原作比較 4

参戦作品のリストもありますので参考までにそちらも参照ください。


作品によっては原作の結末などの激しいネタバレを含む場合がございます。
閲覧の際にはくれぐれもご注意下さい。


原作比較(単発系)


【Fate/staynight】

どうやら原作の舞台である冬木の聖杯戦争は終わっている模様。
本スレや反省会の様子を見る限りでは聖杯戦争終結まではセイバールートだったようだ。
議長スレではサーヴァントは新たに召喚された形となっているのだろう。
セイバーのマスターは衛宮士郎→間桐桜→ラクス・クラインを経て現在はアセルスとなっている(ただし、魔力的な繋がりについては不明。ラクス→アセルスのマスター移動はセイバーとの一騎打ちでアセルスが勝利したためで、アセルスによれば令呪の所持権は現在もラクスが有しているとのこと)。
騎士団モルドールに相次いで現れた二人の佐々木小次郎(アサシン)に関しては、子細は不明となっている(「モルドールの小次郎はサーヴァントではない」との指摘もある)。
士郎や桜に関しても、どうやら原作本編終了から数年経っているようである。
(参考資料として、獅子王凱と士郎の年齢が一緒だという話もある。凱は「勇者王ガオガイガーFINAL」時点で22歳のため、実年齢はその前後だと推測される)
なお、キャスターに関しては━━━検閲━━━━

【GALAXY ANGEL/GALAXY ANGELⅡ】

本作品はアニメ版とその他のメディアミックス展開で世界観や内容が異なり(ただし「Ⅱ」のアニメ版「ギャラクシーエンジェる~ん」は無印GAのアニメ版に比べ原作との乖離はさほど大きくない)、虹裏全体では「GALAXY ANGEL=アニメ版第一期~第四期」という考えが主流となっているが、議長スレでは基本的に事実上の原作であるゲーム版に準拠している模様。
原作ではアニス・アジートが16歳の時点で烏丸ちとせ、ミルフィーユ・桜葉は21歳であるが、議長スレでは2人とも17歳である。
オーブにいるちとせは基本的に原作寄りの性格であり、紋章機「シャープシューター」を使用するものの、ウルトラマンティガや仮面ライダーサイガ(原作比較 1?の「仮面ライダー555」の項参照)に変身したり、原作でのタクト・マイヤーズの代わりに「仮面ライダー剣」の橘朔也を尊敬しているなどオリジナル設定もある。
動物帝国ZAFTに身を置いているミルフィーユは原作と同じ紋章機「ラッキースター」を使用し強運(凶運)を持つ。どちらかといえばアニメ版に輪をかけたキャラ設定で、第268話「宇宙を揺るがす塩騒動」では、タイトルが示すように彼女が原因で世界中の塩が不足するという、アニメ版第二期第17話「ツキなし月見そば」を髣髴とさせる事態を引き起こした。
ちなみに原作におけるタクト・マイヤーズと相思相愛の関係や、妹(アプリコット・桜葉)の存在は未だに不明。
ラクシズのアニスは「る~ん」と同じ自由奔放的な性格…のはずだが、議長スレでは設定が大きく異なっている。
紋章機「レリックレイダー」は彼女いわく「向こうに置き忘れた」らしく、ミント・ブラマンシュに借金を背負っている描写はひとかけらもなく(そもそもミント自身が議長スレ未登場である)、さらにネトゲをやっていて引きこもったり(つまりNEET)、盗賊的な行動をするがその描写がないなどかなり改変されている。

【Get Ride!アムドライバー】

どうやら原作最終回から地続きになっている模様。それはジェナス・ディラが終盤入手するゼアムジャケットやネオボードバイザーを所有している事からも窺える。
この作品で特筆すべきはやはり原作には存在しない議長スレオリジナル設定の膨大さであろう。
原作では志半ばで戦死したシーン・ピアースの、議長スレにおける立場については改めて書くまでもないだろうが、戦闘面においても覇王翔吼拳に代表される極限流空手を体得している。また木星帝国に加入したイヴァン・ニルギースは原作のアムジャケット以外にナイトメア・フレーム「グロースター」を使用する場面も多い。
ジェナスも陛下から引き継いだと言われる双葉流剣術を体得しており、銀河帝国のダース・ベイダーとの一騎討ちで切断された右腕に、連邦のレビル将軍から与えられたターンXの義手を装着していた時期もあった。
またキャラの性格面でもジェナスの初期における喪男・童貞属性と「ひぐらしのなく頃に」の鷹野三四との結婚後の女性(動物の牛含む)遍歴ぶり、シーンのコーヒー狂(これが喫茶ピアースの基点となる)など非常に個性的な特徴が追加されている。
原作キャラクターの参戦は少ない作品だが、原作でガン・ザルディが着用していたゼアムジャケットを、議長スレでは「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」出身のハイネ・ヴェステンフルスが所有していたなど、劇中に登場した装備品が他作品キャラに流用される事例は存在する(もっともこれは「アムドライバー」に限ったことではないが)。

