登場兵器一覧 「F」~「J」

登場兵器一覧 「F」~「J」


数多くの兵器が登場する議長スレ
ここではその兵器の解説をしていきたいと思う


■諸注意
  • 一部の勇者ロボ、一般兵のようなキャラ=ロボの場合は分類をキャラと判別
  • 記載する場合はキャラ紹介と被らないよう注意
  • 上書き可、不明の場所も情報確定次第書き換えを
  • ロボ以外の記載も問題なし 戦車や小型銃から戦艦、MSもOK
  • 「設計」「製造」「建造」などの項目で< >で括った箇所は原作・現実でのもの


◆要覧
  1. この項目は【アルファベットFtoJ】となっております。
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F~J


F-111 "Aardvark"

型式 戦闘爆撃機
形式番号 F-111A~G,EF-111A,FB-111,RF-111C
所属 最後の大隊
設計・製造 <ゼネラル・ダイナミクス(現ロッキード・マーチン)>
全長 22.40m
全高 5.22m
全幅 9.74m(主翼後退角72.5度) 19.20m(後退角16度)
翼面積 61.07㎡(後退角72.5度) 48.77㎡(後退角16度)
最大離陸重量 45,360 kg(F-111F)
出力 TF-30-P-100 111.57 kN(11,385kgf)×2(F-111F アフターバーナーオン時)
最高速度 Mach2.5(F-111F アフターバーナーオン時)
航続距離 4,700km
固定武装 M61A1バルカン×1(必要に応じて装備)
主な搭乗者 大隊一般兵

【解説】
1950年代末、アメリカ空軍で進められていたF-105”サンダーチーフ”の後継戦闘攻撃機開発計画と、同国海軍が進めていた長距離空対空ミサイル装備の艦隊防空戦闘機開発計画を、費用対効果を重視するロバート・マクナマラ国防長官が半ば強引に統合した結果誕生した、世界初の可変翼飛行機。
第二次世界大戦後中、当時アメリカ陸軍航空部隊内で主流だった「欧州戦線で余剰だったB-17”フライングフォートレス”を極東戦線に転用する」考えに対して「長距離航行と防御砲火に秀でたB-29”スーパーフォートレス”を投入した方が効率的である」との主張を通して対日本戦での勝利を導き、戦後は経営危機に陥ったフォード・モータースを再建した過去を持つマクナマラ長官の企図は「空軍・海軍共同開発による開発費用と調達コストの削減・抑制」にあったが、実際には機体重量が重くなり戦闘機としても艦載機としても不向きとなってしまい、結局空軍のみが採用し、もっぱら戦術爆撃機として使用された。
とはいえ基本性能は高く、湾岸戦争ではレーザー誘導爆弾を用いた精密爆撃で、ステルス攻撃機として知られるF-117”ナイトホーク”以上に活躍した。精密な地形レーダーを装備しており超低空での自動操縦が可能。これを追おうとしたイラク軍のミラージュ2000戦闘機が地面に激突した事があり、これも公式にF-111による“撃墜”とカウントされている。
また「共同開発による効率化」というマクナマラ構想の正しさは、のちにF-4”ファントムⅡ”がアメリカ海・空軍双方に採用されたことで証明され、現在実戦配備に向けて試験飛行中のF-35”ライトニングⅡ”(米英を中心とする国際陸海空軍共同開発機)に引き継がれている。
なお、実際の運用では“戦闘爆撃機”ないしは“攻撃機”となったF-111とF-117の制式名称として、“戦闘機”を示す基本任務記号“F”が付いているのは、開発の経緯に加え、米軍のパイロットたちが“F”の付かない軍用機に乗るのを忌避したためと言われている。
議長スレへの登場はごく最近だが、対地攻撃はもちろん、実際には実現しなかった戦闘機としての活躍も見られる。
”Aardvark”は英語で「アリクイ」の意。

F-14 "Tomcat"

