裏設定倉庫4

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掲示板の誕生に至った経緯に関しては諸説あるが、一年戦争でのジオン公国の敗戦に伴い一時期サイド2ちゃんねるが閉鎖された時期があり、その間に現在のサーバで開設されたという説が濃厚。その為かサイド2ちゃんねるが復活した後も外郭サイトと勘違いしたジオン系住民が多数押し寄せるなどの被害がしばしば発生し、それが木帝@ふたばユーザー(主にティターンズ士官)の反スペースノイド感情を高める要因ともなった。 ネットワークにアクセス可能な端末があれば太陽系のどこからでも閲覧可能な人気掲示板であるが、それ故にここもたびたび荒し目的のスレッド立てを複数繰り返してスレッドカタログを埋め尽くす「カタログ荒し」などに晒され、掲示板がシステムダウンを余儀なくされる事態に発展することもある。 木帝@ふたばのサーバーは基本的に[[木星帝国]]傘下の特務機関NERV(ネルフ)内にあるスーパーコンピューター「MAGI(マギ)」により管理されており、荒しを行う特定の人物(某組織代表説あり)と掲示板の管理を行うネルフの皆さんとのネットワーク上の死闘が日々繰り返されている。 木帝@ふたばでは秘密裏に木帝当局により検閲が行われており、政府に対する批判や不都合な情報を書き込むとアクセス禁止となる。発信者が帝国領内に居住している場合の処分は更に厳しく、速やかに逆探知が行われ国家反逆罪の名目で逮捕・収監される。こうした木星帝国における言論弾圧はもっぱら憲兵隊の職務となっている。 **【ヌコヌコ動画】 ごく最近登場した動画投稿・閲覧サイト。 動画が見られるというのが最大の特徴で、動画の録画・再生が可能な情報端末があれば太陽系のどこからでも投稿・閲覧が可能である。 その場で起きた出来事の動画をユーザーがアップロードすれば、地球から遠く離れた宙域でも従来のメディアよりも早く情報が得られる可能性がある。 ヌコヌコ動画の特徴として、動画に対してリアルタイムでコメントを付けられるシステムがあり、これが利用者の間で非常な評判を呼んでいる。 このコメント制の導入は数々の二次創作ネタが生まれるきっかけともなった。 合法・違法を問わず様々なジャンルの動画が提供されていることから、熱中のあまり一度閲覧しだしたら社会生活に悪影響があるほど中毒性が指摘されてるとかいないとか。 **【勇Tube】 その名から[[勇者新党]]の提供という説が有力な動画共有サイト。 新党管理下であることが事実ならば、[[国際連合]]や旋風寺コンツェルンなどバックボーンは想像以上に巨大だと推測される。 全体的に規制はヌコヌコ動画に比べて緩めであり、[[著名人>http://www5.atwiki.jp/nijiuradegityou/pages/87.html#id_34dd5490]]が出演する同性愛モノの18禁動画や、党員の残虐行為を撮影した無修正グロ動画が何本も出回るなど、モラルに関しては半ば無法地帯となっているのが現状である。 ただし、トランスフォーマー関係の動画は即刻削除される上、それをアップロードしたユーザーは半永久的にアクセス禁止処分を受けるなど、一部では異常に厳しい面を持つ事でも知られている。 ヌコヌコ動画がサーバーへの負担軽減から簡易なID制を採用しているのに対して、こちらは登録やパスワード入力のプロセスを経ずに誰でも動画を鑑賞可能となっている。 同じ動画閲覧サイトということでヌコヌコ動画との共通点が多いが、勇Tubeに影響されてヌコヌコ動画が誕生したのか、ヌコヌコ動画に対抗して勇Tubeが立ち上がったのかは、今では判然としない。 こちらも時にはアングラに近い動画が提供されるなど中毒性が高いが、ユーザー数や投稿動画のDVD化など社会的影響などを考慮すると、ヌコヌコ動画に軍配が上がるかもしれない。 **【わぁいチャンネル】 [[らんど>らんどの住人]]が運営する衛星放送局。その名の通りわぁいな番組を太陽系全域に放送している。 具体的な開局時期は判然としないが、送信施設やスタジオ、お客様ご相談センターなどが置かれている移動要塞「バルジ」をらんどが入手したのは木星遺跡(魔大陸)事件の最中であり、それ以降と思われる。 テレビ3波、ラジオ2波の放送体制を敷き、テレビ・ラジオ各1波は未成年者視聴不可となっている。原則として有料放送だが、契約勧誘キャンペーンとしてノースクランブル放送が行われることもある。 目下の悩みはバルジ近辺を走り回る宇宙船が起こすノイズによる通信障害だとか。 ---- *【地理】 **【フォン・ブラウン自由市】 月赤道部の東経23.5度付近のクレーターに存在する月最大の都市。 人類が築いた史上初の本格的な宇宙都市であり、太陽系における最大の都市の一つである。都市構造は人口増加に伴って上に向かって区画を積み重ねた為に多層構造となっており、その外観は同市の特徴ともなっている。 総人口は約5000万人だが、一般的なスペースコロニーの収容人口が数百万人である事を考慮すればフォン・ブラウンが如何に巨大な都市であるかが理解出来るだろう。またアナハイム・エレクトロニクス(AE)の重要拠点の一つである事も関係し、財政は豊かで犯罪発生率も低い。 AEの親会社に当たるBANDAIグループの大株主である[[木星帝国]]との繋がりも深く、フォン・ブラウン市警にはナイトメアフレーム・グラスゴーの警察仕様、通称「ナイトポリス」が配備されている。 フォン・ブラウン(及び其の近郊)の地下には巨大空洞が存在しており、そのほとんどはAEの所有である。月面編(第191~200話)ではここを舞台に[[ラクシズ]]と木帝との間で追撃戦が演じられ、その結果大規模の落盤が発生している。またソレスタル・ビーイング(CB)はAEの所有に帰さない一角に組織の核である量子コンピュータ「ヴェーダ」を置く。 中立地帯ということもあり戦禍に巻き込まれる事は少ないフォン・ブラウンだが、必ずしも安全という訳ではない。第414話「Humanmaid Serial Killer」では同市が木帝のNTR計画によって殺人鬼化したジェナス・ディラによる一般市民を対象とした大量虐殺事件、通称『血の11月(Bloody November)』事件の舞台ともなっている。また第505話「幕僚と前線」ではヴェーダの奪取を目論み侵攻した[[連邦]]と、これに介入した[[モルドール]]との間で激しい戦闘が行われ、最後はヴェーダの自爆によって市全域が崩壊している。第531話「月面異形夜行」では同市の莫大なエネルギー量に着目したデストロン軍団とグランショッカーによって襲撃を受け、一時期は市内の全エネルギー停止による酸素供給停止という危機に見舞われた。 襲撃の際に住民が一斉退去した関係で現在同市はゴーストタウンと化している。 **【魔界】 [[モルドール]]の本拠地が存在するとされる領域。 地獄の近所とも、地球の地下に存在するとも言われているが詳細は不明。 表の世界とは異なる不気味な生物が跳梁跋扈し、植物は全てカカオ(のようなもの?)である。 これまでモルドールには通常の人類が所属していた事があり、[[最後の大隊]]も長く外交使節団を派遣していたため、人間が生存可能な大気は存在しているらしい。 魔界にはモルドールの本拠地である万魔殿(パンデモニウム)が存在し、[[グランショッカー]]による侵攻を受けるまでは外部勢力にとっては前人未到の領域であった。その内部には「瘴気」と呼ばれる気体状の物質が充満しており、魔界の住民にとっては酸素と同じように無害である。ただし、無防備な現世の生物がこれを吸い込めば体が瘴気に蝕まれ、醜悪な魔界生物へと変貌する。植物の場合では如何なる種類の樹木でもカカオの木へと変成してしまう。 第448話「さらば、北海道~あなたと合体!~」では魔界の一部となった旧オーストラリア大陸が北海道を取り込み、瘴気が流れ込んだ事で動植物が次々と変異を起こしたことは記憶に新しい。瘴気に触れた事でアルパカ軍団が不気味な怪物へと変化した外、ただのカブトムシやエビが怪獣へと姿を変えたという現象が観測された。こうした性質から、怪獣やモンスターの誕生経緯に関しても現世の動物が瘴気に侵されて変化したというパターンは多いと考えられる。 **【アザディスタン王国(المملكة ازادیستان ,Al Mamlakah al āzādistan)】 カスピ海とペルシャ湾に挟まれた地域に存在する新興国家。 政治体制として王制を採用しており、現在は第一皇女マリナ・イスマイールが政治的な指導者の立場にある。数年前まで隣国のクルジス共和国と戦争状態にあったが、現在では旧クルジス領はアザディスタン王国に吸収されている。原作の世界においては石油資源は既に枯渇しており、その影響もあって経済は停滞している。 地理的には現実でのイラン(イラン・イスラム共和国)とほぼ合致すると思われる。更に原作では明言されていないが、現実のイランと同じくイスラム教を国教としている模様である。 原作以上に経済は困窮しており、国内の治安も芳しくないのが実情である。 かつては[[国際連合]]加盟国だったようだが、国連からは国家財政を圧迫するほどの高額の分担金を負わされていたにも関わらず、一切の経済支援は受けられないほどに冷遇されていた。そのため[[ラクシズ]]や[[連邦]]の経済援助を受けることになったが、その過程で一時的に両者の間で交戦状態が発生。さらに杉浦碧一行が一時入国したことで、碧らの脱走をきっかけに起こった[[最後の大隊]]の内紛が持ち込まれ、原理主義を掲げる過激派勢力やジオン残党の跋扈なども重なり国内は混乱状態に陥った。その最中に国連安保理からの要請でアザディスタンに大陸間弾道弾が発射されるなど、国連が一国に対して積極的攻撃を仕掛けるという異例の事態が発生している。 