登場兵器一覧 「さ」~「し」

登場兵器一覧 「さ」~「し」


数多くの兵器が登場する議長スレ
ここではその兵器の解説をしていきたいと思う


■諸注意
  • 一部の勇者ロボ、一般兵のようなキャラ=ロボの場合は分類をキャラと判別
  • 記載する場合はキャラ紹介と被らないよう注意
  • 上書き可、不明の場所も情報確定次第書き換えを
  • ロボ以外の記載も問題なし 戦車や小型銃から戦艦、MSもOK
  • 「設計」「製造」「建造」などの項目で< >で括った箇所は原作・現実でのもの


◆要覧
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さ行「さ」~「し」


サイクロン1号/Cyclone 1

型式 特殊強化車輌
ベース車輌 <ホンダCBR1000RR>
所属 グランショッカー
生産形態 ホッパーファースト専用マシン
設計 <立花レーシング>
製造元 <本田技研工業?>
全長 2,025mm
全幅 720mm
全高 1,120mm
車体重量 177kg
出力 365kw
最高速度 400km/h
武装 不明
主な搭乗者 本郷猛(=ホッパーファースト)
原作 映画『仮面ライダーTHE FIRST』『仮面ライダーTHE NEXT』

【解説】
映画『The FIRST』及び『The NEXT』における仮面ライダー1号(本郷猛)の愛車。
1970年代に放送されたTVシリーズと同じく、本郷が改造手術を受ける以前から知己の間柄だったバイクショップのオーナー立花藤兵衛によって製作されたカスタムマシンである。戦闘時に本郷の愛車として活躍する他、日常生活においても彼の足として使用されている。原作映画がリアル志向の作風である為か、TV版サイクロンに存在した登壁や機能の多くがオミットされている。2号サイクロンが旧TV版の新サイクロンのイメージを継承しているのに対して、こちらは一体型カウルのボディを持つなど旧サイクロンを意識しているものと思われる。
劇中で使用された車輌は本田技研工業が2004年から販売している大型自動二輪車「CBR1000RR(海外名:Fireblade)」をベースとしている。
TVシリーズの新旧サイクロンがカウルやマフラーなどに大掛かりな改造が加えられていた事に比べると、こちらはこれといった改造は施されておらず、市販車との外見上の差異は塗装のみである。
なお、CBR1000RRは『仮面ライダーカブト』に登場したカブトエクステンダーやマシンゼクトロンといった主要なライダーマシンの原型に使用された車輌でもある。同作14話では一瞬だがサイクロン号も本郷と共にゲスト出演を果たした。

サイクロン2号/Cyclone 2

型式 特殊強化車輌
ベース車輌 <ホンダCB1300SUPER FOUR>
所属 グランショッカー
生産形態 ホッパーセカン専用マシン
設計 <立花レーシング>
製造元 <本田技研工業?>
全長 2,220mm
全幅 790mm
全高 1,220mm
車体重量 249kg
出力 465kw
最高速度 500km/h
武装 不明
主な搭乗者 一文字隼人(=ホッパーセカン)
原作 映画『仮面ライダーTHE FIRST』『仮面ライダーTHE NEXT』

【解説】
映画『The FIRST』及び『The NEXT』における仮面ライダー2号(一文字隼人)の愛車。
1号サイクロンと同じく立花藤兵衛の手によるカスタムマシンである。本郷と同じく、一文字も戦闘時だけでなく日常生活でも移動手段としてサイクロン号を使用している模様。
『THE NEXT』ではサイクロン号に乗車した状態から繰り出される二号のアクションも大きな見せ場の一つとなっている。
ベース車輌として本田技研工業が1998年から販売している大型自動二輪車「CB1300 SUPERFOUR」が用いられている。
巨大なロケットカウルを装備するなど、旧TVシリーズ後半に登場した新サイクロンの意匠が色濃く受け継がれている。
本スレでは第549話「ホントノキモチ~超重神 異世界編」でのグランショッカーによるセカン討伐の最中、グロンギ族の攻撃によって大破した。

サイサリス/RX-78GP02A "GUNDAM PHYSALIS"

型式 MS
形式番号 RX-78GP02A
所属 騎士団シンと愉快な仲間達(機体預り)→オーブ喫茶ピアース<地球連邦→デラーズ・フリート>
建造 <アナハイム・エレクトロニクス>
生産形態 試作機
全高 18.5m
本体重量 54.5t
全備重量 83.0t
ジェネレーター出力 1,860kW
スラスター総推力 155,200kg
装甲材質 ルナ・チタニウム合金/ガンダリウム合金
武装 60mmバルカン砲*2、ビームサーベル*2、アトミックバズーカ、ラジエーターシールド
主な搭乗者 アナベル・ガトー、フィーナ・ファム・アーシュライト(機体預り)→自律化
原作 OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』

【解説】
地球連邦軍とアナハイム・エレクトロニクス(AE)が進めていた「ガンダム開発計画」に基づいて開発された二番目の試作機。
戦術核兵器の使用を前提とした攻撃型MS。当初は実体弾を用いた敵陣強襲MSとして開発が進められたが、南極条約締結後もジオン公国軍が核兵器を使用していた事実に鑑み、開発方針が変更された経緯がある。
本機の開発はAE第二研究事業部が担当したが、同部にはジオン軍の主力MSだったMS-05/06「ザク」を開発した旧ジオニック社などジオン系MSメーカーの技術者が多数在籍していた。そのため本機に対しては、設計コンセプトから機体デザインに至るまでMS-09「ドム」の影響を指摘する声が多い(事実、トライアル機段階では脚部に熱核ジェットエンジンを装備しており、ドムの特徴であるホバー走行が可能だった)。
ガンダム開発計画で作られた本機など3種の試作機はU.C.0083年のデラーズ・フリート紛争でRX-78GP03「デンドロビウム」(正確にはその制御ユニットでもあるRX-78GP03S「ステイメン」)を除いて失われ、残った機体とほとんどのデータも連邦軍の実権を掌握したティターンズによって封印されたが、本機に関しては開発データがAEに残り、後に「Ζ計画」の端緒となるMSA-099(RMS-099)「リック・ディアス」(γガンダム)に反映された。

