームサーベル(ビームダガー)、シールド| |主な搭乗者|フリット・アスノ| |原作|TVアニメ『機動戦士ガンダムAGE』| **ガンダムAGE-2/ガンダムAGE-2ダークハウンド Gundam AGE-2/Gundam AGE-2 DarkHound |型式|MS| |形式番号|AGE-2/AGE-2DH| |所属|[[勇者新党]]| |生産形態|ワンオフ機| |全高|18.3m/18.6m| |本体重量|28.7t/32.1t| |武装|ハイパードッズライフル、ビームサーベル、ビームバルカン、シールド/ドッズランサー(ドッズガン内蔵)、アンカーショット、ビームバルカン、ビームサーベル| |主な搭乗者|アセム・アスノ| |原作|TVアニメ『機動戦士ガンダムAGE』| **ガンダムAGE-3/Gundam AGE-3(Normal/Fortress/Orbital) |型式|MS| |形式番号|AGE-3/F/O| |所属|[[シンと愉快な海賊団]]| |生産形態|ワンオフ機| |全高|18.5m(全ウェア共通)| |本体重量|68.4t(ノーマル)/73.0t(フォートレス)/69.2t(オービタル)| |武装|シグマシスライフル、ブラスティアキャノン、ビームサーベル/シグマシスキャノン/シグマシスロングキャノン、ビームサーベル| |主な搭乗者|キオ・アスノ| |原作|TVアニメ『機動戦士ガンダムAGE』| **ガンダムAGE-FX/Gundam AGE-FX |型式|MS| |形式番号|AGE-FX| |所属|[[シンと愉快な海賊団]]| |生産形態|ワンオフ機| |全高|18.5m| |本体重量|63.0t| |武装|スタングルライフル/ダイダルバズーカ×1、ビームサーベル×2、Cファンネル×14(大型Cファンネル×6、小型Cファンネル×8)| |主な搭乗者|キオ・アスノ| |原作|TVアニメ『機動戦士ガンダムAGE』| **ガンダムアストレイゴールドフレーム天ミナ/MBF-P01-Re2"Astray Gold Frame Amatsu Mina" |型式|MS| |形式番号|MBF-P01-Re2| |所属|[[オーブ]]| |建造|<モルゲンレーテ>| |生産形態|試作機| |全高|17.99m| |本体重量|73.2t| |装甲材質|発泡金属装甲、フェイズシフト装甲(右腕のみ)| |武装|75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2、攻盾システム「トリケロス改」、マガノイクタチ、マガノシラホコ×2、ツムハノタチ、トツカノツルギ×2、オキツノカガミ| |その他|ミラージュコロイドシステム| |主な搭乗者|ロンド・ミナ・サハク| |原作|| **ガンダムアストレイミラージュフレーム/MBF-P05LM"Astray Mirage Frame" |型式|MS| |形式番号|MBF-P05LM| |所属|[[連邦]]| |建造|<モルゲンレーテ>| |生産形態|試作機| |全高|17.81m| |本体重量|84.8t| |装甲材質|ヴァリアブルフェイズシフト装甲| |武装|75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2、ビームライフル、ビームサーベル×2、対ビームシールド、天羽々斬(アメノハバキリ)、Bソード×2、Aソード×2| |その他|特殊ミラージュコロイド| |主な搭乗者|イザーク・ジュール| |原作|| **ガンダムアストレイレッドフレーム/MBF-P02"Astray Red Frame" |型式|MS| |形式番号|MBF-P02| |所属|[[奥州軍]]| |建造|<モルゲンレーテ>| |生産形態|試作機| |全高|17.53m| |本体重量|49.8t| |装甲材質|発泡金属装甲| |武装|75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2、ビームライフル、ビームサーベル×2、対ビームシールド、ガーベラ・ストレート、タイガーピアス、光雷球| |その他|8、パワーシリンダー| |主な搭乗者|早瀬浩一| |原作|| **ガンダムエピオン/OZ-13MS "Gundam Epyon" |型式|MS| |形式番号|OZ-13MS| |所属|[[騎士団]]→[[モルドール]]?<ホワイトファング>| |建造|不明| |生産形態|試作機| |全高|17.4m| |本体重量|8.5t| |装甲材質|ガンダニュウム合金| |武装|ビームソード、ヒートロッド、エピオンクロー×2、シールド| |その他|MA形態へ変形可能、ゼロシステム搭載| |主な搭乗者|アセルス| |原作|TVアニメ『新機動戦記ガンダムW』| 【解説】 原作では元OZ総裁トレーズ・クシュリナーダが極秘裏に開発した新型MS。 本機にはガンダムタイプMSの標準装備とも言える頭部バルカン砲を含む一切の射撃兵装が搭載されておらず、武装はビームソードとヒートロッドだけという非常にストイックな設計となっている。これは騎士道精神を尊重するトレーズの意向が本機の設計に色濃く反映された結果である。高出力のスラスターに加えてゼロシステムを搭載しており、原作で本機の搭乗者となったゼクス・マーキスの技量も相まってウイングゼロに勝るとも劣らぬ戦いぶりを見せた。 またWゼロと同様にモビルアーマー形態への変形機能も有している。 議長スレでは[[騎士団]]の第4代団長アセルスの愛機として登場。 普段は生身で戦う事の多いアセルスだが、主に対巨大兵器戦ではエピオンを使用する。 第2次ガンエデン計画においてはラクス・クラインのWゼロを熾烈な戦いの末に下し、最終局面ではガンエデンと接続してゼロシステムを作動させた。 **ガンダム・キマリス/ASW-G-66 "GUNDAM KIMARIS" |型式|MS| |形式番号|ASW-G-66| |所属|[[黒騎士中隊]]| |建造|[[建造元は不明]]| |生産形態|専用機| |全高|19.3m| |本体重量|31.7t| |装甲材質|ナノラミネートアーマー| |動力源|エイハブ・リアクター×2| |武装| グングニール(120mm砲)×1、コンバットナイフ×1、スラッシュディスク×2、閃光弾、キマリスブースター(追加オプション)| |搭乗者|ガエリオ・ボードウィン| |原作|TVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』| 【解説】 ガンダム・フレーム採用機。 かつてボードウィン家の始祖が搭乗していた機体で、厄祭戦を終結させた英雄的MSとして語り継がれている。 終戦後は式典などの形式的な行事に使用されていたが、ガエリオの意向で300年ぶりに再度実戦に投入されることとなった。 ガエリオ自身は阿頼耶識システムの施術を受けていないため、コクピットには通常型のインターフェイスを採用している。 キマリスはガンダム・フレーム搭載機の中でも近接格闘戦に特化した機体として調整が加えられており、曲線を多用した外部装甲や上方に突き出た頭部装甲はそのコンセプトと相まって中世の騎士を思わせる。 バックパックの小型スラスターと、 脚部装甲自体を大きく展開し内部に備わるバーニアノズルを露出させた状態に簡易変形することで爆発的な加速力を発揮できる。 その加速力を持ってグングニールで対象を貫き撃破するのがキマリスの最も得意とする戦術であり、 バックパックはさらに大型のスラスターと換装することでガンダム・フレーム採用機の中では、その加速力は並ぶものがいないほどに強化される。 壺を思わせる頭部は高精度のセンサーであり、高速起動中であってもミリ単位の姿勢制御が可能。 また頭部装甲には閃光弾を発射する発射機関があり、閃光弾を発射するとセンサーは光による障害を防ぐため一時的にシャッターで閉鎖される。 両肩にも姿勢制御用のスラスターと、スラッシュディスクという小型手裏剣のようなものを射出する機能が備わっている。 ガンダム・フレームにも用いられる素材を一部構成材質に含んだこのディスクは電磁加速により射出され、ヒットすればナノラミネートアーマーをも切り裂く切れ味を持つ。 腰には折りたたみ式のコンバットナイフを装備するが、地上戦、水中戦と言ったキマリスが本来得意としない場所での対応を目的とした装備であり、 足を止めて切り結ぶような戦闘はこの姿のキマリスにおいては不本意な戦闘場面であるといえる。 やはり高速突進からの突撃がこのキマリスにとっての主戦法であり、最も得意とするものであろう。 機体各所に存在するスラスターにより、後退はあまり得意ではないが直進性能、旋回性能は高く、ガンダム・フレームに搭載された2基のリアクターによる高い出力、フレームが備える高い汎用性を活かした設計となっている。そして運用は主に宇宙空間、特に惑星間の重力の影響を受ける低軌道戦闘において抜群の安定感を発揮する。 キマリスはこれらの機能をフルに発揮し、機体その物を弾丸として敵機を粉砕する一撃離脱戦法を得意とする。 その反面、線的な加速力に優れるあまり運動性能は低く、加速中は無防備になりやすい上に、 足を止めてしまうとナノラミネートアーマーの堅牢性があるとはいえ、一方的に攻撃を受けかねないなど弱点も多く抱えている。 バルカンを持たず射撃兵装はグングニールの120mm機関砲しか無く、スラッシュディスクもヒットすればナノラミネートアーマーを切り裂くとはいえ、 超至近距離で不意打ち気味に発射しないとまともに当たるわけではない。 超加速の一撃離脱戦法が最大の武器にして、キマリス最大の弱点にもなりうる良くも悪くも両極端なMSであると言える。 キマリスとはソロモン72柱の悪魔の一体。20の軍団を率いる序列66番の大侯爵のことであり、形式番号の66とはそこから取られていると思われる。 議長スレでは原作同様にガリエオ・ボードウィンが搭乗。 ガリエオ自身がキマリスの特性や長所と短所を熟知しており、近接戦闘と高機動戦闘を得意とする優れた操縦技術を有しているため、機体の性能を最大限に発揮することができる。 なお余談ではあるが議長スレ本編のガリエオは、当初キマリスのことを「長大なランスを装備し、300年以上も前に造られた骨董品」であることから、キマリスはMS(モビルスーツ)ではなくHM(ヘビーメタル)であると勘違いしていた。 ※武装 #region 「閃光弾」 敵のセンサーを一時的に無力化する閃光弾。頭部に四門備えられており、主に敵機から離脱する際に用いられる。 なお、キマリスの頭部には自らが放った閃光弾からセンサーを保護する為のシャッターが備わっているが、シャッターでセンサーを遮蔽した場合、センサー感度は70パーセントも低下する。 「グングニール」 キマリスの全長に匹敵するサイズを誇る大型ランス。そのデザインは中世の馬上槍を模しており、キマリスの象徴的武装として認知される。側面には120mm砲2門が併設されており、こちらは主に牽制目的で用いられる。 加速による運動エネルギーと機体の質量を上乗せした突撃はナノラミネートアーマーで防御を固めたモビルスーツや装甲強襲艦に対して威力を発揮する一方で、加速開始から充分な速度を得るには相応の距離が必要となる為、射撃攻撃などで速度を殺されるとそれに比例して破壊力も低下する欠点を持つ。 ガエリオはこれを阿頼耶識無しで使用しているが、阿頼耶識システムを使用した厄祭戦当時の攻撃精度は、ガエリオが使用した時以上の物である事は想像に難くない。 名称の由来は北欧神話に登場する主神オーディンの槍「グングニル」。 「コンバットナイフ」 リアアーマーにマウント可能な折り畳み式の大型ナイフ。 地上や海中での戦闘を想定して開発された装備であるが、足を止めて斬り合う戦闘はキマリスとしては不本意な状況であり、速度を得られない状態や懐に入り込まれた時の予備兵装的な意味合いが強い。 「スラッシュディスク」 肩部ウェポンラック内に格納された手裏剣状の射出兵装。 先述の様に足を止めた殴り合いが本領でないキマリスが組みつかれた際の牽制として放つ、所謂CIWSの様な役割を持つ。 モビルスーツのフレームにも用いられる希少金属を構成素材の一部に盛り込んでおり、これによってナノラミネートアーマーが塗布された装甲を斬り裂く事ができる。 射出は電磁誘導で行われ、一回の電力チャージで三枚まで連射可能。 #endregion **ガンダム・グシオンリベイク/ASW-G-11 "GUNDAM GUSION REBAKE" |型式|MS| |形式番号|ASW-G-11| |所属|[[鉄華団]]| |建造|[[建造元は不明。改修は鉄華団]]| |生産形態|改修機| |全高|18.0m| |本体重量|35.1t| |装甲材質|ナノラミネートアーマー| |動力源|エイハブ・リアクター×2| |武装| 120mmロングレンジライフル×1、グシオンリベイクハルバード×1、シールド×1、300mm滑空砲(60mmマシンガン)×2| |搭乗者|オルガ・イツカ| |原作|TVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』| 【解説】 ガンダム・フレーム採用機。 鉄華団が鹵獲したグシオンを、鉄華団に所属するメカニックたちが全面改修した機体。 ブルワーズ時代に運用されていたガンダム・グシオンは、重装甲化によって高い防御力を発揮するのと引き換えに機体の汎用性・稼働時間が犠牲になっていた。 リベイクは改修に当たってその装甲を一旦全て取り外してフレーム状態に戻した後、拡張フレームと装甲を撤去し、ガンダム・バルバトスの予備装甲を改修してガンダム・フレームに装着した事によって機体を軽量化。稼働時間を延長すると同時に地上・宇宙双方で運用可能なガンダム・フレーム本来の汎用性を取り戻している。 改修前の脛部装甲は背部のブースターポッド2基に、背面装甲は腰部のリアスカートに改造されている。 改修前のグシオンの装甲は専用のシールドやバックパックユニットに転用される形で残ってはいるものの、外観は装甲を流用したバルバトスのそれに近く、一見して同一の機体とは判別しにくい。 また、コクピットにはマン・ロディから阿頼耶識システムが移植され、本来の機体性能を発揮出来るようになった。 リアアーマーはグシオンのかつての背部装甲を流用したシールドであり分離して左腕に装着可能。 グシオンの堅牢性をそのまま維持しており、うまく角度をつければ敵機による全開の突進攻撃をいなせるほど。 裏側のハードポイントに武装を懸架しておくこともでき、グシオンリベイクハルバードや、ロングレンジライフルを分割してシールド裏に装着できる。 またかつての脛の部分を流用し背中に装着したスラスターポッドにはグレイズのものを流用した隠し腕を装備。 阿頼耶識で動かすことができるがこの隠し腕はメインアームとほぼ同じ出力を持つため、120mmライフル程度であればメインアームと同じ精度での射撃が可能。 鉄華団での運用に際し、バルバトスとの連携を模索した結果、遠距離支援機としての性格も加えられており、頭部バイザーにはグレイズ改に似たレイアウトを持つ長距離射撃用の高感度センサーが搭載されている。 この高感度センサーは、メインカメラを展開した通常モードでは生身の距離感に応じた感覚をパイロットに伝達する一方で、精密射撃モード時にセンサーを阿頼耶識システムに連動させる事によって肉眼では視認する事が出来ない超遠距離の情報や電磁波の流れを視覚化。遠距離・近距離双方でセンサーを切り替える事で確実に敵を捕捉する事が可能となっている。 「リベイク」は「焼き直し」を意味し、グシオンとは、ソロモン72柱の悪魔の一体。40の軍団を率いるという序列11番の地獄の大公爵のこと。 形式番号の11とはそこから取られていると思われる。 後にこの機体はダメージが蓄積したため、ガンダム・グシオンリベイクフルシティに再改修されることとなる。 議長スレでは鉄華団の団長であるオルガ・イツカが搭乗。 機体のパワーと複数の武器を同時に装備できる特性を生かして、射撃武装をバラ撒いて弾幕を張ったり、強引に敵機に接近し自機のダメージを無視した熾烈な格闘戦に持ち込むなど、豪快かつ荒々しい戦法を好む。 しかし、この戦法では機体の性能を完全に発揮出来ているとは言い難く、三日月とは違いオルガのMSの操縦技術は平均的あることを示している。 ※武装 #region 「120mmロングレンジライフル」 グレイズのライフルをテイワズの技術で独自改修したグシオンリベイクの標準装備。 銃身を延長し、スコープを装着した事で遠距離戦に於ける命中精度を向上させた120ミリ口径ライフル。 「グシオンリベイクハルバード」 接近戦用の長斧。 柄の部分を伸縮でき、これを伸ばす事で破壊力を重視したハルバード、縮める事で取り回しに優れたショートアックスとして運用出来る。非使用時はシールド裏にマウント可能。 「シールド」 グシオンの背部装甲を流用した大型シールド。 通常は腰部リアアーマーにマウントされているが取り外して腕部に装備可能となっている他、裏面には各種武装をマウントするマウントラッチが設けられている。 グシオンの装甲の堅牢さをそのまま携行可能にしている事もあって高いレベルでの防御性能を発揮しており、傾斜を利用した適切な防御態勢ならばガンダム・キマリスの高機動形態からのランスによる一撃をいなす事も可能。 「サブアーム」 グレイズの腕部ユニットを転用した隠し腕。グシオンの脹脛装甲を転用したバックパックユニットに格納されている。 操作は阿頼耶識システムのアシストを以って行われ、これを展開する事で武器やシールドの携行を行うだけでなく、使い方次第では接近戦で相手の意表をつくこともできる。 サブアームの出力と動作精度はメインアームにも劣らず、120ミリ口径のライフル程度の火器であれば腕一本で精密射撃を行う事も可能。 「滑腔砲」 ガンダム・バルバトスの使用する滑腔砲と同一の装備。 グシオンリベイクがこれを使用する場合は両手に一挺ずつ持って同時に運用し、精密射撃能力を以って砲撃支援を行う。 #endregion **ガンダム・グシオンリベイクフルシティ/ ASW-G-11"GUNDAM GUSION REBAKE FULLCITY" |型式|MS| |形式番号|ASW-G-11| |所属|[[鉄華団]]| |建造|[[建造元は不明。改修は木星帝国]]| |生産形態|再改修機| |全高|18.2m| |本体重量|36.5t| |装甲材質|ナノラミネートアーマー| |動力源|エイハブ・リアクター×2| |武装| 120mmロングレンジライフル×4、ロケット砲×2、ナックルガード×2、シザース可変型リアアーマー(大型シールド)×1、グシオンリベイクハルバード×1、300mm滑空砲(60mmマシンガン)×2| |搭乗者|昭弘・アルトランド| |原作|TVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』| 【解説】 ガンダム・フレーム採用機。 幾多の戦闘により損傷しダメージが蓄積していったグシオンリベイクを、オーバーホール・再改修した機体。 ガンダム・バルバトスルプスと同じく改修前の構成を踏襲しつつ外装や装備の大幅な変更が行われており、装甲はツインリアクターシステムのエネルギー伝達効率の向上を目的に全換装。 頭部の精密射撃モードやバックパックのサブアーム等の機能や遠近両面運用能力はそのままに、より接近戦に特化した武装の追加が行われている。 また、厄祭戦時代の機体データを新たに使用しており、当時の機体性能の再現も同時に行われた結果、この機体はオリジナルのグシオンとグシオンリベイクとのハイブリットモデルとも呼べる機体として完成した。 両腕部の大型化した装甲はロケット砲を内蔵し、さらに内側にナックルガードを搭載。 サブアームの出力はメインアームと遜色ないほどに強化され、阿頼耶識を通したコントロールにより、4本腕で接近した敵を殴り倒すことが可能。 このサブアームはグレイズの腕を流用したリベイクと異なり完全に新規のものが用意され、格納方法も一新されたことで格納、及び展開スピードがこれまでよりも速くなった。 腰部のリアアーマーは分離させ片手持ちの大型シールドとしての機能の他に展開することで敵機をフレームごと両断せし得る大型シザースへの可変機構を持つ。 またグレイズの120mmライフルをベースにしたロングレンジライフルを4丁装備することで支援砲撃役としても高い適性を発揮。 阿頼耶識システムと連動した照準システムはサブアームに保持したライフルの制御も問題なく行うことが可能。 サブアームのみでも敵機を圧倒するパワーに、砲撃支援役としてもまさにオールラウンダーとなったフルシティであるが、 構造や武装が複雑になった分整備性が悪化してしまうという欠点ができてしまった。 特に長期戦では補給・修理作業に時間が掛かるなどの弱点が発生している。 「フルシティ」とはコーヒーの焙煎度合いを示す「フルシティロースト」に由来する。 議長スレでは当初は鉄華団の団長であるオルガ・イツカが搭乗。 度重なる戦闘によりダメージが蓄積したバルバトスと同じく、事前に厄祭戦時のグシオンのデータを入手していた木星帝国の手によって、オーバーホールと再改修が行われた。 より強化された射撃・格闘性能を生かして射撃武装をバラ撒いて弾幕を張ったり単体の敵に集中砲火を行う。機体の防御力に任せて強引に敵機に接近し、 自機のパワーや近接武装を生かした格闘戦で一気に敵を粉砕するなど、ハイリスク・ハイリターンな荒々しい戦い方を好む。 しかし、この戦い方により戦闘が行われる度に機体は激しく消耗、或いはダメージを受ける事が多く、敵や距離に合わせて最適な武装を選択しないなど、悪く言えばその戦い方は単調であり オールラウンダーな機体となったフルシティの特性と性能を、完全に生かしきれていない一面が顕著に現れていた。 後にオルガが量産型MSをベースにした専用機に乗り換えたことから、オルガから譲渡される形で原作同様、昭弘・アルトランドの搭乗機となった。 射撃戦闘においても高い技量を持ち、特に格闘戦を得意とする昭弘が搭乗したことにより、フルシティはその性能を完全に発揮することが可能となった。 ※武装 #region 「ロングレンジライフル」 グシオンリベイクと同じくグレイズのライフルにセンサーを追加し、銃身を延長した長距離射撃用の携行火器。 グシオンリベイクフルシティはサブアームを使用して合計4挺装備する事が可能。頭部センサーの恩恵もあり、その命中精度は4挺装備した状態であっても劣化する事は無い。 「グシオンリベイクハルバード」 柄に伸縮ギミックが備えられ、ハンドアックスとしても使用可能な大斧。 ロングレンジライフルと同じくグシオンリベイクから受け継がれた武装の一つ。 「サブアーム」 バックパックに搭載された隠し腕。 改修前はグレイズの腕部をそのまま転用していたが、改修に際して新規設計の物が搭載されている。 収納方式もよりシンプルな物になっており、アーム自体の強度も増した事でより高出力での運用も可能となった。 「ナックルシールド」 百錬と同じく接近戦時に手甲部に装着されるナックルガード。 主にサブアームで拘束した敵に対して攻撃を行う為に使用される他、防御面積こそ小さいが小型の盾としての使用も可能。 非使用時は腕部装甲内に格納される。 「ロケットランチャー」 腕部及びサブアームの装甲内に格納されている榴弾砲。 「シザーシールド」 改修前のグシオンリベイクと同じくリアスカートに装備される大型シールド。 改修以前はガンダム・グシオンの装甲をそのまま転用していたが、グシオンリベイクフルシティのそれは大型シザースへの変形機構を持ち、近接戦闘時には武器として使用される。 「滑腔砲」 ガンダム・バルバトスやグシオンリベイクの使用していた滑腔砲と同一の300mm口径砲。 グシオンリベイクと同じく砲撃支援の為に二挺同時に装備する。 #endregion **ガンダムダブルエックス/GX-9901-DX "Gundam Double X" |型式|MS| |形式番号|GX-9901-DX| |所属|[[木星帝国]]<新地球連邦軍→フリーデン>| |建造|[[木星帝国]]| |生産形態|改修機| |全高|17.0m| |本体重量|7.8t| |装甲材質|ルナ・チタニウム合金| |武装|ハイパービームソード×2、DX専用バスターライフル、ヘッドバルカン| |主な搭乗者|ガロード・ラン| |原作|TVアニメ『機動新世紀ガンダムX』| 【解説】 第七次宇宙戦争終結後、地球統合連邦政府(旧連邦)の政府・軍関係者によって再建された新地球連邦軍の旗機として建造されたモビルスーツ。その名が示すように、第七次宇宙戦争において旧連邦軍の主戦兵器として戦い、最強のMSと謡われたGX-9900「ガンダムX」の強化発展機として開発された。 