第458話「訣別の結婚式~王国の終焉~」にて第一皇女マリナ・イスマイールと[[連邦]]士官ダークナイト(間桐慎二)との婚礼の儀が執り行われ、これを以って正式に連邦のアザディスタン支配がスタートする筈であった。しかし、式の最中にマリナ・イスマイール王妃が「合衆国アザディスタン」を掲げて反乱を企てるも失敗。国王となったDKは王妃の離縁と王制の廃止を宣言、事実上の連邦領とした。しかしそれでも国内の政治的・経済的混乱を収拾する事は出来ず、王制派の根強い抵抗もあり、第480話「奪回vs奪回~怒りを知れ!超人機!」で連邦はアザディスタンへの干渉を断念し駐屯軍を撤退させた。この時点でソレスタル・ビーイングと思しき武装組織や大隊が隣国に兵力を派遣しており、なおも黒海沿岸(トルコ、クリミア半島など)に領土を有する連邦軍や、その連邦から奪回したイスラエルに拠点を設けた国連軍の存在もあり、未だ予断を許さない情勢である。 国連の一連の行動については、イブラヒム・ガンバリ国連事務次長の言によれば「アザディスタンは地政学的に美味しい場所」であり、経済的重圧をかけることで、かねてから敵対関係にある連邦などの他勢力をアザディスタンに引き付けその戦力を削ぐ意図があったとされる。 連邦がアザディスタンに固執した理由については下の「古代アザディスタン文明をめぐる謎」も参照されたい。 **【アズカバン(Azkaban)】 北海のほぼ中心にある孤島に存在している要塞監獄。魔法使いや魔女・妖精以下魔法生物を収監の対象としている。 相手の精気を吸い取るディメンター(吸魂鬼)が看守を務めている為に脱獄することはほぼ不可能とされており、原作「ハリーポッター」の中でも脱獄した者は歴史上ほんの数名に留まっている。 木星帝国総帥のパプテマス・シロッコとの戦闘において敗北した魔王様がこの刑務所に収監された。この時のアセルスの発言を踏まえると管轄は原作同様英国の魔法省、もしくは[[騎士団]](当時はアセルス派)と予想される。もっともその後アセルス派は九郎派とアグリアス派に分裂した末The Majestic Standを起こして自壊し、英国もMajestic Standで壊滅したため、管理体制を含めた現状がどうなっているかは不明である。 **【太陽系の各惑星】 ***【土星】 太陽系第六惑星。 木星に次ぐ大質量を持つ惑星であり、木星と同じくその大半はガスによって構成されている。更に赤道上に環を持つなど、木星との共通点が多い惑星である。 ただし土星の密度は太陽系で最も低く、同じガス惑星である木星の半分以下の密度しか持っていない。構造的に人類の居住は不可能であり、木星圏より遠くにあるという地理的な問題や、核融合炉に必要なヘリウムの貯蔵量が木星の1/5以下である事も重なって、これまでの歴史において何らかの利用がなされていたという記録は残されていない。 これまで特に戦場になる事もなく地味な存在として生き永らえて来た土星だったが、その最期は唐突に訪れた。 第504話「破壊大帝、降臨」において地球圏へ移動してきたセイバートロン星によってガス雲の大半をエネルギーに変換され、ただでさえ密度の低い土星は核を残して消滅してしまったのである。 しかし、前述のように土星にはコロニーや軍事基地等は存在していなかった可能性が高い為、土星消滅が今後の情勢に直接的な影響を及ぼす可能性は低いものと推測される。 **【外宇宙情勢】 議長スレの舞台は基本的に太陽系の内部に留まっているが、太陽系外でも異星人同士の激しい戦いが行われている。 現在までに確認されている主な外宇宙勢力はデストロン軍団、機械帝国ガルファ、機械化帝国、オーボス軍、バッフ・クラン、ゼントラーディ、監察軍、ゼ・バルマリィ帝国などである。かつては機界文明(ゾンダー)も全宇宙で猛威を振るったと推測されるが、機界昇華の終結により現在では完全に滅亡している。地球人の概念では途方もない版図を持つ[[銀河帝国]]でさえも宇宙全体から見ればこれらの無数にある勢力の一つに過ぎず、宇宙各地で他勢力との小競り合いが続いているものと思われる。幸いにも地球は未開の辺境惑星として認識されており、目下のところ稀に偵察隊が送り込まれる事を除けば侵略対象にはなっていない模様。 (地球圏に進出した[[銀河帝国]]が意図的に情報を遮断している可能性もある) ***【ハルケギニア】 地球から数光年離れた外宇宙に位置する惑星。 アンチスパイラルの空間転移攻撃を受けたグラヴィオンが送り込まれた星である。 酸素を多く含んだ大気を持ち、ヒューマノイド型の知的生命体も存在しているなど、地球との共通点が多い。しかし、夜には赤と青の色の異なる二つの月が空に浮かぶなど、他天体ならではの独特の地理的特徴も持ち合わせている。文明レベルは地球の歴史における中世ヨーロッパと同程度であり、原住民達のコミュニティは前近代的な封建社会である。技術は銃や火薬を実用化する程度で未だ高度な技術を要する機械の発明には至っていないも。一部の住人は魔法と呼ばれる特殊能力を有するという特徴を備えており、メイジと呼ばれる能力者はハルケギニアの社会における支配階級を形成している。 ちなみに「ハルケギニア」という名称は原住民の言語で彼らの住む大陸を指す言葉であり、サイバトロンからはV惑星群というエリアに存在する名もない未開惑星として扱われている。付近には巨人種族ゼントラーディの戦闘部隊も駐留しており、地表に突如出現したグラヴィオンを監察軍の兵器と誤認するという一幕も見られた。この事から、ハルケギニアとその周辺は銀河系に跨るゼントラーディと監察軍との戦線の一部に組み込まれている可能性も高いと推測される。 デロイア消滅と同時期に宇宙魔人ギャラクタスによって捕食され、燃え盛る核だけを残して消滅。その際に惑星から脱出する術を持たない原住民も全員死亡したものと思われるが…? ***【デロイア】 スタフェラス二重太陽系の第五惑星の名称。 地球型惑星ではあるものの、ハルケギニアとは異なり先住民が居住していない無人惑星である。[[連邦]]の前身にあたる地球連合が存在していた時代に移民船団が入植を開始し、彼らにとっての第二の地球として発展を遂げていた。どうやら地球との連絡は行われていないようで、住民達はまだ地球連合が存続していると思い込んでいた。 技術水準なども移民船団が地球を発った当時のままであり、太陽系ではMSにその地位を奪われたメタルアーマーやラウンドバーニアン、コンバットアーマーなど前世代の機動兵器が現役で運用されている。政治的にはブリタニア家のユーフェミア・リ・ブリタニア皇女が植民地総督として統治を行っていた。 第560話にてゼントラーディ軍と宇宙怪獣軍団の襲撃を受け、旧式の装備しか持たなかった防衛隊は全滅。ウルトラマンの援護を受けて時間を稼ぐ事には成功するが、ユーフェミアは惑星の放棄を決定。生き残った市民と共にメガロード級戦艦で太陽系へと退避している。しかし、この時行った長距離フォールドの航跡をゼントラーディにトレースされ、皮肉にも外宇宙からの侵略者を太陽系へと招き入れてしまう結果となった。 ユーフェミアの要請を受け、第564話「運命の矢」で[[木星帝国]]からサウザンス・ジュピター級大型輸送船がデロイアに派遣される。しかし調査隊が到着した時にはデロイアは既に壊滅状態であり、廃墟と化した惑星地表に僅かな人類が生き残るのみという凄惨な光景が広がっていた。更に調査隊は惑星に留まっていたエンペラ星人と[[モルドール]]の襲撃を受け、出発寸前に[[デストロン]]とゼントラーディ軍の襲撃を受けた為に僅かな物資と戦力だけを積んで出航せざるを得なかったという悪条件も重なり、奮闘虚しくサウザンス・ジュピターを失ってしまう。木星帝国を退けたエンペラ星人はかねてよりの目的だった惑星の破壊を決行し、デロイアは宇宙から消滅した。 惑星デロイア消滅は第567話「The Planet Eater-星喰い-」での出来事である。 ***【エンドレスイリュージョン】 [[勇者新党]]と[[ラクシズ]]がデストロンのスペースブリッジにより飛ばされた惑星。 アークエンジェル級の航法装置に備わっている星図には全く記載されていない謎の惑星である。 僅かながら人類が居住しており、過去に流刑惑星として使用されていたとの説もある。 エルドラⅤのメンバーはかつてこの惑星を訪れた事があると証言しており、惑星各地に[[騎士団]]の創設者である同志の痕跡が数多く残されているなど、地球から遠く離れた外宇宙惑星としては不可解な点が多い。 ***【ムゲ本星】 ムゲの宇宙と呼ばれる異空間に存在する[[ムゲ帝国]]の本拠地。 ガス惑星ではないにも関わらず木星と同等の直径(約14万km)を有する巨大な惑星である。 地理や国民、生態系などは一切不明。そもそも土着の生命体が存在しない可能性も高い。 帝王ムゲ・ゾルバドスの勅命により時間城を用いた太陽系への召還が行われ、地球側と外宇宙同盟の最終決戦の舞台となった。本スレにおいて惑星そのものがムゲ帝王の本体である旨の発言を帝王自身が行っていおり、実際にシュバルツの時間城強奪に際して帝王は惑星との融合を行っている。この時本星との融合を果たしたムゲ帝王に対して、[[最後の大隊]]のドクは「惑星」と「生物」を組み合わせた「惑生」なる造語を使用している。一時は地球を飲み込むなど人類を窮地に陥れたムゲ本星だが、最終的にムゲ帝王のコアの破壊と共に跡形もなく消滅。飲み込まれていた地球も無事に放されている。 ---- *【その他】 **【オールスパーク】 1990年代末に放送された『ビーストウォーズ 超ロボット生命体トランスフォーマー』から登場した概念。 トランスフォーマーの魂の源であり、その死後は再び魂が辿り着く場所とされている。物質世界とは階層を異にする霊的・精神的世界であり、TFの魂は輪廻転生を繰り返しながらオールスパークと現世との間を巡っている。 