なお、本作はビジュアル面でのキャラ破壊がかなり進んでいる作品でもある。ジェナスは「ゼロの使い魔」の平賀才人や「灼眼のシャナ」の坂井悠二、「瀬戸の花嫁」の満潮永澄の、シーンは「ブラックエンジェルス」の雪藤洋士の画像をそれぞれ代用として使用している。特に才人画像と永澄画像は反省会限定使用であるにもかかわらずジェナスその人として定着し、本スレでの女性遍歴ぶりもあってか「ジェナ澄」と呼ばれている。

【HELLSING】

「ファイブスター物語」同様、原作とはかなりかけ離れたパラレルワールドと見てよいだろう。実際、主人公のアーカードやセラス・ヴィクトリアらヘルシング機関側のキャラが登場したのは250スレ目以降であり(ウォルター・C・ドルネーズについては初期に参戦していたようだ)、それも現状は散発的なゲストの立場でしかない。アレクサンド・アンデルセンら法王庁特務局第13課系のキャラやインテグラ・ヘルシングに至っては未だ登場していない。
議長スレにおいては、やはり最後の大隊の存在が際立つ。母体であるナチスの思想からほとんど遊離している点や少佐、大尉、ヴァレンタイン兄弟らの性格設定こそ原作とほぼ変わらないが、海上・航空戦力、戦略兵器など膨大な兵力を有し、全世界に部隊を展開していることからも明らかなように、もはや「大隊」どころか「国家無き軍隊」と化している。その一方、実在の中華ファミレス「バーミヤン」が実は大隊の基地であるなどの議長スレオリジナル設定も存在する。
何よりも「戦争そのもの」というシンプルな目的故か、吸血鬼だけでなくスタンド使いや仮面ライダーやHiMEや戦国武将や戦闘アンドロイドや魔物、果ては世界一サングラスとショットガンの似合う警察官までが大隊の戦列に加わっているのが最大の独自設定であろう(もっともこの多人種・多文化性は大隊に限ったことではないが)。

【Rozen Maiden】

どうやら原作(但しアニメ版にウェイトが置かれている)のパラレルワールドと推測される。
本作は議長スレでも最初期から参戦している作品の一つであり、それに伴ってオリジナル設定も膨大なものとなっている。
薔薇乙女に力を与える媒介(ミーディアム)が、柿崎めぐを除き他作品のキャラクターである事はその顕著な例であろう。
原作には登場しなかったアニメ版(第二シーズン「Rozen Maiden träumend」)オリジナル薔薇乙女『薔薇水晶』と、その原型となった第七ドール『雪華綺晶』が同じ世界観の中で並存している事も原作との大きな差異である。
薔薇水晶は契約者である木星帝国総帥パプテマス・シロッコの掲げる「アリス計画」を遂行する上での重要な役割を負っていた事でも知られる。この薔薇水晶が水銀燈に敗れアリス計画が頓挫したことにより、木帝は第319話においてイリヤスフィール・フォン・アインツベルンを迎えるまで国家元首たる女帝を欠く状態にあった。
また金朱雀や蒼星石など一部の薔薇乙女はモーターヘッドやMSに主人と共に乗り込み、ファティマとして操縦を補佐していた。
大半の薔薇乙女は原作でも一般人を凌駕する戦闘能力を有しているが、それはあくまでもアリスゲームを進める上で避けられない対薔薇乙女戦に対応する為のものであり、他作品の特殊能力者が多く存在する議長スレ世界において薔薇乙女が戦闘に参加する合理的な手段としてファティマ化が考案されたと推測される。
薔薇乙女のみならず、めぐや柏葉巴などの人間キャラも議長スレ独自の設定が付加されている。
巴の変身能力(「武装錬金」の津村斗貴子や「舞-乙HIME」のトモエ・マルグリッド。トモエに至っては巴とは別の人格を持つ)、めぐの病院における牢名主的な振る舞い(「フルメタルジャケット」のハートマン軍曹風味)などは特に有名である。
めぐの入院理由については、原作及びアニメ版では心臓病を患っているという設定だが、議長スレでは「北斗の拳」のアミb……トキの医療ミスに置き換えられている。
主人公である桜田ジュンの登場は330スレ台に入ってからとかなり遅いが、これは先述したミーディアムの異同に加え、巴が日本からオーブに移住したという議長スレ登場時の設定があるためである(議長スレでのジュンはドイツに移住後、「超獣機神ダンクーガ」のメインメカ・ダンクーガに搭乗してシンと愉快な仲間達に接触している)。
作品内部の改変だけでなく、自他共に認める熱烈な水銀党員として知られるBF団の白昼の残月など、他作品に登場するキャラクターにも多大な影響を与えている。