議長スレにおいては本機は流転の運命を辿っている。当初は原作同様アナベル・ガトーが搭乗していたが、ガトーが、アセルスが第二次ガンエデン計画を起こした事に反発して当時在籍していた騎士団を離脱した時に、フィーナ・ファム・アーシュライトに託された。しかしフィーナも程なく騎士団を去り、機体はフィーナ預かりのままシンと愉快な仲間達の下に置かれた。のちガトーに返還されオーブの戦力に組み込まれたが、最後の大隊で受けた改造手術の影響で暴走したキョウスケ・ナンブを制止する際にアトミックバズーカ零距離射撃を放って大破。ガトーはMIAとなり(実際は大隊のアスラに救出された)、機体は喫茶ピアースに回収された。その後いかなる事情からか自律作動するようになり今日に至っている。

サイレン(ネプチューン103)/SJJ-103 "SIREN"

型式 MH
形式 SJJ-103A~R(Pは欠番)
所属 銀河帝国騎士団各派)、らんどの住人?(R型)<フィルモア帝国、ブーレイ傭兵騎士団(L型、M型)、他>
建造 <フィルモア帝国>
設計者(マイト) <ブラウニー・ライド(基礎フレーム設計)>
全高 14.7m
本体重量 132t
装甲 ネオキチン
ジェネレーター出力 1兆2500億馬力
武装 スパッド(光剣)、スパイド(実剣)、実槍
キャラクター・パワーバランス -
主な搭乗者 騎士団(旧アセルス派→旧アグリアス派、ネクロン派とも)一般兵、ファルク・U・ログナー(R型)
原作 漫画『ファイブスター物語』
※サイレンN型(ネプチューン、V-サイレン103)については別項参照

【解説】
原作ではジョーカー太陽星団最強の軍事国家・フィルモア帝国の擁する国家騎士団「ノイエ・シルチス」の主力騎。総勢300名を超えるノイエ・シルチスの中でもサイレンへの搭乗が許される騎士は「サイレン・ライダー」と称される上位の90人のみである。
ハスハ連合共和国AP騎士団のA-TOLLシリーズ、クバルカン法国ルーン騎士団のS.S.I.クバルカン(バング/バングドール/破烈の人形)と並んで『星団三大MH』に列せられる傑作騎であり、他国では寒冷地にあるフィルモアの気候から「北の魔人」、眼が三つあるように見えるマスク形状から「三つ目のサイレン」と渾名され恐れられている。
本騎は星団暦初頭の東西フィルモア統一期にマシン・メースのマイトとして活躍し、後に「MHの父」と呼ばれることになるブラウニー・ライドが基礎設計(いわゆる「ライオン・フレーム」)を手がけており、その後もバッシュ・ザ・ブラックナイトを手がけたルミラン・クロスビンやA-TOLLシリーズのゼビア・コーターといった名工をじめ、多数のMHマイトが参加しており、現在でもルーテン・バルミドラン・シャープス(ブラウニーの子孫)やメリンダ・クルップ・ショルティによって改良が続けられている。
改良の過程でA-TOLL以上に多数のバリエーション(皇帝直属騎士用のE型「アルカナサイレン」、ノイエ・シルチス隊長騎用のF~H型、輸出仕様のI~K型)が生まれただけでなく、サイレンから派生したグルーン・エルダグライン(M型)やその発展型であるV-サイレン(ネプチューン〔N型〕、プロミネンス〔O型〕)などの高性能ワンオフ騎の原型ともなっている。
また装甲を換装してブーレイ傭兵騎士団の使用するMH「ブーレイ」に擬装し(L型)、これまた変装したノイエ・シルチスの騎士と共に紛争地帯に派遣されるケースも存在するようである。
星団暦3030年からの魔導大戦時代には、生産の主力は最新モデルであるR型に移行しているが、A~D型の安定感と装甲を好む騎士もまだ多い。

議長スレでは主に騎士団の一般兵が使用している。
かつてはネプチューン指揮下のノイエ・シルチスと思しき一団が登場した事もあったが、現在では他のMHと同じく散発的に戦闘に参加するに留まっている。
三角同盟崩壊時に同盟の維持を主張してアセルスに退けられたネクロンを支持し、銀河帝国に去った当時の騎士団一般兵多数派(いわゆる騎士団ネクロン派)もA~D型を主力騎としていたが、後に全騎がS型(アルセイデス:議長スレオリジナル設定)に改修された。また香港包囲戦でK.O.G.を破壊されたらんどのF.U.ログナーに水銀燈が貸与したのは軽装甲仕様のR型であった。

ザクⅡ/MS-06 "ZAKU Ⅱ"

形式 MS
型式番号 MS-06
所属 木星帝国<ジオン公国>
建造 <ジオニック>
生産形態 量産機
全高 17.5m
本体重量 49.9t
全備重量 74.5t
ジェネレーター出力 986kw
スラスター総推力 53,400kg
装甲材質 超硬スチール合金
主な搭乗者 木星帝国一般兵
武装 マシンガン(120mm 90mm)、バズーカ、ヒートホーク、クラッカー(大型炸裂弾)三連式ミサイルポッド他
原作 アニメ『機動戦士ガンダム』シリーズ