ガンダムX同様、月の通信施設から送信されるマイクロウェーブを動力源とする「サテライトシステム」とそれを応用した武装「サテライトキャノン」(背中に2門装備)、遠隔操作無人モビルスーツ「ビットモビルスーツ」(本機搭載機は「Gビット」「GXビット」と呼ばれる)を搭載しているが、それらを制御する脳波コントロール機構「フラッシュシステム」の起動に必要なニュータイプ(NT)を新連邦軍が確保できなかったため、戦時中に宇宙革命軍のNT用MSであるRMSN-002「フェブラル」との戦闘で中破し地球に落下し、旧連邦軍に回収されたガンダムX(ジャミル・ニート機)をベースに建造したという複雑な開発経緯を辿っている。 原作では、太平洋上に建設された人工島ゾンダーエプタ島にて起動試験中、半海賊半商人集団「バルチャー」のガロード・ランによって奪取され、以後彼の乗機となった。ガロードは、戦後は兵器のごとく扱われたNTの保護に取り組むジャミルに見出され、ジャミルが艦長を務めるバルチャー艦「フリーデン」の一員となったNTであり、その結果、本機が新連邦軍に敵対したのは歴史の皮肉であった。 議長スレでは搭乗者であるガロードが木星帝国に捕虜として囚われていた時、当時五虎将であったオメガのきまぐれによってガンダムXが改修された経緯を持つ。ガロードは本機が愛用していたガンダムXの改修機であることには気づいていないようだ。 原作でも特に強調されているツインサテライトキャノンは、過去に起きた月面戦争の最後に月が一度消滅したことによって使用不可能になっている。 ガロードにとっては一番思い入れのある機体であり、彼が捕虜の身分でなくなった今も木星帝国に身を置いている理由の一つでもある。 **ガンダム・バルバトスルプス/ASW-G-08 "GUNDAM BARBATOS LUPUS" |型式|MS| |形式番号|ASW-G-08| |所属|[[鉄華団]]| |建造|[[建造元は不明。改修は勇者新党]]| |生産形態|改修機| |全高|19.0m| |本体重量|32.1t| |装甲材質|ナノラミネートアーマー| |動力源|エイハブ・リアクター×2| |武装| ソードメイス×1、200mm砲 、 ロケット砲×2、ツインメイス×2、太刀×1| |搭乗者|三日月・オーガス| |原作|TVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』| 【解説】 ガンダム・フレーム採用機。 鉄華団の中心戦力として運用され続け、ダメージの蓄積が著しくなったガンダム・バルバトスをオーバーホールし、外装・武装を一新した機体。 バルバトスは三日月・オーガスと共に激しい戦場を潜り抜け、幾多の激戦を生き残ったが、機体に蓄積したダメージは甚大であり、 ついに鉄華団に所属するメカニックたちではどうにもならないほどダメージを受けていた。 そのため大規模なオーバーホールを行い、三日月との戦闘データを反映させる形で三日月専用機としての大改修を行ったのがこのルプスである。 三日月の過去の戦闘データをもとにさらなる反応速度と機動性の向上が図られ、軽量かつ避弾経始に優れた曲面装甲を採用することで、ダメージを最小限に抑えつつ得意の近接戦闘に持ち込めるよう設計されている。阿頼耶識システムを通じたパイロットと機体の同調もさらに推し進められ、腕部フレームの延長や反応指数の調整が行われている。 なお、改修の際蓄積したダメージの解消と稼働性能の向上を目的に腕部と脚部フレームは新しく作ったフレームパーツに置き換えられた。 それだけ三日月の運用、もとい得意とする戦法が機体に掛かる負担が大きいということだろう。 主要武装はソードメイスと呼ばれる質量兵装。 機体の機動性を殺さないように開発されたもので、両腕に装備する200mm砲、乱戦用のツインメイスなど、オプション武装も用意されている。 マニピュレーターには白い装甲の爪がついているが、装甲の隙間に突き刺しからコクピットを貫ける強度を持つ。 それによってパイロットのみピンポイントで捻り潰し、バックパックのサブアームも爪が展開しパイロットを潰すなど、全身がまさしく凶器となった。 「ルプス」とは、ラテン語で「狼」を意味する。そして本機はソロモン72柱の一体。30の軍団を率いる序列8番の公爵、「バルバトス」という悪魔の名を持ち、形式番号の8はそれを由来とするものと思われる。 議長スレでは原作同様に三日月・オーガスが搭乗。 度重なる戦闘によりダメージが蓄積したバルバトスを勇者新党が全面的にオーバーホールと改修を行っている。 遠距離に居る敵機や質量・実弾による攻撃が通用しない敵に対抗するために、両腕に高出力ビームキャノンを装備することもある。 ガンダム・アモンとの戦闘にて追い詰められた際に阿頼耶識システムのリミッターを解除。 その直後にバルバトスルプスは機体の限界性能を凌駕した反応速度・運動性能・戦闘能力を発揮。それと同時にカメラアイが真紅に発光し、各部の間接からは青白い炎のようなエネルギーを放出している。 しかしその代償として、搭乗者である三日月は右目の視力と右腕の感覚を失う。ただし、阿頼耶識システムでバルバトスと接続されているときは感覚が戻るため、普段は右腕が不自由な三日月に配慮し、阿頼耶識システムの接続ケーブルはコクピット外まで伸長されている。 ※武装 #region 「ソードメイス」 勇者新党の技術者達がバルバトスルプス専用の装備として開発したバスターソード状のメイス。 バルバトスの機動力を殺さないまま格闘戦を演じられるよう装備自体は軽量化されており、形状もこれまでバルバトスが使用してきたメイスやレンチメイスと比較した場合、細身な形状故に特別なギミックは備わっていないが、威力はそれまでのメイスと遜色無く、全長もバルバトスルプスの全高にも匹敵する。 非使用時にはバックパックにマウント可能。 「腕部200mm砲」 腕部にハードポイントを介して装着可能な小型砲。使用時には砲身が展開し、射撃形態を採る。 バルバトスの使用した滑腔砲と比較すると小型だが、発射時の反動をレールスライドで吸収し発射時の機体制御の影響を最小限に留めている他、マニピュレータに武器を持ったまま使用出来るなどの利点がある。戦況に応じてユニット化された高出力ビームキャノンを装備することも可能である。 「腕部ロケット砲」 200mm砲と同じく腕部に装着する方式を採用した射撃兵装 用途に応じて200mm砲と換装可能な大口径ロケットランチャーであり、主に中距離戦で威力を発揮する。 威力に比例して反動も大きく、適切でない姿勢で発射した場合は、反動で機体が姿勢を崩す事もある。 「ツインメイス」 片手で取り回す事が可能な小型メイス。 ソードメイスよりも小柄な為取り回しに優れ、複数の敵を相手取る乱戦に於いてはこちらが主兵装として使用され、腕部に装備された射撃兵装と併用する事で多彩な攻撃を繰り出す事が可能。ソードメイスと同じく非使用時にはバックパックにマウントされる。 「太刀」 勇者新党の技術班がバルバトスルプス用に打ち直したレアアロイ製の太刀。バルバトス用の物と比較して柄がシンプルな形状に改められている。 高い硬度を誇るレアアロイの刀身は、使い手の技量によってはモビルスーツのフレームすら両断可能。 「大型レールガン」 ガンダム・バルバトスの滑腔砲と同じくバックパックのサブアームを使用して展開する大型の長距離射撃兵装。 砲身は使用時にスライドして展開される他、サブグリップが左右両面に取り付けられている為、大型ではあるが取り回しに優れる。 「クロー」 ガンダム・フレームのマニピュレータ先端に備えられたクロー。 鋭く尖った先端部を敵に突き刺す格闘武器としての性質を備える他、指先を覆うカバーによって戦闘時のマニピュレータ損傷のリスクを抑えている。 #endregion **ガンダムX龍王/GX-9999/R "Gundam X Ryuou" |型式|MS| |形式番号|GX-9999/R| |所属|[[喫茶店(新体制)]]| |建造|ベース機体であるガンダムXの製造元は地球連邦軍| |生産形態|ワンオフ機| |全高|17.1m| |本体重量|7t| |主動力|改良型GX専用ジェネレーター「雷神」+専用フォトン・バッテリー「風神」| |装甲材質|白金壱式| |武装|ヘビー・ビームブラスター。デュアル・プラズママシンガン。大型ビームソード。その他多数| |搭乗者|ヤサカ・マオ| |原作|TVアニメ『ガンダムビルドファイターズ』| 【解説】 ガンダムXをベースとしたワンオフ機であるMS、「ガンダムX魔王」の発展強化型であるガンダムタイプのMS。 多彩な機能を持つ装備と様々な特殊装置の搭載。 マオが独自に発明した数多くの特殊なパーツの内臓によりあらゆる戦況、あらゆる敵に即応できる万能型機体に仕上がっている。 単機での大軍や敵艦隊の殲滅・コロニー以上のサイズを有する超巨大建造物や、新マクロス級艦やアームズフォートなどの超大型戦略兵器等の破壊。 単機で多数の強力な敵と交戦し撃破することを主眼としており、戦略兵器搭載型MSとしての側面がさらに強くなっている。 ※機体の詳細 #region ・フレーム 全身にフォトンフレームを採用。マニュピュレーター・間接部・各部接続部には超硬度レアアロイに 匹敵する硬度を持つ特殊素材を使用。また各部パーツはユニット化されており。非常時には即座にパーツの 切り離しが可能。またフレーム全体には動力部から供給されるフォトン・エネルギーを流し込み浸透させることで 機体性能を一時的に向上させることが可能である。フレーム全体には菱形の小型リフレクターが装甲の内側にある隙間に埋め込まれるように 外付けされており、エネルギーチャージの効率を飛躍的に向上させている。 関節機構の特徴として本機の全身を覆う装甲は、可動部周辺においてより細かく分割して装着されており、それらの装甲を五体の運動と連動してフレキシブルにスライドさせることで 可動域が拡大し、運動性を向上させている。 本機のパイロットであるヤサカ・マオ本人が自身の戦闘データを解析し、自分の運用特性にあわせた可動範囲の設定と装甲分割を行うことで、敵に対する無防備な瞬間を最小限にとどめながら 最大の機動性を発揮する、より現実的な機構が採用されている。 関節を構成する内部骨格はG系統のMSの技術を転用した特殊素材で構成されており、これにより五体の運動に合わせて素材の強度と性質が変化する、柔軟性のある関節が造られている。 ・駆動系・電装、伝達系 駆動系は機体の駆動系はEカーボンをベースにナノマシン技術を活用して作られた、カーボン・ナノアクチュエーターを内蔵している。 このアクチュエーターは電流を流すことで硬化・軟化する特性を持っており、耐久性、伸縮性、運動性能が非常に高い。 これにより人間を上回る追従性と運動性能を実現化しており、生物のように滑らかな動作を可能としている。 電装系も同様にカーボン・ナノアクチュエーターに対電熱コーティングが施されており、EMPなどの電子的な攻撃 ビーム兵器・火炎などの超高熱で機体の制御系・CPUがダメージが受ける可能性が大幅に低下されている。 動力伝達系はこれに加え物理的な攻撃に対処するために、電線管に電線を通す要領でEカーボンと同等の強度を持つ特殊な軟式素材に カーボン・ナノアクチュエーターを通す仕組みになっており、対切断・対衝撃など様々な攻撃に対する耐久性が大幅に増強されている。 ・動力部 専用に開発されたフォトン・バッテリーと改良型GX専用ジェネレーターを組み合わせた「ハイブリットドライヴ」を採用。 専用フォトン・バッテリーと改良型GX専用ジェネレーターの接続部分の規格を同一化・モジュール化することで、ハイブリットドライヴ化を実現した。 フォトン・バッテリーはG系統のMS「G-IT」を上回る出力を有しており、なおかつ小型化に成功している。 ジェネレーターはエネルギー貯蓄機能に加えて後述する特殊装置の搭載により機体の稼動や光学兵器の使用に必要な エネルギーの生成が可能になった。 ジェネレーターに貯蓄されたエネルギーに余裕がある場合は、消耗したフォトン・バッテリーのエネルギーを補充することが可能である。 ・装甲 装甲は外部装甲はナノスケールのビーム回折格子層と超微細プラズマ臨界制御層から成る鏡面装甲「ヤタノカガミ」を参考に ナノマシンを組み込むことで更にビームに対する防御性能を高めている。内部装甲は軽量かつ非常に剛性の高いフォトン装甲を採用。 全身の装甲にはフレームを経由してフォトン・エネルギーを流し込むことで機体全体をビーム・コーティング(対ビーム皮膜)を 展開することが可能。通常時では戦艦サラマンドラの連装メガ粒子砲5門を反射することが可能で、 ビーム・コーティング展開時には大型MAユグドラシルのテンダービームや、霧の大戦艦級の超重力砲を反射することが可能である。 そしてコックピットハッチと動力部が内臓されている装甲付近には、小型化されたIフィールド発生装置が組み込まれている。 また、サイドスカートアーマー・膝部分・足の爪先部分には5本指のサブマニュピュレーターが内臓されている。 これは両腕が大破・動作不能になった際も戦闘を継続するためのものであると同時に、複数の武器の同時運用、意表を突く攻撃を行う際にも機能する。 サブマニュピュレーターにはエネルギーCAPが内臓されており、機体のエネルギーを各種ビーム兵器に転送することも可能である 装甲の隙間となる部分には、何かしらの反応を受けると硬化する特性をもつジェル状の特殊な軟質素材が パテ埋めするように埋め込まれており、人間サイズ・小型の敵に装甲の隙間を狙われた際の対策も怠っていない。 独自に開発した装甲の名称は、光学兵器による攻撃を反射した際にその箇所が白銀に輝くことから名付けられた。 装甲の繋ぎ目の部分には見る角度で白色・銀色に見えるマジョーラカラーのペイントが施されており、 右肩のアーマーには『龍』の一文字が書かれた青色のエンブレムが描かれており、 左側の太股部分のアーマーには梵字の不動明王(カーン)が同じく青色で描かれている。 ・制御系・CPU 総合制御システムはマオがカタフラクトを参考に自作したキューブ形状の量子演算コンピューターを搭載。 各種演算性能、対妨害性能、機体制御性能を始めとするする各種情報処理能力が極めて高い それまでのデジタル式フォン・ノイマン型コンピュータとは一線を画す、桁違いの演算速度と小型化を両立。 演算装置と記憶装置の区別がなくサーキットそのものが絶えず変化することで演算と記憶を(量子論的に言えば別の宇宙で)行う。 レーダー・センサー関連は既存のMSとは次元の違う性能を有しており、 別次元に潜航した敵や光速で移動する敵を捕捉することができる。 各種兵装はAIの制御によるフルオートマチックに設定が可能である。状況に応じて、管制システムが最適と判断した兵装がメインディスプレイに優先順位付きで表示され、 視線入力による操作で兵装選択が可能。照準、発射タイミングなど、一連の攻撃シークエンスは全て火器管制システムが最適値を算出し、 パイロットはそれに従って攻撃を実行するだけで、標的に対しスムーズかつ高精度な攻撃を行うことができる。 (この機能はパイロットが任意でON・OFFの切り替えが可能である) FCSは射撃戦闘を重視した、並列処理性能・ロックオン可能距離性能・ロックオン速度・ロックオン可能敵機補足数性能を重視している。 尚、量子コンピューターの名称は「道真(ミチザネ)」。サポートAIの名称は「月詠(ツクヨミ)」。搭載FCSの名称は「文殊(モンジュ)」である。 サポートAI「月詠」は、戦術並びにパイロットのメンタル面のサポートを目的とした、インターフェイスシステムである。 通常はパイロットであるマオと対話することで状況判断・命令実行を行う形式を取っており、これにより戦闘の高効率化・戦術の円滑化を実現している。 周囲の情報を収集・判断し、通信端末を使えばマオの命令を受けての無人行動も行える他、離れた場所でも対話が可能である。 AIは極めて高度な自己判断能力と状況判断能力を有しており、無人状態でマオから難解・複雑な命令を受けてもそれを遂行できる可能性は非常に高い。 ・コックピット関連 コックピットブロック本体は対ビーム装甲・フォトン装甲・超硬度レアアロイと同じ強度を持つ3重の特殊装甲を採用。 コックピットブロックはMSではスタンダードなイジェクションポッド方式、コックピット内部は全天周囲モニター・リニアシートを採用。 ポッド自体に小型ジェネレーターが内臓されており 小型ジェネレーターはエネルギー容量は少ないもの太陽光を受信することでエネルギーを最充填することが可能である 短時間であればIフィールドの展開。そして内臓されているブースターによる長時間の自力での移動が可能である。 非常時にはイジェクションポッドに内臓された太陽光による光合成システムにより酸素・水と栄養価と満腹感に優れたペースト状の携帯食料の生成が可能であり長期間の生存を可能としている。 更にコールドスリープ機能。戦闘時に搭乗者であるマオが生命に関わる致命傷を受けた際は自動的に酸素マスクが装着された後、コックピット内部が 損傷・喪失した細胞を自己再生するナノマシンが含まれた液体で満たされ。AIの自己判断により敵の追撃を追い払いながら拠点(母艦)ないし安全な場所まで撤退する。 コックピット内部にはVRシステムが搭載されており、ガンプラバトルのバトルシステムで使用されている ガンプラ操作時のコックピットインテリア・各種モニター・コンソール一式を忠実に再現している。 VRシステムに異常が発生した場合は、通常のモニター・機器類が表示され、予備で搭載されているUC規格のMSのコンソール一式で機体を操縦することができる。 コックピットは「万が一の事態を想定して」複座式操縦ユニット搭載型を採用。 通常は後部シートに人員を乗せるだけだが、後部シートの搭乗者がマオが信用するに値する操縦技量を持つパイロットであった場合は、 火器管制処理や情報解析などの自機の操縦の一部を、前部シートに搭乗するマオ本人の判断で、 後部シートに搭乗する人員に譲渡することも可能である。 #endregion ※装備一覧 #region 頭部ビームバルカン「刹鬼」 130mmビームバルカン或いは130mmリニアガンを高速で連射する。 可動域を基部としているため有効射界が広い。 主な用途は威嚇や迎撃、敵機のセンサーの破壊等だが 性能の低い敵機であればこの武器だけで撃破・行動不能にすることも可能である。 ヘビー・ビームブラスター「雷光」 ガンダムX龍王の主力装備であり、シールドバスターライフルの発展型である 汎用武器でありながら「通常の出力」はG系統の大型MAジロッドが装備する大型フォトン・レーザー砲に匹敵する 出力を有しており、正面の口腔部にある戦艦すら容易く両断することが出来る。 またヴェスバーシステムを応用して発射するビームの収束率や、射出速度の調節が出来ることである。 どちらとも連続帯域での微調整なども可能。対象物の耐久力や距離に応じて高速で貫通力の高いビームから、 低速で威力を重視したビームまでを状況に応じて撃ち分けることが可能である。 両側面の装甲を展開する事でシールドは超高出力のビームシールドを展開することが可能で 攻防一体の兵装として機能する。 また、「弾倉(マガジン)」装填する部分が設けられており、標準装備として電磁コーティングが施された 150mmペレット弾を、電磁誘導で加速して撃ち出すレールガンとしても機能する。 これは「光学兵器が通用しない、或いは光学兵器に対して極めて高い耐性を持つ敵」に対抗するための機構である。 ペレット弾だけではなく様々な機動兵器が使用する実弾を専用のマガジンに装填すれば、加速して或いは通常の速度で射出することも可能である 使用しない際はサイドスカートアーマーにマウントされる。 デュアル・プラズママシンガン「雷火」 ガンダムX龍王のもう一つ主力装備であり、ビームマシンガンの発展型である。 雷光と同じく汎用性の高い武器でありながら、「通常の出力」は一発あたりがメガ・ビーム・ライフルと同等の出力を持つ大型プラズマ弾を毎分2200発という 凄まじい連射速度で射出する。雷火は高エネルギーにより励起された荷電粒子やプラズマ等を臨界まで圧縮し射出する指向性エネルギー弾を投射する 射出されたビームは周辺の大気を灼熱のイオンに変えてしまうため、能力者・魔法使い・人外などの小型の標的に対して特に威力を発揮する。 また着弾すると大規模なエネルギーによる爆発が発生するため制圧力も高い。 銃身は上下二連銃身型であり、文字通り大型プラズマ弾をマシンガンとして射出する。 実質的に超高出力のプラズマ弾を機関砲のサイクルで発射する2連装プラズマライフルとも言うべき機能を有し、 通常のマシンガンタイプのビーム兵器より遥かに強力な武装となっている。 「雷光」と同じくヴェスバーシステムを応用して発射するプラズマの放出量や、射出速度の調節が可能。 どちらとも連続帯域での微調整なども可能。対象物の耐久力や距離に応じて高速で貫通力の高いプラズマ弾から、 低速で威力と着弾時の爆発力・爆発規模を重視したプラズマ弾までを状況に応じて撃ち分けることが可能である。 使用しない際はサイドスカートアーマーにマウントされる。 多機能型ビーム展開システム「水天」 龍王の両腕内部に内臓されているビーム発生装置。 装置本体にマオが独自に考案したビームの形状・特性を変化させる「即応型光束変換機構『吉祥天』」が組み込まれている。 これにより掌や腕からビームガン・エネルギーボム・プラズマボール・ビームソードを射出、展開したり ビームシールドや自機全体を包み込む球状のフォトンフィールド。 非常時や撤退時などに重宝するEMPフラッシュなどを展開することが可能である。 エネルギーは動力部を経由するため出力の細やかな調整が可能である。 これは「万が一全ての武器を喪失した際も戦闘を継続できるようにするために」考案し搭載したあくまで補助的な兵装のため、 エネルギーの過剰放出により腕部の自壊を防ぐ為にリミッターが内臓されている。 最大出力は130MW。シールドやフィールドとして展開した場合は霧の重巡クラスに搭載されている超重力砲を防ぎきる出力を発生させる。 ハイパーレールキャノン「煉獄」 MS用兵装としてはスタンダードな武器であるハイパーバズーカ。 これに外見の変更は殆ど加えず内部に電磁加速装置を組み込み主に対艦・対建造物を目的に改造した武器である。 弾頭には電磁フィールト発生装置と特殊なセンサーが組み込まれた770mm弾頭を使用。この新型弾は弾頭に内臓された電磁フィールド発生器で 攻撃対象に搭載されているバリア・防御フィールドを破壊した後、攻撃対象に接触すると弾頭に内臓されたセンサーが起動して炸薬が点火され 攻撃対象の内部で大爆発を起こす。その専用弾頭を電磁誘導で加速させて射出する。 尚、射出された専用弾頭は極超音速で攻撃対象に向かって行くが、万が一攻撃対象でない物に命中した場合は、 弾頭に内臓されているセンサーの攻撃対象識別機能が作動し、弾頭が爆発せずに弾頭本体が急停止する一種の安全装置が組み込まれている。 レールキャノン本体に本機に搭載されたFCSと連動する照準補正装置が搭載されており、命中精度は高い。 カートリッジ式弾倉を採用しており装弾数は1マガジンにつき20発。 また専用弾だけではなく専用マガジンに弾を装填すれば、様々な機動兵器が使用する大型火器の弾丸や砲弾などを加速して、或いは通常の速度で射出することが可能である。 この類の大型火器は敵の破壊や殺傷を目的とした弾だけでなく、非殺傷など目的とした特殊な弾を使用することも多いため この武器の利便性は高い。 ジャミングシステム「影法師」 大出力Iフィールドの展開によりセンサー・レーダーの攪乱や、敵機の電子機器へ干渉攻撃し一時的な機能不全に陥らせることが可能な特殊装置。 また機体のフォトン装甲から、龍のような形状のフォトン・エネルギーを敵機へ放つ「幻影」という攻撃が可能で、直撃した敵機は 電子攻撃に対する防御能力高くない限り、敵機のメインシステムに機能障害を発生させ、敵機を一時的に操縦不能状態にさせることも可能である。 このシステムはマオのもう一つの愛機である変形・合体機構を持つ大型カタフラクト「ディオスクリアⅡ」の中核を成すコアロボットに 標準装備されているステルスシステムを参考に開発したものである。 多目的射出ガジェット「三塗」 スプレーガンのような形状をしたガジェット。 非常に小型で軽量。攻撃に使うのには適しておらず使用したとしても小口径の弾丸しか射出することしかできない。 むしろこのガジェットの特徴はあらゆる物体をカップの部分に投入することで、様々な特性を持つ弾丸や液体に変換することが出来ることにある これにより即席で「特殊な効果を持つ弾丸や液体(スプレー)を射出・噴射」出来るという点にあり、使用者の創意工夫次第では敵に様々な妨害や味方の支援を行うことを可能とする。 無論、事前に用意した特殊な弾丸や液体を使用することも可能であり、使い方次第では戦況を優位に進める、あるいは一変させる可能性を有する。 便利な道具である。 使用しない場合は背面の装甲内部に収納される。 大型ビームソード「龍薙」 専用高出力型ビームサーベル。