便宜的に『オールスパーク』と呼ばれる幾何学模様が刻み込まれた立方体(小説版での名称は「キューブ」)は、あくまでも物質世界と霊的階層としてのオールスパークとを結ぶ鍵に過ぎず、それ自体がオールスパークではないという事には注意が必要である。それはトランスフォーマーに生命を与える事が出来る唯一の存在であるベクターシグマや、マーベルコミックにおけるクリエイション・マトリクスにも同じ事が言える。 オールスパークの内部では現世で与えられた名前や記憶といった固有の記号の全てが漂白され、それが完了した時点で再び新たな生命として転生する。本スレではTFではない蒼星石やコウ・ウラキも転生させられそうになっていたので、その対象は生命体全てに及んでいると推測される。基本的に個人の記憶が保たれたままの霊魂が留まる[[地獄]]よりも更に先の段階にある世界という可能性もあり、地獄が閉鎖された現在ではあらゆる死者が猶予を置かずに別の生命へと転生させられているとも考えられる。 第454話「覇王の生涯」でエクスカイザーによって結界が破られ、恐らくは物質としてのキューブも破壊されたと思われるが、世界としてのオールスパークは依然として存在するものと思われる。 (現にセブンチェンジャーはオールスパークから解放された際、ボーグキューブにある喫茶ピアースから転生している) しかし、これによって物質世界の側からオールスパークへアクセスする手段の一つが失われた事は確かである。また、このキューブの力の大半は吸収された魔王の同士が内部で取り込み、残った物はセブンチェンジャーへと与えられた。 **【木星古代遺跡関連】 ***【概略】 ・ルルーシュが木星の地表に落ちた際、それらしい生物と接触 ・それは二足歩行の機械に乗り、どこへともなく去っていったらしい ・ルルーシュ曰く「女の子でした」組織内からは総スカン食らったとか ・また落ちたら会える・・・かもしれんね ・ぶっちゃけあれFFのry ・かつて士郎がこの木星の超古代文明の遺跡に訪れたことがある ・そこで謎の存在からとてつもない力を授かるのだが……地球に帰って来た時その姿は女の子になってました ・後々まで続くエミリア伝説と妻・桜の苦悩の日々はここから始まったのだ! ・シロッコによると木星はガスの集合惑星なので地面はないらしい ・が、最近の調査では「実はゴミの埋め立てで地面を作った」だの「実は木製」だのと言われてるのでそんなこと関係ない! ・「実は木星は宇宙人のゴミ捨て場だったんだよ!」「なんだttry」とも指摘されているが真相は誰も知りはしない ・先日の木帝による調査で某文書の一部断片が発見されたというが…? ・遺跡の数は50を超えており、そのいくつかに「ティナ」という固有名詞があったらしい ・その4割は木帝と騎士団による調査中突如浮上、「魔大陸」となり、さまざまな騒乱を引き起こしていく(↓の「ダークエンジェル」はその一つ) ・その昔、士郎が得た力、そして、ザ・パワーを行使した凱が、それ以外にも何かを授かったらしいが……? ***【ダークエンジェル】 ・魔大陸が破壊された際に残ったコア部”箱舟”(命名はシンゆかのデータ少佐による)が姿を変えた形態 ・外見はラクシズの旗艦「アークエンジェル」を漆黒に染め上げたものであり、便宜的に「ダークエンジェル」と呼称された ・外見は『機動戦士ガンダムSEED』後半に登場したアークエンジェル級二番艦「ドミニオン」に酷似しているが、近年建造されたアークエンジェル級が超古代文明の遺産たる”箱舟”に存在したとは考え難い ・恐らくは”箱舟”の材質が精神感応性を有しており、魔大陸の力によって黒化した九郎(黒郎)に連れられて”箱舟”に降り立ったミーアのラクスへの嫉妬と羨望が黒いAAとなって具現化したものと思われる ・本来ラクスの乗艦はエターナルだが、アークエンジェルがラクシズの象徴的存在となっている事を鑑みれば、ミーアの精神にAAがイメージとして浮き上がった事も決して不思議ではない ・ラクシズ、動物帝国、騎士団による黒郎の撃破と、グランショッカーによるミーアの救出によってダークエンジェル=”箱舟”自体が消滅してしまっている以上、今となっては真相は闇の中である ***【魔大陸の歴史とそこに封印されていた道化師】 ・その昔、四神にとってかわろうとした道化師がいた ・彼は三闘神(戦神、鬼神、女神)の力と、移動要塞兼拠点の「魔大陸」を使い、戦いを挑もうとした ・結果的に彼は四神と闘うことすらできず、人間、勇者、そして幻獣の連合軍に魔大陸と共に封印された ・魔大陸はその忌まわしい記憶と力を完全に封印するため、木星の地下深くへと埋められた ・彼は次の一手として、地球に塔を築いていたらしいが、それを明記する文献は残っていない ・そして、彼が力の源としていた三闘神もまた、いずこかへと消えていた ・木星の遺跡の中に、漠然とその存在を示す文献があるらしいが…… **【古代アザディスタン文明をめぐる謎】 かって古代アザディスタンには、現代に跋扈するオーバーテクノロジーに匹敵する文明が存在していた。 彼らはその技術をもって、[[四神]]の一柱「NANOHASAN」が持つ宝玉“Raising Heart”の力を利用し、ひとつの生物を作り出した。これが人間の頭とアルパカの胴を持った存在="HIME-PAKA"である。 しかしこの行為は四神の怒りを買い、古代アザディスタン文明は四神のうち二柱(NANOHASANとRIKISHIまたはWAKAMOTO)によって滅ぼされ、HIME-PAKAは「輪廻の檻」と呼ばれる呪いにより永遠に転生を繰り返す事となった。 HIME-PAKAに同情した同類達は、「HIME-PAKAの魂を持つ者が危機に陥りし時には、かの者を守る」との誓約を交わして殉死し、その骸はある場所に収められた。 ――以上が、アザディスタンに伝わる伝承の要旨である。 [[地球連邦>連邦]]は独自の調査で、アザディスタンにNANOHASANの力の一端を持つデバイスが封じられているらしい事を突き止め、マリナ・イスマイール王女の制止を振り切って、王宮地下にある王家墳墓の発掘を強行した。 発掘中、連邦軍の一部の兵士が王女に暴行を加えた直後、発掘部隊は突如出現した「KAWAII ARUPAKASAN」を名乗るアルパカの群れに包囲された。彼らは連邦兵と戦いつつ墳墓最深部へ向かう王女を護衛した。 墳墓最深部に到達したマリナ王女は、そこに隠されていた機動兵器「ヤルダバオト」を起動させた。王女によれば、それは古い時代に作られ、アザディスタンが一時共和制を採用していた時期に封印されていたもので、動力源は連邦が探していたデバイスであるという。また王女を守るKAWAII ARUPAKASANの一体は「アザディスタンの守護神」「我らの魂が集結し姿」「ヤルダバオトの81%は我々で構成されている」と口にしている。 [[国際連合]]の実験部隊を率いる傍らでアザディスタンの動向を注視していたザ・ボスは、その直前の[[BF団]]の諸葛亮孔明との会話を踏まえ、「ヤルダバオトは(当時アザディスタンに深く関わっていた連邦とラクシズ双方に因縁深い)負債の遺産ではないか」と推測し、またヤルダバオトの地上出現を察知してグランゾンと共に飛来した[[銀河帝国]]のシュウ・シラカワは古代文明の産物ではないかとの推論を立てた。しかしこの考えを抱いた直後、両者は強力なアルパカの幻影を知覚させられている。 この幻影がヤルダバオトの発した警告なのか、そもそもヤルダバオトは何者によって作られたのか、結論はまだ出ていない。ただ、ヤルダバオト出現に至る一連の出来事は、伝承が事実であり、マリナ・イスマイールが「HIME-PAKAの魂を持つ者」である事を示唆したと言える。 **【「デウス・ウキス・マキーネ」】 言わずと知れた「HELLSING」の最後の大隊の旗艦である飛行船。原作では、1000人の吸血鬼から成る戦闘団「最後の大隊(ミレニアム)」はこれで南米から英国に渡り、「第二次ゼーレヴェ(あしか)作戦」の口火を切った。 しかし議長スレではやや意味合いが異なっており、大隊指揮官であるモンティナ・マックス少佐の搭乗機を指すコールサインとして使用されている。さしづめ、「アメリカ合衆国大統領搭乗機」を示す「エアフォース・ワン」に相当すると言おうか。 (第280話「SHADOW OF THE THREAT」ではマクロス1番艦が「デウス・ウキス・マキーネ」と呼ばれた。第319話「上兵伐謀 其下攻城」では飛行船からマクロス1番艦への「デウス・ウキス・マキーネ」のコールサイン引継ぎが描写され、1番艦は引継ぎまで「LB73000」、飛行船は引継ぎ後「レッド・ツェッペリン」としている) 直訳すれば「機械仕掛けの神」。原義は、話の最後に神の如き力を持ったものが現れ展開をひっくり返す、という意味の文学用語。京極堂などがこれにあたり、ここでは「奴らが来たら全てご破算」という意味が込められているものと思われる。 **【戦艦ネメシス】 TVアニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』にて登場したデストロン軍団の宇宙戦艦。アニメ版第一話で破壊大帝メガトロンらがサイバトロンの宇宙船を追撃する為に乗り込んだ艦であり、地球墜落後400万年の時を経て両軍のTFが目覚めてからはデストロン軍団の海底基地として用いられた。議長スレ世界の歴史では現在までトランスフォーマーは地球を訪れていない為、セイバートロン星においてデストロンの主要艦艇の一つとして運用されていたものと思われる。 本スレ出は第531話「月面異形夜行」においてレーザーウェーブの指揮の下、月軌道に展開中だった[[連邦]]軍のアークエンジェル級戦艦を航行不能に陥れる戦果を挙げたものの、エネルギー収集を行うべく着陸したフォン・ブラウン市にてメタトロンとデストロイド部隊の猛攻を受け撃沈。 