【解説】
『機動戦士ガンダム』シリーズでジオン公国が開発した人型機動兵器モビルスーツ。
MS-05ザクⅠ(旧ザク)に続き、宇宙世紀において国家により計画的に大量生産と実戦投入が行われた史上二番目のMSである。
先行生産されたザクI(旧ザク)と合わせて宇宙、地球でのジオン軍の快進撃に貢献、改良を繰り返しながら、ジオン公国滅亡後後の時代でも旧式ながら各種紛争に登場している。
戦中を通してマイナーチェンジと追加生産を繰り返しているため、純正品の他コピー生産やジャンク品を組み合わせ再生された非公然(密造)機を含めれば公称された生産数の約8000機よりもずっと多く、また試作機や現地改修を含めたバリエーションは無限にあるといわれる。代表的なバリエーションには前期の主力のC型、宇宙用の代表格のF型、地上用のJ型、指揮官用に一部性能を底上げしたS型、エースパイロットに優先的に支給された高機動型のR型、大幅なモデルチェンジを行ったFZ型などが存在する
戦争を通じて主力機であり続けた事から数多くのエースパイロットが搭乗した機体としても知られており、ザクⅡで武功を挙げたエースには”赤い彗星”シャア・アズナブル大佐や”真紅の稲妻”ジョニー・ライデン少佐、”白狼”シン・マツナガ大尉などがいる。
更に「黒い三連星」がヨハン・レビル将軍を捕虜にした時の機体もザクⅡであった。彼らの愛機は多くの場合パーソナルカラーに塗装されており、それが前述した二つ名の由来となっている事にも注目したい。

議長スレでは木星帝国の一般兵がザクの各種タイプを使用しており地上、宇宙所狭しとその汎用性を発揮している。
しかし、一年戦争後に開発されたハイザック、マラサイ、ザクⅢ、ギラ・ドーガなどの後継機も戦線に投入されている中でなぜ旧式のザクが利用されているのか疑問視する声も多い。
考えられる理由のは二つあり、一つは投降兵や反体制分子などへの懲罰的な意味でこの時代では雑魚同然の機体が回されているという説。
そしてもう一つは、前述のように基本設計が簡素な分カスタマイズの余地が多く、扱い慣れたベテラン兵がチューニングすることにより上位機種を凌ぐ性能を発揮しているためという説である。

大量生産されたため、製造元だったジオニックがアナハイム・エレクトロニクス(AE)に吸収された後も民間市場にも広く出回っており、右代宮戦人はかのシャア・アズナブルと同色のザクⅡを愛機としている。ただし戦人のザクはオリジナルと同じS型や高機動型のR型ではなく、ノーマル仕様となっている。また同じ「ザク」の名を持つ議長軍のZGMF-1000は、AEとの合併を良しとせずプラントに亡命したジオニック技術者の教え子たちによって作られたものである。

ザクウォーリア/ザクファントム/ZGMF-1000 "ZAKU-Warrior/ZAKU-Phantom"

型式 MS
形式番号 ZGMF-1000
所属 議長軍動物帝国ZAFT<ZAFT>
建造 <プラント>
生産形態 量産機
全高 19.1~20.5m/19.1~20.4m(頭頂高17.19m/19.37m)
本体重量 73.09t/78.93t
全備重量 89.59~91.11t/88.1~91.2t
武装 MMI-M633ビーム突撃銃、MA-M8ビームトマホーク×2、対ビームシールド×2、・ハンドグレネード×4、M68キャットゥス500ミリ無反動砲
主な搭乗者 議長軍一般兵、イザーク・ジュール、ディアッカ・エルスマン、レイ・ザ・バレル他
原作 TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』

【解説】
TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場したザフト軍の主力MS。C.E.73年以降に配備が開始された機体である。制式名は“Zaft Armored Keeper of Unity”=「鎧に身を固めたZAFTの統一の保護者」の略。
状況によって適宜バックパックの武装を変更する「ウィザードシステム」を採用しており、あらゆる戦局への対応が可能。ザクウォーリアが装備可能な代表的なウィザードは高機動戦闘用の「ブレイズ」、近接戦闘用の「スラッシュ」、砲撃戦用の「ガナー」などである。なお、外伝的作品である『MSV』や『ASTRAY』のみに登場したウィザードも存在する。
ザクファントムは機体のコンポーネントこそザクウォーリアと共通化しているものの、中隊長クラスが搭乗するCAG機として通信機能を強化、一部部品の品質を高めている。
高い汎用性を持つ機体と換装可能な装備というスタイルは、局地戦用MSを多種類作ったゲイツ以前のザフト製MSを一機種に統合したに等しいと言える。
対ビームコーティングが施されたスパイクシールドなどの耐久性は折り紙付で、単機での大気圏突入すら可能である。「「ザク」は大気の摩擦には耐えられない」という共通認識を持つ視聴者の度肝を抜いた。このように量産型MSとしては非常に高い次元でバランスが取れた機体であり、単純なスペック上での比較ならばヤキン・ドゥーエ戦役において最高クラスの性能を誇ったGAT-Xシリーズすら凌駕するという。