型式 艦上防空戦闘機
形式番号 F-14A,B,D
所属 最後の大隊(首都警含む)、人類帝国
設計・製造 <グラマン(現ノースロップ・グラマン)>
全長 19.1m
全高 4.88m
全幅 10.15m(後退角75度) 19.54m (主翼後退角20度)
翼面積 52.5㎡
最大離陸重量 33,724 kg
出力 F110-GE-400 126kN(12,520kgf)×2(アフターバーナーオン時)
最高速度 Mach2.34(アフターバーナーオン時)
航続距離 3,220km
固定武装 M61A1バルカン 20mm機関砲×1
主な搭乗者 アーエル(ロキ)、大隊一般兵
(データはF-14Dの物)

【解説】
海空共用機として開発されたF-111”アードバーク”の採用を、機体の大型化や機体重量の重さなどの理由で見送ったアメリカ海軍が、F-111と同じエンジンとレーダーを使用して急遽開発した艦隊防空戦闘機。
F-111同様可変翼を採用。速度により翼の形状を変化させることが出来る。アクティブレーダーホーミング長距離空対空ミサイル”フェニックス”を6発装備可能で、最大探知距離200kmオーバーの高性能レーダーと連動して敵機24機を同時捕捉し、うち6機を同時攻撃できる能力を持つ。
本機種とB-1”ランサー”を最後にアメリカ軍は可変翼機を制式採用していないが、これは主翼可動機構の複雑さや、可動部品の部品の強度確保などからコスト高・メンテナンス難になってしまうためである。フェニックスを6発装備したまま着艦可能な空母が無かった事もあり、のちにF/A-18E/F”スーパーホーネット”に取って代わられてしまった。
本来は複座機(パイロットとレーダー要員の2人乗り)であるが、第189話から搭乗するアーエルは1人で操縦を行っている。首都警察(最後の大隊)時代に支給された初代F-14は第229話「どこまでも強くなれ、お前が運命と戦う者ならば」でかっての上司である大門圭介のスーパーZに撃墜され、ラクシズで新たに入手した二代目も第363話「故に我らはアンセスター」でインヴィンシブル級空母に着艦した直後に破壊されている。
一般兵パイロットとしては映画『トップガン』のマーベリックなどが確認されており、彼はアーエルの師匠的存在であった。
アーエルは第212話「たった一人の最終決戦」から第383話「ただ、愛のためだけでなく」まで大隊を離れラクシズに身を置くが、その間大隊航空部隊ではF-111やF-22”ラプター”、Su-27”ジュラーヴリク(フランカー)”などが台頭し、F-4ともども戦場で見られる機会は少なくなっている。
”Tomcat”の名はアメリカの名作ギャグアニメ「トムとジェリー」の主人公の片割れに由来する。

F-22 "Raptor"

型式 多用途戦術戦闘機(航空支配戦闘機)
形式番号 F-22A,F/A-22
所属 最後の大隊ラクシズ勇者新党(スタースクリームの擬態)
設計・製造 <ロッキード(現ロッキード・マーティン)>
全長 18.92m
全高 5.08m
全幅 13.56m
翼面積 78.0㎡
最大離陸重量 27,216kg
出力 F119-PW-100 156kN(15,907kgf)×2(アフターバーナーオン時)
最高速度 Mach2.42(アフターバーナーオン時)
戦闘行動半径 1,200km
固定武装 M61A2バルカン 20mm機関砲×1
主な搭乗者 大隊一般兵、アーエル(ラクシズ時代)、スタースクリーム

【解説】
1980年代にアメリカ空軍で始まったATF(先進戦術戦闘機)計画に基づき、ロッキード社が開発し、ノースロップ社のYF-23を退けて制式採用された最新鋭戦闘機。ATF計画は「ステルス性」と「アフターバーナーを使わない超音速巡航」を2本の柱としており、F-22はこの2点ではYF-23にやや劣っていたものの、機動性の高さと整備の簡便さも評価されて採用に至った。
2005年12月に配備されたばかりで実戦経験はないが、前述したステルス性・高機動性、アフターバーナー非使用下の超音速巡航性能の他、同機種間でのデータリンクや、AWACSや司令部と索敵範囲を超える敵機・友軍機情報のやり取りが可能なネットワーク機能も有し、現在配備されている戦闘機では最高性能との評価もある。
議長スレには第253話「オペレーション・コーヒーブレイク」に最後の大隊航空部隊の新機種として初登場。喫茶ピアースのシエルにバルカン砲を浴びせ全裸に近い状態にした。また第257話「新たなはじまり」でアーエルがラクシズに帰還した時もこの機体に乗っていた(アーエル機については、応戦した木帝兵によれば、登録ナンバーは大隊のものだがIFFはラクシズのものに変えていたとのこと)。さらに第366話「The Shaft~遥かなる天空宙心拳~」から勇者新党に加わったスタースクリームはこの姿に擬態が可能であり、映画本編では他のトランスフォーマーと同様にオリジナル(米空軍所属機)を圧倒している。
”Raptor”は英語で「猛禽類」(ワシ、タカ、コンドル、フクロウなどの分類上の呼称)の意。