【Warhammer40000】

海外製、しかもフィギュア(人形)を駒として使い巻尺で射程や移動など距離を計測する戦闘ボードゲームという、日本では馴染みのない形式で、数ある議長スレ参戦作品の中でも特に知名度が低い作品のひとつだろう。
議長スレでは原作と大幅に異なるパラレルワールドとなっている。
まず原作では第28千年紀に建国されるはずのインペリウムだが、議長スレでは国連を母体とする形で人類帝国として21世紀に誕生、しかも初代皇帝は闘将ダイモスの三輪防人となっている。
この驚愕の展開によりタイタンやドレッドノートなど未来の強力兵器も第31千年紀を待たずして地球に登場することとなった。
また原作でインペリウム所属だった巨獣戦車ベインブレイドは、最後の大隊で開発された兵器として人帝建国前に議長スレに登場。
更に原作では第41千年紀まで冬眠しているはずのネクロンの一部が既に目覚めており、しかも原作で敵対関係にあるインペリウムの本拠である地球に、何の妨害も受けずにやってきて住民として暮らしている
(議長スレにおけるネクロンの地球到着は人類帝国の誕生前だった)
しかも議長スレでは何の不幸か一族揃ってモクズ菌に感染しており、その弱さときたら種族総出で生身の人間1人にすら敗れる有様で名有り最弱ランクを彷徨い宇宙征服は夢のまた夢となっている。
ただし生体金属ネクロドミナスで作られている点だけは原作と変わらないようであり、撃破されても次回にはケロリと復活している。
原作の他種族との辺境星域での抗争は続いているようだが、議長スレでの週2回の激闘に比べれば大したことはないかもしれない。


【コードギアス 反逆のルルーシュ/コードギアス 反逆のルルーシュR2】

CLAMP+谷口悟朗という異色の顔合わせのこの作品も原作とは異なるパラレルワールドと思われる。
議長スレには主人公であるルルーシュ・ヴィ・ブリタニア(ルルーシュ・ランペルージ)と枢木スザク、C.C、カレン・シュタットフェルト(紅月カレン)など原作での主要なキャラクターが参戦している。
主役二人とC.C、カレンはいずれも木星帝国の一員として議長スレに登場した。カレンは第二次日本戦争初期に総帥パプテマス・シロッコ暗殺未遂事件(「果物ナイフの恐怖」)を起こして早々に木帝を去り、ラクシズを経て現在は騎士団に身を置いている。
ルルーシュは「エク姉」こと「スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION」のエクセレン・ブロウニングに引っ張られる形でファントムペイン隊に加わり、隊長だったゼクス・マーキスがオーブに去った後はPP隊を指揮していた。しかしプラント攻防戦の最中の第307話でスザクや「ひぐらしのなく頃に」の山狗部隊と共に反乱を起こし木帝を離脱。プラントに独自の勢力(ヤクザ?)を構えることになった。
特筆すべきは、木帝時代のルルーシュが「SDガンダム戦記 G-ARMS」に登場するマスクコマンダーを模した仮面で素顔を隠していた事だろう。
その為、一部を除いて名前も「ルルーシュ」ではなく「マスクコマンダー」と呼称する事が木帝内部では慣例となっていた。
これは原作で彼が反ブリタニア抵抗組織「黒の騎士団」の指導者「ゼロ」として行動する時は、常に漆黒の仮面と衣装を纏っている事が影響していると推測されるが、高校生と反政府活動家の二つの顔を使い分ける必要があった原作とは異なり、正規軍に属し、同僚のエクセレンや「ゆりえさま」こと「かみちゅ!」の一橋ゆりえを始めとする多数の人間に素顔を晒しているにも関わらず、何故ルルーシュが仮面を被り続けていたのかは謎である。
スザクは、原作ではブリタニアに占領される前の日本国首相の息子という設定があるが、議長スレにおける日本は政変が激しいため、そのあたりは定かではない。
(確認されているだけでもゲノム政権?→小泉政権?→なつき政権→騎士団・大隊・連邦による占領(第一次日本戦争)→無政府状態(四国分離)→碧政権→第一次安倍政権(北海道分離)→木帝による占領(第二次日本戦争)→らんどとグランショッカーによる支配権争い→第二次安倍政権と、日本の政権は変動している)
また、キャラクター以外にも本作が議長スレ世界に与えた影響は大きい。
本作の舞台となったブリタニア占領下の日本を指す呼称「AREA11」は、第二次日本戦争においても使用された。
メカニックもスザクの駆るランスロットやカレンの紅蓮弐式を始め、グロースターなど各種ナイトメア・フレーム(KMF)が木帝や騎士団などに配備されている。
その他にもかつて木星帝国の一橋ゆりえの乗艦(兼コタツ)として使用され、現在は分解されゴッドガンダムとして再構築された飛行戦艦アヴァロンなどが参戦していた。
その他のメカニックの他作品への流用例として、木星帝国のイヴァン・ニルギースがそれぞれパーソナルカラーに塗装されたグロースター及び『R2』に登場したランスロットの量産型「ヴィンセント」を使用している。