『DESTINY』序盤ではロールアウトしたばかりという事もあり、一部のエースパイロットに優先的に配備されるに留まっていた。
士官学校を最優秀成績で卒業した所謂”赤服(ザフトレッド)”もその対象であったと考えられ、ミネルバのルナマリア・ホークやレイ・ザ・バレルはその代表例である。ミネルバ以外ではジュール隊のイザーク・ジュール及びディアッカ・エルスマンなどがパーソナルカラーに塗装されたザクに搭乗しており、ディアッカに至っては終戦までザクを(ウォーリアからファントムへの乗換えはあったが)愛用していた。
なお、アレックス・ディノの偽名を用いてカガリ・ユラ・アスハの護衛としてプラントへ赴いていたアスラン・ザラが非正規パイロットでありながら搭乗した事もある。
当時は運用面では前大戦後半の主力機ゲイツを改修した「ゲイツR」とのハイ・ロー・ミックスが成されており、ミネルバにも2機のゲイツRが搭載されていたが、ファントムペイン追撃の際に全て撃墜されている。中盤以降は一般の部隊への配備も進み、名実共にザフトの主力機となったものの、その頃には地球連合でも新主力MSウィンダムが登場し、また続々と投入される高性能なMS/MAの前では聊か陳腐化した感は否めない。
こうして機体性能が頭打ちとなった為、ザクを愛機としていたルナマリアやレイはガンダムタイプに、イザークは新型のグフイグナイテッドに乗換えを行っている。

議長スレでも議長軍の主力MSとしてウォーリア、ファントムとそのバリエーション機が登場しているが、数的な意味でジン系列のMSが幅を効かせている上、ルナマリアなど原作でのザクシリーズの使用者がスレでは乗っていないなどの理由がたたり、いまいち現状ではメインになれない機体でもある。
そのような中で動物帝国ZAFTではかつてイザークがスラッシュウィザードを装備した専用機を使用しており、現在はTOPであるシホ・ハーネンフースがウォーリアをベースに改修を行ったと推測される自家製MS「ザクミラージュ」を愛機としている。
なお議長スレ世界においては、本機はプラントにMS製造技術を伝えた旧ジオニック社の技術者たちに敬意を表して、同社の主力モデルだったMS-06/06「ザク」を模して建造されたものとなっている。

サザビー/MSN-04 "SAZABI"

形式 MS
型式番号 MSN-04
所属 議長軍<ネオ・ジオン(第二次)>
建造 <アナハイム・エレクトロニクス(AE)>
設計者 ギルバート・デュランダル<AE>
生産形態 試作機
全高 25.6m(頭頂高:23.0m)
本体重量 30.5t
全備重量 71.2t
ジェネレーター出力 3,690kw
スラスター総推力 133,000kg
姿勢制御バーニア数 28
センサー有効半径 22,600m
装甲材質 ガンダリウム合金
主な搭乗者 ギルバード・デュランダル
武装 ミサイル×3 シールド拡散メガ粒子砲 ビームトマホーク ビームサーベル×2 ビームショットライフル ファンネル×6
原作アニメ 劇場版アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』

【解説】
劇場版アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』において登場した重MS。
劇中では新生ネオ・ジオン総帥となった「赤い彗星」シャア・アズナブル(=クワトロ・バジーナ=キャスバル・レム・ダイクン)の最後の愛機でもある。サイコフレームを搭載した機体サイズはMA並みに巨大化し、ガンダリウム合金の採用や一基がリック・ドム一機に相当すると言われる大推力バーニアなど、総帥専用MSの名に恥じぬ性能を持つ。
アナハイム・エレクトロニクス社の中でも旧ジオニック系の技術者が数多く在籍するグラナダ工場で開発を行った事もあり、文字通りジオン系MSの集大成と言えよう。
武装面ではビームライフルやサーベルといったガンダムと同等の武装に加え、シャアの搭乗を前提として開発された為、NT専用武装であるファンネルが標準装備されている。頭部モノアイ部にはリック・ディアスと同様に球状のコクピットブロックを内蔵しており、非常時には脱出ポッドとして機能する。

このスレでは声優繋がりで「議長」ことギルバード・デュランダルがスレ初期から搭乗している(池田秀一氏はシャアの声優でもある)。
スレの黎明期こそ議長軍の最強機体として活躍したが、その後話数を追うごとに議長の戦闘能力が低下し、最終的には一般兵にも劣るまでになってしまった。
更に議長が弱体化に悩んでいたある時、反省会での下二桁判定によって、あろうことかRB-79「ボール」への乗り換えが決定してしまう。この最強格のラスボス機体から「鉄の棺桶」と呼ばれていた機体への乗り換えは、しかし意外にも功を奏し、議長はこの機体でパプテマス・シロッコのジ・Oやラクス・クラインのウイングゼロカスタムに勝利を収めた事で名誉挽回に成功。以後議長の愛機の座は専ら「丸い悪魔」の二つ名を与えられたボールが独占する事となり、かつての愛機サザビーは格納庫の隅へ押しやられてしまう。
しかし、300スレ台に入った現在では(議長が自ら前線に出る機会自体が減ったという事情を考慮しても)サザビーの使用頻度は再びかつての水準に戻りつつある事は幸いと言えよう。

ザムス・ガル/Zamouth-Garr Class Battleship "ZAMOUTH-GARR"

型式 宇宙戦艦
艦籍番号 -
担当 クロスボーン・バンガード艦隊旗艦
所属 木星帝国
建造 <ブッホ・コンツェルン>
全長 -
武装 主砲(単装)、連装レールガン×多数、大型メガ粒子砲
その他 バグ発射機能 ラフレシア搭載機能
主な指揮官 カロッゾ・ロナ
原作 劇場版アニメ『機動戦士ガンダムF91』

【解説】
宇宙世紀0100年代に勃興した新興財閥「ブッホ・コンツェルン」の私設軍隊「クロスボーン・バンガード」の総旗艦。クロスボーン・バンガードの最高軍事指導者である”鉄仮面”ことカロッゾ・ロナが乗艦する。
ザムス・ガル級宇宙戦艦のネームシップ(1番艦)でもあり、その性能は艦隊の主力艦であるザムス・ギリ級宇宙戦艦やザムス・ジェス級宇宙巡洋艦を凌駕する。艦側面に四本のMS発着カタパルトを備え、被弾し易い艦橋は戦闘時には遮蔽されるなど、当時最先端の設計が盛り込まれている。
また、艦の先端部分は「ガル・ブラウ」と呼ばれ、無人対人兵器「バグ」の母艦として機能する。

