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ゲド戦記

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 うむ。
 背景の街並みが良かった。
 壁の剥げた感じなど、昔はカラフルだったんだなあ~という感じがして。それに、どこなんだ? アレンのいた国は、フィレンチェのような街並みでしたね。

 で、中身はと言うと、直球過ぎる。ただ、勿体無いな~と。淡々と物語が進むんだよ・・・でも、あのラストのシーンに向かって、山あり谷ありにしてもらえば。もう少し世界を味わってからの方がよかったのになと。あの世界の雰囲気をもっと楽しませて欲しかった。

 ネタバレしちゃいますけど。

 テルーの事は最後まで気づきませんでした。えっ、何、天使? またあ~?とか思いました。全然違うし。アレンが初っ端からすごく強かったり、まあ、王子様なんだから剣の稽古とかしてるだろうから当然なんだけど。

 言われている程、昔のジブリの作品のワンシーンと被ったりしなかったかなあ。みんな、アレであの映画のあのシーンと似てるとか分かるんだ、すごいな。クモ様が男なのか女なのかが気になってそれどころじゃなかったよ(笑)

 脚本がもう少しなんとなったんじゃないの?とは思ったけれど、全編アクションシーンの連続で見てて疲れるのもなんだし、でもちょっと直球で王道でシンプル過ぎるかなあ。ファンタジーものに慣れてる人間がみると「ふ~ん」ってテーマでも、普通の人がみたら結構恥ずかしい台詞連発してます。そういう所、目立たないようになってたらもっと良くなったと思うのに。

 光と闇。生と死。人と竜。どれもありきたりで語りつくされているのだけど、奇をてらったりせずに真面目に取り組んだんだな・・・と思いました。

 ゲドがあんまり活躍してなかった。


カテゴリ: [いろいろ感想] - &trackback() - 2006年08月04日 23:52:42

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