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デジタル一眼レフ買おうか、買わないでおこうか。
花粉がひどくなって来ました、でも、明日は春物買いに行きたいなあ。今日はとてもいい天気で春！って感じだったのに、明日は雨なんだよね、なんだよ～。
アンもビオースも人の名前だよっと。
赤青兄弟と白黒姉妹。いろいろ、断片的に思い浮かぶのだけど、なかなかまとまらないフラグメント。久々ですメモ書き。
「ここは？」
「リサイクル工場の裏手」
「えっと、キミ･･･」
「人に尋ねる前に、まず自分でしょーが」
尻餅をついていた自分を見下ろす小柄な黒髪の少女、両手が抑えている地面は少し濡れていて、どうやら悪臭らしき匂いに気がついた。辺りは真っ暗で黒髪かどうかはわからないが、黒髪、黒い瞳、服もきっと黒なのだろう。子供っぽい顔の輪郭だけうっすらと見える。
「アンタ、名前は？」
「名前･･･」
問われて、名前、と頭の中で反芻すれば脳のどこかが答えを拾い出して口を開かせる。
「エイゼル」
「そう。それだけ分かれば充分」
この場を離れようとする少女にあわてて膝を立てて立ち上がった。伸ばした腕は空を切って、振り向いた彼女の前でだらしなく力が抜けた。
「ビオース」
言うなり、走り出した。工場の裏手には明かりも少なく、すぐに暗闇に紛れてしまった。目を凝らしても何も見つけられず、エイゼルはその暗闇目指して歩き始めた。途中、何度も指を閉じたり開いたりして身体にどこか異常がないか確認する。ここは、たんぱく質の塊、ヒトリサイクル工場の裏で自分は倒れていたのだから。
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ネタの種] - &trackback() - 2010年03月05日 22:54:10
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