F-35 "Lightning Ⅱ"

型式 多用途戦闘機(戦闘爆撃機)
形式番号 F-35A,B,C
所属 最後の大隊
設計・製造 <ロッキード・マーティン、ノースロップ・グラマン、BAEシステム他>
全長 15.41m(A・B型),15.50m(C型)
全高 4.60m
全幅 10.97m(A・B型),13.12m(C型 折りたたみ時9.10m)
翼面積 42.74m(A・B型),57.6m(C型)
最大離陸重量 22,680kg(A・B型),27,216kg(C型)
出力 F135-PW 177kN(18,144 kgf)×1
最高速度 Mach1.7(A・C型),M1.6(B型)
戦闘行動半径 1,200km(A・C型),1,000km(B型)
固定武装 BK-27 25mm機関砲×1(A型)
主な搭乗者 大隊一般兵、アーエル

【解説】
1990年代、アメリカ海・空・海兵隊の三軍では、F-16”ファイティングファルコン”、A-10”サンダーボルトⅡ”、F-14”トムキャット”、F/A-18”ホーネット”、AV-8B”ハリアーⅡ”など1970年代に制式化された戦闘機・攻撃機の更新時期が近付き、イギリス海・空軍でも基本設計が1950年代にさかのぼるハリアー/シーハリアーの後継機を探す必要に迫られていた。しかし冷戦崩壊後、軍事予算には絶えず削減の圧力がかかるようになり、各軍は「低開発コスト・高性能」を模索するようになる。その結果、各軍の新型機の開発を一本化し、各軍の要求を満たせる共通の機体を開発する計画がアメリカで立案された。これに次世代STOVL(短距離離陸・垂直着陸)機研究などアメリカ各軍で進めていた計画などが集約されて発展したのが、米英など11カ国(米英以外は主にF-16を採用していた国)によるJSF(統合戦闘攻撃機)計画で、かってF-111”アードバーク”を生んだマクナマラ構想の復活と言える。F-35はこのJSF計画に基づき、ボーイング社のX-32を退けて採用された多用途戦闘機である。
用途に応じて通常離着陸(CTOL)機のA型、STOVL機のB型、艦載仕様のC型に分かれている。菱形翼を採用した機体外見はF-22”ラプター”に似ているが、F-22と異なり単発機である。ヘッドアップディスプレイ(HUD)をコクピットに装備せず、代わりにヘルメットに同様の機能を持つJHMCS(統合ヘルメット装着型キューイング装置)を採用しているのも特徴である。
同じ空海軍共通多用途機のF-111がそうであったように、機体重量はかなり重くなっており、エンジンは双発機の合計推力並みの出力を有するプラット・アンド・ホイットニー社のF135を採用。さらにゼネラル・エレクトリック社とロールス・ロイス社が共同で開発したF136の搭載も予定されている。なおB型のSTOVL機構には、世界初の実用型超音速VTOL機として開発が進められながらも中止に追い込まれたロシア・ヤコブレフ設計局のYak-141の方向可変ノズルが採用されている。

2009年6月現在、実機は2012年の実戦配備を目指し開発中であるが、議長スレではそれに先んじて300スレ台後半から最後の大隊が投入している。大隊では最新鋭の戦闘機ということになる。第412話「雪山に蠢く陰謀」では、北海道で謎の組織「山猫」を追うペッパー伍長の身を案じたアーエルの懇願で、情報部長代理がF-35Bを彼女に貸し与えている。なおこのF-35Bは、大隊の手によってVTOL(垂直離着陸)機に改造されていたようである
”Lightning”は英語で「稲妻」の意。主開発者であるロッキード・マーティン社の前身のひとつ旧ロッキード社の往年の名機P-38の愛称と、BAEシステム社の前身のひとつイングリッシュ・エレクトリック社が開発した国産唯一の超音速戦闘機に因んでいる。

