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 月面の救助シーンは思い浮かぶんですが、シンの今後がさっぱりイメージできないんですよね。実は。
「一緒に戦おう」「はい」・・・なんてのは、論外だし。そもそも、何と戦っているのか分からん奴らが戦うって何さ。



 メサイアが墜ちる。
 月面から虚空に向けて光が走る。その巨大な火柱に浮かぶ黒い点が少しずつ大きくなる。やがてそれは輪郭を浮かび上がらせ、羽根を広げて飛んでくる。

「・・・シン!」
「あれは・・・フリーダムっ!?」

 月面でメサイアの最期を見ていたシンとルナマリアが、目の前で膝を折るフリーダムを見上げた。デスティニーは色を失い、インパルスもとても戦える状態にない。白兵戦を仕掛けるにしても、二人には今そんな気力はほとんどなかった。
 ぼんやり見つめる先でフリーダムのコックピットからパイロットが降りて来る。キラだ。

「君がシン?」

 答えないシンをルナマリアが見る。

「えっと、ルナマリアさん?」
「・・・そうよ」

 一呼吸置いてルナが答えると、オーブのパイロットスーツの男が手を差し出した。

「救助に来たんだ。月面にいるはずだって・・・助けたい奴がいるから頼むってアスランが・・・」

 名前に反応してシンが身じろぎする。
 ルナも目を見張って、キラを見る。

「アスランはレイって子を助けにメサイアの中を戻って、僕には君達の事頼むって・・・だから、助けに来たんだ」

 ルナがキラに起こされて立ち上がる。地上よりもずっと楽に立ち上がれるけれど、シンにもその手が伸ばされるはずだった。

「・・・レイ。っ! レイっ、メサイアって!?」

 爆発は今も続いていて、破片が頭上をいくつも流れていく。シン達に見えるのは、月面に突き刺さる巨大な墓標。シンの途切れたはずの涙が流れ出す。歯を食いしばっても、首を振っても、目の前の現実は変わらなかった。

「レイ・・・くそぅ。行くなよお前、お前が」
「まだ、そうと決まったわけじゃない! 生きてるさっ、アスランが助けにいったんだっ!!」

 それでも、シンは泣きながら首を振る。視線だけはそらせずに、残骸となったメサイアを睨みつける。デスティニーは敗れ、メサイアは墜ち、議長は勝てなかった。戦争の無い平和な世界、その夢の成れの果て。輝きを失った世界で、シンの視界の片隅に残された色があった。

 インパルス。

 コア・スプレンダーなら。

 まだ、飛べる。

「俺、行かなくちゃっ」

 突き上げる衝動。

「死なせるもんかっ。レイも・・・アスランもっ」

 ピクリと震えたキラの手を跳ね除けて、月面に勢い余って飛び上がる。ルナが一瞬不思議そうに見つめ、シンの視線にある機体を見て、目を見開いた。

「シンっ!!」

「ルナっ!」

 二人がインパルスに乗り込む。
 キラの目の前で各部を切り離して、コア・スプレンダーがメサイアへと向かう。その時にはキラもフリダームに向かって飛び上がっていて、青い羽根を広げて残骸を纏ったメサイアへと向かった。

 飛び散った破片をものともせず、コア・スプレンダーがメサイアの周りを飛ぶ。レーダーは利かず、二人の4つの瞳が必死に探す、その先の破片の向こうに漂う光は。

 ミネルバのランチ。

 ランチの中からタリアが近づいてくるコア・スプレンダーを見上げる。キャノピーが開いて、赤いパイロットスーツ姿が飛び出す。その光景を少し離れた所にいたフリダームからキラが見つめていた。



 刻のきずあと~

 EDはVestigeでお願いします。
 えっ、OP? さ~知らん。

 何のための合体分離機構だと・・・小一時間。インパルスがアクティブモードなのはこの為だと信じて疑わなかったよ。メサイアに行かせないならせめてこれくらい、さ。



カテゴリ: [ネタの種] - &trackback- 2006年01月23日 19:59:26

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