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 トリネコの杭を手にトドメをさそうとした時、凛とした声がした。



「私の愛しい子を傷つけるのは誰ですか?」



 目の前に美しい女が立っていた。
 夜明け前の海を溶かした髪、人の命が燃える色の瞳。
 ゆったりと広がるドレープのドレスの女が、自分とアスランとの間に。いつの間に・・・キラには分からなかった。突然、出現したのだ。

 その女はアスランそっくりの顔をして、微笑を浮かべいた。やけに目に入る唇がなまめかしく光っている。女の背後で身体を起こすアスランが自らを庇うようにして起つ後姿に見上げていた。

「・・・母上・・・」
「貴方には苦労をかけたわね」

 親子。アスランの母。
 キラは奥の祭壇に視線をやって、アスランの母に再び視線を戻した。今日、この夜、ここで行われていた儀式を思い出す。その機会を捉えて自分たちは踏み込んだのだ、居て当然の存在。

 けれどそれは阻止できたはず。

「母上、お体は・・・?」

 奴らが言う「夜の世界」への扉を開くことができる女吸血鬼の復活を阻止する為、復活に必要な血液を与え切る前に乱入しているのだ。

「月の光が力をくれたのよ」

 振り返らずに女は美しく艶やかに笑った。
 それでいて、どことなく慎ましやかな印象を与えるのは、女がアスランの母だと知ったからだろうか。それとも、美しい親子愛を見ているからなのかキラには分からなかった。

 ただ、凍りついた空間に足を縫いとめられてしまって、進むことも引くこともできなかった。一声発することもできなかったのだ。




 ハンターの痣が実は扉の欠片だったらどうだろ・・・?
 なんて、ジーナスのどーでもいいこと考えています。

 この時、復活の現場にはパパリンも居ますが、レノアさんに先を越されています。きっと後で散々その事で嫌味を言われるでしょう。2人は離婚しています。で、親権を巡って争い、こんなだから、いつまでたっても息子の親権を手に入れられないパト。



カテゴリ: [ネタの種] - &trackback- 2006年05月24日 21:46:59

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