特別解説 Warhammer40000編
このスレでも特に知名度の低いWarhammer40000を布教というか解説するために作りました。
この作品のキャラクターが、どれほど救われない世界の住人であるか知ってもらえれば幸いです。
Warhammer40000とは?
元はイギリス・ノッティンガムを本拠とするGamesWorkshopが1987年に発売したミニチュアゲーム。
無彩色のメタルフィギュアを自分の好みのカラーリングで塗り上げ「自分だけの部隊」を作るのが魅力の一つ。
第2版は1993年に、第3版は1997年、第4版は2004年に発売され版を重ねるごとに勢力やキャラクターは次々に増えていった。
またボードゲームやカードゲーム、PCゲームにも派生している。
2007年には拡張ルール「アポカリプス」が発売を開始、現在でもシリーズは続いている。
ゲームのルール
戦車や兵士などのユニットを集めて部隊を編成するのだが、ユニットごとにコストが定められており、コストの合計が事前に定めたポイントの範囲内に収まるように部隊を編成しなければならない。
追加装備などにもコストがかかるためここで頭を使う。
実際のゲームは、巻尺で移動距離や射程を測定するという大雑把なシステムだが、射線や視界の概念があり障害物が間にあると攻撃が通らないなどルールは細かい。
Warhammer40000の世界観
簡潔に説明するなら「戦争しかない世界」
時は第41千年紀、人類は皇帝を頂点とする統一国家インペリウムの下に数百万の星を支配下に置く。
だがケイオス(混沌)の暗黒神、何より闘争を好む野蛮なオーク、あらゆる生命を根絶するネクロンなど、人類を狙う脅威は数多かった。
遺伝子強化の果てにインペリウム最強の兵士となったスペースマリーン、各惑星から徴兵されたインペリアルガードは皇帝のインペリウムを守り抜くため、終わりの無い戦いに身を投じることになる。
プレイヤーはこれらの勢力から1つを選び勝利へ導くのである。
スピンオフ
スペシャリストゲーム
GamesWorkshopのミニチュアゲームの中でも、オールドゲーマー向けに発売されているのがスペシャリストゲームである。
もちろんWarhammer40000からもスペシャリストゲームが生まれている。
名称 |
英語名 |
登場年度 |
備考 |
バトルフリート・ゴシック |
BattleFleet Gothic |
1999 |
ミニチュアを用いた宇宙艦隊戦 |
エピック |
Epic |
|
タイタンなど巨大兵器が大量に出る大規模戦闘 |
インクイジター |
Inquisiter |
2001 |
ミニチュアを用いたテーブルトークRPG |
ネクロマンダ |
Necromunda |
|
|
アポカリプス |
Apocalypse |
2007 |
本家ルールにエピックの巨大ユニットを追加 |
ロールプレイングゲーム
2008年2月に発売されたテーブルトークRPG。
プレイヤーはインペリウムの異端審問官として活躍する。
小説版
ボードゲーム、カードゲーム、コミック、音楽その他
コンピュータゲーム版
ゲーム名 |
発売年度 |
ジャンル |
プラットフォーム |
備考 |
Space Hulk |
1993 |
RTS |
DOS、Amiga |
|
Space Hulk:Vengeance of the BloodAngels |
1995 |
RTS |
PC |
Space Hulkのリメイク |
Final Liberation: Warhammer Epic 40,000 |
1997 |
SLG |
PC |
|
Warhammer 40,000: Chaos Gate |
1998 |
SLG |
PC |
ウルトラマリーンが主役 |
Warhammer 40,000: Rites of War |
1999 |
SLG |
PC |
|
Warhammer 40,000: Fire Warrior |
2003 |
FPS |
PC、PS2 |
異星人タウが主役 |
Warhammer40000:DawnOfWarシリーズ |
2004~2006 |
RTS |
PC |
詳しくは後述 |
Warhammer 40,000: Glory in Death |
2006 |
SLG |
N-Gage |
|
Warhammer 40,000: Squad Command |
2007 |
SLG |
PSP、DS |
|