F-4 "Phantom Ⅱ"

型式 全天候型戦闘爆撃機
形式番号 F4H-1,F-110,F-4A~S,EJ(改),X,2000他
所属 最後の大隊(首都警含む)
設計・製造 <マクドネル・エアクラフト(現ボーイング)>
全長 19.2m
全高 5.02m
全幅 11.77m
翼面積 49.2㎡
最大離陸重量 26,300kg
出力 J79-GE-17A 79.6kN(8,120kgf)×2
最高速度 Mach2.4(高度12,190m=40,000ft)
航続距離 4,200km(フェリー時)
戦闘行動半径 680km
固定武装 M61A1バルカン 20mm機関砲×1
主な搭乗者 アーエル、大隊一般兵

【解説】
アメリカ合衆国で開発された初の全天候型戦闘機兼爆撃機。ベトナム戦争時から現在に至るまで世界中で使用されたベストセラー機である。
もともと空母艦載機として開発されたが、F-111”アードバーク”の挫折後もアメリカ軍内に残った「空海共用機による開発・調達の効率化」の動きの中で、地上からの通常離着陸(CTOL)機としても運用されるようになった。
開発された1950年代当時、空軍関係者の一思潮を形成していた「将来、航空機同士の戦闘はミサイルによるものとなり、戦闘機はミサイルを運ぶだけの存在になる」という「ミサイル万能主義」を背景に、ミサイルの搭載量を重視した設計となっている。空戦性能はそれまでの米空軍機を越える高いものであったが、機動性に劣るため空対空格闘戦に対処できないという弱点も有していた。

議長スレでは100スレ台中盤まで最後の大隊で戦った。
アーエルの最初の愛機であり、他に神田二尉・栗原二尉の漫画『ファントム無頼』コンビなどが確認されている。
当時から大隊の所有する航空機の中でもかなりの旧式機として認識されていた模様で、超音速ジェット戦闘機の操縦に慣熟したアーエルも早々にF-14D”トムキャット”へと機種転換を行っている。現在の大隊の航空戦力はF-14やF-15”イーグル”、F-16”ファイティングファルコン”、F/A-18”ホーネット”、Su-27”ジュラーヴリク”、JAS39”グリペン”といった第4世代戦闘機(グリペンは厳密には第4.5世代だが)が中心であり、またF-22”ラプター”やF-35”ライトニングⅡ”といった第5世代戦闘機の配備も徐々に開始されているため、第3世代戦闘機に属する本機は既に二線級の戦力となっていると推測される。もっとも同じ第3世代機であるF-111が戦闘・爆撃両面で活躍していることから、熟練のパイロットが得られれば活躍の場はまだ存在し得ると言える。
”Phantom”は英語で「幽霊」の意。マクドネル社が第二次世界大戦末期に開発した艦上ジェット戦闘機FH-1の愛称を引き継いだ。マクドネル社は開発した機体に、霊に因む愛称をつけており、F-4はその伝統の最後を締めくくった機体である(初飛行から9年後の1967年にマクドネル社はダグラス社に吸収)。
なお、1962年に米3軍で航空機の機体命名規則が統一されるまで、アメリカ海軍では「F4H-1」、空軍では「F-110”スペクター”」と呼ばれていた。

GN-X / GNX-603T "GN-X"

型式 MS
形式 GN-X→GNX-603T
所属 国際連合人類帝国イノベイター
建造 国際連合<国際共同開発>
設計者 レイフ・エイフマン<ラグナ・ハーヴェイ他>
全高 19.0m
本体重量 70.4t
装甲 Eカーボン
主動力 フェイクGSライド<GNドライヴ[T]>、水素プラズマジェットエンジン(後期生産型)
ジェネレーター出力 フェイクGSライド出力:20000000kw(約2500万馬力)<不明>
武装 GNビームライフル、GNロングライフル、GNビームサーベル*2、GNバルカン*×2、ディフェンスロッド
主な搭乗者 パトリック・コーラサワー、人類帝国一般兵
原作 TVアニメ『機動戦士ガンダム00』