ジェネレーターからエネルギー供給により、他の機体よりも遥かに高出力で莫大な熱量を有する刀状の刀身を形成する。 「通常の出力」はG系統のMSジャスティマが装備する超大型ビーム・サーベルの13倍の出力を有しており、通常時の出力では最大で23mまで展開することが可能。 大型戦艦を易々と真っ二つにし、切断部分を瞬時に蒸発させることができる。 刺突攻撃の際にビームを放出し、斬撃はビームカッターとして放出することができる。 刀身は鞭のように伸縮自在に振り回すことも可能であり、通常時の出力では最大で33mまで展開することが可能 また周囲の敵機のセンサー・レーダー類一時的に機能停止にする、フォトン・エネルギーを使用した広範囲に拡散する激烈な閃光を放つ ことも可能である。 龍薙はビーム発生装置が桁外れの出力を持ち、複合的なビーム層を生成して減衰率を低減し水中のような環境でもまったく減衰せず目標を破壊する事が可能。 発生器から荷電粒子を放出して発生した強力な磁界フィールドによって意図的に電離領域を生成し制御することで、ビームそのものではなく ビームの周囲の超々高熱の空間が目標を破壊する特性を持つ。 柄本体に専用のマイクロジェネレーターが内蔵されており、機体側からのエネルギー供給が絶たれても 一定時間であれば刀身を展開することが可能である。 柄の一本は背面左側の上部に搭載され、もう一本は腰部右側に内臓されている。 ビームサーベル「紅葉」 MSの武器としてはスタンダードな近接戦闘用武器。 形状は円筒形でモビルスーツが楽々と片手に持てる程度のサイズである。使用する際には、一方の端より円錐状フィールドを発振し刀身を形成する。 「通常の出力」はG系統のMSジャスティマが装備する超大型ビーム・サーベルの七倍の出力を有し、通常時の出力では最大で13mまで展開することが可能。 「龍薙」と同様に刺突攻撃の際にビームを放出し、斬撃はビームカッターとして放出することができる。 刀身は鞭のように伸縮自在に振り回すことも可能であり、通常時の出力では最大で23mまで展開することが可能 また周囲の敵機のセンサー・レーダー類一時的に機能停止にする、フォトン・エネルギーを使用した広範囲に拡散する激烈な閃光を放つ ことも可能である。 柄本体にマイクロジェネレーターが内蔵されており、機体側からのエネルギー供給が絶たれても 短時間であれば刀身を展開することが可能である。 龍薙と比べると攻撃力・リーチに見劣りするが、軽量かつ取り回しに優れるため、敵機と密着するような超接近戦を行う際は こちらの武器を使用した方がよい場合もある。 柄の二本は腰部に内臓されており、もう二本は左右の手首に内臓されている。 フレキシブルブレストキャノン「入滅」 胸部前面に二門。背面に二門内臓されている。小型の銃身は全方位に稼動するためあらゆる場所に居る敵機への牽制・攻撃が可能である 「通常の出力」が1発あたり100MWの大型フォトン・ビーム弾を毎分1300発の連射速度で射出することが可能。 ジェネレーターから直接エネルギーが供給されるため減衰率が低く安定した火力を発揮することが出来る。 また、高圧縮のフォトン・エネルギーを照射するフォトン・レーザー照射することも可能。 このレーザーは、大型G系統MAジロッドの口に当たる部位の大型フォトン・レーザー砲を、MS用とするための小型化実験で開発された試作品で G系列のMSであるジャイオーンやG-ITに搭載されていたフォトン・レーザー砲の技術を応用している。 戦艦に風穴を開ける程の凄まじい威力を有しており、銃身は超硬度レアアロイのデータをベースに開発した 極めて耐熱性の高い特殊合金で出来ているため最大で33秒間の照射が可能である。 威嚇や迎撃、敵機への攻撃は勿論のこと、手持ちの武器と併用することで攻撃力の増強や攻撃の密度を高めたりと利便性が高い。 バルカンポッド オプション武装の一つ。原型機のショルダーバルカンを改造したもので、肩部に追加された展開式ハードポイントに装備する。 フレキシブルブレストキャノンが内臓されたことから通常時はオミットされている。 ミサイルポッド オプション武装の一つ。脚部に追加された展開式ハードポイントに装備できる。 ロックオンシステムはサポートAIが対象を捕捉した後に命中するまで追尾し続ける。 サポートAIのロックオンシステムは非常に高精度でありフレアなどの欺瞞装備に誘導されることは無く、 地形に誘導された場合は自動的にミサイルの軌道を修正して障害物を回避し、被撃墜されることなく正確無比に対象に命中するまで追尾し続ける。 また射出されたミサイルは操縦者が手動で制御することも可能である。 通常は対艦用フォトン・ミサイルを搭載しているが、様々な機体(機種)が使用するミサイルを使用することが可能である。 グレネードラッチマウント 腰部のアーマー内側、左右側面に内臓されている投擲用グレネードを保持するためのラッチマウント MS用の装備としては非常にスタンダードであり取り分け珍しい装備というわけでもない。 特殊だとすればマオが独自に製作した「グレネード」自体にあるだろう ラッチマウントは片方で10個のグレネードをマウント可能であり、合計で20個のグレネードをマウントすることができる。 フレキシブル・ブースター「迦楼羅」 全身に内臓された特殊ブースター。 動力部から供給されるエネルギーを瞬間的に高出力で噴射して、全方向への短距離ダッシュと高速旋回を可能とする。 静止状態からマッハ770kmまで一気に加速させる爆発的な推進力を発揮する。 また、速度を保った状態から直角に機体を方向転換したり瞬時に急停止することも可能。 これにより慣性を無視したかのような独特の(幾何学的、直角的な動き、最高速から瞬間停止など)挙動と戦闘機動を実現する。 コックピット内部にはカタフラクトの技術を応用して開発された、コックピット内部に発生するGを消去する「Gデリーター」を内臓している GデリーターはG吸収素子「マグ」を盤面に固定、高速回転させることで発生する無限大に小さいフィールドがコックピット内部に発生するGを吸収する。 この装置の搭載によりコックピット内部に想像を絶する、パイロットを死に至らしめる程の加速・減速重圧、「G」が全く発生しなくなり、 パイロットはノーマルスーツを着用しなくても機体の操縦に集中することが可能となった。 このシステムはカタフラクトの能力一種である次元バリア。正式名称、「多次元変換力場」の運動エネルギーを消失させるという特性を利用して マオが発明したものである。 ハイパフォーマンス・リフレクトスラスター「和修吉」 リフレクトスラスターの発展強化型。 機体の全身に搭載された各種エネルギー変換装置兼用の推進装置。 リフレクター本体には新たに超高出力のエネルギーをそのままの状態で保存することができる「フィールドロン」 保存したエネルギーの出力を増幅する「エネルギーアンプ」 保存したエネルギーを圧縮して指向性を持たせて噴射する事で機体を爆発的に加速させたり 激烈な衝撃波を広範囲に発生させて多数の敵機を吹き飛ばすことができる「ソニックブースト」という3つの装置が追加で内臓されている。 また、サテライトシステム・ソーラーシステムの受信装置も追加されている これによりエネルギーチャージの効率と時間短縮が飛躍的に向上し、超高出力のエネルギーを機体に大量に保存(ストック)出来るようになった。 各部ハードポイント 全身には装備を保持して使用するためのハードポイントが設けられている。 接続部の金属はコンピューターによるプログラムを入力をすることで、自在に形状を変化させられる特殊な形状記憶合金を使用している。 ハードポイントに装備を装着する際、機体に搭載されているCPUが装備の接続部分の形状を解析し、それに合わせてハードポイントに使用されている形状記憶合金が形状を変化させて 装備の接続と保持を出来るようにする。 さらにCPUが装備の特性を解析して、装備を使用できるようにするためのデバイスドライバを生成。これにより本機に搭載されているFCSとの連動が可能になり あたかも専用装備であるかのように違和感無く使用することが可能となる。 これらのシステムの導入によりMS用装備だけでなく、多種多様な機動兵器が使用する武装の装備が可能となった。 コンテナラッチマウント 尻部装甲に内臓されているコンテナ保持用のラッチマウント ラッチマウント本体がハードポイントと同じく特殊な形状記憶合金で出来ている。 コンテナをマウントする際に機体のCPUがコンテナの形状や材質などのデータを解析し、 それに合わせてラッチマウントをそのコンテナを保持するために最も適した形状に変化させる。 本機は機体出力が極めて高く、間接部などが非常に頑強な構造であることも相まって、本機以上に大きいコンテナや通常の機動兵器では搭載不可能な大重量のコンテナなども 難なく保持・固定して運搬することが可能である。 また振動を受けたり攻撃を受けたりして機体が非常に大きな衝撃を受けた際も、コンテナがラッチマントから外れないなど保持力は極めて高い。 マオがこの機体のために製作した専用コンテナは長方形の箱型で、ビームコーティングが施された鏡面装甲とフォトン装甲の二重装甲である。 軽量かつ耐久力・防御力・最大積載能力が非常に高い。主に戦闘を優位に進めるための多種多様なガジェットを内臓しており コンテナ本体から直接ガジェットを射出することが出来る。 手甲内臓型デバイス「闇夜」 手甲アーマー内部に内臓されている小柄の形状をしたガジェット。 敵に向けて投げつけて命中するとEMP効果を持つ激烈な閃光を放つタイプと レーダー・センサーに機能障害させる、大量の高性能チャフが混じった黒色のスモークを広範囲に散布する二種類がある。 主に撤退時の目晦まし・敵の牽制や撹乱・「切り札」を当てるための布石として利用する。 使用時は手甲のアーマーが下側にスライドし、マニュピュレーター内部に内臓されているデバイスが露出する。 そのデバイスを指で摘んで対象に向けて投擲する。 或いはマニュピュレーター内部に内臓されているデバイスが「指の隙間に設けられた穴」から展開される。 アイギス・ディバイター「龍乃盾」 大破したガンダムX魔王の改修機「ガンダムXエンフォーサー」に搭乗していた頃に開発した ディバイダーの発展強化型。 手持ちのみの盾としての用途のほか、前にかざした状態で両端のスラスターを展開し(このスラスターは回転する事で噴射角を可変可能)推進補助システムとしても機能すると 同時にビームシールドや後述する防御機構を展開した状態で超音速で敵機に突貫することを可能とする「チャリオットモード」 また、バックパックに接続することでフレキシブルに稼働し、高機動戦闘機動・高速巡航を可能とする「フレキシブルスラスターモード」 バックパックに接続した際、サテライトキャノン射出時に表面の装甲が縦に2分割され砲口を展開することで 機体に蓄積した熱や余剰エネルキーを一気に廃熱・放出する「ラジエターモード」と様々な用途で使用することが出来る。 本体の装甲は表層がビームコーティングを施した鏡面装甲。二層が重量増加と引き換えに装甲厚とエネルギー伝達効率を高めたフォトン装甲 3層目が何かしらの反応を受けると硬化するナノマシンが組み込まれた超硬度レアアロイの強度を再現した特殊装甲による三重装甲である。 またディバイダーは攻撃を受けるとEMP効果を持つ電磁的な爆発を発生させる「爆発反応モード」と 攻撃を受けると超高出力の電流を流したり、超高熱を発生させたり、衝撃波を発生させたりする「カウンターモード」の 二種類の機能が搭載されている。 50連装ハイパーハモニカ砲「龍乃牙」 ディバイダーに内臓された50門の砲口を持つ多機能型ビーム発射装置。 発射装置には水天と同じく「即応型光束変換機構『吉祥天』」を大型化したものが組み込まれている。 そして発射装置の材質はフォトン装甲と超硬度レアアロイの防御力と耐久力を実現した特殊装甲による二重装甲を採用しており 可能な限りディバイダーの攻撃能力が喪失することを防ぐ工夫をしている。 射出できるビームの種類は次の通り。 ・ホーミングレーザーモード フォトン・エネルギーの動力部を追尾する機構を利用して敵機を追尾する50発のフォトン・レーザーを射出する レーザー1発あたりの攻撃力はガランデン級の戦艦を一撃で真っ二つにする程の破壊力を有している。 敵が生物である場合は動力に該当する部分、つまり心臓部を狙って敵を追尾し続ける。 ・ビームウィップモード 鎖状の強力なビーム・ウィップを50本展開し、敵機を縛り上げ溶断あるいは電撃を流し込んだり、回転させて防護膜とするなど多彩な用途が可能 先端が尖っており敵の全身を貫くことも可能である。 ・ビームカッターモード 直径300m 出力はG系統のMSジャスティマが装備する超大型ビーム・サーベルの10倍の出力を有するリング状のビームカッターを射出。 フォトン・エネルギーの動力部を追尾する特性を利用して敵機を追尾する。 攻撃が外れてもブーメンランのように戻り、敵を追尾し続ける。 エネルギー消費率が全モードの中で最も低く連射が可能である。 ・トラクタービームモード 敵機の制御系に干渉し、その動きを拘束し引き寄せるトラクタービームを50発同時に射出する 敵機や敵を破壊・殺傷せずに無力化・回収する際や単機で超大型の建造物などを牽引する際に使用する。 ・ランスモード 全長50m。大型ビーム・サーベル「龍薙」の33倍の出力を有する巨大なビームランスを50本一斉に展開する。 取り回しがやや悪いが、大型建造物や巨大戦艦すら一撃で破壊する程の絶大な威力を有しており 通常サイズの敵機や人間サイズの敵した場合は回避されない限り 確実に破壊・殺害出来る程であり、単純な攻撃力は全モードの中で最も高い。 ・EPMリフレクターモード 砲口から戦艦サイズの大きさを持つ長方形の防護障壁EPMリフレクターをを発生させ、あらゆる種類の攻撃を反射する しかし展開時はエネルギーの消費が激しく、機体やCPU・制御系ににも大きな負荷が掛かるため 一度に展開できる時間は33秒と限定されており、一度解除すると再展開までに10秒のクーリングタイムを必要とする。 このリフレクターはマオがヴァース帝国に所属していた頃に、ヴァース帝国の盟友であった ジット・ラボラトリィの技術保全局長でジット団のリーダーあるキア・ムベッキから譲り受けた 「機械に関するノウハウが書き込まれたノート」を参考にして実現したものである。 アブソリュート・サテライトキャノン「龍撃砲」 ガンダムX魔王の代名詞であるハイパーサテライトキャノンの発展強化型。 スーパーマイクロウェーブ並びに太陽光エネルギーを背部のリフレクターと全身に搭載されたハイパフォーマンス・リフレクトスラスター収束させ 充填したエネルギーをダイレクトにマイクロウェーブビームに変換し発射する物である。 以前はガイドレーザーを胸部に受信し回線を確立してからスーパーマイクロウエーブ並びに太陽光エネルギーをリフレクターに 受信してさせてエネルギーチャージ(収束)させる必要があったが。量子演算コンピューターの搭載により これらの手順を踏む事無く即座にスーパーマイクロウエーブ並びに太陽光エネルギーの受信が可能となった。 また、後述するある特殊装置を使用することでスーパーマイクロウエーブ・太陽光エネルギーを受信しなくても マイクロウェーブビームの射出が可能となっている。 バックパック本体には大容量のエネルギーコンテンザが内蔵されている。 超伝導で抵抗がゼロの状態のコイルにエネルギーを循環させることにより、エネルギー消費を最小限に抑えて保存することが可能。 マイクロウェーブビーム射出時にはこのコンテンザから必要なエネルギーを取り出して射出する。 これによりマイクロウェーブビーム射出時に、機体のエネルギーの消費を最大限に抑えることが可能となった。 更にリフレクターの大型化とソーラーパネルの高性能化。量子演算コンピューターの搭載によるエネルギー受信システムの最適化 全身のフレームに内臓された小型リフレクターの存在により エネルギーチャージの時間の劇的な短縮化に成功している。以前はフルチャージする為には3分の時間を要したが 龍撃砲のエネルギーチャージは「一発の」フルチャージが30秒で完了する。 更に全身の装甲を展開して小型リフレクターが内臓された内部のフレームを露出させた状態でチャージさせれば、「一発」あたりのフルチャージは10秒で完了する。 また、背中のリフレクターと全身に搭載されたハイパフォーマンス・リフレクトスラスターはフレキシブルに稼働し 機体の姿勢によって機体に搭載されたCPUが最も効率的にエネルギーを受信できるように、各部のスラスターが自動的に動作する。 これにより以前はエネルギーチャージを行う際は機体を殆ど動かすことが出来なかったが 改良により戦闘機動を行いながらエネルギーチャージを行うことが出来るようになった。 フルチャージ時の射程距離・効果範囲・破壊力はフルチャージ時のハイパーサテライトキャノンの 実に33倍を実現している。 その威力はMS用の戦略兵器としては文字通り常識外の破壊力・殲滅力を実現している さらに後述するある特殊装置を併用すればその射程距離・効果範囲・破壊力をフルチャージの龍撃砲13発分まで上昇させることが可能である。 龍王剣 ガンダムX龍王の切り札。マイクロウェーブシステムとソーラーシステムによるエネルギー供給を同時に行い、機体に保存された全エネルギーの出力を増幅した状態で放出する。 そして大型ビームソード「龍薙」に龍撃砲のアームを接続する事で巨大な真紅のビーム刃を形成する。 剣の長さは13km。攻撃力はフルチャージ時の龍撃砲13発分である。 しかし、一度展開すると莫大なエネルギーを消費し続けるため、一度に展開可能な時間は13分が限度である。 また、一度使用するとエネルギーの再チャージとバックパック・リフレクター・動力部・ビーム刃の形成に使用する龍薙の柄の部分の 冷却のために、再使用するには7分間のクーリングタイムを必要とする。 #endregion ※特殊装置一覧 #region マイクロウェーブシステム「月輪」 スーパーマイクロウェーブを背部のリフレクター、全身に搭載リフレクトスラスター、フレーム内部に内臓されたリフレクターに収束させ・エネルギーを充填させるシステムである。 装置本体の高性能化。制御プログラムのアップデート。量子演算コンピューターとのリンクシステムの最適化により エネルギーの変換効率は以前と比較して70%向上している。 ソーラーシステム「日輪」 太陽光を背部のリフレクター、全身に搭載リフレクトスラスター、フレーム内部に内臓されたリフレクターに収束させ・エネルギーを充填させるシステムである。 「月輪」と同様に装置本体の高性能化。制御プログラムのアップデート。量子演算コンピューターとのリンクシステムの最適化により エネルギーの変換効率は以前と比較して70%向上している。 エネルギー・コンバーター「真木柱」 敵の攻撃などを防御・被弾した際に生じた熱。同様に敵からの攻撃などを防御・被弾したに生じた衝撃など 「ありとあらゆる要素」を機体のエネルギーに変換する特殊装置である。 これはマイクロウェーブや太陽光が届かない場所、バックパック、リフレクトスラスターやリフレクターが破損して使用不能になった際も 機体にエネルギーを供給できるようにマオが考案した特殊装置である。 この特殊装置はハイパフォーマンス・リフレクトスラスターを開発中にふとした切欠で閃いたアイデアを参考に 開発したとされている。 アブソーブ・システム「篝火」 敵のビーム攻撃或いはエネルギーに関連する攻撃を吸収・エネルギーに変換するシステム。 吸収した攻撃はエネルギーに変換された後、動力部に補給、或いはリフレクトスラスター、リフレクターに保存される ビーム系攻撃の吸収方法は50連装ハイパーハモニカ砲「龍乃牙」から、或いは両腕の装甲を展開した状態で吸収する。 エネルギー・ディストリビューター「梅枝」 機体に収束・保存されたエネルギーを効率的に分配する為のエネルギー管理システム。 機体に保存されたエネルギーは一定の基準に達すると「ストックゲージ」と呼ばれるシステムが起動する。 ストックゲージが起動すると機体のサブモニターにゲージ状のアイコンが表示される。 ゲージ一本につき枯渇したフォトン・バッテリーと改良型GX専用ジェネレーターのエネルギーを最大まで回復させることができる。 同時にゲージ一本につき最大出力の龍撃砲一発分を放てるエネルギーを有している。 ゲージは最大で13本までストック可能で、それ以上にエネルギーを供給しようとすると 動力部やリフレクトスラスターのオーバーロードによる自壊を防ぐために、自動的に機体からエネルギーが光の粒子となって放出される。 このシステムにより簡便かつ効率的に、自機のエネルギーの管理と各装備へのエネルギーの分配が可能になった。 ブースター・システム「花宴」 機体の性能を一時的に向上・龍撃砲の出力を強化するパワーアップシステム。 機体の性能向上はエネルギー・ディストリビューター「梅枝」のストックゲージと関連しており ブースター・システムを起動するとストックゲージ一本につき機体のエネルギー兵器の出力・推進力・機体本体の出力を 10%強化することが可能。最大で130%機体の性能を強化することが可能である。 システム起動中は1分で1ゲージ分のエネルギーを消費する。そのため最大で13分ブースター・システムを起動することが可能である。 龍撃砲に使用する場合は1ゲージにつき最大出力の龍撃砲(マイクロウェーブビーム)一発分のエネルギーを加算する。 最大で龍撃砲13発分の射程距離・効果範囲・破壊力を強化することが可能である。その際に放たれるマイクロウェーブビームの破壊力・殲滅力は 文字通り「全てを滅尽する馬鹿馬鹿しい程の力を持つ破壊の閃光」を具現化する。 また、最大出力の龍撃砲を最大で13発絶え間無く連続発射・照射することも可能である。 遠隔制御システム「藤裏葉」 敵機との戦闘中に手持ちの武器を弾き飛ばされるなどして手元から手放すことは、 即ち死に直結する状況に追い込まれると言っても過言ではない。 手放した武器を拾いに行こうとしても相手が強敵であれば、手放した武器を拾うことは容易いことではない。 これを逆手にとってマオが考案したのがこの特殊装置である、 自機が搭載する専用装備にはこの遠隔制御システムとリンクするための特殊なセンサーが内臓されている。 このシステムを使用することで、この機体の全ての装備を文字通り「遠隔操作」することが可能である。 手放した武器を遠隔操作で手元に手繰り寄せて再び手に持たせることは無論のこと、 敵機から離れた場所に置いた装備を、遠隔操作で作動させて発射を行わせるなどの、変則的な攻撃を繰り出すことも可能。 または敵機の目の前でわざと武器を投げ捨てて敵の油断を誘ったり、敵の意表を突くといった使い方もできる。 手放した・パージした装備を遠隔操作より移動させる際は、掌・各部センサーから指向性を持ち、ベクトルを操作可能な目視出来ない程の 非常に出力の低いトラクタービームを装備に照射して遠隔操作したり、或いは手元に手繰り寄せたい装備に照射して遠隔操作行う仕組みである。 コンピューター自己防衛システム「御法」 敵機からの特殊攻撃などで、機体の制御系・CPU関連・AIに異常が発生すると自動的に起動する自己防衛システム。 機体に搭載されている量子演算コンピューターがウイルスなどの脅威を検出すると、脅威の特性を解析して抗体(ワクチン)を作成し脅威を即座に駆除する。 それと同時に、自動的に検出し解析した脅威のデータを元に、脅威と同一の効果を持つウイルス生成、そのウイルスを敵機に流し込み敵機に障害を発生させる。 一度検出し削除された脅威。即ちウイルスなどに対しては抗体プログラムを自動的に生成するので、それ以降は同じ種類の特殊攻撃を無力化することが出来る。 またシステムには自立的な思考能力を持つ攻性プログラム「零(ゼロ)」がインストールされており 侵入したウイルスなどの駆除をより確実かつ効率的にしている。 このシステムを開発したマオは「自動報復システム」と呼称している。 多機能型飛翔体迎撃システム「末摘花」 ミサイルなどの飛翔体を感知すると自動的に起動する特殊迎撃システム。 ターゲットがミサイルなどの既存の誘導兵器の場合は量子演算コンピューターがターゲットの誘導方式を解析。 ミサイルや誘導兵器の誘導システムを掌握した後に、射出した敵機に向けてそのまま送り返す。 敵の放ったミサイルや誘導兵器の誘導システムが掌握不可能。または無誘導の砲弾・実弾などの場合は ターゲットに向けて特殊なマイクロ波を照射。ミサイルの推進剤や弾頭、砲弾に内臓された火薬や砲弾・実弾そのものを急激に加熱して爆破・破壊する。 それ以外の特殊な誘導兵器に対しては、内部の温度を急激に上昇させて熱暴走を発生させ、誘導兵器を本体ごと破壊する。 他の装備と併用すれば誘導性能を持つ光学兵器を除き、殆どの実弾・実体型誘導兵器や砲弾・実弾を無力化することができる。 多目的対妨害攻撃遮断システム「空蝉」 電磁パルス(EMP)・ECM・電磁ビームなどの自機のCPUや制御系・駆動系にダメージや機能障害を発生させる攻撃や 搭乗者の精神などにダメージを与える音響・音波兵器。