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HighSpeedBlue 01

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 頭の芯に響くエギゾーストノートはプラント・ミュージック。高く低く鼓膜を震わせ、空気を切り裂きメインストレートを駆け抜ける赤色のマシン。GAT-X102。ボードに並ぶ名前を全て押し下げて、トップに表示されるその名は

 1'45''03 YZAK JULE(VESALIUS・PLANT)

 駆け抜けると同時にコースに入るトリコロールのマシンが、また違った音を放ってタイムアタックを開始する。前日の予選アタック1日目のトップドライバーのコース入りに、コースにいた他のドライバーが一斉にラインを開ける。
 ヴェサリウスの監督は待つこと僅か2分でがっくりと肩を垂れて、入り口で腕を組むチーフメカニックに目をやった。背中を向けて立っているのでその表情は見えない。

「再アタックどうします?」

 クルーの一人、ニコルが話し掛ける。頭半分高いところにあるチーフはブース内に取り付けられたタイムボードを見上げていた。やおら視線を逸らして数秒、ピットレーンに見慣れたカラーリングのマシンが見える。緑色主体のプラントのマシンと合わせてクリスマスカラーと揶揄されるそれは、単独だと赤地に白と水色のラインが入ったものである。またコックピットから立ち上がるスーツも上から下まで赤で、同じような白と水色のアクセントが入る。肩を怒らせてる彼にクルーの誰もが声を掛けるのを躊躇っていると。

「アスラン、貴様!なんだあれは!?」

ヘルメットを取るなり、ドライバーがチーフメカニックに詰め寄った。しかし、言い寄られたアスランは臆することなくドライバーに告げる。

「再調整行くぞ。コーナーの立ち上がり、少しぶれるみたいだ」
「そんなことは分かっている!俺が言いたいのはシフトアップ時のホットスポットだ。なんだあれは溜めのつもりか?バカか貴様はパワーロスしてるんだぞ!」

 ほとんど顔を突き合わせて、唾もかかる距離で一気に捲くし立てる。

「イザーク・・・だから再セッティングだ」

 こちらも負けじとずいと睨み返し、手にしたスパナをイザークの心臓あたりにゴンとぶつける。

 ヴェサリウス恒例のドライバーとチーフメカニックのぶつかり合いに、クルーどころか両隣のチームまで呆れながらもはらはらと行方を見守る。初日のセッションで二人はセッティングで対立し、結局、午前の一回しかタイムアタックに出なかったのだ。

「まあまあイザーク。まだ時間はあるんだからさ。これでも飲め」
「ディアッカ。貴様もなぜ止めないっ!」

 宙を舞うドリンクボトルを受け取ってようやくその存在に気づいたのか、チーム監督を呼び捨てて同じように怒鳴りつける。

「午後のセッションまでになんとかしろよ!」
「ロガー出し早くっ」

 ビシッと指をさされたアスランの声よりも早く、ニコルがすばやく機材をセットしていた。予選本番で次々と塗り替えられていくファステスト・ラップに一刻の猶予もない。

 ここは熱砂の舞うバナディーヤ・サーキット。今日はフォーミュラGPX第4戦・予選二日目。




 予選終了と共に各チームのマシンが奏でるサウンドが止む。日は西に傾き、太陽の光に滲むオレンジ色が先程までの喧騒を際立たせていた。取材のテレビクルーや記者が今日の結果と明日への豊富を聞きにピットを所狭しと走り回り、ヴェサリウスのピットにもF-速報の記者が来ていた。

「二列目からのスタートですが、マシンの調子はどうですか?」
「ふん。どの位置からでも優勝を狙えるさ。あのアホが余計なことをしない限りな」

 じろりとピット奥でサイドポーツーンのカウルを外してノーズに跨っているメカニックを睨む。つられて記者も視線を移す。赤と黒の作業着を来たクルーがマシンの周りに三人集まってなにやらごそごそとやっている。