ジ・エンプレス/The Enpress of Disyurb

型式 MH
形式 カスタムメイド
所属 騎士団銀河帝国
建造 <フィルモア帝国>
設計者(マイト) <ブラウニー・ライド、ゼビア・コーター(改修)>
肩高 不明
本体重量 不明
装甲 不明
ジェネレーター出力 推定3兆馬力以上
武装 実剣、光剣、専用ベイル*2
主な搭乗者 騎士団(旧アグリアス派)一般兵
原作 漫画『ファイブスター物語』

【解説】
カラミティ・ゴーダース星フィルモア帝国の「サイレン」シリーズなどを手がけた「MHの父」ブラウニー・ライドが、当時のフィルモア皇帝の命で設計したモーターヘッド。赤・白・金に塗り分けられたその騎体はAD世紀のファロスディー・カナーン超帝國皇帝「アッセルムラトワ・ディスターブ9」(AD9。「炎の女皇帝」「ナ・イ・ン」とも)の正装を象ったもので、AKDグリース王国みどりの杜が所有する「オージェ」、コーラス王朝の旗騎「ジュノーン」(エンゲージSR3)と並んで「ジョーカー太陽星団で最も美しいMH」と言われている。
MH以前の二足歩行機動兵器「マシンメース」(「マシンメサイア」とも)のひとつ「焔星」(エンシー)のエンジンが搭載されており、AKD光皇アマテラスが「L.E.D.ミラージュ」を開発するまで、本騎に匹敵する大出力エンジンを搭載したMHは存在しなかった。戦闘時には騎体外に放出された余剰エネルギーによって、騎体が炎を纏っているように見えるという。
本騎はフィルモアで建造されながら、どちらかといえばボォス星アトール聖導王朝の旗騎の印象が強い。完成後10年を経ずしてアトール皇帝に譲渡されたためである。
星団暦2500年代、当時のアトール皇帝エダクダは、動乱期にあったミノグシア大陸を平定するため、後に剣聖となる西ハスハントの王子デューク・ビザンチンに本騎を託す。ビザンチンは星団初の4ファティマのひとり「インタシティ」と共に戦い抜き、後のハスハ連合共和国成立への礎を築いた。その後約200年間封印されていたが、ハスハAP騎士団の騎士ワンダン・ハレーの脱走事件でハスハとトラン連邦共和国との関係が緊張する中、アトール皇帝ムグミカが元AP騎士団のエース騎士ヤーボ・ビートに託し、事態の収拾に当たらせた。事件解決直後、ヤーボは超帝國純血のダイバー・ボスヤスフォートに殺害され、騎体はヤーボの内夫でもあった剣聖ダグラス・カイエンの意向により、ヤーボとカイエンの息子デブレッサー・ビートが受け継いだ。
現在公開されている設定では、4100年のA.K.D.滅亡を見届けたアマテラスがジョーカー太陽星団を去る際、時のアトール皇帝マグダル(デブレの姉)からアマテラスに譲られ、「ゴウト・ミラージュ」と名を改めるとのことである。

議長スレでは騎士団が保有しており、レーダー王追放後の度重なる分裂の時代にはアセルス派→九郎派→アグリアス派の管理下にあった模様である。現在旧アグリアス派は銀河帝国の戦力に組み込まれており、銀帝が関与する戦闘で時折その姿を見せる。

ジ・O/PMX-003 "THE-O"

型式 MS
形式番号 PMX-003
所属 木星帝国
建造 <ジュピトリス>
設計者 パプテマス・シロッコ
生産形態 試作機(専用機)
全高 28.4m(頭頂高:24.8m)
本体重量 57.3t
全備重量 86.3t
ジェネレーター出力 1,840kw
スラスター総推力 135,400kg
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 11,300m
武装 ビーム・ソード×4、ビーム・ライフル、サブ・マニピュレーター×2
主な搭乗者 パプテマス・シロッコ
原作 TVアニメ『機動戦士Zガンダム』

【解説】
パプテマス・シロッコがジュピトリス内で設計、開発した「PMXシリーズ」最後の機体。「ジ・O(The-O)」という名称は『神の意思』を意味している。
原作では終盤でPMX-000「メッサーラ」に次ぐシロッコの専用機として登場。コロニーレーザーの破壊、キュベレイや百式、Zガンダムとの戦闘に使用された。
最後発の機体という事で、先行して開発されたメッサーラやPMX-001「パラス・アテネ」、PMX-002「ボリノーク・サマーン」で培われたノウハウが凝縮されていると推測される。
またPMX-001~3は本来三機のセット運用を視野に入れて開発されたという説もあり、その為か対艦戦闘や偵察に特化した他の二機に対して、ジ・Oは唯一対MS戦闘を主眼に置いた設計となっている。
外見からも分かるように稀に見る重量級MSではあるが、全身に配置されたスラスターが生む巨大な推力は、本機に鈍重な外見に反する優れた機動性をもたらしている。
ビームソードとビームライフルのみという武装の構成は、少なくとも武装においてはPMXシリーズの機体とは思えぬほどシンプルだが、この他にもスカートアーマー内部に『隠し腕』と呼ばれるビームソードを内蔵したサブマニュピレーターを備えている。
これは一年戦争におけるNT-1「アレックス」の腕部ガトリング砲と同じく、思わぬ所から敵の不意を突くという『暗器』的な運用を想定された装備と言えるだろう。
またシロッコ自身の高いニュータイプ能力を最大限に引き出す為、制御系に簡易サイコミュシステムであるバイオセンサーを搭載している。