【灼眼のシャナ】

「灼眼のシャナ」を題する作品は原作の小説、漫画版、TVアニメ一期、二期(『灼眼のシャナⅡ』)、劇場版アニメなどが存在するが、本稿ではその大本である小説版の設定に準拠し、補完部分としてアニメ版の設定も含み取り扱うこととする。
原作とは異なり、膨大な設定の多くは議長スレ独自の物へとかなりの部分で改編がなされている。その筆頭が本作の主人公二名、“炎髪灼眼の討ち手”シャナ及び“ミステス”坂井悠二であろう(“”内は二つ名のようなもの)。
議長スレでシャナと言えば「エミリヤ・フォン=シロウミ」(以下この項において特に議長スレでの「シャナ」をさす場合はこの呼称を用いる)の名で親しまれるオーブ出身のアイドルのことである。その正体はオーブの衛宮士郎(from『Fate/staynight』)その人であり、変身の発端はあるとしあきの「士郎を女装させてみよう」という発言に様々なとしあきがのって大きく発展させたものである(スレ上では、成都で士郎に発見され愛乗機となったダイセイバー(=ダイゼンガーfrom『第2次スーパーロボット大戦α』)とそのメインウェポンである斬艦刀の副作用で女性化した―という設定になっている)。スレ世界での人気は衰えることを知らず楽曲、写真集は勿論のことドラマ、ラジオ、舞台、はてはフィギュア化と市場は広まりを見せ、世界規模(宇宙規模?)でファンが存在している。そんな中でメロンパン好きという原作の設定はそのまま残されており、メロンパンに関してはエミリヤといえども我を忘れるようである。オーブでは巨大なメロンパン工場が24時間体制で常時フル稼働しており、オーブ国民は様々なメロンパンを選択できるようになっている。
どちらかといえばおまけアニメ『灼眼のシャナたん』に近いものがある。もっともエミリヤは近頃はとある理由で活動休止中の模様(後述)。
もう一人の主人公である坂井悠二(ネット界隈では「U2」と略されることもある)もまた違った歩みをしている。そもそも坂井悠二という者は明確に存在してはいないと言ったほうがいいだろう。それはまた彼も議長スレではジェナス・ディラ(from『Get Ride!アムドライバー』)の代用画像の一つとして使われているからである(いつの頃からか漫画版を中心に画像が使われ始めていた)。余談ではあるが坂井悠二というキャラクターは「普通の容姿なのだがなぜか女性にもて、本人にはその自覚がない」という属性を含んでおり、これはジェナスのもう一つの代用画像である平賀才人(from『ゼロの使い魔』)にも通じる部分である。
“万条の仕手”ヴィルヘルミナ・カルメルにも改変がみられ、議長スレではジェナスが幼いころに身の回りの世話をしていたメイドという設定で登場し、再会後は彼に付き従い、これをよくサポートしている(彼女は原作ではシャナの養育係兼メイド兼戦友である)。
先代“炎髪灼眼の討ち手”ことマティルダ・サントメールもスレに登場している。彼女はある時にひょいと登場し、以降はシンと愉快な仲間達についていっては各地を巡っている。一部ではマティルダがオーブに建立されていた士郎の墓を見て動揺していたことからシャナ(エミリヤ)が何らかの形で転生したものではないか、と推測されているがその事については明言されておらず、またヴィルヘルミナとのつながりがあったかどうかについても曖昧にぼかされている。
また異色な顔触れとしては敵役である“壊刃”サブラクが登場している。これはモルドールの魔王の同士(議長スレオリジナルキャラ)の数多くある姿の中の一つであり、特定の原作に寄った姿を保っているのはこれが初めてであろう。同士の強さおよびサブラクの反則的な能力と相まって強烈無比の一言である。同士はこの姿をしている時だけはサブラクに準拠したブツブツという物言いをし、一人称も「俺」へと変化している。
原作の核心部分に触れるアイテム『零時迷子』も議長スレ独自の設定が付加され、蓬莱(from『東方Project』)とされるジェナスの設定と相まって厨設定化が著しかったのだが、現在これは紆余曲折を経て同士が所有。原作にまつわるごたごたは一通り片がついた様子である。