またはその類の能力に対するカウンター装置。 装置が起動すると攻撃の特性をAIが解析して、それに合わせた遮断シールドを展開する。 電磁系の攻撃であればプラズマ・磁気・静電シールドを機体内部と機体全身の駆動部に展開。 音響系の攻撃であればコックピット周囲に音波遮断シールドを展開。 或いはコックピット内部の空間にて、搭乗者の可聴帯域を調整して一時的に「搭乗者が音が聞こえない状態にする」ことで対応する。 自機や搭乗者であるマオ自身をダイレクトに妨害するこの類の攻撃は非常に厄介なものであり 他の攻撃と組み合わせられたり戦況次第では、マオ自身の生死に関わる窮地に追い詰められる危険性もある。 この類の攻撃の厄介さと危険性はマオ自身も熟知しており、特殊装置を開発する際は 真っ先にこの「空蝉」を開発したと言われている。 高機能センサーシステム「賢木」 高機能センサーユニット。 機械的、電磁気的、熱的、音響的、化学的など、ありとあらゆる種類のセンサーが内蔵されている。 状況に合わせてAIの自己判断により、もっとも最適な種類のセンサーを使用して情報の解析を行う。 センサーは量子演算コンピューターとリンクしており、高度な情報の取得と解析を同時に行うことができる。 ・アナライズ・バイザー 敵機動兵器を始めとする、あらゆる種類の敵の詳細な情報を解析することができる。 スキャンが完了すると敵の武装、敵機の機種や敵生命体の種族、敵の特性、敵の防御能力、(どのような種類の攻撃に耐性を持ち、どのような種類の攻撃に弱いか) 敵機の予測耐久値・敵の予測生命力、敵機の予測エネルギー残量、などの様々な情報がモニターに表示されるのと同時に、 AIからの音声によって搭乗者に正確かつ解りやすく説明される。 このモードにより操縦者はあらゆる敵に対して効果的な戦法を取ることができる。 ・リコン・バイザー センサーユニットに内蔵されている多種多様なセンサーと、機体に搭載されている高性能レーダーを駆使して、 目標の探索や敵の索敵に特化したモードである。 ステルス機能や能力を有する隠密性に優れた敵も即座に捕捉することが可能で、肉眼(メインモニターなど)で視認出来ない敵に対しては メインモニター・サブモニターなどに敵のホログラムを3D表示することで容易に敵の動きを確認することができる。 また、建造物などの遮蔽物を透視する機能も搭載されており、遮蔽物に隠れている敵を捕捉すると 敵機や敵がモニターに3Dで表示されると同時にレーダーにも表示され、データリンクしている味方に敵機や敵の詳細な位置情報を送信することが可能である。 量子演算コンピューターの搭載により魔術・魔法・能力といった異能力で姿を隠す敵も捕捉できることが可能となり 別次元に潜行した敵やテレポート(瞬間移動)などを行う敵も瞬時に捕捉することが可能である このモードにより高いステルス能力を持つ敵機や透明化・瞬間移動(テレポート)などの能力が使える敵に対しても、 後手に回ることなく先手を取れる可能性が非常に高いものとなった。 ・シャープセンス・バイザー 量子演算コンピューターをオーバクロックすることにより演算処理能力を飛躍的に向上させる。 同時に制御系・CPU・FCSなどの量子演算コンピューターに関連する機能の飛躍的に向上させる。 量子演算コンピューターをオーバクロックさせると安全マージンを超えた演算処理能力により 敵捕捉機能・状況分析機能・敵動作予測機能が極限まで高められ、あたかも時間の流れが緩やかになったかのように コックピット内部のモニター類に映し出される映像がスローで流れるようになる。 周囲の状況や敵の動作がスローに見えるため、操縦者であるマオの側からすれば敵の動作を 確実に先読みして行動することが可能となる。 しかし現実の時間の流れは変わらない為、敵側からすればあたかもマオが操縦する機体が まるで未来を予知しているかのような動作で戦闘を行っているように見えるだろう。 しかし量子演算コンピューター自体に凄まじい負荷と莫大な熱が発生するために このシステムは最大で13秒しか起動することができない。 量子演算コンピューターの完全冷却のために一度発動すると、システムを再発動するためには30分のクーリングタイムを必要とする。 このシステムは火星カタフラクト「タルシス」の能力である「未来予測」を解析したデータを参考にして実現したものである。 #endregion **キルシュバオム/Kirschbaum |型式|霊長兵器| |形式番号|Erpf129-z5| |所属|[[木星帝国(第二帝政)]]| |建造|木星帝国<ドルシア軍>| |生産形態|高級量産機| |全高|31.4m(殲滅出力時) |  |全長|40.2m(通常形態時)| |全幅|56.9m(通常形態時)| |重量|82.3t| |機関|アンリミテッド・ボルト| |武装|ミサイル、ビームキャノン、ショックパンチ、エネルギーシールド| |特殊兵装|レーベングリッツェン| |備考|可変型高汎用機| |主な搭乗者|木星帝国一般兵、ドミニク・ソレル| |原作|アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』| 【解説】 本編では『2nd』から登場。ドルシア軍の大佐であるカイン・ドレッセルが強奪したヴァルヴレイヴⅡのプリメートフレームのデータを解析し、 対ヴァルヴレイヴを目的として開発されたドルシア軍の霊長兵器である。 そのためカインから「ヴァルヴレイヴの子供たち」と称される。 イデアールを技術基盤としているため、戦闘機状の通常形態こそ同機の後継機種然とした印象を強めているが、 外部ユニット化されたエンジンパックのアンリミテッド・ボルトを直結し、人型へ変形(殲滅出力)移行した際には、 ドルシアの革命機としての真価を発揮する。 その戦闘能力はヴァルヴレイヴに匹敵し、本編ではヴァルヴレイヴⅢを大破させ、ヴァルヴレイヴVのシールドを溶かすほどの圧倒的な性能を持つ。 欠点としてエネルギーの消耗が激しい(特に胸部のビーム砲「レーベングリッツェン」は一射で約9割を消費する程)ため、エネルギーパックの換装を必要としている。 武装は、上記のレーベングリッツェンや両腕部を合体させて撃つビームキャノン(掌部は形態を変えることで電撃を放つ打撃、小型バリアを展開する防御、射撃と使い分けることが可能)、 ミサイルポッドなどを装備している。 議長スレにおいてはヴァルヴレイヴから得られたデータを元に、イデアールのデータを組み合わせて開発された霊長兵器として扱われている。 1641話にてドミニク・ソレルが搭乗する試作型キルシュバオムが初登場して以降実戦テストを重ね、正式にロールアウトされた。 議長スレにおいてもヴァルヴレイヴに匹敵する性能を持ち、量産機としては圧倒的な戦闘能力を発揮する。 その反面、製造コストも極めて高いため当初は少数生産に収まる予定であったが、最終的にはイデアールと同様に量産されることになった。 それでも非常に高価な機体であることには変わりなく、高性能であるが故にピーキーな操縦特性を持つことから、 主に木帝軍のエースパイロット・指揮官クラスのパイロットに優先的に配備されている。 **キュベレイ/AMX-004 "QUBELEY" |型式|MS| |形式番号|AMX-004| |所属|[[木星帝国]]→[[連邦]]| |建造|<アクシズ>| |生産形態|試作機| |全高|18.4m| |本体重量|35.2t| |全備重量|57.2t| |ジェネレーター出力|1,820kw | |スラスター総推力|61,600kg| |装甲材質|ガンダリウム合金| |センサー有効半径|10,900m| |武装|ビームガン兼用ビームサーベル×2、ファンネル×10、大型ビームサーベル×2(劇場版Zのみ)| |搭乗者|リィンフォースⅡ(補佐として[[バル・セ・リムゾ>http://www5.atwiki.jp/nijiuradegityou/pages/113.html#id_198e52e0]]こと[[ハマーン・カーン>http://www5.atwiki.jp/nijiuradegityou/pages/139.html#id_b6025567]]が搭乗することもある)| |原作|TVアニメ『機動戦士Zガンダム』(劇場版も含む)/『機動戦士ガンダムZZ』| 【解説】 原作では『機動戦士Zガンダム』中盤で初登場する「アクシズ」の指導者ハマーン・カーンの駆るニュータイプ専用MS。 一年戦争終結後、旧ジオン公国軍の残存兵力多数派が再集結した旧ジオン領の小惑星アクシズにおいて設計・開発が行われた。 一年戦争後期に戦線に投入されたMAN-03「ブラウ・ブロ」やMAN-08「エルメス」などのNT専用モビルアーマーの直系に連なる機動兵器であり、戦後の技術的進歩によりそれらの機体に比べて大幅な小型化がなされている。 サイコミュ、ファンネルの搭載、大型バーニアなどにより機体スペックは非常に高いものである。『Z』ではパプテマス・シロッコのジ・O、カミーユ・ビダンのZガンダムと互角以上に渡り合っている。また『機動戦士ガンダムZZ』では登場回数自体が少ないながらもハイメガキャノンの直撃に耐えるなどの活躍を見せている。 デザインはリック・ディアスやハンブラビ同様、前番組『重戦機エルガイム』でもデザイナーを務めた永野護氏が手掛けている。これまでのMSとは一線を画する特徴的な姿は、放映当時は賛否両論であったが、現在では概ねそのデザイン性の高さから高評価を得ている。 (余談だが、永野氏の漫画『ファイブスター物語』に登場するミラージュ騎士メイザー・ブローズが着用している甲冑はキュベレイのデザインを汲むものであり、登場当時は話題になった) 『Z』の直接の続編である(ただし劇場版『Z』公開後はその位置づけが曖昧になっているが)『ZZ』には「キュベレイMk-2」と呼ばれる同型機が複数登場するが、細部のディティールこそ異なるものの基本的な仕様は本機を踏襲している。 議長スレではNTR計画の主力ともいえるリインフォースⅡ専用の機体として[[木星帝国]]で建設された。 開発陣はこの機体に自身らの帝国内での地位向上などの野望を重ねており、また搭乗者のリインフォースⅡをイメージして白をベースとした機体に仕上げている(恐らく搭乗時にはユニゾン・インしていると考えられる)。名称に関しても本来の豊穣多産以外にも、最高神としてあらゆる面で力を発揮するとされる大地母神キュベレーの名を中てている(また、木星帝国領のアステロイドベルトにはキュベレー族宙域というものが存在し、小惑星キュベレーがある)。 機体の調整と武器類のシステム設計を手がけたのは謎の女性(バル・セ・リムゾ)である。システムは彼女の先祖の機体をベースとしているとのことから議長スレのキュベレイには様々な特殊運用法があると考えら、最終的にはパーソナル転送装置や搭乗者の意思による機体の自動操縦などより高度な機能が追加されている。 機体開発を行ったM.ナガノ博士([[騎士団]]から[[銀河帝国]]に流出したモーターヘッド「サイレン」の改修([[アルセイデス>http://www5.atwiki.jp/nijiuradegityou/pages/205.html#id_25653624]]の項参照)に関わったクリス・ナガノ博士と同一人物説あり)定評の仕事の遅さにより開発指数44で出撃。[[動物帝国ZAFT]]のシーマ・ガラハウが搭乗するガーベラ・テトラと交戦するも、リインフォースⅡが機体の性能を完全に引き出す前に敗れてしまった(単純な機体性能だけでなく搭乗者であるリィンⅡの精神状態により性能が左右したとも考えられる)。 その後、機体は木帝に置かれていたものと推測されるが、動帝の領土である北海道(日本列島から離れ浮遊島となっていた)がモルドールに侵攻された際、転送装置により北海道に呼び出され、動帝のメンバーとともに[[喫茶ピアース]]へ退避。後にリィンⅡは木帝内部の確執に乗じて全面戦争を画策する[[最後の大隊]]に「リィンⅡの上司であるイヴァン・ニルギースの独断専行を誘発し軍部と貴族の対立を扇動する」目的で拘束されるが、キュベレイは引き続き喫茶店に置かれ、貴族動乱終結後リィンⅡの元に返されている。 現在はリインフォースⅡの連邦出向に伴い、連邦軍の所属となっている。 **キングジェイダー/"KING J-DER", Mega-Fusion Mode of J-ARK Class Battleship "J-ARK" |型式|勇者ロボ| |所属|[[勇者新党]]| |建造|<赤の星>| |生産形態|対原種用決戦兵器| |同型艦|ジェイアーク級戦艦×31隻(現存は1番艦のみ)| |全高|101m| |本体重量|32,720t| |最高速度|195km/h| |最大出力|2億4436万kw| |装甲材質|単一構造結晶装甲| |武装|ジェイクォース、反中間子砲、10連メーザー砲、ESミサイル、ES爆雷、空対空ミサイル、地対空レーザー| |必殺技|全砲門一斉射撃、ジェイクォース、ジェイフェニックス| |主な搭乗者|ソルダートJ-002| |原作|TVアニメ『勇者王ガオガイガー』| 【解説】 ソルダートJがフュージョンしたジェイダーが、ジェイアークとメガフュージョンした姿。 動力源はJジュエルジェネレータを使用し、ジェネレイティングアーマーと呼ばれる防御機構を持つ。 100m級というサイズは勇者新党の中でも最大であり、外見に違わぬ凄まじい破壊力を発揮する。 特に全身に内蔵された大小火器を用いた全砲門一斉射撃は、竜宮島壊滅を始め幾多の戦場で夥しい量の屍の山を築き上げ、「虐殺王(キングジェノサイダー)」の名を不動のものとした。 ----
*登場兵器一覧 「か」~「き」 数多くの兵器が登場する議長スレ ここではその兵器の解説をしていきたいと思う ---- ■諸注意 ・一部の勇者ロボ、一般兵のようなキャラ=ロボの場合は分類をキャラと判別 ・記載する場合はキャラ紹介と被らないよう注意 ・上書き可、不明の場所も情報確定次第書き換えを ・ロボ以外の記載も問題なし 戦車や小型銃から戦艦、MSもOK ・「設計」「製造」「建造」などの項目で< >で括った箇所は原作・現実でのもの ---- ◆要覧 +この項目は【か】行「か」~「き」となっております。 +「A」~「E」までのアルファベットは[[こちら>登場兵器一覧 「A」~「E」]] +「F」~「J」までのアルファベットは[[こちら>登場兵器一覧 「F」~「J」]] +「K」~「O」までのアルファベットは[[こちら>登場兵器一覧 「K」~「O」]] +「P」~「T」までのアルファベットは[[こちら>登場兵器一覧 「P」~「T」]] +「P」~「T」までのアルファベットは[[こちら>登場兵器一覧 「U」~「Z」]] +「あ」行「あ」~「う」は[[こちら>登場兵器一覧 「あ」~「う」]] +「あ」行「え」~「お」は[[こちら>登場兵器一覧 「え」~「お」]] +「か」行「く」~「こ」は[[こちら>登場兵器一覧 「く」~「こ」]] +「さ」行「さ」~「し」は[[こちら>登場兵器一覧 「さ」~「し」]] +「さ」行「す」~「そ」は[[こちら>登場兵器一覧 「す」~「そ」]] +「た」行「た」~「つ」は[[こちら>登場兵器一覧 「た」~「つ」]] +「た」行「て」は[[こちら>登場兵器一覧 「て」]] +「た」行「と」は[[こちら>登場兵器一覧 「と」]] +「な」行は[[こちら>登場兵器一覧 「な」]] +「は」行は[[こちら>登場兵器一覧 「は」]] +「ま」行は[[こちら>登場兵器一覧 「ま」]] +「や」行以降と「数字、記号」は[[こちら>登場兵器一覧 「や」~]] ---- #contents ---- *か行 「か」~「き」 **ガーベラ・テトラ/AGX-04 "GERBERA-TETRA" |型式|MS| |形式番号|AGX-04| |所属|シーマ艦隊([[木星帝国]]→[[動物帝国ZAFT]]→[[銀河帝国]])<デラーズ・フリート>| |建造|<アナハイム・エレクトロニクス>| |生産形態|試作機| |全高|18.0m|  |本体重量|46.7t| |全備重量|73.2t| |ジェネレーター出力|1,710kw | |スラスター総推力|216,000kg| |装甲材質|ルナ・チタニウム合金/ガンダリウム合金| |センサー有効半径|11,300m| |武装|110mm機関砲×4、ビームサーベル×2、ビームマシンガン| |主な搭乗者|シーマ・ガラハウ| |原作|TVアニメ『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』| 【解説】 一年戦争の終結後、地球連邦軍への徹底抗戦を訴え旧ジオン公国領アクシズへの再集結を選ばなかったエギーユ・デラーズ大佐に同調し、彼が率いる「デラーズ・フリート」に参加したシーマ・ガラハウ中佐が物語終盤に搭乗するMS。 本機は元々RX-78GP01「ガンダムゼフィランサス」やRX-78GP02「ガンダムサイサリス」、RX-78GP03「ガンダムデンドロビウム」と同じく、地球連邦軍とアナハイム・エレクトロニクス(AE)が進めていた「ガンダム開発計画」に基づいて開発された四番目の試作機「RX-78GP04『ガンダムガーベラ』』であった。ゼフィランサスとコンセプトが重なったことが災いし、発注はキャンセルされてしまったが、AEは社内で極秘裏に開発を進め、最終的にガンダムとはかけ離れた外見を持つAGX-04「ガーベラ・テトラ」として完成するという数奇な運命を辿った。 UC.0083のデラーズ紛争の勃発に伴い、本機は当時のAE常務オサリバンを介したAEとデラーズ・フリートとの裏取引によりシーマ艦隊に譲渡され、艦隊指揮官シーマ・ガラハウの愛機となった。 性能面ではゼフィランサスの宇宙戦仕様「RX-78GP01-Fb『ガンダムゼフィランサス・フルバーニアン』」と同じく、後のグリプス戦役時代の可変MSをも凌駕する大推力を備え、両腕に各2門ずつ装備する110mm機関砲や高速連射可能なビームマシンガンなどの武装を有する強力な強襲型MSとなっている。また「シュトゥルム・ブースター」と呼称される追加ブースターを装備する事で機動性の強化と航続距離の更なる延長が可能となっている。 議長スレでもやはりシーマ・ガラハウの愛機として登場。 当初は[[木星帝国]]所属であったが、シーマ艦隊の離反後は艦隊とともに[[動物帝国ZAFT]]→[[銀河帝国]]と移っている。 第441話「千の言葉、万の銃弾、億のエゴ、零の大義」ではリィンフォースⅡの駆るキュベレイを鹵獲し、サイコガンダムMk-2を撃破するなどの活躍を見せた。 **懐園剣(ミストブレーカー)/Mist Breaker |型式|剣(実剣と光剣)| |所属|その時期によって異なる<その時代によって異なる>| |製作者|不明<天照・メル・グランド・フォーチュン・エイダス・フィフス(カレン)>| |生産形態|-| |全長|約2m(実剣)、約30cm(光剣・柄部) | |重量|実剣、光剣共に不明| |材質|メトロ・テカ・クロム鋼(実剣)| |原作|漫画『ファイブスター物語』| 【所有者の変遷】 |話数|所有者|所有剣|備考| |---|同志|両方|騎士団ネクロン派が持ち出した文献による| |???|ステラ・ルーシェ|両方|善悪最合体時の余剰肉塊から出現| |500?|シュウ・シラカワ|両方|ステラから貸与| |512|シン・アスカ|雄剣|ステラの心に応え転送 ルーミア戦で折損するもBF団の手で打ち直され「飛鳥」と名づけられる| |512|一橋ゆりえ|雌剣|雄剣と共にシンに転送されるもステラがゆりえに投げ渡す| |843|---|雌剣|ゆりえ戦死。雌剣は行方不明に| 【解説】 原作では、主人公アマテラスとメインヒロイン・ラキシスの子である「カレン」が生み出した一対の剣。「雄剣」と呼ばれる実剣(太刀)と「雌剣」と呼ばれる光剣(ライトセーバー)から構成される。その目的や、原作の舞台であるジョーカー太陽星団に持ち込まれた理由には謎が多い。 威力は雄剣、雌剣共に普通の実剣、光剣と同等だが、超常の存在と対する時にのみ、秘められた力を発揮するとされる。ただし雌剣はジョーカー太陽星団でしか使えず、雄剣はジョーカーとは別の世界である「タイカ宇宙」でしか使えない(鞘から抜く事すら出来ない)。 製作者であるカレンが約56億年後の世界の人物(というか神)である事からも察せられるように、この剣は過去・現在・未来を行き交いながら絶えず持ち主を代えている。作中では、雌剣は長くダグラス・カイエンの手元にあり、星団暦3030年のバッハトマ魔法帝国によるハスハ連合共和国侵攻戦(魔導大戦)の最中、死を予期したカイエンから、カイエンのパートナーだったファティマ・アウクソーの手に託され、雄剣はコーラス王朝の王族でありながら傭兵としてハスハに参陣したアルル・フォルティシモ・メロディ4世が所有する。現在までに公開されている設定では、雄剣は魔導大戦中に、カイエンとミース・シルバー・バランシェの受精卵にクローム・バランシェの遺したプログラムをインストールして誕生した「星団暦で最初に生み出された『純血の騎士』」マキシマム・ハルトフォラス(マキシ)の手に渡り、3225年のスタント遊星攻防戦中にマキシとともにタイカ宇宙に転送されるという。 現在の公式表記は「『懐』園剣」であるが、初期の表記である「『壊』園剣」を用いるFSSファンも未だ多い。 議長スレでは、アンセスターに洗脳されたシン・アスカによって「善のステラ」と「悪のよしこ」に分離させられたステラ・ルーシェがイエッタの手で再合体した際、余剰の肉片から出現した。当初雄剣には鍔の部分に盗撮団員のマスクが十字状に4つ取り付けられていたが、シンの手に渡った際に取り外されている。原作とは逆に、議長スレ世界では雄剣しか使用できない(雌剣を鈍器として使用することは可能)。 三角同盟崩壊時に[[騎士団]]が分裂した際ネクロン派によって持ち出された資料によると、この剣はもともと騎士団の創設者「同志」が所有していたものであったらしい。同志が無常矜持に殺害されると懐園剣も姿を消したとされ、無常は表向きは剣の存在を否定したものの、極秘裏に捜索を進めていたようだ。しかしそれが果たせぬまま無常はハイネ・ヴェステンフルスとの戦いで行方不明となり、レーダー王以後の歴代団長は懐園剣の存在自体知らされていなかったと思われる。 何らかの意思を持っているらしく、自己もしくは特定の対象を次元移動させる能力と、世界が引き起こす事象に共鳴して震動する事が判明している。前者のケースでは、戦場で一時行方不明になったゼクス・マーキスをリーブラに転送、また一時戦意を失ったシンを思いやるステラの心情に呼応して自らシュウ・シラカワの手元からオーブのシンの元に転送されている。後者ではジェナス・ディラが孕ませた動物帝国ZAFTの牝牛がキングギドラ(=夏候惇)とルルーシュ・ランペルージを出産した際やラクス・クラインがアークエンジェル内で生命活動停止(死亡?)に陥った時に共振現象を起こしている。 **ガイキング/GAIKING |型式|スーパーロボット| |形式番号|-| |所属|[[大ショッカー]]| |建造|大ショッカー<大文字博士>| |生産形態|-| |全高|50m| |本体重量|220t| |動力源|-| |装甲材質|ゾルマニウム合金| |武装|キラーバイト、デスパーサイト、パライザー、カウンターパンチ、バウンドミサイル、カウンタークロス、ザウルガイザー、ハイドロブレイザー| |搭乗者|ドクターギバ| |原作|TVアニメ『大空魔竜ガイキング』| 【解説】 原作では大文字博士によって大空魔竜と共に建造されたスーパーロボット。 分離した大空魔竜の頭部(パート3)を挟み込むようにパート1(腕部)、パート2(脚部)が合体して完成する。ザウルカイザー、カウンターパンチ、カウンタークロスなど多彩な武装を持ち、大空魔竜隊の中核戦力として活躍した。 なお、劇中では高性能化する暗黒怪獣に対抗する為、強化型へのパワーアップが図られている。強化型ガイキングは頭部装甲をパージしたフェイスオープンと呼ばれる形態を取る事が可能であり、多様な武装が内蔵された超兵器ヘッドの破壊力はまさに圧巻である。 議長スレでは[[大ショッカー>グランショッカー]]のドクター・ギバの愛機として登場。 ドクター・ギバはそれ以前にもショッカーロボという専用機を有しており、彼が搭乗する巨大ロボとしては二代目にあたる。 初代ガイキングのみならず、後年のリメイク作品である『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』に登場する同名の機体の設定も盛り込まれている模様である。その証拠に対馬レオのライキング及びラムダデルタのバルキングと合体してガイキング・ザ・グレートとなる事も可能となっている。 なお、ガイキング・ザ・グレートは当初対馬レオが操縦を担当していたが、その後ドクターギバによる稼動も可能である事が判明した。 **ガオガイガー/GBR-01 "GAOGAIGAR" |型式|勇者ロボ| |形式番号|GBR-01| |所属|[[勇者新党]]| |建造|<緑の星(ギャレオン),GGG(各ガオーマシン)>| |生産形態|-| |全高|31.5m | |本体重量|630.0t| |最大出力|750万kw| |最高速度|176km/h| |最高飛行速度|マッハ3.0| |F. F.所要時間|62.318秒(注:初回 以後更新)| |装甲材質|レーザーコーティングスーパーG装甲| |武装|ブロウクンマグナム(ブロウクンファントム)、ドリルニー、プロテクトシェード(プロテクトウォール)、プラズマホールド| |必殺技|ヘル・アンド・ヘブン  ハンマーヘル・アンド・ヘブン| |主な搭乗者|獅子王凱| |原作|TVアニメ『勇者王ガオガイガー』/『勇者王ガオガイガーFINAL』| 【解説】 **ガオファイガー(ファイティングガオガイガー)/GBR-11 "FIGHTING GAOGAIGAR" |型式|勇者ロボ| |形式番号|GBR-11| |所属|[[勇者新党]]| |建造|<GGG>| |生産形態|-| |全高|31.5m | |本体重量|630.0t| |最大出力|1500万kw以上| |最高飛行速度|マッハ5.0| |装甲材質|レーザーコーティングウルトラG装甲| |武装|ブロウクンファントム、ドリルニー、プロテクトウォール、プラズマホールド| |必殺技|ヘル・アンド・ヘブン  ハンマーヘル・アンド・ヘブン| |主な搭乗者|獅子王凱| |原作|TVアニメ『勇者王ガオガイガーFINAL』| 【解説】 **ガタックエクステンダー/GATACK Extender |型式|特殊強化車輌| |ベース車輌|ホンダXR250 モタード| |所属|[[喫茶ピアース]]| |生産形態|仮面ライダーガタック専用マシン| |製造元|<ZECT>| |全長|2,100mm (3,230mm)| |全幅|770mm(1,850mm)| |全高|1,350mm (610mm)| |車体重量|???| |動力源|マイクロ波放電式イオンエンジン| |最高速度|410km/h (700km/h)| |武装|エクスアーム、光子ビームライト他| |主な搭乗者|加賀美新(=仮面ライダーガタック)| |原作|TVドラマ『仮面ライダーカブト』| (注:()内の数値はエクスモード時) 【解説】 対ワーム非公然武装組織「ZECT」(ゼクト)によって製作されたマスクドライダーシステム第4号「ガタック」専用のバイク型ビーグル。 後述のカブトエクステンダーと同様にキャストオフ機能を備え、二段階に変形する事が可能。変形前のオフロードバイク型ビーグルはスピードこそカブトエクステンダーに劣るものの不整地での高い走破性を持ち、ワームの追跡任務などに威力を発揮する。 変形後のクワガタムシ型ビーグルは一転して飛行メカであり、エクスアームを使用した攻撃のほか、ガタックのライダーキックを推進力として敵に突撃する荒業も可能となっている。 普段は加賀美新が所属する喫茶ピアースの格納庫に収納されていると推測される。 **ガデッサ/GNZ-003 "GADESSA" |型式|MS| |形式番号|GNZ-003| |所属|[[イノベイター]]、[[最後の大隊]]| |建造|<アロウズ>| |生産形態|少数生産機| |全高|24.8m(通常時)、21.4m(接地時)| |本体重量|60.4t| |動力源|擬似GNドライヴ| |装甲材質|Eカーボン| |武装|GNメガランチャー、GNバルカン、GNビームサーベル、GNカッター| |搭乗者|ロキ、ヒリング・ケア| 【解説】 原作では独立治安維持部隊アロウズに配備されたイノベイター専用の新型MS。 アロウズの主力MSであるGN-XⅢやアヘッドと同じく、背部に搭載した擬似太陽炉で稼動する。 アレハンドロ・コーナーの主導で開発されたGN-X系の機体とは異なり、ヴェーダから入手したソレスタルビーイング製ガンダムの技術を基に作られている。ガデッサは技術的にはヴァーチェの発展型として位置づけられており、GNバズーカを改良した大型のGNメガランチャーを装備しているのが最大の特徴である。 劇中ではイノベイターのリヴァイヴ・リヴァイバル及びヒリング・ケアが個別の機体に搭乗。CBとの交戦で度々撃墜されるものの、時間を置かず新しい機体で戦線復帰していた事から、ガデッサは複数存在していたと推測される。 ガデッサの姉妹機としては格闘戦型のガラッゾ、ガッデスなどがある。 議長スレでは[[イノベイター]]に合流したロキ(アーエル)の愛機として登場。 ロキ専用機として大型MAレグナントが開発されてからも本機は平行して使用され続けたが、宇宙要塞ソレスタルビーイングにおける決戦でドレッドノートを庇って大破した。 その後生存していた事が判明したロキと共にガデッサもジル・バレンタイン率いる新生イノベイターへ合流する。 第725話「三度目の終局」にてイノベイターが壊滅後は国連軍で保管されていたが、紆余曲折を経てアーエル=ロキの元へと戻った。 **(故)カブトエクステンダー/KABUTO Extender |型式|特殊強化車輌| |ベース車輌|ホンダCBR1000RR| |所属|[[議長軍]]?→[[シンと愉快な仲間達]]→[[オーブ]]| |生産形態|仮面ライダーカブト専用マシン| |設計|<ZECT>| |製造元|<ZECT>| |全長|2,020mm (3,030mm)| |全幅|700mm| |全高|1,117mm (1,170mm)| |車体重量|???| |動力源|マイクロ波放電式イオンエンジン| |最高速度|410km/h (900km/h)| |武装|エクスアンカー、光子ビームライト他| |主な搭乗者|天道総司(=仮面ライダーカブト)| |原作|TVドラマ『仮面ライダーカブト』| (注:()内の数値はエクスモード時) 【解説】 原作ではZECTのマスクドライダーシステム第1号「カブト」のために作られたバイク型ビーグル。 ライダー同様にマスクドアーマーのキャストオフ機能を持っている事が最大の特徴。 カウルを排除すると同時に車体が変形、三輪ビーグルのエクスモードへと変形する。 特殊金属ヒヒイロカネで作られたエクスアンカーは相当な強度を持っており、 高速走行中に地面に突き刺して方向転換するなどの荒業も可能だった。(過去形) また戦闘のみならず、天道の日常の足としても使われていた。(過去形) 議長スレでも同様だが、凱にパチられ、雷龍に轢かれ、天道に鍋の材料にされ、 九郎に食われた不運のバイクってそれどこのバトルホッパー? 「今までありがとうカブトエクステンダー…    そしてさようならカブトエクステンダー…    君の事は多分忘れない…」 by天道 **月輪(がちりん)/ARGYROS "gatirin" |型式|NEXT| |形式番号|ARGYROS| |所属|[[その他、フリー]]| |建造|<トーラス>| |生産形態|実験機| |全高|約12m| |本体重量|1.47t| |全備重量|1.97t| |ジェネレーター出力|37,345kw| |ブースター推力|メイン16,823kg バック6,303kg サイド5,910kg| |クイックブースト推力|メイン58,208kg バック44,066kg サイド67,954kg| |オーバードブースター推力|80,500kg| |動力源|コジマジェネレーター| |最高速度|1700km/h(Mach1.3)| |武装|ハイレーザーライフル「HLR01-CANOPUS」、プラズマライフル「FLUORITE」、アサルトキャノン「LETHALDOSE」PA回復装置「ADDICT」| |主な搭乗者|ネオニダス| |原作|ゲーム『ARMORED CORE for Answer』| 【解説】 新興軍需企業「トーラス」が開発した標準機「ARGYROS」をベースに開発された実験ネクストAC。反クレイドル体制組織「ORCA旅団」に所属するリンクス「ネオニダス」の愛機である。 ネクストACに搭載される独自の機構はコジマ技術をブースタに応用した推進機関、瞬間的に爆発的な加速を得ることができる「オーバードブースター」。 桁外れのエネルギー供給とAMSによる高精度制御を前提とした、短距離ではあるが前後左右への瞬間的な急加速という、独特の挙動を可能にするにする瞬発機構「クイックブースト」。 多くの攻撃に対して、極めて高い防御力を発揮し、その威力を大幅に減衰、または無効化することができる、大気中に放出したコジマ粒子を安定還流させた防護膜(防御障壁)「プライマルアーマー」が上げられる。 ノーマルACと異なり前方にメインブースター、後方にバックブースター、左右にサイドブースター、コア後方にオーバードブースターと性能や特性の異なるブースターを機体各所に選んで取り付けられるのも特徴である。 またこの機体に搭載されているオーバードブースターには、本来機体の防御機構として使用されるプライマルアーマーを爆発的に縮退・膨張させることで、自機を中心とした高濃度コジマ爆発を発生させる特殊兵装「アサルトアーマー」が実装されている。 機体の特徴はフレーム本体の防御力、耐久性能を重視しPAの濃度に影響する整波性能が高い事により強固なPAを展開する事を可能とした。機動力と瞬発力を最大の武器とするネクストの中では、全体的に優れた防御性能を持つ事が上げられる。増大した重量による機動性と運動性の低下は、大容量コジマジェネレーターと各部に搭載された大出力ブースターの組み合わせでカバーしている。 OB起動のギミックにも特徴があり、展開後はコア背面からコジマ粒子を直接噴射して推力の向上を図っている。 重量級ネクストの豊富な積載量を生かして、強力なエネルギー兵器を装備しているが最大の武器は背部に搭載された「アサルトキャノン」である。アサルトキャノンはアサルトアーマーの破壊力を強化し、指向性を与える事で前方への射出を可能とした拡張兵装である。 「大型機動兵器、戦艦、拠点の破壊、巨大生物の駆逐」をコンセプト開発されたこの武器は誘導性が皆無で、真っ直ぐにしか飛ばないが脅威的な貫通力を射程を有し、直撃すれば絶大なダメージと致命的なコジマ汚染を敵に与える事が可能であるそうだ。 これは数多くの戦闘データを収集してきたトーラスの技術者達がオーバーテクノロジーを有したの強力な兵器や様々な魑魅魍魎に対抗する為に開発したらしく、「宇宙人や人外どもに技術屋の底力を見せ付けたい」というトーラス技術者の奇妙な情念込められている、曰くつきの一品らしい。 議長スレでも原作同様ネオニダスが搭乗しているが、原作の歴史的背景である「国家解体戦争」が発生していないため、トーラスがプレゼンテーションと戦闘データ収集のために各勢力に貸し出す形となっている。513話現在、月輪とネオニダスは[[国際連合]]に派遣されている。 **ガンダムAGE-1/Gundam AGE-1 |型式|MS| |形式番号|AGE-1| |所属|[[連邦]]| |生産形態|ワンオフ機| |全高|18.9m| |本体重量|43.4t| |装甲材質|不明| |武装|ドッズライフル、ビームサーベル(ビームダガー)、シールド| |主な搭乗者|フリット・アスノ| |原作|TVアニメ『機動戦士ガンダムAGE』| **ガンダムAGE-2/ガンダムAGE-2ダークハウンド Gundam AGE-2/Gundam AGE-2 DarkHound |型式|MS| |形式番号|AGE-2/AGE-2DH| |所属|[[勇者新党]]| |生産形態|ワンオフ機| |全高|18.3m/18.6m| |本体重量|28.7t/32.1t| |武装|ハイパードッズライフル、ビームサーベル、ビームバルカン、シールド/ドッズランサー(ドッズガン内蔵)、アンカーショット、ビームバルカン、ビームサーベル| |主な搭乗者|アセム・アスノ| |原作|TVアニメ『機動戦士ガンダムAGE』| **ガンダムAGE-3/Gundam AGE-3(Normal/Fortress/Orbital) |型式|MS| |形式番号|AGE-3/F/O| |所属|[[シンと愉快な海賊団]]| |生産形態|ワンオフ機| |全高|18.5m(全ウェア共通)| |本体重量|68.4t(ノーマル)/73.0t(フォートレス)/69.2t(オービタル)| |武装|シグマシスライフル、ブラスティアキャノン、ビームサーベル/シグマシスキャノン/シグマシスロングキャノン、ビームサーベル| |主な搭乗者|キオ・アスノ| |原作|TVアニメ『機動戦士ガンダムAGE』| **ガンダムAGE-FX/Gundam AGE-FX |型式|MS| |形式番号|AGE-FX| |所属|[[シンと愉快な海賊団]]| |生産形態|ワンオフ機| |全高|18.5m| |本体重量|63.0t| |武装|スタングルライフル/ダイダルバズーカ×1、ビームサーベル×2、Cファンネル×14(大型Cファンネル×6、小型Cファンネル×8)| |主な搭乗者|キオ・アスノ| |原作|TVアニメ『機動戦士ガンダムAGE』| **ガンダムアストレイゴールドフレーム天ミナ/MBF-P01-Re2"Astray Gold Frame Amatsu Mina" |型式|MS| |形式番号|MBF-P01-Re2| |所属|[[オーブ]]| |建造|<モルゲンレーテ>| |生産形態|試作機| |全高|17.99m| |本体重量|73.2t| |装甲材質|発泡金属装甲、フェイズシフト装甲(右腕のみ)| |武装|75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2、攻盾システム「トリケロス改」、マガノイクタチ、マガノシラホコ×2、ツムハノタチ、トツカノツルギ×2、オキツノカガミ| |その他|ミラージュコロイドシステム| |主な搭乗者|ロンド・ミナ・サハク| |原作|| **ガンダムアストレイミラージュフレーム/MBF-P05LM"Astray Mirage Frame" |型式|MS| |形式番号|MBF-P05LM| |所属|[[連邦]]| |建造|<モルゲンレーテ>| |生産形態|試作機| |全高|17.81m| |本体重量|84.8t| |装甲材質|ヴァリアブルフェイズシフト装甲| |武装|75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2、ビームライフル、ビームサーベル×2、対ビームシールド、天羽々斬(アメノハバキリ)、Bソード×2、Aソード×2| |その他|特殊ミラージュコロイド| |主な搭乗者|イザーク・ジュール| |原作|| **ガンダムアストレイレッドフレーム/MBF-P02"Astray Red Frame" |型式|MS| |形式番号|MBF-P02| |所属|[[奥州軍]]| |建造|<モルゲンレーテ>| |生産形態|試作機| |全高|17.53m| |本体重量|49.8t| |装甲材質|発泡金属装甲| |武装|75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2、ビームライフル、ビームサーベル×2、対ビームシールド、ガーベラ・ストレート、タイガーピアス、光雷球| |その他|8、パワーシリンダー| |主な搭乗者|早瀬浩一| |原作|| **ガンダムエピオン/OZ-13MS "Gundam Epyon" |型式|MS| |形式番号|OZ-13MS| |所属|[[騎士団]]→[[モルドール]]?<ホワイトファング>| |建造|不明| |生産形態|試作機| |全高|17.4m| |本体重量|8.5t| |装甲材質|ガンダニュウム合金| |武装|ビームソード、ヒートロッド、エピオンクロー×2、シールド| |その他|MA形態へ変形可能、ゼロシステム搭載| |主な搭乗者|アセルス| |原作|TVアニメ『新機動戦記ガンダムW』| 【解説】 原作では元OZ総裁トレーズ・クシュリナーダが極秘裏に開発した新型MS。 本機にはガンダムタイプMSの標準装備とも言える頭部バルカン砲を含む一切の射撃兵装が搭載されておらず、武装はビームソードとヒートロッドだけという非常にストイックな設計となっている。これは騎士道精神を尊重するトレーズの意向が本機の設計に色濃く反映された結果である。高出力のスラスターに加えてゼロシステムを搭載しており、原作で本機の搭乗者となったゼクス・マーキスの技量も相まってウイングゼロに勝るとも劣らぬ戦いぶりを見せた。 またWゼロと同様にモビルアーマー形態への変形機能も有している。 議長スレでは[[騎士団]]の第4代団長アセルスの愛機として登場。 普段は生身で戦う事の多いアセルスだが、主に対巨大兵器戦ではエピオンを使用する。 第2次ガンエデン計画においてはラクス・クラインのWゼロを熾烈な戦いの末に下し、最終局面ではガンエデンと接続してゼロシステムを作動させた。 **ガンダム・キマリス/ASW-G-66 "GUNDAM KIMARIS" |型式|MS| |形式番号|ASW-G-66| |所属|[[黒騎士中隊]]| |建造|[[建造元は不明]]| |生産形態|専用機| |全高|19.3m| |本体重量|31.7t| |装甲材質|ナノラミネートアーマー| |動力源|エイハブ・リアクター×2| |武装| グングニール(120mm砲)×1、コンバットナイフ×1、スラッシュディスク×2、閃光弾、キマリスブースター(追加オプション)| |搭乗者|ガエリオ・ボードウィン| |原作|TVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』| 【解説】 ガンダム・フレーム採用機。 かつてボードウィン家の始祖が搭乗していた機体で、厄祭戦を終結させた英雄的MSとして語り継がれている。 終戦後は式典などの形式的な行事に使用されていたが、ガエリオの意向で300年ぶりに再度実戦に投入されることとなった。 ガエリオ自身は阿頼耶識システムの施術を受けていないため、コクピットには通常型のインターフェイスを採用している。 キマリスはガンダム・フレーム搭載機の中でも近接格闘戦に特化した機体として調整が加えられており、曲線を多用した外部装甲や上方に突き出た頭部装甲はそのコンセプトと相まって中世の騎士を思わせる。 バックパックの小型スラスターと、 脚部装甲自体を大きく展開し内部に備わるバーニアノズルを露出させた状態に簡易変形することで爆発的な加速力を発揮できる。 その加速力を持ってグングニールで対象を貫き撃破するのがキマリスの最も得意とする戦術であり、 バックパックはさらに大型のスラスターと換装することでガンダム・フレーム採用機の中では、その加速力は並ぶものがいないほどに強化される。 壺を思わせる頭部は高精度のセンサーであり、高速起動中であってもミリ単位の姿勢制御が可能。 また頭部装甲には閃光弾を発射する発射機関があり、閃光弾を発射するとセンサーは光による障害を防ぐため一時的にシャッターで閉鎖される。 両肩にも姿勢制御用のスラスターと、スラッシュディスクという小型手裏剣のようなものを射出する機能が備わっている。 ガンダム・フレームにも用いられる素材を一部構成材質に含んだこのディスクは電磁加速により射出され、ヒットすればナノラミネートアーマーをも切り裂く切れ味を持つ。 腰には折りたたみ式のコンバットナイフを装備するが、地上戦、水中戦と言ったキマリスが本来得意としない場所での対応を目的とした装備であり、 足を止めて切り結ぶような戦闘はこの姿のキマリスにおいては不本意な戦闘場面であるといえる。 やはり高速突進からの突撃がこのキマリスにとっての主戦法であり、最も得意とするものであろう。 機体各所に存在するスラスターにより、後退はあまり得意ではないが直進性能、旋回性能は高く、ガンダム・フレームに搭載された2基のリアクターによる高い出力、フレームが備える高い汎用性を活かした設計となっている。そして運用は主に宇宙空間、特に惑星間の重力の影響を受ける低軌道戦闘において抜群の安定感を発揮する。 キマリスはこれらの機能をフルに発揮し、機体その物を弾丸として敵機を粉砕する一撃離脱戦法を得意とする。 その反面、直線的な加速力に優れるあまり運動性能は低く、加速中は無防備になりやすい上に、 足を止めてしまうとナノラミネートアーマーの堅牢性があるとはいえ、一方的に攻撃を受けかねないなど弱点も多く抱えている。 バルカンを持たず射撃兵装はグングニールの120mm機関砲しか無く、スラッシュディスクもヒットすればナノラミネートアーマーを切り裂くとはいえ、 超至近距離で不意打ち気味に発射しないとまともに当たるわけではない。 超加速の一撃離脱戦法が最大の武器にして、キマリス最大の弱点にもなりうる良くも悪くも両極端なMSであると言える。 キマリスとはソロモン72柱の悪魔の一体。20の軍団を率いる序列66番の大侯爵のことであり、形式番号の66とはそこから取られていると思われる。 議長スレでは原作同様にガリエオ・ボードウィンが搭乗。 ガリエオ自身がキマリスの特性や長所と短所を熟知しており、近接戦闘と高機動戦闘を得意とする優れた操縦技術を有しているため、機体の性能を最大限に発揮することができる。 なお余談ではあるが議長スレ本編のガリエオは、当初キマリスのことを「長大なランスを装備し、300年以上も前に造られた骨董品」であることから、キマリスはMS(モビルスーツ)ではなくHM(ヘビーメタル)であると勘違いしていた。 ※武装 #region 「閃光弾」 敵のセンサーを一時的に無力化する閃光弾。頭部に四門備えられており、主に敵機から離脱する際に用いられる。 なお、キマリスの頭部には自らが放った閃光弾からセンサーを保護する為のシャッターが備わっているが、シャッターでセンサーを遮蔽した場合、センサー感度は70パーセントも低下する。 「グングニール」 キマリスの全長に匹敵するサイズを誇る大型ランス。そのデザインは中世の馬上槍を模しており、キマリスの象徴的武装として認知される。側面には120mm砲2門が併設されており、こちらは主に牽制目的で用いられる。 加速による運動エネルギーと機体の質量を上乗せした突撃はナノラミネートアーマーで防御を固めたモビルスーツや装甲強襲艦に対して威力を発揮する一方で、加速開始から充分な速度を得るには相応の距離が必要となる為、射撃攻撃などで速度を殺されるとそれに比例して破壊力も低下する欠点を持つ。 ガエリオはこれを阿頼耶識無しで使用しているが、阿頼耶識システムを使用した厄祭戦当時の攻撃精度は、ガエリオが使用した時以上の物である事は想像に難くない。 名称の由来は北欧神話に登場する主神オーディンの槍「グングニル」。 「コンバットナイフ」 リアアーマーにマウント可能な折り畳み式の大型ナイフ。 地上や海中での戦闘を想定して開発された装備であるが、足を止めて斬り合う戦闘はキマリスとしては不本意な状況であり、速度を得られない状態や懐に入り込まれた時の予備兵装的な意味合いが強い。 「スラッシュディスク」 肩部ウェポンラック内に格納された手裏剣状の射出兵装。 先述の様に足を止めた殴り合いが本領でないキマリスが組みつかれた際の牽制として放つ、所謂CIWSの様な役割を持つ。 モビルスーツのフレームにも用いられる希少金属を構成素材の一部に盛り込んでおり、これによってナノラミネートアーマーが塗布された装甲を斬り裂く事ができる。 射出は電磁誘導で行われ、一回の電力チャージで三枚まで連射可能。 #endregion **ガンダム・グシオンリベイク/ASW-G-11 "GUNDAM GUSION REBAKE" |型式|MS| |形式番号|ASW-G-11| |所属|[[鉄華団]]| |建造|[[建造元は不明。改修は鉄華団]]| |生産形態|改修機| |全高|18.0m| |本体重量|35.1t| |装甲材質|ナノラミネートアーマー| |動力源|エイハブ・リアクター×2| |武装| 120mmロングレンジライフル×1、グシオンリベイクハルバード×1、シールド×1、300mm滑空砲(60mmマシンガン)×2| |搭乗者|オルガ・イツカ| |原作|TVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』| 【解説】 ガンダム・フレーム採用機。 鉄華団が鹵獲したグシオンを、鉄華団に所属するメカニックたちが全面改修した機体。 ブルワーズ時代に運用されていたガンダム・グシオンは、重装甲化によって高い防御力を発揮するのと引き換えに機体の汎用性・稼働時間が犠牲になっていた。 リベイクは改修に当たってその装甲を一旦全て取り外してフレーム状態に戻した後、拡張フレームと装甲を撤去し、ガンダム・バルバトスの予備装甲を改修してガンダム・フレームに装着した事によって機体を軽量化。稼働時間を延長すると同時に地上・宇宙双方で運用可能なガンダム・フレーム本来の汎用性を取り戻している。 