Warhammer40000:DawnOfWar2 |
2009 |
RTS |
PC |
詳しくは後述 |
【Dawn Of War】
本スレに参戦しているネクロンの画像は、このDawn Of Warシリーズのものを用いている。
RTS(Real Time Strategy)に分類されているが、
【Dawn Of War】
GameOfTheYearを受賞した記念すべき第1弾、通称DOW。
使用可能な勢力は
スペースマリーン、
ケイオス、
オーク、
エルダーの4勢力であった。
インペリアルガードはNPC扱いであるため、ほとんど操作できない。
【Winter Assault】
拡張パック第1弾、通称WA。
単体動作が不可能であるためプレイするにはDawn Of Warが必要である。
前作ではNPC扱いだった
インペリアルガードが第5勢力として参戦。
更に新しいキャンペーンモードとマップが追加された。
キャンペーンモードでは、Order(インペリアルガードとエルダー)とDisorder(ケイオスとオーク)の2種類から選択、最終的にいずれか1勢力を勝利に導く。
つまりエンディングは4通りあるのだが、最終ボスがネクロンなのはどのルートでも同じである。
【Dark Crusade】
拡張パック第2弾、通称DC。
ネクロンと
タウが新たな勢力として参戦、更に賑やかになった。
だが弊害も大きく、HPが他勢力の2倍近くもあるネクロン、射撃が鬼のように強い割に後半は力不足のタウなど、ゲームバランス調整が全く不十分であり、ユーザーからは不評である。
しかもRelic社は2度の修正パッチを出したのみで以後のパッチ配布は無いと公表したため、ユーザーの怒りが爆発。
それでも2007年9月現在でもプレイしている人間は100人を超えている。
キャンペーンモードでは、惑星Kronusを舞台に7勢力によるバトルロワイヤルが展開される。
【Soulstorm】
2007年9月に発表されたばかりの拡張パック第3弾。
第8勢力として
ダークエルダーの参戦が確定。
また、各勢力に飛行ユニットが追加された。
更に勢力数が増えたためゲームバランスの調整がますます困難となった。
勢力紹介
【インペリウム(Imperium Of Man)】
西暦30000年に建国された、地球を本拠とする人類による統一国家。
人類最高のサイカー(Pshyker=超能力者)である皇帝によって統治されている。
統治者たる皇帝は神として崇められており政教一致の政治体制を取っている。
国民には帝国へのあらゆる奉仕、皇帝への崇拝が義務付けられている。
皇帝は黄金の玉座(Golden Throne)の生命維持装置につながれており、インペリウムは、12人のハイロード(High Lords Of Terra)によって構成される「地球諸侯」によって10000年に渡って統治されている。
皇帝が黄金の玉座につながれる理由については、
【スペースマリーン(Space Marines)】
帝国の科学力の粋を集めて生み出した超人部隊。
選抜された人間に特殊な器官を体内に埋め込むことで超人に作り変える。
物語の主役にして売り上げの50%以上を占める人気勢力。
ドレッドノートの所属元。
【インペリアルガード(Imperial Guard)】
インペリウム領土の数百万の惑星より徴兵された兵士で構成されるインペリウムの主力軍。
遺伝的に何の強化も施していない普通の人間ばかりなので、数にものを言わせる物量作戦と圧倒的火力により砲爆撃を用いる。
早い話が「肉の壁」である。
現代の兵器とそっくりな戦車や大砲ばかりでミリタリーテイスト満載の勢力。
ベインブレイドを始めとする超兵器の宝庫。
【異端審問庁(Inquisition)】
インペリウムの秘密警察である。
下記の3機関に区分されており、それぞれに担当が違う。
【ウィッチハンターズ(Witch Hunters)】
正式名称Ordo Hereticus。
国内の異端者、反逆者を発見、掃討することを目的としている。
【デーモンハンターズ(Daemon Hunters)】
正式名称Ordo Malleus。
ケイオスの悪魔および崇拝者、下僕の殲滅を目的とする組織。
白銀に光り輝く装甲服をまとったグレイナイツはここに属する。
【エイリアンハンターズ(Alien Hunters)】
正式名称Ordo Xenos。
人類の脅威となるエイリアンの探索、研究、殲滅を任務とする。