上述した内容ゆえに原作とはかけ離れてはいる当作品ではあるが、奇妙な一致というべき出来事も起こっている。
それは第477話「零時過ぎの決戦! - ママン強し、年増園なお強し -」後半の零時迷子を巡る争いで、奇しくも所有者のジェナス(悠二)、ヴィルヘルミナ、魔王の同士(サブラク)が一同に揃い小説14巻、アニメ二期第20~21話の再現が叶った(お膳立てとして原作ではザロービというキャラが存在しているが、スレではセブンチェンジャー(from『伝説の勇者ダ・ガーン』)がこの役割を担った)。
結果は同士の勝利により原作とは真逆の結末となったが、これもまた「敵役や端役、原作で扱いの悪いキャラに存分の活躍をさせる」議長スレの醍醐味とはいえないだろうか。

【重戦機エルガイム】

永野護氏が世界設定やメカニック/キャラクターデザインを手がけ、その裏設定が後に「ファイブスター物語」(FSS)の原型となった本作も、FSSと同様に議長スレでは原作の世界設定とは根本的に異なるパラレルワールドの模様。
そもそも議長スレは主舞台が地球である為、地球の存在する太陽系とは別宇宙のペンタゴナワールド関係の設定は殆ど改変、或いは無効化しているものと推測される。
ただし、第333話「南米ジャブローにモクズ神ネクロンを追え!~傍伝・デスティニーFINAL+の胎動~」では、地球連邦軍の新造艦の名称として、サンズ太陽系の惑星の一つである『トライデトアル』という単語が登場しており、世界設定に関しては依然として不明瞭な点も多い。後述するブラッドテンプルの存在もあり、今後エルガイムの原作設定が本スレに登場する可能性は否定出来ない。

本作もメカニックに比較してキャラクターの参戦が極端に少ない作品の一つであり、主人公のダバ・マイロード一行や敵勢力であるポセイダル軍の主要キャラクターの大半は未登場である。
そのような中で武器商人アマンダラ・カマンダラこと(真の)オルドナ・ポセイダルは、連邦の黎明期から将として参戦している稀有なキャラクターと言える。
その縁もあってか、本作品に登場する人型メカ「ヘビーメタル」(HM)に関してもその大半が連邦に所属している。
所属する機体は「アシュラ・テンプル」や「バッシュ」といったA級HMから「グライア」のような量産型のB級HMまで幅広く、原作でポセイダル軍の戦力として登場したHMを中心に連邦軍の一翼を担う戦力となっている。
また、幹部クラスの機体としてはポセイダルの愛機であるオリジナルHM「オージ」とダークナイト(DK)こと間桐慎二が駆る「アトールⅤ(ファイブ)」がある。
オージに関する詳しい解説は登場兵器一覧その1を参照。DKの駆るアトールⅤはA級HM「アトール」にその他のA級HM四機分のパーツを装着して完成した寄せ集めのカスタム機だが、議長スレではどうやら新たに魔術的な改造も加えられている模様。
このようにポセイダル軍が多数参戦する一方、キャラクター同様に主人公側の機体である「エルガイム」や「ディザード」、「ヌーベルディザード」といった反乱軍側のHMは参戦が確認されていない。
連邦軍以外ではBF団のドクター・ウエストが個人的にエルガイムMk-Ⅱを所持している他、魔術師ケフカに追従する所属不明機(アンノウン)としてA級HM「カルバリー・テンプル」が登場している。
なお、騎士団が使用する超高速巡洋戦艦U-XXX「ホエール」はFSS出典であるが、本スレに登場した時の画像はエルガイム版のものであった。
その騎士団では、第二代団長だった無常矜侍が、ポセイダルの親衛騎士団が使用していたペンタゴナでは失われたオリジナルHM「ブラッドテンプル」を愛用していたと伝えられているが、無常がMIAとなった現在ではその所在は不明である。