「余計な事とは?」

 今期から参戦した新チームである事に加えて、エンジンは昨年の優勝チームと同じプラントエンジンを積むなど、何かと話題に尽きないヴェサリウスの最大の話題。それがドライバーとメカニックの不仲なのだ。既に3戦も消化していれば新チームの情報も集まるもので、もはや定番、押さえておかなければならない話題となっていた。
 一戦目にして派手な怒鳴り合いをした二人は、新規参戦にして2位という快挙とあいまって緒戦の話題を掻っ攫った。白銀の髪に青い瞳のイザークと藍色の髪にグリーンアイズのアスランが、レース後に二人して大声を張り上げる姿はそれはとても人目を引いたのだ。

「まだ分からん」
「あー、こいつ気が立ってるから、もうこのへんにしといてねー」

 広報担当でもあるミゲルが間に入って、インタビューの続きを請け負うとイザークはピットの奥から姿を消した。

「最後に一つよろしいですか?」
「ほいほい、じゃこれが最後」

 どことなくからかう眼差しでメモをとる記者が少し考え込んで聞くことには。

「ドライバーとチーフメカニックが不仲でもヴェサリウスはいい成績を収めていますよね。その秘訣はなんですか?」

 それにはミゲルが笑顔で受け答える。

「喧嘩する程仲がいいってね」

 ピットの入り口付近に集っていた記者達、偶然もれ聞こえた両隣のピットクルーも交えて笑い声が起きる。一見にこやかに談笑しているように見えたのか、奥でアスランが手招きする。

「先輩、手伝って下さい」
「オウ。お呼びが掛かったみたいだから、お終いな」

 やんわりと記者たちをピットから締めだして、ミゲルがピットのシャッターを下ろす。と同時にライトアップされて、カウルが外されて丸裸になったマシンに群がるクルー達が浮かび上がる。隣にスペアマシンが同じように分解されているところを見ると、どうやらまた『余計な事』が始まっているらしい。イザークとディアッカがホテルに引き上げたピットでは本番に向けて最終調整が始まっていた。

 一方、ドライバーや監督達、取材合戦の主戦場となったサーキット近くのレセプション会場ではディアッカを引き連れたイザークが囲まれた記者たちを突き放して会場から消えるところだった。

「これも仕事のうちだぜ、イザーク?」
「最低限のことは答えてやっただろ?協会の会長とプラントの総監督にニコルに父親に挨拶もした」

 瀟洒なドアを開けて、廊下に出た頃でディアッカが足を止めた。鳥型のペットロボを肩に乗せたその姿。しかし、向こうから来る男を見てもイザークは歩きつづける。二人がすれ違う瞬間、男が声を掛けた。

「明日はお手柔らかに」
「フンッ、貴様こそ余裕のつもりか。キラ・ヤマト」

 視線はそのまま意識だけが火花を照らす。イザークの瞳が細められ、それは相手も同じで、一瞬がスローモーションで流れる。二人の空間を支配する時間が正常に流れて初めて、ディアッカは昨年のドライバーズチャンピオンに話し掛ける。

「あんまりウチの新人をいじめないでくれよ。後が大変なんだからさ、チャンピオン」

 軽く手を振ってイザークに並ぶ。だから、小さく吐き出された彼の言葉を拾うことはできなかった。

「ぽっと出の新人に僕が本気になるわけないじゃない」

 宵の空を映す窓の向こうから見つめられていることなど、車に乗り込むイザークとディアッカが気づくはずもなかった。




 本戦当日。天気晴れ。気温17度、湿度13%、微風。
 フォーメーションラップの前のグリットには総勢18台のマシンが並んでいる。ヴェサリウスのマシンは2列目4番手。テレビ中継ならここでスターティンググリッドの紹介だろう。