【解説】
原作第一シーズン後半に登場した新型MS。南極にあったソレスタルビーイング(CB)の施設で発見された部品によって組み上げられた。
CBのチームのひとつ「チーム・トリニティ」の司令者でもある国際経済団の指導者ラグナ・ハーヴェイらによってCBから流出した技術が用いられている。
動力源にはGNW-001~003「ガンダムスローネ」と同じ擬似太陽炉「GNドライヴ[T]」を搭載し、性能的にはCBの保有する4機のガンダムにも匹敵する。
CBから流出した擬似太陽炉30基はユニオン・AEU・人革連の三勢力にそれぞれ10基割り当てられ、ユニオンにおいてグラハム・エーカー大尉のSVMS-01E「ユニオンフラッグカスタム」に搭載された一例を除いた計29機のGN-Xが製造された。
ロールアウト後は国際連合の下で統一運用され、トリニティ討伐戦、次いでプトレマイオス討伐戦に投入。後者ではトランザムシステムを発動したガンダムなどを相手に多大な被害を出しながら、最終的にCBをほぼ壊滅状態へと追い込んでいる。
第一シーズン最終回で描かれた4年後の未来では量産型と思しき機体が多数登場しており、三勢力と国連を統合した地球連邦の主力機として採用されている模様である。

議長スレでは原作と同じく国際連合の新型機として登場。機体の設計・開発は原作とは異なり存命しているレイフ・エイフマン博士が手がけている。
動力源は擬似太陽炉ではなく、国際犯罪組織「バイオネット」の残党が国連に提供した「フェイクGSライド」となっている。これは勇者新党の超AIロボに搭載されるオリジナルGSライド(GNドライヴ)には最高出力でこそ劣るものの、安定性では搭乗者の資質やコンディションによって出力が大きく上下するオリジナルを上回る性能を持っている。更に蒼星石の手によって木星帝国から供給されたクロスボーンガンダムシリーズのX字スラスターを装備する事によって驚異的な運動性を獲得している。
これまでの国連加盟各国で製造されたMSの武装はジェネレーターの出力の関係で基本的に実体弾のみだったが、フェイクGSライドの搭載によって出力面で余裕の生まれたGN-Xは国連製MSとして初めてビームライフルとビームサーベルを標準装備している。
アメリカ合衆国(コンドリーザ・ライス政権)のSVMS-01「ユニオンフラッグ」や欧州共同開発機のAEU-09「イナクト」、中華連邦のMSJ-06「鉄人(ティエレン)」のような低性能の機体しか有していない国連加盟諸国にあって、GN-Xは列強の最新鋭MSにも遜色ない性能を誇る唯一の機体と言っても過言ではない。ただしバイオネットから提供されたフェイクGSライドの総数は30基と限られており、既に失われたGGGのディビジョンⅤ「物質瞬間創世艦"フツヌシ"」の創世炉を用いなければ複製も不可能である事から、数の上では劣勢を強いられている事実は否定出来ない。このため国連ではフェイクGSライドの解析や、フェイクGSライドに代わる動力炉の開発など、現状の克服に向けた試みが進められている。
最終的なフェイクGSライド搭載型GN-Xの生産数は29機である。勇者新党との初戦で2機を撃墜された後は目立った損失はなかったが、ニューギニアで木星帝国が使用したフレイヤ弾頭によって予備機を除くほぼ全てのGN-Xが消滅している。人類帝国?での今後のGN-Xの補充についてはまだまだ不明な点が多いが、技術的に再現不可能な事から少なくともフェイクGSライドを搭載する型のGN-Xが再び生産される事はないものと推測される。
人類帝国成立後、フラッグやイナクトと水素プラズマジェットを搭載した後期生産型GN-Xがロールアウト。当然ながら従来のジェットエンジンの改良型に過ぎない水素プラズマジェットエンジンは地球外のオーバーテクノロジーから生まれたフェイクGSライドとは比べ物にならないほど低出力であり、オリジナルGN-Xとは外見や基本構造が共通しているものの殆ど別物である。これまで量産の障害となっていた動力源の希少性が消滅した為、発足間もないI.O.Mの戦力補強を目的として相当数が量産されているものと思われる。
後継機GN-XⅢやアヘッドなど高性能なMSが出現した現在となっては既に旧式機に属する本機だが、人類帝国崩壊後もイノベイターの戦力として運用され続けている模様である。