【装甲騎兵ボトムズ】

「ファイブスター物語」「重戦機エルガイム」「∀ガンダム」同様、どうやら原作とは根本的に設定を異にするパラレルワールドの模様。
原作は地球とは別宇宙の物語である為、原作の舞台となったアトラギウス銀河のギルガメス連合やバララント同盟といった諸勢力は議長スレ世界には今のところ存在していない。またアーマード・トルーパー(AT)も議長スレ世界ではさほどメジャーな兵器ではなく、キリコ・キュービィが使用する外には、過去に彼が在籍していた最後の大隊の一部で運用されていた事実が確認されているのみである。
(現在、大隊はATなど多足歩行機動兵器の正規運用を事実上放棄しており、杉浦碧が愕天王、情報部長代理がデストロイド「トマホーク」、将陵僚がファフナー・ティターンモデルを、いずれも個人的に使用しているにすぎない)
議長スレへの明確な参加が確認されているキャラクターは原作の主人公であるキリコのみであり、ヒロインのフィアナ(ファンタム・レディ)やライバルのイプシロン(共にパーフェクトソルジャー=PS)といったメイン/サブキャラクターは未登場となっている。
ただし、第259話「熱闘!地獄甲子園!」においてカンボジアでキリコと接触し、オリジナル・アークエンジェルを失ったラクシズのために新たなAA級を託すとともに、大門圭介ら首都警の引き抜きを命じた大隊の前情報部長は、映画「地獄の黙示録」のウォルター・E・カーツ大佐の画像を用いていたものの、OVA3作に登場するレッドショルダー隊の創設者ヨラン・ペールゼン少将を思わせる言動であったし、ブールーズ・ゴウトと思しきキリコと親しい闇商人の存在も幾度か本スレ上で示唆されている。
フィアナに関してはOVA『赫奕たる異端』のようにかつて存在していたものの死亡したのか、或いは最初からキリコと出会っていなかったのかは判然としない。ただし、本スレでのキリコの設定的にはOVA『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』からTVシリーズ本編に掛けての期間とも判断出来、また原作の100年戦争に当たる戦役も存在しないので、キリコがフィアナと出会っていないというif展開がなされている可能性も決して低くはない。
キリコ自身は基本的には原作設定に沿っているが、第2次日本戦争中に大隊航空部隊のエースだったアーエル(大門は彼女の上司だった)を引き抜いてからは、アーエルとのぎこちない関係が名物となっている。
またIT関係にも詳しく、第310話「ヌコヌコ動画は今日も盛況」ではそのタイトル通り、動画共有サイト「ヌコヌコ動画」を舞台に、動物帝国のITぬこと持てる技術の無駄遣いとも言えそうなMADムービー合戦を演じている。

なお本作品の外伝である「機甲猟兵メロウリンク」からは、主人公のメロウリンク・アリティーが第7次オーブ侵攻戦で議長軍の一員として参戦している。

【ファイブスター物語(the Five Star Stories)】

原作とは世界観の異なる完全なパラレルワールドである。
特徴的な二足歩行機動兵器モーターヘッド(MH)が多数参戦している。かつてはキャラクターも多く参戦していたが、437話終了現在活動しているのはらんどに属するファルク・U・ログナー、イエッタ(アイエッタ)、ランドアンド・スパコーンら数名のミラージュ騎士(版権フリーキャラ)、フリーの科学者(マイト)として諸勢力を渡り歩くDr.クローム・バランシェのみとなっている。
主人公アマテラス(=レディオス・ソープ)、その盟友のコーラス3世やミッション・ルース(=ボード・ビュラード)、アマテラスのファティマであるラキシス、ダグラス・カイエンら歴代剣聖などは登場していない。また原作では時代やMHなどに関して詳細な設定がなされており、本作品の特徴となっているが、議長スレではその辺りは殆ど無視されている。
(例:ナイト・オブ・ゴールド(K.O.G.)に搭乗する騎士とファティマの異同、AD世紀に作られたAUGEとアマテラスの星団統一後に登場するヴォルケシェッツェ(クラウドスカッツ)の並存、フロート・テンプルの所有者など)