 PPはモルゲン・オーブのキラ・ヤマト。SPはプラントのクルーゼ、ヴェサリウスの隣に同じくプラントのバルトフェルト。以上がイザークの前にいるチームだ。

 各チームのマシンに大勢のメカニックが群がっているのに比べてヴェサリウスでは僅かに3名。バイザーを降ろしていないイザークは既にコックピットに乗り込み、屈み込んでいるアスランと話をしていた。残りの2名がマシンを取り囲む機材を片付け、コードをしまいこむ。言い争いを期待した周囲を他所に、二人とも真剣に話し込む。アスランが離れるとニコルが加わり、今日のレース運びの確認になったようだ。

「2ストップ作戦です、いいですね」
「ああ」

 レース前の緊張が次第に高まるサーキットでは既に大分コース上から人が引いていた。フラッグが振られフォーメーションラップが始まる。スタートと同時に幾分押さえたエンジン音が響いた。最終コーナーを過ぎると各マシンが挙動を確かめるように右に左にマシンを振る。それでも寸分の違いなくグリッドに収まるマシン達。あとはシグナルがグリーンになるのを待つだけ。

 けたたましく鳴り響くエンジン音。シグナル点灯。鼓動が高まる瞬間。

 シグナルグリーン。

 一斉に1コーナーになだれ込むマシン達の急制動とエンジンの咆哮。

 まずまずのスタートを切ったキラとバルトフェルトの進路をふさぐクルーゼ、開けたラインをイザークがマシンを滑らせる。ブレーキのタイミングがこのライン取りの命運を決める。進路に割り込まれたバルトフェルトがぶつかる寸前でアクセルを緩める。序盤の順位はこの飛び込みで決まる。1コーナーすぐのS字の順位は先頭キラ、2番手クルーゼ、3番手イザーク。

 ―――――いきなりの上位陣の順位が変動っ

 実況が聞こえていれば、おそらくこう聞こえただろう。
 一団は既にバックストレートを抜けてバナディーヤ名物連続スプーンカーブに差し掛かっていた。バナディーヤは高速サーキットだか、途中に340度カーブが2つ連続する、通称「連続スプーンカーブ」

「ああっストレート互角じゃん、お前一体何したの?」

 トップスピードではモルゲンエンジンに僅かに劣るプラントエンジンがバックストレートで互角の争いをする。むしろ前を行くクルーゼに肉薄したのだ。

「昨日イザークが言っていたでしょう。ロスを削って最高速に乗るまでの時間を絞ったんです」

 ディアッカの質問に答えたのはニコルで、追加するのはミゲルだった。1ラップのタイムをニコルから聞いてボードを準備する。

「その分伸びが犠牲になったけどな」
「って何、あいつイザークの言ったとおりにしちゃったのか?」

 最終コーナーを立ち上がりメインストレートに飛び込んでくるオーブ、プラント、ヴェサリウスのマシンが次々にストレートの端に消える。ようやくドライバーの注文に答えてくれるようになったかと安堵してディアッカが目をやれば、赤いマシンを見送るアスランは目を閉じていた。

「音は問題ないな。あと56周。ニコルちゃんと聞いていてくれよ、少しずつ低くなるはずだから」
「おいおい今回もなんちゃって秘密兵器ありかよ・・・・・・」

 肩を落すディアッカのつぶやきにミゲルが笑った。




 随分グリップ力が落ちてきたなと、イザークは二つ目のスプーンを抜けきった所で思ったら1回目のピットサインが出ていた。
 アデスがマシンを持ち上げること9秒。

 ―――――バルトフェルトの前に出られるか、ヴェサリウスのイザーク!
 ―――――ああっと、後だ。辛うじてクルーゼの前に出ましたね。

 ピットレーンから本線に出ると、前を走っていたはずのクルーゼが見つからない。替わりに走っているのはマシンナンバー1のバルトフェルト。キラはその先にいるはずだ。

 ―――――それにしてもヴェサリウスのクルーは本当に何でもしますね。
 ―――――監督みずからタイヤ交換行っていますよ。
 ―――――あのマシン持ち上げてる人もトランスポーターの運転手らしいですね。