改修前の脛部装甲は背部のブースターポッド2基に、背面装甲は腰部のリアスカートに改造されている。 改修前のグシオンの装甲は専用のシールドやバックパックユニットに転用される形で残ってはいるものの、外観は装甲を流用したバルバトスのそれに近く、一見して同一の機体とは判別しにくい。 また、コクピットにはマン・ロディから阿頼耶識システムが移植され、本来の機体性能を発揮出来るようになった。 リアアーマーはグシオンのかつての背部装甲を流用したシールドであり分離して左腕に装着可能。 グシオンの堅牢性をそのまま維持しており、うまく角度をつければ敵機による全開の突進攻撃をいなせるほど。 裏側のハードポイントに武装を懸架しておくこともでき、グシオンリベイクハルバードや、ロングレンジライフルを分割してシールド裏に装着できる。 またかつての脛の部分を流用し背中に装着したスラスターポッドにはグレイズのものを流用した隠し腕を装備。 阿頼耶識で動かすことができるがこの隠し腕はメインアームとほぼ同じ出力を持つため、120mmライフル程度であればメインアームと同じ精度での射撃が可能。 鉄華団での運用に際し、バルバトスとの連携を模索した結果、遠距離支援機としての性格も加えられており、頭部バイザーにはグレイズ改に似たレイアウトを持つ長距離射撃用の高感度センサーが搭載されている。 この高感度センサーは、メインカメラを展開した通常モードでは生身の距離感に応じた感覚をパイロットに伝達する一方で、精密射撃モード時にセンサーを阿頼耶識システムに連動させる事によって肉眼では視認する事が出来ない超遠距離の情報や電磁波の流れを視覚化。遠距離・近距離双方でセンサーを切り替える事で確実に敵を捕捉する事が可能となっている。 「リベイク」は「焼き直し」を意味し、グシオンとは、ソロモン72柱の悪魔の一体。40の軍団を率いるという序列11番の地獄の大公爵のこと。 形式番号の11とはそこから取られていると思われる。 後にこの機体はダメージが蓄積したため、ガンダム・グシオンリベイクフルシティに再改修されることとなる。 議長スレでは鉄華団の団長であるオルガ・イツカが搭乗。 機体のパワーと複数の武器を同時に装備できる特性を生かして、射撃武装をバラ撒いて弾幕を張ったり、強引に敵機に接近し自機のダメージを無視した熾烈な格闘戦に持ち込むなど、豪快かつ荒々しい戦法を好む。 しかし、この戦法では機体の性能を完全に発揮出来ているとは言い難く、三日月とは違いオルガのMSの操縦技術は平均的あることを示している。 ※武装 #region 「120mmロングレンジライフル」 グレイズのライフルをテイワズの技術で独自改修したグシオンリベイクの標準装備。 銃身を延長し、スコープを装着した事で遠距離戦に於ける命中精度を向上させた120ミリ口径ライフル。 「グシオンリベイクハルバード」 接近戦用の長斧。 柄の部分を伸縮でき、これを伸ばす事で破壊力を重視したハルバード、縮める事で取り回しに優れたショートアックスとして運用出来る。非使用時はシールド裏にマウント可能。 「シールド」 グシオンの背部装甲を流用した大型シールド。 通常は腰部リアアーマーにマウントされているが取り外して腕部に装備可能となっている他、裏面には各種武装をマウントするマウントラッチが設けられている。 グシオンの装甲の堅牢さをそのまま携行可能にしている事もあって高いレベルでの防御性能を発揮しており、傾斜を利用した適切な防御態勢ならばガンダム・キマリスの高機動形態からのランスによる一撃をいなす事も可能。 「サブアーム」 グレイズの腕部ユニットを転用した隠し腕。グシオンの脹脛装甲を転用したバックパックユニットに格納されている。 操作は阿頼耶識システムのアシストを以って行われ、これを展開する事で武器やシールドの携行を行うだけでなく、使い方次第では接近戦で相手の意表をつくこともできる。 サブアームの出力と動作精度はメインアームにも劣らず、120ミリ口径のライフル程度の火器であれば腕一本で精密射撃を行う事も可能。 「滑腔砲」 ガンダム・バルバトスの使用する滑腔砲と同一の装備。 グシオンリベイクがこれを使用する場合は両手に一挺ずつ持って同時に運用し、精密射撃能力を以って砲撃支援を行う。 #endregion **ガンダム・グシオンリベイクフルシティ/ ASW-G-11"GUNDAM GUSION REBAKE FULLCITY" |型式|MS| |形式番号|ASW-G-11| |所属|[[鉄華団]]| |建造|[[建造元は不明。改修は木星帝国]]| |生産形態|再改修機| |全高|18.2m| |本体重量|36.5t| |装甲材質|ナノラミネートアーマー| |動力源|エイハブ・リアクター×2| |武装| 120mmロングレンジライフル×4、ロケット砲×2、ナックルガード×2、シザース可変型リアアーマー(大型シールド)×1、グシオンリベイクハルバード×1、300mm滑空砲(60mmマシンガン)×2| |搭乗者|昭弘・アルトランド| |原作|TVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』| 【解説】 ガンダム・フレーム採用機。 幾多の戦闘により損傷しダメージが蓄積していったグシオンリベイクを、オーバーホール・再改修した機体。 ガンダム・バルバトスルプスと同じく改修前の構成を踏襲しつつ外装や装備の大幅な変更が行われており、装甲はツインリアクターシステムのエネルギー伝達効率の向上を目的に全換装。 頭部の精密射撃モードやバックパックのサブアーム等の機能や遠近両面運用能力はそのままに、より接近戦に特化した武装の追加が行われている。 また、厄祭戦時代の機体データを新たに使用しており、当時の機体性能の再現も同時に行われた結果、この機体はオリジナルのグシオンとグシオンリベイクとのハイブリットモデルとも呼べる機体として完成した。 両腕部の大型化した装甲はロケット砲を内蔵し、さらに内側にナックルガードを搭載。 サブアームの出力はメインアームと遜色ないほどに強化され、阿頼耶識を通したコントロールにより、4本腕で接近した敵を殴り倒すことが可能。 このサブアームはグレイズの腕を流用したリベイクと異なり完全に新規のものが用意され、格納方法も一新されたことで格納、及び展開スピードがこれまでよりも速くなった。 腰部のリアアーマーは分離させ片手持ちの大型シールドとしての機能の他に展開することで敵機をフレームごと両断せし得る大型シザースへの可変機構を持つ。 またグレイズの120mmライフルをベースにしたロングレンジライフルを4丁装備することで支援砲撃役としても高い適性を発揮。 阿頼耶識システムと連動した照準システムはサブアームに保持したライフルの制御も問題なく行うことが可能。 サブアームのみでも敵機を圧倒するパワーに、砲撃支援役としてもまさにオールラウンダーとなったフルシティであるが、 構造や武装が複雑になった分整備性が悪化してしまうという欠点ができてしまった。 特に長期戦では補給・修理作業に時間が掛かるなどの弱点が発生している。 「フルシティ」とはコーヒーの焙煎度合いを示す「フルシティロースト」に由来する。 議長スレでは当初は鉄華団の団長であるオルガ・イツカが搭乗。 度重なる戦闘によりダメージが蓄積したバルバトスと同じく、事前に厄祭戦時のグシオンのデータを入手していた木星帝国の手によって、オーバーホールと再改修が行われた。 より強化された射撃・格闘性能を生かして射撃武装をバラ撒いて弾幕を張ったり単体の敵に集中砲火を行う。機体の防御力に任せて強引に敵機に接近し、 自機のパワーや近接武装を生かした格闘戦で一気に敵を粉砕するなど、ハイリスク・ハイリターンな荒々しい戦い方を好む。 しかし、この戦い方により戦闘が行われる度に機体は激しく消耗、或いはダメージを受ける事が多く、敵や距離に合わせて最適な武装を選択しないなど、悪く言えばその戦い方は単調であり オールラウンダーな機体となったフルシティの特性と性能を、完全に生かしきれていない一面が顕著に現れていた。 後にオルガが量産型MSをベースにした専用機に乗り換えたことから、オルガから譲渡される形で原作同様、昭弘・アルトランドの搭乗機となった。 射撃戦闘においても高い技量を持ち、特に格闘戦を得意とする昭弘が搭乗したことにより、フルシティはその性能を完全に発揮することが可能となった。 ※武装 #region 「ロングレンジライフル」 グシオンリベイクと同じくグレイズのライフルにセンサーを追加し、銃身を延長した長距離射撃用の携行火器。 グシオンリベイクフルシティはサブアームを使用して合計4挺装備する事が可能。頭部センサーの恩恵もあり、その命中精度は4挺装備した状態であっても劣化する事は無い。 「グシオンリベイクハルバード」 柄に伸縮ギミックが備えられ、ハンドアックスとしても使用可能な大斧。 ロングレンジライフルと同じくグシオンリベイクから受け継がれた武装の一つ。 「サブアーム」 バックパックに搭載された隠し腕。 改修前はグレイズの腕部をそのまま転用していたが、改修に際して新規設計の物が搭載されている。 収納方式もよりシンプルな物になっており、アーム自体の強度も増した事でより高出力での運用も可能となった。 「ナックルシールド」 百錬と同じく接近戦時に手甲部に装着されるナックルガード。 主にサブアームで拘束した敵に対して攻撃を行う為に使用される他、防御面積こそ小さいが小型の盾としての使用も可能。 非使用時は腕部装甲内に格納される。 「ロケットランチャー」 腕部及びサブアームの装甲内に格納されている榴弾砲。 「シザーシールド」 改修前のグシオンリベイクと同じくリアスカートに装備される大型シールド。 改修以前はガンダム・グシオンの装甲をそのまま転用していたが、グシオンリベイクフルシティのそれは大型シザースへの変形機構を持ち、近接戦闘時には武器として使用される。 「滑腔砲」 ガンダム・バルバトスやグシオンリベイクの使用していた滑腔砲と同一の300mm口径砲。 グシオンリベイクと同じく砲撃支援の為に二挺同時に装備する。 #endregion **ガンダムダブルエックス/GX-9901-DX "Gundam Double X" |型式|MS| |形式番号|GX-9901-DX| |所属|[[木星帝国]]<新地球連邦軍→フリーデン>| |建造|[[木星帝国]]| |生産形態|改修機| |全高|17.0m| |本体重量|7.8t| |装甲材質|ルナ・チタニウム合金| |武装|ハイパービームソード×2、DX専用バスターライフル、ヘッドバルカン| |主な搭乗者|ガロード・ラン| |原作|TVアニメ『機動新世紀ガンダムX』| 【解説】 第七次宇宙戦争終結後、地球統合連邦政府(旧連邦)の政府・軍関係者によって再建された新地球連邦軍の旗機として建造されたモビルスーツ。その名が示すように、第七次宇宙戦争において旧連邦軍の主戦兵器として戦い、最強のMSと謡われたGX-9900「ガンダムX」の強化発展機として開発された。 ガンダムX同様、月の通信施設から送信されるマイクロウェーブを動力源とする「サテライトシステム」とそれを応用した武装「サテライトキャノン」(背中に2門装備)、遠隔操作無人モビルスーツ「ビットモビルスーツ」(本機搭載機は「Gビット」「GXビット」と呼ばれる)を搭載しているが、それらを制御する脳波コントロール機構「フラッシュシステム」の起動に必要なニュータイプ(NT)を新連邦軍が確保できなかったため、戦時中に宇宙革命軍のNT用MSであるRMSN-002「フェブラル」との戦闘で中破し地球に落下し、旧連邦軍に回収されたガンダムX(ジャミル・ニート機)をベースに建造したという複雑な開発経緯を辿っている。 原作では、太平洋上に建設された人工島ゾンダーエプタ島にて起動試験中、半海賊半商人集団「バルチャー」のガロード・ランによって奪取され、以後彼の乗機となった。ガロードは、戦後は兵器のごとく扱われたNTの保護に取り組むジャミルに見出され、ジャミルが艦長を務めるバルチャー艦「フリーデン」の一員となったNTであり、その結果、本機が新連邦軍に敵対したのは歴史の皮肉であった。 議長スレでは搭乗者であるガロードが木星帝国に捕虜として囚われていた時、当時五虎将であったオメガのきまぐれによってガンダムXが改修された経緯を持つ。ガロードは本機が愛用していたガンダムXの改修機であることには気づいていないようだ。 原作でも特に強調されているツインサテライトキャノンは、過去に起きた月面戦争の最後に月が一度消滅したことによって使用不可能になっている。 ガロードにとっては一番思い入れのある機体であり、彼が捕虜の身分でなくなった今も木星帝国に身を置いている理由の一つでもある。 **ガンダム・バルバトスルプス/ASW-G-08 "GUNDAM BARBATOS LUPUS" |型式|MS| |形式番号|ASW-G-08| |所属|[[鉄華団]]| |建造|[[建造元は不明。改修は勇者新党]]| |生産形態|改修機| |全高|19.0m| |本体重量|32.1t| |装甲材質|ナノラミネートアーマー| |動力源|エイハブ・リアクター×2| |武装| ソードメイス×1、200mm砲 、 ロケット砲×2、ツインメイス×2、太刀×1| |搭乗者|三日月・オーガス| |原作|TVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』| 【解説】 ガンダム・フレーム採用機。 鉄華団の中心戦力として運用され続け、ダメージの蓄積が著しくなったガンダム・バルバトスをオーバーホールし、外装・武装を一新した機体。 バルバトスは三日月・オーガスと共に激しい戦場を潜り抜け、幾多の激戦を生き残ったが、機体に蓄積したダメージは甚大であり、 ついに鉄華団に所属するメカニックたちではどうにもならないほどダメージを受けていた。 そのため大規模なオーバーホールを行い、三日月との戦闘データを反映させる形で三日月専用機としての大改修を行ったのがこのルプスである。 三日月の過去の戦闘データをもとにさらなる反応速度と機動性の向上が図られ、軽量かつ避弾経始に優れた曲面装甲を採用することで、ダメージを最小限に抑えつつ得意の近接戦闘に持ち込めるよう設計されている。阿頼耶識システムを通じたパイロットと機体の同調もさらに推し進められ、腕部フレームの延長や反応指数の調整が行われている。 なお、改修の際蓄積したダメージの解消と稼働性能の向上を目的に腕部と脚部フレームは新しく作ったフレームパーツに置き換えられた。 それだけ三日月の運用、もとい得意とする戦法が機体に掛かる負担が大きいということだろう。 主要武装はソードメイスと呼ばれる質量兵装。 機体の機動性を殺さないように開発されたもので、両腕に装備する200mm砲、乱戦用のツインメイスなど、オプション武装も用意されている。 マニピュレーターには白い装甲の爪がついているが、装甲の隙間に突き刺しからコクピットを貫ける強度を持つ。 それによってパイロットのみピンポイントで捻り潰し、バックパックのサブアームも爪が展開しパイロットを潰すなど、全身がまさしく凶器となった。 「ルプス」とは、ラテン語で「狼」を意味する。そして本機はソロモン72柱の一体。30の軍団を率いる序列8番の公爵、「バルバトス」という悪魔の名を持ち、形式番号の8はそれを由来とするものと思われる。 議長スレでは原作同様に三日月・オーガスが搭乗。 度重なる戦闘によりダメージが蓄積したバルバトスを勇者新党が全面的にオーバーホールと改修を行っている。 遠距離に居る敵機や質量・実弾による攻撃が通用しない敵に対抗するために、両腕に高出力ビームキャノンを装備することもある。 ガンダム・アモンとの戦闘にて追い詰められた際に阿頼耶識システムのリミッターを解除。 その直後にバルバトスルプスは機体の限界性能を凌駕した反応速度・運動性能・戦闘能力を発揮。それと同時にカメラアイが真紅に発光し、各部の間接からは青白い炎のようなエネルギーを放出している。 しかしその代償として、搭乗者である三日月は右目の視力と右腕の感覚を失う。ただし、阿頼耶識システムでバルバトスと接続されているときは感覚が戻るため、普段は右腕が不自由な三日月に配慮し、阿頼耶識システムの接続ケーブルはコクピット外まで伸長されている。 ※武装 #region 「ソードメイス」 勇者新党の技術者達がバルバトスルプス専用の装備として開発したバスターソード状のメイス。 バルバトスの機動力を殺さないまま格闘戦を演じられるよう装備自体は軽量化されており、形状もこれまでバルバトスが使用してきたメイスやレンチメイスと比較した場合、細身な形状故に特別なギミックは備わっていないが、威力はそれまでのメイスと遜色無く、全長もバルバトスルプスの全高にも匹敵する。 非使用時にはバックパックにマウント可能。 「腕部200mm砲」 腕部にハードポイントを介して装着可能な小型砲。使用時には砲身が展開し、射撃形態を採る。 バルバトスの使用した滑腔砲と比較すると小型だが、発射時の反動をレールスライドで吸収し発射時の機体制御の影響を最小限に留めている他、マニピュレータに武器を持ったまま使用出来るなどの利点がある。戦況に応じてユニット化された高出力ビームキャノンを装備することも可能である。 「腕部ロケット砲」 200mm砲と同じく腕部に装着する方式を採用した射撃兵装 用途に応じて200mm砲と換装可能な大口径ロケットランチャーであり、主に中距離戦で威力を発揮する。 威力に比例して反動も大きく、適切でない姿勢で発射した場合は、反動で機体が姿勢を崩す事もある。 「ツインメイス」 片手で取り回す事が可能な小型メイス。 ソードメイスよりも小柄な為取り回しに優れ、複数の敵を相手取る乱戦に於いてはこちらが主兵装として使用され、腕部に装備された射撃兵装と併用する事で多彩な攻撃を繰り出す事が可能。ソードメイスと同じく非使用時にはバックパックにマウントされる。 「太刀」 勇者新党の技術班がバルバトスルプス用に打ち直したレアアロイ製の太刀。バルバトス用の物と比較して柄がシンプルな形状に改められている。 高い硬度を誇るレアアロイの刀身は、使い手の技量によってはモビルスーツのフレームすら両断可能。 「大型レールガン」 ガンダム・バルバトスの滑腔砲と同じくバックパックのサブアームを使用して展開する大型の長距離射撃兵装。 砲身は使用時にスライドして展開される他、サブグリップが左右両面に取り付けられている為、大型ではあるが取り回しに優れる。 「クロー」 ガンダム・フレームのマニピュレータ先端に備えられたクロー。 鋭く尖った先端部を敵に突き刺す格闘武器としての性質を備える他、指先を覆うカバーによって戦闘時のマニピュレータ損傷のリスクを抑えている。 #endregion **ガンダムX龍王/GX-9999/R "Gundam X Ryuou" |型式|MS| |形式番号|GX-9999/R| |所属|[[喫茶店(新体制)]]| |建造|ベース機体であるガンダムXの製造元は地球連邦軍| |生産形態|ワンオフ機| |全高|17.1m| |本体重量|7t| |主動力|改良型GX専用ジェネレーター「雷神」+専用フォトン・バッテリー「風神」| |装甲材質|白金壱式| |武装|ヘビー・ビームブラスター。デュアル・プラズママシンガン。大型ビームソード。その他多数| |搭乗者|ヤサカ・マオ| |原作|TVアニメ『ガンダムビルドファイターズ』| 【解説】 ガンダムXをベースとしたワンオフ機であるMS、「ガンダムX魔王」の発展強化型であるガンダムタイプのMS。 多彩な機能を持つ装備と様々な特殊装置の搭載。 マオが独自に発明した数多くの特殊なパーツの内臓によりあらゆる戦況、あらゆる敵に即応できる万能型機体に仕上がっている。 単機での大軍や敵艦隊の殲滅・コロニー以上のサイズを有する超巨大建造物や、新マクロス級艦やアームズフォートなどの超大型戦略兵器等の破壊。 単機で多数の強力な敵と交戦し撃破することを主眼としており、戦略兵器搭載型MSとしての側面がさらに強くなっている。 ※機体の詳細 #region ・フレーム 全身にフォトンフレームを採用。マニュピュレーター・間接部・各部接続部には超硬度レアアロイに 匹敵する硬度を持つ特殊素材を使用。また各部パーツはユニット化されており。非常時には即座にパーツの 切り離しが可能。またフレーム全体には動力部から供給されるフォトン・エネルギーを流し込み浸透させることで 機体性能を一時的に向上させることが可能である。フレーム全体には菱形の小型リフレクターが装甲の内側にある隙間に埋め込まれるように 外付けされており、エネルギーチャージの効率を飛躍的に向上させている。 関節機構の特徴として本機の全身を覆う装甲は、可動部周辺においてより細かく分割して装着されており、それらの装甲を五体の運動と連動してフレキシブルにスライドさせることで 可動域が拡大し、運動性を向上させている。 本機のパイロットであるヤサカ・マオ本人が自身の戦闘データを解析し、自分の運用特性にあわせた可動範囲の設定と装甲分割を行うことで、敵に対する無防備な瞬間を最小限にとどめながら 最大の機動性を発揮する、より現実的な機構が採用されている。 関節を構成する内部骨格はG系統のMSの技術を転用した特殊素材で構成されており、これにより五体の運動に合わせて素材の強度と性質が変化する、柔軟性のある関節が造られている。 ・駆動系・電装、伝達系 駆動系は機体の駆動系はEカーボンをベースにナノマシン技術を活用して作られた、カーボン・ナノアクチュエーターを内蔵している。 このアクチュエーターは電流を流すことで硬化・軟化する特性を持っており、耐久性、伸縮性、運動性能が非常に高い。 これにより人間を上回る追従性と運動性能を実現化しており、生物のように滑らかな動作を可能としている。 電装系も同様にカーボン・ナノアクチュエーターに対電熱コーティングが施されており、EMPなどの電子的な攻撃 ビーム兵器・火炎などの超高熱で機体の制御系・CPUがダメージが受ける可能性が大幅に低下されている。 動力伝達系はこれに加え物理的な攻撃に対処するために、電線管に電線を通す要領でEカーボンと同等の強度を持つ特殊な軟式素材に カーボン・ナノアクチュエーターを通す仕組みになっており、対切断・対衝撃など様々な攻撃に対する耐久性が大幅に増強されている。 ・動力部 専用に開発されたフォトン・バッテリーと改良型GX専用ジェネレーターを組み合わせた「ハイブリットドライヴ」を採用。 専用フォトン・バッテリーと改良型GX専用ジェネレーターの接続部分の規格を同一化・モジュール化することで、ハイブリットドライヴ化を実現した。 フォトン・バッテリーはG系統のMS「G-IT」を上回る出力を有しており、なおかつ小型化に成功している。 ジェネレーターはエネルギー貯蓄機能に加えて後述する特殊装置の搭載により機体の稼動や光学兵器の使用に必要な エネルギーの生成が可能になった。 ジェネレーターに貯蓄されたエネルギーに余裕がある場合は、消耗したフォトン・バッテリーのエネルギーを補充することが可能である。 ・装甲 装甲は外部装甲はナノスケールのビーム回折格子層と超微細プラズマ臨界制御層から成る鏡面装甲「ヤタノカガミ」を参考に ナノマシンを組み込むことで更にビームに対する防御性能を高めている。内部装甲は軽量かつ非常に剛性の高いフォトン装甲を採用。 全身の装甲にはフレームを経由してフォトン・エネルギーを流し込むことで機体全体をビーム・コーティング(対ビーム皮膜)を 展開することが可能。通常時では戦艦サラマンドラの連装メガ粒子砲5門を反射することが可能で、 ビーム・コーティング展開時には大型MAユグドラシルのテンダービームや、霧の大戦艦級の超重力砲を反射することが可能である。 そしてコックピットハッチと動力部が内臓されている装甲付近には、小型化されたIフィールド発生装置が組み込まれている。 また、サイドスカートアーマー・膝部分・足の爪先部分には5本指のサブマニュピュレーターが内臓されている。 これは両腕が大破・動作不能になった際も戦闘を継続するためのものであると同時に、複数の武器の同時運用、意表を突く攻撃を行う際にも機能する。 サブマニュピュレーターにはエネルギーCAPが内臓されており、機体のエネルギーを各種ビーム兵器に転送することも可能である 装甲の隙間となる部分には、何かしらの反応を受けると硬化する特性をもつジェル状の特殊な軟質素材が パテ埋めするように埋め込まれており、人間サイズ・小型の敵に装甲の隙間を狙われた際の対策も怠っていない。 独自に開発した装甲の名称は、光学兵器による攻撃を反射した際にその箇所が白銀に輝くことから名付けられた。 装甲の繋ぎ目の部分には見る角度で白色・銀色に見えるマジョーラカラーのペイントが施されており、 右肩のアーマーには『龍』の一文字が書かれた青色のエンブレムが描かれており、 左側の太股部分のアーマーには梵字の不動明王(カーン)が同じく青色で描かれている。 ・制御系・CPU 総合制御システムはマオがカタフラクトを参考に自作したキューブ形状の量子演算コンピューターを搭載。 