キャラクター面から見た場合、本作品は議長スレでのキャラ破壊が著しい作品である。イエッタはその顕著な例で、原作での貞淑な印象はどこへやら、関西弁でまくしたてる金とわぁいの亡者と化しており、ビジュアルまで「エレメンタルジェレイド」の「レン」ことレヴェリー・メザーランスに差し替えられているほどである。またミラージュ騎士団については━━━検閲━━━━。
そのミラージュ騎士団のリーダー格であるログナーは、議長スレではらんどの実働部隊たる忍者集団「バビロン盗撮団」の司令(その上にイエッタが君臨するが)を務めるばかりでなく、単身でもジェナス・ディラを完膚無きまでに叩き潰したり、主と仰ぐステラ・ルーシェの為にK.O.G.を駆ってゼクス・マーキスのトールギスⅢと壮絶な死闘を演じるなど、原作での設定上最強キャラの実力を遺憾なく発揮している。その反面、死んでも即座にクローンとして蘇生するという原作設定ゆえか無茶な仕事をやらされたり、イエッタや盗撮団の所業に振り回されたりと苦労人的なところも見せている。

メカニックとしてのMHは、基本的には原作における所属国(ミラージュマシンならA.K.D.、ベルリンならコーラス、サイレンならフィルモア、A-トールならハスハetc.)の枠を超えて騎士団(398話以降は実質的に銀河帝国傘下)に所属しているが、一部(主に原作におけるワンオフ騎またはそれに準じる騎体)は他勢力にも流出している。
(例:K.O.G.とヴォルケシェッツェはらんど、AUGEは動物帝国、エンゲージ(おそらくSR1かSR2)とオージェ・アルスキュルはBF団。なお第434話「仔愛女帝之歸來」において、騎士団のミラージュマシンのほとんどはらんどに奪取された模様)
また議長スレオリジナルMHと言えるメカも存在する。
(例:シンと愉快な仲間達のデスティニーガンダムは、改修に際しL.E.D.ミラージュと同じスーパーイレーザーエンジンの搭載やシュペルターの部品組み込みを行い、実質的にミラージュマシンに近い存在と化している。またアセルス時代の騎士団から銀帝に転じたネクロン派騎士団が属するアルセイデスは、出典作の「天空のエスカフローネ」とは異なり、サイレンにネクロンの流体金属技術を取り入れて改修したという設定になっている)

騎士団が所有するモーターヘッドと連邦のヘビーメタルに「アシュラ・テンプル」「アトール(A-トール)」「バッシュ(・ザ・ブラックナイト)」という共通する機体名が存在するが、これはFSSが「重戦機エルガイム」の裏設定をベースに誕生した経緯があるためである(「エルガイム」のキャラクター/メカニックデザイン、世界観設定は永野護氏が手がけた。なお本記事の「重戦機エルガイム」の項及び登場兵器一覧 「え」~「お」の「オージ」の項も参照されたい)。