なお、誘爆性の高いエネルゴンキューブを積み込む前に撃沈されたので周辺地域への被害は軽微に留まった。 **【消えた「白い悪魔」━ミラージュ騎士団の謎━】 草創期の騎士団の最精鋭部隊でありながら、創設者・同志が進めてきた「幸せの時」作戦の最終局面であったルルイエ戦を最後に忽然と姿を消したミラージュ騎士団。彼らのその後は謎に包まれている。 第3次スフィア戦争(オペレーション・スターダスト。第200話)当時、何人かのミラージュ騎士が、アセルス時代の騎士団の援軍として参戦していたとの情報もあるが、詳細は明らかでない。 その一方で、ステラ・ルーシェ率いる「らんどの住人」の主力一般兵部隊「バビロン盗撮団」の正体はミラージュ騎士団ではないかとの声も根強く存在する。 その理由としては、(1)盗撮団は生身に忍者装束という簡素ないでたちでありながら、その強さは最後の大隊やオーブの一般兵に勝るとも劣らない (2)もともとらんどはステラが同志の支援の下に結成した組織である (3)らんどの最高幹部として元ミラージュ騎士団総司令官のファルク・U・ログナー伯爵と、そのファティマであるイエッタが名を連ねている (4)騎士団の旗騎L.E.D.ミラージュに源流を求めることが出来るMH「ナイト・オブ・ゴールド」と「クラウドスカッツ(ヴォルケシェッツエ)」をらんどは所有している (5)オペレーション・スターダストの最中、盗撮団と思しき忍者装束の集団がスフィア近郊で見かけられた (6)大物ミラージュ騎士であるランドアンド・スパコーン公爵やアイシャ・コーダンテ王女、やはりミラージュメンバーである“クローズ”ベスター・オービット公爵が姿を見せ、さらにログナーやランド、盗撮団員のこれまでの発言から、左翼大隊司令の斑鳩・エミーテ(サリオン・イイ・シナーテ)王子、主任科学者のリィ・エックス=アトワイト公爵とディッパ・ドロップス博士、若手騎士のウラッツェン・ジィらの所属が示唆されている……などが挙げられる。 このうち(1)~(3)、(5)については「盗撮団=ミラージュ騎士団」説の証拠としては余りにも漠然としているし、(4)についても「私有騎もしくは拿捕騎を持ち込んだに過ぎないのではないか」との反論が可能である(KOGはイエッタが金朱雀から奪取した経緯がある)。(6)も、第364話でログナーが「ミラージュ騎士団はルルイエの戦いで全員戦死した」と言明していること、ステラがランドと面識が全く無かったことから、信憑性に乏しくもない。 しかし「フロートテンプル━妄執の天空宮殿━」で触れたように、ランドは自身が警備長官を務めていたフロートテンプルが崩壊した責任を取ってミラージュナンバーを返上しており、ルルイエ戦時には不在であった(同志の密命を帯びて別行動をとっていた)。そのため、ルルイエ戦後にログナーの主となるステラにランドとの面識がなかったのは当然といえる。 また本スレではランド(第375話)やアイシャ(第394話)が盗撮スーツを着用する場面があるが、これとても「盗撮団=ミラージュ騎士団」説を補強する証拠とするには難しい(ログナーもしくは同志のツテで、客分としてらんどに参加したとの可能性もある。第375話でオービットがバルジに居た理由も同様)。 一方で、「ルルイエでのミラージュ騎士団の全滅」に関しては、ログナーはあくまでも法的な(戸籍上の)扱いについて言及しているに過ぎず、現実に全員がルルイエで戦死したとは考え難い。 一つの手がかりとして考えられるのは、「退団は死を以ってのみ許される」(※)というミラージュ騎士団独特の掟である。これとログナーの発言を照らし合わせると、ミラージュ騎士団は自らの掟を逆手に取って、ルルイエ戦中に同志を殺害して騎士団を簒奪した無常矜持への忠誠を拒否し、戦死を偽装してらんどへの一斉移籍を敢行した――との仮説が成り立つ。しかし、それでもL.E.D.ミラージュなどのミラージュマシンをほとんど放棄(ミラージュ騎士団にとっては戦力喪失を意味する)してまで組織を割る必要性があったか、なぜ無常討伐に動かなかったのかなど、謎は残る。  ※ミラージュナンバー返上は厳密には退団ではなく、もっぱら高齢による隠居の意味合いが強い。その点ではランド公のナンバー返上は理由が理由とはいえ異例である。 **【プラントの食事情】 [[ウエハース>http://www5.atwiki.jp/nijiuradegityou/pages/137.html#id_5215d3ee]]しか食ってないのかと思われがちな議長軍兵士・プラント国民だが、ちゃんとその他の食物も食べている。 主な食糧は、プラント構成13市の一つであるユニウス市のコロニーで生産されているが、津村斗貴子の証言によれば、市内の食糧庫にはマンドラゴラなどありえない野菜が時折見受けられるということである。 ユニウス市に農林水畜産学関係の研究施設が集中していることを考えると、コーディネイターの能力をもってすれば、それらの野菜類の創出・生産もありえないことではないかもしれない。 でもそれって某オーブの某ライダーの家庭s(ry **【GNZ-003ガデッサ/GNZ-005ガラッゾ開発秘話】 イノベイターの戦力を構成する新型MS「ガデッサ」と「ガラッゾ」。 この二機のルーツは旧人類帝国で開発されていたZGMF-X42S「デスティニー」の廉価版に遡る。 デスティニーの鹵獲後、旧人類帝国ではただちに同機の量産化計画が浮上した。しかし、旧人帝によるデスティニー量産化はすぐに大きな壁に突き当たる事となる。デスティニーはコストを度外視してプラントのMS製造ノウハウを惜しみなく注ぎ込まれた規格外の機体であり、GN-Xの開発を経て目覚しい進歩を見せてはいたものの、未だ十分な技術的ノウハウを持たない人類帝国においてオリジナルデスティニーと同等の性能を有する機体を複数量産する事は依然困難であった。 (黒のカリスマ専用機については彼の個人的コネクションを通じて建造されたという説もあり、未詳) そこで旧人帝技術部は苦肉の策としてデスティニーの装備を砲撃モジュールと近接戦闘モジュールに分割し、いずれか一方のみに特化させた機体をそれぞれ建造する事でこの問題を解決したのである。 それこそがM2000GX高エネルギー長射程ビーム砲を発展改良させたGNメガランチャーを装備する長距離砲撃型のGNZ-003「ガデッサ」。並びにデスティニーの掌に装備されていた近接ビーム兵器「パルマフィオキーナ」を爪状のGNビームサーベルへと発展させた格闘戦型のGNZ-005「ガラッゾ」である。 こうして完成したガデッサ/ガラッゾは20m超級という大型の機体に加え、重量バランスの問題から駐機時を除いて接地を前提としない構造の脚部を採用するなど異色の機体となった。 試作段階で人類帝国が崩壊した為にガデッサ/ガラッゾ両機の開発は一時凍結を余儀なくされ、正式なロールアウトはイノベイターの発足を待たねばならなかった。イノベイターにおいては同組織の幹部Resident Evilとロキ(アーエル)の愛機として実戦投入されている。元々量産を企図されていた為、ガデッサ/ガラッゾ共に予備機を含めて複数の機体が存在している模様である。
[[裏設定置き場]]である程度まとまった書き込みを移動・保管する倉庫です。 こちらでは「情報・メディア」「地理」、及び既存のカテゴリに当てはまらない事柄を取り扱います。 「基地・拠点」「技術」「必殺技・特殊能力」「人」「政治」についてはこちら→[[裏設定倉庫1]] 「経済」についてはこちら→[[裏設定倉庫2]] 「社会」についてはこちら→[[裏設定倉庫3]] ---- #contents ---- *【情報・メディア】 **【サイド2ちゃんねる】 15年前の戦争以前から存在していたと言われるスレッドフロート式掲示板群の総称。 TOPページに壷の画像が置かれている事から(注1)、「壷」という俗称で呼ばれる事もある。 コロニーのひとつサイド2の管理下で提供されていたと言われるが、実際にはサイド3(旧ジオン公国)により運営されていたという説も有力である。 運営面では各掲示板やスレッドにアナハイム・エレクトロニクスなどBANDAIグループやツィマッドの広告を掲載し、そこから得た収入を掲示板の管理費に充てているとされる。 今までこの世界で良くも悪くもネットワーク社会の一大勢力であったが、近年登場した「生まれたばかりの掲示板」である『[[木星帝国]]@ふたば』に押され気味である。 しかしその参加の気楽さから入り浸る古参ユーザーは多いらしい。 一部の掲示板には「VIPER(バイパー)」と呼ばれる特殊な集団が存在しており、コミュニケーションに短波無線信号を示す記号(注2)や暗号化された表現を多用するなど、通常のユーザーとは一線を画している。 VIPERが木帝@ふたば内部(下記)で活動する場面もしばしば見られるが、ティターンズ出身の木帝@ふたばの住民の中には、露骨なジオン訛りや独特な表現の使用を嫌悪する者も多い。 注1:かつてジオン公国軍に在籍していたマ・クベ大佐のコレクションと噂されるが詳細不明 注2:「w」。通称は「芝」である **【木星帝国@ふたば】 通称『木帝@ふたば』と呼ばれるスレッド式掲示板群の総称。 カテゴリー別の掲示板で構成され、本文に加え静止画像のアップロードが可能なのが『サイド2ちゃんねる』との大きな違いである。 掲示板の誕生に至った経緯に関しては諸説あるが、一年戦争でのジオン公国の敗戦に伴い一時期サイド2ちゃんねるが閉鎖された時期があり、その間に現在のサーバで開設されたという説が濃厚。その為かサイド2ちゃんねるが復活した後も外郭サイトと勘違いしたジオン系住民が多数押し寄せるなどの被害がしばしば発生し、それが木帝@ふたばユーザー(主にティターンズ士官)の反スペースノイド感情を高める要因ともなった。 