議長スレでもシロッコの駆る機体として初期から登場。原作同様シロッコの戦闘能力を大いに引き出し、シロッコの戦勝に大きく貢献している。
シロッコの操縦技術と相まって対MS戦闘にかけては無類の強さを発揮する本機だが、戦場にその姿を見せる機会は限られている。
緻密な指揮系統が組まれた木星帝国にあって権力構造の頂点に立つシロッコが自らジ・Oを駆って出陣する局面とは、その戦争における最終局面と同義であると言っても差し支えないだろう。
過去の戦いでは大規模戦闘での最終決戦で議長やラクス・クラインを下した他、組織を離反した後方支援者やゼクス・マーキスを手討ちにする為に出撃する場面も見られた。
ミッドガルでの勇者新党との戦いでジェネシックガオガイガーを圧倒、党首・獅子王凱を死に至らしめたのもこの機体である。


獅電/STH-16 "SHIDEN"

型式 MS
形式番号 STH-16
所属 鉄華団
建造 大ショッカー(テイワズ)
生産形態 量産機
全高 18.1m
本体重量 28.5t
装甲材質 ナノラミネートアーマー
動力源 エイハブ・リアクター
武装 ライフル×1、パルチザン×1、ブレーディッドバッド×1、ライオットシールド×1、ガントレットシールド(ナックルガード)×1
搭乗者 オルガ・イツカ、音無小鳥、鉄華団団員
原作 TVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』

【解説】
百里・百錬の開発で蓄積されたノウハウを元に、テイワズがマスプロダクトモデルとして開発した汎用モビルスーツ。
エドモントンでの戦闘に於いてその実績が評価された鉄華団に格安で優先配備されており、ランドマン・ロディと共に鉄華団の主力モビルスーツとして運用されている。
イオ・フレームはエイハブ・リアクターは古戦場からのサルベージ品を転用しているものの、厄祭戦当時の設計データを元に建造された百錬とは異なり、フレーム素材の精錬から設計・開発までを現行技術で行っており、不測の事態に備えブロック単位でフレームを切り離しても活動可能など、整備性・機動性に優れる。
単機での戦闘能力よりも集団での連携を想定としており、様々な環境で活動出来るよう換装装備も多数用意されている。
グレイズと同じく頭部には展開式の高感度センサーユニットを搭載しており、通常は単眼センサー付きのバイザーによって保護されている。バイザーは運用用途や環境に応じて換装でき、また後頭部に長距離通信アンテナを増設する事も可能。
操縦インターフェースは設計のベースとなった百錬、百里と共通のプログラム方式を採用しているがいるが、鉄華団に配備されているのも阿頼耶識システムは搭載されていない。
これは阿頼耶識システムが厄祭戦時代の古いシステムで現代ではわからないことが多すぎることから、安全面での配慮で採用していないためである。

議長スレにおいては設定が大きく異なっている。
イオ・フレームや獅電を開発・製造したテイワズという組織や当機を運用しているタービンズという組織が存在しないため、フレームと機体の製造は大ショッカーによって行われている。
尚、大ショッカーは人型機動兵器の開発技術が他の巨大組織と比較すると見劣りしており、本機を開発する際はMSとフレームの開発のノウハウの一部を木星帝国から提供されている。
これは過去に鉄華団と大ショッカーとの間で行われた取引により、大ショッカーから格安で提供されており、マン・ロディの改修機であるランドマン・ロディと同様に鉄華団の主力機体となりつつある。
鉄華団は当初はMW(モビルワーカー)を主力とする小規模な組織であったが、組織力と資金力の拡大によりMSを主力兵器として運用できる組織に成長した。
機体の性能や特性は原作と同一であり、汎用性と利便性、操作性を重視しており、平均的な操縦技術しか持たないパイロットでも安定して機体の性能を引き出すことが出来る。
搭乗者はオルガ・イツカと音無小鳥。オルガ・イツカ用のカスタム機は白とグレーの機体色にバイザーの一本角、左肩のシールドが特徴。原作では専用機自体は存在したものの、
ある事情によりオルガが搭乗することは一度も無かったが、議長スレにおいてはオルガの専用機として運用されている。
小鳥の搭乗する獅電は機体のカラーがワインレッド通常モデルである。鉄華団の中では優れた操縦技術を持つ構成員が獅電やランドマン・ロディなどのMSに搭乗して戦場に赴く。

※武装
+ ...
「ライフル」

百錬のJEE-205アサルトライフルをベースにした獅電の主兵装。
非使用時はリアスカートにマウント可能。

「パルチザン」

エウロ・エレクトロニクスが獅電の標準装備として開発した格闘戦用の槍。
柄には伸縮機能が備わっており、状況に応じて破壊力か取り回しを優先出来る。
非使用時にはリアスカートやバックパック等にマウントする事が可能。

「ブレーティッドバッド」

単純な破壊力を増す為にブレードが備わった格闘専用の棍棒。
非使用時にはバックパックにマウント可能。

「ライオットシールド」

他のモビルスーツ用のそれと比較して防御面積の大きいシールド。
主にそのサイズを利用した艦艇の護衛や拠点防衛任務に用いられる。

「ガントレットシールド」

獅電のカスタム機に装着される小型盾。
機動力に重点を置いた獅電のカスタム機の機体特性に併せて装備されており、軽量で取り回しに優れる。
先端部はピック状になっており、格闘武器としても使用可能。


シャープシューター/GA-006 "Sharpshooter"

型式 紋章機
形式番号 GA-006
所属 オーブ
建造 <トランスバール皇国>
全長 60.6m
全幅 40.4m
全高 23.7(26.4)m ※カッコ内は基本翼端まで
武装 長距離レールガン、中距離ミサイル、中距離レーザー砲
特殊装備 高性能照準装置、大型索敵レーダー
必殺武器 超長距離攻撃「フェイタルアロー」
主な搭乗者 烏丸ちとせ
原作 ゲーム『GALAXY ANGEL Eternal Lovers』