FSS絡みでもっとも有名なネタであるモクズ菌についての詳細は用語集2?モクズ菌の項を参照のこと。

【舞-HiME/舞-乙HiME】

元々姉妹作品である両作品の要素がミックスされたパラレルワールドと推測される。
具体的に言えば、未来世界を舞台とする舞-乙HiMEの設定が現代が舞台の舞-HiME世界に持ち込まれていると言ったもの。
両作品はスターシステムの導入により同名キャラが多く、そういった事情もこのような設定改変に寄与したと思われる。
一例として「舞-乙HiME」の主人公アリカ・ユメミヤ(=夢宮ありか)は原作同様マテリアライズ能力を保有しているが、議長スレ世界において乙HiMEという概念が存在しているかは不明である。
その他にも玖我なつき(=ナツキ・クルーガー)、結城奈緒(=ジュリエット・ナオ・チャン)、杉浦碧(=ミドリ)、ニナ・ウォン(=春妹)、ラド(=神崎黎人)などが参戦を果たしている。特になつきは日本首相として第1次日本戦争におけるキーパーソンを務め、奈緒は連邦軍で「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場するリ・ガズィを駆るエースパイロットとして活躍している。
特殊なケースとしてはトモエ・マルグリッド(=雛菊巴)が挙げられる。彼女は「Rozen Meiden」の柏葉巴の変身体の一つとして扱われているが、平時とは一線を画するサディスティックな性格など原作の面影も多く認められている。
このように議長スレオリジナル設定が多く盛り込まれた本作だが、特筆すべきはアリカの持つ『お兄さん』こと「∀ガンダム」のターンXであろう。
かつて連邦のヨハン・レビル将軍から与えられたターンXは普段は分解されているものの、アリカの呼びかけに応じて即座に具現化する。
どのような原理で分解・再構築を行っているかは不明だが、アリカの持つナノマシン制御能力がこれらのシークエンスを遂行させる大きな要因となっているのは間違いないだろう。(「∀ガンダム」の項も参照されたい)
またアリカは勇者新党に落ち着くまで議長軍銀河帝国(正式に所属はせず)と放浪していた時期があり、その過程で「STAR WARS」のシスの暗黒卿となる素質を見出されている。

【勇者王ガオガイガー/勇者王ガオガイガーFINAL】

ジェネシックガオガイガーや「FINAL」のラスボスであるソール11遊星主の存在、獅子王凱の父である獅子王麗雄が既に故人であると言明されていることなどから、「FINAL」最終話(OVA版第9話、DVD版第12話)後のIf展開と思われる。
「FINAL」序盤から分岐したIf世界という可能性も否定出来ないが、その場合、ジェネシックガオガイガーを成す5機のジェネシックマシンの入手経路や、レプリ地球で幽閉されていたソルダートJとGGG機動部隊との合流を説明する事は困難と思われる。
もっとも、その辺の整合性はあまり深く考えない方が賢明かも知れない。

「FINAL」最終話アフター説に従えば、原作はソール11遊星主との最終決戦の後、崩壊する三重連太陽系から天海護(ラティオ)と戒道幾巳(アルマ)を地球へ送り出した所で結末を迎えており、凱を始めとするGGG機動部隊とソルダートJは生死不明のままに終わっているが、議長スレでは共に地球への生還を果たしている。その際、ソール11遊星主は殲滅と誤認した、あるいは何らかの事情で殲滅を断念したと思われる。

キャラクターに関しても議長スレ風味がふんだんに盛り込まれている。凱については各期主役のページで触れているが、「虐殺王」とまで呼ばれるキングジェイダーのバーサーカーぶりや、「桜蘭高校ホスト部」の常陸院兄弟を義体とする超竜神(氷竜、炎竜)、物真似名人の撃龍神(風竜、雷竜。特に雷竜はなぜか「ピカチュウ」と呼ばれる)などもこれに当たる。

なお「ベターマン」は両作品と世界観を共有するが、今のところ表立って登場したキャラクターは存在しない。


【超重神グラヴィオン(Zwei)】

原作とはストーリー面では殆ど別物と言ってよいほどに乖離したパラレルワールドと思われる。
現時点においては天空侍斗牙とサンドマンを除く原作のメインキャラクターや敵であるぜラバイアは全く登場していない。加えてサンドマンも事情により実際は別のキャラクターであると言えるため、厳密な意味での原作出典キャラは斗牙のみという状態である。その斗牙も勇者新党初代党首・獅子王凱の遺伝子を元に生み出されたクローン人間という設定であり、G因子を持つものの通常の人間であった原作とは大きく異なっている。
メカニック面では天空侍斗牙とグランカイザーの組み合わせこそ原作どおりだが、サポートメカであるグランディーバに乗り込むグランナイツの面々はシン・アスカや大十字九朗、マティルダ・サントメールといった他作品キャラによって占められている。
グラヴィオンはマイトガインやジェイデッカー、ガオガイガーといった地球製勇者ロボに先駆けて開発された実験機として位置づけられている。また原作では超重合神や超重剣はグランナイツ全員が揃わなければならないなど厳しい制限が存在したが、本スレではかなり緩和されており、斗牙単独での合神や超重斬の使用もしばしば見られる。これだけでなく、G因子を始めとする原作での各種設定は参戦に際して全体的に緩和あるいは黙殺されている傾向が強い。