GN-XⅢ/GNX-609T GN-XⅢ

型式 MS
形式 GNX-609T
所属 人類帝国イノベイター<地球連邦>
建造 人類帝国<国際共同開発>
設計者 <不明>
全高 19.0m
本体重量 70.4t
装甲 Eカーボン
主動力 核融合炉<GNドライヴ[T]>
ジェネレーター出力 <不明>
武装 GNランス他
主な搭乗者 人類帝国一般兵
原作 TVアニメ『機動戦士ガンダム00』

【解説】
原作第二シーズンにおける地球連邦平和維持軍の主力機。
第一シーズンに登場した擬似太陽炉搭載型MS「GN-X」を改良した機体である。
GN-Xに比べると胴体部分の突起(議長スレではX字スラスター)が小型化され、それ以外の部位も全体的にシンプルな形状となっている。またGN-Xはビームライフルとビームサーベルを別々に装備していたが、GN-XⅢは遠近の武装を複合したGNランスと呼ばれる武装を装備している。
独立治安維持部隊アロウズ所属の機体は紅白のツートーンカラーで塗装されている。

議長スレでは人類帝国の特殊部隊アロウズの主力機として登場。
未だ数が揃わない最新鋭機アヘッドとのハイローミックスが行われている。
イノベイターへと移行してからも事実上の主力機として運用されていたが、アヘッドと同じくイノベイターの壊滅に伴って戦場から姿を消した。
原作の地球連邦軍制式カラーが国連軍の一部で運用されているとの情報もあるが詳細は不明である。

G-セルフ/YG-111 "G-Self"

型式 MS
形式 YG-111
所属 大ショッカー木星帝国(第二帝政)
建造 <トワサンガ・レイハントン領>
全高 18.0m
重量 31.1t
装甲 インビジブル・チタニウム(フォトン装甲)
主動力 フォトン・バッテリー
ジェネレーター出力 <不明>
武装 頭部バルカン×2、ビームライフル(トワサンガ製)、ビームライフル(汎用)、ビームサーベル×2、シールド(トワサンガ製)、シールド(汎用)
オプション 各種バックパック
主な搭乗者 アイーダ・スルガン→ベルリ・ゼナム
原作 TVアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』

HLV

型式 単段式宇宙往還機(SSTO)
所属 特になし

【解説】
"Heavy-Launch Vehicle"の頭文字をとったもので、「大質量打ち上げ機」の名が示すとおり従来のロケットや宇宙往還機(スペースシャトルなど)では運べない大型の貨物を大気圏外まで運び上げる/大気圏に再突入させるロケットである。
その用途ゆえ必然的に太い円錐のカプセル型の形状をするものが多い。
現実にはアリアン5(EU)、アトラスV(アメリカ)、エネルギア(ロシア)などの大型ロケットを指すが、議長スレ世界では、一般的にアニメ「機動戦士ガンダム」シリーズに登場する宇宙往還型HLVを指す。

HLVは人類の宇宙進出、そしてコロニー建造と大規模移民などの需要に応えるために大量建造され、その後勃発した諸戦争では宇宙勢力の降下作戦や撤退にも多用された。
基本的に非武装非装甲であるため、地上からの打ち上げ時や衛星軌道上では味方の護衛無しでは完全に無防備状態であり、破壊もしくは拿捕されてしまう場合が多いのが弱点である。

宇宙と地上の往来が盛んな議長スレ世界でも人や物資の移動には欠かせないアイテムといえるが、何の装備も無いまま宇宙に飛び出してしまう場合が多いのでぶっちゃけ背景的な役割である。

JAS39 "Gripen"

型式 多用途軽戦闘機
形式番号 JAS39A~F
所属 最後の大隊
設計・製造 <SAAB(Svenska Aeroplan AB)>
全長 14.1m
全高 4.5m
全幅 8.4m
翼面積 25.24㎡
最大離陸重量 13,000kg
出力 Volvo Aero RM12(GE F404) 80kN(18,100kgf)×1(アフターバーナーオン時)
最高速度 Mach2(アフターバーナーオン時)
戦闘行動半径 800km
固定武装 モーゼルBK-27 27mm機関砲×1
主な搭乗者 アーエル
※データはJAS39A型のもの