【解説】
烏丸ちとせが使用する紋章機
特徴としては長い機体と機動力を武器にしたものであろう
さらに翼も生える

原作ではちとせ一人で操作するが、漫画「ギャラクシーエンジェル2nd」ではタクト・マイヤーズが操縦していた
その上アニメ「ギャラクシーエンジェルX(4期)」では1度のみしか出ていないという

議長スレではちとせが使うものの、毎回のごとく破壊されたりするが
次になると復活してるかも(ry

シャッコー/ZMT-S12G "SHOKEW"

型式 MS
形式番号 PMX-003
所属 木星帝国
建造 木星帝国<ベスパ>
設計者
生産形態 試作機
全高 14.7m(頭頂高:14.7m)
本体重量 7.9t
全備重量 19.2t
ジェネレーター出力 5,190kw
スラスター総推力 30,980kg
装甲材質 チタン合金ネオセラミック複合材
武装 ビームサーベル×2、ビームライフル、ビームローター、2連ショルダービームガン、ガトリングガン(ヘキサ用)
主な搭乗者 ウッソ・エヴィン
原作 TVアニメ『機動戦士Vガンダム』

【解説】

ジュノーン/The Engage SR3/4 "Junone”

エンゲージの項参照。

ジュピター2/GF-ENA-Ⅱ "Jupiter 2"

形式 ギガンティック・フィギュア
型式番号 GF-ENA-Ⅱ
所属 アメリカ合衆国
建造 アメリカ合衆国<北アメリカ帝国>
設計者 アメリカ合衆国<北アメリカ帝国>
生産形態 ワンオフ機
全高 30m(頭頂高:28.0m)
本体重量 不明
動力源 OXII:ゼウス
装甲材質 不明
武装 ライトニングソード、キャプチュードコート、GRシールド、ミサイルその他
主な搭乗者 不明(超AI?)<レオーネ・トラサルディ、ルクレツィア・モレッティ>
原作アニメ TVアニメ『機神大戦ギガンティック・フォーミュラ』

【解説】
原作ではアメリカが開発したギガンティック・フィギュア(以下GF)。
OXⅡに搭載されている人格は主神ゼウスで、天候操作能力を備えた最強クラスの機体である。
デザインを担当したのはバンダイ時代に『スーパー戦隊シリーズ』初期の主役ロボットや『機動戦士Zガンダム』のサイコガンダムなどのメカデザインを手掛けたことで知られる村上克司氏。
『機神大戦ギガンティック・フォーミュラ』には村上氏の他にも出渕裕、大河原邦男、河森正治、宮武一貴、山根公利ら著名デザイナー各氏が参加している。

議長スレではアメリカ合衆国の開発したスーパーロボットとして登場。
勇者新党に所属する機体以外では国連が保有する唯一ともいえる対オーバーテクノロジー戦力であった。
所属の関係もあり積極的に実戦に参加することはなかったが、地球が異常気象に襲われた際にアメリカを襲った巨大ハリケーンを退けるなど地味な活躍を見せていた。
CSIによるロムスカ・ラピュタ(ムスカ)大佐逮捕をきっかけに合衆国がコンドリーザ・ライス大統領率いる北軍(国連加盟)とマイケル・ウィルソン大統領率いる南軍(連邦寄り)とに分裂し第二次南北戦争が開始されてからは、なぜか南軍の戦力として戦闘に参加していた模様。しかし北軍がMS「フラッグ」を実用化してからは形成が逆転し、南軍は敢無く崩壊してしまう。
なお、生産性などを含めたフラッグの戦力はワンオフの高性能機であるジュピター2の二倍に相当すると見られており、ジュピター2がこの世界においては既に旧式機である事も明らかになった。
デザインもフラッグは無論のこと同じ国連製ロボットである勇者ロボに比べても古臭く、対峙した北軍のフラッグのパイロット達からは「まるで古いアニメに出てくるロボットのよう」と冷笑されるという一幕も見られた。
南軍=ウィルソン政権が崩壊した後はアウターヘル&ヘブンを建設した勇者新党に単身戦いを挑むが、同じ雷属性(?)の撃龍神により撃破され黒焦げの状態で放置された。
アウターヘル&ヘブンが瓦解した後の合衆国はライス政権によって統一され、ウィルソンは反逆者として権力の座を追われた。ライス政権がフラッグなどのMSを試験的ながらも導入し始めた事もあり、ウィルソン派の戦力であったジュピター2が再建される見込みは薄いものと思われる。

シュヴァルベ・グレイズ/EB-05s "SCHWALBE GRAZE"

型式 MS
形式番号 EB-05s
所属 地球連邦軍(ギャラルホルン)
建造 [[地球連邦軍](ギャラルホルン)
生産形態 カスタム機
全高 18.1m
本体重量 32.5t
装甲材質 ナノラミネートアーマー
動力源 エイハブ・リアクター
武装 GR-W01 120mmライフル×1、ショートライフル+GR-Hs01 16.5mランス×1(ガエリオ機)、GR-H01 9.8mバトルアックス×1、GR-Es02 ワイヤークロー×1
搭乗者 ガリエオ・ボードウィン
原作 TVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』

