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第45話 「激震の世界の中で」
ソーラレイ。コロニーをそのままビーム砲にするという巨大兵器。
それは、多くのものを焼き、攻撃中のジュピトリスの本拠を光に還す。
そして議長と孔明は本当の敵の存在を示唆する。理由はさておき。
また、新たな戦場祝いに炒飯作りを各々にやり始め、ディアッカの面目が危うくなり、
一佐がなんであんなに強いのかが垣間見える。
だがその裏で、シンは吼える。カテジナの魔の手から雛を、大切な人を守りたいと。
その心は勢力を超え人を超え、雛に命を注ぎ込む。
彼らの命の戦いを知らぬが、明日の平和を標榜し、ここでもまた、ささやかなパーティが行われる。大食い、あるいは鍋。
冬場の妙味、すき焼き。明日の平和はこの暖かい団欒に微笑むのか。
静かに、しかし確実に時代は動き始める。