各種演算性能、対妨害性能、機体制御性能を始めとするする各種情報処理能力が極めて高い それまでのデジタル式フォン・ノイマン型コンピュータとは一線を画す、桁違いの演算速度と小型化を両立。 演算装置と記憶装置の区別がなくサーキットそのものが絶えず変化することで演算と記憶を(量子論的に言えば別の宇宙で)行う。 レーダー・センサー関連は既存のMSとは次元の違う性能を有しており、 別次元に潜航した敵や光速で移動する敵を捕捉することができる。 各種兵装はAIの制御によるフルオートマチックに設定が可能である。状況に応じて、管制システムが最適と判断した兵装がメインディスプレイに優先順位付きで表示され、 視線入力による操作で兵装選択が可能。照準、発射タイミングなど、一連の攻撃シークエンスは全て火器管制システムが最適値を算出し、 パイロットはそれに従って攻撃を実行するだけで、標的に対しスムーズかつ高精度な攻撃を行うことができる。 (この機能はパイロットが任意でON・OFFの切り替えが可能である) FCSは射撃戦闘を重視した、並列処理性能・ロックオン可能距離性能・ロックオン速度・ロックオン可能敵機補足数性能を重視している。 尚、量子コンピューターの名称は「道真(ミチザネ)」。サポートAIの名称は「月詠(ツクヨミ)」。搭載FCSの名称は「文殊(モンジュ)」である。 サポートAI「月詠」は、戦術並びにパイロットのメンタル面のサポートを目的とした、インターフェイスシステムである。 通常はパイロットであるマオと対話することで状況判断・命令実行を行う形式を取っており、これにより戦闘の高効率化・戦術の円滑化を実現している。 周囲の情報を収集・判断し、通信端末を使えばマオの命令を受けての無人行動も行える他、離れた場所でも対話が可能である。 AIは極めて高度な自己判断能力と状況判断能力を有しており、無人状態でマオから難解・複雑な命令を受けてもそれを遂行できる可能性は非常に高い。 ・コックピット関連 コックピットブロック本体は対ビーム装甲・フォトン装甲・超硬度レアアロイと同じ強度を持つ3重の特殊装甲を採用。 コックピットブロックはMSではスタンダードなイジェクションポッド方式、コックピット内部は全天周囲モニター・リニアシートを採用。 ポッド自体に小型ジェネレーターが内臓されており 小型ジェネレーターはエネルギー容量は少ないもの太陽光を受信することでエネルギーを最充填することが可能である 短時間であればIフィールドの展開。そして内臓されているブースターによる長時間の自力での移動が可能である。 非常時にはイジェクションポッドに内臓された太陽光による光合成システムにより酸素・水と栄養価と満腹感に優れたペースト状の携帯食料の生成が可能であり長期間の生存を可能としている。 更にコールドスリープ機能。戦闘時に搭乗者であるマオが生命に関わる致命傷を受けた際は自動的に酸素マスクが装着された後、コックピット内部が 損傷・喪失した細胞を自己再生するナノマシンが含まれた液体で満たされ。AIの自己判断により敵の追撃を追い払いながら拠点(母艦)ないし安全な場所まで撤退する。 コックピット内部にはVRシステムが搭載されており、ガンプラバトルのバトルシステムで使用されている ガンプラ操作時のコックピットインテリア・各種モニター・コンソール一式を忠実に再現している。 VRシステムに異常が発生した場合は、通常のモニター・機器類が表示され、予備で搭載されているUC規格のMSのコンソール一式で機体を操縦することができる。 コックピットは「万が一の事態を想定して」複座式操縦ユニット搭載型を採用。 通常は後部シートに人員を乗せるだけだが、後部シートの搭乗者がマオが信用するに値する操縦技量を持つパイロットであった場合は、 火器管制処理や情報解析などの自機の操縦の一部を、前部シートに搭乗するマオ本人の判断で、 後部シートに搭乗する人員に譲渡することも可能である。 #endregion ※装備一覧 #region 頭部ビームバルカン「刹鬼」 130mmビームバルカン或いは130mmリニアガンを高速で連射する。 可動域を基部としているため有効射界が広い。 主な用途は威嚇や迎撃、敵機のセンサーの破壊等だが 性能の低い敵機であればこの武器だけで撃破・行動不能にすることも可能である。 ヘビー・ビームブラスター「雷光」 ガンダムX龍王の主力装備であり、シールドバスターライフルの発展型である 汎用武器でありながら「通常の出力」はG系統の大型MAジロッドが装備する大型フォトン・レーザー砲に匹敵する 出力を有しており、正面の口腔部にある戦艦すら容易く両断することが出来る。 またヴェスバーシステムを応用して発射するビームの収束率や、射出速度の調節が出来ることである。 どちらとも連続帯域での微調整なども可能。対象物の耐久力や距離に応じて高速で貫通力の高いビームから、 低速で威力を重視したビームまでを状況に応じて撃ち分けることが可能である。 両側面の装甲を展開する事でシールドは超高出力のビームシールドを展開することが可能で 攻防一体の兵装として機能する。 また、「弾倉(マガジン)」装填する部分が設けられており、標準装備として電磁コーティングが施された 150mmペレット弾を、電磁誘導で加速して撃ち出すレールガンとしても機能する。 これは「光学兵器が通用しない、或いは光学兵器に対して極めて高い耐性を持つ敵」に対抗するための機構である。 ペレット弾だけではなく様々な機動兵器が使用する実弾を専用のマガジンに装填すれば、加速して或いは通常の速度で射出することも可能である 使用しない際はサイドスカートアーマーにマウントされる。 デュアル・プラズママシンガン「雷火」 ガンダムX龍王のもう一つ主力装備であり、ビームマシンガンの発展型である。 雷光と同じく汎用性の高い武器でありながら、「通常の出力」は一発あたりがメガ・ビーム・ライフルと同等の出力を持つ大型プラズマ弾を毎分2200発という 凄まじい連射速度で射出する。雷火は高エネルギーにより励起された荷電粒子やプラズマ等を臨界まで圧縮し射出する指向性エネルギー弾を投射する 射出されたビームは周辺の大気を灼熱のイオンに変えてしまうため、能力者・魔法使い・人外などの小型の標的に対して特に威力を発揮する。 また着弾すると大規模なエネルギーによる爆発が発生するため制圧力も高い。 銃身は上下二連銃身型であり、文字通り大型プラズマ弾をマシンガンとして射出する。 実質的に超高出力のプラズマ弾を機関砲のサイクルで発射する2連装プラズマライフルとも言うべき機能を有し、 通常のマシンガンタイプのビーム兵器より遥かに強力な武装となっている。 「雷光」と同じくヴェスバーシステムを応用して発射するプラズマの放出量や、射出速度の調節が可能。 どちらとも連続帯域での微調整なども可能。対象物の耐久力や距離に応じて高速で貫通力の高いプラズマ弾から、 低速で威力と着弾時の爆発力・爆発規模を重視したプラズマ弾までを状況に応じて撃ち分けることが可能である。 使用しない際はサイドスカートアーマーにマウントされる。 多機能型ビーム展開システム「水天」 龍王の両腕内部に内臓されているビーム発生装置。 装置本体にマオが独自に考案したビームの形状・特性を変化させる「即応型光束変換機構『吉祥天』」が組み込まれている。 これにより掌や腕からビームガン・エネルギーボム・プラズマボール・ビームソードを射出、展開したり ビームシールドや自機全体を包み込む球状のフォトンフィールド。 非常時や撤退時などに重宝するEMPフラッシュなどを展開することが可能である。 エネルギーは動力部を経由するため出力の細やかな調整が可能である。 これは「万が一全ての武器を喪失した際も戦闘を継続できるようにするために」考案し搭載したあくまで補助的な兵装のため、 エネルギーの過剰放出により腕部の自壊を防ぐ為にリミッターが内臓されている。 最大出力は130MW。シールドやフィールドとして展開した場合は霧の重巡クラスに搭載されている超重力砲を防ぎきる出力を発生させる。 ハイパーレールキャノン「煉獄」 MS用兵装としてはスタンダードな武器であるハイパーバズーカ。 これに外見の変更は殆ど加えず内部に電磁加速装置を組み込み主に対艦・対建造物を目的に改造した武器である。 弾頭には電磁フィールト発生装置と特殊なセンサーが組み込まれた770mm弾頭を使用。この新型弾は弾頭に内臓された電磁フィールド発生器で 攻撃対象に搭載されているバリア・防御フィールドを破壊した後、攻撃対象に接触すると弾頭に内臓されたセンサーが起動して炸薬が点火され 攻撃対象の内部で大爆発を起こす。その専用弾頭を電磁誘導で加速させて射出する。 尚、射出された専用弾頭は極超音速で攻撃対象に向かって行くが、万が一攻撃対象でない物に命中した場合は、 弾頭に内臓されているセンサーの攻撃対象識別機能が作動し、弾頭が爆発せずに弾頭本体が急停止する一種の安全装置が組み込まれている。 レールキャノン本体に本機に搭載されたFCSと連動する照準補正装置が搭載されており、命中精度は高い。 カートリッジ式弾倉を採用しており装弾数は1マガジンにつき20発。 また専用弾だけではなく専用マガジンに弾を装填すれば、様々な機動兵器が使用する大型火器の弾丸や砲弾などを加速して、或いは通常の速度で射出することが可能である。 この類の大型火器は敵の破壊や殺傷を目的とした弾だけでなく、非殺傷など目的とした特殊な弾を使用することも多いため この武器の利便性は高い。 ジャミングシステム「影法師」 大出力Iフィールドの展開によりセンサー・レーダーの攪乱や、敵機の電子機器へ干渉攻撃し一時的な機能不全に陥らせることが可能な特殊装置。 また機体のフォトン装甲から、龍のような形状のフォトン・エネルギーを敵機へ放つ「幻影」という攻撃が可能で、直撃した敵機は 電子攻撃に対する防御能力高くない限り、敵機のメインシステムに機能障害を発生させ、敵機を一時的に操縦不能状態にさせることも可能である。 このシステムはマオのもう一つの愛機である変形・合体機構を持つ大型カタフラクト「ディオスクリアⅡ」の中核を成すコアロボットに 標準装備されているステルスシステムを参考に開発したものである。 多目的射出ガジェット「三塗」 スプレーガンのような形状をしたガジェット。 非常に小型で軽量。攻撃に使うのには適しておらず使用したとしても小口径の弾丸しか射出することしかできない。 むしろこのガジェットの特徴はあらゆる物体をカップの部分に投入することで、様々な特性を持つ弾丸や液体に変換することが出来ることにある これにより即席で「特殊な効果を持つ弾丸や液体(スプレー)を射出・噴射」出来るという点にあり、使用者の創意工夫次第では敵に様々な妨害や味方の支援を行うことを可能とする。 無論、事前に用意した特殊な弾丸や液体を使用することも可能であり、使い方次第では戦況を優位に進める、あるいは一変させる可能性を有する。 便利な道具である。 使用しない場合は背面の装甲内部に収納される。 大型ビームソード「龍薙」 専用高出力型ビームサーベル。ジェネレーターからエネルギー供給により、他の機体よりも遥かに高出力で莫大な熱量を有する刀状の刀身を形成する。 「通常の出力」はG系統のMSジャスティマが装備する超大型ビーム・サーベルの13倍の出力を有しており、通常時の出力では最大で23mまで展開することが可能。 大型戦艦を易々と真っ二つにし、切断部分を瞬時に蒸発させることができる。 刺突攻撃の際にビームを放出し、斬撃はビームカッターとして放出することができる。 刀身は鞭のように伸縮自在に振り回すことも可能であり、通常時の出力では最大で33mまで展開することが可能 また周囲の敵機のセンサー・レーダー類一時的に機能停止にする、フォトン・エネルギーを使用した広範囲に拡散する激烈な閃光を放つ ことも可能である。 龍薙はビーム発生装置が桁外れの出力を持ち、複合的なビーム層を生成して減衰率を低減し水中のような環境でもまったく減衰せず目標を破壊する事が可能。 発生器から荷電粒子を放出して発生した強力な磁界フィールドによって意図的に電離領域を生成し制御することで、ビームそのものではなく ビームの周囲の超々高熱の空間が目標を破壊する特性を持つ。 柄本体に専用のマイクロジェネレーターが内蔵されており、機体側からのエネルギー供給が絶たれても 一定時間であれば刀身を展開することが可能である。 柄の一本は背面左側の上部に搭載され、もう一本は腰部右側に内臓されている。 ビームサーベル「紅葉」 MSの武器としてはスタンダードな近接戦闘用武器。 形状は円筒形でモビルスーツが楽々と片手に持てる程度のサイズである。使用する際には、一方の端より円錐状フィールドを発振し刀身を形成する。 「通常の出力」はG系統のMSジャスティマが装備する超大型ビーム・サーベルの七倍の出力を有し、通常時の出力では最大で13mまで展開することが可能。 「龍薙」と同様に刺突攻撃の際にビームを放出し、斬撃はビームカッターとして放出することができる。 刀身は鞭のように伸縮自在に振り回すことも可能であり、通常時の出力では最大で23mまで展開することが可能 また周囲の敵機のセンサー・レーダー類一時的に機能停止にする、フォトン・エネルギーを使用した広範囲に拡散する激烈な閃光を放つ ことも可能である。 柄本体にマイクロジェネレーターが内蔵されており、機体側からのエネルギー供給が絶たれても 短時間であれば刀身を展開することが可能である。 龍薙と比べると攻撃力・リーチに見劣りするが、軽量かつ取り回しに優れるため、敵機と密着するような超接近戦を行う際は こちらの武器を使用した方がよい場合もある。 柄の二本は腰部に内臓されており、もう二本は左右の手首に内臓されている。 フレキシブルブレストキャノン「入滅」 胸部前面に二門。背面に二門内臓されている。小型の銃身は全方位に稼動するためあらゆる場所に居る敵機への牽制・攻撃が可能である 「通常の出力」が1発あたり100MWの大型フォトン・ビーム弾を毎分1300発の連射速度で射出することが可能。 ジェネレーターから直接エネルギーが供給されるため減衰率が低く安定した火力を発揮することが出来る。 また、高圧縮のフォトン・エネルギーを照射するフォトン・レーザー照射することも可能。 このレーザーは、大型G系統MAジロッドの口に当たる部位の大型フォトン・レーザー砲を、MS用とするための小型化実験で開発された試作品で G系列のMSであるジャイオーンやG-ITに搭載されていたフォトン・レーザー砲の技術を応用している。 戦艦に風穴を開ける程の凄まじい威力を有しており、銃身は超硬度レアアロイのデータをベースに開発した 極めて耐熱性の高い特殊合金で出来ているため最大で33秒間の照射が可能である。 威嚇や迎撃、敵機への攻撃は勿論のこと、手持ちの武器と併用することで攻撃力の増強や攻撃の密度を高めたりと利便性が高い。 バルカンポッド オプション武装の一つ。原型機のショルダーバルカンを改造したもので、肩部に追加された展開式ハードポイントに装備する。 フレキシブルブレストキャノンが内臓されたことから通常時はオミットされている。 ミサイルポッド オプション武装の一つ。脚部に追加された展開式ハードポイントに装備できる。 ロックオンシステムはサポートAIが対象を捕捉した後に命中するまで追尾し続ける。 サポートAIのロックオンシステムは非常に高精度でありフレアなどの欺瞞装備に誘導されることは無く、 地形に誘導された場合は自動的にミサイルの軌道を修正して障害物を回避し、被撃墜されることなく正確無比に対象に命中するまで追尾し続ける。 また射出されたミサイルは操縦者が手動で制御することも可能である。 通常は対艦用フォトン・ミサイルを搭載しているが、様々な機体(機種)が使用するミサイルを使用することが可能である。 グレネードラッチマウント 腰部のアーマー内側、左右側面に内臓されている投擲用グレネードを保持するためのラッチマウント MS用の装備としては非常にスタンダードであり取り分け珍しい装備というわけでもない。 特殊だとすればマオが独自に製作した「グレネード」自体にあるだろう ラッチマウントは片方で10個のグレネードをマウント可能であり、合計で20個のグレネードをマウントすることができる。 フレキシブル・ブースター「迦楼羅」 全身に内臓された特殊ブースター。 動力部から供給されるエネルギーを瞬間的に高出力で噴射して、全方向への短距離ダッシュと高速旋回を可能とする。 静止状態からマッハ770kmまで一気に加速させる爆発的な推進力を発揮する。 また、速度を保った状態から直角に機体を方向転換したり瞬時に急停止することも可能。 これにより慣性を無視したかのような独特の(幾何学的、直角的な動き、最高速から瞬間停止など)挙動と戦闘機動を実現する。 コックピット内部にはカタフラクトの技術を応用して開発された、コックピット内部に発生するGを消去する「Gデリーター」を内臓している GデリーターはG吸収素子「マグ」を盤面に固定、高速回転させることで発生する無限大に小さいフィールドがコックピット内部に発生するGを吸収する。 この装置の搭載によりコックピット内部に想像を絶する、パイロットを死に至らしめる程の加速・減速重圧、「G」が全く発生しなくなり、 パイロットはノーマルスーツを着用しなくても機体の操縦に集中することが可能となった。 このシステムはカタフラクトの能力一種である次元バリア。正式名称、「多次元変換力場」の運動エネルギーを消失させるという特性を利用して マオが発明したものである。 ハイパフォーマンス・リフレクトスラスター「和修吉」 リフレクトスラスターの発展強化型。 機体の全身に搭載された各種エネルギー変換装置兼用の推進装置。 リフレクター本体には新たに超高出力のエネルギーをそのままの状態で保存することができる「フィールドロン」 保存したエネルギーの出力を増幅する「エネルギーアンプ」 保存したエネルギーを圧縮して指向性を持たせて噴射する事で機体を爆発的に加速させたり 激烈な衝撃波を広範囲に発生させて多数の敵機を吹き飛ばすことができる「ソニックブースト」という3つの装置が追加で内臓されている。 また、サテライトシステム・ソーラーシステムの受信装置も追加されている これによりエネルギーチャージの効率と時間短縮が飛躍的に向上し、超高出力のエネルギーを機体に大量に保存(ストック)出来るようになった。 各部ハードポイント 全身には装備を保持して使用するためのハードポイントが設けられている。 接続部の金属はコンピューターによるプログラムを入力をすることで、自在に形状を変化させられる特殊な形状記憶合金を使用している。 ハードポイントに装備を装着する際、機体に搭載されているCPUが装備の接続部分の形状を解析し、それに合わせてハードポイントに使用されている形状記憶合金が形状を変化させて 装備の接続と保持を出来るようにする。 さらにCPUが装備の特性を解析して、装備を使用できるようにするためのデバイスドライバを生成。これにより本機に搭載されているFCSとの連動が可能になり あたかも専用装備であるかのように違和感無く使用することが可能となる。 これらのシステムの導入によりMS用装備だけでなく、多種多様な機動兵器が使用する武装の装備が可能となった。 コンテナラッチマウント 尻部装甲に内臓されているコンテナ保持用のラッチマウント ラッチマウント本体がハードポイントと同じく特殊な形状記憶合金で出来ている。 コンテナをマウントする際に機体のCPUがコンテナの形状や材質などのデータを解析し、 それに合わせてラッチマウントをそのコンテナを保持するために最も適した形状に変化させる。 本機は機体出力が極めて高く、間接部などが非常に頑強な構造であることも相まって、本機以上に大きいコンテナや通常の機動兵器では搭載不可能な大重量のコンテナなども 難なく保持・固定して運搬することが可能である。 また振動を受けたり攻撃を受けたりして機体が非常に大きな衝撃を受けた際も、コンテナがラッチマントから外れないなど保持力は極めて高い。 マオがこの機体のために製作した専用コンテナは長方形の箱型で、ビームコーティングが施された鏡面装甲とフォトン装甲の二重装甲である。 軽量かつ耐久力・防御力・最大積載能力が非常に高い。主に戦闘を優位に進めるための多種多様なガジェットを内臓しており コンテナ本体から直接ガジェットを射出することが出来る。 手甲内臓型デバイス「闇夜」 手甲アーマー内部に内臓されている小柄の形状をしたガジェット。 敵に向けて投げつけて命中するとEMP効果を持つ激烈な閃光を放つタイプと レーダー・センサーに機能障害させる、大量の高性能チャフが混じった黒色のスモークを広範囲に散布する二種類がある。 主に撤退時の目晦まし・敵の牽制や撹乱・「切り札」を当てるための布石として利用する。 使用時は手甲のアーマーが下側にスライドし、マニュピュレーター内部に内臓されているデバイスが露出する。 そのデバイスを指で摘んで対象に向けて投擲する。 或いはマニュピュレーター内部に内臓されているデバイスが「指の隙間に設けられた穴」から展開される。 アイギス・ディバイター「龍乃盾」 大破したガンダムX魔王の改修機「ガンダムXエンフォーサー」に搭乗していた頃に開発した ディバイダーの発展強化型。 手持ちのみの盾としての用途のほか、前にかざした状態で両端のスラスターを展開し(このスラスターは回転する事で噴射角を可変可能)推進補助システムとしても機能すると 同時にビームシールドや後述する防御機構を展開した状態で超音速で敵機に突貫することを可能とする「チャリオットモード」 また、バックパックに接続することでフレキシブルに稼働し、高機動戦闘機動・高速巡航を可能とする「フレキシブルスラスターモード」 バックパックに接続した際、サテライトキャノン射出時に表面の装甲が縦に2分割され砲口を展開することで 機体に蓄積した熱や余剰エネルキーを一気に廃熱・放出する「ラジエターモード」と様々な用途で使用することが出来る。 本体の装甲は表層がビームコーティングを施した鏡面装甲。二層が重量増加と引き換えに装甲厚とエネルギー伝達効率を高めたフォトン装甲 3層目が何かしらの反応を受けると硬化するナノマシンが組み込まれた超硬度レアアロイの強度を再現した特殊装甲による三重装甲である。 またディバイダーは攻撃を受けるとEMP効果を持つ電磁的な爆発を発生させる「爆発反応モード」と 攻撃を受けると超高出力の電流を流したり、超高熱を発生させたり、衝撃波を発生させたりする「カウンターモード」の 二種類の機能が搭載されている。 50連装ハイパーハモニカ砲「龍乃牙」 ディバイダーに内臓された50門の砲口を持つ多機能型ビーム発射装置。 発射装置には水天と同じく「即応型光束変換機構『吉祥天』」を大型化したものが組み込まれている。 そして発射装置の材質はフォトン装甲と超硬度レアアロイの防御力と耐久力を実現した特殊装甲による二重装甲を採用しており 可能な限りディバイダーの攻撃能力が喪失することを防ぐ工夫をしている。 射出できるビームの種類は次の通り。 ・ホーミングレーザーモード フォトン・エネルギーの動力部を追尾する機構を利用して敵機を追尾する50発のフォトン・レーザーを射出する レーザー1発あたりの攻撃力はガランデン級の戦艦を一撃で真っ二つにする程の破壊力を有している。 敵が生物である場合は動力に該当する部分、つまり心臓部を狙って敵を追尾し続ける。 ・ビームウィップモード 鎖状の強力なビーム・ウィップを50本展開し、敵機を縛り上げ溶断あるいは電撃を流し込んだり、回転させて防護膜とするなど多彩な用途が可能 先端が尖っており敵の全身を貫くことも可能である。 ・ビームカッターモード 直径300m 出力はG系統のMSジャスティマが装備する超大型ビーム・サーベルの10倍の出力を有するリング状のビームカッターを射出。 フォトン・エネルギーの動力部を追尾する特性を利用して敵機を追尾する。 攻撃が外れてもブーメンランのように戻り、敵を追尾し続ける。 エネルギー消費率が全モードの中で最も低く連射が可能である。 ・トラクタービームモード 敵機の制御系に干渉し、その動きを拘束し引き寄せるトラクタービームを50発同時に射出する 敵機や敵を破壊・殺傷せずに無力化・回収する際や単機で超大型の建造物などを牽引する際に使用する。 ・ランスモード 全長50m。大型ビーム・サーベル「龍薙」の33倍の出力を有する巨大なビームランスを50本一斉に展開する。 取り回しがやや悪いが、大型建造物や巨大戦艦すら一撃で破壊する程の絶大な威力を有しており 通常サイズの敵機や人間サイズの敵した場合は回避されない限り 確実に破壊・殺害出来る程であり、単純な攻撃力は全モードの中で最も高い。 ・EPMリフレクターモード 砲口から戦艦サイズの大きさを持つ長方形の防護障壁EPMリフレクターをを発生させ、あらゆる種類の攻撃を反射する しかし展開時はエネルギーの消費が激しく、機体やCPU・制御系ににも大きな負荷が掛かるため 一度に展開できる時間は33秒と限定されており、一度解除すると再展開までに10秒のクーリングタイムを必要とする。 