【解説】
グレイズ・フレーム採用機。
ギャラルホルンの主力モビルスーツであるグレイズの開発過程で生まれた試験機。
グレイズと同一のフレームをベースとして機体の高出力・高機動化を目的に開発された姉妹機であるが、組織内に於いてはグレイズの同型機及び上位機として認識されている。
なお、名称の「シュヴァルベ」とは独語で「燕」の意。
ノーマルのグレイズとは頭部、胸部中央、肩部、腕甲部、腰部、大腿部、バックパックの構成が異なり、特に各部に増設された大型スラスターや姿勢制御バーニア等の推進・制動装置が目を引く。
頭部に球体センサーを内蔵している点は通常型のグレイズと同様だが、メインカメラは眼部と額部に並列しており、グレイズとは異なる印象を与えている他、長距離通信アンテナも標準装備となっている。
リアクターの最高出力は通常型グレイズよりも高く、戦闘が苛烈になる程に機体の性能が発揮されていくが、各機能は高出力状態に合わせて調整されているため、起動直後や損傷による出力低下時には十分な性能を発揮できず、安定性を欠く。
また、その高出力を活かす目的で背部に惑星間航行艦に用いられる推進技術を流用した「GR-Es01 フライトユニット」を搭載。これによって高い機動力を発揮するのみならず、大気圏内でのモビルスーツの単独飛行を可能とした。ただし、フライト・ユニットの使用はパイロットの負担も大きく、推進力のみで機体を浮かせているため、コントロールにも高い練度が必要となる。
また、機体出力が何らかの原因で低下してしまうと途端にナーバスな反応を示すため、そういった状態にも対応するパイロットの技量が求められる。
高い操作性を誇るものの平準化されたグレイズの機体性能に満足出来ないエースパイロット向けの機体であると言え、安定性や操作性こそ通常型のグレイズに劣るが、グレイズと同様に宇宙・地上を問わず運用でき、グレイズの装備もそのまま転用可能。
指揮官機として運用される機体はその指揮官の専用機として扱われている事も多く、パイロットに合わせたカスタマイズやカラーリングが施され、機体ごとに搭乗者の個性が際立つ傾向にある。

議長スレにおいては設定が一部異なっている。
ギャラルホルンという組織自体が存在しないため、グレイズ・フレーム並びにシュヴァルベ・グレイズは地球連邦軍によって製造されている。
しかし連邦軍の主力量産機はGM系列とジェガン系列であり、さらには「ジェスタ」といった量産型MSをベースとした高性能機などが存在するため、本機体は少数生産・少数配備される程度に留まっており、機体の性能や特性に魅力を感じた、一部の士官やエースパイロットが搭乗している。
パイロットは原作同様、ガリエオ・ボードウィンが搭乗しており、ガリエオの専用機は紫色をベースとした専用のカラーリング並びに、ショートライフル先端に対ラミネートアーマー用の16.5mランスを装着している。
後にガリエオはガンダム・キマリスに乗り換えたため、現在ガリエオ専用機の存在は不明となっている。

※武装
+ ...
「ライフル」

型式番号GR-W01。
通常型のグレイズが装備する物と同一の射撃兵装。
基本性能や仕様などは変わらず、戦闘に於いては主兵装は元より支援火器としても幅広く運用される。

「バトルアックス」

型式番号GR-H01。
ナノラミネートアーマーが施されたモビルスーツとの戦闘を想定した格闘兵装。
こちらもグレイズとの互換装備であり、非使用時には腰部ラッチにマウントされる。

「ワイヤークロー」

左腕に装備された射出型クロー。型式番号GR-Es02。
敵への攻撃に用いられる他、ワイヤーを用いた対象の拘束、敵艦へ取り付く為のアンカーなど多彩な運用が可能。
ワイヤーの強度はモビルスーツ一機を拘束したまま牽引出来る程に強固。

「ランスユニット」

ガエリオ・ボードウィンの搭乗するシュヴァルベ・グレイズに装備される16.5m全長の大型突撃槍。型式番号GR-Hs01。
ナノラミネートアーマーによる防御の一点突破を目的として開発された対艦・対モビルスーツ用装備であり、ライフルの銃身を取り外したショートライフルをベースに、大型のランスを外装する形で運用される。


ジュピトリス/Jupitris Class Freighters "JUPITRIS"

型式 資源採取輸送戦艦
担当 木星帝国宇宙艦隊総旗艦
所属 木星帝国<地球連邦>
建造 <地球連邦>
後継艦 ジュピトリスⅡ、サウザンス・ジュピター、ジュピトリス9
全長 2000m(ジュピトリス)
武装 不明
その他 惑星間航行可能設備、MS開発工廠能力、ヘリウム3運搬用タンク×20
主な指揮官 パプテマス・シロッコ
原作 TVアニメ『機動戦士Zガンダム』
【解説】
木星帝国総帥パプテマス・シロッコの力の源であり、木帝の象徴であった巨大戦艦。
本来は木星よりヘリウム3を輸送する木星往還船だが、木帝建国後は帝国宇宙艦隊総旗艦となっている。
全長2kmの長さを持ち、艦自体が小都市機能を持つ。艦のもともとの建造目的から惑星間航行も可能。
普段は表面に出ず、普段は木帝の各拠点にてメンテナンスドックに入り(その場合、シロッコはティターンズ艦隊旗艦「ドゴス・ギア」で指揮を執る)、総力戦になる場合にのみ出撃していた。
しかし、第303話『亀裂と背信の終幕』において銀河帝国のデス・スターによる砲撃を受け大破。一度は修繕が試みられたものの損傷が予想以上にひどく、最終的に放棄された。ジュピトリスの轟沈は、イリヤスフィール・フォン=アインツベルンの女帝即位と合わせて、木帝の一時代の終焉と新時代の開始を告げるものであったと言えよう。

なお、第418話において、後継艦「ジュピトリスⅡ」が就航している。明言こそされていないが、本級を大型化したサウザンス・ジュピター級である可能性も高い。

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最終更新:2017年04月18日 06:22