【解説】
AJ/SF/SH/JA37”ヴィッゲン”(日本では通常”ビゲン”と表記される)に代わるスウェーデン空軍の主力機として開発されたマルチロールファイター。製造元のSAAB社は日本では自動車メーカーという印象が強いが、自動車部門は2000年にアメリカのゼネラルモーターズ社に売却しており(ブランドとフロントグリルのデザインのみ残る)、現在は航空機専業となっている。
スウェーデンは2002年に放棄するまで中立政策を取っており、軍事面では専守防衛のスタンスを取ってきた。このため、先制攻撃によるダメージを軽減すべく、通常の滑走路だけでなく高速道路からの離着陸も可能で、山岳に掘られたシェルターに格納でき、兵站状況が不十分な場所でも整備が出来ること(例えば10分以下での再給油・再武装)が戦闘機に望まれている。グリペンはこのJ/A/S29”トゥンナン”以来のスウェーデン空軍機の伝統に則った多用途・短距離離着陸(STOL)能力・高い整備性を継承している。
機体はビゲンを踏襲してカナード(先尾翼)とデルタ翼を組み合わせた形状となっており、離陸距離がビゲンに比べ200m延びたものの、ビゲンのほぼ唯一の欠点だった自重の重さを克服し、通常の高速道路への着陸も可能となっている(ビゲンでは、道路に特別の補強が必要だった)。
スウェーデンの中立政策放棄を受け、C型ではNATO軍との連携を想定して空中給油装置やGPS端末が搭載されている。

議長スレでは最後の大隊が所有しており、第423話「真運命計画 N-Destiny-Plan始動」において作戦部長・月代彩からアーエルに与えられた。アメリカ系機が主流を占める大隊航空部隊では珍しいヨーロッパ系機でもある。本スレにおいては他の戦闘機に比べて比較的安価であることが仄めかされている。
”Gripen”はヨーロッパに伝わる架空の怪物「グリフォン」のスウェーデン語表現。

Ju87 Sturzkampfflugzeug "Stuka"

型式 急降下爆撃機
形式番号 A-0~2,B-1,B-2,C,R-1~4,D-1~8,E,F,H,G-1,G-2
所属 最後の大隊
設計・製造 <ユンカース>
全長 11.1m
全高 3.9m
全幅 13.8m
翼面積 31.90㎡
最大離陸重量 4,400kg
出力 ユンカースJumo 211Da 1,200PS(883kW)×2
最高速度 383km/h
戦闘行動半径 600km
固定武装 ラインメタルMG17 7.92mm機関銃×2,ラインメタルMG15 7.92mm機関銃×1
主な搭乗者 ロベルト・デ=ニーロ→アーエル
※データはB-2型のもの

【解説】
シュトゥルツカンプフルークツォイク(急降下爆撃機)そのものをもじった「シュトゥーカ」の愛称で知られる、ドイツ第三帝国の勃興からその終焉までを支え続けた急降下爆撃機。
デビュー戦となったスペイン内戦や第二次世界大戦勃発時には急降下時の独特の風斬音を増幅させるプロペラ状のサイレンを一部の機体に取り付け連合国軍兵士の恐怖の的となった。
適当な後継機も無かったことから速度的には劣るものの改良により爆弾搭載量は1トンを越え、急降下性能を排した代わりに37mm機関砲を搭載した「カノンフォーゲル(大砲鳥)」という派生型も製作された。

最後の大隊が所有しており、中東編終盤に杉浦碧、アーエル、天海春香らを捜索しに来た情報部特殊工作班のロベルト・デ=ニーロ班長によってアザディスタンに持ち込まれた。やはり彼女たちを探しにきたペッパー伍長、キリコ・キュービィらと合流したデ=ニーロは、碧と春香は発見できなかったもののアーエルを見つけ出し、彼女にコクピットを託してペッパー、キリコらとアザディスタンからオーストリアのザルツブルク(当時大隊はザルツブルクに近いドイツ領内のバイエリッシェ・アルプス山中に司令部を構えていた)まで帰っている。スレではこの時以外目立った活動は確認されていない。