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 いやなんつーか。種サイト巡りで日々素敵サイトを開拓しているわけですが、アスキラ→キラアス・イザアス→アスカガと遍歴して来て、アスカガサイトの共通項にちと疑問に思ったので殴り書き(しかし見事凸一色だな、おい)





 泣かせたら許さない。
 絶対幸せにしてね。

 誰もが彼に言う。
 皆が彼がそうすべきだと考えていた。
 彼女を守り、彼女を支え、彼女を幸せにする事が、その身に背負う全ての荷を放り出してでもすべき事だと。

 アスランはカガリが好きだったから、それは自分の背中を押してくれているものとばかり思っていた。

 けれど。
 彼らが望むのは。

 彼女の笑顔。
 彼女の幸せ。
 彼女の望む事。

 彼女が彼を好きだから、皆、彼を見ているのだ。

 だからカガリの知らない所で、彼が泣こうが、どれだけ傷つこうが、皆無関心だった。大怪我をして生死を彷徨って初めて、心配するのだ。彼女が危険になっただけで、皆は彼を責め立てるというのに。

 所詮彼は、カガリを幸せにするための道具。

 アスランはカガリの一番ではなかったけれど、アスランの一番はカガリでなければならない。

 カガリは故郷のために生きろといい、アスランには故郷を捨てろと言った。

 カガリがアスランの事を思って秘密を隠す事はつらかっただろうと、労われ、賞賛されても、それを知らなかった彼は不甲斐無いと蔑まれた。

 それでいて、隣に立って彼女の荷を背負おうなど恐れ多いと叱咤する。

 9年一緒にいた幼馴染も、一滴の血には遠く及ばなかった。対の遺伝子を持つ同胞も、恋の力には勝てなかった。

 唯一人の血縁もいない彼は本当に一人だった。彼の幸せを願っての言葉ではないのだ。

 国家、血縁、家族が彼の前に横たわっていた。

 一生傍にいて欲しいと思った女性は、国を背負うが故、決して自分の隣には立てない。一市民として市井から彼女を見上げる事も、隣に並び立つ事も、故郷で同じ夢の為に生きる事も許されないのなら。

 血縁や家族は先天的なものだから。
 アスランは国家の壁を乗り越えようと思った。

 土台、馬鹿な話なのだ。
 世界の、国家の命運を18の女性に託してしまうなど。勝利の女神、獅子の娘、新世界を照らす光と持ち上げて、世界の平和を彼女に押し付けているだけ。

 彼女が鎖を千切れないのなら砕いてやろう。
 彼女が背負う荷を消そう。

 国の行く末など、国民全員で考えればいい。


 しばらくして、代表首長制の廃止案が議会に提出された。

 重ねて提出されたのは、モルゲンレーテの解体民主化。宇宙軍の解体、コロニー建設の中止。

 国が安定している時は誰も気にも留めたりしない。
 うまく言っているのだから。

 しかし、一度混乱が訪れると、彼ら国民という野獣は目を覚まし、通常であった異常に目を向ける。なぜ、国は焼かれたのか、なぜ、故郷が遠い宇宙から標的にされたのか、帰ってこない軍人達と、官庁を制圧する軍人達。

 なぜ、自分達の代表を自分達で選べないのか。



 最後の代表首長は若干18歳の女性だったという。




いや、まあね。軍事クーデターで奪取した政権に正当性はないんだよ。普通はそのあと総選挙を行って民意を反映するんだよね。そもそも国民ほっぽって逃げた代表なんていらんだろ。何もできないと嘆くだけの人間は代表にはいらん。カガリが代表なんじゃない。それができる人間が代表なんだ、だから、できないと泣くなら退くべきだろう・・・と。




カテゴリ: [ネタの種] - &trackback- 2006年02月06日 21:01:03

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