ネットワークにアクセス可能な端末があれば太陽系のどこからでも閲覧可能な人気掲示板であるが、それ故にここもたびたび荒し目的のスレッド立てを複数繰り返してスレッドカタログを埋め尽くす「カタログ荒し」などに晒され、掲示板がシステムダウンを余儀なくされる事態に発展することもある。 木帝@ふたばのサーバーは基本的に[[木星帝国]]傘下の特務機関NERV(ネルフ)内にあるスーパーコンピューター「MAGI(マギ)」により管理されており、荒しを行う特定の人物(某組織代表説あり)と掲示板の管理を行うネルフの皆さんとのネットワーク上の死闘が日々繰り返されている。 木帝@ふたばでは秘密裏に木帝当局により検閲が行われており、政府に対する批判や不都合な情報を書き込むとアクセス禁止となる。発信者が帝国領内に居住している場合の処分は更に厳しく、速やかに逆探知が行われ国家反逆罪の名目で逮捕・収監される。こうした木星帝国における言論弾圧はもっぱら憲兵隊の職務となっている。 **【ヌコヌコ動画】 ごく最近登場した動画投稿・閲覧サイト。 動画が見られるというのが最大の特徴で、動画の録画・再生が可能な情報端末があれば太陽系のどこからでも投稿・閲覧が可能である。 その場で起きた出来事の動画をユーザーがアップロードすれば、地球から遠く離れた宙域でも従来のメディアよりも早く情報が得られる可能性がある。 ヌコヌコ動画の特徴として、動画に対してリアルタイムでコメントを付けられるシステムがあり、これが利用者の間で非常な評判を呼んでいる。 このコメント制の導入は数々の二次創作ネタが生まれるきっかけともなった。 合法・違法を問わず様々なジャンルの動画が提供されていることから、熱中のあまり一度閲覧しだしたら社会生活に悪影響があるほど中毒性が指摘されてるとかいないとか。 **【勇Tube】 その名から[[勇者新党]]の提供という説が有力な動画共有サイト。 新党管理下であることが事実ならば、[[国際連合]]や旋風寺コンツェルンなどバックボーンは想像以上に巨大だと推測される。 全体的に規制はヌコヌコ動画に比べて緩めであり、[[著名人>http://www5.atwiki.jp/nijiuradegityou/pages/87.html#id_34dd5490]]が出演する同性愛モノの18禁動画や、党員の残虐行為を撮影した無修正グロ動画が何本も出回るなど、モラルに関しては半ば無法地帯となっているのが現状である。 ただし、トランスフォーマー関係の動画は即刻削除される上、それをアップロードしたユーザーは半永久的にアクセス禁止処分を受けるなど、一部では異常に厳しい面を持つ事でも知られている。 ヌコヌコ動画がサーバーへの負担軽減から簡易なID制を採用しているのに対して、こちらは登録やパスワード入力のプロセスを経ずに誰でも動画を鑑賞可能となっている。 同じ動画閲覧サイトということでヌコヌコ動画との共通点が多いが、勇Tubeに影響されてヌコヌコ動画が誕生したのか、ヌコヌコ動画に対抗して勇Tubeが立ち上がったのかは、今では判然としない。 こちらも時にはアングラに近い動画が提供されるなど中毒性が高いが、ユーザー数や投稿動画のDVD化など社会的影響などを考慮すると、ヌコヌコ動画に軍配が上がるかもしれない。 **【わぁいチャンネル】 [[らんど>らんどの住人]]が運営する衛星放送局。その名の通りわぁいな番組を太陽系全域に放送している。 具体的な開局時期は判然としないが、送信施設やスタジオ、お客様ご相談センターなどが置かれている移動要塞「バルジ」をらんどが入手したのは木星遺跡(魔大陸)事件の最中であり、それ以降と思われる。 テレビ3波、ラジオ2波の放送体制を敷き、テレビ・ラジオ各1波は未成年者視聴不可となっている。原則として有料放送だが、契約勧誘キャンペーンとしてノースクランブル放送が行われることもある。 目下の悩みはバルジ近辺を走り回る宇宙船が起こすノイズによる通信障害だとか。 ---- *【地理】 **地球圏 この項では地球と月を中心とした宇宙宙域を説明する。地球圏とはガンダムシリーズでは地球と月・各宇宙コロニー群の文明圏を指す。 地球の衛星である月と地球の間にあるラグランジュポイントに宇宙コロニーを建設した。ラグランジュポイントとは地球と月の重力が安定しているポイントのことである。 このラグランジュポイントはL1~L5と5つのポイントがある。それぞれにコロニーや宇宙要塞が建設されている。 各スペースコロニーはサイドと呼ばれる行政区分で分けられている。ジオン公国のあるサイド3はL2に存在する。 長期にわたる戦乱で各サイドは再編を受けている。 月面も戦乱に伴い破壊されて再生を受け、新たに各月面都市が再建された。月の表にフォン・ブラウンがあり、月の裏にグラナダ、ゲンガナム、モケラがある。 【各サイドの位置】 ・L1にある主要施設 旧サイド5→新サイド4≪フロンティア≫ ジオン独立戦争でのルウム戦役により旧サイド5は壊滅し、新たに新サイド4≪フロンティア≫が建造された。 コスモ・バビロニア戦争の新たな舞台ともなった。 パラオ 鉱物資源衛星を木星帝国が軍事拠点へと改修した場所。 茨の園 旧木星帝国(第一帝政期)に拠点とした場所。 コンペイ島 旧ジオン公国が建造した宇宙要塞ソロモンを改名した要塞。 ・L2の主要施設 サイド3 ジオン公国の本拠地となった場所。 ながらく地球連邦と木星帝国で戦いが繰り広げられた土地でもあり、周辺に主要軍事施設が点在する。 ゼダンの門 ジオンが建造した宇宙要塞ア・バオア・クーを改名した要塞。 長らく木星帝国の拠点が置かれている。 トワサンガ Gのレコンギスタに登場する宇宙施設。旧サイド3の周辺にあることからL2にあるものと推測される。 ・L3の主要施設 サイド7 ジオン独立戦争においてジオンと連邦軍のザクⅡとガンダムが初激突した場所で知られている。 ルナツー コロニー建造用の資源衛星を宇宙要塞へと改修した。 長らく地球連邦軍の要塞が置かれている。 ・L4の主要施設 サイド2 『機動戦士Vガンダム』ではザンスカール帝国が置かれていたことで有名なサイド サイド6 ジオン独立戦争時において中立地帯となっていたサイド ・L5の主要施設 プラント本国 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズにおいてプラントのあるコロニーが置かれた場所 議長軍の解散に伴い廃棄コロニーとなったと推測される。住民は竜宮島などに移住している。 サイド1 『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』でロンドベル隊の本拠地があったロンデニオンやネオジオンのスィートウォーターがあった場所 旧サイド4 ジオン独立戦争により壊滅的な打撃を受けた。『機動戦士ガンダム サンダーボルト』などの舞台である。 場所不明 サイド8 元ネタは『Gセイバー』で登場したサイド8である。 議長スレ世界においてはキメラアントの襲撃により難民となった者を収容した移民船を母体としたサイドである どのラグランジュポイントに建設されたのか不明である。 **【フォン・ブラウン自由市】 月赤道部の東経23.5度付近のクレーターに存在する月最大の都市。 人類が築いた史上初の本格的な宇宙都市であり、太陽系における最大の都市の一つである。都市構造は人口増加に伴って上に向かって区画を積み重ねた為に多層構造となっており、その外観は同市の特徴ともなっている。 総人口は約5000万人だが、一般的なスペースコロニーの収容人口が数百万人である事を考慮すればフォン・ブラウンが如何に巨大な都市であるかが理解出来るだろう。またアナハイム・エレクトロニクス(AE)の重要拠点の一つである事も関係し、財政は豊かで犯罪発生率も低い。 AEの親会社に当たるBANDAIグループの大株主である[[木星帝国]]との繋がりも深く、フォン・ブラウン市警にはナイトメアフレーム・グラスゴーの警察仕様、通称「ナイトポリス」が配備されている。 フォン・ブラウン(及び其の近郊)の地下には巨大空洞が存在しており、そのほとんどはAEの所有である。月面編(第191~200話)ではここを舞台に[[ラクシズ]]と木帝との間で追撃戦が演じられ、その結果大規模の落盤が発生している。またソレスタル・ビーイング(CB)はAEの所有に帰さない一角に組織の核である量子コンピュータ「ヴェーダ」を置く。 中立地帯ということもあり戦禍に巻き込まれる事は少ないフォン・ブラウンだが、必ずしも安全という訳ではない。第414話「Humanmaid Serial Killer」では同市が木帝のNTR計画によって殺人鬼化したジェナス・ディラによる一般市民を対象とした大量虐殺事件、通称『血の11月(Bloody November)』事件の舞台ともなっている。また第505話「幕僚と前線」ではヴェーダの奪取を目論み侵攻した[[連邦]]と、これに介入した[[モルドール]]との間で激しい戦闘が行われ、最後はヴェーダの自爆によって市全域が崩壊している。第531話「月面異形夜行」では同市の莫大なエネルギー量に着目したデストロン軍団とグランショッカーによって襲撃を受け、一時期は市内の全エネルギー停止による酸素供給停止という危機に見舞われた。 襲撃の際に住民が一斉退去した関係で現在同市はゴーストタウンと化している。 **【魔界】 [[モルドール]]の本拠地が存在するとされる領域。 地獄の近所とも、地球の地下に存在するとも言われているが詳細は不明。 表の世界とは異なる不気味な生物が跳梁跋扈し、植物は全てカカオ(のようなもの?)である。 これまでモルドールには通常の人類が所属していた事があり、[[最後の大隊]]も長く外交使節団を派遣していたため、人間が生存可能な大気は存在しているらしい。 