 タイヤが温まるのをまってイザークはアタックを掛けた。これ以上路面が汚れてはタイヤを交換してもグリップ力が回復しないかも知れないのだ。インをブロックし、ストレートでのブレーキ勝負。前を走るバルトフェルトを相手にイザークは中々前に出られない。さすがは昨年度のチャンピオンチームで優勝経験もあるドライバーである。ストレートで追いついても、細かなライン取り、再三にわたるプレッシャーにも動じない。しかも気を抜くとすぐに放される。

「くそっ」

 何度同じアタックをしたか分からない。何せ同じコースを57周もするのだ。はっきり言ってイザークは短気なのだ、こういう状況はチームとしてはあまりありがたくない。レースはマシンの性能のみで勝てるものではない。ドライバーの技量、そして精神力も重要な要素なのだから。それに関しては同じチームのクルーとてレースが始まってしまえばどうしようもない。

『イザーク』

 突然割り込むアスランの声。予感があった。現状を打開する何かの。しかし、聞きたくないとも思ったから知らず口調がぞんざいになる。

「なんだっ」
『そろそろに前に出てないとまずい。アレを』
「・・・うるさい」

 何を言っているのか嫌なほど分かった。レース前に聞かされた今日のセッティング。

 アスランは擬似ターボ機構をエンジンに組み込んだのだ。それも廻すほどに少しづつ加圧気を燃焼室に溜め込むように。それをタイミングを見て一気に燃焼させる。どうしても抜けないバルトフェルトを交わすためにアスランはそれを使えと言うのだ。

 強引にストレートで抜けと。

『手をこまねいている暇はないんだぞっ!伸びをカバーできる』
「アスランっ!貴様っ」
『1回、できたとしても2回が限度だ。しかも2回目は1回目から15周は必要とする。使いどころを間違えるなよ』

 途端に騒がしくなったヴェサリウスのブースをかぎつけたピットレポーター。

 ―――――ヴェサリウスのメカニックがまた怒鳴り合っていますっ。
 ―――――レポーター、イザークと何か合ったのでしょうか?

 相手はドライバーとは限らないのに既に決め付けている。それが間違っていないから忙しくしながらクルーは肩を竦めた。そんなことより今はイザークだ。バルトフェルトとの差は相変わらずで縮まらず開かず。

「これでリタイアしたらどうしてくれる・・・」

 バックストレート手前でイザークはレース前にアスランから伝えられたとおりに手順を踏む。ステアリングのシフトレバーのその下に無理やりテープで取り付けられた9速目のシフトを指で引っ掛ける。

 音が変わった。立ち上がりはそれ程替わらないのかもしれないが、ストレート半分でスリップストレートから出た。




 ―――――イザークが仕掛けますね!いけるかっ!?
 ―――――交わしたあっ。これはちょっと今までと違いませんか?

 ブレーキ勝負は起こらず、ひときわ高い歓声を残してイザークはバルトフェルトをパスした。
 ピット勝負で負けないまで後を引き離すと最後のピットインを行う。今度はタイヤ交換だけはなく給油とチェックが待っていた。 

「思ったよりクランクに負荷がかかる」
「もう降りられないんだぞ。今頃言うくらいなら最初からやらなければいいだろうが」
「なんだとっ。だいたいお前がさっさとバルトフェルトをパスしてればこんなことにはならなかったんだっ」
「抜こうが付いて行こうが、エンジンいじってたら一緒だろうがっ!」

 先程のパッシングで注目されていたヴェサリウスで、またも言い合いが勃発しそうなところにミゲルが給油完了を告げた。

「とにかく、もうアレを当てにするな!」

 アスランの声からレースへとイザークは神経を切り替えてレースに復帰する。
 ストレートではモルゲンレーテエンジンと互角。立ち上がりならプラントエンジンの方が上だった。じりじりと差を詰めるイザークが視界にキラを納めた時は既に残り10周を切っていた。ここに来てファステストを塗り替え続ける2台。もはやタイヤも交換も給油もない。作戦なんてミリ秒レベルでただ早く走るのみ。