【シスターズ・オブ・バトル(Sisters of Battle)】
元は皇帝を崇拝する女性だけのカルト教団だったが、大貴族ヴァンダイアによりVIP専用近衛部隊に取り立てられる。
なお創設者ヴァンダイア自身が後に独裁政治を行った際には彼女たちにより粛清されている。
【機械局】
帝国のあらゆる技術を管理する。
ここで働く技術司祭は、皇帝とは別に機械神を崇拝しており、神との一体化のために自らの身体を機械化することを好む。
【タイタン軍団(Titan Legion)】
タイタンとは、Warhammer40000世界で最大にして最強兵器、全高15~70メートルの人型ロボットである。
拡張ルールEpicまたはインペリアルアーマーで登場する。
大型のものほど火力・耐久性に優れる。
名称 |
英語名 |
全高 |
備考 |
ウォーハウンド級 |
Warhound |
15メートル |
偵察用 |
リーバー級 |
Reaver |
30メートル |
製法が失われ貴重なため後方支援が主 |
ウォーロード級 |
Warlord |
45メートル |
最も普及しているタイタン |
インペレーター級 |
Emperor |
70メートル? |
最大のエンペラー級の一種、多目的用 |
ウォーモンガー級 |
Warmonger |
70メートル? |
最大のエンペラー級の一種、火力支援用 |
【ケイオス・スペースマリーン(Chaos Space Marine)】
第31千年紀に起こった、
インペリウム皇帝の腹心Horus大元帥の反乱「HorusHeresy」に呼応、本国を離反したスペースマリーンの成れの果て。
スペースマリーンだけではなく、反乱を起こしたインペリアルガード「レネゲイド・ガード」や一般市民で構成するカルト教団なども含まれるためその数は膨大。
歪み(Warp)より現れるケイオスの悪魔に魂を売り渡している。
HorusHeresyを生き延びた熟練兵の集団でありインペリウム最大の宿敵。
現在はアイ・オブ・テラーを本拠地とし本国打倒のため着々と準備を進めている。
【大反乱Horus Heresyとは?】
【ケイオスの神々】
定命の者の夢や悪夢の集合体、それが暗黒神の正体である。
これらの神々は、定命の者の行動や感情によってのみ力を増すことが出来るため、暗黒神の信奉者にはそれなりの見返りが与えられる。
だが、無償で与えられる訳ではなく神々の欲する生贄や殺戮などの容易ではない代償を払わなければならない。
ケイオスの神々は気紛れであり、またワープ空間内部で互いに争いを繰り返しており、その信奉者もまた、物質世界での果て無き争いを求められる。
実際のゲーム内でケイオスを扱う場合には、以下の神々から1人を選ぶことで部隊編成や能力に違いが出る。
名前 |
配下の上級悪魔 |
備考 |
流血の神コーン |
ブラッドサースター |
配下には屈強な戦士が多い |
変化の神ティーンチ |
ロード・オブ・チェンジ |
配下には魔法使いが多い |
疫病の神ナーグル |
グレート・アンクリーン・ワン |
疫病で強化された兵士が多い |
快楽の神スラーネッシュ |
キーパー・オブ・シークレット |
魅惑的で俊敏な兵士が多い |
【ケイオス本拠地Eye Of Terrorについて】
我々が住む物質世界と、ケイオスの悪魔の生まれ故郷であるワープ空間の入り混じった空間の名称である。
内部の各惑星にはケイオスの信奉者がひしめいている。
アイ・オブ・テラーは外界とは隔離された空間であり、出入り口は数少ない。
インペリウムはそれらの出入り口となるポイントを厳重に警備しており、現在でもケイオスとインペリウムの大軍団が激突を繰り返している。
中でも最大の激戦区は惑星ケイディア(Cadia)の周辺に位置するケイディアの大門であり、大規模な艦隊が通過可能な唯一の経路となっている。
【エルダー(Eldar)】
かつて銀河を支配したが自らの過ちにより一夜にして没落。
現在では安住の地を求め巨大移民船「クラフトワールド」であてもなく宇宙を彷徨う流浪の民である。
代を重ねるごとに人口は減少する一方で、種の存続すら危ぶまれている。
銀河各地に残されたゲートを用い、祖先が作り出したウェブウェイ空間を行き来しており神出鬼没の戦いを見せる。
また死者の魂を封じ込めたロボット兵器を運用し兵員数の少なさを補う。
【エルダー没落の原因】
数百万年前に銀河を支配し栄華の頂点を極めたエルダーだったが、やがて快楽主義に走るようになりその精神は腐敗の一途を辿る。
やがて堕落しきったエルダーの思念や感情が集合し、その中よりケイオスの神の4人目、快楽神スラーネッシュ(Slaanesh)が誕生。
スラーネッシュ誕生時の影響によりエルダー本星を中心とする空間が、エネルギーの収縮に巻き込まれ大半のエルダーが死滅、クラフトワールドで堕落した文明を捨て去った者達も一握りの者を残して同様に消滅、一夜にしてエルダーは流浪の少数民族となってしまう。
スラーネッシュ誕生時にエルダー本星を巻き込んだ空間の裂け目は現在も残っており、いまや広大な空間がワープ空間と物質世界の入り混じった異界となったのだ。
その空間こそ現在ケイオスの本拠地となっている
アイ・オブ・テラー(Eye Of Terror)なのである。
【禁断のブラックライブラリー(Black Library)】
ブラックライブラリー、そこには歪みに関する知識の数々が封印されている。
また、ネクロンティールの情報も封じられている。
この場所はウェブウェイ空間の何処かにあり、ごく一握りのエルダーのみが所在を知っているという。
インペリウムの異端審問官も監視付での立ち入り、閲覧を許される場合がある。
普段は人間と争っているエルダーも、ケイオスの悪魔を人間以上に強大な敵と認識しており、ケイオスを共通の敵とする人類に対して多少の便宜を図っている。
【ダークエルダー(Dark Eldar)】
エルダーの没落の際、ケイオスの神々の望むもの、「血と苦痛」を提供し続けることで見逃してもらおうとしたエルダーたち。
現在は、全種族を相手に冷酷無比な海賊行為を繰り返している。
あらゆるものを殺し、生け捕りにした者には拷問を行うことでケイオスの神々の欲求を満たし続けているのである。
その戦術は何より速力を重視しているが、その反面、装甲は薄く打たれ弱い。
【オルク(Ork)】
戦いを何より好み、退屈だった場合には同族にすら喧嘩を売る、原作でも危険度ナンバーワンの種族。
ノリの良さも最高でありバイク1台でタイタンを倒すなど数々の伝説を有する。
技術レベルは低くてもノリと気合でどうにかするカオスの根源。
緑色の肌に赤い瞳を持ち胞子から生まれる。
社会構造は、強い=偉い、と単純極まりない。
とにかく圧倒的な数で迫り来る物量戦を誇るため、インペリアルガードと並んでフィギュアを揃えるのに金のかかる種族。
【タウ帝国(Tau Empire)】
ゲーム初登場は2001年後半。
建国から数千年しか建っていない新興国家であり、種族としての歴史は6000年程度に過ぎない。
進化の速度は凄まじく、狩猟・農耕生活レベルの文明から僅か1000年で恒星間航行を可能にしたほど。
力や欲のために戦う勢力とは異なり「大善大同(Greater Good)」という理想を掲げている。
射撃で右に出るものはいないほどだが、逆に白兵戦は不得手。
自在に飛行するバトルスーツや光学ステルスなど、後発ながらインペリウムにない技術を持っている。
風のように忽然と現れタウの部族間抗争を一夜にして終結させた、エセリアルと呼ばれる導師により構成される最高代表評議会によって統治される。
支配領域は母星を中心として約300光年ほどだが、既に
インペリウム領土と重なり始めており幾度も交戦が行われている。
また近年では周辺区域で
ティラニッドのハイブ・フリートも確認されており緊張が高まっている。
また英雄オ・ショウヴァーがタウ帝国から離反し、タウ帝国にとって大きな障害となっている。
【タウの5大カースト】
タウ帝国ではカースト制が敷かれており、出身カーストにより将来の職業があらかじめ定められている。
他カーストはエセリアルによって構成される最高代表会議に対する発言権は認められているが、最高代表会議の下した決定には必ず従わなければならない。
カースト名 |
担当職業 |
備考 |
火 |
戦士 |
他カーストの防衛が役目 |
水 |
商人・外交官 |
|
風 |
宇宙軍(宇宙船の操縦士など) |
元はメッセンジャー担当 |
土 |
農耕・労働・技術者 |
試作兵器の開発も担っている |
霊 |
エセリアル |
全カーストの崇敬を集める支配者階級 |
【ティラニッド(Tyranids)】
本能のままにひたすら喰い、ひたすらに増殖を続ける種族。
知能は無きに等しいが、集合意識ハイブ・マインド(Hive Mind)により統制された集団行動を取る。
役割に応じて姿の異なる個体が存在し、さながらアリかハチのような社会構造を築いている。