魔界にはモルドールの本拠地である万魔殿(パンデモニウム)が存在し、[[グランショッカー]]による侵攻を受けるまでは外部勢力にとっては前人未到の領域であった。その内部には「瘴気」と呼ばれる気体状の物質が充満しており、魔界の住民にとっては酸素と同じように無害である。ただし、無防備な現世の生物がこれを吸い込めば体が瘴気に蝕まれ、醜悪な魔界生物へと変貌する。植物の場合では如何なる種類の樹木でもカカオの木へと変成してしまう。 第448話「さらば、北海道~あなたと合体!~」では魔界の一部となった旧オーストラリア大陸が北海道を取り込み、瘴気が流れ込んだ事で動植物が次々と変異を起こしたことは記憶に新しい。瘴気に触れた事でアルパカ軍団が不気味な怪物へと変化した外、ただのカブトムシやエビが怪獣へと姿を変えたという現象が観測された。こうした性質から、怪獣やモンスターの誕生経緯に関しても現世の動物が瘴気に侵されて変化したというパターンは多いと考えられる。 **【アザディスタン王国(المملكة ازادیستان ,Al Mamlakah al āzādistan)】 カスピ海とペルシャ湾に挟まれた地域に存在する新興国家。 政治体制として王制を採用しており、現在は第一皇女マリナ・イスマイールが政治的な指導者の立場にある。数年前まで隣国のクルジス共和国と戦争状態にあったが、現在では旧クルジス領はアザディスタン王国に吸収されている。原作の世界においては石油資源は既に枯渇しており、その影響もあって経済は停滞している。 地理的には現実でのイラン(イラン・イスラム共和国)とほぼ合致すると思われる。更に原作では明言されていないが、現実のイランと同じくイスラム教を国教としている模様である。 原作以上に経済は困窮しており、国内の治安も芳しくないのが実情である。 かつては[[国際連合]]加盟国だったようだが、国連からは国家財政を圧迫するほどの高額の分担金を負わされていたにも関わらず、一切の経済支援は受けられないほどに冷遇されていた。そのため[[ラクシズ]]や[[連邦]]の経済援助を受けることになったが、その過程で一時的に両者の間で交戦状態が発生。さらに杉浦碧一行が一時入国したことで、碧らの脱走をきっかけに起こった[[最後の大隊]]の内紛が持ち込まれ、原理主義を掲げる過激派勢力やジオン残党の跋扈なども重なり国内は混乱状態に陥った。その最中に国連安保理からの要請でアザディスタンに大陸間弾道弾が発射されるなど、国連が一国に対して積極的攻撃を仕掛けるという異例の事態が発生している。 第458話「訣別の結婚式~王国の終焉~」にて第一皇女マリナ・イスマイールと[[連邦]]士官ダークナイト(間桐慎二)との婚礼の儀が執り行われ、これを以って正式に連邦のアザディスタン支配がスタートする筈であった。しかし、式の最中にマリナ・イスマイール王妃が「合衆国アザディスタン」を掲げて反乱を企てるも失敗。国王となったDKは王妃の離縁と王制の廃止を宣言、事実上の連邦領とした。しかしそれでも国内の政治的・経済的混乱を収拾する事は出来ず、王制派の根強い抵抗もあり、第480話「奪回vs奪回~怒りを知れ!超人機!」で連邦はアザディスタンへの干渉を断念し駐屯軍を撤退させた。この時点でソレスタル・ビーイングと思しき武装組織や大隊が隣国に兵力を派遣しており、なおも黒海沿岸(トルコ、クリミア半島など)に領土を有する連邦軍や、その連邦から奪回したイスラエルに拠点を設けた国連軍の存在もあり、未だ予断を許さない情勢である。 国連の一連の行動については、イブラヒム・ガンバリ国連事務次長の言によれば「アザディスタンは地政学的に美味しい場所」であり、経済的重圧をかけることで、かねてから敵対関係にある連邦などの他勢力をアザディスタンに引き付けその戦力を削ぐ意図があったとされる。 連邦がアザディスタンに固執した理由については下の「古代アザディスタン文明をめぐる謎」も参照されたい。 **【アズカバン(Azkaban)】 北海のほぼ中心にある孤島に存在している要塞監獄。魔法使いや魔女・妖精以下魔法生物を収監の対象としている。 相手の精気を吸い取るディメンター(吸魂鬼)が看守を務めている為に脱獄することはほぼ不可能とされており、原作「ハリーポッター」の中でも脱獄した者は歴史上ほんの数名に留まっている。 木星帝国総帥のパプテマス・シロッコとの戦闘において敗北した魔王様がこの刑務所に収監された。この時のアセルスの発言を踏まえると管轄は原作同様英国の魔法省、もしくは[[騎士団]](当時はアセルス派)と予想される。もっともその後アセルス派は九郎派とアグリアス派に分裂した末The Majestic Standを起こして自壊し、英国もMajestic Standで壊滅したため、管理体制を含めた現状がどうなっているかは不明である。 **【太陽系の各惑星】 ***【土星】 太陽系第六惑星。 木星に次ぐ大質量を持つ惑星であり、木星と同じくその大半はガスによって構成されている。更に赤道上に環を持つなど、木星との共通点が多い惑星である。 ただし土星の密度は太陽系で最も低く、同じガス惑星である木星の半分以下の密度しか持っていない。構造的に人類の居住は不可能であり、木星圏より遠くにあるという地理的な問題や、核融合炉に必要なヘリウムの貯蔵量が木星の1/5以下である事も重なって、これまでの歴史において何らかの利用がなされていたという記録は残されていない。 これまで特に戦場になる事もなく地味な存在として生き永らえて来た土星だったが、その最期は唐突に訪れた。 第504話「破壊大帝、降臨」において地球圏へ移動してきたセイバートロン星によってガス雲の大半をエネルギーに変換され、ただでさえ密度の低い土星は核を残して消滅してしまったのである。 しかし、前述のように土星にはコロニーや軍事基地等は存在していなかった可能性が高い為、土星消滅が今後の情勢に直接的な影響を及ぼす可能性は低いものと推測される。 **【外宇宙情勢】 議長スレの舞台は基本的に太陽系の内部に留まっているが、太陽系外でも異星人同士の激しい戦いが行われている。 現在までに確認されている主な外宇宙勢力はデストロン軍団、機械帝国ガルファ、機械化帝国、オーボス軍、バッフ・クラン、ゼントラーディ、監察軍、ゼ・バルマリィ帝国などである。かつては機界文明(ゾンダー)も全宇宙で猛威を振るったと推測されるが、機界昇華の終結により現在では完全に滅亡している。地球人の概念では途方もない版図を持つ[[銀河帝国]]でさえも宇宙全体から見ればこれらの無数にある勢力の一つに過ぎず、宇宙各地で他勢力との小競り合いが続いているものと思われる。幸いにも地球は未開の辺境惑星として認識されており、目下のところ稀に偵察隊が送り込まれる事を除けば侵略対象にはなっていない模様。 (地球圏に進出した[[銀河帝国]]が意図的に情報を遮断している可能性もある) ***【ハルケギニア】 地球から数光年離れた外宇宙に位置する惑星。 アンチスパイラルの空間転移攻撃を受けたグラヴィオンが送り込まれた星である。 酸素を多く含んだ大気を持ち、ヒューマノイド型の知的生命体も存在しているなど、地球との共通点が多い。しかし、夜には赤と青の色の異なる二つの月が空に浮かぶなど、他天体ならではの独特の地理的特徴も持ち合わせている。文明レベルは地球の歴史における中世ヨーロッパと同程度であり、原住民達のコミュニティは前近代的な封建社会である。技術は銃や火薬を実用化する程度で未だ高度な技術を要する機械の発明には至っていないも。一部の住人は魔法と呼ばれる特殊能力を有するという特徴を備えており、メイジと呼ばれる能力者はハルケギニアの社会における支配階級を形成している。 ちなみに「ハルケギニア」という名称は原住民の言語で彼らの住む大陸を指す言葉であり、サイバトロンからはV惑星群というエリアに存在する名もない未開惑星として扱われている。付近には巨人種族ゼントラーディの戦闘部隊も駐留しており、地表に突如出現したグラヴィオンを監察軍の兵器と誤認するという一幕も見られた。この事から、ハルケギニアとその周辺は銀河系に跨るゼントラーディと監察軍との戦線の一部に組み込まれている可能性も高いと推測される。 デロイア消滅と同時期に宇宙魔人ギャラクタスによって捕食され、燃え盛る核だけを残して消滅。その際に惑星から脱出する術を持たない原住民も全員死亡したものと思われるが…? ***【デロイア】 スタフェラス二重太陽系の第五惑星の名称。 地球型惑星ではあるものの、ハルケギニアとは異なり先住民が居住していない無人惑星である。[[連邦]]の前身にあたる地球連合が存在していた時代に移民船団が入植を開始し、彼らにとっての第二の地球として発展を遂げていた。どうやら地球との連絡は行われていないようで、住民達はまだ地球連合が存続していると思い込んでいた。 技術水準なども移民船団が地球を発った当時のままであり、太陽系ではMSにその地位を奪われたメタルアーマーやラウンドバーニアン、コンバットアーマーなど前世代の機動兵器が現役で運用されている。政治的にはブリタニア家のユーフェミア・リ・ブリタニア皇女が植民地総督として統治を行っていた。 第560話にてゼントラーディ軍と宇宙怪獣軍団の襲撃を受け、旧式の装備しか持たなかった防衛隊は全滅。ウルトラマンの援護を受けて時間を稼ぐ事には成功するが、ユーフェミアは惑星の放棄を決定。生き残った市民と共にメガロード級戦艦で太陽系へと退避している。しかし、この時行った長距離フォールドの航跡をゼントラーディにトレースされ、皮肉にも外宇宙からの侵略者を太陽系へと招き入れてしまう結果となった。 ユーフェミアの要請を受け、第564話「運命の矢」で[[木星帝国]]からサウザンス・ジュピター級大型輸送船がデロイアに派遣される。しかし調査隊が到着した時にはデロイアは既に壊滅状態であり、廃墟と化した惑星地表に僅かな人類が生き残るのみという凄惨な光景が広がっていた。