このリフレクターはマオがヴァース帝国に所属していた頃に、ヴァース帝国の盟友であった ジット・ラボラトリィの技術保全局長でジット団のリーダーあるキア・ムベッキから譲り受けた 「機械に関するノウハウが書き込まれたノート」を参考にして実現したものである。 アブソリュート・サテライトキャノン「龍撃砲」 ガンダムX魔王の代名詞であるハイパーサテライトキャノンの発展強化型。 スーパーマイクロウェーブ並びに太陽光エネルギーを背部のリフレクターと全身に搭載されたハイパフォーマンス・リフレクトスラスター収束させ 充填したエネルギーをダイレクトにマイクロウェーブビームに変換し発射する物である。 以前はガイドレーザーを胸部に受信し回線を確立してからスーパーマイクロウエーブ並びに太陽光エネルギーをリフレクターに 受信してさせてエネルギーチャージ(収束)させる必要があったが。量子演算コンピューターの搭載により これらの手順を踏む事無く即座にスーパーマイクロウエーブ並びに太陽光エネルギーの受信が可能となった。 また、後述するある特殊装置を使用することでスーパーマイクロウエーブ・太陽光エネルギーを受信しなくても マイクロウェーブビームの射出が可能となっている。 バックパック本体には大容量のエネルギーコンテンザが内蔵されている。 超伝導で抵抗がゼロの状態のコイルにエネルギーを循環させることにより、エネルギー消費を最小限に抑えて保存することが可能。 マイクロウェーブビーム射出時にはこのコンテンザから必要なエネルギーを取り出して射出する。 これによりマイクロウェーブビーム射出時に、機体のエネルギーの消費を最大限に抑えることが可能となった。 更にリフレクターの大型化とソーラーパネルの高性能化。量子演算コンピューターの搭載によるエネルギー受信システムの最適化 全身のフレームに内臓された小型リフレクターの存在により エネルギーチャージの時間の劇的な短縮化に成功している。以前はフルチャージする為には3分の時間を要したが 龍撃砲のエネルギーチャージは「一発の」フルチャージが30秒で完了する。 更に全身の装甲を展開して小型リフレクターが内臓された内部のフレームを露出させた状態でチャージさせれば、「一発」あたりのフルチャージは10秒で完了する。 また、背中のリフレクターと全身に搭載されたハイパフォーマンス・リフレクトスラスターはフレキシブルに稼働し 機体の姿勢によって機体に搭載されたCPUが最も効率的にエネルギーを受信できるように、各部のスラスターが自動的に動作する。 これにより以前はエネルギーチャージを行う際は機体を殆ど動かすことが出来なかったが 改良により戦闘機動を行いながらエネルギーチャージを行うことが出来るようになった。 フルチャージ時の射程距離・効果範囲・破壊力はフルチャージ時のハイパーサテライトキャノンの 実に33倍を実現している。 その威力はMS用の戦略兵器としては文字通り常識外の破壊力・殲滅力を実現している さらに後述するある特殊装置を併用すればその射程距離・効果範囲・破壊力をフルチャージの龍撃砲13発分まで上昇させることが可能である。 龍王剣 ガンダムX龍王の切り札。マイクロウェーブシステムとソーラーシステムによるエネルギー供給を同時に行い、機体に保存された全エネルギーの出力を増幅した状態で放出する。 そして大型ビームソード「龍薙」に龍撃砲のアームを接続する事で巨大な真紅のビーム刃を形成する。 剣の長さは13km。攻撃力はフルチャージ時の龍撃砲13発分である。 しかし、一度展開すると莫大なエネルギーを消費し続けるため、一度に展開可能な時間は13分が限度である。 また、一度使用するとエネルギーの再チャージとバックパック・リフレクター・動力部・ビーム刃の形成に使用する龍薙の柄の部分の 冷却のために、再使用するには7分間のクーリングタイムを必要とする。 #endregion ※特殊装置一覧 #region マイクロウェーブシステム「月輪」 スーパーマイクロウェーブを背部のリフレクター、全身に搭載リフレクトスラスター、フレーム内部に内臓されたリフレクターに収束させ・エネルギーを充填させるシステムである。 装置本体の高性能化。制御プログラムのアップデート。量子演算コンピューターとのリンクシステムの最適化により エネルギーの変換効率は以前と比較して70%向上している。 ソーラーシステム「日輪」 太陽光を背部のリフレクター、全身に搭載リフレクトスラスター、フレーム内部に内臓されたリフレクターに収束させ・エネルギーを充填させるシステムである。 「月輪」と同様に装置本体の高性能化。制御プログラムのアップデート。量子演算コンピューターとのリンクシステムの最適化により エネルギーの変換効率は以前と比較して70%向上している。 エネルギー・コンバーター「真木柱」 敵の攻撃などを防御・被弾した際に生じた熱。同様に敵からの攻撃などを防御・被弾したに生じた衝撃など 「ありとあらゆる要素」を機体のエネルギーに変換する特殊装置である。 これはマイクロウェーブや太陽光が届かない場所、バックパック、リフレクトスラスターやリフレクターが破損して使用不能になった際も 機体にエネルギーを供給できるようにマオが考案した特殊装置である。 この特殊装置はハイパフォーマンス・リフレクトスラスターを開発中にふとした切欠で閃いたアイデアを参考に 開発したとされている。 アブソーブ・システム「篝火」 敵のビーム攻撃或いはエネルギーに関連する攻撃を吸収・エネルギーに変換するシステム。 吸収した攻撃はエネルギーに変換された後、動力部に補給、或いはリフレクトスラスター、リフレクターに保存される ビーム系攻撃の吸収方法は50連装ハイパーハモニカ砲「龍乃牙」から、或いは両腕の装甲を展開した状態で吸収する。 エネルギー・ディストリビューター「梅枝」 機体に収束・保存されたエネルギーを効率的に分配する為のエネルギー管理システム。 機体に保存されたエネルギーは一定の基準に達すると「ストックゲージ」と呼ばれるシステムが起動する。 ストックゲージが起動すると機体のサブモニターにゲージ状のアイコンが表示される。 ゲージ一本につき枯渇したフォトン・バッテリーと改良型GX専用ジェネレーターのエネルギーを最大まで回復させることができる。 同時にゲージ一本につき最大出力の龍撃砲一発分を放てるエネルギーを有している。 ゲージは最大で13本までストック可能で、それ以上にエネルギーを供給しようとすると 動力部やリフレクトスラスターのオーバーロードによる自壊を防ぐために、自動的に機体からエネルギーが光の粒子となって放出される。 このシステムにより簡便かつ効率的に、自機のエネルギーの管理と各装備へのエネルギーの分配が可能になった。 ブースター・システム「花宴」 機体の性能を一時的に向上・龍撃砲の出力を強化するパワーアップシステム。 機体の性能向上はエネルギー・ディストリビューター「梅枝」のストックゲージと関連しており ブースター・システムを起動するとストックゲージ一本につき機体のエネルギー兵器の出力・推進力・機体本体の出力を 10%強化することが可能。最大で130%機体の性能を強化することが可能である。 システム起動中は1分で1ゲージ分のエネルギーを消費する。そのため最大で13分ブースター・システムを起動することが可能である。 龍撃砲に使用する場合は1ゲージにつき最大出力の龍撃砲(マイクロウェーブビーム)一発分のエネルギーを加算する。 最大で龍撃砲13発分の射程距離・効果範囲・破壊力を強化することが可能である。その際に放たれるマイクロウェーブビームの破壊力・殲滅力は 文字通り「全てを滅尽する馬鹿馬鹿しい程の力を持つ破壊の閃光」を具現化する。 また、最大出力の龍撃砲を最大で13発絶え間無く連続発射・照射することも可能である。 遠隔制御システム「藤裏葉」 敵機との戦闘中に手持ちの武器を弾き飛ばされるなどして手元から手放すことは、 即ち死に直結する状況に追い込まれると言っても過言ではない。 手放した武器を拾いに行こうとしても相手が強敵であれば、手放した武器を拾うことは容易いことではない。 これを逆手にとってマオが考案したのがこの特殊装置である、 自機が搭載する専用装備にはこの遠隔制御システムとリンクするための特殊なセンサーが内臓されている。 このシステムを使用することで、この機体の全ての装備を文字通り「遠隔操作」することが可能である。 手放した武器を遠隔操作で手元に手繰り寄せて再び手に持たせることは無論のこと、 敵機から離れた場所に置いた装備を、遠隔操作で作動させて発射を行わせるなどの、変則的な攻撃を繰り出すことも可能。 または敵機の目の前でわざと武器を投げ捨てて敵の油断を誘ったり、敵の意表を突くといった使い方もできる。 手放した・パージした装備を遠隔操作より移動させる際は、掌・各部センサーから指向性を持ち、ベクトルを操作可能な目視出来ない程の 非常に出力の低いトラクタービームを装備に照射して遠隔操作したり、或いは手元に手繰り寄せたい装備に照射して遠隔操作行う仕組みである。 コンピューター自己防衛システム「御法」 敵機からの特殊攻撃などで、機体の制御系・CPU関連・AIに異常が発生すると自動的に起動する自己防衛システム。 機体に搭載されている量子演算コンピューターがウイルスなどの脅威を検出すると、脅威の特性を解析して抗体(ワクチン)を作成し脅威を即座に駆除する。 それと同時に、自動的に検出し解析した脅威のデータを元に、脅威と同一の効果を持つウイルス生成、そのウイルスを敵機に流し込み敵機に障害を発生させる。 一度検出し削除された脅威。即ちウイルスなどに対しては抗体プログラムを自動的に生成するので、それ以降は同じ種類の特殊攻撃を無力化することが出来る。 またシステムには自立的な思考能力を持つ攻性プログラム「零(ゼロ)」がインストールされており 侵入したウイルスなどの駆除をより確実かつ効率的にしている。 このシステムを開発したマオは「自動報復システム」と呼称している。 多機能型飛翔体迎撃システム「末摘花」 ミサイルなどの飛翔体を感知すると自動的に起動する特殊迎撃システム。 ターゲットがミサイルなどの既存の誘導兵器の場合は量子演算コンピューターがターゲットの誘導方式を解析。 ミサイルや誘導兵器の誘導システムを掌握した後に、射出した敵機に向けてそのまま送り返す。 敵の放ったミサイルや誘導兵器の誘導システムが掌握不可能。または無誘導の砲弾・実弾などの場合は ターゲットに向けて特殊なマイクロ波を照射。ミサイルの推進剤や弾頭、砲弾に内臓された火薬や砲弾・実弾そのものを急激に加熱して爆破・破壊する。 それ以外の特殊な誘導兵器に対しては、内部の温度を急激に上昇させて熱暴走を発生させ、誘導兵器を本体ごと破壊する。 他の装備と併用すれば誘導性能を持つ光学兵器を除き、殆どの実弾・実体型誘導兵器や砲弾・実弾を無力化することができる。 多目的対妨害攻撃遮断システム「空蝉」 電磁パルス(EMP)・ECM・電磁ビームなどの自機のCPUや制御系・駆動系にダメージや機能障害を発生させる攻撃や 搭乗者の精神などにダメージを与える音響・音波兵器。またはその類の能力に対するカウンター装置。 装置が起動すると攻撃の特性をAIが解析して、それに合わせた遮断シールドを展開する。 電磁系の攻撃であればプラズマ・磁気・静電シールドを機体内部と機体全身の駆動部に展開。 音響系の攻撃であればコックピット周囲に音波遮断シールドを展開。 或いはコックピット内部の空間にて、搭乗者の可聴帯域を調整して一時的に「搭乗者が音が聞こえない状態にする」ことで対応する。 自機や搭乗者であるマオ自身をダイレクトに妨害するこの類の攻撃は非常に厄介なものであり 他の攻撃と組み合わせられたり戦況次第では、マオ自身の生死に関わる窮地に追い詰められる危険性もある。 この類の攻撃の厄介さと危険性はマオ自身も熟知しており、特殊装置を開発する際は 真っ先にこの「空蝉」を開発したと言われている。 高機能センサーシステム「賢木」 高機能センサーユニット。 機械的、電磁気的、熱的、音響的、化学的など、ありとあらゆる種類のセンサーが内蔵されている。 状況に合わせてAIの自己判断により、もっとも最適な種類のセンサーを使用して情報の解析を行う。 センサーは量子演算コンピューターとリンクしており、高度な情報の取得と解析を同時に行うことができる。 ・アナライズ・バイザー 敵機動兵器を始めとする、あらゆる種類の敵の詳細な情報を解析することができる。 スキャンが完了すると敵の武装、敵機の機種や敵生命体の種族、敵の特性、敵の防御能力、(どのような種類の攻撃に耐性を持ち、どのような種類の攻撃に弱いか) 敵機の予測耐久値・敵の予測生命力、敵機の予測エネルギー残量、などの様々な情報がモニターに表示されるのと同時に、 AIからの音声によって搭乗者に正確かつ解りやすく説明される。 このモードにより操縦者はあらゆる敵に対して効果的な戦法を取ることができる。 ・リコン・バイザー センサーユニットに内蔵されている多種多様なセンサーと、機体に搭載されている高性能レーダーを駆使して、 目標の探索や敵の索敵に特化したモードである。 ステルス機能や能力を有する隠密性に優れた敵も即座に捕捉することが可能で、肉眼(メインモニターなど)で視認出来ない敵に対しては メインモニター・サブモニターなどに敵のホログラムを3D表示することで容易に敵の動きを確認することができる。 また、建造物などの遮蔽物を透視する機能も搭載されており、遮蔽物に隠れている敵を捕捉すると 敵機や敵がモニターに3Dで表示されると同時にレーダーにも表示され、データリンクしている味方に敵機や敵の詳細な位置情報を送信することが可能である。 量子演算コンピューターの搭載により魔術・魔法・能力といった異能力で姿を隠す敵も捕捉できることが可能となり 別次元に潜行した敵やテレポート(瞬間移動)などを行う敵も瞬時に捕捉することが可能である このモードにより高いステルス能力を持つ敵機や透明化・瞬間移動(テレポート)などの能力が使える敵に対しても、 後手に回ることなく先手を取れる可能性が非常に高いものとなった。 ・シャープセンス・バイザー 量子演算コンピューターをオーバクロックすることにより演算処理能力を飛躍的に向上させる。 同時に制御系・CPU・FCSなどの量子演算コンピューターに関連する機能の飛躍的に向上させる。 量子演算コンピューターをオーバクロックさせると安全マージンを超えた演算処理能力により 敵捕捉機能・状況分析機能・敵動作予測機能が極限まで高められ、あたかも時間の流れが緩やかになったかのように コックピット内部のモニター類に映し出される映像がスローで流れるようになる。 周囲の状況や敵の動作がスローに見えるため、操縦者であるマオの側からすれば敵の動作を 確実に先読みして行動することが可能となる。 しかし現実の時間の流れは変わらない為、敵側からすればあたかもマオが操縦する機体が まるで未来を予知しているかのような動作で戦闘を行っているように見えるだろう。 しかし量子演算コンピューター自体に凄まじい負荷と莫大な熱が発生するために このシステムは最大で13秒しか起動することができない。 量子演算コンピューターの完全冷却のために一度発動すると、システムを再発動するためには30分のクーリングタイムを必要とする。 このシステムは火星カタフラクト「タルシス」の能力である「未来予測」を解析したデータを参考にして実現したものである。 #endregion **キルシュバオム/Kirschbaum |型式|霊長兵器| |形式番号|Erpf129-z5| |所属|[[木星帝国(第二帝政)]]| |建造|木星帝国<ドルシア軍>| |生産形態|高級量産機| |全高|31.4m(殲滅出力時) |  |全長|40.2m(通常形態時)| |全幅|56.9m(通常形態時)| |重量|82.3t| |機関|アンリミテッド・ボルト| |武装|ミサイル、ビームキャノン、ショックパンチ、エネルギーシールド| |特殊兵装|レーベングリッツェン| |備考|可変型高汎用機| |主な搭乗者|木星帝国一般兵、ドミニク・ソレル| |原作|アニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』| 【解説】 本編では『2nd』から登場。ドルシア軍の大佐であるカイン・ドレッセルが強奪したヴァルヴレイヴⅡのプリメートフレームのデータを解析し、 対ヴァルヴレイヴを目的として開発されたドルシア軍の霊長兵器である。 そのためカインから「ヴァルヴレイヴの子供たち」と称される。 イデアールを技術基盤としているため、戦闘機状の通常形態こそ同機の後継機種然とした印象を強めているが、 外部ユニット化されたエンジンパックのアンリミテッド・ボルトを直結し、人型へ変形(殲滅出力)移行した際には、 ドルシアの革命機としての真価を発揮する。 その戦闘能力はヴァルヴレイヴに匹敵し、本編ではヴァルヴレイヴⅢを大破させ、ヴァルヴレイヴVのシールドを溶かすほどの圧倒的な性能を持つ。 欠点としてエネルギーの消耗が激しい(特に胸部のビーム砲「レーベングリッツェン」は一射で約9割を消費する程)ため、エネルギーパックの換装を必要としている。 武装は、上記のレーベングリッツェンや両腕部を合体させて撃つビームキャノン(掌部は形態を変えることで電撃を放つ打撃、小型バリアを展開する防御、射撃と使い分けることが可能)、 ミサイルポッドなどを装備している。 議長スレにおいてはヴァルヴレイヴから得られたデータを元に、イデアールのデータを組み合わせて開発された霊長兵器として扱われている。 1641話にてドミニク・ソレルが搭乗する試作型キルシュバオムが初登場して以降実戦テストを重ね、正式にロールアウトされた。 議長スレにおいてもヴァルヴレイヴに匹敵する性能を持ち、量産機としては圧倒的な戦闘能力を発揮する。 その反面、製造コストも極めて高いため当初は少数生産に収まる予定であったが、最終的にはイデアールと同様に量産されることになった。 それでも非常に高価な機体であることには変わりなく、高性能であるが故にピーキーな操縦特性を持つことから、 主に木帝軍のエースパイロット・指揮官クラスのパイロットに優先的に配備されている。 **キュベレイ/AMX-004 "QUBELEY" |型式|MS| |形式番号|AMX-004| |所属|[[木星帝国]]→[[連邦]]| |建造|<アクシズ>| |生産形態|試作機| |全高|18.4m| |本体重量|35.2t| |全備重量|57.2t| |ジェネレーター出力|1,820kw | |スラスター総推力|61,600kg| |装甲材質|ガンダリウム合金| |センサー有効半径|10,900m| |武装|ビームガン兼用ビームサーベル×2、ファンネル×10、大型ビームサーベル×2(劇場版Zのみ)| |搭乗者|リィンフォースⅡ(補佐として[[バル・セ・リムゾ>http://www5.atwiki.jp/nijiuradegityou/pages/113.html#id_198e52e0]]こと[[ハマーン・カーン>http://www5.atwiki.jp/nijiuradegityou/pages/139.html#id_b6025567]]が搭乗することもある)| |原作|TVアニメ『機動戦士Zガンダム』(劇場版も含む)/『機動戦士ガンダムZZ』| 【解説】 原作では『機動戦士Zガンダム』中盤で初登場する「アクシズ」の指導者ハマーン・カーンの駆るニュータイプ専用MS。 一年戦争終結後、旧ジオン公国軍の残存兵力多数派が再集結した旧ジオン領の小惑星アクシズにおいて設計・開発が行われた。 一年戦争後期に戦線に投入されたMAN-03「ブラウ・ブロ」やMAN-08「エルメス」などのNT専用モビルアーマーの直系に連なる機動兵器であり、戦後の技術的進歩によりそれらの機体に比べて大幅な小型化がなされている。 サイコミュ、ファンネルの搭載、大型バーニアなどにより機体スペックは非常に高いものである。『Z』ではパプテマス・シロッコのジ・O、カミーユ・ビダンのZガンダムと互角以上に渡り合っている。また『機動戦士ガンダムZZ』では登場回数自体が少ないながらもハイメガキャノンの直撃に耐えるなどの活躍を見せている。 デザインはリック・ディアスやハンブラビ同様、前番組『重戦機エルガイム』でもデザイナーを務めた永野護氏が手掛けている。これまでのMSとは一線を画する特徴的な姿は、放映当時は賛否両論であったが、現在では概ねそのデザイン性の高さから高評価を得ている。 (余談だが、永野氏の漫画『ファイブスター物語』に登場するミラージュ騎士メイザー・ブローズが着用している甲冑はキュベレイのデザインを汲むものであり、登場当時は話題になった) 『Z』の直接の続編である(ただし劇場版『Z』公開後はその位置づけが曖昧になっているが)『ZZ』には「キュベレイMk-2」と呼ばれる同型機が複数登場するが、細部のディティールこそ異なるものの基本的な仕様は本機を踏襲している。 議長スレではNTR計画の主力ともいえるリインフォースⅡ専用の機体として[[木星帝国]]で建設された。 開発陣はこの機体に自身らの帝国内での地位向上などの野望を重ねており、また搭乗者のリインフォースⅡをイメージして白をベースとした機体に仕上げている(恐らく搭乗時にはユニゾン・インしていると考えられる)。名称に関しても本来の豊穣多産以外にも、最高神としてあらゆる面で力を発揮するとされる大地母神キュベレーの名を中てている(また、木星帝国領のアステロイドベルトにはキュベレー族宙域というものが存在し、小惑星キュベレーがある)。 機体の調整と武器類のシステム設計を手がけたのは謎の女性(バル・セ・リムゾ)である。システムは彼女の先祖の機体をベースとしているとのことから議長スレのキュベレイには様々な特殊運用法があると考えら、最終的にはパーソナル転送装置や搭乗者の意思による機体の自動操縦などより高度な機能が追加されている。 機体開発を行ったM.ナガノ博士([[騎士団]]から[[銀河帝国]]に流出したモーターヘッド「サイレン」の改修([[アルセイデス>http://www5.atwiki.jp/nijiuradegityou/pages/205.html#id_25653624]]の項参照)に関わったクリス・ナガノ博士と同一人物説あり)定評の仕事の遅さにより開発指数44で出撃。[[動物帝国ZAFT]]のシーマ・ガラハウが搭乗するガーベラ・テトラと交戦するも、リインフォースⅡが機体の性能を完全に引き出す前に敗れてしまった(単純な機体性能だけでなく搭乗者であるリィンⅡの精神状態により性能が左右したとも考えられる)。 その後、機体は木帝に置かれていたものと推測されるが、動帝の領土である北海道(日本列島から離れ浮遊島となっていた)がモルドールに侵攻された際、転送装置により北海道に呼び出され、動帝のメンバーとともに[[喫茶ピアース]]へ退避。後にリィンⅡは木帝内部の確執に乗じて全面戦争を画策する[[最後の大隊]]に「リィンⅡの上司であるイヴァン・ニルギースの独断専行を誘発し軍部と貴族の対立を扇動する」目的で拘束されるが、キュベレイは引き続き喫茶店に置かれ、貴族動乱終結後リィンⅡの元に返されている。 現在はリインフォースⅡの連邦出向に伴い、連邦軍の所属となっている。 **キングジェイダー/"KING J-DER", Mega-Fusion Mode of J-ARK Class Battleship "J-ARK" |型式|勇者ロボ| |所属|[[勇者新党]]| |建造|<赤の星>| |生産形態|対原種用決戦兵器| |同型艦|ジェイアーク級戦艦×31隻(現存は1番艦のみ)| |全高|101m| |本体重量|32,720t| |最高速度|195km/h| |最大出力|2億4436万kw| |装甲材質|単一構造結晶装甲| |武装|ジェイクォース、反中間子砲、10連メーザー砲、ESミサイル、ES爆雷、空対空ミサイル、地対空レーザー| |必殺技|全砲門一斉射撃、ジェイクォース、ジェイフェニックス| |主な搭乗者|ソルダートJ-002| |原作|TVアニメ『勇者王ガオガイガー』| 【解説】 ソルダートJがフュージョンしたジェイダーが、ジェイアークとメガフュージョンした姿。 動力源はJジュエルジェネレータを使用し、ジェネレイティングアーマーと呼ばれる防御機構を持つ。 100m級というサイズは勇者新党の中でも最大であり、外見に違わぬ凄まじい破壊力を発揮する。 特に全身に内蔵された大小火器を用いた全砲門一斉射撃は、竜宮島壊滅を始め幾多の戦場で夥しい量の屍の山を築き上げ、「虐殺王(キングジェノサイダー)」の名を不動のものとした。 ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: