原作比較(ガンダムシリーズ1)

本項ではガンダムシリーズのうち、作中の記年法がコズミック・イラ(CE)、宇宙世紀(UC)のものを取り扱う。

参戦作品のリストもありますので参考までにそちらも参照ください。


作品によっては原作の結末などの激しいネタバレを含む場合がございます。
閲覧の際にはくれぐれもご注意下さい。


原作比較(ガンダムシリーズ2)


コズミック・イラ(CE)系列

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

どうやら原作のif展開なのではないかと思われる。
主人公のシン・アスカは、300スレを超える議長スレのほぼ半分近くを、いかなる勢力にも属さない一匹狼として過ごし、現在はフリーの名有りで構成する傭兵集団(?)「シンと愉快な仲間達」を率いている。当初からディスティニーガンダムを有し、原作中盤のヒロインであるステラ・ルーシェと結婚するなどアフターエピソードが似合う設定も多いが、「機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-」に登場する戦艦「ユーチャリス」を拠点とし、「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する石仮面を被って吸血鬼になったり、実は「仮面ライダー555」の新人類「オルフェノク」であったり、さらには性癖がむき出しになっている(詳細は登場人物一覧 其のニ?を参照)など、議長スレ風味がふんだんに盛り込まれている。
原作ではラスボス的立場に置かれたギルバート・デュランダルは言わずと知れた本スレのメインキャラだが、「味楽る!ミミカ」騒動や「神羅万象チョコ」騒動、さらにはクリスマスの最中に過去の女性関係を巡ってラウ・ル・クルーゼと口論したり、「ファイブスター物語」のイエッタに拉致されてオークションにかけられたりと人間臭さが一層増した風である。原作では特にモビルスーツ(MS)に乗って戦うという事はなかったが、議長スレでは「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場するサザビーや「機動戦士ガンダム」(ファーストガンダム)のボールを愛機としている。
このデュランダルやステラの他、マユ・アスカやタリア・グラディスといった原作では死亡しているキャラが議長スレでは健在であり、重要な役割を見せている。
原作では冒頭で地球連合軍の空爆の犠牲となったマユは、議長スレでは右腕を失いながらも生き残り、苦心惨憺の末ザフトレッドとして兄シンと再会。その後は漫画「機動戦士クロスボーン・ガンダム」のクロスボーン・ガンダムX1(F97)を駆って最前線に立つ一方、シンとの結婚を目指して陰謀を張り巡らしたりしている。ちなみに失った右腕は義手となっているが、どうやら「仮面ライダースーパー1」よろしく5つの機能があるらしい。
版権フリー扱いのタリアも、「非常階段」に代表されるアーサー・トラインとの掛け合いは議長軍名物となっている。
特筆すべきはステラの存在であり、彼女はもうなんかスゴいことになっている
登場人物全員が原作よりも「人間らしさ」が出ていると言っていいだろう。

なお、SEEDシリーズ全般において「GUNDAM」とは、MS制御OSの起動画面に表示される「General Unilateral Neuro-link Dispersive Autonomic Maneuver Synthesis System」(単方向分散型神経接続による汎用自動演習合成システム)もしくは「Generation Unsubdued Nuclear Drive Assault Module Complex」(無制限ネットワーク駆動世代強襲モジュール兵装)の略称であるが、デスティニーガンダムの場合は「Gunnery United Nucleer-Duetrion Advanced Maneuver System(核・デュートリオン統合先進機動砲撃システム)」の略称となっている。ただし議長スレ世界のデスティニーは主動力を光子変換外燃機関(スーパーイレーザー)に代えたSpec2に移行した時点で、核分裂機関と電気機関(デュートリオンビーム送電システム)の併用を示す「United Nucleer-Duetrion」が意味をなさなくなっている(本来なら「Gunnery Izlaser Advanced Maneuver System」となる)。

機動戦士ガンダムSEED

続編である「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」同様、原作のif展開と推測される。
メインキャラであるキラ・ヤマト、アスラン・ザラ、ラクス・クラインはスレ当初から(途中の紆余曲折はあるものの)まとまって行動しており、国土無き独立武装国家「ラクシズ」としてスレ世界の重要な存在となっている。
原作中盤の争点であるオーブ連合首長国も、カガリ・ユラ・アスハを旗頭に議長スレの列強のひとつに名を連ねている。
外伝「MSV」出身のシホ・ハーネンフースは運命計画後に議長軍を離れ動物帝国ZAFT(第二次動物帝国)を建国。そこには原作でのシホの上司でアスランのライバルだったイザーク・ジュールが加わっている。そのイザークの盟友ディアッカ・エルスマンはオーブの象徴「炒飯城」の創設者として議長スレ史に名を刻んでいる。
ラウ・ル・クルーゼ、ニコル・アマルフィ、ナタル・バルジール、「三馬鹿」ことオルガ・サブナック、クロト・ブエル、シャニ・アンドラスといった原作では死亡しているキャラも議長スレでは健在である。
クルーゼは「DESTINY」での描写を発展させ、ギルバート・デュランダルのよき補佐役となっている。原作ではアル・ダ・フラガのクローンだったことから細胞老化の抑制薬を常用し、その副作用に苦しんでいたが、議長スレでは生真面目な性格が災いして、議長軍内のあらゆる面倒事を押し付けられるなど苦労が絶えず、胃薬が手放せないという独自設定に置き換えられている。
原作での悲劇的な最期で知られるニコルは、その最期すら定番ネタにするほどの活躍(&不死身)ぶりで、三角同盟成立前後からは有能な前線指揮官の片鱗を見せ、反ナチュラル派によってジェナス・ディラが窮地に立たされた時にはその復権に尽力するなど、政治面でも手腕を発揮つつある(反面、そのわぁいキャラ故にらんどから狙われたりもしているが)。
ナタルは原作後半、AA級2番艦「ドミニオン」艦長としてAAを追討する皮肉な役回りとなるが、議長スレでは依然AAの副長の職にあり、同じ版権フリー扱いの「正副艦長トリオ」マリュー・ラミアスやアンドリュー・バルドフェルドと共にバイプレーヤーとして活躍している。
三馬鹿は現在機体のみが連邦のAI部隊として稼動中。
第305話「緩やかな狂騒」では、原作で死亡または失脚したはずのパトリック・ザラやエザリア・ジュールがプラント最高評議員として(?)登場するなど、なんだかもの凄いことになっている。
議長スレ独自設定も前述したものの他かなり多い。ラクスのウィングゼロカスタム所持、物凄い臭気を発する化学兵器「M.R.S.」、キラのNEETキャラ、トール・ケーニヒの盾キャラ化、イマジンの溜まり場化したクルーゼのオフィスなどがそれに当たる。なお少女アスラン、炒飯マスターディアッカ、辻斬りイザーク、な・ん・ど・で・も真っ二つのニコルと、元クルーゼ隊員にもまともな人材は残っていない。

機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』と並行して展開されるサイドストーリーである本作も、他の作品と同じく原作からは大きく乖離している。本作の主人公であるスウェン・カル・バヤンは木星帝国に所属しており、愛機ストライクノワールを駆ってラクシズを壊滅寸前まで追い込むなど活躍を見せていたが、その後不運にも戦死を遂げている。ストライクノワールはスウェンの死後、『機動新世紀ガンダムX』の主人公ガロード・ランが受け継いでおり、現在も彼の愛機として稼動中である。
本作からのスウェン以外の主要キャラクターの正式な参戦は確認されていないが、ストライクノワールを始めとするガンダムタイプのMSは各勢力で他作品のキャラクターの愛機として流用されている。その一例として、動物帝国ZAFTの首領シホ・ハーネンフースの愛機として本スレに登場したブルデュエルがある。この機体は後に動帝に加入したイザーク・ジュールの為に増加装甲を剥がされ、彼がTVシリーズで搭乗していたノーマル仕様のデュエルガンダムに戻されるという数奇な運命を辿った。
その他にも、本作のタイトルにもなっているMSスターゲイザーは、シンと愉快な仲間達に所属する『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness』出身のキャラクターであるラピス・ラズリの愛機として参戦している。

機動戦士ガンダムSEEDシリーズ 外伝作品群

TVアニメ『SEED』シリーズと並行して複数の雑誌やゲーム、模型媒体で展開された一連のシリーズも議長スレに参戦を果たしている。
ここでは『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』、『SEED MSV』、『DESTINY MSV』、『X ASTRAY』、『DESTINY ASTRAY』、『C.E.73 Δ ASTRAY』、『FRAME ASTRAYS』、『VS ASTRAY』といった諸外伝作品群をまとめて外伝シリーズとして扱う。これらの作品群も多くのガンダム作品の例に漏れず、機体のクロスオーバー仕様が目立つが、その一方で原作キャラも比較的多く参戦しているのが特徴である。
ロンド・ミナ・サハクとその愛機であるゴールドフレーム天はオーブの主力として長らくスレで活躍した他、動物帝国ZAFTの設立者シホ・ハーネンフースはMSVの出身である。その他には現勇者新党の早瀬浩一がアストレイレッドフレームを所有しており、かつてはラインバレルと並行して搭乗する姿も見られた。また、一時期だが議長軍にはカナード・パルスとハイペリオンガンダムが在籍していた。現時点での最新作である『VS ASTRAY』シリーズからはミラージュフレーム及び同セカンドイシューがイザーク(妖夢)の愛機として登場している。名有りの使用例だけを取り上げたが、一般兵として使用された事例も含めれば一連のシリーズから参戦した機体の数は膨大な数に上ると思われる。


宇宙世紀(UC)系列

機動戦士ガンダム

現在まで続くガンダムシリーズの原点であり、日本アニメ史上に金字塔を打ち立てた不朽の名作として今なお高い人気を誇る本作だが、議長スレでは意外にも他のガンダム作品に比べて地味な作品となっている。
本スレの時代設定がこれまで明確にされた事はないが、技術や人物の設定は『Z』のUC.0087以降をベースにしている事もあり、必然的に本作の舞台となった一年戦争は過去の出来事と認識されている模様である。更に過去にジオン公国が存在した事は確認されているものの、この世界で一年戦争に該当する戦役がいつ頃行われたのかは謎に包まれている。
原作では一年戦争の緒戦(「一週間戦争」)でジオン軍が行ったコロニーへの毒ガス散布や核攻撃により人類の総人口の半数以上が死滅、更にコロニー落としによってオーストラリア大陸に巨大なクレーターが穿たれたとの設定だが、議長スレでは過去にそのような人口減少の痕跡はなく、オーストラリアも過去において健在であった事から一年戦争は原作のような大戦争ではなく小規模な地域紛争だった可能性も高い。戦争の結末については原作通りジオン公国の敗北という形で終結しており、現在旧ジオン公国の国民と軍備は全て木星帝国に吸収されている。

キャラクターについては、既に過去の戦役とされている関係から連邦・ジオン両陣営ともに名有りキャラの参戦は少ない。特筆すべき点としては、宇宙世紀ガンダムとしては珍しく主役キャラが明確な名有りとして参戦を果たしている事が挙げられる。本作の主人公アムロ・レイは原作通り連邦の士官としてRX-78ガンダムに搭乗しているが、その人物描写はギレンの演説に激昂してTVを拳で叩き割る血気盛んなアムロや宇宙を飛ぶ水陸両用MSなど、TV版とはかけ離れたシュールな展開から「迷作」として知られる冒険王版ガンダムをベースとしている。戦闘時もビームライフルやビームサーベルではなく、鉄拳やガンダムハンマーを用いるなど漫画版の強い影響が見られる。
(尤もこうしたキャラクターや設定の不条理なまでの原作との乖離や独自の改変は後のガンダム作品のコミカライズでもしばしば発生しているが)
ブライト・ノアらホワイトベース乗組員もやはり連邦に属しており、こちらもアムロ同様にキャラ破壊が進行している。
メカニック面では連邦が地球連邦軍の兵器全般、木星帝国がジオン軍の兵器全般を使用している。それ以外ではラクシズがジオン軍の重MSドムを一般兵の乗機として採用しており、原作でドムに搭乗した黒い三連星もその縁でラクシズに在籍している。
作品外へのメカの流用も僅かだが存在し、かつてランペルージ・ファミリーに所属していた右代宮戦人がシャア・アズナブルが搭乗していた赤いMS-06SザクⅡのレプリカを愛用している。

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY

どうやら原作とは異なった時間軸を辿っている模様である。
議長スレには主人公コウ・ウラキと、そのライバルキャラクターであるアナベル・ガトーという二大メインキャラ、そして300スレ台後半からはダークヒロイン的存在であるシーマ・ガラハウが参戦している。
乗機に関しては基本的に原作に忠実だが、コウの場合は参戦当初から量産型νガンダムをサブ機体として所有している。
いずれのキャラも組織を渡り歩いていた時期があり、第441話現在、コウは勇者新党に落ち着き、ガトーは最後の大隊を離れ放浪中の身、シーマは当初属していた木星帝国を離れ、やはり議長軍を抜けた鷹野三四の伝で、三四の夫であるジェナス・ディラが住む動物帝国に草鞋を脱いでいる。
性格面に関しても大幅な修正が加えられており、原作に比べてかなり人間臭くなっていると言えよう。
コウが新党でパシリ兼ボケ要員として酷使されたり、ガトーがオーブのリースリット・ノエル(フィアッカ・マルグリッド)と恋仲に近い関係にあるのはその代表的な例である。参戦が比較的新しいシーマにしても、モルドールのゴッドシルバリオンに四捨五入の話(年齢的な意味で)をされてマジ泣きするなど徐々に議長スレテイストに染まりつつある。
メカニック面ではコウの後半の乗機となるガンダム試作3号機(GP03)デンドロビウム、ガトーの歴代乗機であるガンダム試作2号機(GP02)サイサリスとノイエ・ジール、シーマ艦隊の旗艦リリー・マルレーンがパイロットもそのままに登場している。
なお、原作の舞台ともなったデラーズ・フリートの反乱の詳細、そしてその中心人物であり、ガトーが議長スレに現れるきっかけになったエギーユ・デラーズの行方に関しては現時点では不明となっている。

機動戦士Zガンダム

どうやら原作とは大きく異なった歴史を歩んでいる模様。
反地球連邦組織A.E.U.G(エゥーゴ)は今のところ存在しておらず、またティターンズ自体も、本来は『Z』の未来に位置する『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の木星帝国へと発展的解消を遂げている。
この作品の出身キャラでは、ティターンズ総帥である「木星帰りのNT」パプテマス・シロッコが本スレにおいて最も有名な人物だろう。
議長軍の一士官から、今やスレ内部でも最大勢力の一つに数えられる木星帝国の建国者へと上り詰めたその出世ぶりは、戦乱に乗じてジャミトフ・ハイマンを暗殺しティターンズを簒奪した原作さながらである。一方、その性格は『クロスボーン・ガンダム』の木星帝国宰相クラックス・ドゥガチや、ガロード・ランとの関係から『機動新世紀ガンダムX』のジャミル・ニートのそれも混じり、原作以上に人間味が増しているようである。
ヤザン・ゲーブルなどの原作における有名パイロットも参戦しており、ティターンズに所属していたハイザック隊やマラサイ隊などを率いて木帝建国に貢献した。
この作品において脚光を浴びているのは専ら敵側のキャラクターであり、往々にして悲惨な結末を迎える悪役・脇役を救済し・原作以上に活躍させるという意味での議長スレの魅力を如実に体現しているとも言えるだろう。
主人公カミーユ・ビダンやクワトロ・バジーナは版権フリーとして親しまれており、一時期はコラージュの素材としても人気があった。
またクワトロは最後の大隊のシュレディンガー准尉を付け狙うわぁいとしても知られている。彼がらんどに加わっていないのは議長スレ七不思議の一つである(ホントか?)

機動戦士ガンダムZZ

『機動戦士Zガンダム』(TVシリーズ版)の続編に当たる作品だが、『Z』と同じく原作とは大きく乖離している。
『Z』同様エゥーゴは参戦しておらず、従って主人公のジュドー・アーシタらガンダムチームも議長スレでは姿を見せていない。主役MSであるガンダムZZはシン・アスカがスレ黎明期からディスティニーやインパルスのサブ機体として長年使用している。
敵対組織であるネオ・ジオンについては、独立勢力としては存在せず、その戦力は基本的に木星帝国に引き継がれている。たとえば巨大MSクイン・マンサはかつて鬼神の如き強さを見せつけ、単機でラクシズを壊滅寸前に追いやるなどの戦果を上げた事でも知られている。『Z』から引き続き登場し、本作ではラスボスを務めたネオ・ジオンの事実上の最高指導者ハマーン・カーンの愛機キュベレイは『魔法少女リリカルなのはStrikerS』のリィンフォースⅡの愛機として登場している。しかし例外もあり、MS-09ドムの発展型MSドライセンはツィマッド社製であるという設定改変が行われ、その他のドム系MSと共にラクシズのドム部隊に編入されている。
キャラクターの参戦は極めて少なく、初期にはグレミー・トトが木帝にてNT部隊やガンダム部隊の設立に尽力したが、第144話のエンジェル・ハイロゥ攻防戦で戦死を遂げている。400スレ代中盤からは同じ木帝にてマシュマー・セロがNTR計画によって生み出された強化人間として本スレに登場している。なお、純粋な原作のキャラクターではないが、ハマーン・カーンを模った義体をらんどの住人のバル・セ・リムゾが使用している。
キャラクターの登場が少なく、MSの他作品への流用や単独での活躍が目立つという意味では、UCガンダム作品でも珍しい部類に入り、『機動武闘伝Gガンダム』や『新機動戦記ガンダムW』といった「平成ガンダム」に近いポジションにあると言えるだろう。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

副題の英訳「Char's Counter Attack」から「CCA」の通り名で呼ばれるガンダムシリーズ初の劇場オリジナル作品であり、『機動戦士ガンダム』(1stガンダム)から続くUCガンダム作品の集大成と言える本作も、やはり原作とは大きく乖離している。
主人公であるアムロ・レイとシャア・アズナブル(=クワトロ・バジーナ=キャスバル・レム・ダイクン)を筆頭とする登場人物の多くは表立って参戦しておらず、本スレにおいては専らMSの他作品への流用のみが行われているという点では後述する平成期の作品群に近い性質を持っていると言える。これまでCCAから議長スレに正式に参戦したキャラクターはネオ・ジオンの強化人間ギュネイ・ガスのみである。
本作においてシャアの下で蜂起したネオ・ジオンは、『機動戦士ガンダムZZ』の項で触れたように木星帝国に完全に吸収されており(UCの時系列上では、本作は『ZZ』の直後に位置する)、ギラ・ドーガやαアジールなどのMS/MA、旗艦レウルーラに代表される艦艇は木帝に所属している。
そのような中でシャアが駆る重MSサザビーだけは極初期からギルバート・デュランダル議長の愛機となっている。このクロスオーバーはシャアと議長の声優が同じ池田秀一氏である事に由来するものだが、これまで議長と共に幾多の場面で印象的な活躍を見せたという事もあり、本スレにおいては今や単なる声優ネタを超えたお馴染みの組み合わせとして定着している。
一方、本作での地球連邦軍の主力量産型MSジェガンは議長スレにおいても連邦の主力機として戦場に投入されており、『重戦機エルガイム』のヘビーメタルや『∀ガンダム』のムーンレィス系MSと共に代表的な一般兵として戦力の一端を担っている。
更に事実上の連邦のトップであるムスカ大佐(現中佐)は本作でアムロが搭乗したνガンダムを愛機としている。自ら戦場に立つ機会は少ないが、戦闘時にはνガンダムの最大の特徴であるフィン・ファンネルを自在に操る戦いぶりを見せる。
その他にもエースパイロットとして知られるリ・ガズィもおり、CCAの機体の登場頻度はネオ・ジオン側の兵器を擁する木星帝国に比べても格段に高い。

機動戦士ガンダムUC

―ちょっと待ってね―

機動戦士ガンダムF91/機動戦士クロスボーン・ガンダム

映画と漫画というテレビ以外の媒体のみで展開された特異なシリーズである本作品群だが、やはり他のガンダムシリーズ作品と同様に原作からは大幅に乖離したパラレル展開を辿っている。しかしながら、議長スレにおいては『Z』と共に最重要作品であると言っても過言ではないポジションにある事は疑いようがないであろう。比較的豊富な原作キャラクターが参戦する一方、MSの他作品への流用もよく見られるという点で、UCガンダムとしては稀有な性質を持った作品であるとも言える。
『クロスボーン』に登場する敵勢力・木星帝国は本スレにおける木星帝国の直接の元ネタであり、『F91』のクロスボーン・バンガードはティターンズやザンスカール帝国と同様に木星帝国の根幹に組み込まれている。そのような背景からクロスボーン・バンガード総司令官の”鉄仮面”カロッゾ・ロナとその娘ベラ(セシリー・フェアチャイルド)、黒の部隊を率いるザビーネ・シャルはそれぞれ木星帝国の要職に就いており、彼らが掲げるコスモ貴族主義という思想も木帝の国家基盤に大きな影響を与えている。
特にザビーネに関しては『F91』での高貴さと『クロスボーン』での狂気や野心が同居する複雑な人格が形成されている。またカロッゾは『魔法少女リリカルなのは』のユーノ・スクライアの魔法によってMA「ラフレシア」の触手でわぁいを追いかける変態と化し、彼が何か事を起こす度にベラが過激な折檻を加えるなど、ロナ家はギャグ方面で大幅なアレンジが加えられている事も記しておかねばならないだろう。
一方主人公サイドは『F91』の主人公であり、『クロスボーン』でも中心人物だったシーブック・アノー(キンケドゥ・ナウ)が一時期参戦していたものの、CV側のキャラの濃さの前ではやや影が薄かった感は否めない。その他には連邦に『F91』でシーブックの先輩パイロットとして登場するビルギット・ピリヨが版権フリーキャラとして在籍している。
本作に登場するMSでは『クロスボーン』の主役機クロスボーンガンダムX-1をマユ・アスカが、X-3を蒼星石がそれぞれ使用している。なお、X-2は原作通りザビーネが搭乗しており、通信兵が不在の現在はシロッコのジ・Oと共に木星帝国の代表的なMSとして戦場では司令塔の役割も果たしている。ロナ家はカロッゾは原作と同じく巨大MAラフレシアを使用しているが、ベラは原作での愛機ビギナ・ギナの他にTVアニメ『ラーゼフォン』の主役機ラーゼフォンを所有していることが確認されている。

機動戦士Vガンダム

映像化されているUCガンダム作品の中では(実写作品の『G-SAVIOUR』を別とすれば)もっとも未来に位置する作品だが、キャラクターやMSに関しては概ね原作設定が反映されている。
原作での敵組織であったザンスカール帝国は、木星帝国に戦力の全てが受け継がれている。その一方でザンスカール帝国に対抗する民間レジスタンス組織リガ・ミティアは現時点では存在していない。ただし、200スレ台終盤から登場し、戦果を挙げている少年兵が乗るシャッコーは主人公ウッソ・エヴィンが初めて搭乗したMSであり、議長スレでは「Deep Jupiter Quest」6部作(第322~327話)にて、ウッソがシャッコー隊の一人であったことが明らかにされた。また、地球連邦軍の主力MSであるジャベリンやジェムズガンはこのスレでも連邦の戦力に組み込まれている。これらの機体は原作の舞台となったUC.150年代では既に旧式化し、ザンスカール側の最新鋭MSに対しては有効な戦力となり得なかったものの、時系列的にはアニメ作品に登場する機体としては最も新しいため本スレではGM系列の最新鋭機として扱われている。
比較的MSの他作品への流用例は少ない本作だが、最近では番組後半に登場したMSザンネックを木帝の閻魔あいが愛機として使用している。
この作品も『機動戦士Zガンダム』と同様に、敵側の人物であるクロノクル・アシャーやカテジナ・ルース、アルベオ・ピピニーデンなどのキャラクターが主に活躍している。特にカテジナによる残虐・外道行為と動物帝国勢に対するモクズぶり、クロノクルの浮沈人生劇場は毎度お馴染みの木帝名物ともなっている。
その一方で、奇抜なアイディアが目立った原作故か、これまで議長スレに登場したUCガンダム作品の中では議長スレ独自設定がもっとも多く盛り込まれている。バイク戦艦アドラステアの動力として、動帝から拉致されたまうまうを強制労働させている(しかもしばしば反逆される)のはその典型であろう。