更に調査隊は惑星に留まっていたエンペラ星人と[[モルドール]]の襲撃を受け、出発寸前に[[デストロン]]とゼントラーディ軍の襲撃を受けた為に僅かな物資と戦力だけを積んで出航せざるを得なかったという悪条件も重なり、奮闘虚しくサウザンス・ジュピターを失ってしまう。木星帝国を退けたエンペラ星人はかねてよりの目的だった惑星の破壊を決行し、デロイアは宇宙から消滅した。 惑星デロイア消滅は第567話「The Planet Eater-星喰い-」での出来事である。 ***【エンドレスイリュージョン】 [[勇者新党]]と[[ラクシズ]]がデストロンのスペースブリッジにより飛ばされた惑星。 アークエンジェル級の航法装置に備わっている星図には全く記載されていない謎の惑星である。 僅かながら人類が居住しており、過去に流刑惑星として使用されていたとの説もある。 エルドラⅤのメンバーはかつてこの惑星を訪れた事があると証言しており、惑星各地に[[騎士団]]の創設者である同志の痕跡が数多く残されているなど、地球から遠く離れた外宇宙惑星としては不可解な点が多い。 ***【ムゲ本星】 ムゲの宇宙と呼ばれる異空間に存在する[[ムゲ帝国]]の本拠地。 ガス惑星ではないにも関わらず木星と同等の直径(約14万km)を有する巨大な惑星である。 地理や国民、生態系などは一切不明。そもそも土着の生命体が存在しない可能性も高い。 帝王ムゲ・ゾルバドスの勅命により時間城を用いた太陽系への召還が行われ、地球側と外宇宙同盟の最終決戦の舞台となった。本スレにおいて惑星そのものがムゲ帝王の本体である旨の発言を帝王自身が行っていおり、実際にシュバルツの時間城強奪に際して帝王は惑星との融合を行っている。この時本星との融合を果たしたムゲ帝王に対して、[[最後の大隊]]のドクは「惑星」と「生物」を組み合わせた「惑生」なる造語を使用している。一時は地球を飲み込むなど人類を窮地に陥れたムゲ本星だが、最終的にムゲ帝王のコアの破壊と共に跡形もなく消滅。飲み込まれていた地球も無事に放されている。 ---- *【その他】 **【オールスパーク】 1990年代末に放送された『ビーストウォーズ 超ロボット生命体トランスフォーマー』から登場した概念。 トランスフォーマーの魂の源であり、その死後は再び魂が辿り着く場所とされている。物質世界とは階層を異にする霊的・精神的世界であり、TFの魂は輪廻転生を繰り返しながらオールスパークと現世との間を巡っている。 便宜的に『オールスパーク』と呼ばれる幾何学模様が刻み込まれた立方体(小説版での名称は「キューブ」)は、あくまでも物質世界と霊的階層としてのオールスパークとを結ぶ鍵に過ぎず、それ自体がオールスパークではないという事には注意が必要である。それはトランスフォーマーに生命を与える事が出来る唯一の存在であるベクターシグマや、マーベルコミックにおけるクリエイション・マトリクスにも同じ事が言える。 オールスパークの内部では現世で与えられた名前や記憶といった固有の記号の全てが漂白され、それが完了した時点で再び新たな生命として転生する。本スレではTFではない蒼星石やコウ・ウラキも転生させられそうになっていたので、その対象は生命体全てに及んでいると推測される。基本的に個人の記憶が保たれたままの霊魂が留まる[[地獄]]よりも更に先の段階にある世界という可能性もあり、地獄が閉鎖された現在ではあらゆる死者が猶予を置かずに別の生命へと転生させられているとも考えられる。 第454話「覇王の生涯」でエクスカイザーによって結界が破られ、恐らくは物質としてのキューブも破壊されたと思われるが、世界としてのオールスパークは依然として存在するものと思われる。 (現にセブンチェンジャーはオールスパークから解放された際、ボーグキューブにある喫茶ピアースから転生している) しかし、これによって物質世界の側からオールスパークへアクセスする手段の一つが失われた事は確かである。また、このキューブの力の大半は吸収された魔王の同士が内部で取り込み、残った物はセブンチェンジャーへと与えられた。 **【木星古代遺跡関連】 ***【概略】 ・ルルーシュが木星の地表に落ちた際、それらしい生物と接触 ・それは二足歩行の機械に乗り、どこへともなく去っていったらしい ・ルルーシュ曰く「女の子でした」組織内からは総スカン食らったとか ・また落ちたら会える・・・かもしれんね ・ぶっちゃけあれFFのry ・かつて士郎がこの木星の超古代文明の遺跡に訪れたことがある ・そこで謎の存在からとてつもない力を授かるのだが……地球に帰って来た時その姿は女の子になってました ・後々まで続くエミリア伝説と妻・桜の苦悩の日々はここから始まったのだ! ・シロッコによると木星はガスの集合惑星なので地面はないらしい ・が、最近の調査では「実はゴミの埋め立てで地面を作った」だの「実は木製」だのと言われてるのでそんなこと関係ない! ・「実は木星は宇宙人のゴミ捨て場だったんだよ!」「なんだttry」とも指摘されているが真相は誰も知りはしない ・先日の木帝による調査で某文書の一部断片が発見されたというが…? ・遺跡の数は50を超えており、そのいくつかに「ティナ」という固有名詞があったらしい ・その4割は木帝と騎士団による調査中突如浮上、「魔大陸」となり、さまざまな騒乱を引き起こしていく(↓の「ダークエンジェル」はその一つ) ・その昔、士郎が得た力、そして、ザ・パワーを行使した凱が、それ以外にも何かを授かったらしいが……? ***【ダークエンジェル】 ・魔大陸が破壊された際に残ったコア部”箱舟”(命名はシンゆかのデータ少佐による)が姿を変えた形態 ・外見はラクシズの旗艦「アークエンジェル」を漆黒に染め上げたものであり、便宜的に「ダークエンジェル」と呼称された ・外見は『機動戦士ガンダムSEED』後半に登場したアークエンジェル級二番艦「ドミニオン」に酷似しているが、近年建造されたアークエンジェル級が超古代文明の遺産たる”箱舟”に存在したとは考え難い ・恐らくは”箱舟”の材質が精神感応性を有しており、魔大陸の力によって黒化した九郎(黒郎)に連れられて”箱舟”に降り立ったミーアのラクスへの嫉妬と羨望が黒いAAとなって具現化したものと思われる ・本来ラクスの乗艦はエターナルだが、アークエンジェルがラクシズの象徴的存在となっている事を鑑みれば、ミーアの精神にAAがイメージとして浮き上がった事も決して不思議ではない ・ラクシズ、動物帝国、騎士団による黒郎の撃破と、グランショッカーによるミーアの救出によってダークエンジェル=”箱舟”自体が消滅してしまっている以上、今となっては真相は闇の中である ***【魔大陸の歴史とそこに封印されていた道化師】 ・その昔、四神にとってかわろうとした道化師がいた ・彼は三闘神(戦神、鬼神、女神)の力と、移動要塞兼拠点の「魔大陸」を使い、戦いを挑もうとした ・結果的に彼は四神と闘うことすらできず、人間、勇者、そして幻獣の連合軍に魔大陸と共に封印された ・魔大陸はその忌まわしい記憶と力を完全に封印するため、木星の地下深くへと埋められた ・彼は次の一手として、地球に塔を築いていたらしいが、それを明記する文献は残っていない ・そして、彼が力の源としていた三闘神もまた、いずこかへと消えていた ・木星の遺跡の中に、漠然とその存在を示す文献があるらしいが…… **【古代アザディスタン文明をめぐる謎】 かって古代アザディスタンには、現代に跋扈するオーバーテクノロジーに匹敵する文明が存在していた。 彼らはその技術をもって、[[四神]]の一柱「NANOHASAN」が持つ宝玉“Raising Heart”の力を利用し、ひとつの生物を作り出した。これが人間の頭とアルパカの胴を持った存在="HIME-PAKA"である。 しかしこの行為は四神の怒りを買い、古代アザディスタン文明は四神のうち二柱(NANOHASANとRIKISHIまたはWAKAMOTO)によって滅ぼされ、HIME-PAKAは「輪廻の檻」と呼ばれる呪いにより永遠に転生を繰り返す事となった。 HIME-PAKAに同情した同類達は、「HIME-PAKAの魂を持つ者が危機に陥りし時には、かの者を守る」との誓約を交わして殉死し、その骸はある場所に収められた。 ――以上が、アザディスタンに伝わる伝承の要旨である。 [[地球連邦>連邦]]は独自の調査で、アザディスタンにNANOHASANの力の一端を持つデバイスが封じられているらしい事を突き止め、マリナ・イスマイール王女の制止を振り切って、王宮地下にある王家墳墓の発掘を強行した。 発掘中、連邦軍の一部の兵士が王女に暴行を加えた直後、発掘部隊は突如出現した「KAWAII ARUPAKASAN」を名乗るアルパカの群れに包囲された。彼らは連邦兵と戦いつつ墳墓最深部へ向かう王女を護衛した。 墳墓最深部に到達したマリナ王女は、そこに隠されていた機動兵器「ヤルダバオト」を起動させた。王女によれば、それは古い時代に作られ、アザディスタンが一時共和制を採用していた時期に封印されていたもので、動力源は連邦が探していたデバイスであるという。また王女を守るKAWAII ARUPAKASANの一体は「アザディスタンの守護神」「我らの魂が集結し姿」「ヤルダバオトの81%は我々で構成されている」と口にしている。 [[国際連合]]の実験部隊を率いる傍らでアザディスタンの動向を注視していたザ・ボスは、その直前の[[BF団]]の諸葛亮孔明との会話を踏まえ、「ヤルダバオトは(当時アザディスタンに深く関わっていた連邦とラクシズ双方に因縁深い)負債の遺産ではないか」と推測し、またヤルダバオトの地上出現を察知してグランゾンと共に飛来した[[銀河帝国]]のシュウ・シラカワは古代文明の産物ではないかとの推論を立てた。