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愛と青春の突っ込み
「僕達はまた話せる」
月で別れてからの二人は、いつもすれ違い、最終的には銃を向け合ってきた。前大戦の時も今も、自分の意見を押し付けるばかり。
物別れに終わった夕日の中での話し合いを指しているのか、クレタでのセイバー撃墜の事を言っているのだろうか。アスランがつらそうにキラを見て、視線を逸らした。
「話せるって・・・お前がいつ俺と話そうとしたんだ」
「どうして、君は・・・」
「どうして、君は・・・」
キラが悲しそうに眉を寄せる。
「お前のやっていることは、全て破壊じゃないか」
辛辣な一言にキラが瞳を揺らした。
アスランの言っていることが信じられない、分からない、と。ここまで傷ついても、まだ彼には分からないのだ。キラがどこか憐れみを浮かべたまなざしをアスランに向ける。
アスランの言っていることが信じられない、分からない、と。ここまで傷ついても、まだ彼には分からないのだ。キラがどこか憐れみを浮かべたまなざしをアスランに向ける。
「また話し合おうって言うのなら、何度でも言ってやるさ。お前達の行動は間違っている。カガリは今すぐにオーブに戻るべきだし、お前だって『撃ちたくない』と言うなら、今すぐMSから降りろ」
その手にした力は何だ。
と、包帯だらけでベッドから起き上がれないアスランがキラを見上げる。
と、包帯だらけでベッドから起き上がれないアスランがキラを見上げる。
「そんなに心配するな。今の俺は何もできやしないさ。ほら、何も持っていないだろ?」
両手の平を向けて銃も剣も持っていないことを示す。
それでも、表情一つ変えないキラが何を考えているのか分からず、アスランは少しだけ肩を竦めた。
次回「ラクス、いい加減にしなさい!」
突っ込みじゃいけないと思いつつ、思い浮かんだのでメモメモ
突っ込みじゃいけないと思いつつ、思い浮かんだのでメモメモ
カテゴリ: [ネタの種] - &trackback() - 2006年02月15日 23:49:43
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