他生物の遺伝子を取り込み進化し続けるため、細菌兵器などを用いてもすぐに免疫をつけられてしまい効果は薄い。
ティラニッドは、収穫した生物を分解して得た有機物を作り変えて新たなティラニッドを生み出す。
宇宙船から兵器、弾薬に至るまで、全てがティラニッドの一種であり、生命を持っているのだ。
ティラニッドはハイヴ・フリートと呼ばれる大艦隊を編成しイナゴのように銀河を旅しては進路上のあらゆるものを食い尽くす。
既に数度に渡ってインペリウムやタウを襲撃しておりその都度、大打撃を与えている。
【バイオ・タイタン(Bio Titan)】
全高数十メートルの超巨大ティラニッド、拡張ルール「エピック」で登場する。
他勢力のタイタンに比べ俊敏で接近戦に優れる。
【ネクロン(Necrons)】
公式雑誌ホワイト・ドワーフで初登場し1999年に勢力として認められた種族。
「
生ける金属(Living Metal)」で作られた身体を持つ機械軍団であり、全勢力で最高の技術力を誇っている。
元はWarhammer40000世界で知られている種族の中でも、2番目に古くから存在しているネクロンティールという種族だった。
西暦40000年現在は生みの親である
ク・タンの尖兵として全生命を脅かし続けている。
【ネクロンの種類】
名称 |
英語名 |
備考 |
ネクロン・ロード |
Necron Lord |
ネクロンの指導者 |
デストロイヤー・ロード |
Destroyer Lord |
デストロイヤーの下半身を装備したロード |
パーリア |
Pariah |
人間とネクロンの融合体、超能力を無効化 |
ネクロン・ウォリアー |
Necron Warrior |
多数存在する主力兵士 |
イモータル |
Immortal |
最初にネクロンに生まれ変わった者たち |
フレイド・ワン |
Flayed One |
殺した相手の皮膚を纏い敵の恐怖心を煽る |
レイス |
Wraith |
俊敏、足が無く下半身は鋭利なコードのみ |
ネクロン・デストロイヤー |
Necron Destroyer |
下半身をホバークラフトに換装したウォリアー |
ヘビーデストロイヤー |
Heavy Destroyer |
より大型のガウス・キャノンを装備したデストロイヤー |
トゥーム・スパイダー |
Tomb Spider |
蜘蛛型の大型メカ、他ネクロンを戦場で修復 |
スカラベ・スウォーム |
Scarab Swarm |
虫型の小型メカの大群 |
【ネクロンの歴史】
宇宙が生まれて間もない頃、恒星の中より「最初の知性体」が生まれた、これが後にネクロンの生みの親となる「ク・タン(C'tan)」である。
彼らは今ほどの害は無く太陽のエネルギーを喰うだけの寄生体だった。
ネクロンティール(Necrontyr)という種族
遥かな太古に存在し現代では記録も殆ど残っていない。
母星は太陽光に照らされており、生まれながらに短命の種族だった。
彼らは己の宿命に科学をもって立ち向かったが失敗、やがて宇宙船を建造、冷凍睡眠装置を積み込み母星を捨て安住の地を求めて旅立った。
やがて古きものと出会うが、彼らへの憧れと不死に近い長寿に対する嫉妬により、ネクロンティールは古きものを抹殺するべく種族の総力を挙げた大戦争へと突入する。
天界の戦争(War in Heaven)
旧きものとの戦いは熾烈を極めたが、最終的にネクロンティールの敗北で幕を閉じる。
銀河の果てへ追放されその存在すら忘れ去られたネクロンティールは復讐の機会を待ち続けた。
ク・タン物質世界に降臨
ネクロン誕生
ク・タン冬眠開始
現在のネクロン
【生ける金属(Living Metal)】
ネクロンティールの開発した、戦闘などで破損しても「自力で修復」することができる特殊な金属である。
ネクロンの兵士、兵器、宇宙船などあらゆるものに用いられている。
【ネクロンの神ク・タン(C'tan)】
ネクロンティールをネクロンに作り変えた張本人、元は肉体の無いエネルギー生命体だった。
2007年の公式設定によれば、生き残っているク・タンは4人、そのうち2人は既に冬眠から目覚めている。
名称 |
英語名 |
備考 |
夜をもたらすもの |
Night Bringer |
最も力の強いク・タン |
欺くもの |
Deceiver |
力は弱いが権謀術数に優れる |
??? |
??? |
冬眠中 |
??? |
??? |
冬眠中 |
最終更新:2011年11月17日 22:43