 最終コーナーで膨らんだ分だけ、イザークよりキラの方が立ち上がりが早かった。そんなコンマ秒が勝敗を喫することもある。特にこんな終盤では。残り2 周。タイム差は8秒。今期のレースシーンで必ずどこかの局面で見られる対決が、こんなギリギリまで縺れ込んだのは初めてだった。

「だれてきたな」

 あのバカのせいで経たり方が半端じゃないと、イザークが舌打ちする。ヴェサリウスのプラントエンジンはいつブローしてもおかしくない状況。3位を走るバルトフェルトとは32秒の差があるから、タイムを押さえれば残り2周を走りきることは可能だろう。そう、追撃を止めれば。

 そうこう思考するうちに1周を走りきってしまった。マーシャルたちが集ってきているのが分かる。

 これがラストラップ。タイヤはすべり挙動は恐ろしく不安定。だがそれは前を走るキラも同じのはず。テールトゥノウズとは行かないが、モルゲン・オーブのマシンの挙動はもうはっきりと分かる程だ。

 バックストレートで僅かに詰まる秒差と引き換えに、プラントミュージックの重低音を失った。ブローする兆候。最終コーナーを過ぎてあと半分メインストレートを走りきればレースが終わる。2位のまま。多分使えば完全にいかれるだろうと、シフトレーバーを引けと指に指示する頭とは別の所で考える。おそらく届かないだろう。それでも。

 ぐんとマシンを押し上げるパワー。迫るモルゲン・オーブのマシンのテールランプを横目で見て。


 チェッカー。





 コントロールラインを過ぎたところでイザークはアクセルを緩める予定だった、このストレートエンドでキラのマシンを抜いてはいけないと思ったのだ。それは考えてはいけない『もしも』だったから。

 惰性で走るのも今のGAT-X102にはつらかった。踏んでも前に進まない。なんとか一周して、マシンを所定の位置に泊めるのも一苦労だったがそんなそぶりを見せることはしない。

 表彰台でキラがイザークに向けてシャンパンをぶちまける。負け時と一段上のキラめがけてシャンパンの栓を開けた。こちらは完全に負け惜しみだ。キラが自分を見ていないのに気づいて、イザークは標的を足元に集う各チームのギャラリーに変えた。仲良く3人カメラに収まって表彰台を降りる時。イザークの耳に聞こえたキラの声。

「次からは本気で行かせてもらうよ」

 振り返ると刺すような視線を向けるキラが居た。笑顔で、しかし紫の瞳は笑っていなかった。イザークはここに来てようやく、彼と視線を合わせて笑う。

「首を洗って待っているがいい。俺達がお前を追い落とす」

 階段を下りると今度はヴェサリウスのクルーが待っていた。シャンパンに濡れているのはイザークと同じ。ディアッカと腕を合わせ、ニコルとミゲルから歓待を受ける。それなのに歩きながらピットガレージに戻る途中で彼は。

「もう1周早く仕掛けていれば勝てたかも知れない」
「貴様、使うなといっただろうっ!」
「使うなとは言ってない」
「何を。それでリタイアしていてもいいのかっ、チェッカー後にブローしてるんだぞっ」

 ミゲルとニコルが気を利かせてピットの奥に押し込むと、記者たちの応対をはじめた。当然不満な反応ではあったが、一応ヴェサリウス・プラントの広報担当はミゲルなのだ。

「俺の答えられる範囲なら答えてあげるからさ、ちゃんと並んでくれよ」

 レース雑誌にシャンパンに濡れた二人の言い争う姿が載ったのは言うまでもない。







T.M RevolutionのZIPSを聞きながら。昔とった杵柄で書いてみた。サイバーとかレツゴーとか懐かしいです。今のF1シーンはちょっと追っかけていないので今とは微妙に違うと思いますが。確か予選1日だけだったと思うし。ギアのあたりどうなっているのか。相方からミゲルが居ないとご指摘を受けたので、登場人物をいじってみた。ごめんラスティ。

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