しかしこの考えを抱いた直後、両者は強力なアルパカの幻影を知覚させられている。 この幻影がヤルダバオトの発した警告なのか、そもそもヤルダバオトは何者によって作られたのか、結論はまだ出ていない。ただ、ヤルダバオト出現に至る一連の出来事は、伝承が事実であり、マリナ・イスマイールが「HIME-PAKAの魂を持つ者」である事を示唆したと言える。 **【「デウス・ウキス・マキーネ」】 言わずと知れた「HELLSING」の最後の大隊の旗艦である飛行船。原作では、1000人の吸血鬼から成る戦闘団「最後の大隊(ミレニアム)」はこれで南米から英国に渡り、「第二次ゼーレヴェ(あしか)作戦」の口火を切った。 しかし議長スレではやや意味合いが異なっており、大隊指揮官であるモンティナ・マックス少佐の搭乗機を指すコールサインとして使用されている。さしづめ、「アメリカ合衆国大統領搭乗機」を示す「エアフォース・ワン」に相当すると言おうか。 (第280話「SHADOW OF THE THREAT」ではマクロス1番艦が「デウス・ウキス・マキーネ」と呼ばれた。第319話「上兵伐謀 其下攻城」では飛行船からマクロス1番艦への「デウス・ウキス・マキーネ」のコールサイン引継ぎが描写され、1番艦は引継ぎまで「LB73000」、飛行船は引継ぎ後「レッド・ツェッペリン」としている) 直訳すれば「機械仕掛けの神」。原義は、話の最後に神の如き力を持ったものが現れ展開をひっくり返す、という意味の文学用語。京極堂などがこれにあたり、ここでは「奴らが来たら全てご破算」という意味が込められているものと思われる。 **【戦艦ネメシス】 TVアニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』にて登場したデストロン軍団の宇宙戦艦。アニメ版第一話で破壊大帝メガトロンらがサイバトロンの宇宙船を追撃する為に乗り込んだ艦であり、地球墜落後400万年の時を経て両軍のTFが目覚めてからはデストロン軍団の海底基地として用いられた。議長スレ世界の歴史では現在までトランスフォーマーは地球を訪れていない為、セイバートロン星においてデストロンの主要艦艇の一つとして運用されていたものと思われる。 本スレ出は第531話「月面異形夜行」においてレーザーウェーブの指揮の下、月軌道に展開中だった[[連邦]]軍のアークエンジェル級戦艦を航行不能に陥れる戦果を挙げたものの、エネルギー収集を行うべく着陸したフォン・ブラウン市にてメタトロンとデストロイド部隊の猛攻を受け撃沈。 なお、誘爆性の高いエネルゴンキューブを積み込む前に撃沈されたので周辺地域への被害は軽微に留まった。 **【消えた「白い悪魔」━ミラージュ騎士団の謎━】 草創期の騎士団の最精鋭部隊でありながら、創設者・同志が進めてきた「幸せの時」作戦の最終局面であったルルイエ戦を最後に忽然と姿を消したミラージュ騎士団。彼らのその後は謎に包まれている。 第3次スフィア戦争(オペレーション・スターダスト。第200話)当時、何人かのミラージュ騎士が、アセルス時代の騎士団の援軍として参戦していたとの情報もあるが、詳細は明らかでない。 その一方で、ステラ・ルーシェ率いる「らんどの住人」の主力一般兵部隊「バビロン盗撮団」の正体はミラージュ騎士団ではないかとの声も根強く存在する。 その理由としては、(1)盗撮団は生身に忍者装束という簡素ないでたちでありながら、その強さは最後の大隊やオーブの一般兵に勝るとも劣らない (2)もともとらんどはステラが同志の支援の下に結成した組織である (3)らんどの最高幹部として元ミラージュ騎士団総司令官のファルク・U・ログナー伯爵と、そのファティマであるイエッタが名を連ねている (4)騎士団の旗騎L.E.D.ミラージュに源流を求めることが出来るMH「ナイト・オブ・ゴールド」と「クラウドスカッツ(ヴォルケシェッツエ)」をらんどは所有している (5)オペレーション・スターダストの最中、盗撮団と思しき忍者装束の集団がスフィア近郊で見かけられた (6)大物ミラージュ騎士であるランドアンド・スパコーン公爵やアイシャ・コーダンテ王女、やはりミラージュメンバーである“クローズ”ベスター・オービット公爵が姿を見せ、さらにログナーやランド、盗撮団員のこれまでの発言から、左翼大隊司令の斑鳩・エミーテ(サリオン・イイ・シナーテ)王子、主任科学者のリィ・エックス=アトワイト公爵とディッパ・ドロップス博士、若手騎士のウラッツェン・ジィらの所属が示唆されている……などが挙げられる。 このうち(1)~(3)、(5)については「盗撮団=ミラージュ騎士団」説の証拠としては余りにも漠然としているし、(4)についても「私有騎もしくは拿捕騎を持ち込んだに過ぎないのではないか」との反論が可能である(KOGはイエッタが金朱雀から奪取した経緯がある)。(6)も、第364話でログナーが「ミラージュ騎士団はルルイエの戦いで全員戦死した」と言明していること、ステラがランドと面識が全く無かったことから、信憑性に乏しくもない。 しかし「フロートテンプル━妄執の天空宮殿━」で触れたように、ランドは自身が警備長官を務めていたフロートテンプルが崩壊した責任を取ってミラージュナンバーを返上しており、ルルイエ戦時には不在であった(同志の密命を帯びて別行動をとっていた)。そのため、ルルイエ戦後にログナーの主となるステラにランドとの面識がなかったのは当然といえる。 また本スレではランド(第375話)やアイシャ(第394話)が盗撮スーツを着用する場面があるが、これとても「盗撮団=ミラージュ騎士団」説を補強する証拠とするには難しい(ログナーもしくは同志のツテで、客分としてらんどに参加したとの可能性もある。第375話でオービットがバルジに居た理由も同様)。 一方で、「ルルイエでのミラージュ騎士団の全滅」に関しては、ログナーはあくまでも法的な(戸籍上の)扱いについて言及しているに過ぎず、現実に全員がルルイエで戦死したとは考え難い。 一つの手がかりとして考えられるのは、「退団は死を以ってのみ許される」(※)というミラージュ騎士団独特の掟である。これとログナーの発言を照らし合わせると、ミラージュ騎士団は自らの掟を逆手に取って、ルルイエ戦中に同志を殺害して騎士団を簒奪した無常矜持への忠誠を拒否し、戦死を偽装してらんどへの一斉移籍を敢行した――との仮説が成り立つ。しかし、それでもL.E.D.ミラージュなどのミラージュマシンをほとんど放棄(ミラージュ騎士団にとっては戦力喪失を意味する)してまで組織を割る必要性があったか、なぜ無常討伐に動かなかったのかなど、謎は残る。  ※ミラージュナンバー返上は厳密には退団ではなく、もっぱら高齢による隠居の意味合いが強い。その点ではランド公のナンバー返上は理由が理由とはいえ異例である。 **【プラントの食事情】 [[ウエハース>http://www5.atwiki.jp/nijiuradegityou/pages/137.html#id_5215d3ee]]しか食ってないのかと思われがちな議長軍兵士・プラント国民だが、ちゃんとその他の食物も食べている。 主な食糧は、プラント構成13市の一つであるユニウス市のコロニーで生産されているが、津村斗貴子の証言によれば、市内の食糧庫にはマンドラゴラなどありえない野菜が時折見受けられるということである。 ユニウス市に農林水畜産学関係の研究施設が集中していることを考えると、コーディネイターの能力をもってすれば、それらの野菜類の創出・生産もありえないことではないかもしれない。 でもそれって某オーブの某ライダーの家庭s(ry **【GNZ-003ガデッサ/GNZ-005ガラッゾ開発秘話】 イノベイターの戦力を構成する新型MS「ガデッサ」と「ガラッゾ」。 この二機のルーツは旧人類帝国で開発されていたZGMF-X42S「デスティニー」の廉価版に遡る。 デスティニーの鹵獲後、旧人類帝国ではただちに同機の量産化計画が浮上した。しかし、旧人帝によるデスティニー量産化はすぐに大きな壁に突き当たる事となる。デスティニーはコストを度外視してプラントのMS製造ノウハウを惜しみなく注ぎ込まれた規格外の機体であり、GN-Xの開発を経て目覚しい進歩を見せてはいたものの、未だ十分な技術的ノウハウを持たない人類帝国においてオリジナルデスティニーと同等の性能を有する機体を複数量産する事は依然困難であった。 (黒のカリスマ専用機については彼の個人的コネクションを通じて建造されたという説もあり、未詳) そこで旧人帝技術部は苦肉の策としてデスティニーの装備を砲撃モジュールと近接戦闘モジュールに分割し、いずれか一方のみに特化させた機体をそれぞれ建造する事でこの問題を解決したのである。 それこそがM2000GX高エネルギー長射程ビーム砲を発展改良させたGNメガランチャーを装備する長距離砲撃型のGNZ-003「ガデッサ」。並びにデスティニーの掌に装備されていた近接ビーム兵器「パルマフィオキーナ」を爪状のGNビームサーベルへと発展させた格闘戦型のGNZ-005「ガラッゾ」である。 こうして完成したガデッサ/ガラッゾは20m超級という大型の機体に加え、重量バランスの問題から駐機時を除いて接地を前提としない構造の脚部を採用するなど異色の機体となった。 試作段階で人類帝国が崩壊した為にガデッサ/ガラッゾ両機の開発は一時凍結を余儀なくされ、正式なロールアウトはイノベイターの発足を待たねばならなかった。イノベイターにおいては同組織の幹部Resident Evilとロキ(アーエル)の愛機として実戦投入されている。元々量産を企図されていた為、ガデッサ/ガラッゾ共に予備機を含めて複数の機体が存在している模様である。

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